JPH0822749A - 断路器 - Google Patents

断路器

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JPH0822749A
JPH0822749A JP17964494A JP17964494A JPH0822749A JP H0822749 A JPH0822749 A JP H0822749A JP 17964494 A JP17964494 A JP 17964494A JP 17964494 A JP17964494 A JP 17964494A JP H0822749 A JPH0822749 A JP H0822749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
solenoid
contact
contactor
supplying
Prior art date
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Pending
Application number
JP17964494A
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English (en)
Inventor
Koichi Imaoka
晃一 今岡
Yoshihide Yonekawa
嘉英 米川
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Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication of JPH0822749A publication Critical patent/JPH0822749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断路器の開閉操作時における固定接触子と可
動接触子の接触部の摩耗を防止し、安定した接触状態を
保持できるようにする。 【構成】 スプリング18により接触圧力が付与される
固定接触子3に、ブレード1の先端部に設けられた可動
接触子2が接離して、開閉が行われる断路器において、
通電部5の電流の有無を検出する電源用CT6を設け
る。通電部5に電流が流れたときに、電源用CT6の出
力により作動するソレノイド11を、固定接触子3の近
傍に設ける。スプリング18はソレノイド11が作動し
ないときには、低い接触圧力を付与し、かつソレノイド
11が作動したときには、この作動により圧縮されて、
固定接触子3と可動接触子2との間に通電に必要な高い
接触圧力を付与するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断路器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(C)は従来の水平二点切断路器の
一例を示すもので、ベース13の両端部には、固定碍子
14が支持されており、この固定碍子14の頂部には、
固定接触部15が配置されている。ベース13の中央部
には、回転碍子16が回転可能に支持されており、回転
碍子16の頂部には、先端部に可動接触子2を有するブ
レード1が固着されている。
【0003】図2(A),(B)は固定接触部15の詳
細を示すもので、(A)は正面図、(B)は(A)の側
面図である。固定接触子支え10には支え12が取り付
けられており、この支え12には上下に対向する固定接
触子3が取り付けられている。ピン4は支え12および
固定接触子3を貫通して挿入されており、ピン4には固
定接触子3と板9との間に、スプリング8が装着されて
いる。この場合、スプリング8は断路器の閉路状態にお
いて、固定接触子3と可動接触子2との間の通電に必要
な高い接触圧力(例えば5kgf/cm2)が付与され
るように設定される。なお、7は外部電線で、通電部5
を介して固定接触子支え12に接続されている。
【0004】断路器を閉路操作する場合には、回転碍子
16を回動させれば、ブレード1もこれと一体に回動し
て、可動接触子2が固定接触子3に投入され、可動接触
子2を固定接触子3に接触させることによって、図2
(A),(B)に示すような閉路状態になる。また、開
路操作する場合には、逆に可動接触子2を固定接触子3
から開離させることにより、図2(C)のような開路状
態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の断路器は、上記の如く、スプリング8によって常時
高い接触圧力が加えられているので、開閉動作時には、
固定接触子3と可動接触子2の接触部に摩耗が生ずる。
この結果、固定接触子3と可動接触子2の接触部の通電
面積が減少し、局部的に過熱を起こして、大きな事故に
至る恐れがある。また、摩耗により摩擦力が大きくなる
ため、開閉動作に不具合が生じることもある。そこで本
発明は、開閉操作時における固定接触子と可動接触子の
接触部の摩耗を防止し、安定した接触状態を保持できる
ようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、スプリング
により接触圧力が付与される固定接触子に、ブレードの
先端部に設けられた可動接触子が接離して、開閉が行わ
れる断路器において、通電部の電流の有無を検出する電
源用CTを設ける。前記通電部に電流が流れたときに、
前記電源用CTの出力により作動するソレノイドを、前
記固定接触子の近傍に設ける。前記スプリングは、前記
ソレノイドが作動しないときには、低い接触圧力を付与
し、かつ前記ソレノイドが作動したときには、この作動
により圧縮されて、前記固定接触子と前記可動接触子と
の間に通電に必要な高い接触圧力を付与するようにす
る。
【0007】
【作用】上記断路器においては、通電部に電流が流れた
時にのみ、電源用CTの出力によりソレノイドが動作し
て、スプリングの接触圧力を高めるため、非通電時、す
なわち開閉動作時にはスプリングの接触圧力が低くな
る。従って、開閉動作時における固定接触子と可動接触
子の摩耗が少なくなり、過熱や開閉不具合を防止でき、
