JPH0820817A - 放射発熱管 - Google Patents

放射発熱管

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JPH0820817A
JPH0820817A JP15771294A JP15771294A JPH0820817A JP H0820817 A JPH0820817 A JP H0820817A JP 15771294 A JP15771294 A JP 15771294A JP 15771294 A JP15771294 A JP 15771294A JP H0820817 A JPH0820817 A JP H0820817A
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JP
Japan
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tube
radiant
heating
pipe
resistant alloy
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Pending
Application number
JP15771294A
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English (en)
Inventor
Takaki Marushichi
香樹 丸七
Nobuyoshi Kurauchi
伸好 倉内
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳造欠陥が無く変形や割れを防止することが
でき、肉厚をより薄くすることで重量を小さくすること
ができ、加熱炉内の温度制御及び熱効率を向上させるこ
とができ、さらに、取付時や交換時の取り扱いが容易な
放射発熱管を提供する。 【構成】 加熱炉内に配置された管本体21の一端部か
ら管本体21内に燃焼ガスgを導入し、燃焼ガスgが管
本体21内を流動する間に発生する放射熱により加熱炉
内を加熱する放射発熱管であって、管本体21は、1つ
以上のU字管部22a〜22cと1つ以上の直管部13
a,13b,14a,14bとを備え、U字管部22a
〜22cは、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて両端
部を突合せ溶接してなる複数の管部材24,24,…を
連通状態で接続してなり、直管部13a,13b,14
a,14bは、耐熱合金からなる鋳造管である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱炉内に配置され、
導入された燃焼ガスが管本体内を流動する間に発生する
放射熱により加熱炉内を加熱する放射発熱管に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は、例えば、特開平3−22651
9号公報に示された従来のラジアントチューブ(放射発
熱管)が加熱炉内に配置された状態を示す斜視図であ
り、図において、1はRXガス等の非酸化性ガスや浸炭
ガスが充満された加熱炉、2は加熱炉1内に配置されU
ベント部(U字管部)2aを有するチューブ本体(管本
体)である。該チューブ本体2は、鉄基合金からなる鋳
造管により構成されており、一般には遠心鋳造または静
止鋳造により作製される。なお、図2中、3は加熱炉1
内に配設され所定方向へ移動可能なメッシュコンベアで
ある。このラジアントチューブは、図3に示すように、
Uベント部2aの外側に固定されたサポート5を加熱炉
1の一方の内壁に固定された支持金具6上に当接して支
持されるとともに、Uベント部2a付近がワイヤ7によ
り懸架されている。このラジアントチューブは、図4に
示すように、チューブ本体2の一端部に設けられたバー
ナー9によりガスを燃焼させ、該燃焼ガスgが該チュー
ブ本体2内を流動する間に発生する放射熱により加熱炉
1内を加熱している。
【0003】このラジアントチューブは、加熱炉1内の
高温の雰囲気(浸炭処理に使用するものでは900〜9
50゜C、焼結処理に使用するものでは1150゜C程
度)中に配設されるものであるから、熱によりチューブ
本体2が軟化してその自重クリープにより図3中2点鎖
