JPH08225A - かまぼこ及びその製造方法 - Google Patents

かまぼこ及びその製造方法

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JPH08225A
JPH08225A JP6139055A JP13905594A JPH08225A JP H08225 A JPH08225 A JP H08225A JP 6139055 A JP6139055 A JP 6139055A JP 13905594 A JP13905594 A JP 13905594A JP H08225 A JPH08225 A JP H08225A
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JP
Japan
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spinach
pumpkin
kamaboko
carrot
fish
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Pending
Application number
JP6139055A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kanai
芳雄 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOTSUCHIYAN SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
YOTSUCHIYAN SHOKUHIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、従来のかまぼこに、ビタミンB
1 、B2 、C、ミネラル、カルシウム、カロチンなどを
より多く含ませることを目的としたものである。 【構成】 にんじん、ほうれん草、かぼちや及びモロヘ
イヤを含むことを特徴としたかまぼこ。魚のすり身を主
材とし、これににんじん、ほうれんそう、かぼちや及び
モロヘイヤの細断物と、調味料、澱粉、卵白及び、水を
加えた後、常法によりかまぼこを製造することを特徴と
したかまぼこの製造方法。魚のすり身を主材とし、これ
ににんじん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤを
擂潰してなるペーストとごま、ひじき、調味料、澱粉、
卵白及び水を加えた後、常法によりかまぼこを製造する
ことを特徴としたかまぼこの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は従来のかまぼこに、ビ
タミンA、B1 、B2 、C、ミネラルカルシウム、カロ
チンなどをより多く含ませることを目的としたかまぼこ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来かまぼこは魚のすり身を主材とし、
これに植物蛋白、調味料、卵白、野菜類などを入れてい
る栄養価の高い食品とされており、中にはチーズを付加
したかまぼこも提案されている。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記従来のかまぼこは、
蛋白質を多量に含んでいるがミネラル、カロチン、カル
シウムなどは比較的少ない。然しながら栄養バランスの
点からは、蛋白質に匹敵する程の種々の成分を入れ、バ
ランスのとれた食品とすることが望まれているが、未だ
滿足すべき提案がない。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、にんじ
ん、ほうれんそうかぼちや及びモロヘイヤを混合添加す
ることにより、各種ビタミン、ミネラル、カルシウム、
カリウム及びカロチンなどを豊富に含ませることにな
り、動物蛋白と共に、栄養バランスのとれた食品を提供
するものである。
【0005】即ち物の発明はにんじん、ほうれん草、か
ぼちや及びモロヘイヤを含むことを特徴としたかまぼこ
である。
【0006】次に方法の発明は魚のすり身を主材とし、
これににんじん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイ
ヤの細断物と、調味料、澱粉、卵白及び、水を加えた
後、常法によりかまぼこを製造することを特徴としたか
まぼこの製造方法である。また他の方法の発明は魚のす
り身を主材とし、これににんじん、ほうれんそう、かぼ
ちや及びモロヘイヤを擂潰してなるペーストとごま、ひ
じき、調味料、澱粉、卵白及び水を加えた後、常法によ
りかまぼこを製造することを特徴としたかまぼこの製造
方法ものであり、にんじんほうれんそう、かぼちや及び
モロヘイヤは、魚のすり身に対して5〜20重量%と
し、にんじん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤ
の相互割合は、全体を100重量%とした場合に、夫々
10〜30重量%としたものである。
【0007】前記におけるにんじん、ほうれんそう、か
ぼちや及びモロヘイヤの総混入量は魚のすり身の5〜1
5重量%であり、各成分の混入量は全量を100とした
場合に10〜30%であり、好ましくは15〜25重量
%である。
【0008】前記において、にんじん等の添加物の量を
5重量%以下にすると添加効果が低下し効果不明とな
る。また15重量%以上入れると、かまぼこの外観が消
失し易くなるのみならず、風味の変化も免れない。例え
ば1日に必要なビタミン量を越えると、***されるの
で、にんじん等を25重量%以上添加しても無駄になる
おそれがあった。そここで前記のように新規添加物の量
は5〜15重量%が考えられ、好適には10重量%前後
である。前記においてにんじん等の細断物を混入した場
合には、にんじん等の添加物特有の色彩を有する小片が
現われるので、外観により即座に特殊かまぼこであるこ
とが判る。これに反し、添加物をペースト化して混入し
た場合には、ペースト特有の一色となり、混入物が不明
になる欠点があるが、その反面偏食の子供(例えばにん
じん嫌いの子)などには偏食を矯正する手段として有用
である。
【0009】この発明におけるかまぼこは主としてケー
シングかまぼこである。
【0010】この発明に使用される魚のすり身として
は、たら、ぐち、さめ、たいなどのすり身が考えられる
が、魚の種類に限定されるものでなく、従来使用されて
いたものは総て使用することができる。
【0011】たらは100g中、15.7gの蛋白質
