JPH082268A - トラクタ等におけるカウンタギヤの軸装装置 - Google Patents
トラクタ等におけるカウンタギヤの軸装装置Info
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- JPH082268A JPH082268A JP13911794A JP13911794A JPH082268A JP H082268 A JPH082268 A JP H082268A JP 13911794 A JP13911794 A JP 13911794A JP 13911794 A JP13911794 A JP 13911794A JP H082268 A JPH082268 A JP H082268A
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Abstract
径を小さくし、ギヤ筒3の長さを短かくし、ベアリング
8,9の軸受を簡単化して、伝動ケ−スを小さくする。 【構成】ギヤ筒3の両端部内にベアリング嵌合部4,5
と段部6,7を形成する。このギヤ筒3内には、テ−パ
ベアリング8,9の外輪部10,11を嵌合する。この
内輪部12,13間にカラ−14を介在させる。これら
内輪部12,13とカラ−14との内部に支軸15を挿
通して、この支軸15の一端のあご部20と軸受ケ−ス
16の端面21との間で内輪部12,13の前後両端面
間を挾持するように締付具22で締付ける。
Description
ン、苗植機等のギヤ伝動装置において、カウンタギヤを
軸装する装置として利用できる。
ウンタギヤは、ギヤ変速装置の一部として軸方向に亘っ
て前後一対のギヤ部が一体的に形成されるのが一般的で
あるが、このカウンタギヤ径を小さくし、ギヤ筒軸の長
さを短くしようとするものであり、伝動ケ−スを小さく
構成しようとするものである。
ヤ1,2を形成したギヤ筒3内の両端部に、このギヤ筒
3の内径よりも大径のベアリング嵌合部4,5とする段
部6,7を形成して、各々テ−パベアリング8,9の外
輪部10,11を嵌合し、これら両テ−パベアリング
8,9とこの内輪部12,13間に介装するカラ−14
とに亘って支軸15を挿通し、この支軸15の両端部を
軸受ケ−ス16,17の軸穴18,19に挿通して支持
し、各テ−パベアリング8,9の内輪部12,13端面
をこれら支軸15端部のあご部20と一側の軸受ケ−ス
16の軸穴18端面21との間に挾持させるようにし
て、この支軸15端部を締付具22で軸受ケ−ス16に
締付固定してなるトラクタ等におけるカウンタギヤの軸
装装置の構成とする。
3は、支軸15に対してテ−パベアリング8,9で軸支
されてカウンタギヤとして伝動回動される。支軸15は
両端部が軸受ケ−ス16,17の軸穴18,19に嵌合
されていて、しかも締付具22によって各テ−パベアリ
ング8,9の内輪部12,13とカラ−14とによって
締付固定されているために、ギヤ筒3の安定した支持伝
動を行うことができる。又、テ−パベアリング8,9は
外輪部10,11がギヤ筒3のギヤ1,2内周部に形成
されるベアリング嵌合4,5に嵌合させて、このテ−パ
ベアリング径の大きさを制限し難く、内輪部12,13
を前後の軸受ケ−ス16,17間に位置させるものであ
るからギヤ筒3の長さを短くして、軸受構成を簡単にす
ることができる。
−として利用される場合を例示する。トラクタ車体は、
前部のエンジンEから後側へクラッチハウジング23、
前部・中部・後部ミッションケ−ス24等を連結して構
成し、エンジンE前部のアクスルブラケット25の下部
には、左右一対の前車輪26を軸装するフロントアクス
ルハウジング27を設け、後部ミッションケ−ス24の
左右両側には、後車輪28を軸装するリヤアクスルハウ
ジング29を設け、上側にはリフトア−ム30を上下回
動する油圧シリンダ−等を収容する油圧ケ−ス31を設
け、エンジンEによって前車輪26及び後車輪28を伝
動駆動して走行しうる。
に設けられる操縦席、34は主変速レバ−、35は副変
速レバ−である。36は動力取出軸である。前記クラッ
チハウジング23内には、主クラッチを経て伝動される
走行クラッチ軸37と、エンジンEから直接駆動される
動力取出伝動軸38とを二重軸構成として有し、この動
力取出伝動軸38はこのクラッチハウジング23からミ
ッションケ−ス24に亘って設けられ、該走行クラッチ
軸37の後側にはミッションケ−ス24内において主変
速軸39を、更にこの後側に副変速軸40を各二重軸と
して設ける。
グ23の後部の前後軸受ケ−ス16,17間に設けら
れ、クラッチ軸37の後端部と主変速軸39の前端部と
