JPH08233569A - 三次元測定装置 - Google Patents
三次元測定装置Info
- Publication number
- JPH08233569A JPH08233569A JP6472695A JP6472695A JPH08233569A JP H08233569 A JPH08233569 A JP H08233569A JP 6472695 A JP6472695 A JP 6472695A JP 6472695 A JP6472695 A JP 6472695A JP H08233569 A JPH08233569 A JP H08233569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- wire
- engaged
- shaped cross
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 複雑に変位する被測定物についてその三次元
変位を測定し、そのままコンピュータへ入力可能とす
る。 ［構成］ 回転体Ａはコ形断面で背面の垂直軸２により
固定枠体１へ回転自在に支持される。回転体Ｂもコ形断
面でその両脚辺が水平軸３により回転体Ａの両脚辺へ枢
着される。受管５はブラケットを介して回転体Ｂに固着
され、その中心線は水平軸３の軸線と直交する。ロッド
６は受管５へ挿入され、前端は配管Ｐに係止され、後端
はワイヤ１０により回転体Ｂの頂部へ定張力で係止され
る。ワイヤの直線移動と水平軸、垂直軸の回動角を測定
可能なポテンシオメータ１３，１４，１５を夫々に附設
する。
変位を測定し、そのままコンピュータへ入力可能とす
る。 ［構成］ 回転体Ａはコ形断面で背面の垂直軸２により
固定枠体１へ回転自在に支持される。回転体Ｂもコ形断
面でその両脚辺が水平軸３により回転体Ａの両脚辺へ枢
着される。受管５はブラケットを介して回転体Ｂに固着
され、その中心線は水平軸３の軸線と直交する。ロッド
６は受管５へ挿入され、前端は配管Ｐに係止され、後端
はワイヤ１０により回転体Ｂの頂部へ定張力で係止され
る。ワイヤの直線移動と水平軸、垂直軸の回動角を測定
可能なポテンシオメータ１３，１４，１５を夫々に附設
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は複雑な変位をする被測
定物に対し、その変位を三次元方向で測定可能とする装
置に関するものである。
定物に対し、その変位を三次元方向で測定可能とする装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】外気と内部流通物質と双方の温度変化に
よって複雑に変位する配管を三次元方向で測定する装置
が特公平５−６８４６で公知である。一端を配管に係止
したワイヤの他端を装置の一部へ係止し、ワイヤは配管
と平行かつ緊張状態に維持し、このワイヤの巻取りと側
方押圧力の変化で関連部材を変位させるようにしたもの
である。しかし弾性を帯びるワイヤで精密な部材の変位
を期待することには無理があり、改善が望まれていた。
よって複雑に変位する配管を三次元方向で測定する装置
が特公平５−６８４６で公知である。一端を配管に係止
したワイヤの他端を装置の一部へ係止し、ワイヤは配管
と平行かつ緊張状態に維持し、このワイヤの巻取りと側
方押圧力の変化で関連部材を変位させるようにしたもの
である。しかし弾性を帯びるワイヤで精密な部材の変位
を期待することには無理があり、改善が望まれていた。
【０００３】
【課題解決の手段】垂直軸中心に回転可能な回転体Ａ上
に、水平軸中心に回転可能な回転体Ｂを組込み、回転体
Ｂに受管を固着し、その中へロッドを進退自在に挿入し
ておく。ロッドの一端は配管に係止し、他端はワイヤで
回転体Ｂの一点に引止め、ワイヤには適当な張力を与え
ておく。ワイヤ張力によってロッドは受管内を直線移動
し、受管の方向はそれに従動する。これによって回転体
Ａ，Ｂも回動する。ワイヤの直接段動と両回転体の回動
角度を計測すれば三次元変位を把握できる。ワイヤはけ
ん引するだけに用いられ、その弾性は計測値に影響しな
い。
に、水平軸中心に回転可能な回転体Ｂを組込み、回転体
Ｂに受管を固着し、その中へロッドを進退自在に挿入し
ておく。ロッドの一端は配管に係止し、他端はワイヤで
回転体Ｂの一点に引止め、ワイヤには適当な張力を与え
ておく。ワイヤ張力によってロッドは受管内を直線移動
し、受管の方向はそれに従動する。これによって回転体
Ａ，Ｂも回動する。ワイヤの直接段動と両回転体の回動
角度を計測すれば三次元変位を把握できる。ワイヤはけ
ん引するだけに用いられ、その弾性は計測値に影響しな
い。
【０００４】
【実施例】図面について述べる。固定枠体１は台板上に
定置される。回転体Ａは断面コ形で、基辺中央背面の垂
直軸２により固定枠体１へ回転自在に支持される。回転
体Ｂも同じくコ形で、両脚辺で水平軸３により回転体Ａ
の両脚辺へ枢着される。回転体Ｂにはブラケット４を介
