JP2585930Y2 - 住宅ユニットの内壁取付構造 - Google Patents
住宅ユニットの内壁取付構造Info
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- JP2585930Y2 JP2585930Y2 JP1991058557U JP5855791U JP2585930Y2 JP 2585930 Y2 JP2585930 Y2 JP 2585930Y2 JP 1991058557 U JP1991058557 U JP 1991058557U JP 5855791 U JP5855791 U JP 5855791U JP 2585930 Y2 JP2585930 Y2 JP 2585930Y2
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- Japan
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- mounting
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、住宅ユニットの内壁取
付構造に関する。詳しくは、複数本の柱とこの柱の上端
部間および下端部間を連結する複数本の梁とから形成さ
れた住宅ユニットの隣接する２本の柱の間に内壁を取り
付ける住宅ユニットの内壁取付構造に関する。
付構造に関する。詳しくは、複数本の柱とこの柱の上端
部間および下端部間を連結する複数本の梁とから形成さ
れた住宅ユニットの隣接する２本の柱の間に内壁を取り
付ける住宅ユニットの内壁取付構造に関する。
【０００２】
【背景技術】近年、予め、工場において製造した居室用
ボックスユニットや屋根ユニットなどの住宅ユニットを
トラックなどで建築現場まで輸送し、そこで、基礎上に
複数の居室用ボックスユニットを据え付けて居室部を構
築した後、この上に複数の屋根ユニットを載せてユニッ
ト住宅を建てる、いわゆるユニット工法が採られてい
る。
ボックスユニットや屋根ユニットなどの住宅ユニットを
トラックなどで建築現場まで輸送し、そこで、基礎上に
複数の居室用ボックスユニットを据え付けて居室部を構
築した後、この上に複数の屋根ユニットを載せてユニッ
ト住宅を建てる、いわゆるユニット工法が採られてい
る。
【０００３】このようなユニット工法で用いられる住宅
ユニット、例えば、居室用ボックスユニットは、四隅に
配置した４本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ
各４本の上梁および下梁によって連結して直方体状の骨
組みフレームを形成し、この骨組みフレームに天井パネ
ル、床パネル、外壁パネルおよび内壁パネルなどを取り
付けて構成している。
ユニット、例えば、居室用ボックスユニットは、四隅に
配置した４本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ
各４本の上梁および下梁によって連結して直方体状の骨
組みフレームを形成し、この骨組みフレームに天井パネ
ル、床パネル、外壁パネルおよび内壁パネルなどを取り
付けて構成している。
【０００４】従来、骨組みフレームに内壁パネルを取り
付ける場合、基本的には、図４に示すような構成が採ら
れる。つまり、各住宅ユニット１Ａ，１Ｂの短辺側の隣
接する柱２，３、４，５間に取り付ける短辺側内壁パネ
ル６，７の両端に各柱２，３、４，５へ取り付けるため
の耳部９，１０を一体的に突出形成するとともに、短辺
側内壁パネル６，７の対向する耳部９，９間に長辺側内
壁パネル８を取り付けた構造が採られている。この場合
には、各住宅ユニット１Ａ，１Ｂ内に居室１１Ａ，１１
Ｂが形成される。
付ける場合、基本的には、図４に示すような構成が採ら
れる。つまり、各住宅ユニット１Ａ，１Ｂの短辺側の隣
接する柱２，３、４，５間に取り付ける短辺側内壁パネ
ル６，７の両端に各柱２，３、４，５へ取り付けるため
の耳部９，１０を一体的に突出形成するとともに、短辺
側内壁パネル６，７の対向する耳部９，９間に長辺側内
壁パネル８を取り付けた構造が採られている。この場合
には、各住宅ユニット１Ａ，１Ｂ内に居室１１Ａ，１１
Ｂが形成される。
【０００５】あるいは、図５に示すように、２つの住宅
