JPH08202570A - 二重化プロセス制御装置 - Google Patents

二重化プロセス制御装置

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JPH08202570A
JPH08202570A JP7008578A JP857895A JPH08202570A JP H08202570 A JPH08202570 A JP H08202570A JP 7008578 A JP7008578 A JP 7008578A JP 857895 A JP857895 A JP 857895A JP H08202570 A JPH08202570 A JP H08202570A
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Tetsuo Ishikawa
徹男 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】稼働側と待機側データ処理装置の入出力データ
を常に同期化し、稼働側から待機側データ処理装置に確
実に引き継ぎを行う。 【構成】プロセッサ11(21)とメモリ12(22)と入出力リン
クコントローラ13(23)とからなるデータ処理装置1(2)を
備え、入出力リンクコントローラ13(23)は入出力リンク
4に接続され、この入出力リンク4に複数のPI/0モジュ
ール (71〜7N) がリンクモジュール5を介して接続さ
れ、入出力リンク4とは別にデータ処理装置(1,2) 間を
接続する専用リンクを備え、稼働側データ処理装置1が
PI/0モジュール (71〜7N) へのデータ出力を行い、稼働
側データ処理装置1がPI/0モジュール (71〜7N) をアク
セスするとき、専用リンクを介してアクセスタイミング
を待機側データ処理装置2に伝え、このタイミング通知
によりこの待機側データ処理装置2は入出力リンク4か
ら入出力データを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセス制御装置の高
信頼化に関し、特に、その二重化処理を行うプロセス制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御装置の信頼性・稼働率の向上のた
め、特に重要な制御システムに対して、制御装置の二重
化が行われている。図3は制御装置が二重化され、シス
テム化された二重化制御システムの機能ブロック図を示
し、従来技術の説明および後述する本発明の第3の実施
例の説明を同じ機能ブロック図を用いて説明する。図3
において、二重化プロセス制御装置は、少なくともプロ
セッサ11(21)とメモリ12(22)とプロセス入出力リンクコ
ントローラ13(23)とデータ処理装置間リンクコントロー
ラ14(24)とデータ処理装置バス15(25)とからなるデータ
処理装置1(2)を備え、プロセス入出力リンクコントロー
ラ(13,23) はプロセス入出力リンク4に接続され、この
プロセス入出力リンク4にリンクモジュール5が接続さ
れ、このリンクモジュール5を介してプロセス入出力バ
ス6を経由して複数のプロセス入出力(PI/0;Process In
put Output) モジュール71〜7Nが接続されて構成され
る。また、データ処理装置間リンクコントローラ(14,2
4) 間はデータ処理装置間リンク3を介して接続され、
両データ処理装置(1,2) 間のデータの等値化が行われ
る。
【0003】今、データ処理装置(1,2) は、例えば、1
を稼働側、2を待機側とし、以下、特に断らなければ1
を稼働側、2を待機側とする二重化システムとして動作
するものとして説明する。稼働側データ処理装置1に何
らかの故障が発生し動作不能となると、この動作不能の
情報がデータ処理装置間リンク3を介してデータ処理装
置2に伝えられ、データ処理装置2が旧稼働側データ処
理装置1の制御演算処理を引き継ぎ実行する。
【0004】かかる構成において、稼働側データ処理装
置1のプロセス入出力リンクコントローラ13がマスタ局
となり、プロセス入出力リンク5を経由してスレーブ局
であるプロセス入出力モジュール71〜7Nをアクセスし、
稼働側データ処理装置1は、当該プロセス入力モジュー
ル (71〜7N) からのデータを読み込み、制御演算処理を
行い、当該プロセス出力モジュール (71〜7N) にデータ
の書き込み処理を行う。データ処理装置(1,2) は通常の