して受管５が固着され、その中心線は水平軸３の軸線と
直角方向にある。
定置される。回転体Ａは断面コ形で、基辺中央背面の垂
直軸２により固定枠体１へ回転自在に支持される。回転
体Ｂも同じくコ形で、両脚辺で水平軸３により回転体Ａ
の両脚辺へ枢着される。回転体Ｂにはブラケット４を介
して受管５が固着され、その中心線は水平軸３の軸線と
直角方向にある。
【０００５】ロッド６は受管５内へ摺動自在に挿入さ
れ、その前端は継手７を介して配管Ｐに係止される。回
転体Ｂにはブラケット８が固着されプリ９を軸支する。
ワイヤ１０は一端がロッド６の後端へ係止され、プリ９
と係合した後、他端を回転体Ｂに軸支したプリ１１に引
止められる。プリ１１には巻ばね１２が附設され、ワイ
ヤに定張力を与える。
れ、その前端は継手７を介して配管Ｐに係止される。回
転体Ｂにはブラケット８が固着されプリ９を軸支する。
ワイヤ１０は一端がロッド６の後端へ係止され、プリ９
と係合した後、他端を回転体Ｂに軸支したプリ１１に引
止められる。プリ１１には巻ばね１２が附設され、ワイ
ヤに定張力を与える。
【０００６】プリ１１附近にはワイヤの直線移動長さを
読取り可能なポテンシオメータ１３を設ける。また垂直
軸２と水平軸３には夫々回転角度を読取り可能なポテン
シオメータ１４，１５を附設する。
読取り可能なポテンシオメータ１３を設ける。また垂直
軸２と水平軸３には夫々回転角度を読取り可能なポテン
シオメータ１４，１５を附設する。
【０００７】各ポテンシオメータ１３，１４，１５で計
測された数値はコンピュータ（演算装置）に送られ、基
準点からの三次元方向位置として算出される。
測された数値はコンピュータ（演算装置）に送られ、基
準点からの三次元方向位置として算出される。
【０００８】図４は、演算装置を使用したときの概念図
である。センサ部は、回転体Ａ，Ｂに設けたポテンシオ
メータ１３，１４，１５で構成し、ロッド６の出入スト
ローク、及び回転体Ａ，Ｂの上下、左右の回転角度を計
測する。制御部Ｃは、各ポテンシオメータの計測データ
をアナログ信号を受け、Ａ／Ｄ変換器１６でデジタル信
号に変えたあと、演算装置１７によって変位方向、変位
量を算出する。これらの測定は自動的に継続して行わ
れ、結果を記憶装置１８に記憶される。そして変位デー
タにもとづき、必要に応じて基準点、計測期間を設定す
れば変位状態を分析することができる。これらは表示部
Ｄのディスプレイで確認しながら行われ、印刷部Ｌのプ
リンターでの書面出力も可能である。いずれの装置にも
電源部Ｅから電源供給される。
である。センサ部は、回転体Ａ，Ｂに設けたポテンシオ
メータ１３，１４，１５で構成し、ロッド６の出入スト
ローク、及び回転体Ａ，Ｂの上下、左右の回転角度を計
測する。制御部Ｃは、各ポテンシオメータの計測データ
をアナログ信号を受け、Ａ／Ｄ変換器１６でデジタル信
号に変えたあと、演算装置１７によって変位方向、変位
量を算出する。これらの測定は自動的に継続して行わ
れ、結果を記憶装置１８に記憶される。そして変位デー
タにもとづき、必要に応じて基準点、計測期間を設定す
れば変位状態を分析することができる。これらは表示部
Ｄのディスプレイで確認しながら行われ、印刷部Ｌのプ
リンターでの書面出力も可能である。いずれの装置にも
電源部Ｅから電源供給される。
【０００９】
【効果】以上のように構成されるこの装置は、水平軸３
を配管Ｐとほぼ平行に位置させて用いる。３つのポテン
シオメータにより被測定点の３方向変位を正確に把握可
能であり、これをそのままコンピュータに入力すること
ができる。コンピュータ内での加工変換により、随時必
要な数値が読取り可能である。
を配管Ｐとほぼ平行に位置させて用いる。３つのポテン
シオメータにより被測定点の３方向変位を正確に把握可
能であり、これをそのままコンピュータに入力すること
ができる。コンピュータ内での加工変換により、随時必
要な数値が読取り可能である。
【図１】この装置の正面図である。
【図２】同側面図である。
【図３】ワイフ引止点附近の斜視図である。
【図４】本発明を使用した全体概念図である。
Ａ．Ｂ 回転体 Ｐ 配管 １ 固定枠体 ２ 垂直軸 ３ 水平軸 ４ ブラケット ５ 受管 ６ ロッド ７ 継手 ８ ブラケット ９ プリ １０ ワイヤ １１ プリ １２ 巻ばね １３，１４，１５ ポテンシオメータ １６ Ａ／Ｄ変換器 １７ 演算装置 １８ 記憶装置 Ｓ センサ部 Ｃ 制御部 Ｄ 表示部 Ｌ 印刷部 Ｅ 電源部
Claims (1)
- 【請求項１】 台板上へ定置可能な固定枠体と、断面コ
形をなし基辺中央背面に備える垂直軸により固定枠体へ
回動可能に支持される回転体Ａと、断面コ形をなし両脚
辺で水平軸により回転体Ａの両脚辺に枢着される回転体
Ｂと、上記水平軸線に対しこれと直交して回転体Ｂに固
着された受管と、上記受管へ進退自在に挿入され先端部
は継手を介して被測定物に係止可能なロッドと、一端は
ロッド後端に係止され回転体Ｂに軸支されたプリと係合
し他端が回転体Ｂ上のポテンシオメータに係止され附設
