JPH08211295A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JPH08211295A
JPH08211295A JP7015812A JP1581295A JPH08211295A JP H08211295 A JPH08211295 A JP H08211295A JP 7015812 A JP7015812 A JP 7015812A JP 1581295 A JP1581295 A JP 1581295A JP H08211295 A JPH08211295 A JP H08211295A
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switching
observation method
illumination light
diaphragm
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Sanenari Kojima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】観察法切換え時の絞り操作や照明光の明るさ調
整操作を自動化し、観察法や観察者の好みの観察状態を
簡単に再現可能とすること。 【構成】観察法を切換え可能な顕微鏡装置において、観
察法と対物レンズとの組合わせに対応して視野絞り4及
び開口絞り5の絞り条件が定められ観察法及び対物レン
ズのいずれかに対応して照明光の明るさ条件が定められ
た制御パラメータテーブルを備える。観察法の切換え時
に、制御パラメータテーブルから切換え後の観察法に対
応した照明光の明るさ条件を読み出し、当該明るさ条件
に応じた照明光を照明光制御手段に指示する。また、制
御パラメータテーブルから切換え後の観察法に対応した
絞り条件を読み出して当該絞り条件に応じた絞り径を絞
り制御手段に指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察法を切換可能な顕
微鏡装置に係り、さらに詳しくは観察条件の変更に連動
して光学要素を制御する顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生物分野における研究をはじめ各種工業
分野の検査工程等において、微細な試料を拡大観察した
り又は観察像を写真やビデオ画像として記録することの
出来る顕微鏡装置が幅広く利用されている。
【0003】この種の顕微鏡装置は、対物レンズの倍率
や種類を変更し又は照明法を変更することにより、標本
観察に使用している観察法を切換えることができる構成
となっている。顕微鏡の観察法には様々なものがある。
周知のものでは、明視野、暗視野、微分干渉、偏光等の
観察法がある。これら観察法を標本の種類、特性に応じ
て切り換えて使用している。
【0004】ところで、従来の顕微鏡装置では、対物レ
ンズの交換やコンデンサの変更に伴う観察法の切換えが
発生した場合、顕微鏡の性能を充分に生かすため、その
都度照明光の明るさや絞りの状態を変更後の条件に合わ
せて最適な状態にしなければならない。
【0005】ところが、このような操作は顕微鏡操作に
熟練していなければ円滑に行うことができない。そこ
で、本出願人は顕微鏡操作の操作性を向上させるため
に、特願平6−40998号において、対物レンズの状
態、光路設定状態に連動して撮影像の明るさを一定に保
つように制御する顕微鏡を提案した。この顕微鏡は、減
光フィルターを制御することにより明るさを自動制御し
たり、対物レンズ毎に最適な絞り径を設定しておいて対
物レンズが切り替わった時点で最適な絞り径を設定する
ようになっている。
【0006】また、顕微鏡装置での顕微鏡写真撮影に使
用する写真撮影装置には、写真撮影の露光時間を自動的
に演算する自動露出演算装置が内蔵されているものがあ
る。かかる自動露出演算装置には、標本の明るさ分布に
よっては最適な演算が行えない場合があった。例えば蛍
光観察の場合、背景色が暗黒で明るい部分が点在する標
本を写真撮影することになる。このような標本を写真撮
影しようとすれば、従来の演算方法では、最適な露出時
間を算出することができず、露出不適性で写真撮影に失
敗してしまう。そこで、本出願人は、蛍光観察でも正確
な自動露出演算を実現するため、特願平3−27285
5号において、蛍光観察像の写真撮影に好適な自動露出
演算手法を提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特願平6−40998号に提案した制御方法、及び特
願平3−272855号に提案した自動露出演算手法
は、同一観察法の下での制御に限られており、観察法が
切り変わった際には改めて設定し直さなければならず、
煩わしい操作を行わなければならない。例えば、観察法
を切換える際に、絞り、明るさ、コンデンサ、対物変換
など複数の部位を操作しなければならない。この操作手
順を誤ると観察部位に不用意に強い照明光が照射され、
標本にダメージを与えたり、顕微鏡を覗くと眩しい状態
になり不快感を与え眼にも良くない。写真撮影の場合で
あれば、結局写真撮影に失敗してしまい、大切な記録デ
ータを失うことになる。
【0008】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の第1の目的は、選択した観察
法に応じて最適な絞り、明るさ等の光学的条件を自動的
に制御することができ、絞り、明るさ調整等の煩わしい
顕微鏡操作を削減して操作性の向上を図ると共に、観察
法を切換えても常に最良な観察像を得ることのできる顕
微鏡装置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、観察法毎に写真撮
影モードを記録し、観察法切換えに連動して写真撮影モ
ードも切換えることができる、写真撮影の誤操作防止し
た顕微鏡装置を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、観察法の切換えを
行う際に、各部位の切換え操作順位を制御することによ
り、標本に与えるダメージを最小限に抑えることができ
ると共に、観察者に不快感を与えることのない観察法切
換え環境を実現する顕微鏡装置を提供することにある。
【0011】本発明の第4の目的は、選択した観察法と
対物レンズとに応じて最適な絞り、明るさ等の光学的条
件を自動的に制御することができ、絞り、明るさ調整等
の煩わしい顕微鏡操作を削減して操作性の向上を図ると
共に、観察法を切換えても常に最良な観察像を得ること
のできる顕微鏡装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。
【0013】請求項1に対応する本発明は、標本に照射
する照明光を調整する照明光制御手段と、前記照明光の
照射範囲を制限する為の視野絞りを制御する視野絞り制
御手段と、前記標本のコントラストを調整する為の開口
絞りを制御する開口絞り制御手段とを有する顕微鏡装置
において、標本を観察している観察法に対応した前記視
野絞り及び開口絞りの絞り条件と、照明光の明るさ条件
が定められた制御パラメータテーブルと、観察法の切換
え時に、前記制御パラメータテーブルから切換え後の観
察法に対応した照明光の明るさ条件を読み出し、当該明
るさ条件に応じた照明光を前記照明光制御手段に指示す
る手段と、観察法の切換え時に、前記制御パラメータテ
ーブルから切換え後の観察法に対応した絞り条件を読み
出して当該絞り条件に応じた絞り径を前記各絞り制御手
段に指示する手段とを具備する。請求項2に対応する本
発明は、観察光学系の光軸上に挿入される対物レンズを
切換える対物切換手段と、標本に照射する照明光を調整
する照明光制御手段と、前記照明光の照射範囲を制限す
る為の視野絞りを制御する視野絞り制御手段と、前記標
本のコントラストを調整する為の開口絞りを制御する開
口絞り制御手段とを有する顕微鏡装置において、観察法
と対物レンズとの組合わせに対応して前記視野絞り及び
開口絞りの絞り条件が定められ、観察法及び対物レンズ
のいずれか一つに対応して前記照明光の明るさ条件が定
められた制御パラメータテーブルと、観察法の切換え時
に、前記制御パラメータテーブルから切換え後の観察法
に対応した照明光の明るさ条件を読み出し、当該明るさ
条件に応じた照明光を前記照明光制御手段に指示する手
段と、観察法の切換え時に、前記制御パラメータテーブ
ルから切換え後の観察法に対応した絞り条件を読み出し
て当該絞り条件に応じた絞り径を前記各絞り制御手段に
指示する手段とを具備する。
【0014】請求項3に対応する本発明は、上記顕微鏡
装置において、前記観察光学系から取出した標本像を写
真撮影するための写真撮影装置と、前記観察光学系を介
してそれぞれ取り込まれた前記標本の観察像を観察する
複数の観察部と、観察法毎に前記写真撮影装置の露出演