線で示したような変形が生じ、場合によっては破損する
等の問題がある。そこで、従来のラジアントチューブは
耐熱性に優れた鋳造管で構成されている。
【0004】また、図5は従来のW型のラジアントチュ
ーブ(放射発熱管)を示す縦断面図であり、図におい
て、11は加熱炉内に配置され、3つのUベント部(U
字管部)12a〜12c、直管部13a,13b及び直
管部14a,14bとをW型となる様に配置・接続して
なるチューブ本体(管本体)、15,16はUベント部
12a〜12c及び直管部13bの外側に固定されたサ
ポート、17は直管部13a,13bの開口部周囲に設
けられたフランジ、18はフランジ17bからフランジ
17a近傍に向かって延びるバーナーバング、19はベ
ローズである。Uベント部12a〜12c及び直管部1
3a,13b,14a,14bは、Feを主成分としN
i及びCrを所定量含有する鉄基合金からなる鋳造管に
より構成され、一般には遠心鋳造または静止鋳造により
作製される。このラジアントチューブは、直管部13a
の一端から該直管部13a内に燃焼ガスgを導入し、該
燃焼ガスgが該チューブ本体11内を流動する間に発生
する放射熱により加熱炉内を加熱している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の各ラ
ジアントチューブはチューブ本体2,11が鋳造管によ
り構成されているので、鋳造欠陥が発生し易く、変形や
割れが生じる危険性があり、また、肉厚が厚く最小肉厚
が8mm程度に限定されることから重量が大きくなり、
高温時において発生する曲げモーメントが大きくなり変
形し易くなるという問題点があった。また、チューブ本
体2,11自体の熱容量が大きいので熱効率が悪く、ま
た、昇温・降温に伴う温度追従性が悪く加熱炉内の温度
制御がし難いという問題点、及び燃焼ガスgより発生す
る熱がチューブ本体2,11に吸収されてしまい、熱効
率が悪いという問題点がある。また、重量が大きいの
で、取付時や交換時に取り扱いが不便であるという問題
点もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、鋳造欠陥が無く変形や割れを防止することが
でき、肉厚をより薄くすることで重量を小さくすること
ができ、加熱炉内の温度制御及び熱効率を向上させるこ
とができ、さらに、取付時や交換時の取り扱いが容易な
放射発熱管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な放射発熱管を採用した。すなわ
ち、請求項1記載の放射発熱管は、1つ以上のU字管部
と1つ以上の直管部とを備えた管本体からなり、前記U
字管部は、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて両端部
を突合せ溶接してなる複数の管部材を連通状態で接続し
てなり、前記直管部は、耐熱合金からなる鋳造管である
ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の放射発熱管は、1つ以上の
U字管部と1つ以上の直管部とを備えた管本体からな
り、前記U字管部は、薄肉の耐熱合金からなる板材を断
面略半円状に丸め、かつ、その長手方向に沿う一方の端
部が外側になるように湾曲された1対の管部材の長手方
向に沿う端部同士を突合せ溶接してなり、前記直管部
は、耐熱合金からなる鋳造管であることを特徴としてい
る。
【0009】請求項3記載の放射発熱管は、請求項1ま
たは2記載の放射発熱管において、前記直管部を、薄肉
の耐熱合金からなる板材を丸めて端部を突合せ溶接した
ことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の放射発熱管は、請求項1,
2または3記載の放射発熱管において、前記板材を、ニ
ッケルを主成分とするニッケル基合金としたことを特徴
としている。
【0011】請求項5記載の放射発熱管は、請求項1,
2または3記載の放射発熱管において、前記板材を、鉄
を主成分とする鉄基合金としたことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の請求項1記載の放射発熱管では、前記
U字管部を、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて両端
