JPH08203986A - 真空プラズマ処理装置 - Google Patents

真空プラズマ処理装置

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Publication number
JPH08203986A
JPH08203986A JP2585095A JP2585095A JPH08203986A JP H08203986 A JPH08203986 A JP H08203986A JP 2585095 A JP2585095 A JP 2585095A JP 2585095 A JP2585095 A JP 2585095A JP H08203986 A JPH08203986 A JP H08203986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
hand
process chamber
substrate
substrates
Prior art date
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Pending
Application number
JP2585095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kikuchi
正志 菊地
Hitoshi Ikeda
均 池田
Masa Osono
雅 大園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2585095A priority Critical patent/JPH08203986A/ja
Publication of JPH08203986A publication Critical patent/JPH08203986A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】基板の交換時間を短縮して、装置全体の作業効
率を向上することの可能な真空プラズマ処理装置を提供
する。 【構成】基板を数段に収容した仕込取出室、伸縮および
回転自在な搬送アーム7を配設した搬送室4、基板を真
空プラズマ処理するプロセス室の順序で連設し、搬送室
内の搬送アームのハンド8で基板を、仕込取出室とプロ
セス室との間で搬送する真空プラズマ処理装置におい
て、搬送アームのハンドは、上下方向あるいは左右方向
に基板を間隔をおいて載せことの可能な多段な構成にす
ると共に、プロセス室は、搬送アームのハンドの多段な
構成ごとに載せた基板をそれぞれ独立して支持する、上
下方向に移動自在な複数の支持ピンを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板交換時間を短縮す
ることの可能な真空プラズマ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の真空プラズマ処理装置は図18に
示されており、同図において、多数の基板51を数段に
収容した仕込取出室52には仕切弁53を介して搬送室
54が連設され、更に、その搬送室54には仕切弁55
を介してプロセス室56が連設されている。搬送室54
内には伸縮および回転自在な搬送アーム57が配設さ
れ、その搬送アーム57には一段のハンド58が備えら
れている。搬送アーム57の一段のハンド58によっ
て、仕込取出室52内の基板51がプロセス室56内に
搬送され、反対に、プロセス室56内でプラズマ処理さ
れた基板51が仕込取出室52内に搬送される。プロセ
ス室56内には一対の電極59、60が対向するように
配設されている。
【0003】このような真空プラズマ処理装置の場合、
まず、搬送アーム57の一段のハンド58で仕込取出室
52内の基板51をプロセス室56内に搬送する。次
に、プロセス室56内で基板51にプラズマ処理を行
う。その次に、搬送アーム57の一段のハンド58でプ
ラズマ処理された基板51をプロセス室56から仕込取
出室52に搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空プラズマ処
理装置は、上記のように搬送アーム57の一段のハンド
58で基板51を、仕込取出室52とプロセス室56と
の間を搬送するようにしている。
【0005】そのため、プラズマ処理された基板51を
プロセス室56から仕込取出室52に搬送してから、新
しい基板51をプロセス室56に搬送しなければなら
ず、その間、プロセス室56はプラズマ処理を行うのを
待機しなければならない。これは基板51の交換に長時
間かかるためである。
【0006】基板51の交換に長時間かかると、装置全
体としての作業効率が低下する問題が起きる。
【0007】この発明の目的は、従来の問題を解決し
て、基板の交換時間を短縮して、装置全体の作業効率を
向上することの可能な真空プラズマ処理装置を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、基板を数段に収容した仕込取出室、伸
縮および回転自在な搬送アームを配設した搬送室、基板
を真空プラズマ処理するプロセス室の順序で連設し、搬
送室内の搬送アームのハンドで基板を、仕込取出室とプ
ロセス室との間で搬送する真空プラズマ処理装置におい
て、前記搬送アームのハンドは、上下方向あるいは左右
方向に基板を間隔をおいて載せることの可能な多段な構
成にすると共に、前記プロセス室は、前記搬送アームの
ハンドの多段な構成ごとに載せた基板をそれぞれ独立し
て支持する、上下方向に移動自在な複数の支持ピンを備
えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明は、前記のように搬送アームのハンド
が、上下方向あるいは左右方向に基板を間隔をおいて載
せることの可能な多段な構成になっているうえ、プロセ
ス室が搬送アームのハンドの多段な構成ごとに載せた基
板をそれぞれ独立して支持する、上下方向に移動自在な
複数の支持ピンを備えているので、搬送アームのハンド
の一部で新しい基板を仕込取出室からプロセス室に搬送
した後、プロセス室内でプラズマ処理された基板をハン
ドの他の部分で受け、それをプロセス室から仕込取出室
に搬送することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。この発明の実施例の真空プラズマ処
理装置の全体図が図1に示されており、同図において、
多数の基板1を数段に収容した仕込取出室2には仕切弁
3を介して搬送室4が連設され、更に、その搬送室4に
は仕切弁5を介してプロセス室6が連設されている。搬
送室4内には伸縮および回転自在な搬送アーム7が配設
され、その搬送アーム7のハンド8は上下方向に基板1
を間隔をおいて載せることの可能な2段8a、8bにな
っている。プロセス室6内には一対の電極9a、9bが
対向するように配設されている。また、プロセス室6内
には上下方向に移動自在な複数の支持ピン10、11が
備えられ、アーム7のハンド8の各段8a、8bに載せ
た基板1をそれぞれ独立して支持することが可能であ
る。
【0011】なお、図1中、12は仕込取出室2内の基
板1を上下に移動させるための駆動源、13は搬送アー
ム7を作動させるための駆動源である。
【0012】次に、図2および図3は支持ピン10、1
1を上下方向に移動させるための機構を開示している。
これらの図において、ガイドレール21、22に沿って
摺動する第1シリンダー取付板23には第1シリンダー
24が取り付けられ、第1シリンダー24のロッド25
は上部ベース26に当接しながら上下方向に移動するよ
うになっている。第1シリンダー24のロッド25が上
下方向に移動すると、第1シリンダー取付板23に取付
けられた支持ピン10も上下方向に移動する。
【0013】ガイドレール21、22に沿って摺動する
第2および第3シリンダー取付板27の上部には第2シ
リンダー28が取付けられ、また、下部には第3シリン
ダー29が取付けられている。第2シリンダー28のロ
ッド30は昇降板31に当接し、昇降板31を上下方向
に移動させる。第3シリンダー29のロッド35は固定
された下部ベース32に当接し、ロッド35が上下方向
に移動すると、第3シリンダー29、第2および第3シ
リンダー取付板27、第2シリンダー28、ロッド30
および昇降板31も上下方向に移動する。昇降板31に
は連結板32が取り付けられ、その連結板32には支持
ピン11が取り付けられている。支持ピン11の下端に
はロータリーアクチュエーター33が取り付けられ、支
持ピン11の回動を可能にしている。支持ピン11の上
端には基板受け板34が取り付けられ、その基板受け板
34は支持ピン11の回動とともに回動するようになっ
ている。図4〜図6は支持ピン11の上端に基板受け板
34を取り付けた図である。
【0014】次に、図7および図8は搬送アーム7の詳
細を示しおり、7aは第1部材、7bは第2部材、7c
は回動軸、8はハンド、8aはハンドの上段、8bはハ
ンドの下段、13は駆動源である。
【0015】このような実施例における操作手順につい
説明する。 (1)最初、図9に示すように搬送アーム7のハンド8
の上段8aで仕込取出室2内の基板1aを受け取る。 (2)第2番目、図10に示すように搬送アーム7を作
動させ、搬送アーム7を搬送室4に戻す。 (3)第3番目、図11に示すようにエッチング室6内
の内側の支持ピン10を上昇させ、プラズマ処理の終了
した基板1bを上昇させる。 (4)第4番目、図12に示すように搬送アーム7を作
動させ、搬送アーム7のハンド8の上段8a上の基板1
aをプロセス室6内に入れる。 (5)第5番目、図13に示すようにプロセス室6内の
外側の支持ピン11をシリンダ28で上昇させ、基板受
け板34と、ハンド8の上段8a上の基板1aとを同じ
高さにする。次に、ロータリーアクチュエーター33を
用い、支持ピン11と基板受け板34を回転させ、基板
受け板34をハンド8の上段8a上の基板1aに届く位
置に移動させる。その次に、シリンダ29で更に支持ピ
ン11を上昇させ、プロセス室6内に入ったハンド8の
上段8a上の基板1aを支持する。 (6)第6番目、図14に示すようにプロセス室6内の
内側の支持ピン10を下降させ、プラズマ処理の終了し
た基板1bをハンド8の下段8bで受ける。 (7)第7番目、図15に示すようにプラズマ処理の終
了した基板1bをハンド8の下段8bで受けた状態で、
搬送アーム7を搬送室4に戻す。 (8)第8番目、図16に示すようにプロセス室6内の
外側の支持ピン11を下降させ、基板1を電極9上に載
せる。 (9)第9番目、図17に示すように搬送アーム7を作
動させ、搬送アーム7のハンド8の下段8b上の基板1
bを仕込取出室2内に受け渡す。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記のように搬送アームの
ハンドの一部で新しい基板を仕込取出室からプロセス室
に搬送した後、プロセス室内でプラズマ処理された基板
をハンドの他の部分で受け、それをプロセス室から仕込
取出室に搬送するようにしているので、基板の交換時間
が短縮され、装置全体の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明図
