JPH08221482A - 取引物引渡し方法及びシステム - Google Patents

取引物引渡し方法及びシステム

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JPH08221482A
JPH08221482A JP2199395A JP2199395A JPH08221482A JP H08221482 A JPH08221482 A JP H08221482A JP 2199395 A JP2199395 A JP 2199395A JP 2199395 A JP2199395 A JP 2199395A JP H08221482 A JPH08221482 A JP H08221482A
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JP
Japan
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customer
wireless terminal
portable wireless
keyword
transaction
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Application number
JP2199395A
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English (en)
Inventor
Naomasa Nomura
直正 野邑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストや手間をかけずに取引請求のあった顧
客に取引物を安全かつ確実に引渡す。 【構成】 携帯電話1a,1b,1cを所有する顧客の
うちのいずれかから通信網2を介して取引の請求があっ
た場合、業者の所有する情報処理装置3は、その顧客の
所有する携帯電話の電話番号をメモリ31に登録する。
この後、ある顧客が取引物を受け取るため、例えば取引
物引渡し装置4aの所に携帯電話を持参してきた場合、
その携帯電話の電話番号を入力し、メモリ31に登録し
ておいた電話番号と一致するか否かを調べる。電話番号
が一致したならば、次に、この電話番号に基づき認証の
ためのキーワードを送信し、顧客が持参してきた携帯電
話が当該キーワードを受信するか否かを確認する。キー
ワードが一致したならば、対応する取引物を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客から電話等によっ
て請求された取引物を後で引き渡す取引物引渡し方法及
びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の取引物引渡し方法及びシステムに
おいては、次のような手順で取引物の引渡しが行われ
る。まず、顧客から電話等により取引の請求があった場
合、取引物を引渡す際の認証のために記号列(暗証番
号)を顧客に通知する。顧客は、上記記号列の通知を受
けた際に、その記号列を忘れないようにメモを取る。顧
客はそのメモを携えて引渡し所まで行き、メモしておい
た記号列を伝える。そして、この記号列に基づいて照合
が行われ、一致すればその顧客は所望の取引物を受け取
れることになる。
【0003】また、引渡す際の顧客の認証を強化するた
めに、近年、登録カード(IDカード)を使用する方法
が採用されている。この場合、登録カードはあらかじめ
顧客ごとに発行され、各登録カードにはその顧客を認証
するための登録番号が付されている。顧客は、電話等に
より取引の請求を済ませた後、自分が所有する登録カー
ドを持って引渡し所まで行き、その登録カードを差し出
す。そして、この登録カードに示される登録番号に基づ
き照合が行われ、一致すればその顧客は所望の取引物を
受け取れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
取引物引渡し方法及びシステムによれば、各顧客は、記
号列が通知されるので、わざわざその記号列をメモしな
ければならず、手間がかかっていた。また、メモを取り
損なったり、違う記号列をメモしてしまったり、記号列
を記したメモを紛失したり、引渡し所にメモを持ってく
るのを忘れたりした場合には、所望の取引物を引き取れ
なくなる。さらに、記号列を他人に知られてしまう危険
があり、メモされた記号列の認証は必ずしも安全とはい
えない。こうしたことから、取引物の引渡しの際には係
員が介在する必要がある。
【0005】また、登録カードを採用する方法によれ
ば、顧客ごとに登録カードを発行しなければならないた
め、コストと手間がかかってしまう。また、顧客として
も自己の登録カードを管理しなければならないので手間
がかかってしまう。また、登録カードは傷むと使用でき
