JPH08215507A - 交換可能な流体フィルタ組立体 - Google Patents
交換可能な流体フィルタ組立体Info
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- JPH08215507A JPH08215507A JP7331399A JP33139995A JPH08215507A JP H08215507 A JPH08215507 A JP H08215507A JP 7331399 A JP7331399 A JP 7331399A JP 33139995 A JP33139995 A JP 33139995A JP H08215507 A JPH08215507 A JP H08215507A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
- B01D27/08—Construction of the casing
-
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- B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
- B01D27/04—Cartridge filters of the throw-away type with cartridges made of a piece of unitary material, e.g. filter paper
- B01D27/06—Cartridge filters of the throw-away type with cartridges made of a piece of unitary material, e.g. filter paper with corrugated, folded or wound material
-
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
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- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/30—Filter housing constructions
-
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- B01D2201/29—Filter cartridge constructions
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Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術の設計のフィルタよりも材料及び労
力が少なくて済み、しかも焼却前の重量がより軽い、改
良されたスピン・オンフィルタ組立体を提供すること。 【解決手段】 加圧流体用の流体フィルタ組立体（４
０）は、ガラス強化ナイロン材料製の成形された一体の
ナットプレート（４６）を利用した簡略化された構造を
有する。ナットプレート（４６）は、外側ハウジング
と、外側ハウジング内に配置された略円筒状のフィルタ
・カートリッジ（２２）と組み合わせて使用される。ナ
ットプレート（４６）は、流入口と、流出口導管と、挿
入軸部とを有し、この挿入軸部は、フィルタ・カートリ
ッジ（２２）内に延在し、かつ、フィルタ・カートリッ
ジ（２２）の上端の上方に亙って配置された、成形によ
る端部板と、流体密に締まり嵌めし得るように配置され
ている。フィルタ・カートリッジ（２２）の下端には成
形によって形成された端部板を有し、この端部板は、フ
ィルタ・カートリッジ（２２）を外側ハウジング内に配
置し、かつ、所望の軸方向深さを設定する、突出脚部を
有する。
力が少なくて済み、しかも焼却前の重量がより軽い、改
良されたスピン・オンフィルタ組立体を提供すること。 【解決手段】 加圧流体用の流体フィルタ組立体（４
０）は、ガラス強化ナイロン材料製の成形された一体の
ナットプレート（４６）を利用した簡略化された構造を
有する。ナットプレート（４６）は、外側ハウジング
と、外側ハウジング内に配置された略円筒状のフィルタ
・カートリッジ（２２）と組み合わせて使用される。ナ
ットプレート（４６）は、流入口と、流出口導管と、挿
入軸部とを有し、この挿入軸部は、フィルタ・カートリ
ッジ（２２）内に延在し、かつ、フィルタ・カートリッ
ジ（２２）の上端の上方に亙って配置された、成形によ
る端部板と、流体密に締まり嵌めし得るように配置され
ている。フィルタ・カートリッジ（２２）の下端には成
形によって形成された端部板を有し、この端部板は、フ
ィルタ・カートリッジ（２２）を外側ハウジング内に配
置し、かつ、所望の軸方向深さを設定する、突出脚部を
有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、外殻
又はハウジングと、内部のろ過エレメントとを備える流
体ろ過装置に関する。より具体的には、本発明は、フィ
ルタの外殻が射出成形したガラス強化ナイロンで出来た
単一部材として形成した独創的な設計のナットプレート
と協働する独創的なロールド・シーム（ｒｏｌｌｅｄ
ｓｅａｍ）設計である、交換可能なスピン・オン・フィ
ルタに関する。
又はハウジングと、内部のろ過エレメントとを備える流
体ろ過装置に関する。より具体的には、本発明は、フィ
ルタの外殻が射出成形したガラス強化ナイロンで出来た
単一部材として形成した独創的な設計のナットプレート
と協働する独創的なロールド・シーム（ｒｏｌｌｅｄ
ｓｅａｍ）設計である、交換可能なスピン・オン・フィ
ルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】加圧流に適用するためのスピン・オン流
体フィルタの設計において、多数の事項を考慮に入れな
ければならない。第一に、堅固で且つ信頼性が高く、し
かもその前記当する取付けパッド又は基部に容易に且つ
確実に取り付けることの出来るフィルタ組立体であるこ
とが求められる。この設計は、流入する流体を受け入れ
且つその流体をフィルタエレメントを通じて流出口位置