【図2】この発明の実施例の要部の説明図
【図3】この発明の実施例の要部の平面図
【図4】この発明の実施例に用いられる基板受け板の取
り付けを示す断面図
【図5】この発明の実施例に用いられる基板受け板の取
り付けを示す平面図
【図6】この発明の実施例に用いられる基板受け板の取
り付けを示す側面図
【図7】この発明の実施例に用いられる搬送アームの平
面図
【図8】この発明の実施例に用いられる搬送アームの断
面図
【図9】この発明の実施例の操作手順を説明する説明図
【図10】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図11】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図12】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図13】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図14】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図15】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図16】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図17】この発明の実施例の操作手順を説明する説明
【図18】従来の真空プラズマ処理装置を示す説明図
【符号の説明】
1・・・・・・・基板 1a・・・・・・未処理基板 1b・・・・・・プラズマ処理済基板 2・・・・・・・仕込取出室 4・・・・・・・搬送室 6・・・・・・・プロセス室 7・・・・・・・搬送アーム 8・・・・・・・搬送アームのハンド 8a、8b・・・搬送アームのハンドの段 10・・・・・・支持ピン 11・・・・・・支持ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を数段に収容した仕込取出室、伸縮お
    よび回転自在な搬送アームを配設した搬送室、基板を真
    空プラズマ処理するプロセス室の順序で連設し、搬送室
    内の搬送アームのハンドで基板を、仕込取出室とプロセ
    ス室との間で搬送する真空プラズマ処理装置において、
    前記搬送アームのハンドは、上下方向あるいは左右方向
    に基板を間隔をおいて載せることの可能な多段な構成に
    すると共に、前記プロセス室は、前記搬送アームのハン
    ドの多段な構成ごとに載せた基板をそれぞれ独立して支
    持する、上下方向に移動自在な複数の支持ピンを備えた
    ことを特徴とする真空プラズマ処理装置。
JP2585095A 1995-01-20 1995-01-20 真空プラズマ処理装置 Pending JPH08203986A (ja)

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JP2585095A JPH08203986A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 真空プラズマ処理装置

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JPH08203986A true JPH08203986A (ja) 1996-08-09

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JP2585095A Pending JPH08203986A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 真空プラズマ処理装置

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JP (1) JPH08203986A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757847B1 (ko) * 2006-05-26 2007-09-11 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 상기 장치에서 기판을 로딩하는 방법
JP2009016851A (ja) * 2008-08-01 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd 被処理体の支持機構及びロードロック室
US7857569B2 (en) 2002-02-25 2010-12-28 Tokyo Electron Limited Semiconductor processing system
CN106409739A (zh) * 2016-09-29 2017-02-15 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种晶片真空自动传输***及传输方法

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JP2009016851A (ja) * 2008-08-01 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd 被処理体の支持機構及びロードロック室
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518