の間において、シンクロ形態のリバ−サクラッチ42の
軸方向シフトによって、このクラッチ軸37の回動を正
転、又は逆転に切替えて主変速軸39へ伝動しうる。リ
バ−サクラッチ42は、クラッチ軸37上に設けられ、
この前側には後進ギヤ43が回転自在に設けられ、後側
には主変速軸39と一体のギヤ44が設けられ、これら
の間のシンクロギヤ45,46にリバ−サクラッチ42
を噛合させることによって、後進ギヤ43へ伝動したり
(R)、ギヤ44へ伝動する(F)ことができる。
ラッチ42に対向して設けるもので、前側のギヤ1はア
イドルギヤ47を介在させて後進ギヤ43と噛合連動
し、後端のギヤ2はギヤ44と噛合させる。このため、
リバ−サクラッチ42を中立位置Nから後進位置Rへシ
フトすると、クラッチ軸37→後進ギヤ43→アイドル
ギヤ47→ギヤ1→ギヤ2→ギヤ44を経て主変速軸3
9を逆転伝動する。又、リバ−サクラッチ42を中立位
置Nから前進位置Fへシフトすると、クラッチ軸37か
ら直接主変速軸39へ伝動される。
を形成して、軸受ケ−ス17に形成する軸穴19に回動
自在に嵌合させる。前端部は軸受ケ−ス16の軸穴18
に回動自在に挿通させて、この軸受ケ−ス16の前側へ
突出させて、ねじ部にナット等の締付具22を螺合させ
て、締付固定する。ギヤ筒3は、前後端部のギヤ1,2
に対向する部分に大径のベアリング嵌合部4,5を形成
して、テ−パベアリング8,9の外輪部10,11を嵌
合させることができ、内側の段部6,7で嵌合の軸方向
位置を係止できる。このテ−パベアリング8,9はほぼ
ギヤ筒3の長さの範囲内に嵌合位置させて、内輪部1
2,13の端面を前記軸受ケ−ス16の軸穴18端面2
1や支軸15の後端あご部20に当接させる。又、これ
ら前後テ−パベアリング8,9の内輪12,13間に亘
ってカラ−14を介在させる。
ら回動して締付けることにより、あご部20を軸受ケ−
ス16側へ引き寄せて、内輪部12,13及びカラ−1
4を圧接し、軸受ケ−ス16に固定することができる。
主変速装置48は、主変速軸39上にシンクロ形態の変
速クラッチ49,50や、変速ギヤ51〜54等を配置
し、カウンタ軸55上のギヤ56〜59を各変速ギヤ5
1〜54に噛合させて、前記主変速軸39の回転を変速
ギヤ54へ変速伝動しうる。
60,61と、後車輪28へ連動するデフ装置62を伝
動するベベルピニオンギヤ軸63上のギヤ64,65と
の噛合により、このギヤ60,61間の変速クラッチ6
6を中立位置Nからギヤ60側へシフトすることによ
り、副変速軸40をベベルピニオンギヤ軸63へ高速H
を得る。又、変速クラッチ66を中立位置Nからギヤ6
1側へシフトすることにより、中速Mを得る。
ギヤ67と、ギヤ61を有するギヤ筒68上のギヤ6
9、及びギヤ60との噛合の逆転ギヤ70との間に、ギ
ヤ71、軸72、切替ギヤ73等を設け、この切替ギヤ
73を中立位置Nからギヤ69へ噛合することによって
低速Lを得る。又、逆転ギヤ70へ噛合することによっ
て後進Rを得る。
副変速軸40との間には副々変速ギヤ74が設けられ、
この副々変速ギヤ74を前側へシフトすると主変速ギヤ
54から直接副変速軸40が連動されるが、後側にシフ
トして軸75上のギヤ76に噛合すると、該主変速ギヤ
54後端のギヤ77と噛合のギヤ78、及びギヤ76、
副々変速ギヤ74等を経て、前記副変速軸40へ連動さ
れる。
は、ミッションケ−ス23の下部に設けられるが、等速
クラッチ80と増速クラッチ81と軸装するクラッチ軸
82と連結し、これらのクラッチの中立位置Nでは前輪
伝動軸97が駆動されてないため、後車輪28のみ駆動
される二輪駆動走行となり、等速クラッチ80を入りに
すると、ベベルピニオンギヤ軸63→ギヤ65→クラッ
チギヤ83→等速クラッチ80→クラッチ軸82→前輪
伝動軸79→を経て前車輪26が後車輪28とほぼ同速
度に駆動される四WD走行となる。
記クラッチギヤ83の回転は、このギヤ83と増速クラ
ッチ81側のギヤ84との間に亘って噛合される増速ギ
ヤ85,86及び軸87等を経てこのクラッチ軸82が
増速伝動され、後車輪28に対して前車輪26の回転を
高速とする増速四WD走行となる。前記動力取出伝動軸
38は、デフ装置62の上側部を経る伝動軸88との間
をカップリングクラッチ89によって中立位置Nからモ
−タPTOMとグランドPTOGとに切替えられる。伝
動軸88の後端には、湿式多板形態のPTOクラッチが
設けられ、変速装置が設けられて、前記動力取出軸36
を駆動する構成としている。
ギヤ筒68後端部のギヤ90と噛合するギヤ91、動力
伝動軸38後端部のギヤ92と噛合するギヤ93、及
び、伝動軸88前端部のギヤ94に常時噛合するギヤ9
