JPH08222239A - 燃料電池用カーボンプレート及びその製造方法 - Google Patents

燃料電池用カーボンプレート及びその製造方法

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JPH08222239A
JPH08222239A JP7046255A JP4625595A JPH08222239A JP H08222239 A JPH08222239 A JP H08222239A JP 7046255 A JP7046255 A JP 7046255A JP 4625595 A JP4625595 A JP 4625595A JP H08222239 A JPH08222239 A JP H08222239A
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JP
Japan
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carbon
fuel cell
plate
gas
laminated
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JP7046255A
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Hiroshi Yanagihara
浩 柳原
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0213Gas-impermeable carbon-containing materials
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄いセルスタックプレートを実現し、燃料電
池組立時に50セル〜 400セルと多層化して薄型化、軽量
化でき、また十分な機械的強度を備え、精度良く、容易
に且つ安価に製造できる燃料電池用カーボンプレート及
びその製造方法を提供する。 【構成】 ガス不透過性カーボンシート材が所要枚数積
層一体化されてその一面又は両面に所要パターンの溝が
形成されている燃料電池用カーボンプレート。厚さ 0.1
〜 1.0mmのガス不透過性カーボンシート材を所要枚数積
層し、熱圧着して一体化し、然る後その一面又は両面に
プレスにより所要パターンの溝加工する燃料電池用プレ
ートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池用カーボンプ
レート及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高分子電解質膜を用いた燃料電池
セルスタックは、図6に示すようにアノード側セルスタ
ックプレート11の両側にシール材12を配し、中間にアノ
ード集電体13とアノード触媒層14を重ねて配し、これら
の上にイオン交換膜15を配し、その上の両側にシール材
16を配し、中間にカソード触媒層17とカソード集電体18
を重ねて配し、さらにその上にカソード側セルスタック
プレート19を配して積層した構成となっていた。
【0003】ところで、かかる構成の燃料電池セルスタ
ックに於いて、アノード側セルスタックプレート11及び
カソード側セルスタックプレート19は、ガスを通すため
のガス供給溝20を有するので、カーボンブロックから板
を切り出し、切削、研削により厚さ7〜8mmに成形し、
フライスで溝加工を行って製作していた。この為、溝加
工に手間隙がかかり、精度も出にくかった。また、厚さ
が厚い為、燃料電池組立の際、50セル〜 400セルと多層
化する際、薄型化、軽量化ができず、しかも溝加工が必
要なことからコスト高となっていた。
【0004】一方、前記アノード側セルスタックプレー
ト11及びカソード側セルスタックプレート19を薄くする
には、ある程度の機械的強度が必要なこと、特にセル組
立時、スタック組立時、分解時、メンテナンス時に破損
しない強度が必要なこと、また、ガスシールの為にゴム
Oリングやゴムフラットシール材を用いる必要があるこ
となどから、限界があった。しかも薄くするには著しく
コスト高となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、薄い
セルスタックプレートを実現し、燃料電池組立時に50セ
ル〜 400セルと多層化しても薄型化、軽量化でき、また
十分な機械的強度を備え、精度良く容易に且つ安価に製
造できる燃料電池用カーボンプレート及びその製造方法
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の燃料電池用カーボンプレートの1つは、ガス
不透過性カーボンシート材が所要枚数積層一体化されて
その一面又は両面に、所要パターンの溝が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0007】本発明の燃料電池用カーボンプレートの他
の1つは、ガス不透過性カーボンシート材が所要枚数積
層一体化されてその一面又は両面に、所要パターンの溝