まで案内するフィルタ組立体を提供することを必要とす
る。未ろ過（汚れた）流体をろ過した（清浄な）流体か
ら隔離した状態を保ち且つフィルタ組立体からの流体の
漏洩を防止することが重要である。
体フィルタの設計において、多数の事項を考慮に入れな
ければならない。第一に、堅固で且つ信頼性が高く、し
かもその前記当する取付けパッド又は基部に容易に且つ
確実に取り付けることの出来るフィルタ組立体であるこ
とが求められる。この設計は、流入する流体を受け入れ
且つその流体をフィルタエレメントを通じて流出口位置
まで案内するフィルタ組立体を提供することを必要とす
る。未ろ過（汚れた）流体をろ過した（清浄な）流体か
ら隔離した状態を保ち且つフィルタ組立体からの流体の
漏洩を防止することが重要である。
【０００３】これら設計の目的の各々を試み且つ満足さ
せるため、従来の設計上の考慮は、その幾つかが金属で
ある多数の異なる構成要素片から出来たフィルタ組立体
とすることが主なものである。例えば、スピン・オンフ
ィルタの典型的な従来技術の構造は、少なくとも、外殻
と、ナットプレートと、上端板と、下端板と、フィルタ
媒質と、中央管と、ばねと、ナットプレートと上端板と
の間に設けられた第一のゴム製ガスケットと、リラーナ
と、前記リテーナ内に配置された第二のゴム製ガスケッ
トとを備えている。この典型的な従来技術の構造におい
て、外殻、ナットプレート、上端板及び下端板、及びリ
テーナは、全て、鋼のような金属で出来ている。
せるため、従来の設計上の考慮は、その幾つかが金属で
ある多数の異なる構成要素片から出来たフィルタ組立体
とすることが主なものである。例えば、スピン・オンフ
ィルタの典型的な従来技術の構造は、少なくとも、外殻
と、ナットプレートと、上端板と、下端板と、フィルタ
媒質と、中央管と、ばねと、ナットプレートと上端板と
の間に設けられた第一のゴム製ガスケットと、リラーナ
と、前記リテーナ内に配置された第二のゴム製ガスケッ
トとを備えている。この典型的な従来技術の構造におい
て、外殻、ナットプレート、上端板及び下端板、及びリ
テーナは、全て、鋼のような金属で出来ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の設計
は、コスト（材料及び労力）の点で、また、使用済みの
フィルタ組立体を廃棄場に埋める代わりに処分のために
焼却する可能性の観点からして、多くの欠点がある。放
に、材料コスト及び労力の双方を考慮し、また、焼却前
の重量が軽いこと（即ち、組立体の大部分が焼却により
処分可能であること）を考慮して、製造がより経済的な
スピン・オンフィルタ組立体を提供し得るならば、現在
の設計によるフィルタにとって一つの改良となるであろ
う。
は、コスト（材料及び労力）の点で、また、使用済みの
フィルタ組立体を廃棄場に埋める代わりに処分のために
焼却する可能性の観点からして、多くの欠点がある。放
に、材料コスト及び労力の双方を考慮し、また、焼却前
の重量が軽いこと（即ち、組立体の大部分が焼却により
処分可能であること）を考慮して、製造がより経済的な
スピン・オンフィルタ組立体を提供し得るならば、現在
の設計によるフィルタにとって一つの改良となるであろ
う。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、比較可能な従
来技術の設計のフィルタよりも材料及び労力が少なくて
済み、しかも焼却前の重量がより軽い、改良されたスピ
ン・オンフィルタ組立体を提供するものである。本発明
の軽量な設計は、射出成形法で形成され、また、ガラス
強化ナイロンで出来た、成形による単一のナット・プレ
ートを使用することが主なものである。このナットプレ
ートは、中央にねじを設けたニップルの側部、側壁及び
底部壁を一体に相互に接続する８つのウェブ状リブによ
り強化される。本発明のナットプレートの設計は、密封
した接続面を提供するためＯリング又はその他の圧縮ガ
スケットを必要とせずに、フィルタエレメントに密封可
能に係合するために設けられた独創的な表面及び形状を
含む。本発明の独創的な特徴の一つは、鋼製外殻をロー
ルド・シームして、ナイロンナットプレートの下方に圧
力流体の全てを保持することを可能にすることである。
来技術の設計のフィルタよりも材料及び労力が少なくて
済み、しかも焼却前の重量がより軽い、改良されたスピ
ン・オンフィルタ組立体を提供するものである。本発明
の軽量な設計は、射出成形法で形成され、また、ガラス
強化ナイロンで出来た、成形による単一のナット・プレ
ートを使用することが主なものである。このナットプレ
ートは、中央にねじを設けたニップルの側部、側壁及び
底部壁を一体に相互に接続する８つのウェブ状リブによ
り強化される。本発明のナットプレートの設計は、密封
した接続面を提供するためＯリング又はその他の圧縮ガ
スケットを必要とせずに、フィルタエレメントに密封可
能に係合するために設けられた独創的な表面及び形状を
含む。本発明の独創的な特徴の一つは、鋼製外殻をロー
ルド・シームして、ナイロンナットプレートの下方に圧
力流体の全てを保持することを可能にすることである。
【０００６】過去、永年に亘り、各種の流体のろ過への
適用を目的とする各種のフィルタ組立体の設計が為され
ている。
適用を目的とする各種のフィルタ組立体の設計が為され
ている。
【０００７】特定の場合には、それらの設計は、成形し
た構成要素を使用することを含み、この点でこれら初期
の設計は、本発明に属するものである。以下に掲げる米
国特許は、これら初期の設計によるフィルタ組立体の典
型的なものである。
た構成要素を使用することを含み、この点でこれら初期
の設計は、本発明に属するものである。以下に掲げる米
国特許は、これら初期の設計によるフィルタ組立体の典
型的なものである。
【０００８】 米国特許番号 特許権者 特許付与・日付 ３，７２２，６９１ フランコイス １９７３年３月２７日 （Ｆｒａｎｃｏｉｓ） ４，９９２，１６６ ロスキー、その他の者 １９９１年２月１２日 （Ｌｏｗｓｋｙ ｅｔ．ａｌ） ５，１７１，４３０ ビーチ、その他の者 １９９２年１２月１５日 （Ｂｅａｃｈ ｅｔ．ａｌ） ５，１８２，０１５ リー（Ｌｅｅ） １９９３年１月２６日 本発明の一つの実施例による圧力流体をろ過する交換可