と、0.43gの脂質が含まれている。
【0012】またまだいには100g中19.0の蛋白
質と、3.4gの脂質が含まれている。
【0013】尚前記の外にチーズ類を混入すれば多量の
カルシウム及び蛋白質を補給することができる。
【0014】西洋かぼちやには、100g中1.7gの
蛋白質と、0.18gの脂質、と470IUのビタミン
Aと、39mgのビタミンCが含まれている。
【0015】にんじんには、100g中1.2gの蛋白
質と、0.2gの脂質と、6.12gの糖質と、410
0IUのビタミンAと、6mgのビタミンCが含まれて
いる。
【0016】ほうれんそうには100g中、3.3gの
蛋白質と、0.2gの脂質と、3.6gの糖質と、17
00IUのビタミンAと、65.1gのビタミンCが含
まれている。
【0017】ごまには100g中に20gの蛋白質と、
54.2gの脂質と、15gの糖質が含まれている。
【0018】またモロヘイヤには表1のような成分が含
まれている。
【0019】
【表1】
【0020】またごまとひじきについても、ごまは油分
による栄養価の外頭髪の光沢を増し、催乳効果があり、
寝汗をとめる効果があるといわれている。次にひじきは
多量の沃度と、灰分を含む食品として知られていた。
【0021】
【作用】この発明によれば魚のすり身を主材とし、これ
ににんじん、ほうれん草、かぼちや及びモロヘイヤを含
むので、従来期待できなかつたミネラル、カルシウム、
カロチン、各種ビタミンを含む健康栄養食品を提供する
ことができる。
【0022】
【実施例1】この発明の実施例の材料配合は表2の通り
である。
【0023】
【表2】
【0024】前記材料中すけそうだらのすり身を擂潰機
に5〜10分間かけて肉組織を破砕し、これに食塩を加
えて魚肉蛋白質を溶出させた後、澱粉、調味料、ビタミ
ン、ミネラルカルシウム、カロチン等を含む材料その他
の副材料を加え混合した後、充填機でフイルム成形しな
がら充填する。この成形したケーシングかまぼこを12
0℃で4分間以上加熱殺菌して、この発明のかまぼこが
できる。
【0025】前記かまぼこにはにんじん、ほうれんそ
う、かぼちや、モロヘイヤは、細断物であるから、夫々
の色彩を表わして混入されており色彩豊かなかまぼこが
できると共に、蛋白質以外の栄養物を多く含んでいる。
【0026】
【実施例2】次に野菜類をペースト状にした実施例につ
いて材料配合は表3の通りである。
【表3】
【0027】前記材料中すけそうだらのすり身を20k
gと、ぐちのすり身20kgを擂潰機に5〜10分間か
けて肉組織を破砕し、これに食塩を加えて魚肉蛋白質を
溶出させた後、澱粉、調味料、にんじん等のペースト、
防腐剤、その他の副材料を混合器に入れて均一に混合し
た後充填機でフイルム成形しながら充填する。この成形
したケーシングかまぼこを120℃で4分間以上加熱殺
菌すればこの発明のかまぼこができる。
【0028】前記かまぼこは、にんじん等の従来にない
栄養物を含んでおり、しかも形が明らかでないので、子
供などの偏食を防止することができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、動植物の蛋白質を多
量に含む従来のかまぼこに加えて、ビタミンA、B1
2 、C、ミネラル、カルシウム、カロチンなどを所定
量含むので、これを一定量食用に供することにより、必
要なビタミン、カロチン、ミネラル及びカルシウムを補
給することができる効果がある。
【0030】またにんじん、ほうれんそう、かぼちやな
どの偏食を未然に防ぐと共にこれらに含まれた有用栄養
成分を自動的に補給することができる効果がある。
【0031】またこの発明の製造法によれば、にんじ
ん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤを均一に混
合し、ペーストにした場合には、それらの存在を消失さ
せる効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 にんじん、ほうれん草、かぼちや及びモ
    ロヘイヤを含むことを特徴としたかまぼこ。
  2. 【請求項2】 魚のすり身を主材とし、これににんじ
    ん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤの細断物
    と、調味料、澱粉、卵白及び、水を加えた後、常法によ
    りかまぼこを製造することを特徴としたかまぼこの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 魚のすり身を主材とし、これににんじ
    ん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤを擂潰して
    なるペーストとごま、ひじき、調味料、澱粉、卵白及び
    水を加えた後、常法によりかまぼこを製造することを特
    徴としたかまぼこの製造方法。
  4. 【請求項4】 にんじんほうれんそう、かぼちや及びモ
    ロヘイヤは、魚のすり身に対して5〜20重量%とし、
    にんじん、ほうれんそう、かぼちや及びモロヘイヤの相
    互割合は、全体を100重量%とした場合に、夫々10
    〜30重量%とした請求項2又は3記載のかまぼこの製
    造方法。
JP6139055A 1994-06-21 1994-06-21 かまぼこ及びその製造方法 Pending JPH08225A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6671956B2 (en) 2000-06-13 2004-01-06 Korea Institute Of Machinery And Materials Method of producing metal substrates used in purification of exhaust gas
JP2008271812A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Sugiyo:Kk 水産練製品及びその水産練製品の製造方法
JP2013042758A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Young Soo Kim カプサアオノリのおでん及びその製造方法
CN111869837A (zh) * 2020-07-28 2020-11-03 海欣食品股份有限公司 一种鱼籽墨鱼饺及其制备方法

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