ばねにより張力を附勢されたワイヤとから成る三次元測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6472695A JPH08233569A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 三次元測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6472695A JPH08233569A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 三次元測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233569A true JPH08233569A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13266451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6472695A Pending JPH08233569A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 三次元測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233569A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1314942C (zh) * | 2003-09-27 | 2007-05-09 | 宝元科技股份有限公司 | 齿模扫描装置 |
| JP2007315815A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Kyowa Electron Instr Co Ltd | 三次元変位計測システム |
| JP2015215333A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-12-03 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 三次元変位計測装置と三次元変位計測システム |
| CN109850182A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-06-07 | 中国飞机强度研究所 | 一种新型三维位移测量装置及测量方法 |
| KR102296299B1 (ko) * | 2020-04-28 | 2021-09-01 | 한국수력원자력 주식회사 | 연료 공급 시스템 |
| CN115112012A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-09-27 | 国网辽宁省电力有限公司 | 一种电缆生产用外部形变检测装置 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6472695A patent/JPH08233569A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1314942C (zh) * | 2003-09-27 | 2007-05-09 | 宝元科技股份有限公司 | 齿模扫描装置 |
| JP2007315815A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Kyowa Electron Instr Co Ltd | 三次元変位計測システム |
| JP2015215333A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-12-03 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 三次元変位計測装置と三次元変位計測システム |
| CN109850182A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-06-07 | 中国飞机强度研究所 | 一种新型三维位移测量装置及测量方法 |
| CN109850182B (zh) * | 2018-10-31 | 2022-04-19 | 中国飞机强度研究所 | 一种新型三维位移测量装置及测量方法 |
| KR102296299B1 (ko) * | 2020-04-28 | 2021-09-01 | 한국수력원자력 주식회사 | 연료 공급 시스템 |
| CN115112012A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-09-27 | 国网辽宁省电力有限公司 | 一种电缆生产用外部形变检测装置 |
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