能な流体フィルタ組立体は、一端が封鎖し、他端が開放
し、その間に中空内部を画成する外殻と、前記外殻内に
配置されたフィルタ・カートリッジであって、第一の端
部と、第二の端部である、その他端とを有する略円筒状
のフィルタ媒質を有し、第二の端部を横断するように組
み立てられた下端板と、第一の端部に組み付けられた上
端板とを有するフィルタ・カートリッジと、外殻の開放
した他端に固着され且つ液密状の嵌まり状態で上端板内
に組み付け得る構造及び配設された、成形による一体の
ナットプレートとを備え、前記ナットプレートが、流入
口と、流出口とを画成し、これにより、流入口を介して
流体フィルタ組立体に入る液体はフィルタ媒質を経て流
れ、流出口を介してフィルタ組立体から出るようにした
ものである。
能な流体フィルタ組立体は、一端が封鎖し、他端が開放
し、その間に中空内部を画成する外殻と、前記外殻内に
配置されたフィルタ・カートリッジであって、第一の端
部と、第二の端部である、その他端とを有する略円筒状
のフィルタ媒質を有し、第二の端部を横断するように組
み立てられた下端板と、第一の端部に組み付けられた上
端板とを有するフィルタ・カートリッジと、外殻の開放
した他端に固着され且つ液密状の嵌まり状態で上端板内
に組み付け得る構造及び配設された、成形による一体の
ナットプレートとを備え、前記ナットプレートが、流入
口と、流出口とを画成し、これにより、流入口を介して
流体フィルタ組立体に入る液体はフィルタ媒質を経て流
れ、流出口を介してフィルタ組立体から出るようにした
ものである。
【０００９】本発明の一つの目的は、改良に係る交換可
能な流体フィルタ組立体を提供することである。
能な流体フィルタ組立体を提供することである。
【００１０】本発明の関連する目的及び有利な点は、以
下の説明から明らかになるであろう。
下の説明から明らかになるであろう。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の原理を一層良く理解し易
くする目的のため、次に、特別な語を使用して、図面に
示した実施例について説明する。しかしながら、この説
明により、本発明の範囲を何等、限定することを意図す
るものではなく、本発明の当業者が通常、案出し得る、
図示した装置の変更及び更なる修正、並びに本発明の原
理の更なる適用例が本発明の範囲に包含されるものと理
解すべきである。
くする目的のため、次に、特別な語を使用して、図面に
示した実施例について説明する。しかしながら、この説
明により、本発明の範囲を何等、限定することを意図す
るものではなく、本発明の当業者が通常、案出し得る、
図示した装置の変更及び更なる修正、並びに本発明の原
理の更なる適用例が本発明の範囲に包含されるものと理
解すべきである。
【００１２】図１を参照すると、本発明による、交換可
能な流体フィルタ組立体と比較して、より高コストでよ
り望ましくない設計である従来技術又は典型的な技術に
よる流体フィルタ組立体２０の一例が示してある。前記
フィルタ組立体２０は、金属製外殻２１と、フィルタ・
カートリッジ２２と、金属製ナットプレート２３と、ば
ね２４と、鋼製リテーナ２５と、環状ガスケット２６
と、環状ガスケット２７とを備えている。フィルタ・カ
ートリッジ２２は、鋼製の上端板３１と、鋼製の下端板
３２と、中央管３３と、フィルタ媒質３４とを含む。フ
ィルタ媒質の端部を密封して閉じ且つ上端板及び下端板
をフィルタ媒質に取り付けるために、厚さのあるプラス
ティゾル（ＰＬＡＳＴＩＳＯＬ）装着剤を使用する。金
属製外殻２１は、鋼製リテーナ２５上に形成された周縁
部３６と確実に相互係止すべく形成された上縁部３５を
備えている。液密の接続面を期すためには、このロール
ド・シーム接続部に適当な接着剤を塗布しなければなら
ない。
能な流体フィルタ組立体と比較して、より高コストでよ
り望ましくない設計である従来技術又は典型的な技術に
よる流体フィルタ組立体２０の一例が示してある。前記
フィルタ組立体２０は、金属製外殻２１と、フィルタ・
カートリッジ２２と、金属製ナットプレート２３と、ば
ね２４と、鋼製リテーナ２５と、環状ガスケット２６
と、環状ガスケット２７とを備えている。フィルタ・カ
ートリッジ２２は、鋼製の上端板３１と、鋼製の下端板
３２と、中央管３３と、フィルタ媒質３４とを含む。フ
ィルタ媒質の端部を密封して閉じ且つ上端板及び下端板
をフィルタ媒質に取り付けるために、厚さのあるプラス
ティゾル（ＰＬＡＳＴＩＳＯＬ）装着剤を使用する。金
属製外殻２１は、鋼製リテーナ２５上に形成された周縁
部３６と確実に相互係止すべく形成された上縁部３５を
備えている。液密の接続面を期すためには、このロール
ド・シーム接続部に適当な接着剤を塗布しなければなら
ない。
【００１３】鋼製リテーナ２５には、離間した環状位置
で鋼製の端板２３の上面にスポット溶接したＵ字形の受
け入れ溝３７が形成されている。この溝３７の上方に開
放した側部分が環状ガスケット２６を受け入れる。ナッ
トプレート組立体の内側部分は、上端板３１の略円筒状
の立上り部分３１ａ上に組み付けられ、その箇所で、ガ
スケット２７は、立上り部分３１ａの湾曲状に形成され
た上縁部とナットプレート２３との間に配置される。下
端板３２は、フィルタ媒質／中央管の組立体の中空の内
部の上方を完全に仲長して、ろ過中の液体に対する出口
路を遮断する。外殻２１の基部と下方端板３２との間に
配置されたばね２４は、下端板に作用して、フィルタカ
ートリッジ２２を外殻内で軸方向に適正に位置決めす
る。
で鋼製の端板２３の上面にスポット溶接したＵ字形の受
け入れ溝３７が形成されている。この溝３７の上方に開
放した側部分が環状ガスケット２６を受け入れる。ナッ
トプレート組立体の内側部分は、上端板３１の略円筒状
の立上り部分３１ａ上に組み付けられ、その箇所で、ガ
スケット２７は、立上り部分３１ａの湾曲状に形成され
た上縁部とナットプレート２３との間に配置される。下
端板３２は、フィルタ媒質／中央管の組立体の中空の内
部の上方を完全に仲長して、ろ過中の液体に対する出口
路を遮断する。外殻２１の基部と下方端板３２との間に
配置されたばね２４は、下端板に作用して、フィルタカ
ートリッジ２２を外殻内で軸方向に適正に位置決めす
