JPH0820803B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0820803B2
JPH0820803B2 JP62198493A JP19849387A JPH0820803B2 JP H0820803 B2 JPH0820803 B2 JP H0820803B2 JP 62198493 A JP62198493 A JP 62198493A JP 19849387 A JP19849387 A JP 19849387A JP H0820803 B2 JPH0820803 B2 JP H0820803B2
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JP
Japan
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cartridge
toner
seal
developing
agent
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JP62198493A
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英二 筒井
茂夫 小山
和弘 小林
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、現像装置に関し、より詳しくは、感光体
の表面に形成された静電潜像を二成分現像剤で顕像化さ
せる現像装置に関する。
〈従来の技術〉 従来より、静電式の複写機やファクシミリ等の画像形
成装置に装着される現像装置として、感光体に形成され
た静電潜像を、粉体トナーとキャリアとからなる二成分
現像剤により可視化するものが提供されている。
この現像装置として、使用開始に際し、現像ケース内
に、トナーと、キャリアとトナーとを配合したスタート
剤とを投入して稼動可能な状態とするものがあり、上記
トナーの投入は、現像ケースに装着されているトナーカ
ートリッジのシールを剥がして、該トナーカートリッジ
を開封する方式が採用されている。またスタート剤の投
入は、上記トナーの場合と同様に、予め現像ケースに装
着されているスタート剤カートリッジのシールを剥がし
て、該トナーカートリッジを開封する方式、或いは、感
光体に対向させて形成された現像ケースの開口部を、取
外し可能なカバーによって閉塞し、その内部に予めスタ
ート剤を収容しておき、使用に際して上記カバーを取外
す方式(例えば特開昭60−156078号公報参照)が採用さ
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 カートリッジのシールを剥がすことによってトナーや
スタート剤を投入する方式の現像装置については、シー
ルを剥がす際には、シールに付着したトナーが作業者の
身体に付着したり、現像装置の周囲に飛散して画像形成
装置の内部が汚損されたりするという問題があった。ま
た、カートリッジから剥ぎ取ったシールを廃棄する場合
に、衣服や身体は、或いは床面等が汚れないように取扱
に注意をする必要があり、その処理が煩わしいという問
題もあった。
さらに、現像ケース内に予めスタート剤が収容されて
いる現像装置については、現像ケース内の気密性が不充
分であり、スタート剤が湿気等によって固まる等の不都
合を生じるために、長時間に亘って保管しておくことが
できないという問題があった。
〈発明の目的〉 この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
スタート剤やトナーを、身体や衣服を汚すことなく簡単
に投入することができ、しかもスタート剤の品質を長期
間良好に維持することができる現像装置を提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の現像装置は、現
像ケース内に配置された現像スリーブにより、トナーと
スタート剤からなる二成分の現像剤を感光体に供給する
現像装置において、上記現像ケースに装着され、かつ上
記トナーがシールにて開封可能に密封されているトナー
カートリッジと、現像ケースの外部に配置され、かつ上
記スタート剤がシールにて密封されているスタート剤カ
ートリッジと、現像ケース内に区画され、かつスタート
剤カートリッジを現像ケース内に装填するとともに、装
填されたスタート剤カートリッジからスタート剤をトナ
ーよりも現像スリーブ側に供給するための開放空間と、
開放空間内に突設され、かつスタート剤カートリッジを
上記開放空間に装填する際に、スタート剤カートリッジ
のシールを破って開封する開封部材と、開封部材がスタ
ート剤カートリッジのシールを破る際に、スタート剤カ
ートリッジの上記開放空間への装填動作によって、トナ
ーカートリッジのシールをトナーカートリッジから剥離
させるべくスタート剤カートリッジとトナーカートリッ
ジとを連結する連結部材とを具備するものである。
ただし、上記開封部材としては、現像剤の循環をガイ
ドするガイド部材に連設された鋭利な突起であってもよ
く、また、連結部材としては、トナーカートリッジのシ
ールを延長したものであってもよい。
〈作用〉 上記の構成の現像装置によれば、現像ケースの外部に
配置されたスタート剤カートリッジを、現像ケースの開
放空間に装填することにより、開放空間内に突設された
開封部材が、スタート剤カートリッジのシールを破って
トナーカートリッジを開封し、スタート剤を供給するこ
とができるとともに、この開封の過程で、スタート剤カ
ートリッジとトナーカートリッジとを連結する連結部材
によって、トナーカートリッジのシールをトナーカート
リッジから略同時に引き剥がすことができる。ここで、
スタート剤は、開放空間によって、トナーよりも現像ス
リーブ側に供給されることになることから、現像スリー
ブには、先ずスタート剤が供給され、次いで、トナーが
