JPH082320Y2 - 屋根上用のスタンドとフェンス - Google Patents

屋根上用のスタンドとフェンス

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Publication number
JPH082320Y2
JPH082320Y2 JP3201593U JP3201593U JPH082320Y2 JP H082320 Y2 JPH082320 Y2 JP H082320Y2 JP 3201593 U JP3201593 U JP 3201593U JP 3201593 U JP3201593 U JP 3201593U JP H082320 Y2 JPH082320 Y2 JP H082320Y2
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JP
Japan
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roof
stand
pedestal
mast
rope
Prior art date
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Application number
JP3201593U
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JPH0743207U (ja
Inventor
真一 金子
Original Assignee
真一 金子
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は屋根上において使用され
るスタンドとフェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から瓦工事の作業現場では、安全の
ため親綱を張り安全帯を使用することにより、作業の安
全を図っている。しかし、このような状態で工事を行っ
た場合には、親綱を頻繁に移し替えなければならないの
で、段取り変えが面倒となって作業能率の低下を来して
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は瓦屋根工事の
安全を確保し、延いては作業能率の向上を図ることので
きる屋根上用のスタンドとフェンスを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一考案の屋根上用のス
タンドは、逆丁字形の台座とマストから成るスタンドに
おいて、台座の中央より背面側にフックを一体に張り出
すとともに、両端下面には脚を垂下し、マストの上下部
にはそれぞれ左右に相互に対称なコ字形の接合部を張り
出すとともに、該接合部の上下より挿通孔を貫設した接
合金具を上下位置決め自在に外嵌固着し、上部の接合金
具にはロープを取着し、該ロープには緊張金具を具備す
るととももに、折り返し部にフックを係着して成るもの
である。
【0005】第2考案のフェンスは、第1考案の屋根上
用のスタンドと、該スタンド間に上下の接合金具を介し
て配設される伸縮自在なガイドバーと、上下のガイドバ
ーと両マスト間に係着されるネットとから成るものであ
る。
【0006】
【作用】台座に一体のフックとマスト上部の接合金具に
取着されるロープに係着したフックとが屋根上にスタン
ドを固着し、両マストの上下部でマスト間に接合するガ
イドバーは両マストを固定し、ネットは広範囲に渡って
作業者や用材等の墜落、落下を防止する。また、マスト
の上下部に外嵌固着される接合金具は、それぞれ左右に
接合部を張り出しているから、必要な長さにフェンスを
増設できる。
【0007】
【実施例】本考案を実施例により説明すると、図1、図
2に示すように、U字形の断面の台座1は中央にはマス
ト2を立設するとともに背面側にフック3を張り出し、
両端下面にはゴム質材の脚4を垂下し、マスト2の上下
部にはそれぞれ左右に相互に対称なコ字形の接合部5を
張り出すとともに、接合部5の上下より挿通孔6を貫設
した接合金具7を上下位置決め自在に外嵌固着し、上部
の接合金具7にはロープ8の一端を取り着け、ロープ8
の他端に緊張金具9を取り着け、ロープ8を折り返して
緊張金具9に案内するとともに、折り返し部10にフッ
ク11を係着して成る。
【0008】このようにして成る屋根上用のスタンドa
(以下、スタンドaという)は、屋根上の所要個所で台
座1に一体のフック3とロープ8に係着したフック11
とをそれぞれ桟木12に係着し、所要間隔に配設した両
スタンドa、aのマスト2、2間には図3に示すよう
に、上下接合金具7において、一端にピン13を垂下し
た小径パイプ14と、小径パイプ14に外嵌し、他端に
ピン13を垂下した大径パイプ15と、大径パイプ15
の外周から小径パイプ14に向けてネジ込む止めネジ1
6とから成るガイドバー17を、その両端のピン13を
接合部5の挿通孔6に挿通することにより接合し、止め
ネジ16で両パイプ14、15の嵌合状態を固定し、上
下のガイドバー17と両マスト2にはネット18をその
周縁において係着して成る。
【0009】このようにして成るフェンスbは、ネット
18において広範囲に渡って作業者や用材等の墜落、落
下を防止するものである。したがって、作業者にとって
は墜落や落下の不安が解消されるから、作業能率が向上
する。また、ガイドバー17が伸縮自在であるからネッ
ト幅に即応できる上、マスト2の上下部に位置決め自在
に固着された接合金具7には、左右に接合部5を張り出
しているから、簡単にフェンスbを増設できる。このほ
か、本考案のスタンドaのマスト2を伸縮自在なものと
し、両マスト2、2間のガイドバー17を物干し竿に転
用すれば、二階建て家屋における物干し台としても常時
活用できる。なお、本考案のスタンドaは、台座1に対
してマスト2を垂直に一体化したものであるが、屋根勾
配に応じてマスト2が地面に対して垂直になるように、
台座1に調節自在に接合することは本考案から容易に想
起できることである。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、構造単純
で軽量であるから持ち運び、組立てが簡単であり、瓦屋
根工事での安全を確保できる上、作業能率の向上にも寄
与するほか、物干し台などの他用途にも転用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の屋根上用のスタンドaの一側面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】本考案のフェンスbの取付け状態の正面図。
【符号の説明】
1 台座 2 マスト 3 フック 4 脚 5 接合部 6 挿通孔 7 接合金具 8 ロープ 9 緊張金具 10 折り返し部 11 フック 12 桟木 13 ピン 14 小径パイプ 15 大径パイプ 16 止めネジ 17 ガイドバー 18 ネット a 屋根上用のスタンド b フェンス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆丁字形の台座とマストから成るスタン
    ドにおいて、台座の中央より背面側にフックを一体に張
    り出すととに、両端下面には脚を垂下し、マストの上下
    部にはそれぞれ左右に相互に対称なコ字形の接合部を張
    り出すとともに、該接合部の上下より挿通孔を貫設した
    接合金具を上下位置決め自在に外嵌固着し、上部の接合
    金具にロープを取着し、該ロープには緊張金具を具備す
    るとともに、折り返し部にフックを係着して成る屋根上
    用のスタンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋根上用のスタンドと該
    スタンド間に上下の接合金具を介して配設される伸縮自
    在なガイドバーと、上下のガイドバーと両マスト間に係
    着されるネットとからなるフェンス。
  3. 【請求項3】
JP3201593U 1993-05-20 1993-05-20 屋根上用のスタンドとフェンス Expired - Lifetime JPH082320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3201593U JPH082320Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 屋根上用のスタンドとフェンス

Applications Claiming Priority (1)

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JP3201593U JPH082320Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 屋根上用のスタンドとフェンス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0743207U JPH0743207U (ja) 1995-08-18
JPH082320Y2 true JPH082320Y2 (ja) 1996-01-24

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ID=12347042

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JP3201593U Expired - Lifetime JPH082320Y2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 屋根上用のスタンドとフェンス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200449908Y1 (ko) * 2008-07-03 2010-08-19 대우조선해양 주식회사 티-바 물림 접이식 작업대

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Publication number Publication date
JPH0743207U (ja) 1995-08-18

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