JPH0823235A - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JPH0823235A
JPH0823235A JP15762294A JP15762294A JPH0823235A JP H0823235 A JPH0823235 A JP H0823235A JP 15762294 A JP15762294 A JP 15762294A JP 15762294 A JP15762294 A JP 15762294A JP H0823235 A JPH0823235 A JP H0823235A
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Hyoe Nozawa
兵衛 野沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モデムから放射される電磁波より、クロック
の再生、およびディジタルデータの復調を行う。 【構成】 クロック信号成分抽出回路系1B、2B、3
B、4Bと、変調信号成分抽出回路系1A、2A、3
A、4Aを別々に持ち、それぞれクロック、変調信号を
再生する。さらに、ディジタルデータに復調するPSK
復調回路13を備える。 【効果】 従来では復調できなかったモデムの放射電磁
波からのクロックを再生でき、ディジタルデータの復調
ができるようになる。また、従来方式のクロック再生回
路を省略することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル変調信号
を復調する信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、FAX等の通信機器のモデムなど
の放射電磁波からディジタルデータを再生するための技
術は存在しないが、適用可能な技術としてディジタル変
調波の復調方式であるPSK遅延検波方式やPSK同期
検波方式などがある。
【0003】従来の信号再生装置について図7を参照し
ながら説明する。図7は、例えば、荒木庸夫著「図説通
信方式」第246頁〜第248頁、工学図書株式会社刊
行に示された従来のPSK遅延検波方式の信号再生装置
の構成を示すブロック図である。
【0004】図7において、1は放射電磁波を受信する
アンテナ、2は受信した信号を増幅する広帯域のアン
プ、3は受信機、4はバンドパスフィルタ(BPF)、
5は同期検波回路、6はローパスフィルタ(LPF)、
7は符号判定回路、8は1シンボル遅延回路、9はクロ
ック再生回路、10はディジタルデータ出力端子であ
る。
【0005】受信機3から差動PSK信号が入力され、
1シンボル遅延回路8において入力差動PSK信号を1
シンボル遅延させ、同期検波回路5において入力差動P
SK信号との位相差を使用して同期検波する。また、ク
ロック再生回路9においてクロックを再生し、そのクロ
ックを使用して符号判定回路7において符号判定を行
い、ディジタルデータ出力端子10より再生ディジタル
信号を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
信号再生装置では、以上のように構成されているので、
放射電磁波のように雑音を多く含む信号の再生には不向
きであるという問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、モデム等からの放射電磁波の
ような雑音の多い信号からディジタル信号を復調できる
信号再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る信号再生装置は、変調信号成分を含む放射電磁波を受
信する第1のアンテナと、クロック信号成分を含む放射
電磁波を受信する第2のアンテナと、前記第1のアンテ
ナで受信した信号から変調信号を抽出する変調信号抽出
手段と、前記第2のアンテナで受信した信号からクロッ
ク信号を抽出するクロック抽出手段と、前記抽出したク
ロック信号に基づいて前記抽出した変調信号からディジ
タルデータを再生する復調手段とを備えたものである。
【0009】この発明の請求項2に係る信号再生装置
は、前記第1及び第2のアンテナを同一のものとした。
【0010】この発明の請求項3に係る信号再生装置
は、前記復調手段を、変調方式を識別する識別装置と、
復調方式の異なる複数の復調回路とから構成したもので
ある。
【0011】
【作用】この発明の請求項1に係る信号再生装置におい
ては、第1のアンテナによって、変調信号成分を含む放
射電磁波が受信され、第2のアンテナによって、クロッ
ク信号成分を含む放射電磁波が受信される。また、変調
信号抽出手段によって、前記第1のアンテナで受信した
信号から変調信号が抽出され、クロック抽出手段によっ
て、前記第2のアンテナで受信した信号からクロック信
号が抽出される。そして、復調手段によって、前記抽出
したクロック信号に基づいて前記抽出した変調信号から
