JPH08214188A - クランプシステム - Google Patents
クランプシステムInfo
- Publication number
- JPH08214188A JPH08214188A JP7019348A JP1934895A JPH08214188A JP H08214188 A JPH08214188 A JP H08214188A JP 7019348 A JP7019348 A JP 7019348A JP 1934895 A JP1934895 A JP 1934895A JP H08214188 A JPH08214188 A JP H08214188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- component
- output
- pass filter
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な回路で映像信号の妨害成分を減
少させる。 【構成】 11はクランプ回路で映像信号をバッファー
を介して入力し、特定の電圧にホールドして出力する。
12は加算回路で前記映像信号に妨害を与えるフライバ
ックパルスをローパスフィルターを介して入力し、イン
バータ13と直流成分をカットするコンデンサとゲイン
を落とす抵抗を介して前記映像信号に加算する。映像信
号の妨害成分の波形と加算する波形とをキャンセルする
ようローパスフィルタの時定数および抵抗値を設定す
る。ローパスフィルタは必要のない場合には省略可能で
ある。
少させる。 【構成】 11はクランプ回路で映像信号をバッファー
を介して入力し、特定の電圧にホールドして出力する。
12は加算回路で前記映像信号に妨害を与えるフライバ
ックパルスをローパスフィルターを介して入力し、イン
バータ13と直流成分をカットするコンデンサとゲイン
を落とす抵抗を介して前記映像信号に加算する。映像信
号の妨害成分の波形と加算する波形とをキャンセルする
ようローパスフィルタの時定数および抵抗値を設定す
る。ローパスフィルタは必要のない場合には省略可能で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理装置に関
するもので、特に同期周波数の異なる複数の映像信号を
処理する映像信号処理装置に関するものである。
するもので、特に同期周波数の異なる複数の映像信号を
処理する映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化が進んできてお
り、テレビジョン受信機またはテレビモニターにおいて
は複数のメディアに対応する必要性が生じてきている。
り、テレビジョン受信機またはテレビモニターにおいて
は複数のメディアに対応する必要性が生じてきている。
【0003】映像信号処理装置においては、同期周波数
の異なる複数の映像信号について対応する必要が生じ
る。複数の同期周波数の異なる映像信号を表示する場
合、表示する信号の同期周波数に、或る映像信号の同期
周波数を変換する必要がある。その場合、同期周波数変
換装置の前後で互いの同期周波数の間でで妨害を及ぼし
合うことが多い。特に変換前の信号のクランプのタイミ
ングに変換後の信号の帰線期間が重なるとクランプミス
を生じる場合が多い。
の異なる複数の映像信号について対応する必要が生じ
る。複数の同期周波数の異なる映像信号を表示する場
合、表示する信号の同期周波数に、或る映像信号の同期
周波数を変換する必要がある。その場合、同期周波数変
換装置の前後で互いの同期周波数の間でで妨害を及ぼし
合うことが多い。特に変換前の信号のクランプのタイミ
ングに変換後の信号の帰線期間が重なるとクランプミス
を生じる場合が多い。
【0004】以下に、従来のクランプシステムについて
説明する。図5は従来のクランプシステムのブロック図
を示すものである。
説明する。図5は従来のクランプシステムのブロック図
を示すものである。
【0005】図5において、51はフェライトコアで映
像信号に存在する妨害成分を減少させる。52はクラン
プ回路でフェライトコア51からの映像信号をバッファ
ーを介して入力し、特定の基準電圧にホールドし出力す
る。
像信号に存在する妨害成分を減少させる。52はクラン
プ回路でフェライトコア51からの映像信号をバッファ
ーを介して入力し、特定の基準電圧にホールドし出力す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、妨害成分が同期周波数のような低い周
波数である場合、比較的大きなコアが必要であるため回
路規模が大きくなるという問題が生じていた。更に、妨
害成分だけでなく、映像信号自身の高域成分が減衰する
という性能的な問題が生じていた。
ような構成では、妨害成分が同期周波数のような低い周
波数である場合、比較的大きなコアが必要であるため回
路規模が大きくなるという問題が生じていた。更に、妨
害成分だけでなく、映像信号自身の高域成分が減衰する
という性能的な問題が生じていた。
【0007】本発明は上記したような従来の問題を解決
するものである。
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のクランプシステムは、映像信号を入力して
特定の基準電圧にホールドする手段を有するクランプ回
路と、前記映像信号に妨害を与える妨害信号を反転する
反転手段と、前記反転手段の出力の直流成分をカットす
る直流阻止手段と、直流阻止手段の出力を減衰させる減
衰手段と、前記減衰手段の出力を前記映像信号に加算す
る加算手段とを有する。
に、本発明のクランプシステムは、映像信号を入力して
特定の基準電圧にホールドする手段を有するクランプ回
路と、前記映像信号に妨害を与える妨害信号を反転する
反転手段と、前記反転手段の出力の直流成分をカットす
る直流阻止手段と、直流阻止手段の出力を減衰させる減
衰手段と、前記減衰手段の出力を前記映像信号に加算す
る加算手段とを有する。
【0009】また、映像信号を入力して特定の基準電圧
にホールドする手段を有するクランプ回路と、前記映像
信号に妨害を与える妨害信号を入力して直流成分をカッ
トする直流阻止手段と、前記直流阻止手段の出力を減衰
させる減衰手段と、前記減衰手段の出力を前記特定の基
