JPH08209948A - 建物ユニット - Google Patents

建物ユニット

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JPH08209948A
JPH08209948A JP7014996A JP1499695A JPH08209948A JP H08209948 A JPH08209948 A JP H08209948A JP 7014996 A JP7014996 A JP 7014996A JP 1499695 A JP1499695 A JP 1499695A JP H08209948 A JPH08209948 A JP H08209948A
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JP
Japan
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short side
grid group
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building unit
side grid
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Withdrawn
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JP7014996A
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English (en)
Inventor
Hibiki Imoto
響 井本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の配置を容易にかつ効率的に行うことが
できる建物ユニットを提供する。 【構成】 柱1および梁2A,2Bを含んで構成された
骨組み3に、床面材5および天井面材7を取り付け、床
面材5の上面に部品の配置基準となる短辺グリッド群G
S1〜GS4を短辺方向に所定ピッチ間隔で表示するととも
に、長辺グリッド群GL1〜GL7を長辺方向に所定ピッチ
間隔で表示する。表示されたグリッドGS1〜GS4, L1
〜GL7に沿って間仕切パネル8などの部品を配置するだ
けで所定位置に配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット式建物を構成
する単位である建物ユニットに関する。詳しくは、柱お
よび梁を含んで構成された骨組みに、床面材、天井面
材、壁面材などを取り付けて構成した建物ユニットにお
いて、間仕切壁や家具などの配置を簡易に行えるように
した建物ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物を構成する単位である建物
ユニットは、規定寸法(たとえば、910mm)を1モ
ジュール(M)とし、そのモジュールに基づく寸法で規
定されるユニットモジュール芯で囲まれた平面空間内の
四隅に配置された柱およびこれら柱を連結する梁を含ん
で平面矩形枠状の骨組みが構成され、この骨組みに対し
て各種部材、たとえば、外壁パネル、内壁パネル(壁面
材),床面材、天井面材、間仕切パネル、収納家具など
が取り付けられて製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、骨組みに対
して間仕切パネルや収納家具などを取り付ける場合、骨
組み内に部品の配置基準となるグリッド群を所定ピッチ
間隔で仮想設定し、このグリッド群に沿って間仕切パネ
ルなどを配置することが考えられる。たとえば、長辺が
4モジュール、短辺が2.5モジュールの建物ユニット
の場合、図1に示すように、ユニットモジュール芯MU
から1P(ただし、P=1/8モジュール)寸法だけ内
側に入った位置に内壁モジュール芯MIを設定し、この
内壁モジュール芯MI内に4Pピッチ間隔(4/8モジ
ュールピッチ間隔)で部品の配置基準となる複数の短辺
グリッド群GS1, S2, S3, S4および長辺グリッド
群GL1, L2, L3, L4, L5, L6, L7を仮想設
定し、これらのグリッド群GS1〜GS4, L1〜GL7に沿
って部品を配置することが考えられる。なお、短辺グリ
ッドGS4から内壁モジュール芯MIまでの寸法は、建物
ユニットの輸送幅制限の関係から3Pに設定されてい
る。
【0004】ところが、このようなグリッド群GS1〜G
S4,GL1〜GL7を仮想設定したとしても、実際に部品を
取り付けるには、スケールなどで計測しながら部品の配
置位置を決定し、そこに部品を位置決めしたのち、釘や
接着材などで固定しなければならないから、実際の取り
付け作業にあたっては作業者への負担が大きく、かつ、
作業効率も悪いという問題があった。ここに、本発明の
目的は、このような問題を解消し、部品の配置を容易に
かつ効率的に行うことができる建物ユニットを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建物ユニット
は、柱および梁を含んで構成された骨組みに、床面材、
天井面材、壁面材の少なくとも1つを取り付けた建物ユ
ニットにおいて、前記骨組みに取り付けられた面材のう
ちの少なくとも1つに、部品の配置基準となるグリッド
群を所定ピッチ間隔で表示したことを特徴とする。ここ
において、前記グリッド群は、前記骨組みの短辺方向に
所定ピッチ間隔で表示された短辺グリッド群と、前記骨
組みの長辺方向に所定ピッチ間隔で表示された長辺グリ
ッド群とを有していてもよい。しかも、前記短辺グリッ
ド群は、前記骨組みの短辺方向に所定ピッチ間隔で表示
された第1の短辺グリッド群と、この第1の短辺グリッ
ド群に対してそれぞれ短辺方向に所定量ずれて表示され
た第2の短辺グリッド群とを有していればより好まし
い。