ユニット１Ａ，１Ｂによって１つの居室１１を形成する
場合、短辺側内壁パネル７を省いて、その代わりに各住
宅ユニット１Ａ，１Ｂの長辺側内壁パネル８，８の内端
に柱４，４へ取り付けるための耳部１２，１２を一体的
に突出形成する構成が採られる。なお、図４および図５
では、図示していないが、柱２，３、４，５の外面側の
適宜位置に外壁パネルが取り付けられる。
ユニット１Ａ，１Ｂによって１つの居室１１を形成する
場合、短辺側内壁パネル７を省いて、その代わりに各住
宅ユニット１Ａ，１Ｂの長辺側内壁パネル８，８の内端
に柱４，４へ取り付けるための耳部１２，１２を一体的
に突出形成する構成が採られる。なお、図４および図５
では、図示していないが、柱２，３、４，５の外面側の
適宜位置に外壁パネルが取り付けられる。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】通常、この種の住宅ユ
ニットでは、長辺寸法および短辺寸法が基準寸法を１モ
ジュールとして所定モジュールに規定されるていから、
短辺側内壁パネル６，７および長辺側内壁パネル８につ
いても各モジュールに対応した長さを有する種類だけ用
意しておけばよい。
ニットでは、長辺寸法および短辺寸法が基準寸法を１モ
ジュールとして所定モジュールに規定されるていから、
短辺側内壁パネル６，７および長辺側内壁パネル８につ
いても各モジュールに対応した長さを有する種類だけ用
意しておけばよい。
【０００７】しかし、図４および図５に示す内壁パネル
６，７，８では、居室の構成態様によって耳部があるも
のと無いものとを予め用意しておかなければならないか
ら、つまり、各モジュールの種類に加えて、耳部がある
ものと無いものとを用意しなければならないから種類が
多く、その結果、製作が面倒である上、在庫管理も面倒
である。
６，７，８では、居室の構成態様によって耳部があるも
のと無いものとを予め用意しておかなければならないか
ら、つまり、各モジュールの種類に加えて、耳部がある
ものと無いものとを用意しなければならないから種類が
多く、その結果、製作が面倒である上、在庫管理も面倒
である。
【０００８】ここに、本考案の目的は、このような従来
の欠点を解消し、パネルの種類を少なくすることによっ
て製作および在庫管理を簡易にできるようにするととも
に、少ない種類でも居室の各種構成態様に対応すること
ができ、しかも、居室内には釘などが露出することな
く、パネルを柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡
易に取り付けでき、さらに、居室のコーナ部においても
パネルの間に隙間や段差を生じることがない住宅ユニッ
トの内壁取付構造を提供することにある。
の欠点を解消し、パネルの種類を少なくすることによっ
て製作および在庫管理を簡易にできるようにするととも
に、少ない種類でも居室の各種構成態様に対応すること
ができ、しかも、居室内には釘などが露出することな
く、パネルを柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡
易に取り付けでき、さらに、居室のコーナ部においても
パネルの間に隙間や段差を生じることがない住宅ユニッ
トの内壁取付構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そのため、本考案の住宅
ユニットの内壁取付構造は、複数本の柱とこの柱の上端
部間および下端部間を連結する複数本の梁とから形成さ
れた住宅ユニットの隣接する２本の柱の間に内壁を取り
付ける住宅ユニットの内壁取付構造において、外側に互
いに直交する取付面を有しかつ所定厚みを有する断面Ｌ
字状のコーナ部材を前記隣接する２本の柱にその取付面
が対向した状態で、かつ、前記各柱の居室側角部を挟む
二辺に跨って取り付けるとともに、この各コーナ部材の
対向する取付面間に平板状の内壁パネルを取り付け、こ
の内壁パネルは、スケルトンフレームとこのスケルトン
フレームの居室側面に取り付けられた石膏ボードとから
構成され、かつ、厚みが前記コーナ部材の取付面の幅寸
法と等しく形成されている、ことを特徴とする。
ユニットの内壁取付構造は、複数本の柱とこの柱の上端
部間および下端部間を連結する複数本の梁とから形成さ
れた住宅ユニットの隣接する２本の柱の間に内壁を取り