運転時は同一の制御演算処理を行うが、プロセス出力モ
ジュール (71〜7N) への出力データの書き込みは稼働側
データ処理装置1のみである。また、プロセス入力モジ
ュール (71〜7N) からの入力データは稼働側のデータ処
理装置にのみ伝えられる。
【0005】このような二重化プロセス制御装置におい
ては、待機側データ処理装置2が処理を引き継ぐとき、
それまでの稼働側データ処理装置1の状態を正確に把握
しておく必要がある。このため、プロセス入力モジュー
ル (71〜7N) の入力データと、プロセス出力モジュール
(71〜7N) への出力データとを、データ処理装置間リン
ク3経由で稼働側データ処理装置1から待機側データ処
理装置2へ常時コピーし、両データ処理装置(1,2) 間の
データの等値化を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
二重化プロセス制御装置では、次のような問題がある。 (1)稼働側から待機側データ処理装置へのプロセス入出
力データのコピーは、稼働側データ処理装置の負荷を増
大させ、結果として本来の処理性能の低下を招く。 (2)プロセス入出力モジュールへのデータの入出力と、
待機側データ処理装置へのデータコピーとの間に時間差
があるため、稼働側データ処理装置の故障発生のタイミ
ングによっては、待機側データ処理装置が正確に制御演
算処理を引き継げないケースがある。
【0007】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
のであり、その目的は前記した課題を解決して、稼働側
データ処理装置の負荷増大を最小限度に止め、データ処
理装置の性能を低下させることなく、かつ、稼働側と待
機側データ処理装置の入出力データを常に同一化・同期
化し、稼働側から待機側データ処理装置に確実に引き継
ぎを行う二重化プロセス制御装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、少なくともプロセッサとメモリと
プロセス入出力リンクコントローラとからなるデータ処
理装置を2組備え、プロセス入出力リンクコントローラ
はプロセス入出力リンクに接続され、このプロセス入出
力リンクに複数のプロセス入出力モジュールがリンクモ
ジュールを介して接続されてなる二重化プロセス制御装
置において、プロセス入出力リンクとは別にデータ処理
装置間を接続する専用リンクを備え、データ処理装置か
らプロセス入出力モジュールへのデータ出力は稼働側デ
ータ処理装置が行い、このときこの稼働側データ処理装
置は専用リンクを介してデータ出力のタイミングを待機
側データ処理装置に伝え、このタイミング通知によりこ
の待機側データ処理装置はプロセス入出力リンクから稼
働側データ処理装置の出力データを受信するものとす
る。
【0009】また、データ処理装置の出力データに、デ
ータ更新番号を付加し、待機側データ処理装置が稼働側
データ処理装置の故障により処理を引き継ぐ際に、この
データ更新番号を参照して処理を引き継ぐものとする。
また、第2の発明では、少なくともプロセッサとメモリ
とプロセス入出力リンクコントローラとからなるデータ
処理装置を2組備え、プロセス入出力リンクコントロー
ラはプロセス入出力リンクに接続され、このプロセス入
出力リンクに複数のプロセス入出力モジュールがリンク
モジュールを介して接続されてなる二重化プロセス制御
装置において、プロセス入出力リンクとは別にデータ処
理装置間を接続する専用リンクを備え、プロセス入出力
モジュールからデータ処理装置へのデータ入力は稼働側
データ処理装置が専用リンクを介してデータ入力のタイ
ミングを待機側データ処理装置に伝え、待機側データ処
理装置はプロセス入出力リンクから稼働側データ処理装
置と同時にプロセス入出力モジュールからの入力データ
を受信するものとする。
【0010】また、プロセス入力モジュールの入力デー
タにデータ更新番号を付加すると共に、待機側のデータ
処理装置が稼働側のデータ処理装置の故障により処理を
引き継ぐ際に、このデータ更新番号を参照して処理を引
き継ぐものとする。また、専用リンクは、稼働側、待機
側データ処理装置のプロセッサ間に設けるものとする。
【0011】また、専用リンクは、稼働側、待機側デー
タ処理装置のプロセス入出力リンクコントローラ間に設
けるものとする。また、専用リンクは、稼働側、待機側
データ処理装置の専用のリンクコントローラ間に設ける
ものとする。また、第3の発明では、データ処理装置の