電力を安定的に供給することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すもので、(A)
は正面図、(B)は(A)の側面図である。図1におい
て、通電部5の外周部には、通電部5の電流の有無を検
出する電源用CT6が取付けられる。ソレノイド11は
固定接触子支え10に取付けられるとともに、電線7に
より電源用CT6に電気的に接続される。また、ソレノ
イド11は通電部5に電流が流れたときに、電源用CT
6の出力により作動する。ソレノイド11の作動部であ
る先端部は板19に接続されており、ソレノイド11が
作動したときに、板19が上方に移動して、スプリング
18を圧縮する。
【0009】スプリング18は通電部5の非通電時、す
なわちソレノイド11が作動していないときには、低い
接触圧力(例えば1kgf/cm2 )を付与し、かつ通
電部5に電流が流れたときには、ソレノイド11の作動
により板19を介して圧縮されて、固定接触子3と可動
接触子2との間の通電に必要な高い接触圧力(例えば5
kgf/cm2 )を付与するように設定される。次に、
上記断路器の動作を説明する。
【0010】断路器の開路状態においては、通電部5に
は電流が流れていないので、電源用CT6はソレノイド
11に出力しない。従って、ソレノイド11は作動しな
いので、板19は下方に位置しており、スプリング18
は固定接触子3に低い接触圧力を付与している。この開
路状態で、回転碍子16を回動して閉路操作を行うと、
ブレード1も回動して可動接触子2が固定接触子3内に
投入され、閉路状態となる。このとき、上記の如く、ス
プリング18は固定接触子3に低い接触圧力を付与して
いるので、可動接触子2および固定接触子3が摩耗する
ことが防止される。
【0011】断路器が閉路状態となり、通電が開始され
ると、通電部5に電流が流れ、電源用CT6はソレノイ
ド11に出力を与える。この結果、ソレノイド11が作
動し、板19が上方に移動して、スプリング18が圧縮
されて、固定接触子3と可動接触子2との間に、通電に
必要な高い接触圧力が付与される。従って、固定接触子
3と可動接触子2との間は、良好な電気的接続状態とな
る。
【0012】一方、断路器の閉路状態で通電が停止され
ると、通電部5には電流が流れなくなる。これにより、
電源用CT6はソレノイド11に出力をしなくなり、ソ
レノイド11は作動を停止する。この結果、板19は下
方に移動し、スプリング18は固定接触子3に低い接触
圧力を付与する状態になる。断路器の開路操作はこの状
態で行うことになり、上記閉路操作と全く同様に、可動
接触子2および固定接触子3が摩耗することが防止され
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、断路
器の通電時のみ、固定接触子と可動接触子は高い接触圧
力で接触し、非通電時、すなわち開閉動作時には低い接
触圧力で可動接触子が固定接触子に接離するため、これ
ら接触子の摩耗が低減し、過熱や開閉不具合が防止で
き、電力を安定的に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A)は正面
図、(B)は(A)の側面図である。
【図2】従来の水平二点切断路器の一例を示すもので、
(A)は接触部の詳細を示す正面図、(B)は(A)の
側面図、(C)は全体の斜視図である。
【符号の説明】
1 ブレード 2 可動接触子 3 固定接触子 4 ピン 5 通電部 6 電源用CT 7 外部電線 10 固定接触子支え 11 ソレノイド 12 支え 18 スプリング 19 板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプリングにより接触圧力が付与される固
    定接触子に、ブレードの先端部に設けられた可動接触子
    が接離して、開閉が行われる断路器において、 通電部の電流の有無を検出する電源用CTを設け、 前記通電部に電流が流れたときに、前記電源用CTの出
    力により作動するソレノイドを、前記固定接触子の近傍
    に設け、 前記スプリングは、前記ソレノイドが作動しないときに
    は、低い接触圧力を付与し、かつ前記ソレノイドが作動
    したときには、この作動により圧縮されて、前記固定接
    触子と前記可動接触子との間に通電に必要な高い接触圧
    力を付与するようにした、 断路器。
JP17964494A 1994-07-08 1994-07-08 断路器 Pending JPH0822749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17964494A JPH0822749A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 断路器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17964494A JPH0822749A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 断路器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0822749A true JPH0822749A (ja) 1996-01-23

Family

ID=16069379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17964494A Pending JPH0822749A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 断路器

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JP (1) JPH0822749A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105529207A (zh) * 2016-01-27 2016-04-27 华中科技大学 一种电磁式高压隔离开关

Cited By (1)

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