なくなり、再発行しなければならない。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、コストや手間をかけずに取引請求のあった顧客に安
全かつ確実に取引物を引渡す取引物引渡し方法及びシス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る取引物引渡
し方法は、顧客から取引の請求があった場合に、当該顧
客の所有する携帯用無線端末の呼出し番号を記録するス
テップと、顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し
番号を入力し、記録しておいた呼出し番号と一致するか
否かを確認するステップと、前記呼出し番号の一致が確
認された場合、顧客が持参してきた携帯用無線端末の認
証を行うため、当該呼出し番号に基づきキーワードを対
応する携帯用無線端末に送信し、顧客が持参してきた携
帯用無線端末が当該キーワードを受信するか否かを確認
するステップと、上記キーワードの一致が確認された場
合、対応する取引物を出すステップとを有することを特
徴とする。
【0008】また、本発明に係る取引物引渡しシステム
は、顧客から取引の請求があった場合に、当該顧客の所
有する携帯用無線端末の呼出し番号を記録する手段と、
顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し番号を入力
し、記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを確認
する手段と、前記呼出し番号の一致が確認された場合、
顧客が持参してきた携帯用無線端末の認証を行うため、
当該呼出し番号に基づきキーワードを対応する携帯用無
線端末に送信し、顧客が持参してきた携帯用無線端末が
当該キーワードを受信するか否かを確認する手段と、上
記キーワードの一致が確認された場合、対応する取引物
を出す手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】顧客から取引の請求があったとき、その顧客の
所有する携帯用無線端末の呼出し番号が記録される。こ
の後、顧客が自己の携帯用無線端末を持参してきたなら
ば、その携帯用無線端末からその呼出し番号を入力し、
記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを調べる。
もし、呼出し番号が一致すれば、次に、上記呼出し番号
に基づき認証のためのキーワードを送信し、顧客が持参
してきた携帯用無線端末が当該キーワードを受信するか
否かを調べる。もしキーワードが一致すれば、対応する
取引物を出す。こうして、取引を行った顧客は所望の取
引物を受け取ることができる。したがって、コストや手
間をかけることなく、取引物を取引請求のあった顧客に
安全かつ確実に引き渡すことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明に係る取引物引渡しシステムの
全体構成を示すブロック図である。
【0011】図1に示すように、本実施例では、例えば
携帯電話1a,1b,1cが利用されるものとする。こ
れら携帯電話1a,1b,1cは、それぞれの顧客が所
有するものである。各携帯電話1a,1b,1cは、自
己の電話番号(呼出し番号)やその他の情報を内蔵メモ
リ(図示せず)に記憶しており、それに備えられるボタ
ン等を押すことにより、これらの情報を無線で外部に送
信したり、ディスプレイ(図示せず)上に表示させた
り、スピーカ(図示せず)から音声として発音させたり
する機能を有している。また、外部からキーワード(後
述)を無線で受信した場合も、そのキーワードをディス
プレイやスピーカから出力することができるようになっ
ている。
【0012】通信網2は、上記の携帯電話1a,1b,
1cと後述する情報処理装置3との間に位置しており、
携帯電話1a,1b,1cの各々が個別に情報処理装置
3とデータの送受ができるように制御する。なお、通信
網2と情報処理装置3との間のデータの送受は、無線と
有線のどちらで行っても構わない。この通信網2には、
移動中でもデータの送受を正常に行うための複数の無線
基地局や制御局が含まれる。
【0013】情報処理装置3は、例えばチケット等の商
品を販売する業者が所有するものである。この情報処理
装置3は、上記通信網2を介して顧客から取引の請求を
受けると、その顧客の所有する携帯電話の電話番号を入
力して、メモリ31に登録する。この際、情報処理装置
3は、その取引内容(引き渡すべき取引物の内容等)を
示すための取引情報を作成し、上記電話番号とともに登
録する。
【0014】また、後で対応する取引物を引渡す時の顧
客の認証を確実にするため、上記情報処理装置3は上記
取引の際に暗証番号を決めて、顧客本人にこれを通知す
る。また逆に、上記取引の際に暗証番号を顧客に自由に