出力データにデータ更新番号を付加すると共に、待機側
の故障回復時に稼働側から待機側データ処理装置に現在
のデータ更新番号を通知して、二重化プロセス制御装置
を再同期させるものとする。
【0012】
【作用】上記構成により、第1の発明では、プロセス入
出力リンクとは別にデータ処理装置間を接続する専用リ
ンクを備え、稼働側データ処理装置からプロセス入出力
モジュールへデータを出力するとき、稼働側データ処理
装置がこの専用リンクを介してデータ出力のタイミング
を待機側データ処理装置に伝え、このタイミング通知に
よりこの待機側データ処理装置はプロセス入出力リンク
上に出力された稼働側データ処理装置の出力データを受
信する。
【0013】また、第2の発明も第1の発明と同様に、
同じ専用リンクを介して、稼働側データ処理装置がプロ
セス入出力モジュールからデータを入力するとき、稼働
側データ処理装置がこの専用リンクを介してデータ入力
のタイミングを待機側データ処理装置に伝え、このタイ
ミング通知により待機側データ処理装置はプロセス入出
力リンクから稼働側データ処理装置と同時にプロセス入
出力モジュールからの入力データを受信する。
【0014】この結果、稼働側データ処理装置から待機
側データ処理装置へのプロセス入出力データのコピー・
等値化処理は、稼働側データ処理装置がプロセス入出力
モジュールへアクセスするタイミングと同期して待機側
データ処理装置にこのタイミングを通知し、待機側デー
タ処理装置がプロセス入出力リンク経由でプロセス入出
力データを受信することにより、常に稼働側と待機側デ
ータ処理装置とのプロセス入出力データを同一化・同期
化することができる。
【0015】また、データ処理装置のプロセス入出力デ
ータにデータ更新番号を付加し、待機側データ処理装置
が稼働側データ処理装置の故障により処理を引き継ぐ際
に、このデータ更新番号を参照して処理を引き継ぐこと
により、確実に待機系への切換を行うことができる。ま
た、第3の発明では、待機側データ処理装置の故障回復
時に、稼働側から待機側データ処理装置に現在のデータ
更新番号を通知して、二重化プロセス制御装置を再同期
させる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の二重化プロセ
ス制御装置のブロック線図、図2は第2の実施例の二重
化プロセス制御装置のブロック線図、図3は第3の実施
例としてタイミング伝送にデータ処理装置間リンクを用
いた二重化プロセス制御装置のブロック線図である。
【0017】図1は第1の実施例であり、専用リンクが
プロセッサ間に設けられた二重化プロセス制御装置であ
り、先に従来技術で説明した図3のブロック線図による
構成から、データ処理装置間リンクコントローラ(14,2
4) およびデータ処理装置間リンク3を削除し、代わり
に、プロセッサ(11,21) 間にプロセッサ間リンク7を追
加して構成している点が主な相違点である。
【0018】図1において、各部は次の様に動作する。
即ち、稼働系データ処理装置を1とし、待機側データ処
理装置を2とすると、プロセッサ11は、プロセス出力モ
ジュール (71〜7N) への出力データを一旦メモリ12に用
意し、プロセス入出力リンクコントローラ13に該当プロ
セス出力モジュールに出力することを依頼する。この
時、プロセッサ11はプロセッサ間リンク7経由で待機側
のプロセッサ21に出力のタイミングを通知し、プロセッ
サ21の応答を確認しておく。プロセッサ21はプロセス入
出力リンクコントローラ23に稼働側のデータ処理装置1
がデータを出力することを通知し、プロセス入出力リン
ク4経由でその出力データを受信するように依頼する。
【0019】プロセス入出力リンクコントローラ13は、
メモリ12の出力データをプロセス入出力リンク4へ出力
し、リンクモジュール5がこの出力データを受信して、
プロセス入出力バス6経由で目的のプロセス入出力モジ
ュールに送信する。プロセス入出力リンクコントローラ
13は、リンクモジュール5からの応答を確認してデータ
出力動作を終了する。この時、プロセス入出力リンクコ
ントローラ23もこのプロセス入出力リンクコントローラ
13からの出力データを受信し、プロセッサ21が指定する
メモリ22の所定のメモリ領域にこの出力データを格納す
る。
【0020】待機側のプロセッサ21は、稼働側のプロセ
ッサ11と同一の制御演算処理を実行しているが、データ
出力は行わない。待機側のプロセッサ21は、前記メモリ