ディジタルデータが再生される。したがって、放射電磁
波は高雑音ではあるが、クロック信号成分と変調信号成
分が別々の周波数で放射されているという特性を利用で
き、従来復調できなかった放射電磁波のような高雑音下
の信号からもクロックを再生でき、ディジタルデータを
再生することができる。
【0012】この発明の請求項2に係る信号再生装置
は、前記第1及び第2のアンテナが同一のものであるの
で、別々にアンテナを設ける必要がなくなる。
【0013】この発明の請求項3に係る信号再生装置に
おいては、前記復調手段が、変調方式を識別する識別装
置と、復調方式の異なる複数の復調回路とから構成され
るので、通信の変調方式が不明の場合でも変調信号を識
別してディジタルデータの再生ができる。
【0014】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例の構成について図1を参
照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1の構
成を示すブロック図である。なお、各図中、同一符号は
同一又は相当部分を示す。
【0015】図1において、1Aは中心周波数が例えば
50MHz程度の放射電磁波を受信するバイコニカル型
のアンテナ、1Bは中心周波数が例えば150MHz程
度の放射電磁波を受信するログ・ペリオディクアンテナ
である。また、2A及び2Bは広帯域アンプ、3A及び
3Bは受信機、4Aは例えば300Hz〜3.4KHz
のバンドパスフィルタ(BPF)、4Bは例えば120
0Hzの信号を通過させるバンドパスフィルタ(BP
F)である。さらに、11は変調信号出力端子、12は
同期クロック出力端子、13は位相偏移(PSK:Pha
se Shift Keying)復調回路である。
【0016】モデムの放射電磁波には、クロック信号成
分と変調信号成分が異なる周波数で放射されるという特
性があり、その特性を利用してクロック信号成分及び変
調信号成分を別々の受信機3A、3Bで受信して再生す
る。
【0017】図2は、放射電磁波に含まれるクロック信
号成分を選択的に抽出した一例であり、14はクロック
の周波数成分(1200Hz)を示す。なお、クロック
の周波数成分14以外の高レベルの信号(2400Hz
など)はクロックの高調波を示す。図3は、変調信号成
分を選択的に抽出した一例であり、15は変調信号の中
心周波数(1700Hz)を示す。
【0018】つぎに、この実施例1の動作について説明
する。モデムから放射される電磁波よりディジタルデー
タを再生するために、この実施例1の変調信号再生系で
は、アンテナ1Aにおいて受信される放射電磁波は広帯
域アンプ2Aにより増幅され、受信機3Aに入力され
る。受信機3Aにおいて選択的に増幅されてAM検波さ
れた後、バンドパスフィルタ4Aにより雑音が除去さ
れ、変調信号出力端子11において変調信号が出力され
る。なお、バンドパスフィルタ4Aでは、例えば、電話
回線上の周波数帯域である300Hz〜3.4kHzの
フィルタ等が使用される。
【0019】また、クロック信号再生系では、アンテナ
1Bにおいて受信される放射電磁波は広帯域アンプ2B
により増幅され、受信機3Bに入力される。受信機3B
において変調信号再生系と同様に選択的に増幅されてA
M検波された後、バンドパスフィルタ4Bにおいて雑音
が除去され、同期クロック出力端子12においてクロッ
クが出力される。
【0020】そして、PSK復調回路13において、変
調信号出力端子11より出力される変調信号を同期クロ
ック出力端子12より出力されるクロックを用いて復調
することによりディジタルデータを得ることができる。
【0021】この実施例1は、モデムからの放射電磁波
は高雑音ではあるが、クロック信号成分と変調信号成分
が別々の周波数で放射されているという特性を利用し、
クロック信号成分と変調信号成分を別々の受信機3A及
び3Bで受信するように構成したものである。これによ
り、従来復調できなかったモデムの放射電磁波のような
高雑音下の信号からもクロックを再生でき、ディジタル
データを得ることができる。また、従来方式のクロック
再生回路を省略することができる。
【0022】実施例2.なお、前述した実施例1ではP
SK復調回路13を使用したが、図4に示すように、周
波数偏移(FSK:Frequency Shift Keying)復調
回路13Aを使用しても実施例1と同様の作用効果を奏
する。
【0023】実施例3.また、前述した実施例1ではP
SK復調回路13を使用したが、図5に示すように、直
交振幅(QAM:Quadrature Amplitude Modulatio
n)復調回路13Bを使用しても実施例1と同様の作用
効果を奏する。
【0024】実施例4.なお、上記各実施例では通信に
使用されている変調方式が既知の場合に使用されるもの
であるが、この実施例4では変調方式が不明の場合に適
用できる。