る。
【００１４】図１の流体フィルタ組立体を組立てるため
には、少なくとも、１２の独立した構成部品を使用し、
また、これらの構成部品を上述の方法で組み立てる必要
がある。リテーナ２５をナットプレート２３にスポット
溶接するための一回の溶接工程が必要とされる。また、
外殻２１とリテーナ２５の相互係止式継手内に接合締め
接着剤を付与して、ガスケット２７を組み付けるための
加工段階も必要とされる。これらの追加的な製造段階
は、成形したナットプレートを含む独創的な上端組立体
を採用する本発明の設計では不要である。
には、少なくとも、１２の独立した構成部品を使用し、
また、これらの構成部品を上述の方法で組み立てる必要
がある。リテーナ２５をナットプレート２３にスポット
溶接するための一回の溶接工程が必要とされる。また、
外殻２１とリテーナ２５の相互係止式継手内に接合締め
接着剤を付与して、ガスケット２７を組み付けるための
加工段階も必要とされる。これらの追加的な製造段階
は、成形したナットプレートを含む独創的な上端組立体
を採用する本発明の設計では不要である。
【００１５】認識すべき従来技術の構造の更なる一つの
特徴は、リテーナ対ナットプレートとのスポット溶接組
立体によるから、この継手部分が液密の接続面でないこ
とである。その結果、圧力流体は、リテーナ２５の下方
で且つナットプレート２３の上方を自由に流れ、外殻と
リテーナとの間の液密の接続面にしなければその流れを
防止し得ない。この設計は、ナットプレートの頂部及び
底部の双方で流体圧力が等しくになる。これは、ナット
プレートの上方外縁部に流体圧力を作用させることが不
要である本発明に比して良くない設計である考えられ
る。本発明は、ナットプレートの上方に何ら流体圧力を
作用させないため、より堅固なナットプレートを実現
し、また、破断（圧力）特性を効果的に向上させる。
特徴は、リテーナ対ナットプレートとのスポット溶接組
立体によるから、この継手部分が液密の接続面でないこ
とである。その結果、圧力流体は、リテーナ２５の下方
で且つナットプレート２３の上方を自由に流れ、外殻と
リテーナとの間の液密の接続面にしなければその流れを
防止し得ない。この設計は、ナットプレートの頂部及び
底部の双方で流体圧力が等しくになる。これは、ナット
プレートの上方外縁部に流体圧力を作用させることが不
要である本発明に比して良くない設計である考えられ
る。本発明は、ナットプレートの上方に何ら流体圧力を
作用させないため、より堅固なナットプレートを実現
し、また、破断（圧力）特性を効果的に向上させる。
【００１６】次に、図２及び図３を参照すると、本発明
による流体フィルタ組立体４０が示してある。図２にお
いて、フィルタ組立体４０は、その全断面が正面図で示
してある。図３は、同様に全断面図とした斜視図である
が、フィルタ組立体４０及びその各種の構成部品におけ
る環状及び円筒状の形態の典型例を示す。図１及び図２
と比較すると、著しく異なる設計であること、及び図１
の設計と比べて図２の構造に採用される構成部品の数が
著しく少ないことが容易に理解される。
による流体フィルタ組立体４０が示してある。図２にお
いて、フィルタ組立体４０は、その全断面が正面図で示
してある。図３は、同様に全断面図とした斜視図である
が、フィルタ組立体４０及びその各種の構成部品におけ
る環状及び円筒状の形態の典型例を示す。図１及び図２
と比較すると、著しく異なる設計であること、及び図１
の設計と比べて図２の構造に採用される構成部品の数が
著しく少ないことが容易に理解される。
【００１７】流体フィルタ組立体４０は、外殻４１と、
フィルタ媒質４２と、成形による端部キャップ４３、４
４と、中央管４５と、成形ナットプレート４６と、基部
ガスケット４７とを備えている。外殻４１は、閉鎖した
湾曲基部４１ａと、略円筒状の側壁４１ｂと、略円形の
開放端部４１ｃとを備えている。ナットプレート４６
は、ガラス強化繊維で単一体の部材として成形されてい
る。上端キャップ４３は、環状の形状とされており、そ
の内径は、ナットプレート４６の垂下し且つ略円筒状の
環状壁４９の周りに緊密に且つ強固に取り付けられ得る
ように設定されている。図示するように、内方を向いた
半径方向張出し部４３ａは、中央管４５を超えて内方に
伸長し、壁４９と当接して締まり嵌めされる。下端キャ
ップ４４は、有孔部分や開放領域の無い環状ディスクで
あり、従って、フィルタ媒質４２の下端５０の全体を密
封するのに適している。下端キャップ４４は、略円筒状
のフィルタ媒質の開放した内部５１を横断状に密封可能
に伸長しており、このため、ナイロン端板４６に同心状
に形成された略円筒状の流出口５２を介して、全てのフ
ィルタ流体が組立体から外に出る。
フィルタ媒質４２と、成形による端部キャップ４３、４
４と、中央管４５と、成形ナットプレート４６と、基部
ガスケット４７とを備えている。外殻４１は、閉鎖した
湾曲基部４１ａと、略円筒状の側壁４１ｂと、略円形の
開放端部４１ｃとを備えている。ナットプレート４６
は、ガラス強化繊維で単一体の部材として成形されてい
る。上端キャップ４３は、環状の形状とされており、そ
の内径は、ナットプレート４６の垂下し且つ略円筒状の
環状壁４９の周りに緊密に且つ強固に取り付けられ得る
ように設定されている。図示するように、内方を向いた
半径方向張出し部４３ａは、中央管４５を超えて内方に
伸長し、壁４９と当接して締まり嵌めされる。下端キャ
ップ４４は、有孔部分や開放領域の無い環状ディスクで
あり、従って、フィルタ媒質４２の下端５０の全体を密
封するのに適している。下端キャップ４４は、略円筒状
のフィルタ媒質の開放した内部５１を横断状に密封可能
に伸長しており、このため、ナイロン端板４６に同心状
に形成された略円筒状の流出口５２を介して、全てのフ
ィルタ流体が組立体から外に出る。
【００１８】下端キャップ４４には、前記下端キャップ
４４の外縁部の周りで等間隔に配置された圧縮脚部５３
が少なくとも三つ、形成されている。この圧縮脚部５３
の各々は、僅かにテーパーを付けた形態としており、外
殻４１の閉鎖した端板４１ａの方向に伸長している。こ
の閉鎖した端板４１ａが凹状の湾曲した形状をしている
ため、フィルタカートリッジを外殻内に取り付けたとき