指定させるようにしてもよい。この暗証番号は、上記電
話番号とともにメモリ31に登録されることになる。
【0015】取引物引渡し装置4a,4b,4cは、例
えば街頭や駅前に設置されており、取引した携帯電話の
所有者(顧客)がその携帯電話を持参してきたときに、
該当する取引物を直接引き渡すための装置である。これ
らの取引物引渡し装置4a,4b,4cは、取引をした
顧客に対応する取引物を引き渡すため、顧客に対してデ
ータ入力等の操作をするよう指示する。各取引物引渡し
装置4a,4b,4cの外観は、図2に示す通りであ
る。
【0016】図2に示すように、各取引物引渡し装置に
は、取付け台21,入力キー22,カメラ23,マイク
24が備えられている。取付け台21は、顧客が持参し
た携帯電話を取り付けるための台である。
【0017】入力キー22は、後述するキーワードや暗
証番号を顧客が入力する際に使用される。また、必要に
応じ、顧客の所有する携帯電話の電話番号も入力され
る。カメラ23は、上記取付け台21に取り付けられる
携帯電話のディスプレイに表示される文字,数字,記号
等を撮し取るために使用される。一方、マイク24は、
上記取付け台21に取り付けられる携帯電話のスピーカ
から発音される音声を聴き取るために使用される。
【0018】また、上記取引物引渡し装置には、取引物
を顧客に出すための引渡し部25が設けられる。この引
渡し部25は、通常時は閉じた状態となっており、顧客
や携帯電話の認証が成功した場合に、開いて相当する取
引物を払い出す。
【0019】図1に示す各取引物引渡し装置4a,4
b,4cは、それぞれ上記した通りの同じ構成要素を有
しており、携帯電話1a,1b,1cの各所有者はどの
取引物引渡し装置をも利用することができる。また、各
取引物引渡し装置4a,4b,4cは、通信回線を通じ
て上記情報処理装置3と接続されており、必要に応じて
情報処理装置3のメモリ31に登録されているデータ
(顧客の所有する携帯電話の電話番号,暗証番号,取引
情報等)にアクセスできるようになっている。
【0020】各取引物引渡し装置4a,4b,4cは、
顧客の持参する携帯電話の認証を行うため、取り付けら
れた携帯電話から上記カメラ23やマイク24を介して
その電話番号を入力するとともに、この電話番号に基づ
いて上記メモリ31に登録されている各顧客の電話番号
を検索し、一致するものが存在するか否かを調べる。
【0021】また、各取引物引渡し装置4a,4b,4
cは、いま取り付けらている携帯電話が本当に上記電話
番号に相当するものなのかどうかをさらに調べる。すな
わち、各取引物引渡し装置4a,4b,4cは、当該電
話番号に基づいて対応する携帯電話を呼出し、続いてそ
の携帯電話にキーワードを送信することによって、顧客
の持参する携帯電話が当該キーワードを受信するかどう
かを確認する。
【0022】このとき取り付けられている携帯電話が上
記電話番号に相当するものであれば、その携帯電話のデ
ィスプレイ上に上記キーワードが表示されるか、又は、
そのキーワードが音声として発音されることになる。そ
して、送信したキーワードと同じものが上記カメラ23
又はマイク24を介して検出された場合には、正真の携
帯電話であると判断する。したがって、上記キーワード
は、顧客の持参する携帯電話の認証をさらに確実なもの
とするために使用されるものである。
【0023】また、各取引物引渡し装置4a,4b,4
cは、いま目の前にいる顧客が本当にその携帯電話の所
有者であるのかどうかを調べる。すなわち、各取引物引
渡し装置4a,4b,4cは、顧客に暗証番号を入力キ
ー22(図2)により入力させ、一致するかどうかを確
認する。このとき、入力される暗証番号が上記電話番号
とともにメモリ31に登録されている暗証番号と一致す
る場合には、正真の顧客であると判断する。したがっ
て、上記暗証番号は、顧客の認証を行うために使用され
るものである。
【0024】このように、各取引物引渡し装置4a,4
b,4cは、電話番号の一致、キーワードの一致,さら
に必要があれば暗証番号の一致を確認した後に、取引物
を出す。
【0025】なお、各取引物引渡し装置4a,4b,4
cは、取引物であるチケット等を顧客に引き渡すとき、
その場でそのチケットを作成するための機能を有してい
る。この場合は、上記情報処理装置3のメモリ31等に
予め記憶されているチケット作成のために必要な情報を
参照し、この情報に基づいて紙等に印字することにより
作成される。
【0026】次に、上記実施例の動作を図3のフローチ
ャートを参照して説明する。例えば携帯電話1aを所有
する顧客が取引を行うため、その携帯電話1aより、通
信網2を介して業者の所有する情報処理装置3に接続す
る(ステップS31)。
【0027】顧客と業者との取引が行われて取引情報が
作成され、情報処理装置3内のメモリ31に登録される
(ステップS32)。また、情報処理装置3は、顧客の