【0025】この発明の実施例4について図6を参照し
ながら説明する。図6は、この発明の実施例4の構成を
示すブロック図であり、ベクトルモジュレーションアナ
ライザ16より前段の部分は前述した実施例1と同様で
ある。
【0026】図6に示すように、同期クロック出力端子
12より出力される同期クロックをベクトルモジュレー
ションアナライザ16にコヒーレントキャリアとして入
力し、コンスタレーションパターンを表示、認識させ
る。このパターンにより変調方式の識別をすることがで
きるので、変調方式により後段の各復調回路13、13
A、13Bのいずれかに変調信号及びクロックを伝送す
る。
【0027】この実施例4によれば、従来の方式では復
調できなかったモデムの放射電磁波から、クロックを再
生し、ディジタルデータの再生ができるようになる。ま
た、従来方式のクロック再生回路を省略することができ
る。しかも、通信の変調方式が不明の場合でも変調信号
を識別してディジタルデータの復調ができるという効果
を奏する。
【0028】なお、上記各実施例ではアンテナ1A、1
Bを別々に設けているが、変調信号成分及びクロック信
号成分を受信できる1つのアンテナで放射電磁波を受信
してもよい。この場合、偏波面(水平偏波及び垂直偏
波)のダイバーシチ機能を備えれば、水平偏波、垂直偏
波を比較してレベルの強弱を考慮して受信できる。
【0029】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る信号再生装置
は、以上説明したとおり、変調信号成分を含む放射電磁
波を受信する第1のアンテナと、クロック信号成分を含
む放射電磁波を受信する第2のアンテナと、前記第1の
アンテナで受信した信号から変調信号を抽出する変調信
号抽出手段と、前記第2のアンテナで受信した信号から
クロック信号を抽出するクロック抽出手段と、前記抽出
したクロック信号に基づいて前記抽出した変調信号から
ディジタルデータを再生する復調手段とを備えたので、
従来復調できなかった放射電磁波のような高雑音下の信
号からもクロックを再生でき、ディジタルデータを再生
することができるという効果を奏する。
【0030】この発明の請求項2に係る信号再生装置
は、以上説明したとおり、前記第1及び第2のアンテナ
を同一のものとしたので、別々にアンテナを設ける必要
がなくなるという効果を奏する。
【0031】この発明の請求項3に係る信号再生装置
は、以上説明したとおり、前記復調手段を、変調方式を
識別する識別装置と、復調方式の異なる複数の復調回路
とから構成したので、通信の変調方式が不明の場合でも
変調信号を識別してディジタルデータを再生できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施例1の動作を示す信号波形図
である。
【図3】 この発明の実施例1の動作を示す信号波形図
である。
【図4】 この発明の実施例2の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施例3の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施例4の構成を示す図である。
【図7】 従来の信号再生装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1A、1B アンテナ、2A、2B 広帯域アンプ、3
A、3B 受信機、4A、4B バンドパスフィルタ、
13 PSK復調回路、13A FSK復調回路、13
B QAM復調回路、16 ベクトルモジュレーション
アナライザ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調信号成分を含む放射電磁波を受信す
    る第1のアンテナ、クロック信号成分を含む放射電磁波
    を受信する第2のアンテナ、前記第1のアンテナで受信
    した信号から変調信号を抽出する変調信号抽出手段、前
    記第2のアンテナで受信した信号からクロック信号を抽
    出するクロック抽出手段、及び前記抽出したクロック信
    号に基づいて前記抽出した変調信号からディジタルデー
    タを再生する復調手段を備えたことを特徴とする信号再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のアンテナが同一のも
    のであることを特徴とする請求項1記載の信号再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記復調手段は、変調方式を識別する識
    別装置と、復調方式の異なる複数の復調回路とから構成
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の信号再生
    装置。
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