供給されることになる。
特に、上記開封部材が、現像剤の循環をガイドするガ
イド部材に連設された鋭利な突起である場合には、当該
開封部材を簡単に構成することができる。また、連結部
材がトナーカートリッジのシールを延長したものである
場合には、連結部材を簡単に構成することができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明の現像装置を示す断面図であり、
現像ケース(1)の内部には、トナーカートリッジ
(2)が装着されているとともに、非磁性体製の現像ス
リーブ(3)が、ケース開口部(1a)を通して感光体
(K)に臨ませた状態で設けられており、この現像スリ
ーブ(3)の内部には、感光体(K)に対向するスリー
ブ面に現像剤の穂を形成するためのマグネット(4)が
設けられている。さらに、上記トナーカートリッジ
(2)の下部のトナー補給口(5)には、トナー補給用
ローラ(6)が設けられているとともに、該トナー補給
用ローラ(6)の下方には、攪拌ローラ(7)が設けら
れており、攪拌ローラ(7)の上方には、該攪拌ローラ
(7)によって攪拌された現像剤の循環をガイドするガ
イド部材(8)が設けられている。また、現像ケース
(1)の上面には、スタート剤カートリッジ(9)が取
外し可能に取付けられているとともに、現像ケース
(1)内のトナーカートリッジ(2)と隣設する位置に
は、上記スタート剤カートリッジ(9)を装填するため
の開放空間(10)が形成されている。
上記トナーカートリッジ(2)は、現像ケース(1)
の内周壁との間に所定の隙間(A)が設けられた状態
で、当該現像ケース(1)に装着されているものであ
り、その内部にはトナー(T)が収容されている。ま
た、トナーカートリッジ(2)の底部には、収容された
トナー(T)をトナー補給口(5)に落下供給するため
の開口部(2a)が形成されており、この開口部(2a)
は、剥離可能なシール(11)によって密閉されている。
そして、上記シール(11)の一端部(11a)は、トナー
カートリッジ(2)の外側(第1図の右側)下端部(2
b)に密着されているとともに、途中部(11b)が内側下
端部(2c)に密着された状態で、外側下端部(2b)方向
へ折り返され、現像ケース(1)とトナーカートリッジ
(2)との隙間(A)を通して、スタート剤カートリッ
ジ(9)側へ至り、端部(11c)がスタート剤カートリ
ッジ(9)の底部に接続されている。即ち、上記シール
(11)のうち、トナーカートリッジ(2)の開口部(2
a)を密閉するのに寄与してない部分は、シール(11)
とスタート剤カートリッジ(9)とを連結する連結部材
(11d)として構成されている。
一方、スタート剤カートリッジ(9)は、上記開放空
間(10)に装填し易いように略三角形断面に形成されて
おり、その両側端部に形成された係合ピン(9a)が、現
像ケース(1)の側板(1b)に形成された係合溝(1c)
に係合されているとともに、後端部(9b)が、現像ケー
ス(1)に形成されたロック爪(1d)によって取外し可
能に固定されている。なお、上記係合溝(1c)は、スタ
ート剤カートリッジ(9)を開放空間(10)に装填する
際の挿入ガイドとして機能するものである。そして、上
記スタート剤カートリッジ(9)の前端部側(下端部
側)には、内部に収容されたスタート剤(S)を落下供
給するための開口部(9c)が形成されており、該開口部
(9c)は、シール(12)によって密閉されている。
さらに、ガイド部材(8)の上部には、第2図に示す
ように、攪拌ローラ(7)によって現像スリーブ(3)
の上部側へ送給された現像剤を所定方向へ戻すための起
立ガイド板(8a)が傾斜状に配列されており、その起立
ガイド板(8a)の後端部には、前記開放空間(10)の内
部に突出し、当該開放空間(10)にスタート剤カートリ
ッジ(9)が装填される際に、スタート剤カートリッジ
(9)のシール(12)を破って開封する開封部材として
の突起(8b)が形成されている。
以上の構成であれば、スタート剤カートリッジ(9)
を、その後端部(9b)を現像ケース(1)から取外して
起立させるとともに、係合溝(1c)に沿わせながら下方
へ移動させることにより、開放空間(10)に装填するこ
とができる。この際、トナーカートリッジ(2)のシー
ル(11)は、スタート剤カートリッジ(9)によって引
張られて、徐々にトナーカートリッジ(2)から剥離さ
れ、最終的にトナーカートリッジ(2)の開口部(2a)
が開封される。したがって、トナーカートリッジ(2)
に収容されたトナー(T)をトナー補給口(5)を通し
てトナー補給用ローラ(6)へ落下供給することができ
る。一方、スタート剤カートリッジ(9)の開口部(9
c)を閉塞しているシール(12)は、スタート剤カート
リッジ(9)を開放空間(10)に装填する途中において
突起(8b)によって徐々に破ることができ、ひいてはス
タート剤カートリッジ(9)の内部に収容されたスター
ト剤(S)を現像ケース(1)の底部側へ落下供給する
ことができる(第3図参照)。ここに、上記突起(8b)
は、スタート剤カートリッジ(9)に対して傾斜状に設
けられているので、シール(12)を大きく開口すること
ができ、スタート剤(S)を確実に落下供給することが
できる。なお、上記開放空間(10)に装填されたスター
ト剤カートリッジ(9)は、開放空間(10)に突設され
た逆止爪(1e)と、これに対応させてスタート剤カート
リッジ(9)に形成された係止溝(9d)との係合によっ
て抜脱が阻止される。
このように、スタート剤カートリッジ(9)を開放空
間(10)に装填するだけで、スタート剤(S)とトナー
(T)とを略同時に供給することができるので、これら
の供給を簡単かつ迅速に行なうことができるとともに、
各カートリッジ(2)(9)を密封しているシール(1
1)(12)を当該カートリッジ(2)(9)から完全に