所有する携帯電話1aの電話番号を検出し、この電話番
号を上記取引情報とともにメモリ31に登録する(ステ
ップS33)。
【0028】次に、情報処理装置3は暗証番号を決め
る。そして、情報処理装置3は、その暗証番号を顧客に
通知するとともに、上記電話番号とともにメモリ31に
登録する(ステップS34)。
【0029】次に、顧客は、自己の携帯電話1aを、例
えば取引物引渡し装置4aの設置されている所まで持参
する(ステップS35)。顧客は、取引物引渡し装置4
aの指示に従い、携帯電話1aを取り付け、その携帯電
話1aに備えられるボタン等を押してその電話番号をデ
ィスプレイ上に表示させるか、又は、スピーカから音声
として発音させる。これにより、この電話番号はカメラ
23又はマイク24を介して入力される(ステップS3
6)。
【0030】取引物引渡し装置4aは、読み込んだ電話
番号に基づいて上記情報処理装置3内のメモリ31に登
録されている各顧客の電話番号を検索し、上記電話番号
に一致するものが検出された場合は、いま取り付けられ
ている携帯電話が正真なものであると見なし、次のステ
ップに進む。一方、一致するものが検出されない場合
は、その携帯電話は正真なものではないと見なし、顧客
に取引物を引き渡さない旨を知らせて終了する(ステッ
プS37)。
【0031】次に、取引物引渡し装置4aは、上記携帯
電話の認証性をさらに確実なものとするため、上記電話
番号に対応する携帯電話を呼び出す(ステップS3
8)。この呼出により対応する携帯電話と接続できたな
らば、次いで、上記携帯電話の認証を確実なものとする
ためのキーワードを送信する(ステップS39)。これ
により、キーワードを受信した携帯電話は、そのディス
プレイ上にキーワードを表示するか、又は、音声として
そのキーワードを発声する。
【0032】一方、カメラ23又はマイク24は、いま
取引物引渡し装置4aに設置されている携帯電話1aの
ディスプレイの表示又は音声を入力する(ステップS4
0)。
【0033】次に、取引物引渡し装置4aは、送信した
キーワードと上記カメラ23又はマイク24から入力し
たキーワードとを比較し、一致した場合は、いま取り付
けられている携帯電話が正真なものであると見なし、次
のステップに進む。一方、一致しない場合は、その携帯
電話は正真なものではないと見なし、顧客に取引物を引
き渡さない旨を知らせて終了する(ステップS41)。
【0034】次に、いま操作している顧客が正真の顧客
であるかどうかを調べるため、暗証番号の入力をその顧
客に要求する。これに応じて、顧客は暗証番号を入力す
る(ステップS42)。そして、上記一致を確認した電
話番号に付されている暗証番号と上記入力した暗証番号
とを比較し、一致した場合はいま目の前にいる顧客が正
真な顧客であると見なし、次のステップに進む。一方、
一致しない場合は、その顧客は正真な顧客ではないと見
なし、顧客に取引物を引き渡さない旨を知らせて終了す
る(ステップS43)。
【0035】次に、払い出し部25を開いて取引物を出
す(ステップS44)。そして、取引物引渡し装置4a
による処理が終了する。本実施例では、携帯電話を使用
する場合を説明したが、これには限定されず、移動電
話,自動車電話,携帯用無線呼出機(ページャ端末)の
ような受信機能を備えた携帯用無線端末であれば何でよ
い。なお、取引の請求は、顧客は携帯用無線端末を用い
ずに例えば有線電話により行うことができる。このと
き、顧客は、後で持参する自己の携帯用無線端末の呼出
番号を情報処理装置に知らせる。
【0036】以上説明したように、本実施例では携帯電
話を使用しているので、顧客は例えば外出中に自己の携
帯電話で商品を注文し、その後すぐに最寄りの取引物引
渡し装置に立ち寄って所望の商品を手軽に受け取れると
いう便利さがある。
【0037】また、本実施例において顧客に知らせる暗
証番号に取引の受付け番号を示すコードを含ませるよう
にすれば、後で顧客が入力する暗証番号に基づき、取引
物引渡し装置はその受付け番号を知ることができるの
で、顧客は複数の取引を連続して行うことができる。
【0038】本実施例では、取引物の例としてチケット
を挙げたが、これに限定されず、貴金属やその他の物品
にも適用できる。また、本実施例で説明した、顧客との
取引の際に通知する暗証番号は、その取引内容を示すも
のであってもよい。また、本実施例では、情報処理装置
が取引の際に暗証番号を決め、顧客本人にこれを通知す
る場合を説明したが、逆に、上記取引の際に暗証番号を
顧客に自由に指定させるようにしてもよい。
【0039】本実施例では、顧客が持参してきた携帯電
話から出力される電話番号を、カメラ又はマイクを介し
て取引物引渡し装置に入力する場合を説明したが、代わ
りに、顧客に対してその電話番号を入力キーにより入力
させるようにしてもよい。
【0040】また、本実施例では、顧客が持参してきた
携帯電話から出力されるキーワードを、カメラ又はマイ