が形成されたカーボンプレートが、2枚積層一体化され
てその積層面の内部溝により冷却水通路が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0008】上記の燃料電池用カーボンプレートの1つ
を製造する製造方法の1つは、厚さ0.1〜 1.0mmのガス
不透過性カーボンシート材を所要枚数積層し、熱圧着し
て一体化し、然る後その一面又は両面に所要パターンの
溝加工することを特徴とするものである。
【0009】上記の燃料電池用カーボンプレートの1つ
を製造する製造方法の他の1つは、厚さ 0.1〜 1.0mmの
ガス不透過性カーボンシート材に、加工により所要パタ
ーンの穴を貫通し、次にこの穴明きガス不透過性カーボ
ンシート材を、厚さ 0.1〜1.0mmのガス不透過性カーボ
ンシート材の一面又は両面に積層し、熱圧着して一体化
し、前記穴により所要パターンの溝を形成することを特
徴とするものである。
【0010】上記の燃料電池用カーボンプレートの1つ
を製造する製造方法のさらに他の1つは、厚さ 0.1〜
1.0mmのガス不透過性カーボンシート材のカーボン化以
前の素材を加工により所要パターンの穴を貫通し、次に
この穴明き素材をカーボン化処理し、然る後この穴明き
ガス不透過性カーボンシート材を、厚さ 0.1〜 1.0mmの
ガス不透過性カーボンシート材の一面又は両面に積層
し、熱圧着して一体化し、前記穴により所要パターンの
溝を形成することを特徴とするものである。
【0011】上記の燃料電池用カーボンプレートの他の
1つを製造する製造方法は、厚さ0.1〜 1.0mmのガス不
透過性カーボンシート材が所要枚数積層一体化されてそ
の一面又は両面に所要パターンの溝が形成されたカーボ
ンプレート2枚を、所要パターンの対称な溝同士を合わ
せた状態で積層し、熱圧着して一体化し、前記溝同士に
より冷却水通路を形成することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】上記のように本発明の燃料電池用カーボンプレ
ートの1つは、非常に薄いガス不透過性カーボンシート
材が所要枚数積層一体化されてその一面又は両面に、所
要パターンの溝が形成されているので、これを燃料電池
のセルスタックプレートとして使用すると、50セル〜 4
00セルと多層化しても燃料電池は薄型化、計量化でき
る。また、セルスタックプレートの薄型化により、電気
抵抗が低くなり、電池効率が向上する。さらにガス不透
過性カーボンシートは、極薄の炭素繊維、黒鉛微粉、ガ
ラス状炭素のカーボン複合材であるので、高強度であ
り、セル組立時スタック組立時、分解時、メンテナンス
時に破損することがない。
【0013】また、本発明の燃料電池用カーボンプレー
トの他の1つは、上記のカーボンプレートが2枚積層一
体化されてその積層面の内部溝により冷却水通路が形成
されているので、これを燃料電池の冷却プレートとして
使用すると、外面の溝がガス用の通路となるので、冷却
セルとガスセルを共有することのできる薄型のセルスタ
ックプレートを実現でき、燃料電池のより一層の薄型
化、軽量化が達成される。
【0014】前記の燃料電池用カーボンプレートの1つ
を製造する本発明の製造方法の1つは、厚さ 0.1〜 1.0
mmのガス不透過性カーボンシート材を所要枚数積層し、
熱圧着して一体化し、然る後その一面又は両面に例えば
プレスにより所要パターンの溝加工するのであるから、
容易且つ安価に製造できる。前記の本発明の製造方法の
他の1つは、厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボン
シート材を例えばプレス又はレーザー加工により所要パ
ターンの穴を貫通し、次にこの穴明きガス不透過性カー
ボンシート材を、厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カー
ボンシート材の一面又は両面に積層し、熱圧着して一体
化し、前記穴により所要パターンの溝を形成するのであ
るから、フライスによる溝加工は不要で薄型の燃料電池
用カーボンプレートを容易且つ安価にしかも精度良く製
造できる。前記の本発明の製造方法のさらに他の1つ
は、厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボンシート材
のカーボン化以前の素材を例えばプレス又はレーザー加
工により所要パターン穴を貫通し、次に穴明き素材をカ
ーボン化処理し、然る後この穴明きガス不透過性カーボ
ンシート材を、厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボ
ンシート材の一面又は両面に積層し、熱圧着して一体化
し、前記穴により所要パターンの溝を形成するのである
から、フライスによる溝加工は不要で、薄型の燃料電池
用カーボンプレートを容易且つ安価にしかも精度良く製
造できる。
【0015】また、前記の燃料電池用カーボンプレート
の他の1つを製造する本発明の製造方法は、上記いずれ
かの製造方法で作られたカーボンプレート2枚を、所要
パターンの対称な溝同士を合わせた状態で積層し、熱圧