算方式が定められた観察法別演算モードテーブルと、前
記観察部に対応して前記照明光の明るさ補正条件が定め
られた補助テーブルと、観察法の切換え時に、前記補助
テーブルから観察法切換え後の観察部に対応した明るさ
補正条件を読出し、当該明るさ補正条件に応じた照明光
を前記照明光制御手段に指示する手段と、観察法の切換
え時に、前記観察法別演算モードテーブルに定められた
観察法切換え後の露出演算方式を参照して前記写真撮影
装置に露出時間を指示する手段とを具備する。
【0015】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。
【0016】請求項1に対応する本発明によれば、観察
法の切換え時には、制御パラメータテーブルから切換え
後の観察法に対応した照明光の明るさ条件が読み出され
て当該明るさ条件に応じた照明光が照明光制御手段に指
示される。また、制御パラメータテーブルから切換え後
の観察法に対応した絞り条件が読み出されて当該絞り条
件に応じた絞り径が各絞り制御手段に指示される。
【0017】請求項2に対応する本発明によれば、制御
パラメータテーブルに観察法と対物レンズとの組合わせ
に対応して照明及び絞りの条件が設定されている。観察
法の切換え時には、観察法と対物レンズとの組合わせに
対応して制御パラメータテーブルから切換え後の観察法
に対応した照明光の明るさ条件が読み出されて当該明る
さ条件に応じた照明光が照明光制御手段に指示される。
また、制御パラメータテーブルから切換え後の観察法に
対応した絞り条件が読み出されて当該絞り条件に応じた
絞り径が各絞り制御手段に指示される。
【0018】請求項3に対応する本発明によれば、観察
法の切換え時には、補助テーブルから観察法切換え後の
観察部に対応した明るさ補正条件が読み出されて当該明
るさ補正条件に応じた照明光が照明光制御手段に指示さ
れる。また、観察法別演算モードテーブルに定められた
観察法切換え後の露出演算方式に基づいて写真撮影装置
の露出時間が算出される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0020】(第1実施例)図1は本発明の一実施例に
係る顕微鏡装置の全体構成を示しており、図2は該顕微
鏡装置の光学系の構成を示している。
【0021】本実施例の顕微鏡装置における光学系は、
例えばハロゲンランプからなる透過照明用光源1からの
光をコレクタレンズ2で集光して透過用フィルターユニ
ット3へ入射する。
【0022】透過用フィルターユニット3は透過照明用
光源1の色温度を変えずに明るさの調光を行う複数枚の
NDフィルターと、色補正を行うための複数枚の補正フ
ィルターとからなり、任意のフィルターを照明光学系の
光路中に選択的に挿脱可能になっている。
【0023】上記透過用フィルターユニット3を透過し
た照明光を、透過視野絞り4,透過開口絞り5,コンデ
ンサ光学素子ユニット6,コンデンサトップレンズユニ
ット7を介して試料ステージ8の下方からステージ上の
観察試料Sを照明するように透過照明光学系が構成され
ている。
【0024】コンデンサ光学素子ユニット6は、光路中
に選択的に挿入される複数のユニット6a〜6cからな
る。光学素子6aは暗視野観察用、光学素子6bは微分
干渉観察用、光学素子6cは位相差観察用である。
【0025】コンデンサトップレンズユニット7は、光
路中に選択的に挿入される複数のユニット7a,7bか
らなる。ユニット7aは低倍観察時(対物レンズ<10
倍)に使用され、ユニット7bは高倍観察時(対物レン
ズ>10倍)に使用される。試料ステージ8は、観察試
料Sを光軸と直交する平面内で2次元移動可能になって
いる(観察試料の走査)と共に、ピント合わせのため光
軸方向へ移動可能になっている。
【0026】試料ステージ上方には複数の対物レンズ9
a〜9cがレボルバー10に保持されている。レボルバ
ー10の回転により観察光路の光軸上に挿入すべき対物
レンズを交換することができる。レボルバー10は、例
えば顕微鏡のアーム先端部に回転自在に取付けられてお
り、そのアーム先端部の観察光路上にキューブユニット
11が配設されている。
【0027】キューブユニット11は、各種観察法によ
り選択的に挿入される複数のユニット11a〜11cか
らなる。キューブ11aは落射明視野用、キューブ11
bは落射暗視野用、キューブ11cは落射蛍光用となっ
ている。
【0028】キューブユニット11を透過した光は観察
用プリズム13を介して接眼レンズ14へ導いている。
【0029】一方、水銀ランプ等からなる落射照明用光
源15からの光を、落射用フィルターユニット16,落
射シャッター17,落射視野絞り18,落射開口絞り1
9を介して、キューブユニット11の光路中に挿入され
ているキューブに入射し、観察試料S側へ反射させて落
射照明するのが落射照明光学系である。
【0030】落射用フィルターユニット16は、落射照
明用光源15の色温度を変えずに明るさの調光を行う複
数枚のNDフィルターと、色補正を行うための複数枚の
補正フィルターとから構成される。落射シャッター17
は、光路中に挿脱可能で落射用光源15を遮光するため
のシャッターである。
【0031】本顕微鏡装置の電気制御系は以下のように
構成されている。
【0032】システム全体の動作を管理しているメイン
コントロール部30に対して、落射絞りコントロール部
31、落射フィルターコントロール部32、コンデンサ
コントロール部33、透過視野絞りコントロール部3
4、透過フィルターコントロール部35、フレームコン
トロール部36を、専用シリアルバス37を介してそれ
ぞれ接続している。
【0033】落射絞りコントロール部31は落射視野絞
り18と落射開口絞り19を駆動及び制御するコントロ
ール部であり、落射フィルターコントロール部32は落
射用フィルターユニット16を駆動及び制御するコント
ロール部である。
【0034】コンデンサコントロール部33は、コンデ
ンサ光学素子ユニット6,コンデンサトップレンズユニ
ット7,透過用開口絞り5の駆動及び制御を行う部分で
ある。また、透過視野絞りコントロール部34は透過用
視野絞り4の駆動及び制御を行うコントロール部であ
り、透過フィルターコントロール部35は透過用フィル
ターユニット3の駆動及び制御を行うコントロール部で
ある。
【0035】フレームコントロール部36は、透過照明
用光源1,落射照明用光源15,レボルバー10,キュ
ーブユニット11,落射シャッター17を駆動制御する
コントロール部である。
【0036】上記各コントロール部31〜36は、図3
に示す回路構成を夫々備えている。CPU回路41と、
このCPU回路41からの指令で制御対象の光学ユニッ
トを駆動する駆動回路42と、制御対象の光学ユニット
の位置を検出してCPU回路41へ知らせる位置検出回
路43と、CPU回路41と専用シリアルバス37とを
接続する専用シリアル通信I/F回路44と、その他の
図示しない周辺回路とをコントロール部内に内蔵してい
る。
【0037】上記CPU回路41は、CPU45がRO
M46,RAM47にCPUバス48を介して接続さ
れ、ROM46に各々の制御内容を記述したプログラム
が記憶され、RAM47に制御演算用のデータが格納さ
れている。そして各コントロール部31〜36に専用シ
リアルバス37を介してメインコントロール部30から
制御指示が送り込まれ、CPU45がROM46のプロ
グラムに従って動作することにより各々受け持ちの光学
ユニット等の制御を行う。
【0038】図4は、メインコントロール部30の構成
を示す図である。
【0039】同図に示すメインコントロール部30は、
各コントロール部31〜36と同様に構成されたCPU
回路41に加えて、顕微鏡の各種設定状態を記憶し電源
遮断後もその記憶内容を記憶している不揮発性メモリ1
00と、各種操作SWを設けたSW入力部101と、各
種情報を表示するための表示部102と、専用シリアル
バス37をコントロールする為の専用シリアルバス駆動
回路103とにより構成されている。
【0040】図5は、SW入力部101と表示部102
の構成を示している。表示部102は、例えばプラズマ
ディスプレー又はLCD等の表示部材からなり、CPU
45より送られて来る表示内容を表示する。SW入力部
101は、例えば透明シートスイッチからなり、表示部
102の上に貼り合わされている。SW入力部101
は、SW入力部101上のタッチ(押下)位置を認識す
ることができるようになっている。例えば、表示部10
2に図6に示す様なSW表示201〜203の画面を表
示し、SW表示203上を指等で押下したとすると、C
PU45はSW入力部101の押下位置データと表示部
102の表示データとにより何のSWが押下されたかを
認識して押下SWに対応した制御が行えるようになって
いる。
【0041】透過用フィルターユニット3に装着されて
いる各種フィルターの種類を図7に示している。No.