部を突合せ溶接してなる複数の管部材を連通状態で接続
したことにより、従来の様に鋳造欠陥が発生するおそれ
がない。また、肉厚が薄く重量が小さくなることによ
り、高温時において発生する曲げモーメントが小さくな
る。また、U字管部自体の熱容量が小さくなることによ
り、熱効率、昇温・降温に伴う温度追従性、加熱炉内の
温度制御性が向上する。また、重量が小さいことによ
り、取付時や交換時の取り扱いが容易となる。
【0013】請求項2記載の放射発熱管では、U字管部
を、薄肉の耐熱合金からなる板材を断面略半円状に丸
め、かつ、その長手方向に沿う一方の端部が外側になる
ように湾曲された1対の管部材の長手方向に沿う端部同
士を突合せ溶接したことにより、従来の様に鋳造欠陥が
発生するおそれがない。また、肉厚が薄く重量が小さく
なることにより、高温時において発生する曲げモーメン
トが小さくなる。また、U字管部自体の熱容量が小さく
なることにより、熱効率、昇温・降温に伴う温度追従
性、加熱炉内の温度制御性が向上する。また、重量が小
さいことにより、取付時や交換時の取り扱いが容易とな
る。さらに、1対の管部材の端部同士を突合せ溶接すれ
ばよいので、溶接箇所が減少し、溶接工程が短縮され
る。
【0014】請求項3記載の放射発熱管では、前記直管
部を、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて端部を突合
せ溶接したことにより、該放射発熱管全体に鋳造欠陥が
発生するおそれがなくなる。また、全体の肉厚が薄く重
量が小さくなることにより、該放射発熱管全体の高温時
における曲げモーメントが小さくなる。また、熱効率、
昇温・降温に伴う温度追従性、加熱炉内の温度制御性が
さらに向上する。また、取付時や交換時の取り扱いもさ
らに容易となる。
【0015】請求項4記載の放射発熱管では、前記板材
をニッケルを主成分とするニッケル基合金としたことに
より、前該板材を用いた管部材のRXガス等の非酸化性
ガスや浸炭ガスに対する耐食性及び耐熱性が向上する。
【0016】請求項5記載の放射発熱管では、前記板材
を鉄を主成分とする鉄基合金としたことにより、前該板
材を用いた管部材の耐熱性が向上する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の放射発熱管の一実施例につい
て図面に基づき説明する。図1はW型のラジアントチュ
ーブ(放射発熱管)を示す縦断面図であり、図におい
て、21は加熱炉内に配置され、3つのUベント部(U
字管部)22a〜22c、直管部13a,13b及び直
管部14a,14bとをW型となる様に配置・接続して
なるチューブ本体(管本体)、23は直管部13a,1
4a間に設けられたサポートである。
【0018】Uベント部22a(22b,22c)は、
例えば、Crを22重量%、Wを14重量%、Moを2
重量%含有するNi基合金からなる薄肉の板材が円筒状
に丸められて両端部が突合せ溶接され、該円筒状の両端
の開口部が軸線に対して所定の角度θ傾斜された複数の
管部材24,24,…が全体の形状が略半円環状となる
様に連通状態で接続されている。
【0019】このラジアントチューブでは、Uベント部
22a〜22cをNi基合金からなる薄肉の板材を丸め
て管とすることにより、RXガス等の非酸化性ガスや浸
炭ガスにより腐食され難くなり、耐熱性が向上する。ま
た、従来の鋳造管と比べて鋳造欠陥が発生するおそれが
なく、鋳造欠陥に起因する変形や割れが発生するおそれ
がなくなる。また、肉厚が薄く重量が小さくなることに
より、高温時において発生する曲げモーメントが小さく
なり、変形し難くなる。また、U字管部自体の熱容量が
小さくなることにより該U字管部における熱効率が向上
し、昇温・降温に伴う温度追従性が向上し、したがっ
て、加熱炉内の温度制御性が向上する。また、重量が小
さいことにより、取付時や交換時の取り扱いが容易とな
り、作業性が向上する。
【0020】以上説明した様に、この実施例のラジアン
トチューブによれば、Uベント部22a〜22cを、N
i基合金からなる薄肉の板材を円筒状に丸めて両端部を
突合せ溶接した複数の管部材24,24,…を連通状態
で接続する構成としたので、Uベント部22a〜22c
のRXガス等の非酸化性ガスや浸炭ガスに対する耐食性
及び耐熱性を向上させることができる。また、従来の鋳
造管と比べて鋳造欠陥が発生するおそれがなく、鋳造欠