に、圧縮脚部は、閉鎖した端部の基部の内面５４に楔状
に押し込まれ、この内面５４に接触する。この組み立て
技術のため、フィルタ・カートリッジ（フィルタ媒質、
上端板及び下端板、及び中央管）は、外殻内で同心状に
中心決めされ、所望の軸方向深さ位置に配置される。こ
のように、フィルタ・カートリッジと外殻４１の略円筒
状の側壁４１ｂとの間には、環状の隙間スペース５５が
形成される。
４４の外縁部の周りで等間隔に配置された圧縮脚部５３
が少なくとも三つ、形成されている。この圧縮脚部５３
の各々は、僅かにテーパーを付けた形態としており、外
殻４１の閉鎖した端板４１ａの方向に伸長している。こ
の閉鎖した端板４１ａが凹状の湾曲した形状をしている
ため、フィルタカートリッジを外殻内に取り付けたとき
に、圧縮脚部は、閉鎖した端部の基部の内面５４に楔状
に押し込まれ、この内面５４に接触する。この組み立て
技術のため、フィルタ・カートリッジ（フィルタ媒質、
上端板及び下端板、及び中央管）は、外殻内で同心状に
中心決めされ、所望の軸方向深さ位置に配置される。こ
のように、フィルタ・カートリッジと外殻４１の略円筒
状の側壁４１ｂとの間には、環状の隙間スペース５５が
形成される。
【００１９】ナットプレート４６の設計は、図１に示す
ように、従来技術の流体フィルタ組立体２０と比較し
て、流体フィルタ組立体４０の全体的な経済性に著しく
寄与する。ナットプレート４６は、好適な実施例におい
て、ガラス強化ナイロンを射出成形して出来た単一の部
材である。ナットプレート４６に使用可能なその他の材
料の選択は、ろ過される流体により、及びある程度、及
びフィルタ組立体４０内に存在する圧力による影響を受
ける。フィルタ・カートリッジ及びナットプレートを外
殻に組み付けた後、開放端４１ｃにある外殻の上方外縁
部５６は、ナットプレートの最外側部分５７の上方に緊
密に且つ強固に形成され、前記最外側部分の周りを完全
に囲繞して、これら二つの構成部品を共に単一体として
定着する。この段階を実施したならば、フィルタカート
リッジをナットプレートと外殻の基部との間で軽く圧縮
する。このことで、従来技術のばねを省くことが可能と
なる。
ように、従来技術の流体フィルタ組立体２０と比較し
て、流体フィルタ組立体４０の全体的な経済性に著しく
寄与する。ナットプレート４６は、好適な実施例におい
て、ガラス強化ナイロンを射出成形して出来た単一の部
材である。ナットプレート４６に使用可能なその他の材
料の選択は、ろ過される流体により、及びある程度、及
びフィルタ組立体４０内に存在する圧力による影響を受
ける。フィルタ・カートリッジ及びナットプレートを外
殻に組み付けた後、開放端４１ｃにある外殻の上方外縁
部５６は、ナットプレートの最外側部分５７の上方に緊
密に且つ強固に形成され、前記最外側部分の周りを完全
に囲繞して、これら二つの構成部品を共に単一体として
定着する。この段階を実施したならば、フィルタカート
リッジをナットプレートと外殻の基部との間で軽く圧縮
する。このことで、従来技術のばねを省くことが可能と
なる。
【００２０】ナットプレート４６は、流出口５２を画成
する略円筒状の雌ねじ付きニップル５９を備えている。
底部壁６０及び側壁６１により画成された基部がニップ
ル５９に一体に接続されている。図２の方向を基におい
て側壁６１の最上方部分及び最外側部分６２には、密封
圧縮ガスケット４７を受け入れ得る構造及び配置とされ
た、上方に開放するＵ字形溝６３が形成されている。側
壁６１は、離間した複数の流れ開口６４を画成し、これ
ら開口は、流入する流体が環状の隙間スペース５５内に
入り且つ前記スペースの周りを流れるための通路を提供
する。好適な実施例において、４５゜の間隔で８つの開
口が形成されている。
する略円筒状の雌ねじ付きニップル５９を備えている。
底部壁６０及び側壁６１により画成された基部がニップ
ル５９に一体に接続されている。図２の方向を基におい
て側壁６１の最上方部分及び最外側部分６２には、密封
圧縮ガスケット４７を受け入れ得る構造及び配置とされ
た、上方に開放するＵ字形溝６３が形成されている。側
壁６１は、離間した複数の流れ開口６４を画成し、これ
ら開口は、流入する流体が環状の隙間スペース５５内に
入り且つ前記スペースの周りを流れるための通路を提供
する。好適な実施例において、４５゜の間隔で８つの開
口が形成されている。
【００２１】等間隔のウェブ状リブ６５が８つ、ナット
プレート４６の一部として一体に成形されている。リブ
６５の各々は、ニップル５９の外面から半径方向外方に
仲長する。更に、リブ６５の各々は、約４５゜の周方向
の間隔で形成されており、そのリブの各々は、底部壁６
０及び環状の側壁６１と一体である。隣接する各対のリ
ブ６５の中央には、離間した流れ開口の一つが配置され
ている。８つのリブ６５をニップル５９、底部壁６０、
及び側壁６１と一体に成形し且つ相互に接続したこの形
態の結果、極めて堅牢で剛性な単一の部材となり、これ
は、幾つかの金属部品で出来た従来技術の鋼製のナット
プレート組立体に代替し得るものである。フィルタ組立
体４０内のナットプレート４６の設計及び配置は、流体
フィルタ組立体４０内に付与される高圧に耐えるのに必
要な強度をフィルタ組立体４０が有するようにする。
プレート４６の一部として一体に成形されている。リブ
６５の各々は、ニップル５９の外面から半径方向外方に
仲長する。更に、リブ６５の各々は、約４５゜の周方向
の間隔で形成されており、そのリブの各々は、底部壁６
０及び環状の側壁６１と一体である。隣接する各対のリ
ブ６５の中央には、離間した流れ開口の一つが配置され
ている。８つのリブ６５をニップル５９、底部壁６０、
及び側壁６１と一体に成形し且つ相互に接続したこの形
態の結果、極めて堅牢で剛性な単一の部材となり、これ
は、幾つかの金属部品で出来た従来技術の鋼製のナット
プレート組立体に代替し得るものである。フィルタ組立
体４０内のナットプレート４６の設計及び配置は、流体
フィルタ組立体４０内に付与される高圧に耐えるのに必
要な強度をフィルタ組立体４０が有するようにする。
【００２２】底部壁６０は、垂下する環状壁４９を備え
且つ前記環状壁と一体であり、前記環状壁は、略円筒状
で且つ底部壁６０の下方の略平坦面６６に対して略垂直
である。面６６と壁４９との間のコーナ部分は、角度付