1〜No.4のNDフィルターは、色温度を変えずに明
るさのコントロールを行う為のものである。この4枚の
組み合わせで光の透過量を調整し、光量の制御を行うこ
とができる。また、図8はNo.1〜No.4のNDフ
ィルターの組み合わせと光量比との関係を表したもので
ある。光量比はNDフィルター未挿入の状態からの減光
率を示している。例えば、図8の8番目の組み合わせで
は、NDフィルター未挿入の状態の1/128の光量が
通過することになる。また、No.5はカラーフィルム
使用時の色温度の補正を行う為の色温度補正フィルタ
ー、No.6は白黒フィルム使用時にコントラストの強
調を行う為のコントラスト強調フィルター、No.7は
ある特定の色を強調する為の特定色強調フィルターであ
る。これらフィルターはメインコントロール部30より
制御される透過フィルターコントロール部35により、
照明光路中に任意に挿入可能となっている。
【0042】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。
【0043】図20は実施例全体における動作の流れを
示している。すなわち、電源が投入されると、図9に示
す操作画面を表示する。そして、INITIALスイッ
チ300が押された時は図21に示すフローチャートに
従って初期設定処理を実行し、対物変換SWである表示
領域330のスイッチが押された時は図22に示すフロ
ーチャートに従って対物切換え処理を実行し、又は観察
法切換SWである表示領域320、又は310のスイッ
チが押された時は図23に示すフローチャートに従って
観察法切換処理を実行する。
【0044】(初期設定)顕微鏡操作の前段階として、
観察法切換えや対物レンズ切換えの為に必要となる各種
パラメータの設定操作を行う。例えば、レボルバー10
のどの対物取付け穴にどのような種類の対物レンズが取
付けられているかをCPU45に確認させて、不揮発性
メモリ100へ記憶させる。今、図示しない電源SWが
押されるとメインコントロール部30のCPU45がR
OM46から所定の表示データを読出して表示部102
に図9の操作画面を表示する。
【0045】今は、初期設定を行うので図9の操作画面
においてINITIALスイッチ300を押すことにな
る。INITIALスイッチ300が押されると、図2
1のフローチャートに基づいた以下のような処理を実行
する。
【0046】すなわち、CPU45がROM46から図
10に示す如き画面の表示データを読出して表示部10
2に図10に示す初期設定画面を表示させる。
【0047】図10に示す初期設定画面には、レボルバ
ー10に設けられた対物取付け穴の各位置を指定するS
W表示領域340が表示される。SW表示領域340は
スイッチREVO1 〜REVO6 からなり、6つの対物取付け穴
を指定可能になっている。SW表示領域340のスイッ
チ数は現在装着されているレボルバー10の対物レンズ
取付け穴の数に対応させている。また、この画面には、
レボルバー10のどの対物取付け穴に何の対物レンズが
取付けられているかを表す一覧表341と、初期設定動
作を中止するためのCANCELスイッチ342と、初
期設定動作を終了するためのENDスイッチ343とを
備えている。
【0048】図10の画面において、レボルバ指定スイ
ッチであるSW表示領域340のスイッチREVO1 を押下
げれば、レボルバー10の対物取付け穴の第1位置に装
着される対物レンズの設定操作へ移行する。即ち、スイ
ッチREVO1 が押されると、CPU45がROM46から
図11の画面に関する表示データを読出して表示部10
2の画面を図11の画面へと変更する。この画面には選
択レボルバに関する設定可能対物レンズの一覧表350
を備えている。
【0049】一方で、CPU45は図11への画面変更
と同時に、専用シリアルバス駆動回路103を駆動し
て、専用シリアルバス37を介してフレームコントロー
ル部36にレボルバー10の回転指示を与える。この回
転指示を受けたフレームコントロール部36が駆動回路
42を駆動してレボルバー10の対物取付け穴1番を光
軸位置に挿入する。その結果、スイッチREVO1 で指定さ
れた対物レンズが観察光路上に挿入される。
【0050】操作者は、レボルバー10の回転が終了し
てから、現在光路中に挿入されている対物レンズを確認
し、その対物レンズを表示部102の一覧表350から
捜して指定する。メインコントロール部30のCPU回
路41に接続された図示していないジョグダイアルから
CPU45へ操作信号を入力できる。ジョグダイアルの
回転方向に対応した方向(A方向またはB方向)へ操作
期間だけ所定の速度で指示表示部351を移動させる。
そして、確定した指示表示部351の停止位置を読み込
んで、その位置に表示されている対物レンズを指定対物
レンズとして認識する。
【0051】対物レンズの指定が終了した後、同一画面
に備えたENTERスイッチ352が押されると、CP
U45は対物一覧表350において指示表示部351で
指定されている対物レンズの各パラメータのテーブルを
作成する。メインコントロール部30のROM46に
は、実行プログラムと共に対物一覧表350で表示して
いる各対物レンズのパラメータが格納してある。
【0052】図12は対物レンズのパラメータテーブル
を示している。この対物レンズパラメータテーブルに
は、システム的に使用可能な全対物レンズのデータが格
納されている。即ち、対物レンズ毎に対物種類(OBt
ype)、対物倍率(OBmag)とそれに対応したそ
れぞれの開口数(OBna)、焦点距離(OBf)、明
るさ係数(logaOB)、その対物レンズで使用可能
な観察法、がそれぞれ格納されている。また、ROM4
6には、図13に示すように各観察法に対応した明る
さ、絞り等の初期データが格納されたテーブルが格納さ
れている。
【0053】CPU45は、図12、図13のテーブル
を参照して、図14に示す制御用パラメータテーブルの
該当箇所を更新し、メインコントロール部30の不揮発
性メモリ100に記憶する。対物変換時、観察法切換え
時にはこのパラメータテーブルを使用して、実際の制御
が行われる。パラメータ内容の詳細は後述する。
【0054】以上の操作をSW表示領域340のスイッ
チREVO1 〜REVO6 まで繰り返すことにより、初期設定が
終了する。ここで、不揮発性メモリ100に設定したデ
ータは電源遮断後の保持されることから、レボルバー1
0に装着されている対物レンズが変わらない限り再設定
の必要はない。各パラメータテーブルの詳細項目につい
ては、後で説明する。REVO1 〜REVO6 の設定が終了した
ら、観察者は図10に示す画面に備えたENDスイッチ
343を押すことにより、画面表示を図9に示す画面に
変更する。
【0055】CPU45は、ENDスイッチ343が押
されると、表示部102に図9に示す画面を表示し、顕
微鏡操作が可能な状態にする。図9の画面では、顕微鏡
の基本操作である対物レンズの切換えと観察法の切換え
が可能になっている。
【0056】観察法の切換えを行うスイッチ表示領域3
10には、明視野観察法指定スイッチ311、暗視野観
察法指定スイッチ312、微分干渉観察指定スイッチ3
13、位相差観察法指定スイッチ314、蛍光観察法指
定スイッチ315が備えられている。また、照明系の切
換えを行うスイッチ表示領域320には、落射照明を選
択する落射照明選択スイッチ321と、透過照明を選択
する透過照明選択スイッチ322とが備えられている。
対物レンズの指定を行うスイッチ表示領域330は、図
10の初期設定画面で設定した対物レンズへの切換え操
作が可能なスイッチ331〜336がある。
【0057】次に、実際の顕微鏡操作時の作用について
説明する。
【0058】今、操作者が図9の観察法指定スイッチの
一つである明視野指定スイッチ311(BF)を選択す
ると、CPU45がSW入力部101と表示部102の
表示内容より、明視野観察が指定されたものと判断し、
明視野観察法への切換え動作を開始する。すなわち、図
23に示すフローチャートに基づいて以下の(1)〜
(5)の手順に従い観察法切換え動作を実行する。
【0059】(1) 対物レンズの適合性チェック 現在選択されている対物レンズが指定観察法での観察が
可能かどうかのチェックを行う。もし、選択対物レンズ
が指定観察法に不適合であれば、対物レンズの変更を行
う。この場合は、図14の制御パラメータテーブルを参
照すると全ての対物レンズが明視野観察可能なため対物
レンズ変更の必要はないが、仮に変更が必要な場合につ
いて以下に示す。
【0060】CPU45は、図14の制御パラメータテ
ーブルを参照する。例えば、レボルバー位置1番に装着
されている対物レンズの使用可能観察法は、透過明視野
と透過暗視野のみであり、それ以外は使用不可能になっ
ている。ここで、透過微分干渉の選択SW312が指定
された場合は、不適合対物となる。対物レンズの変更が
必要な場合は、指定観察法が可能な対物レンズのうち、
倍率の小さい対物レンズから選択するように制御され
る。この例では、レボルバー位置2番とレボルバー位置
3番が透過微分干渉の観察が可能であるので、倍率の小
さいレボルバー位置2番の対物レンズが選択される。
【0061】変更対物レンズが決定したらCPU45
は、専用シリアルバス駆動回路103を駆動して、専用
シリアルバス37を介してフレームコントロール部36
にレボルバー10の回転指示を与える。この回転指示を
受けたフレームコントロール部36が駆動回路40を駆
動してレボルバー10の指定取付け穴位置を光軸位置に
挿入する。
【0062】(2) 照明経路の変更 指定観察法にあった照明、観察が行えるように照明経路
の確保を行う。先ず、透過観察法か落射観察法かによ