陥に起因する変形や割れが発生するおそれがなく、Uベ
ント部22a〜22cの信頼性を向上させることができ
る。また、肉厚が薄く重量が小さくなり、高温時におい
て発生する曲げモーメントを小さくすることができ、変
形し難くすることができる。また、Uベント部22a〜
22c自体の熱容量が小さくなり、該U字管部における
熱効率、昇温・降温に伴う温度追従性、加熱炉内の温度
制御性が向上し、より省エネルギー、より高精度の温度
管理を行うことができる。また、重量が小さく、取付時
や交換時の取り扱いを容易とすることができ、作業性を
向上させることができる。
【0021】なお、本実施例では、Uベント部22a〜
22cを、薄肉の板材を円筒状に丸めて両端部を突合せ
溶接した複数の管部材24,24,…を連通状態で接続
する構成としたが、該Uベント部22a〜22cを、薄
肉の板材を断面略半円状に丸め、かつ、その長手方向に
沿う一方の端部が外側になるように湾曲された1対の管
部材の長手方向に沿う端部同士を突合せ溶接した構成と
してもよい。この場合、1対の管部材の端部同士を突合
せ溶接すればよいので、Uベント部22a〜22cと同
様の効果に加えて溶接箇所を減少させることができ、溶
接工程を短縮することができるという効果を奏すること
ができる。
【0022】また、Uベント部22a〜22cの組成
を、Crを22重量%、Wを14重量%、Moを2重量
%含有するNi基合金としたが、この組成に限定される
ことなく、他の組成のNi基合金を用いてももちろんよ
い。また、上記Ni基合金以外に、例えば、SUS31
0Sのようなステンレス鋼等の鉄基合金を用いても、U
ベント部22a〜22cの耐熱性を向上させることがで
きる。
【0023】さらに、Uベント部22a〜22cのみ
を、薄肉の板材を円筒状に丸めて両端部を突合せ溶接し
た複数の管部材24,24,…をとしたが、を連通状態
で接続する構成としたが、直管部13a,13b,14
a,14bを薄肉の板材を円筒状に丸めて両端部を突合
せ溶接したものとしてもよい。この場合、Uベント部2
2a〜22cと同様の効果に加えて、ラジアントチュー
ブ全体の鋳造欠陥の発生を防止することができる。全体
の肉厚が薄く重量が小さくなるのでラジアントチューブ
全体の高温時における曲げモーメントを小さくすること
ができ、全体を変形し難くすることができる。熱効率、
昇温・降温に伴う温度追従性、加熱炉内の温度制御性を
さらに向上させることができる。取付時や交換時の取り
扱いもさらに容易とすることができる等の優れた効果を
奏することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の放射発熱管によれば、前記U字管部を、薄肉の耐熱
合金からなる板材を丸めて両端部を突合せ溶接してなる
複数の管部材を連通状態で接続する構成としたので、従
来の鋳造管と比べて鋳造欠陥が発生するおそれがなく、
鋳造欠陥に起因する変形や割れが発生するおそれがな
く、U字管部の信頼性を向上させることができる。ま
た、肉厚が薄く重量が小さくなり、高温時において発生
する曲げモーメントが小さくなり変形し難くすることが
できる。また、U字管部自体の熱容量が小さくなり、該
U字管部における熱効率、昇温・降温に伴う温度追従
性、加熱炉内の温度制御性を向上させ、より省エネルギ
ー、より高精度の温度管理を行うことができる。また、
重量が小さく、取付時や交換時の取り扱いを容易とする
ことができ、作業性を向上させることができる。
【0025】請求項2記載の放射発熱管によれば、前記
U字管部を、薄肉の耐熱合金からなる板材を断面略半円
状に丸め、かつ、その長手方向に沿う一方の端部が外側
になるように湾曲された1対の管部材の長手方向に沿う
端部同士を突合せ溶接する構成としたので、鋳造欠陥に
起因する変形や割れが発生するおそれがなく、U字管部
の信頼性を向上させることができる。また、肉厚が薄く
重量が小さくなり、高温時において発生する曲げモーメ
ントが小さくなり変形し難くすることができる。また、
U字管部自体の熱容量が小さくなり、該U字管部におけ
る熱効率、昇温・降温に伴う温度追従性、加熱炉内の温
度制御性を向上させ、より省エネルギー、より高精度の
温度管理を行うことができる。また、重量が小さく、取
付時や交換時の取り扱いを容易とすることができ、作業
性を向上させることができる。さらに、溶接箇所を減少