き断面のコーナ部分であり、上端キャップ４３の環状コ
ーナ縁部６８を受け入れる。壁４９が上端板４３に嵌合
する結果、Ｏリング又は、その他の圧縮された密封ガス
ケットを必要とせずに、壁は、弾性的な成形上端板の環
状の開口部（内径）に半径方向に密封可能に係合する。
且つ前記環状壁と一体であり、前記環状壁は、略円筒状
で且つ底部壁６０の下方の略平坦面６６に対して略垂直
である。面６６と壁４９との間のコーナ部分は、角度付
き断面のコーナ部分であり、上端キャップ４３の環状コ
ーナ縁部６８を受け入れる。壁４９が上端板４３に嵌合
する結果、Ｏリング又は、その他の圧縮された密封ガス
ケットを必要とせずに、壁は、弾性的な成形上端板の環
状の開口部（内径）に半径方向に密封可能に係合する。
【００２３】成形によるナットプレート４６の設計の結
果、前記ナットプレートが可能にするその他の設計上の
変更と相俟って、材料コスト及び労力の双方を削減する
フィルタ組立体４０が得られる。全体の純重量は、従来
技術のフィルタよりも軽く（３８０ｇに対して３２０
ｇ）、また、燃焼前の重量も軽い（３２０ｇ対１６０
ｇ）。組立体２０と比べて組立体４０内の構成部品の数
は少なく、このため、取り付け及び性能上の問題点が少
なく、在庫数及び検査項目数も少なくて済む。
果、前記ナットプレートが可能にするその他の設計上の
変更と相俟って、材料コスト及び労力の双方を削減する
フィルタ組立体４０が得られる。全体の純重量は、従来
技術のフィルタよりも軽く（３８０ｇに対して３２０
ｇ）、また、燃焼前の重量も軽い（３２０ｇ対１６０
ｇ）。組立体２０と比べて組立体４０内の構成部品の数
は少なく、このため、取り付け及び性能上の問題点が少
なく、在庫数及び検査項目数も少なくて済む。
【００２４】
【発明の効果】本発明による流体フィルタ組立体４０の
設計は、溶接工程を不要とし、また、接合シーラント、
又は独立的な内部のゴムガスケットを不要にするもので
ある。ナットプレート４６は、射出成形され、成形後の
更なる機械加工の工程が不要である。この型式の複合ナ
ットプレートは、材料の特性及び流体フィルタ組立体の
動的特性を最適なものとする。その結果、図１のフィル
タ組立体２０で示した従来の鋼製の構成部品から成るフ
ィルタ組立体に優る静的性能及び動的性能を実現する製
品が得られる。本発明の優れた静的性能及び動的性能
は、上端組立体（ナットプレート）の実際の設計、及び
鋼製外殻とナットプレートの最外側部分５７とロールド
・シームして組み立てることの双方に関連するものであ
る。図示するように、本発明の外殻のロールド・シーム
設計は、全ての圧力流体がナイロン製ナットプレート４
６の下方に保持されることを可能にするものである。頂
部で、圧力流体は、圧縮ガスケット４７により取り込ま
れる。その結果、その圧力流体は、ナットプレート４６
の外径部分を透過し、又はその間を通り抜けて、前記外
径部分に対して下向きの荷重を生じさせることがない。
その結果、図１の従来技術の設計に比べて、効果的によ
り剛性であるナットプレートとなり、これに対応して破
断（圧力）性能も向上する。
設計は、溶接工程を不要とし、また、接合シーラント、
又は独立的な内部のゴムガスケットを不要にするもので
ある。ナットプレート４６は、射出成形され、成形後の
更なる機械加工の工程が不要である。この型式の複合ナ
ットプレートは、材料の特性及び流体フィルタ組立体の
動的特性を最適なものとする。その結果、図１のフィル
タ組立体２０で示した従来の鋼製の構成部品から成るフ
ィルタ組立体に優る静的性能及び動的性能を実現する製
品が得られる。本発明の優れた静的性能及び動的性能
は、上端組立体（ナットプレート）の実際の設計、及び
鋼製外殻とナットプレートの最外側部分５７とロールド
・シームして組み立てることの双方に関連するものであ
る。図示するように、本発明の外殻のロールド・シーム
設計は、全ての圧力流体がナイロン製ナットプレート４
６の下方に保持されることを可能にするものである。頂
部で、圧力流体は、圧縮ガスケット４７により取り込ま
れる。その結果、その圧力流体は、ナットプレート４６
の外径部分を透過し、又はその間を通り抜けて、前記外
径部分に対して下向きの荷重を生じさせることがない。
その結果、図１の従来技術の設計に比べて、効果的によ
り剛性であるナットプレートとなり、これに対応して破
断（圧力）性能も向上する。
【００２５】図１に示した従来の設計において、ガスケ
ット及びリテーナ組立体の下方を圧力流体が自由に通り
抜けることが出来、このリテーナ組立体は、ナットプレ
ートにスポット溶接されるだけであり、外殻／リテーナ
継手が相互係止しなければ、圧力流体の通過は防止出来
ない。従って、従来のフィルタ設計の場合、ナットプレ
ートの上面及び底面の双方で流体圧力は等しくなる。
ット及びリテーナ組立体の下方を圧力流体が自由に通り
抜けることが出来、このリテーナ組立体は、ナットプレ
ートにスポット溶接されるだけであり、外殻／リテーナ
継手が相互係止しなければ、圧力流体の通過は防止出来
ない。従って、従来のフィルタ設計の場合、ナットプレ
ートの上面及び底面の双方で流体圧力は等しくなる。
【００２６】本発明は、図面及び上述の記載で詳細に図
示し且つ説明したが、これは、単に一例にしか過ぎず、
本発明の特徴を何ら限定するものではなく、好適な実施
例のみを示したものであり、本発明の精神の範囲に属す
る全ての変更及び修正は、保護の対象に包含されるもの
であることを理解すべきである。
示し且つ説明したが、これは、単に一例にしか過ぎず、
本発明の特徴を何ら限定するものではなく、好適な実施
例のみを示したものであり、本発明の精神の範囲に属す
る全ての変更及び修正は、保護の対象に包含されるもの
であることを理解すべきである。
【図１】典型的な従来技術の実施例により構成され且つ
配置された交換可能な流体フィルタ組立体の全断面の側
面図である。
配置された交換可能な流体フィルタ組立体の全断面の側
面図である。
【図２】本発明の典型的な実施例による交換可能な流体
フィルタ組立体の全断面の側面図である。
フィルタ組立体の全断面の側面図である。
【図３】図２の交換可能な流体フィルタ組立体の斜視図
である。
である。