り、ランプ電圧出力先を切り換える。透過観察法の場合
は透過照明用光源1、落射観察法の場合は落射照明用光
源15を点燈させるべくCPU45は、フレームコント
ロール部36に照明用光源制御指示を専用シリアルバス
37を使用して通知する。
【0063】制御電圧は、図14の制御パラメータ(L
vol)を参照して、その設定ランプ電圧に制御され
る。今、図14では全観察法で一律9.00(V)であ
るが、これは色温度を一定に保つためにデータ初期設定
時の初期値として決めてある。これをユーザーの好みで
調整した場合は、観察法毎の各々異なったランプ電圧
(Lvol)が記憶され、再現できる。
【0064】フレームコントロール部36はメインコン
トロール部30の指示により、透過観察法の場合は透過
照明用光源1、落射観察法の場合は落射照明用光源15
を制御して、ランプ電圧を指定電圧に制御する。
【0065】次に、キューブユニット11の切換えを行
う。キューブユニット11の制御は、予め不揮発メモリ
100に記憶してある図16のキューブ位置データを参
照して行われる。尚、図16のキューブ位置データは図
示しないキューブ初期設定SWにより、対物レンズの初
期設定操作と同様の方法で設定可能である。CPU45
は、図16のキューブ位置データにより指定観察法に適
合したキューブを観察光軸上に挿入するよう、フレーム
コントロール部36に制御指示を送る。
【0066】落射観察法の場合は、キューブが必要なの
で指定観察法に適合したキューブを観察光軸上に挿入す
る。透過観察法の場合は、キューブは不必要のためキュ
ーブが光軸上に入らないように制御される。即ち、図1
6でいえばキューブ位置4番のキューブなしの位置が観
察光軸上に挿入されるようになる。落射明視野指定の場
合はキューブ11aの落射明視野用キューブ、落射暗視
野指定の場合はキューブ11bの落射暗視野用キュー
ブ、落射蛍光指定の場合はキューブ11cの落射蛍光用
キューブがそれぞれ挿入される。
【0067】フレームコントロール部36は、CPU4
5からの情報により、指定キューブを光軸位置へ挿入す
べく駆動回路40でキューブユニットを駆動する。
【0068】最後に、コンデンサ39の制御を行う。コ
ンデンサ39の制御は、コンデンサトップレンズユニッ
ト7とコンデンサ光学素子ユニット6の2つのユニット
を制御することにより行われる。コンデンサトップレン
ズユニット7の制御は、現在挿入されている対物レンズ
の倍率に応じて選択される。現在、光軸上に挿入されて
いる対物レンズが低倍対物レンズ(<10倍)の場合
は、低倍トップレンズ7aを挿入し、高倍対物レンズ
(10倍≦)の場合は高倍トップレンズ7bを光軸上に
挿入する。これは、図14の制御パラメータより挿入さ
れるべきトップレンズを参照して行われる。CPU45
は、挿入すべきトップレンズが決定したら、コンデンサ
コントロール部33に制御指示を送出して、コンデンサ
コントロール部33に駆動回路40によりトップレンズ
7aあるいは7bのどちらかを光軸上に挿入させる。
【0069】コンデンサ光学素子ユニット6の制御は、
キューブユニット11と同様の方法で図17の光学素子
位置データテーブルにより行れ、観察法に適切な光学素
子を光軸上に挿入する。図17に示す光学素子位置デー
タテーブルは、図16と同様、予め不揮発メモリ100
に記憶してあり、図示しないコンデンサ光学素子初期設
定SWにより、対物レンズの初期設定操作と同様の方法
で設定可能である。
【0070】透過暗視野観察の場合は光学素子位置1番
の光学素子6a、透過微分干渉観察の場合は光学素子位
置2番の光学素子6b、透過位相差観察の場合は光学素
子位置3番の光学素子6cを光軸上に挿入する。また、
透過明視野と透過偏光などの場合は光学素子を必要とし
ないので、光学素子位置4、5、6の何れかの光学素子
が未挿入の状態にする。
【0071】光学素子の位置が決定したら、コンデンサ
トップレンズユニット7と同様、コンデンサコントロー
ル部33に制御指示を出す。コンデンサコントロール部
33は、メインコントロール部30から指示を受ける
と、駆動回路40を制御してコンデンサ光学素子ユニッ
ト6を駆動し、指定光学素子を光軸上に挿入させる。
【0072】(3) 明るさの調整 3番目の動作として、指定観察法に合わせた明るさの補
正を行う。ここで、明るさ補正の演算方法について説明
を行う。
【0073】通常、接眼レンズ14で覗いた時の最適な
明るさ照度Lは0.5〜1〔lx〕程度である。また、
開口絞りは、透過明視野の場合には瞳径の80〜85
〔%〕が標準と考えられている。そして、観察時の像面
の照度Lは透過観察法の場合、(1)式、落射観察法の
場合(2)式で表すことができる。
【0074】 L={Kk(LA×ND×AS)×OB}×Km …………………(1) L={Kk(LA×ND×AS)}×Km …………………………(2) “LA”は基準対物レンズを使用し、AS径100%の
時の像面照度(基準照度)である。このLAは使用する
照明光学系により各々異なる。“ND”は透過用フィル
ターユニット3、或いは落射用フィルターユニット16
のNDフィルターの組合わせ濃度比率、例えば、図8で
上から5番目の組み合わせでND6のみが挿入されてい
る状態は、ND=1/16で表される。“AS”は10
0%を1とした時の明るさ比である。例えば、瞳径80
%での明るさ比ASは、 AS=0.802 ………………………………………………………(3) 即ち、0.64という固定値で表せる。“OB”は基準
対物レンズを1とした時の各対物レンズ固有の明るさ
比、“Km”はNDフィルターのマニュアル補正値であ
る。“Kk”は、各々の観察法毎の補正係数であり、こ
の値を変えることにより、観察法毎に明るさを規定す
る。
【0075】本実施例では、LA=936lxと定義し
て使用し、像面の照度Lの調整目標値を0.5〜1.0
lxに維持するため、 L=0.5×(2)1/2 ×2±1/2 =0.707×2±1/2 ……(4) なる目標値より、(1)式から 0.707×2±1/2 ={Kk(936×0.64×ND)×OB}×Km …(5) これをND演算式に直すと、 ND=(0.707)/(Kk×936×0.64×OB×Km) =(1.18×10-3)/(Kk×OB×Km) …(6) が得られ、NDフィルターの目標値が決まる。
【0076】ところで、透過フィルターユニット3に挿
入されているフィルターは、図7、図8に示す設定のよ
うに、4枚のNDフィルターの組み合わせで構成されて
いるので、(6)式によるNDの目標値は21/4 の分解
能で与えて制御しなければならない。
【0077】そこで、(6)式において21/4 を底aと
する対数をとると下式となる。
【0078】 logaND=−38.9−logaOB−logaKk−logaKm ……………(7) 従って、実際のNDフィルター組み合わせを求めるため
には、図14の制御パラメータより、対物レンズ明るさ
係数logaOB、検鏡別明るさ係数logaKk、明
るさマニュアル補正値logaKmを参照し、(7)式
より、logaNDを得る。そして、メインコントロー
ル部30のROM46に予め格納してある図15のND
組み合わせテーブルを参照してlogaNDに対応した
光量比を決める。この光量比となるよう図8に示すテー
ブル組み合わせを基に透過フィルターユニット3に制御
指示を出す。
【0079】専用シリアルバス37で、メインコントロ
ール部30からの制御指示を受けた透過フィルターユニ
ット3は、駆動回路40でその指示組み合わせとなるよ
うにNDフィルターの組み合わせを変更する。
【0080】かくして、NDフィルターの調整で所望の
明るさにコントロール可能になる。尚、落射照明系のコ
ントロールも落射フィルターユニット18と(2)式を
利用して同様に可能となる。
【0081】(4) 視野絞りの調整 実際の視野絞り径の算出方法は以下の通りである。透過
視野絞り径の算出式を(8)式に、落射視野絞り径の算
出式を(9)式に示す。
【0082】 透過視野絞り径={OCfr/(OBmag×FSmag)}×Kfs …(8) 落射視野絞り径=(OCfr/FSmag)×Kfs …(9) “OCfr”は接眼レンズ14の視野数であり、本実施
例では、26.5を使用する。“OBmag”は対物レ
ンズの倍率であり、図14の制御パラメータから現在選
択されている対物レンズの倍率を参照する。“FSma
g”は、FS像の投影倍率であり、これは、現在使用さ
れているコンデンサトップレンズにより異なる。FS像
の投影倍率(FSmag)のデータは、メインコントロ
ール部30のROM46に実行プログラムと共に予め格
納してあり、図18に示すようにトップレンズの種類別
のデータテーブルとなっている。本実施例では、図18
に記載したFS投影倍率で演算を行う。
【0083】視野絞りの調節は、通常(透過明視野)の
場合には、接眼レンズ14の視野外接となるように調節
される。しかし、観察法により最適条件が異なるため、
Kfsを観察法、対物レンズ毎に変えて制御することに
より、観察法、対物レンズ毎の固有絞り値の制御が可能
となる。
【0084】また、観察者が任意に視野絞り径を調整し
た場合にも、このKfsを可変することで、観察法、対
物レンズ毎に観察者の好みの絞り径への調整が可能とな
る。例えば、透過明視野観察で4倍の対物レンズを使用
している場合、CPU45は図14の制御パラメータと
図18のトップレンズデータから、対物倍率(OBma
g)、視野絞り係数(Kfs)、FS投影倍率(FSm
ag)を読み出し、(8)式から実際のFS径の算出を
行う。
【0085】 透過視野絞り径={OCfr/(OBmag×FSmag)}×Kfs ={26.5/(4×0.85)}×1.0 =7.79〔mm〕 …(10) (10)式より、実際のFS径が求められる。CPU4