付ける住宅ユニットの内壁取付構造において、外側に互
いに直交する取付面を有しかつ所定厚みを有する断面Ｌ
字状のコーナ部材を前記隣接する２本の柱にその取付面
が対向した状態で、かつ、前記各柱の居室側角部を挟む
二辺に跨って取り付けるとともに、この各コーナ部材の
対向する取付面間に平板状の内壁パネルを取り付け、こ
の内壁パネルは、スケルトンフレームとこのスケルトン
フレームの居室側面に取り付けられた石膏ボードとから
構成され、かつ、厚みが前記コーナ部材の取付面の幅寸
法と等しく形成されている、ことを特徴とする。
【００１０】
【作用】内壁の取り付けに当たっては、まず、互いに直
交する取付面を有する断面Ｌ字状のコーナ部材を住宅ユ
ニットの隣接する２本の柱にその取付面が対向した状態
で、かつ、各柱の居室側角部を挟む二辺に跨って取り付
けるとともに、この各コーナ部材の対向する取付面間に
平板状の内壁パネルを取り付ければよい。従って、内壁
パネルについては、住宅ユニットの短辺および長辺寸法
に対応した長さ寸法の種類だけ用意しておけばよいか
ら、パネルの種類を少なくすることができる。その結
果、製作および在庫管理が簡易にできるとともに、少な
い種類でも居室の各種構成態様に対応することができ
る。しかも、内壁パネルはスケルトンフレームの居室側
面に石膏ボードを取り付けて構成されているから、各コ
ーナ部材の対向する取付面間に内壁パネルを取り付ける
際、スケルトンフレームを各コーナ部材に固定すること
ができる。つまり、石膏ボードの裏面側からパネルをコ
ーナ部材に固定することができるから、固定するための
釘などが居室側に露出することがない。その場合でも、
内壁パネルの厚みがコーナ部材の取付面の幅寸法と等し
く形成されているから、石膏ボードの裏面側からパネル
をコーナ部材に固定する際、内壁パネルの裏面をコーナ
部材の取付面の端縁に一致させれば、内壁パネルの表面
がコーナ部材の他の取付面と一致するので、内壁パネル
を柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡易に取り付
けでき、さらに、居室のコーナ部においても内壁パネル
の間に隙間や段差を生じることがない。
交する取付面を有する断面Ｌ字状のコーナ部材を住宅ユ
ニットの隣接する２本の柱にその取付面が対向した状態
で、かつ、各柱の居室側角部を挟む二辺に跨って取り付
けるとともに、この各コーナ部材の対向する取付面間に
平板状の内壁パネルを取り付ければよい。従って、内壁
パネルについては、住宅ユニットの短辺および長辺寸法
に対応した長さ寸法の種類だけ用意しておけばよいか
ら、パネルの種類を少なくすることができる。その結
果、製作および在庫管理が簡易にできるとともに、少な
い種類でも居室の各種構成態様に対応することができ
る。しかも、内壁パネルはスケルトンフレームの居室側
面に石膏ボードを取り付けて構成されているから、各コ
ーナ部材の対向する取付面間に内壁パネルを取り付ける
際、スケルトンフレームを各コーナ部材に固定すること
ができる。つまり、石膏ボードの裏面側からパネルをコ
ーナ部材に固定することができるから、固定するための
釘などが居室側に露出することがない。その場合でも、
内壁パネルの厚みがコーナ部材の取付面の幅寸法と等し
く形成されているから、石膏ボードの裏面側からパネル
をコーナ部材に固定する際、内壁パネルの裏面をコーナ
部材の取付面の端縁に一致させれば、内壁パネルの表面
がコーナ部材の他の取付面と一致するので、内壁パネル
を柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡易に取り付
けでき、さらに、居室のコーナ部においても内壁パネル
の間に隙間や段差を生じることがない。
【００１１】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図１〜図３に基づ
いて説明する。なお、これらの図の説明に当たって、前
述した図４および図５と同一構成要件については、同一
符号を付し、その説明を省略する。
いて説明する。なお、これらの図の説明に当たって、前
述した図４および図５と同一構成要件については、同一
符号を付し、その説明を省略する。
【００１２】本実施例の内壁取付構造は、図１に示す如
く、住宅ユニット１Ａ，１Ｂの隣接する柱、例えば短辺