２０ 流体フィルタ組立体 ２１ 外殻 ２２ フィルタ・カートリッジ ２３ ナットプレー
ト ２４ ばね ２５ リテーナ ２６、２７ 環状ガスケット ３１ 上端板 ３１ａ 上端板の円筒状の立上り部分 ３２ 下端板 ３３ 中央管 ３４ フィルタ媒質 ３５ リテーナの上
縁部 ３６ リテーナの周縁部 ３７ リテーナの受
け入れ溝 ４０ 流体フィルタ組立体 ４１ 外殻 ４１ａ 外殻の湾曲基部 ４１ｂ 外殻の略円
筒状の側壁 ４１ｃ 外殻の開放端部 ４２ フィルタ媒質 ４３ 上端キャップ ４４ 下端キャップ ４３ａ 上端キャップの張り出し部 ４５ 中央管 ４６ 成形ナットプ
レート／ナイロン端板 ４７ 密封圧縮ガスケット ４９ 壁 ５０ フィルタ媒質の下端 ５１ フィルタ媒質
の内部 ５２ 流出口 ５３ 圧縮脚部 ５４ 基部の内面 ５５ 隙間スペース ５６ 外殻の上方外縁部 ５７ ナットプレー
トの最外側部分 ５９ 雄ねじ付きニップル ６０ 底部壁 ６１ 側壁 ６２ 側壁の最外側
部分 ６３ Ｕ字形溝 ６４ 側壁の流れ開
口 ６５ ウェブ状リブ ６６ 底部壁の下方
平坦面 ６８ 上端キャップの環状コーナ縁部
ト ２４ ばね ２５ リテーナ ２６、２７ 環状ガスケット ３１ 上端板 ３１ａ 上端板の円筒状の立上り部分 ３２ 下端板 ３３ 中央管 ３４ フィルタ媒質 ３５ リテーナの上
縁部 ３６ リテーナの周縁部 ３７ リテーナの受
け入れ溝 ４０ 流体フィルタ組立体 ４１ 外殻 ４１ａ 外殻の湾曲基部 ４１ｂ 外殻の略円
筒状の側壁 ４１ｃ 外殻の開放端部 ４２ フィルタ媒質 ４３ 上端キャップ ４４ 下端キャップ ４３ａ 上端キャップの張り出し部 ４５ 中央管 ４６ 成形ナットプ
レート／ナイロン端板 ４７ 密封圧縮ガスケット ４９ 壁 ５０ フィルタ媒質の下端 ５１ フィルタ媒質
の内部 ５２ 流出口 ５３ 圧縮脚部 ５４ 基部の内面 ５５ 隙間スペース ５６ 外殻の上方外縁部 ５７ ナットプレー
トの最外側部分 ５９ 雄ねじ付きニップル ６０ 底部壁 ６１ 側壁 ６２ 側壁の最外側
部分 ６３ Ｕ字形溝 ６４ 側壁の流れ開
口 ６５ ウェブ状リブ ６６ 底部壁の下方
平坦面 ６８ 上端キャップの環状コーナ縁部
フロントページの続き (71)出願人 594110468 100 ＢＮＡ Ｃｏｒｐｏｒａｔｅ Ｃｅ ｎｔｅｒ，Ｓｕｉｔｅ 500，Ｎａｓｈｖ ｉｌｌｅ，Ｔｅｎｎｅｓｓｅｅ 32717, Ｕ．Ｓ．Ａ.
Claims (20)
- 【請求項１】 交換可能な流体フィルタ組立体におい
て、 一端が閉鎖され、他端が開放され、それらの間に中空の
内部を画成する、外殻と、 第一の端部と第二の端部である他端とを有する略円筒状
のフィルタ媒質と、前記の第二の端部を横断して密封す
るように組み付けられた下端板と、前記第一の端部に密
封するように組み付けられた環状の上端板とを備え、か
つ、前記外殻内に配置された、フィルタ・カートリッジ
と、 流路を形成し得るように液体密の嵌合状態で前記上端板
に組み付け得る構造と配置とを有し、流入口と流出口と
を有し、これにより、前記流入口を通って前記フィルタ
組立体に入る液体が前記フィルタ媒質を通過して流れ、
前記液体が前記流出口を通って前記流体フィルタ組立体
から外に出るように構成され、かつ、前記外殻の開放し
た他端に固着された、成形された一体のナットプレート
と、 を有することを特徴とする、流体フィルタ組立体。 - 【請求項２】 請求項１に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記ナットプレートの前記流出口が前記ナット
プレート内に略中心があり、前記ナットプレートが、前
記上端板から下方に延在するように前記上端板に押し込
み嵌めされた略円筒形状をなす円筒状壁を備える、前記
流体フィルタ組立体。 - 【請求項３】 請求項２に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記ナットプレートは、基部と、囲繞する側壁
と、複数のウェブとを備え、前記複数のウェブは前記流
出口と前記基部と前記側壁とに対して三つの側面で一体
に接合されている、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項４】 請求項３に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記下端板は、前記フィルタ媒質の第二の端部
を密封して閉じ得るように設計され、かつ、配置され
た、円形のディスクである、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項５】 請求項４に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記外側ハウジングと前記ナットプレートはロ
ールド・シームにより相互に強固に接続され、これによ
り、前記フィルタ・カートリッジが前記外側ハウジング
内で軸方向に圧縮されている、前記流体フィルタ組立
体。 - 【請求項６】 請求項１に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記下端板は、前記フィルタ媒質の第二の端部
を密封して閉じ得る構造と配置とを有する円形のディス
クである、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項７】 請求項６に記載の交換可能な流体フィル
タ組立体において、前記外側ハウジングと前記ナットプ
レートはロールド・シームにより相互に強固に接続さ
れ、これにより、前記フィルタ・カートリッジが前記外
側ハウジング内で軸方向に圧縮されている、前記流体フ
ィルタ組立体。 - 【請求項８】 請求項１に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記ナットプレートはガラス強化ナイロン材料
製である、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項９】 請求項１に記載の流体フィルタ組立体に
おいて、前記上端板の環状の形状は、略同心状の隙間穴
を画成する、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項１０】 液体用フィルタ組立体において、 第一の端部で閉鎖し、かつ、反対側の第二の端部で開放