5等を形成し、このクラッチ89を前後にシフトするこ
とにより、ギヤ91及び93がいずれも噛合しない中立
位置Nとすることができる。前側へシフトしてギヤ91
をギヤ90に噛合させて、伝動軸88を副変速のギヤ6
1側連動して、グランドPTOGとすることができる。
又、後側へシフトしてギヤ93をギヤ92に噛合させ
て、伝動軸88を動力取出伝動軸38から直接伝動する
モ−タPTOMに切替えることができる。これによって
構成が簡単であり、場所をとらず小形化でき、軸受壁等
の構成も不要である。
Claims (1)
- 【請求項1】 両端部にギヤ1,2を形成したギヤ筒3
内の両端部に、このギヤ筒3の内径よりも大径のベアリ
ング嵌合部4,5とする段部6,7を形成して、各々テ
−パベアリング8,9の外輪部10,11を嵌合し、こ
れら両テ−パベアリング8,9とこの内輪部12,13
間に介装するカラ−14とに亘って支軸15を挿通し、
この支軸15の両端部を軸受ケ−ス16,17の軸穴1
8,19に挿通して支持し、各テ−パベアリング8,9
の内輪部12,13端面をこれら支軸15端部のあご部
20と一側の軸受ケ−ス16の軸穴18端面21との間
に挾持させるようにして、この支軸15端部を締付具2
2で軸受ケ−ス16に締付固定してなるトラクタ等にお
けるカウンタギヤの軸装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13911794A JP3840665B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トラクタにおけるカウンタギヤの軸装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13911794A JP3840665B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トラクタにおけるカウンタギヤの軸装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082268A true JPH082268A (ja) | 1996-01-09 |
JP3840665B2 JP3840665B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=15237898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13911794A Expired - Fee Related JP3840665B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | トラクタにおけるカウンタギヤの軸装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3840665B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114008343A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | Gkn汽车有限公司 | 用于车辆动力传递单元的多级换挡致动器 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP13911794A patent/JP3840665B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114008343A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | Gkn汽车有限公司 | 用于车辆动力传递单元的多级换挡致动器 |
CN114008343B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-03-15 | Gkn汽车有限公司 | 用于车辆动力传递单元的多级换挡致动器 |
US11938811B2 (en) | 2019-06-28 | 2024-03-26 | Gkn Automotive Limited | Multi-stage shifting actuator for a vehicle power transfer unit |
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JP3840665B2 (ja) | 2006-11-01 |
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