着して一体化し、前記溝同士により冷却水通路を形成す
るのであるから、冷却セルとガスセルを共有することの
できる薄型のセルスタックプレートを容易且つ安価にし
かも精度良く製造できる。なお、プレス又はレーザー加
工に限らず、その他の加工方法でも可能なもので、特に
数量が少ない場合は、フライス加工においても有効なも
のである。
【0016】
【実施例】本発明の燃料電池用カーボンプレート及びそ
の製造方法の実施例について説明する。本発明の燃料電
池用カーボンプレートの1つの一実施例を図によって説
明すると、図1に示すように厚さ 0.4mm、一辺 120mmの
方形のガス不透過性カーボンシート材、本例の場合昭和
電工株式会社製SG−3カーボンシート材1が3枚積層
一体化されてその両面に所要の異なるパターンの溝2、
2′が形成されている。尚、SG−3カーボンシート材
1は、極薄の炭素繊維〜黒鉛微粉〜ガラス状炭素からな
るカーボン複合材である。
【0017】上記構造の燃料電池用カーボンプレート3
を製造する方法の1つを図によって説明すると、図2の
aに示す厚さ 0.4mm、一辺 120mmの方形のガス不透過性
カーボン材1を、図2のbに示すように3枚積層し、 3
00℃、50kgf/cm2 で熱圧着して一体化し、然る後その両
面にプレスにより図2のcに示すように所要の異なるパ
ターンの溝2、2′を加工した。この時の溝幅は 2.0m
m、深さは 0.4mmである。
【0018】上記構造の燃料電池用カーボンプレート3
を製造する方法の他の1つを図によって説明すると、図
3のaに示すように厚さ 0.4mm、一辺 120mmの方形の2
枚のガス不透過性カーボンシート材1に、夫々レーザー
加工により所要の異なるパターンの穴4、4′を貫通
し、次にこの2枚の穴明きガス不透過性カーボンシート
材1′を図3のbに示すように無穴の厚さ 0.4mm、一辺
120mmの方形のガス不透過性カーボンシート材1の両面
に積層し、300 ℃、50kgf/cm2 で熱圧着して図3のcに
示すように一体化し、前記穴4、4′と無穴のガス不透
過性カーボンシート材1とにより両面に所要の異なるパ
ターンの溝2、2′を形成した。この時の溝幅は 2.0m
m、深さは 0.4mmである。
【0019】上記構造の燃料電池用カーボンプレート3
を製造する方法のさらに他の1つを説明すると、厚さ
0.4mm、一辺 120mmの方形のガス不透過性カーボンシー
ト材1のカーボン化以前の素材2枚に、プレス加工によ
り図3のaと同様に所要の異なるパターンの穴4、4′
を貫通し、次にこの穴明き素材をカーボン化処理し、然
る後図3のbと同様にこの穴明きガス不透過性カーボン
シート材1′を、無穴の厚さ 0.4mm、一辺 120mmの方形
のガス不透過性カーボンシート材1の両面に積層し、30
0 ℃、50kgf/cm2 で熱圧着して一体化し、前記穴4、
4′と無穴のガス不透過性カーボンシート材1とにより
両面に所要の異なるパターンの溝2、2′を形成した。
この時の溝幅は 2.0mm、深さは 0.4mmである。
【0020】これらの製造方法により製造された燃料電
池用カーボンプレート3は、上面の溝2をH2 ガス用の
溝として、下面の溝2′をO2 ガス用の溝として用いる
ことによりガスプレートとなり、また一面をガス用の溝
として、他面を冷却水用の溝として用いることにより冷
却プレートとなる。
【0021】次に本発明の燃料電池用カーボンプレート
の他の1つの一実施例を図によって説明すると、図1に
示すように厚さ 0.4mm、一辺 120mmの方形のガス不透過
性カーボンシート材1が3枚積層一体化されてその両面
に所要の異なるパターンの溝2、2′が形成されたカー
ボンプレート3が、図4に示すように2枚積層一体化さ
れてその積層面の溝2同士により冷却水通路5が形成さ
れている。
【0022】上記構造の燃料電池用カーボンプレート6
を製造する方法を図によって説明すると、図5のaに示
すように図1に示されるカーボンプレート3、を図5の
bに示すように2枚所要パターンの対称な溝2同士を合
わせた状態で積層し、 300℃、50kgf/cm2 で熱圧着して
一体化し、前記溝2同士により冷却水通路5を形成し
た。このカーボンプレート6の厚さは 2.4mm、冷却水通
路の幅 2.0mm、高さ 0.8mmである。
【0023】このように製造された燃料電池用カーボン
プレート6は、上面の溝2′をH2ガス用の溝として、
下面の溝2′をO2 ガス用の溝として用いることによ
り、冷却セルとガスセルを構成することのできる薄型の
セルスタックプレートとなる。実施例の図1に示す燃料
電池用カーボンプレート及び図4に示す燃料電池用カー
ボンプレートを実施例I、IIとし、これに対応する従来
例の燃料電池用カーボンプレートを従来例I、IIとして
これらの厚さを比較すると、下記の表1に示す通りであ
る。
【0024】
【表1】
【0025】また、実施例Iの燃料電池用カーボンプレ
ートとこれに対応する従来例Iの燃料電池用カーボンプ
レートによる10セルの高さと50セルの高さを比較する
と、下記の表2に示す通りである。
【0026】
【表2】