した、略円筒形状を有する中空の外側ハウジングと、 成形された第一の環状の端板によって第一の端部が閉鎖
され、成形された第二の端板によって反対側の第二の端
部が閉鎖され、かつ、前記外側ハウジング内に配置され
た、略円筒状のフィルタ・カートリッジと、 密封状態を形成するように前記外側ハウジングに強固に
組み付けられ、かつ、環状の軸部と前記軸部と同軸状に
形成された流出口導管とを画成し、前記環状の軸部は前
記第一の端板内に挿入されて液密の組立体を形成し、前
記上端ユニットは更に流入口を形成する構造と配置とを
有し、前記液体用フィルタ組立体内に流入する流体が前
記フィルタエレメントの周りを流れると共に前記エレメ
ントを通過して流れ、そして前記流出口導管を介して外
に出るような構造と配置とを有する、成形により形成さ
れた一体の上端ユニットと、 を備えることを特徴とする、液体用フィルタ組立体。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載の流体フィルタ組立
体において、前記上端ユニットの流出口導管は、前記上
端ユニット内で略中心に位置決めされ、かつ、前記環状
軸部が前記第一の端部板内に押し込み嵌めされている、
前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の流体フィルタ組立
体において、前記上端ユニットは、基部と、囲繞する側
壁と、複数のウェブとを備え、前記複数のウェブは、前
記流出口と前記基部と前記側壁とに対し三つの側部で一
体に接合されている、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項１３】 請求項１２に記載の流体フィルタ組立
体において、前記第二の端部板は、前記フィルタ媒質の
第二の端部を密封して閉鎖するように設計されかつ配置
されている、円形のディスクである、前記流体フィルタ
組立体。 - 【請求項１４】 請求項１３に記載の流体フィルタ組立
体において、前記外側ハウジングと前記上端ユニットは
ロールド・シームにより相互に強固に接続され、これに
より、前記フィルタ・カートリッジは前記外側ハウジン
グ内で軸方向に圧縮されている、前記流体フィルタ組立
体。 - 【請求項１５】 請求項１４に記載の流体フィルタ組立
体において、前記上端ユニットはガラス強化ナイロン材
料製である、前記流体フィルタ組立体。 - 【請求項１６】 請求項１０に記載の流体フィルタ組立
体において、前記第二の端部板は、前記閉鎖された第一
の端部に当接する複数の圧縮脚部を備える、前記流体フ
ィルタ組立体。 - 【請求項１７】 液体用フィルタ組立体において、 全体として円筒状の本体と、湾曲した閉鎖端部と、前記
閉鎖端部に対向する開放端分とを有する、外側ハウジン
グと、 前記開放端を通じて前記外側ハウジング内に配置され、
かつ、フィルタ・エレメントと、前記フィルタ・エレメ
ントの第一の端部に固着された閉鎖端部キャップと、前
記フィルタ・エレメントの第二の端部に固着された環状
のリング端部キャップとを備え、前記閉鎖端部キャップ
は前記閉鎖端部に当接する位置に配置され、前記フィル
タ・エレメントは中空の中央通路を画成し、前記環状の
リング端部キャップは前記中空の中央通路内に延在する
内方を向いた環状の張り出し部を有する、全体として円
筒状のフィルタ・カートリッジと、 前記開放端を横断するように配置されて密封された周方
向の接続面で前記外側ハウジングに取り付けられ、か
つ、外壁と、底部壁と、中空の内部軸部とを有し、前記
外壁と前記底部壁と前記中空の軸部とは、前記中空の軸
部と前記外壁との間に配置された環状の凹状部分を、前
記中空の軸部の周りに画成するように構成された、単一
の環状の端部板とを有し、 前記環状の凹状部分は半径方向と軸方向とに延在する複
数のウェブ状リブによって複数の空所に仕切られ、前記
ウェブ状リブは、それぞれ、前記中空の軸部と前記外壁
と前記底部壁とに一体に成形され、前記外壁は複数の流
れ開口を画成し、画成された各空所に最大限一つの流れ
開口が存在するように構成されていることを特徴とす
る、液体用フィルタ組立体。 - 【請求項１８】 請求項１７に記載のフィルタ組立体に
おいて、前記中空の軸部は上方のねじ付き部分と下方の
挿入部分とを備えるように配置されている、前記フィル
タ組立体。 - 【請求項１９】 請求項１８に記載のフィルタ組立体に
おいて、前記上方ねじ付き部分は前記開放端に向かう第
一の方向に前記底部壁から延在し、前記挿入部分は前記
環状のリング端部キャップに向かう第二の方向に前記底
部壁を越えて軸方向に延在する、前記フィルタ組立体。 - 【請求項２０】 請求項１９に記載のフィルタ組立体に
おいて、前記挿入部分は前記環状張り出し部に対して締
まり嵌めするように前記環状リングの端部キャップ内に
挿入され、同時に、前記底部壁は前記環状リング端部キ
ャップに当接するように構成された、前記フィルタ組立
体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US36039994A | 1994-12-21 | 1994-12-21 | |
| US360399 | 1994-12-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215507A true JPH08215507A (ja) | 1996-08-27 |
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ID=23417810
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331399A Pending JPH08215507A (ja) | 1994-12-21 | 1995-12-20 | 交換可能な流体フィルタ組立体 |
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|---|---|
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