クを介して取引物引渡し装置に入力する場合を説明した
が、代わりに、出力されるキーワードを顧客に感知さ
せ、感知したキーワードをそのまま入力キーで入力させ
るようにしてもよい。すなわち、取引物引渡し装置4a
は、顧客に対し、携帯電話のディスプレイに表示される
キーワードの字を見て、その表示された字の通りに入力
キーで入力するよう指示するか、又は、携帯電話のスピ
ーカから発音されるキーワードの音声を聴いて、その聴
こえた音声の通りに入力キーで入力するよう指示する。
【0041】本実施例では、暗証番号を用いて顧客の認
証を行う場合を説明したが、この認証手続きは省略する
ことも可能である。認証手続きを省略する場合は、取引
時に暗証番号を決めたり顧客に暗証番号を指定させたり
する必要はない。
【0042】また、本実施例では、携帯電話はボタン等
を押すことによってその電話番号をディスプレイに表示
させたり、スピーカから発音させることができる場合を
説明したが、これらの機能を無くすようにすれば、盗難
にあった場合でもその電話番号が知られることはないの
で、安全性を高めることができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、登
録カードのようなものを発行する必要はない。したがっ
て、業者にとっては登録カードを発行するための手間や
コストを削除ことができ、顧客にとっても登録カード等
を管理する必要がなくなる。
【0044】また、顧客が自己の携帯用無線端末を紛失
した場合であっても、ほとんどの顧客は自己の携帯用無
線端末の電話番号を覚えているため、防犯等の対策をす
ばやく講じることができ、安全性が高い。さらに、顧客
の携帯用無線端末が盗難にあった場合であっても、取引
した事実が知られていない限り、所望の取引物を横取り
される危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る取引物引渡しシステム
の全体構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における取引物引渡し装置の構成を示
す斜視図。
【図3】同実施例に係る取引物引渡しシステムの動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1a,1b,1c…携帯電話、2…通信網、3…情報処
理装置、31…メモリ、4…取引物引渡し装置、21…
取付け台、22…入力キー、23…カメラ、24…マイ
ク、25…引渡し部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07G 1/12 361 G07G 1/12 361Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客から取引の請求があった場合に、当
    該顧客の所有する携帯用無線端末の呼出し番号を記録す
    るステップと、 顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し番号を入力
    し、記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを確認
    するステップと、 前記呼出し番号の一致が確認された場合、顧客が持参し
    てきた携帯用無線端末の認証を行うため、当該呼出し番
    号に基づきキーワードを対応する携帯用無線端末に送信
    し、顧客が持参してきた携帯用無線端末が当該キーワー
    ドを受信するか否かを確認するステップと、 上記キーワードの一致が確認された場合、対応する取引
    物を出すステップとを有することを特徴とする取引物引
    渡し方法。
  2. 【請求項2】 前記キーワードの受信を確認するステッ
    プは、前記キーワードを受信する携帯用無線端末から当
    該キーワードを出力させるステップと、顧客が持参して
    きた携帯用無線端末から出力されるキーワードを入力す
    るステップと、この入力されたキーワードが送信された
    前記キーワードに一致するか否かを判別するステップと
    を有することを特徴とする請求項1記載の取引物引渡し
    方法。
  3. 【請求項3】 前記出力ステップは、前記キーワードを
    音声にして発音させるステップを有し、前記入力ステッ
    プは、発音された前記音声を検出するステップを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の取引物引渡し方法。
  4. 【請求項4】 前記出力ステップは、前記キーワードを
    文字で表示させるステップを有し、前記入力ステップ
    は、表示された前記文字を検出するステップを有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の取引物引渡し方法。