側および長辺側に隣接する柱２，３，４の内角部に一般
的な固定手段（例えば、釘など）を介して取り付けられ
るコーナ部材２１と、このコーナ部材２１間に同様な一
般的固定手段（例えば、釘など）を介して取り付けられ
た短辺側内壁パネル３１および長辺側内壁パネル４１と
を含んで構成されている。コーナ部材２１は、住宅ユニ
ット１Ａ，１Ｂの長辺および短辺方向に平行でかつ互い
に直交する取付面２２，２３を有する断面Ｌ字状に形成
されている。なお、コーナ部材２１の材質については、
特に問わないが、例えば木材などの長尺材が好ましい。
また、各パネル３１，４１は、住宅ユニット１Ａ，１Ｂ
の短辺側寸法および長辺側寸法にそれぞれ対応する長さ
に形成されているとともに、厚みが前記コーナ部材２１
の取付面２２，２３の幅寸法と等しく形成されている。
く、住宅ユニット１Ａ，１Ｂの隣接する柱、例えば短辺
側および長辺側に隣接する柱２，３，４の内角部に一般
的な固定手段（例えば、釘など）を介して取り付けられ
るコーナ部材２１と、このコーナ部材２１間に同様な一
般的固定手段（例えば、釘など）を介して取り付けられ
た短辺側内壁パネル３１および長辺側内壁パネル４１と
を含んで構成されている。コーナ部材２１は、住宅ユニ
ット１Ａ，１Ｂの長辺および短辺方向に平行でかつ互い
に直交する取付面２２，２３を有する断面Ｌ字状に形成
されている。なお、コーナ部材２１の材質については、
特に問わないが、例えば木材などの長尺材が好ましい。
また、各パネル３１，４１は、住宅ユニット１Ａ，１Ｂ
の短辺側寸法および長辺側寸法にそれぞれ対応する長さ
に形成されているとともに、厚みが前記コーナ部材２１
の取付面２２，２３の幅寸法と等しく形成されている。
【００１３】短辺側内壁パネル３１は、平板状に形成さ
れたスケルトンフレーム３２と、このスケルトンフレー
ム３２の片面側（内面側）に取り付けられた石膏ボート
３３とから構成されている。また、長辺側内壁パネル４
１も、平板状に形成されたスケルトンフレーム４２と、
このスケルトンフレーム４２の片面側（内面側）に取り
付けられた石膏ボート４３とから構成されている。
れたスケルトンフレーム３２と、このスケルトンフレー
ム３２の片面側（内面側）に取り付けられた石膏ボート
３３とから構成されている。また、長辺側内壁パネル４
１も、平板状に形成されたスケルトンフレーム４２と、
このスケルトンフレーム４２の片面側（内面側）に取り
付けられた石膏ボート４３とから構成されている。
【００１４】従って、図２に示す如く、柱２，３，４の
内角部にコーナ部材２１をその取付面２２，２３が互い
に対向した状態で取り付けるとともに、この各コーナ部
材２１の対向する取付面２２，２２、２３，２３間にパ
ネル３１、４１を取り付ければ、各住宅ユニット１Ａ，
１Ｂ内に居室１１Ａ，１１Ｂを構成することができる。
内角部にコーナ部材２１をその取付面２２，２３が互い
に対向した状態で取り付けるとともに、この各コーナ部
材２１の対向する取付面２２，２２、２３，２３間にパ
ネル３１、４１を取り付ければ、各住宅ユニット１Ａ，
１Ｂ内に居室１１Ａ，１１Ｂを構成することができる。
【００１５】また、図３に示す如く、柱２，３，４の内
角部にコーナ部材２１をその取付面２２，２３が互いに
対向した状態で取り付けるとともに、この各コーナ部材
２１の対向する取付面２２，２２、２３，２３間にパネ
ル３１、４１を配置すれば、２つの住宅ユニット１Ａ，
１Ｂで１つの居室１１を構成することができる。
角部にコーナ部材２１をその取付面２２，２３が互いに
対向した状態で取り付けるとともに、この各コーナ部材
２１の対向する取付面２２，２２、２３，２３間にパネ
ル３１、４１を配置すれば、２つの住宅ユニット１Ａ，
１Ｂで１つの居室１１を構成することができる。
【００１６】従って、本実施例によれば、互いに直交す
る取付面２２，２３を有する断面Ｌ字状のコーナ部材２
１を住宅ユニット１Ａ，１Ｂの隣接する２本の柱２，
３，４，５にその取付面２２，２３が対向した状態で取
り付けるとともに、この各コーナ部材２１の対向する取
付面２２，２２、２３，２３間に平板状のパネル３１，
４１を取り付けるようにしたので、パネル３１，４１の
種類を従来より少なくすることができる。
る取付面２２，２３を有する断面Ｌ字状のコーナ部材２