準電圧に加算する加算手段とを有する。
にホールドする手段を有するクランプ回路と、前記映像
信号に妨害を与える妨害信号を入力して直流成分をカッ
トする直流阻止手段と、前記直流阻止手段の出力を減衰
させる減衰手段と、前記減衰手段の出力を前記特定の基
準電圧に加算する加算手段とを有する。
【0010】
【作用】この構成によって、映像信号に乗っている妨害
成分をキャンセルするように、妨害源となっている信号
を極性またはゲインを設定して映像信号に加算すること
ができる。
成分をキャンセルするように、妨害源となっている信号
を極性またはゲインを設定して映像信号に加算すること
ができる。
【0011】また、映像信号に乗っている妨害成分に相
当する信号をクランプ基準電圧に加算することができ
る。
当する信号をクランプ基準電圧に加算することができ
る。
【0012】
(実施例1)まず、本発明の第1の実施例におけるクラ
ンプシステムを図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の第1の実施例におけるクランプシステムのブロッ
ク図で、図2はその動作波形図である。
ンプシステムを図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の第1の実施例におけるクランプシステムのブロッ
ク図で、図2はその動作波形図である。
【0013】図1において、11はクランプ回路で映像
信号(図2(a))をバッファーを介して入力し特定の
電圧にホールドし出力する。12は加算回路で、前記映
像信号に妨害を与えている非同期のフライバックパルス
(図2(b))をローパスフィルターを介して入力し、
インバータと直流成分をカットするコンデンサとゲイン
を落とす抵抗を介して前記映像信号に加算する。
信号(図2(a))をバッファーを介して入力し特定の
電圧にホールドし出力する。12は加算回路で、前記映
像信号に妨害を与えている非同期のフライバックパルス
(図2(b))をローパスフィルターを介して入力し、
インバータと直流成分をカットするコンデンサとゲイン
を落とす抵抗を介して前記映像信号に加算する。
【0014】映像信号はフライバックパルスにより図2
(c)のような妨害を受ける。反転されたフライバック
パルスを、ローパスフィルタの時定数および抵抗値の設
定で妨害成分を反転させた成分に相当するようにして
(図2(d))、前記妨害を受けた映像信号に加算す
る。その結果、妨害成分がキャンセルできる。(図2
(e)) ローパスフィルタは必要のない場合には省略可能であ
る。
(c)のような妨害を受ける。反転されたフライバック
パルスを、ローパスフィルタの時定数および抵抗値の設
定で妨害成分を反転させた成分に相当するようにして
(図2(d))、前記妨害を受けた映像信号に加算す
る。その結果、妨害成分がキャンセルできる。(図2
(e)) ローパスフィルタは必要のない場合には省略可能であ
る。
【0015】この構成によって、映像信号に乗っている
妨害成分をキャンセルするように妨害源となっているフ
ライバックパルスを映像信号に加算することができる。
妨害成分をキャンセルするように妨害源となっているフ
ライバックパルスを映像信号に加算することができる。
【0016】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
におけるクランプシステムを図面を参照しながら説明す
る。図3は本発明の第2の実施例におけるクランプシス
テムのブロック図で、図4はその動作波形図である。
におけるクランプシステムを図面を参照しながら説明す
る。図3は本発明の第2の実施例におけるクランプシス
テムのブロック図で、図4はその動作波形図である。
【0017】図3において、21はクランプ回路で映像
信号(図4(a))をバッファーを介して入力し、クラ
ンプパルス(図4(b))のタイミングで特定の基準電
圧VCにホールドし出力する。
信号(図4(a))をバッファーを介して入力し、クラ
ンプパルス(図4(b))のタイミングで特定の基準電
圧VCにホールドし出力する。
【0018】いま、映像信号は、映像信号に非同期のフ
ライバックパルス(図4(c))により妨害を受けてい
るとする。特にクランプパルスのタイミングで妨害を受
けている場合を考えると(図4(d))、クランプ後の
映像信号のDCレベルは、妨害成分に相当するレベルず
れてしまうことになる。
ライバックパルス(図4(c))により妨害を受けてい
るとする。特にクランプパルスのタイミングで妨害を受
けている場合を考えると(図4(d))、クランプ後の
映像信号のDCレベルは、妨害成分に相当するレベルず
れてしまうことになる。
【0019】そこで、本発明は加算回路22で、前記映
像信号に妨害を与える非同期のフライバックパルスをロ
ーパスフィルターを介して入力し、直流成分をカットす
るコンデンサとゲインを落とす抵抗を介して前記特定の
基準電圧に加算してクランプを行う(図4(d))。基
準電圧のインピーダンスを考え、映像信号の妨害成分の
波形と加算する波形を合わせるようにローパスフィルタ
の時定数および抵抗値を設定する。ローパスフィルタは
必要のない場合には省略可能である。
像信号に妨害を与える非同期のフライバックパルスをロ
ーパスフィルターを介して入力し、直流成分をカットす
るコンデンサとゲインを落とす抵抗を介して前記特定の
基準電圧に加算してクランプを行う(図4(d))。基
準電圧のインピーダンスを考え、映像信号の妨害成分の
波形と加算する波形を合わせるようにローパスフィルタ
の時定数および抵抗値を設定する。ローパスフィルタは
必要のない場合には省略可能である。
【0020】この構成によって、基準電圧に妨害源とな
っているフライバックパルスを、妨害成分に相当するよ
うに加算することができ、映像信号に乗っている妨害成
分によるクランプミスが生じない。
っているフライバックパルスを、妨害成分に相当するよ
うに加算することができ、映像信号に乗っている妨害成
分によるクランプミスが生じない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明のクランプシステ
ムは、映像信号に妨害を与える妨害源が特定できる場合
には、映像信号に乗っている妨害成分をキャンセルする
ように、妨害源となっている信号を極性またはゲインを