【0006】
【作用】本発明の建物ユニットによれば、骨組みに取り
付けられた床面材、天井面材または壁面材には、部品の
配置基準となるグリッド群が所定ピッチ間隔で表示され
ているから、たとえば、間仕切パネルなどをそれらのグ
リッドに合わせて配置するだけで所定位置に配置でき
る。従って、従来のようにスケールなどで計測しながら
部品の配置位置を決定しなくてもよいから、作業者への
負担を軽減できるとともに、部品の配置を容易にかつ効
率的に行うことができる。
【0007】また、骨組みの短辺方向に所定ピッチ間隔
で表示された短辺グリッド群と、骨組みの長辺方向に所
定ピッチ間隔で表示された長辺グリッド群とを有する構
成とすれば、骨組みの短辺方向および長辺方向の両方向
に対して部品を正確に位置決めできる。また、短辺グリ
ッド群を、第1の短辺グリッド群と、この第1の短辺グ
リッド群に対してそれぞれ短辺方向に所定量ずれて表示
された第2の短辺グリッド群とを有する構成とすれば、
異なるグリッドパターンをもつ建物ユニットにも適用で
きる。つまり、短辺方向においては、図1に示すよう
に、グリッド間隔が4Pと3Pとの2種類あり、そのう
ちの3Pが短辺方向の異なる位置にくる複数種のグリッ
ドパターンが存在するが、第1および第2の短辺グリッ
ド群を有する構成とすれば、これらに対応できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。なお、以下の図の説明にあたって、前述
した図1と同一構成要素については、同一符号を付し、
その説明を省略もしくは簡略化する。第1実施例 第1実施例の建物ユニットを図2に示す。本実施例の建
物ユニットU1 は、モジュールに基づく寸法で規定され
るユニットモジュール芯MUで囲まれた平面空間内の四
隅に配置された4本の柱1と、これら柱1の下端間およ
び上端間をそれぞれ連結する下梁2Aおよび上梁2Bと
を含んで構成された平面矩形枠状の骨組み3を有する。
【0009】前記骨組み3には、長辺側の下梁2A間に
一定ピッチ間隔で架設された複数本の木根太4を介して
床面材5が取り付けられているとともに、長辺側の上梁
2B間に一定ピッチ間隔で架設された複数本の小梁6を
介して天井面材7が取り付けられている。
【0010】前記床面材5の上面には、内壁パネル(壁
面材)、間仕切パネル、収納家具などの部品の配置基準
となるグリッド群が短辺方向および長辺方向に所定ピッ
チ間隔で表示されている。つまり、前記短辺グリッド群
S1〜GS4および長辺グリッド群GL1〜GL7がそれぞれ
点線(…)で表示されている。また、その周囲には、前
記内壁モジュール芯MIが二点鎖線で表示されている。
【0011】従って、これら内壁モジュール芯MI、短
辺グリッド群GS1〜GS4および長辺グリッド群GL1〜G
L7に合わせて部品を配置したのち、その部品を釘打ち、
あるいは、接着などで固定することができる。たとえ
ば、骨組み3内に間仕切パネル8を固定する場合には、
間仕切パネル8の下端を長辺グリッドGL5に沿って配置
したのち、略垂直の姿勢に保ったまま床面材5および天
井面材7に釘打ちすればよい。なお、床面材5の上面に
は全ての部品の取り付け完了後に床仕上材が取り付けら
れる。これにより、内壁モジュール芯MI、各グリッド
群GS1〜GS4,G L1〜GL7の表示が見えないようにされ
る。
【0012】第1実施例によれば、床面材5の上面に内
壁モジュール芯MI、短辺グリッド群GS1, 〜GS4およ
び長辺グリッド群GL1〜GL7をそれぞれ表示したので、
これらに沿って間仕切パネル8やその他の部材(たとえ
ば、収納家具など)を配置し位置決めできるから、つま
り、従来のようにスケールなどで配置位置を計測しなく
てもよいから、作業者の負担を軽減できるとともに、取
り付け作業を容易にかつ能率的にできる。しかも、短辺
グリッド群GS1, 〜GS4および長辺グリッド群GL1〜G
L7を備えているから、骨組み3の短辺方向および長辺方
向の両方向に対して部品を正確に位置決めできる。さら
に、内壁モジュール芯MIと各グリッド群GS1,
S4,GL1〜GL7とを異なる態様で表示したので(内壁
モジュール芯MIを二点鎖線、グリッド群GS1,
S4,GL1〜GL7を点線)、両者を簡易に識別できる。
【0013】第2実施例 第2実施例の建物ユニットを図3に示す。本実施例の建
物ユニットU2 では、床面材5の上面に前記短辺グリッ
ド群(第1の短辺グリッド群)GS1〜GS4および長辺グ
リッド群GL1〜GL7のほかに、第1の短辺グリッド群G
S1〜GS4に対してそれぞれ1Pピッチ寸法だけ短辺方向
にずらした第2の短辺グリッド群GS1',GS2',GS3',G
S4' が表示されている。
【0014】この第2の短辺グリッド群GS1' 〜GS4'
は、短辺方向のグリッドパターンが図4に示すように3
種(A,B,Cパータン)あるため、これに対応できる
ようにするために設けられている。つまり、1つの建物
ユニット内に短辺グリッドの間隔は4Pと3Pとがあ
り、3Pが長辺側のある場合(A,Bパータン)と、中
側にある場合(Cパータン)とにそれぞれ対応できるよ
うに設けられている。
【0015】第2実施例によれば、床面材5の上面に第
1の短辺グリッド群GS1〜GS4のほかに、その第1の短
辺グリッド群GS1〜GS4に対してそれぞれ1Pピッチ寸
法だけ短辺方向にずらした第2の短辺グリッド群GS1'
〜GS4' を表示したので、異なるグリッドパターン(図
4に示すA,B,Cパターン)をもつ建物ユニットにも
適用できる。
【0016】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更が可能で
ある。たとえば、第1および第2実施例では、床面材5
の上面に内壁モジュール芯MI、短辺グリッド群GS1
S4,GS1' 〜GS4' および長辺グリッド群GL1〜G L7
を表示したが、このほか、天井面材7の下面に内壁モジ