取り外す必要がないので、スタート剤(S)やトナー
(T)が、身体に付着したり、現像装置の周囲に飛散し
たりするのを防止することができる。しかも、スタート
剤(S)やトナー(T)が密封された状態で収容されて
いるので、長期間保存しても、その品質が劣化する虞も
ない。
なお、この発明の現像装置は、上記実施例に限定され
るものでなく、例えば、シール(11)、連結部材(11
d)、およびシール(12)を、一枚のシールで一連に構
成すること、連結部材(11d)をワイヤやテープ等、シ
ール(11)と別部材で構成すること、突起(8b)をガイ
ド部材(8)と別個独立に設けること等、この発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができ
る。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明の現像装置によれば、スター
ト剤カートリッジを開放空間に装填するだけで、スター
ト剤とトナーとを、スタート剤が先に現像スリーブに供
給され得る状態で略同時に現像ケース内の所定部に供給
することができるので、現像装置を初めて使用する際の
立上げ作業を簡単かつ迅速に行なわせることができると
ともに、各カートリッジを密封しているシールを当該カ
ートリッジから完全に取り外す必要がないので、スター
ト剤やトナーが、身体に付着したり現像装置の周囲に飛
散したりするのを防止することができる。しかも、スタ
ート剤がシールにて密封された状態で収容されているの
で、その品質を低下させることなく長期間保存すること
ができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の現像装置の一実施例を示す断面図、 第2図は斜視図、 第3図は使用状態を示す断面図。 (1)…現像ケース、(2)…トナーカートリッジ、
(8)…ガイド部材、(8b)…開封部材としての突起、
(9)…スタート剤カートリッジ、(10)…開放空間、
(11d)…連結部材、(S)…スタート剤、(T)…ト
ナー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−93470(JP,A) 実開 昭58−36750(JP,U) 実開 昭55−99543(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像ケース内に配置された現像スリーブに
    より、トナーとスタート剤からなる二成分の現像剤を感
    光体に供給する現像装置において、 上記現像ケースに装着され、かつ上記トナーがシールに
    て開封可能に密封されているトナーカートリッジと、 現像ケースの外部に配置され、かつ上記スタート剤がシ
    ールにて密封されているスタート剤カートリッジと、 現像ケース内に区画され、かつスタート剤カートリッジ
    を現像ケース内に装填するとともに、装填されたスター
    ト剤カートリッジからスタート剤をトナーよりも現像ス
    リーブ側に供給するための開放空間と、 開放空間内に突設され、かつスタート剤カートリッジを
    上記開放空間に装填する際に、スタート剤カートリッジ
    のシールを破って開封する開封部材と、 開封部材がスタート剤カートリッジのシールを破る際
    に、スタート剤カートリッジの上記開放空間への装填動
    作によって、トナーカートリッジのシールをトナーカー
    トリッジから剥離させるべくスタート剤カートリッジと
    トナーカートリッジとを連結する連結部材と を具備することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】開封部材が、現像剤の循環をガイドするガ
    イド部材に連設された鋭利な突起である上記特許請求の
    範囲第1項記載の現像装置。
  3. 【請求項3】連結部材が、トナーカートリッジのシール
    を延長したものである上記特許請求の範囲第1項記載の
    現像装置。
JP62198493A 1987-08-07 1987-08-07 現像装置 Expired - Lifetime JPH0820803B2 (ja)

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JP62198493A JPH0820803B2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 現像装置

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JPS6440963A JPS6440963A (en) 1989-02-13
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JP62198493A Expired - Lifetime JPH0820803B2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 現像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5599543U (ja) * 1978-12-29 1980-07-10
JPS5836750U (ja) * 1981-08-31 1983-03-10 株式会社リコー 乾式複写機におけるトナ−供給装置
JPS6193470A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Canon Inc 現像装置

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JPS6440963A (en) 1989-02-13

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