5は、このようにして求められたFS径に透過視野絞り
4を制御するため透過視野絞りコントロール部34にデ
ータを送る。専用シリアルバス37を介してデータを受
けた透過視野絞りコントロール部34は、駆動回路42
を駆動してFS径を更新する。また、落射視野絞り18
も(9)式と落射絞りコントロール部31を使用するこ
とにより制御可能である。
【0086】(5) 開口絞りの調整 最後に、標本のコントラストを調整するための開口絞り
を制御する。開口絞りの算出は、(11)式、(12)
式で決定される。
【0087】 透過開口絞り=2×OBna×CDf×Kas …………………(11) 落射開口絞り=2×OBna×OBf×ASmag×Kas …(12) “OBna”は対物レンズの開口数であり、対物レンズ
毎に個有値を持つ。“CDf”は使用しているコンデン
サトップレンズの焦点距離であり、これも使用トップレ
ンズ毎に個有値を持つ。
【0088】図14より現在選択されている対物レンズ
の開口数(OBna)を読み出し、図18よりトップレ
ンズ焦点距離を読み出す。“Kas”は補正係数であ
り、この値を可変、記憶することにより、各観察法、対
物レンズ毎に固有の絞り値を設定する事が出来る。これ
は、透過明視野観察の場合には、開口絞り径80%程度
が最適な値であることは前にも述べたが、観察法が変わ
るとその最適値も変化する。例えば、透過暗視野や透過
位相差観察の場合には、開口絞りは必要がないため機械
的に限界の開放としておくのが一般的である。逆に、中
途半端な状態にしておくと、最適な観察状態にならな
い。このような場合には、Kasを無限大に設定するこ
とで、機械的限界の開放値とする。“OBfb”は、対
物レンズの後ろ側焦点距離で、本実施例では、8.00
(mm)の固定値として演算する。“ASmag”はA
S投影倍率であり、OBfbと共にメインコントロール
部30のROM46に格納してある。
【0089】今、透過明視野観察で4倍の対物レンズを
使用している場合の例を取れば、CPU45は、図1
4、図18よりコンデンサトップレンズ焦点距離(CD
f)、対物レンズの開口数(OBna)、AS補正係数
(Kas)を参照することにより、(11)式より絞り
径を求められる。
【0090】 透過開口絞り=2×OBna×CDf×Kas =2×0.16×41.7×0.64=8.54(mm) …(13) (13)式より実際のAS径が求められる。CPU45
は、このようにして求められたAS径に透過開口絞り5
を制御するためコンデンサコントロール部33にデータ
を送る。専用シリアルバス37を介してデータを受けた
コンデンサコントロール部33は、駆動回路42を駆動
してAS径を更新する。また、落射開口絞り15も(1
2)式と落射絞りコントロール部31を使用することに
より制御可能である。
【0091】以上、(1)〜(5)の動作により、観察
法の切換えを行う。
【0092】次に、図9の表示部102に表示されてい
る表示領域330の何れかのSWが押された時の動作に
ついて図22を参照して説明する。
【0093】例えば、レボルバー10がレボルバー位置
4番の位置にあり、対物倍率40倍の対物レンズで、微
分干渉観察法で観察しているものとする。この状態で、
表示領域330の対物指定SW331が押されたときの
動作について説明する。
【0094】メインコントロール部30のCPU45
は、SW入力部101と表示部102の表示内容から対
物指定SW331が押されたことを認識し、対物レンズ
の変換動作を開始する。CPU45は指定対物レンズが
現状の観察法で使用可能な対物レンズか否かのチェック
を行うため、図14の制御パラメータを参照する。
【0095】現在の観察法は透過微分干渉であり、指定
対物レンズでは観察できない設定である。この場合、C
PU45は変換動作を中止し表示部102に図19に示
すような警告画面を表示する。
【0096】観察者は、図19の警告表示領域360の
警告内容を確認し、確認SW361を押すことにより、
表示部102の内容を図9の操作画面に戻すことができ
る。また、現在の観察法で使用可能な対物レンズが選択
された場合(レボルバー位置2番の10倍対物レンズ指
定SW332等)は、レボルバー10を回転し、対物切
換え動作を行う。CPU42は、変換対物レンズに最適
な明るさ、絞り径(透過視野絞り4、透過開口絞り
5)、コンデンサ組み合わせを図14の制御パラメータ
を基に、それぞれ(1)、(8)、(11)式を使用し
て求め、該当ユニットを駆動し、制御を行う。さらに、
図9の表示部102に表示されている表示領域320の
落射照明選択SW321が押され、透過観察法から落射
観察法に切り換わった時の動作としては、前述の(1)
〜(5)の手順と同様に制御され、照明系(観察法)の
切換えが行われる。
【0097】尚、図14の制御パラメータテーブルに記
載されている数値は、全て初期設定時の標準値となって
いるが、NDによる明るさ調整値は観察法毎にマニュア
ル補正が可能であり、使用者の好みに合わせた微調整が
可能である。例えば、透過明視野でのマニュアル補正値
(logaKm)の現在の設定値は図14によれば
“0”であり、マニュアル補正なしの状態である。
【0098】ここで、透過フィルターユニット3の図示
しないマニュアル補正機構により、半分の明るさに変更
されたとすると、透過フィルターコントロール部35は
その旨を専用シリアルバス37を使用してメインコント
ロール部30に伝える。メインコントロール部30は、
透過フィルターコントロール部35からのデータによ
り、図14の制御パラメータテーブルの明視野時のマニ
ュアル補正係数(Km)を“0”から“−4”に変更す
る。これ以後、明視野観察指定の場合はここで変更した
マニュアル補正係数(Km)を使用して演算を行うため
明視野観察法では標準値の半分の明るさに調整される。
また、透過視野絞り4、透過開口絞り5、落射視野絞り
18、落射開口絞り19も同様にマニュアル補正があっ
た場合は、図14の該当観察法の該当対物レンズの絞り
データ(Kfs或いはKas)を更新する。これによ
り、各観察法に対応した対物レンズの絞り径を個々に設
定できる。さらにまた、照明光源ランプ電圧(Lvo
l)も各観察法毎に記憶、再現可能になっている。
【0099】以上、説明した第1実施例によれば、従来
は観察法切換え毎に行っていた煩わしく熟練操作を要し
た照明系の変更、調整や視野絞り、開口絞りの調整操作
が不要となる。これにより、観察法を切換えても常に最
良な観察像が得られ、操作性が格段に向上できる。
【0100】また、照明系の明るさ補正値を観察法毎に
記憶、再現し、視野絞りと開口絞りを各観察法の各対物
レンズ毎に記憶、再現することにより、観察者の好みに
合わせた微妙な調整値を余すところ無く再現可能にな
る。
【0101】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について説明する。
【0102】本実施例は、前述した第1実施例に顕微鏡
写真撮影装置及び自動焦点装置を付加した構成となって
いる。
【0103】図24は、第2実施例に係る顕微鏡装置の
全体構成を示しており、図25はその光学系の一例を示
している。この顕微鏡装置の照明光学系は、前述した第
1実施例と同様の構成を有している。
【0104】キューブユニット11と観察用プリズム1
3との間の光路上に光路切換え用プリズム12、12′
が直列に配置されている。光路切換え用プリズム12、
12′は機械的に連動していて光軸上を同時に挿脱可能
になっている。光路切換え用プリズム12、12′を光
軸上に挿入することで写真光学系へ光軸が導かれるよう
になっている。
【0105】光軸上に挿入した光路切換え用プリズム1
2により切り換えられた光路B(写真光学系)の光軸上
に、AF切換えプリズム20及びズームレンズ22が配
置されている。AF切換えプリズム20は光路Bに対し
て挿脱可能になっており、光路挿入時にピント検知用受
光素子21へ観察像を投影する。ピント検知用受光素子
21は自動焦点制御を行うための観察像を取り込むため
のもので、AF切換えプリズム20が挿入状態のとき結
像レンズを介して観察像を取り込む。
【0106】ズームレンズ22は、写真撮影及び観察時
に連続的に変倍を行うためのものであり、本実施例では
1倍〜2倍のズーム倍率を任意に選択可能となってい
る。このズームレンズ22を通過した光の光軸上に光軸
方向を変える為の全反射ミラー603、604が配置さ
れている。
【0107】全反射ミラー604と光路上に挿入した光
路切換え用プリズム12′との間の光路上に、写真光学
系(光路B)に対し挿脱可能な写真光路切換えプリズム
23が設けられている。写真光路切換えプリズム23が
光軸上に挿入された場合に入射される撮影光路(光路
C)の光軸上に挿脱可能な測光光路切換えプリズム24
が配置されている。また、撮影用プリズム23′は写真
撮影時にのみ光軸上に挿入され、カメラへ入射される観
察像の光量比が100%となるような軌道を確保する。
測光光路切換えプリズム24より導かれた光が結像レン
ズを介して入射される位置に写真撮影を行う場合の露出
時間の自動演算に使用される光量を検出する為の写真用
受光素子25が設けられている。
【0108】光路B上に挿入した写真光路切換えプリズ
ム23で反射された光の光軸上に、写真撮影を行う為の
写真撮影用シャッター26、写真撮影用のフィルムを格
納してある複数のカメラ27、27′、602が取り付
けられている。この複数のカメラはカメラ切換えプリズ
ム601の移動位置により、任意に選択可能となってい
る。写真光学系(光路B)の光軸は、光路切換え用プリ
ズム12′まで戻ると、第1実施例同様に観察用プリズ