１を住宅ユニット１Ａ，１Ｂの隣接する２本の柱２，
３，４，５にその取付面２２，２３が対向した状態で取
り付けるとともに、この各コーナ部材２１の対向する取
付面２２，２２、２３，２３間に平板状のパネル３１，
４１を取り付けるようにしたので、パネル３１，４１の
種類を従来より少なくすることができる。
【００１７】つまり、住宅ユニット１Ａ，１Ｂの短辺お
よび長辺寸法に対応した長さ寸法の種類だけ用意してお
けばよいから、従来のように耳部のあるものとないもの
とを長さ寸法のほかに用意しなくてもよいから、パネル
の種類を少なくすることができる。その結果、製作およ
び在庫管理が簡易にできるとともに、少ない種類でも居
室の各種構成態様に対応することができる。しかも、パ
ネル３１、４１はスケルトンフレーム３２、４２の片面
側（居室面側）に石膏ボード３３，４３を取り付けて構
成されているから、各コーナ部材２１の対向する取付面
２２，２３間にパネル３１，４１を取り付ける際、スケ
ルトンフレーム３２，４２を各コーナ部材２１に固定す
ることができる。つまり、石膏ボード３３，４３の裏面
側からパネル３１，４１をコーナ部材２１に固定するこ
とができるから、固定するための釘などが居室側に露出
することがない。その場合でも、各パネル３１，４１の
厚みがコーナ部材２１の取付面２２，２３の幅寸法と等
しく形成されているから、石膏ボード３３，４３の裏面
側からパネル３１，４１をコーナ部材２１に固定する
際、パネル３１，４１の裏面をコーナ部材２１の取付面
２２，２３の端縁に一致させれば、パネル３１，４１の
表面がコーナ部材２１の他の取付面２２，２３と一致す
るので、パネル３１，４１を所定位置に正確かつ簡易に
取り付けできる。
よび長辺寸法に対応した長さ寸法の種類だけ用意してお
けばよいから、従来のように耳部のあるものとないもの
とを長さ寸法のほかに用意しなくてもよいから、パネル
の種類を少なくすることができる。その結果、製作およ
び在庫管理が簡易にできるとともに、少ない種類でも居
室の各種構成態様に対応することができる。しかも、パ
ネル３１、４１はスケルトンフレーム３２、４２の片面
側（居室面側）に石膏ボード３３，４３を取り付けて構
成されているから、各コーナ部材２１の対向する取付面
２２，２３間にパネル３１，４１を取り付ける際、スケ
ルトンフレーム３２，４２を各コーナ部材２１に固定す
ることができる。つまり、石膏ボード３３，４３の裏面
側からパネル３１，４１をコーナ部材２１に固定するこ
とができるから、固定するための釘などが居室側に露出
することがない。その場合でも、各パネル３１，４１の
厚みがコーナ部材２１の取付面２２，２３の幅寸法と等
しく形成されているから、石膏ボード３３，４３の裏面
側からパネル３１，４１をコーナ部材２１に固定する
際、パネル３１，４１の裏面をコーナ部材２１の取付面
２２，２３の端縁に一致させれば、パネル３１，４１の
表面がコーナ部材２１の他の取付面２２，２３と一致す
るので、パネル３１，４１を所定位置に正確かつ簡易に
取り付けできる。
【００１８】
【考案の効果】以上の通り、本考案の住宅ユニットの内
壁取付構造によれば、パネルの種類を少なくすることに
よって製作および在庫管理を簡易にできるとともに、少
ない種類でも居室の各種構成態様に対応することがで
き、しかも、居室内には釘などが露出することなく、パ
ネルを柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡易に取
り付けでき、さらに、居室のコーナ部においてもパネル
の間に隙間や段差を生じることがないという効果が期待
できる。
壁取付構造によれば、パネルの種類を少なくすることに
よって製作および在庫管理を簡易にできるとともに、少
ない種類でも居室の各種構成態様に対応することがで
き、しかも、居室内には釘などが露出することなく、パ
ネルを柱に対して一定の間隔をもって正確かつ簡易に取
り付けでき、さらに、居室のコーナ部においてもパネル
の間に隙間や段差を生じることがないという効果が期待
できる。
【図１】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図２】本考案の取付構造によって２つの住宅ユニット
内にそれれぞれ別個の居室を構成した例を示す平面図で
ある。