設定して映像信号に加算することにより、比較的簡単な
回路で映像信号の高域特性を損なうことなく映像信号の
妨害成分を無くすることが出来る。
ムは、映像信号に妨害を与える妨害源が特定できる場合
には、映像信号に乗っている妨害成分をキャンセルする
ように、妨害源となっている信号を極性またはゲインを
設定して映像信号に加算することにより、比較的簡単な
回路で映像信号の高域特性を損なうことなく映像信号の
妨害成分を無くすることが出来る。
【0022】または、妨害源となっている信号を極性ま
たはゲインを設定してクランプ回路用の特定の基準電圧
に加算することにより、比較的簡単な回路で映像信号の
高域特性を損なうことなく映像信号の妨害成分によるク
ランプミスを回避することが実現できる。
たはゲインを設定してクランプ回路用の特定の基準電圧
に加算することにより、比較的簡単な回路で映像信号の
高域特性を損なうことなく映像信号の妨害成分によるク
ランプミスを回避することが実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるクランプシステ
ムのブロック図
ムのブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるクランプシステ
ムの動作波形図
ムの動作波形図
【図3】本発明の第2の実施例におけるクランプシステ
ムのブロック図
ムのブロック図
【図4】本発明の第2の実施例におけるクランプシステ
ムの動作波形図
ムの動作波形図
【図5】従来のクランプシステムのブロック図
11、21 クランプ回路 12、22 加算回路 13 反転回路
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号を入力して特定の基準電圧にホ
ールドする手段を有するクランプ回路と、前記映像信号
に妨害を与える妨害信号を反転する反転手段と、前記反
転手段の出力の直流成分をカットする直流阻止手段と、
直流阻止手段の出力を減衰させる減衰手段と、前記減衰
手段の出力を前記映像信号に加算する加算手段とを有す
るクランプシステム。 - 【請求項2】 映像信号を入力して特定の基準電圧にホ
ールドする手段を有するクランプ回路と、前記映像信号
に妨害を与える妨害信号を入力して直流成分をカットす
る直流阻止手段と、前記直流阻止手段の出力を減衰させ
る減衰手段と、前記減衰手段の出力を前記特定の基準電
圧に加算する加算手段とを有するクランプシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019348A JPH08214188A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | クランプシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019348A JPH08214188A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | クランプシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214188A true JPH08214188A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11996893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7019348A Pending JPH08214188A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | クランプシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214188A (ja) |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP7019348A patent/JPH08214188A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11510988A (ja) | 水平同期の復原 | |
JPH08214188A (ja) | クランプシステム | |
JPH07131677A (ja) | ビデオ信号のサグ補正回路 | |
JP3543614B2 (ja) | A/d変換装置 | |
US5309226A (en) | Means for cancelling ghost signals in response to the reception of a non-standard television video signal | |
JPH0211069A (ja) | ゴースト除去装置 | |
JP2003330445A (ja) | 表示装置 | |
JP2525448B2 (ja) | ゴ―スト除去装置 | |
JPH03167968A (ja) | ゴーストリデューサ | |
JP3212201B2 (ja) | 時間軸補正回路 | |
JPH07312699A (ja) | ディジタル映像再生装置 | |
JP3185571B2 (ja) | ディジタル色信号復調装置 | |
JPS58175376A (ja) | ゴ−スト除去装置 | |
JPS59171272A (ja) | ゴ−スト除去装置 | |
JPH08149338A (ja) | 映像信号処理装置 | |
JPH0391321A (ja) | A/dコンバータの補正装置 | |
JPH02280574A (ja) | 映像信号回路 | |
JPH08237614A (ja) | 副搬送波再生回路 | |
JPS62136134A (ja) | ダイバ−シテイ受信装置 | |
JPH08280042A (ja) | タイミング発生回路 | |
JPH06113166A (ja) | 擬似信号除去装置及びテレビジョン受像機 | |
JPS6412433B2 (ja) | ||
JPS6245284A (ja) | テレビジヨン信号の直流再生回路 | |
JPS612410A (ja) | ピ−ク検波装置 | |
JPH0683428B2 (ja) | 映像信号処理装置 |