ム13に入射され結像レンズ14で観察可能となる。
【0109】光路切換え用プリズム12、12′と、測
光光路切換えプリズム24と、撮影用プリズム23′
と、カメラ切換えプリズム601とは全反射のプリズム
であり、光軸に挿入されると光量は100%分岐され
る。AF切換えプリズム20と、写真光路切換えプリズ
ム23は光量比分割プリズムであり、挿入されるとプリ
ズム毎に決められた比率で光路を分割する。図26a〜
図26cは、上記各プリズムの反射比率及び光量分割比
率を示している。
【0110】ここで、本顕微鏡装置の光学系を制御する
制御システムの構成について説明する。なお、前述した
第1実施例と同一部分については説明を省略する。
【0111】本実施例の顕微鏡装置は、写真撮影及び写
真光学系の切換えを制御する写真撮影コントロール部5
1と、自動焦点調節を行うためのAFコントロール部5
2を備えている。
【0112】写真撮影コントロール部51は、光路切換
え用プリズム12、12′と、AF切換えプリズム20
と、写真光路切換えプリズム23と、測光光路切換えプ
リズム24と、カメラ切換えプリズム601の光路切換
え制御を行う。また、ズームレンズ22の駆動制御、写
真用受光素子25の光量から写真撮影時間を算出するた
めの演算処理、写真撮影用シャッター26の開閉制御、
カメラ27、27′、602のフィルム巻上げ及び巻き
戻し制御を行う。
【0113】AFコントロール部52は、ピント検知用
受光素子21からのデータを演算し、ステージ8を駆動
することにより試料の自動合焦検出を行う。写真撮影コ
ントロール部51及びAFコントロール部52には、第
1実施例の他ユニット同様に、図3に示すCPU回路4
1が内蔵されており、光学ユニットの駆動や位置検出を
行い制御を行う。また、専用シリアル通信I/F回路4
4を介してメインコントロール部30に接続されてお
り、メインコントロール部30からの制御指示によりコ
ントロールされる。
【0114】次に、第2実施例の作用について説明す
る。
【0115】図30は本実施例全体の動作の流れを示し
ている。本実施例は、電源が投入されると図27に示す
操作画面を表示して初期設定処理(図31)、対物変換
え処理(図32)、観察法切換え処理(図33)、光路
切換え処理(図34)、露光動作処理(図35)、自動
合焦処理(図36)、ズーム変倍処理(図37)等の各
処理を受け付ける。
【0116】図27に示す操作画面上でINITIAL
スイッチ300が押されると、図31の初期設定処理が
実行される。初期設定処理では図10に示す初期設定画
面が表示され前述した第1実施例と同様にして図29の
制御テーブルのパラメータ値が更新される。
【0117】図27に示す操作画面上で対物切換SWで
ある表示領域330のスイッチが選択されれば、図32
の対物変換え処理が実行される。対物変換え処理では選
択指定された対物レンズへ変更可能か否か制御テーブル
をチェックして判断し、観察可能であれば第1実施例と
同様に指定対物レンズへ変更制御する。また、指定対物
レンズに適合したコンデンサトップレンズへ制御テーブ
ルを参照して変更する。そして、選択されている観察法
及び設定光路に応じて後述する演算により最適なNDフ
ィルターの組み合わせを求める。さらに、後述する原理
に基づいて絞り径を制御する。
【0118】又、図27に示す操作画面上で観察法切換
SWである表示領域320のスイッチが選択されれば、
図33の観察法切換え処理が実行される。観察法切換え
処理では、選択された観察法に適した対物レンズかどう
か判定し、観察法に適していなければ図29の制御パラ
メータテーブルを参照して適当な対物レンズに切換え
る。また、第1実施例と同様にして観察法に対応した光
源を選択し、制御パラメータテーブルを参照してランプ
電圧を設定し、さらに観察法に対応したキューブ、コン
デンサトップレンズユニット及びコンデンサ光学素子を
選択する。次に、観察法及び選択している光路(TV光
路またはBi光路)に応じたNDフィルターの組み合わ
せを後述する演算にて求める。そして、各種絞り径の変
更後に、図29の制御パラメータテーブルを参照して当
該観察法の自動露出モードに切換えて写真撮影条件表示
領域390に表示させる。
【0119】ここで、図27に示す操作画面について説
明する。この操作画面は、メインコントロール部30の
表示部102に表示される。操作画面に設けられたSW
表示領域310、320、330及びINITIALス
イッチ300は、前記した図9と同じ機能が割り付けら
れている。SW表示領域370は、観察光学系及び写真
光学系の切換えを行うためのスイッチが設けられてい
る。Biスイッチ371とTVスイッチ372は、観察
する部位を設定するためのスイッチであり、Biスイッ
チ371が選択された場合には、メインコントロール部
30のCPU45は、SW入力部101と表示部102
の組み合わせからBiスイッチ371が押されたものと
認識し、写真撮影コントロール部51に光路移動指示を
与える。
【0120】写真撮影コントロール部51は、メインコ
ントロール部30からの指示により観察用プリズム13
を光軸上に挿入する。これにより、接眼レンズ14での
観察が可能になる。
【0121】逆に、TVスイッチ372が選択された場
合には、観察用プリズム13を光軸上から光路外へはね
のける。これにより、TVカメラ等での観察が可能にな
る。DIRECTスイッチ373、ZOOMスイッチ3
74、ZOOM/PHOTOスイッチ375は、観察モ
ードを指定するスイッチである。
【0122】DIRECTスイッチ373が選択された
場合には、光路切換え用プリズム12、12′を光軸上
からはねのける。すなわち、図25に示す光路Aが選択
される。これにより、観察像は写真光学系を通らずに接
眼レンズ14へ導かれて目視観察される。これは、余分
な光学系を通らないため、レンズによる光量ダウンと観
察像の劣化が少ない観察をする場合に使用される。
【0123】ZOOMスイッチ374は、写真光学系の
ズームレンズ22を使用してズーム観察を行う場合に使
用される。ZOOMスイッチ374が押されると、前述
同様の方法で写真撮影コントロール部51に制御指示が
送られる。そして、写真撮影コントロール部51が、光
路切換え用プリズム12、12′を光軸上に挿入し光路
Bを選択する。更に、写真光路切換えプリズム23を光
軸上から外すことにより、ズームレンズ22を使用して
の観察が可能になる。尚、この場合、写真光路切換えプ
リズム23を光軸上から外ているため、写真用受光素子
25には光量が入っていないので、写真撮影コントロー
ル部51は、写真撮影時間の演算処理を中止している。
【0124】ZOOM/PHOTOスイッチ375は、
ズームレンズ22を使用する観察を行いながら、写真撮
影時間の演算処理を行う光路を選択するスイッチであ
る。このスイッチ375が選択されると、写真光路切換
えプリズム23と測光光路切換えプリズム24を光軸上
に挿入し、写真用受光素子25に光を導く。これにより
写真撮影時間の演算処理を行いながら観察が可能にな
る。このようなZOOM/PHOTO光路の状態で初め
て露光開始SW380の受付が可能となる。
【0125】DIRECTスイッチ373とZOOMス
イッチ374で選択した光路が設定されている場合、前
述のように写真光路切換えプリズム23が光軸上から外
れているので、写真用受光素子25には光量が入らず、
写真撮影時間の演算処理が出来ない。そのため、CPU
45はSW入力部101を規制して露光開始SW380
の受付を禁止している。実際の露光動作については後述
する。
【0126】カメラ指定スイッチ376、377、37
8は、写真撮影用のカメラを指定するためのスイッチで
ある。35Lスイッチ376を選択するとカメラ2
7′、Lスイッチ377を選択するとカメラ602、3
5Rスイッチ378を選択するとカメラ27がそれぞれ
選択されるようになっている。実際の選択動作は、カメ
ラ切換えプリズム601を切換えて、カメラ376、3
77、378の何れかを選択することにより行われる。
【0127】AFスイッチ381は、自動焦点検出動作
の開始/中止を指示するためのスイッチである。AFス
イッチ381が押さると、図36に示すように、インコ
ントロール部30は、前段階動作としてピント検知用受
光素子21に観察像を入力すべく、AF切換えプリズム
20を光軸上に挿入し、ピント検知用受光素子21に観
察像を導く。そして、選択されている観察法及び設定光
路(TV光路またはBi光路)に基づいて最適なNDフ
ィルターの組み合わせを所定の演算(同図には(21)
〜(24)式の場合が示されている)により求めてND
フィルターを変更する。
【0128】次に、CPU45は、実際の焦点検出を行
うためAFコントロール部52に、AF動作開始を告げ
る。メインコントロール部30からAF動作開始指示を
受けたAFコントロール部52によりAF動作が開始さ
れる。AFコントロール部52はピント検知用受光素子
21の観察像データを取得しながら試料移動ステージを
駆動回路40で光軸方向に垂直に移動させ、観察像デー
タの変化を評価しながらピント検知動作を行う。
【0129】再び、AFスイッチ381が押されたなら
ば、メインコントロール部30はAF開始時とは逆の動
きとなるような制御を行う。即ち、AFコントロール部
52にAF動作中止指示を与え、AF切換えプリズム2
0を光軸上から外すように写真撮影コントロール部51
に駆動指示を送る。
【0130】ところで、前述したプリズム切換え動作に
より、各プリズムの分割比、選択光路が変化する。その
結果、接眼レンズ14へ出射される光量も変化してく
る。従来は光路切換え毎に光路設定にあった明るさに調