  5. 【請求項5】 顧客から取引の請求があった場合に、暗
    証番号を決めて当該顧客に通知するとともに、この暗証
    番号と当該顧客の所有する携帯用無線端末の呼出し番号
    を記録するステップと、 顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し番号を入力
    し、記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを確認
    するステップと、 前記呼出し番号の一致が確認された場合、顧客が持参し
    てきた携帯用無線端末の認証を行うため、当該呼出し番
    号に基づきキーワードを対応する携帯用無線端末に送信
    し、顧客が持参してきた携帯用無線端末が当該キーワー
    ドを受信するか否かを確認するステップと、 上記キーワードの一致が確認された場合、顧客の認証を
    行うため、その顧客から暗証番号を受け入れ、記録して
    おいた暗証番号と一致するか否かを確認するステップ
    と、 上記暗証番号の一致が確認された場合、対応する取引物
    を出すステップとを有することを特徴とする取引物引渡
    し方法。
  6. 【請求項6】 顧客から取引の請求があった場合に、当
    該顧客の所有する携帯用無線端末の呼出し番号を記録す
    る手段と、 顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し番号を入力
    し、記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを確認
    する手段と、 前記呼出し番号の一致が確認された場合、顧客が持参し
    てきた携帯用無線端末の認証を行うため、当該呼出し番
    号に基づきキーワードを対応する携帯用無線端末に送信
    し、顧客が持参してきた携帯用無線端末が当該キーワー
    ドを受信するか否かを確認する手段と、 上記キーワードの一致が確認された場合、対応する取引
    物を出す手段とを具備したことを特徴とする取引物引渡
    しシステム。
  7. 【請求項7】 前記キーワードを受信する携帯用無線端
    末は当該キーワードを出力する手段を具備し、前記キー
    ワードの受信を確認する手段は、顧客が持参してきた携
    帯用無線端末から出力されるキーワードを入力する手段
    と、この入力されたキーワードが送信された前記キーワ
    ードに一致するか否かを判別する手段とを具備したこと
    を特徴とする請求項6記載の取引物引渡しシステム。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、前記キーワードを文字
    として表示するディスプレイであり、前記入力手段は、
    表示された前記文字を撮し取るカメラであることを特徴
    とする請求項7記載の取引物引渡しシステム。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、前記キーワードを音声
    で発音するスピーカであり、前記入力手段は、発音され
    た前記音声を聴き取るマイクであることを特徴とする請
    求項7記載の取引物引渡しシステム。
  10. 【請求項10】 前記携帯用無線端末は携帯電話である
    ことを特徴とする請求項5記載の取引物引渡しシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記携帯用無線端末は携帯用無線呼出
    機であることを特徴とする請求項5記載の取引物引渡し
    システム。
  12. 【請求項12】 顧客から取引の請求があった場合に、
    暗証番号を決めて当該顧客に通知するとともに、この暗
    証番号と当該顧客の所有する携帯用無線端末の呼出し番
    号を記録する手段と、 顧客が持参してくる携帯用無線端末の呼出し番号を入力
    し、記録しておいた呼出し番号と一致するか否かを確認
    する手段と、 前記呼出し番号の一致が確認された場合、顧客が持参し
    てきた携帯用無線端末の認証を行うため、当該呼出し番
    号に基づきキーワードを対応する携帯用無線端末に送信
    し、顧客が持参してきた携帯用無線端末が当該キーワー
    ドを受信するか否かを確認する手段と、 上記キーワードの一致が確認された場合、顧客の認証を
    行うため、その顧客から暗証番号を受け入れ、記録して
    おいた暗証番号と一致するか否かを確認する手段と、 上記暗証番号の一致が確認された場合、対応する取引物
    を出す手段とを具備したことを特徴とする取引物引渡し
    システム。
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