【0027】上記の表1で明らかなように実施例I、II
の燃料電池用カーボンプレートは従来例I、IIの燃料電
池用カーボンプレートに比し著しく薄いことが判る。ま
たこの実施例1の燃料電池用カーボンプレートとこれに
対応する従来例Iの燃料電池用カーボンプレートによる
10セル及び50セルの高さは、表2で明らかなようにその
差が極めて大きく、実施例のものが著しく薄型化してい
ることが判る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の燃料電
池用カーボンプレートは、従来のそれに比べ著しく薄い
ので、薄いセルスタックプレートが実現し、燃料電池組
立時50セル〜 400セルと多層化した際にも薄型化、軽量
化が達成される。また、十分な強度を有するので、セル
組立時、スタック組立時、分解時、メンテナンス時に破
損することがない。特に、上記カーボンプレートが2枚
積層一体化されてその積層面の溝同士により冷却水通路
が形成されている燃料電池用カーボンプレートは、冷却
セルとガスセルを共有することのできる薄型のセルスタ
ックプレートとなるので、燃料電池のより一層の高出力
化、薄型化、軽量化が達成される。また、本発明の燃料
電池用カーボンプレートの製造方法によれば、上記の優
れた燃料電池用カーボンプレートを精度良く容易に且つ
安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池用カーボンプレートの一実施
例を示す図である。
【図2】a、b、cは図1の燃料電池用カーボンプレー
トを製造する方法の1つの一実施例を示す工程図であ
る。
【図3】a、b、cは図1の燃料電池用カーボンプレー
トを製造する方法の他の1つの一実施例を示す工程図で
ある。
【図4】本発明の燃料電池用カーボンプレートの他の実
施例を示す図である。
【図5】a、bは図4の燃料電池用カーボンプレートを
製造する方法の実施例を示す工程図である。
【図6】従来の高分子電解質膜を用いた燃料電池セルス
タックを示す図である。
【符号の説明】
1 ガス不透過性カーボンシート材 2、2′ 溝 3 燃料電池用カーボンプレート 4、4′ 穴 5 冷却水通路 6 燃料電池用カーボンプレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス不透過性カーボンシート材が所要枚
    数積層一体化されてその一面又は両面に、所要パターン
    の溝が形成されていることを特徴とする燃料電池用カー
    ボンプレート。
  2. 【請求項2】 ガス不透過性カーボンシート材が所要枚
    数積層一体化されてその一面又は両面に、所要パターン
    の溝が形成されたカーボンプレートが、2枚積層一体化
    されてその積層面の内部溝により冷却水通路が形成され
    ていることを特徴とする燃料電池用カーボンプレート。
  3. 【請求項3】 厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボ
    ンシート材を所要枚数積層し、熱圧着して一体化し、然
    る後その一面又は両面に所要パターンの溝加工すること
    を特徴とする燃料電池用カーボンプレートの製造方法。
  4. 【請求項4】 厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボ
    ンシート材に、加工により所要パターンの穴を貫通し、
    次にこの穴明きガス不透過性カーボンシート材を、厚さ
    0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボンシート材の一面又
    は両面に積層し、熱圧着して一体化し、前記穴により所
    要パターンの溝を形成することを特徴とする燃料電池用
    カーボンプレートの製造方法。
  5. 【請求項5】 厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボ
    ンシート材のカーボン化以前の素材を加工により所要パ
    ターンの穴を貫通し、次にこの穴明き素材をカーボン化
    処理し、然る後この穴明きガス不透過性カーボンシート
    材を、厚さ0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボンシート
    材の一面又は両面に積層し、熱圧着して一体化し、前記
    穴により所要パターンの溝を形成することを特徴とする
    燃料電池用カーボンプレートの製造方法。
  6. 【請求項6】 厚さ 0.1〜 1.0mmのガス不透過性カーボ
    ンシート材が所要枚数積層一体化されてその一面又は両
    面に所要のパターンの溝が形成されたカーボンプレート
    2枚を、所要のパターンの対称な溝同士を合わせた状態
    で積層し、熱圧着して一体化し、前記溝同士により冷却
    水通路を形成することを特徴とする燃料電池用カーボン
    プレートの製造方法。
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