整操作しなければならないが、本実施例では図34のフ
ローチャートに基づいて以下の動作を実行することによ
り上記調整操作が削除されている。
【0131】図28(a)は、光路別光量比テーブルの
構成を示している。光路別光量比テーブルは各光路設定
時の接眼レンズ14のダイレクト光路(光路切換え用プ
リズム12、12′がOUT状態)時と比較した光量比
の一覧からなる。この光路別光量比テーブルは、メイン
コントロール部30のROM46に予め記憶してあり必
要時にCPU45により参照される。
【0132】CPU45は、光路切換えが生じた場合
に、光路別光量比テーブルの光量補正値(logaB
i)を利用して明るさ補正を行う。明るさ補正は、第1
実施例の観察法或いは対物倍率が変換した場合の補正式
(1)、(2)式に図28(a)の光量補正値(log
aBi)を加味することにより実現される。
【0133】 L={Kk(LA×ND×AS)×OB×Bi}×Km ………(14) L={Kk(LA×ND×AS)×Bi}×Km ………………(15) Biが光路切換え時に変化する光量比であり、他のパラ
メータは、第1実施例と同じである。これを第1実施例
と同様の(7)式のように展開すると、(16)式のよ
うになる。
【0134】 ND=−38.9−logaOB−logaKk−logaBi −logaKm ……………(16) CPU45は、このND値により、図15のテーブルを
参照し、透過フィルター3の組み合わせを確認し、透過
フィルターコントロール部35にNDフィルター制御命
令を出し、NDフィルターの変更を行う。この補正動作
を、観察法や対物倍率が変更しただけではなく、光路設
定が変化した場合にも行うことで、接眼レンズ14へ出
射される光量の変動を防ぎ、絶えず一定の光量で観察で
きるようになる。
【0135】第1実施例では、接眼レンズ14で観察す
る場合の最適照度は、0.5〜1〔lx〕と述べたが、
TVスイッチが押され、観察用プリズム13が光路より
外され、TVカメラ等で観察する場合には、0.5〜1
〔lx〕が最適とは限らない。TVの撮像素子(CCD
等)と人間の眼の感度が違うため、切換えた際に明るさ
が極端に変化してしまう可能性がある。また、TVの撮
像素子の違いによっても大きく変化する。TVとBiを
頻繁に切り換える観察者は、切り換え毎に明るさの調整
操作を行わなければならなくなる。本実施例では、さら
にこのような場合の回避手段として、(14)、(1
5)式に観察用の補正ファクターを設けている。これを
(17)、(18)式に示す。
【0136】 L={Kk(LA×ND×AS)×OB×Bi}×Kt ………(17) L={Kk(LA×ND×AS)×Bi}×Kt ………………(18) Ktは、TV光路用の補正係数であり、その他のパラメ
ータは(14)、(15)式と同様である。このKt
は、(14)、(15)式のKmに相当するもので、T
V光路とBi光路でそれぞれ独立したマニュアル補正係
数を用意する。そして、接眼レンズ14でのBi観察時
(観察プリズム13がIN)は(14)、(15)で計
算され、TV観察時(観察プリズム13がOUT)は
(17)、(18)で計算するように制御する。各状態
により、(14)、(15)或いは(14)、(15)
式と補正式を切換えてNDフィルターの組み合わせを求
め制御を行う。なお、図34に示すフローチャートで
は、NDフィルターの組み合わせを求めるためにズーム
倍率まで考慮した(21)〜(24)式を採用してい
る。
【0137】Ktは、メインコントロール部30の不揮
発性メモリ100に記憶されており必要時に参照され
る。TV光路用マニュアル補正係数Ktを含んだ制御テ
ーブルを図26に示す。尚、このTV光路用マニュアル
補正係数Ktも観察者の好みによりマニュアル補正が加
わった場合には、その状態に対応して図26の制御テー
ブルを更新する。これにより、常に観察者の好みの明る
さが再現可能となる。図26の制御テーブルによれば、
TV観察では、Bi観察時の2倍の光量となるように制
御される。
【0138】次に、実際の写真撮影動作について説明す
る。
【0139】写真撮影操作を行う場合、撮影する標本の
画角を決めるため希望の対物倍率をSW表示領域330
から選択する。例えば、10倍の対物レンズ指定SW
(332)が選択されたとする。メインコントロール部
30は、第1実施例同様に(17)、(18)式、又は
(14)、(15)式により明るさ調整を行う。また、
(8)、(9)式で視野絞り径、(11)、(12)式
で開口絞り径を算出し、該当部位のコントロール部に制
御指示を与える。
【0140】希望対物レンズへの変換が終了すると、観
察者はさらに細かいフレーミングを行うため、ズームレ
ンズ22を使用して微小倍率の調整を行う。メインコン
トロール部30に接続された不図示のジョグダイアルを
回転することによりこの操作が行われる。
【0141】CPU45は、観察者がジョグダイアルを
廻したことを検出すると、その回転方向に対応したズー
ム倍率変更をズームレンズ22を制御している写真撮影
コントロール部51に出力する。ズーム倍率変更の指示
を受けた写真撮影コントロール部51は、駆動回路40
を使用してズームレンズ22を移動させる。
【0142】ここで、ズーム倍率が変更されたことによ
る像の変化に注目すると、例えばズームにより観察像が
拡大されると、接眼レンズ14で確認できる観察像の範
囲が狭くなる。従って、(8)、(9)式で求めた絞り
径は、観察視野の100%の値ではなくなる。また、観
察像の拡大により、接眼レンズ14の明るさを0.5〜
1〔lx〕に保てなくなる。
【0143】そこで、本実施例では視野絞り径及び明る
さ調整の際に参照するパラメータとしてズーム倍率のフ
ァクターを加えるようにしている。視野絞り径は、ズー
ム倍率のファクターを追加すると(19)、(20)式
となる。
【0144】 透過視野絞り径={OCfn/(OBmag×Zm×FSmag)} ×Kfs ……………(19) 落射視野絞り径=(OCfn/(Zm×FSmag)}×Kfs ……………(20) “Zm”はズーム倍率である。その他のOCfn、OB
mag、FSmag、Kfsは、第1実施例と同様のパ
ラメータである。明るさは、ズーム倍率のファクターを
追加すると(21)、(22)、(23)、(24)式
になる。
【0145】(Bi光路の場合) L={Kk(LA×ND×AS)×OB×Bi×(1/Zm2 )}×Km ……………(21) L={Kk(LA×ND×AS)×Bi×(1/Zm2 )}×Km ……………(22) (TV光路の場合) L={Kk(LA×ND×AS)×OB×Bi×(1/Zm2 )}×Kt ……………(23) L={Kk(LA×ND×AS)×Bi×(1/Zm2 )}×Kt ……………(24) 以上の式を使用することにより、ズーム倍率が変更した
場合でも、常に一定した明るさ、絞り径の制御が可能と
なる。
【0146】本実施例では、図37に示すようにズーム
倍率の変更があると、上記(21)〜(24)式を観察
法及び設定光路に基づいて選択し、最適なNDフィルタ
ーの組み合わせを求め、そその求めた組み合わせとなる
ようにNDフィルータを制御する。その後、絞り径を算
出して絞りの制御を行う。
【0147】画角が決定した後、必要に応じてピント合
わせを行うことがある。この場合、AFスイッチ381
を押すことにより焦点調節が実行される。そして実際に
撮影を行うべく、図27に示す操作画面において露光開
始SW380を押すことにより、図35に示す露光処理
が実施される。
【0148】メインコントロール部30は、露光開始S
W380が押されるとCPU45から写真撮影コントロ
ール部51に露光開始を通知する。それを受けた写真撮
影コントロール部51は、その通知を受けた時に測光演
算していた最新の露出時間での露光を行うための制御を
行う。測光光路切換えプリズム24を光軸から外し、撮
影用プリズム23′を光軸上に挿入し、カメラ側に観察
像を100%到達させるための光軸軌道を確保する。
【0149】光路移動が終了すると、写真撮影用シャッ
ター26を開いて選択されているカメラのフィルムに感
光を開始する。必要露光時間が経過したら写真撮影用シ
ャッター26を閉じ、フィルムの感光を終了する。フィ
ルムの感光が終了すると、写真撮影コントロール部51
は露光開始前の光路状態を復元するため、測光光路切換
えプリズム24、写真光路切換えプリズム23を挿入
し、撮影用プリズム23′が光軸上から外される。以上
で写真撮影動作が終了する。
【0150】ここで、実際の露光動作を行った露出時間
(露出開始の通知を受けた時の最新露出時間)について
説明する。
【0151】ZOOM/PHOTO光路で観察を行って
いる場合、測光光路切換えプリズム24を経由し、結像
レンズを介して写真用受光素子25に入射した光を検出
している。写真用受光素子25に入射する光量を基準に
して、露光時間算出の為の演算が行われるが、その演算
の際にメインコントロール部30からの演算モード通知
に従い、指定のあったモードでの演算を行っている。メ
インコントロール部30は、現在設定されている観察法
に対応した最適な演算法の露光時間演算モードを図28
(b)の観察法別演算モードテーブルを参照して決定す
る。この演算モードテーブルは、メインコントロール部
30の不揮発性メモリ100に格納されており、必要時
に参照される。そして、SW表示領域310の何れかの
スイッチが押され観察法の変更が発生する度に、CPU
45が写真撮影コントロール部51にその観察法に対応
した演算モードを通知している。例えば、透過明視野観
察法の設定であった場合、写真撮影コントロール部51
は「AUTO」の演算モードに基づいて演算している。
ここで、SW表示領域320のEPIスイッチ321と