させることができ、溶接工程を短縮することができる。
【0026】請求項3記載の放射発熱管によれば、前記
直管部を、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて端部を
突合せ溶接する構成としたので、該放射発熱管全体に鋳
造欠陥に起因する変形や割れが発生するおそれがなく、
該放射発熱管全体の信頼性を向上させることができる。
また、全体の肉厚が薄く重量が小さくなり、高温時にお
いて発生する曲げモーメントが小さくなり該放射発熱管
全体をより変形し難くすることができる。また、該放射
発熱管全体の熱容量が小さくなり、熱効率、昇温・降温
に伴う温度追従性、加熱炉内の温度制御性を向上させ、
より省エネルギー、より高精度の温度管理を行うことが
できる。また、該放射発熱管全体の重量が小さく、取付
時や交換時の取り扱いをさらに容易とすることができ、
作業性をさらに向上させることができる。
【0027】請求項4記載の放射発熱管によれば、前記
板材をニッケルを主成分とするニッケル基合金としたの
で、前該板材を用いた管部材のRXガス等の非酸化性ガ
スや浸炭ガスに対する耐食性及び耐熱性を向上させるこ
とができる。
【0028】請求項5記載の放射発熱管によれば、前記
板材を鉄を主成分とする鉄基合金としたので、前該板材
を用いた管部材の耐熱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のW型のラジアントチューブ
(放射発熱管)を示す縦断面図である。
【図2】従来のラジアントチューブを用いた加熱炉を示
す斜視図である。
【図3】従来のラジアントチューブの設置構造を示す側
面図である。
【図4】従来のラジアントチューブを示す一部を破断し
た平面図である。
【図5】従来のW型のラジアントチューブを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
13a,13b,14a,14b 直管部 21 チューブ本体(管本体) 22a〜22c Uベント部(U字管部) g 燃焼ガス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱炉内に配置された管本体の一端部か
    ら該管本体内に燃焼ガスを導入し、該燃焼ガスが該管本
    体内を流動する間に発生する放射熱により加熱炉内を加
    熱する放射発熱管であって、 前記管本体は、1つ以上のU字管部と1つ以上の直管部
    とを備え、 前記U字管部は、薄肉の耐熱合金からなる板材を丸めて
    両端部を突合せ溶接してなる複数の管部材を連通状態で
    接続してなり、 前記直管部は、耐熱合金からなる鋳造管であることを特
    徴とする放射発熱管。
  2. 【請求項2】 加熱炉内に配置された管本体の一端部か
    ら該管本体内に燃焼ガスを導入し、該燃焼ガスが該管本
    体内を流動する間に発生する放射熱により加熱炉内を加
    熱する放射発熱管であって、 前記管本体は、1つ以上のU字管部と1つ以上の直管部
    とを備え、 前記U字管部は、薄肉の耐熱合金からなる板材を断面略
    半円状に丸め、かつ、その長手方向に沿う一方の端部が
    外側になるように湾曲された1対の管部材の長手方向に
    沿う端部同士を突合せ溶接してなり、 前記直管部は、耐熱合金からなる鋳造管であることを特
    徴とする放射発熱管。
  3. 【請求項3】 前記直管部は、薄肉の耐熱合金からなる
    板材を丸めて端部を突合せ溶接してなることを特徴とす
    る請求項1または2記載の放射発熱管。
  4. 【請求項4】 前記板材は、ニッケルを主成分とするニ
    ッケル基合金からなることを特徴とする請求項1,2ま
    たは3記載の放射発熱管。
  5. 【請求項5】 前記板材は、鉄を主成分とする鉄基合金
    からなることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    放射発熱管。
JP15771294A 1994-07-08 1994-07-08 放射発熱管 Pending JPH0820817A (ja)

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Effective date: 20020702