内にそれれぞれ別個の居室を構成した例を示す平面図で
ある。
【図３】本考案の取付構造によって２つの住宅ユニット
で１つの居室を構成した例を示す平面図である。
で１つの居室を構成した例を示す平面図である。
【図４】従来の方法により２つの住宅ユニット内にそれ
れぞれ別個の居室を構成した例を示す平面図である。
れぞれ別個の居室を構成した例を示す平面図である。
【図５】従来の方法により２つの住宅ユニットで１つの
居室を構成した例を示す平面図である。
居室を構成した例を示す平面図である。
１Ａ，１Ｂ 住宅ユニット ２，３，４，５ 柱 ２１ コーナ部材 ２２，２３ 取付面 ３１ 短辺側パネル ４１ 長辺側パネル
Claims (1)
- 【請求項１】複数本の柱とこの柱の上端部間および下端
部間を連結する複数本の梁とから形成された住宅ユニッ
トの隣接する２本の柱の間に内壁を取り付ける住宅ユニ
ットの内壁取付構造において、外側に互いに直交する取
付面を有しかつ所定厚みを有する断面Ｌ字状のコーナ部
材を前記隣接する２本の柱にその取付面が対向した状態
で、かつ、前記各柱の居室側角部を挟む二辺に跨って取
り付けるとともに、この各コーナ部材の対向する取付面
間に平板状の内壁パネルを取り付け、この内壁パネル
は、スケルトンフレームとこのスケルトンフレームの居
室側面に取り付けられた石膏ボードとから構成され、か
つ、厚みが前記コーナ部材の取付面の幅寸法と等しく形
成されている、ことを特徴とする住宅ユニットの内壁取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991058557U JP2585930Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅ユニットの内壁取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991058557U JP2585930Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅ユニットの内壁取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053410U JPH053410U (ja) | 1993-01-19 |
| JP2585930Y2 true JP2585930Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13087761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991058557U Expired - Fee Related JP2585930Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅ユニットの内壁取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585930Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52919U (ja) * | 1975-06-21 | 1977-01-06 | ||
| JPS5698912U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | ||
| JPS5881219U (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-01 | ナショナル住宅産業株式会社 | コ−ナ−部の柱，外壁接合構造 |
| JPS6147337U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | ナショナル住宅産業株式会社 | 建物の出隅部の構造 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991058557U patent/JP2585930Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH053410U (ja) | 1993-01-19 |
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