SW表示領域310のFLスイッチ315が押される
と、メインコントロール部30のCPU45は前述した
通り明るさ(ND)、視野絞り、開口絞りの最適化を行
う。それと同時に、図28(b)の観察法別演算モード
テーブルを参照し、切換えた観察法に該当した演算モー
ドを写真撮影コントロール部51に通知する。この例で
は「SFL−AUTO」を通知する。
【0152】その結果、写真撮影コントロール部51
は、メインコントロール部30の指示に従い、演算モー
ドを「SFL−AUTO」に切換えて露光時間の演算を
行うことになる。また、現在設定されている演算モード
を写真撮影条件表示欄390に表示する。
【0153】図28(b)の観察法別演算モードテーブ
ルに規定された演算モードについて説明する。「AUT
O」モードは、通常の明視野標本を基準とした演算モー
ドであり、明視野、微分干渉、位相差等、比較的標本の
バックが明るい標本を測光するのに適した演算モードで
ある。「FL−AUTO」モードは、明視野標本より暗
い標本をターゲットにした演算モード、落射蛍光、暗視
野観察に適した演算モードである。「SFL−AUT
O」は、落射蛍光観察に最も適した演算モードであり、
蛍光発色の分布と強度を判断し、演算するモードであ
る。
【0154】なお、図28(b)の観察法別演算モード
テーブルは、必要に応じて観察者により更新可能であ
り、図示しない演算モード設定画面で選択可能となって
いる。観察者の好みに合わせての変更も可能になってお
り、変更した時点での観察法の演算モードデータが更新
されるようになっている。
【0155】以上説明した本発明の第2実施例によれ
ば、観察像の取り出し部位(本文では、接眼レンズとT
Vカメラ)により、各々の明るさ補正値を有すること
で、それぞれの観察部位感度により最適な明るさ補正が
でき、観察部位切換えの際の煩わしい光量調整操作を省
くことができる。さらに、観察法毎に露光時間演算モー
ドを記憶し、観察法切換えの際に演算モードも変更する
ことで、露出演算モードの誤設定による写真撮影の失敗
がなくなる。
【0156】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施
可能である。
【0157】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、観
察法切換え毎を行っていた煩わしい絞り操作や照明光の
明るさ状態調整の必要が無く、観察法や観察者の好みの
観察状態が常に再現可能となる操作性の優れた顕微鏡装
置を提供できる。
【0158】本発明によれば、観察像の取り出し部位
(接眼レンズとTVカメラ等)により、各々の明るさ補
正値を有することで、それぞれ観察部位の感度により最
適な明るさ補正ができ、観察部位変更に伴う煩わしい光
量調整操作を省くことができる顕微鏡装置を提供でき
る。
【0159】また、本発明によれば、観察法切換えの際
に写真撮影モードの切換えが行われるため、写真撮影モ
ードの誤りによる写真撮影の失敗が無い顕微鏡装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る顕微鏡装置の全体構
成図である。
【図2】第1実施例の顕微鏡装置における光学系の構成
図である。
【図3】第1実施例の顕微鏡装置に備えた各種コントロ
ール部の構成図である。
【図4】第1実施例の顕微鏡装置に備えたメインコント
ロール部の構成図である。
【図5】第1実施例におけるSW入力部及び表示部の分
解斜視図である。
【図6】第1実施例におけるSW入力部及び表示部の上
面図である。
【図7】フィルター位置とフィルターの種類を示す図で
ある。
【図8】フィルター組み合わせと光量比との関係を示す
図である。
【図9】初期画面を示す平面図である。
【図10】操作画面の平面図である。
【図11】設定可能対物レンズの一覧表を示す図であ
る。
【図12】対物レンズパラメータテーブルを示す図であ
る。
【図13】観察法別パラメータテーブルを示す図であ
る。
【図14】制御パラメータテーブルを示す図である。
【図15】NDフィルター組み合わせテーブルを示す図
である。
【図16】キューブ位置データテーブルを示す図であ
る。
【図17】光学素子位置データテーブルを示す図であ
る。
【図18】トップレンズの種類別データテーブルを示す
図である。
【図19】警告表示内容を示す図である。
【図20】第1実施例の動作全体の流れを示す図であ
る。
【図21】第1実施例における初期設定処理のフローチ
ャートである。
【図22】第1実施例における対物切換え処理のフロー
チャートである。
【図23】第1実施例における観察法切換え処理のフロ
ーチャートである。
【図24】第2実施例に係る顕微鏡装置の全体構成図で
ある。
【図25】第2実施例の顕微鏡装置における光学系の構
成図である。
【図26】各種プリズムの反射比率及び光量分割比率を
示す図である。
【図27】操作画面の上面図である。
【図28】光路別光量比テーブル及び観察法別演算モー
ドテーブルを示す図である。
【図29】制御パラメータテーブルを示す図である。
【図30】第2実施例の動作全体の流れを示す図であ
る。
【図31】第2実施例における初期設定処理のフローチ
ャートである。
【図32】第2実施例における対物切換え処理のフロー
チャートである。
【図33】第2実施例における観察法切換え処理のフロ
ーチャートである。
【図34】第2実施例における光路切換え処理のフロー
チャートである。
【図35】第2実施例における露光処理のフローチャー
トである。
【図36】第2実施例におけるズーム変倍処理のフロー
チャートである。
【図37】第2実施例における自動合焦処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
30…メインコントロール部、31…落射絞りコントロ
ール部、32…落射フィルターコントロール部、33…
コンデンサコントロール部、34…透過視野絞りコント
ロール部、35…透過フィルターコントロール部、36
…フレームコントロール部、37…専用シリアルバス、
41…CPU回路、42…駆動回路、43…位置検出回
路、45…CPU、46…ROM、47…RAM、10
0…不揮発性メモリ、101…SW入力部、102…表
示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本に照射する照明光を調整する照明光
    制御手段と、前記照明光の照射範囲を制限する為の視野
    絞りを制御する視野絞り制御手段と、前記標本のコント
    ラストを調整する為の開口絞りを制御する開口絞り制御
    手段とを有する顕微鏡装置において、 標本を観察している観察法に対応した前記視野絞り及び
    開口絞りの絞り条件と、照明光の明るさ条件が定められ
    た制御パラメータテーブルと、 観察法の切換え時に、前記制御パラメータテーブルから
    切換え後の観察法に対応した照明光の明るさ条件を読み
    出し、当該明るさ条件に応じた照明光を前記照明光制御
    手段に指示する手段と、 観察法の切換え時に、前記制御パラメータテーブルから
    切換え後の観察法に対応した絞り条件を読み出して当該
    絞り条件に応じた絞り径を前記各絞り制御手段に指示す
    る手段とを具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 観察光学系の光軸上に挿入される対物レ
    ンズを切換える対物切換手段と、標本に照射する照明光
    を調整する照明光制御手段と、前記照明光の照射範囲を
    制限する為の視野絞りを制御する視野絞り制御手段と、
    前記標本のコントラストを調整する為の開口絞りを制御
    する開口絞り制御手段とを有する顕微鏡装置において、 観察法と対物レンズとの組合わせに対応して前記視野絞
    り及び開口絞りの絞り条件が定められ、観察法及び対物
    レンズのいずれか一つに対応して前記照明光の明るさ条
    件が定められた制御パラメータテーブルと、 観察法の切換え時に、前記制御パラメータテーブルから
    切換え後の観察法に対応した照明光の明るさ条件を読み
    出し、当該明るさ条件に応じた照明光を前記照明光制御
    手段に指示する手段と、 観察法の切換え時に、前記制御パラメータテーブルから
    切換え後の観察法に対応した絞り条件を読み出して当該
    絞り条件に応じた絞り径を前記各絞り制御手段に指示す
    る手段とを具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記観察光学系から取出した標本像を写
    真撮影するための写真撮影装置と、 前記観察光学系を介してそれぞれ取り込まれた前記標本
    の観察像を観察する複数の観察部と、 観察法毎に前記写真撮影装置の露出演算方式が定められ
    た観察法別演算モードテーブルと、 前記観察部に対応して前記照明光の明るさ補正条件が定
    められた補助テーブルと、 観察法の切換え時に、前記補助テーブルから観察法切換
    え後の観察部に対応した明るさ補正条件を読出し、当該
    明るさ補正条件に応じた照明光を前記照明光制御手段に
    指示する手段と、 観察法の切換え時に、前記観察法別演算モードテーブル
    に定められた観察法切換え後の露出演算方式を参照して
    前記写真撮影装置に露出時間を指示する手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の顕微
    鏡装置。
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