ュール芯MIやグリッド群GS1〜GS4,GS1' 〜GS4',
L1〜GL7を表示するようにしてもよい。あるいは、内
壁モジュール芯MIに沿って配置した内壁パネル(壁面
材)にこれらの各グリッド群を表示するようにしてもよ
い。
【0017】また、上記各実施例では、骨組み3に、床
面材5および天井面材7を取り付けたが、骨組み3に床
面材5、天井面材7および壁面材の少なくとも1つを取
り付けたものにも適用できる。この場合、骨組み3に取
り付けられた面材のうち、少なくとも1つにグリッド群
が表示されていればよい。
【0018】また、第1および第2実施例において、内
壁モジュール芯MI、短辺グリッド群GS1〜GS4
S1' 〜GS4' および長辺グリッド群GL1〜GL7にそれ
ぞれ識別記号、たとえば、「MI」「GS1」「GS2」…
…「GL7」などの識別符号を付すようにすれば、各グリ
ッドの位置を一見して把握できるから、より作業を能率
的にできる。つまり、グリッドの数を数えながら配置位
置を探さなくてもよいから、より作業を能率的にでき
る。また、第1および第2実施例において、短辺グリッ
ド群GS1〜GS4,GS1' 〜GS4' および長辺グリッド群
L1〜GL7の間隔は、上記実施例で述べた4Pピッチ間
隔に限らず、任意のモジュールピッチ間隔に設定しても
よい。
【0019】
【発明の効果】本発明の建物ユニットによれば、部品の
配置を容易にかつ効率的に行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の建物ユニットにおいて部品の配置方法の
一例を説明するための図である。
【図2】本発明の建物ユニットの第1実施例を示す斜視
図である。
【図3】本発明の建物ユニットの第2実施例を示す斜視
図である。
【図4】異なるグリッドパターンを示す図である。
【符号の説明】
1,2 建物ユニット GS1〜GS4 第1の短辺グリッド群 GS1' 〜GS4' 第2の短辺グリッド群 GL1〜GL7 長辺グリッド群 MI 内壁モジュール芯 1 柱 2A 下梁 2B 上梁 3 骨組み 5 床面材 7 天井面材 8 間仕切パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱および梁を含んで構成された骨組み
    に、床面材、天井面材、壁面材の少なくとも1つを取り
    付けた建物ユニットにおいて、 前記骨組みに取り付けられた面材のうちの少なくとも1
    つに、部品の配置基準となるグリッド群を所定ピッチ間
    隔で表示したことを特徴とする建物ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物ユニットにおい
    て、前記グリッド群は、前記骨組みの短辺方向に所定ピ
    ッチ間隔で表示された短辺グリッド群と、前記骨組みの
    長辺方向に所定ピッチ間隔で表示された長辺グリッド群
    とを有することを特徴とする建物ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建物ユニットにおい
    て、前記短辺グリッド群は、前記骨組みの短辺方向に所
    定ピッチ間隔で表示された第1の短辺グリッド群と、こ
    の第1の短辺グリッド群に対してそれぞれ短辺方向に所
    定量ずれて表示された第2の短辺グリッド群とを有する
    ことを特徴とする建物ユニット。
JP7014996A 1995-02-01 1995-02-01 建物ユニット Withdrawn JPH08209948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7014996A JPH08209948A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 建物ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP7014996A JPH08209948A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 建物ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH08209948A true JPH08209948A (ja) 1996-08-13

Family

ID=11876548

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JP7014996A Withdrawn JPH08209948A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 建物ユニット

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JP (1) JPH08209948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021046724A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 ミサワホーム株式会社 建物の設計方法と建物
JP2022081569A (ja) * 2019-09-19 2022-05-31 ミサワホーム株式会社 建物の設計システム及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021046724A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 ミサワホーム株式会社 建物の設計方法と建物
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Effective date: 20020402