22の所定の領域の出力データの更新番号をチェックす
る。この更新番号が、プロセッサ21の、実際には出力し
ない出力データの更新番号と一致すれば、プロセッサ21
自身が制御演算処理した出力データを無効とする。
【0021】この出力データの更新番号は、一方のデー
タ処理装置が故障から回復し、待機側データ処理装置と
して、現稼働中の稼働側データ処理装置と二重化プロセ
ス制御装置を再構築するとき、稼働側データ処理装置か
ら待機側データ処理装置にプロセッサ間リンク経由で通
知される。プロセッサ11がプロセス入力モジュール (71
〜7N) から入力データを入力する場合も同様に動作す
る。プロセッサ11は、メモリ12の所定の領域を指定し、
プロセス入出力リンクコントローラ13にプロセス入出力
モジュール (71〜7N) からのデータ入力を依頼する。こ
の時、プロセッサ11は、プロセッサ間リンク7経由で、
待機側のプロセッサ21に入力のタイミングを通知し、プ
ロセッサ21の応答を確認しておく。
【0022】プロセス入出力リンクコントローラ13は、
リンクモジュール5にデータ入力のコマンドを発行し、
リンクモジュール5はその応答として、目的のプロセス
入力モジュールからのデータを伝送する。プロセス入出
力リンクコントローラ23は、この伝送データを受信し、
プロセッサ21の指定によるメモリ22の所定のメモリ領域
にこの伝送データ格納する。
【0023】プロセッサ21は、この入力データの、プロ
セス入力モジュールが付加したデータ更新番号の連続性
をチェックする。このような通常の運転状態において、
稼働側のデータ処理装置に故障が発生し処理続行が不可
能となった場合、プロセッサ間リンクを経由して故障信
号が直ちに待機側へ伝えられ、待機側のデータ処理装置
が処理を引き継ぐ。待機側のデータ処理装置は、稼働側
のデータ処理装置が故障するまでプロセス入出力モジュ
ールとやりとりした最終データの内容を把握しているの
で稼働側からスムーズに処理を引き継ぐことが可能であ
る。
【0024】図2は本発明の第2の実施例であり、専用
リンクがプロセス入出力リンクコントローラ間に設けら
れた二重化プロセス制御装置を示す。図2は図1のプロ
セッサ間リンク7の代わりに、プロセス入出力リンクコ
ントローラ(13,23) 間に、プロセス入出力リンク4とは
別にプロセス入出力リンクコントローラ間専用リンク8
を設けている。
【0025】この専用リンク8を設けたことは、図1の
第1の実施例と較べ、データ処理装置(1,2)におけるプ
ロセッサ(11,21) の負荷を軽減している。第2の実施例
では、プロセッサ11は、単にプロセス入出力リンクコン
トローラ13にデータの入出力を指令するだけであり、待
機側との同期はすべてプロセス入出力リンクコントロー
ラ(13,23) 間で実行される。
【0026】この場合、待機側のプロセス入出力リンク
コントローラ23がデータを格納すべきメモリ22の領域
は、プロセス入出力リンクコントローラ23の要求を受け
てプロセッサ21が指定する。あるいは、プロセッサ21が
あらかじめ指定しておいても良い。図3は本発明の第3
の実施例であり、ハードウェアの構成は従来技術で説明
した構成と同一であるが、タイミング伝送の専用リンク
としてデータ処理装置間リンク3を用いた二重化プロセ
ス制御装置である。これは、稼働側と待機側の同期をと
るために、図1、2で図示されたプロセッサ(11,21) 間
やプロセス入出力リンクコントローラ(13,23) 間に設け
られた専用リンク7、8とは別に、専用のハードウェア
14,24,3を設けた例である。
【0027】この実施例では、稼働側と待機側の同期を
とるためにプロセッサ(11,21) やプロセス入出力リンク
コントローラ(13,23) を使用しないので、各データ処理
装置の処理能力の低下を最小限とすることができるが、
専用のハードウェアが必要となり装置の価格は相対的に
アップする。従来技術では、稼働側から待機側データ処
理装置に上記データ処理装置間リンク3を用いて入出力
データを伝送し、データの等値化を行っていたが、本発
明の第3の実施例では、稼働側データ処理装置1がプロ
セス入出力モジュールにアクセスするとき、このアクセ
スするタイミング情報をこのデータ処理装置間リンク3
を用いて伝送するのみであり、待機側データ処理装置2
が受信する入出力データは上記タイミング情報に基づい
て、プロセス入出力リンク4上に出力される入出力デー
タをプロセス入出力リンクコントローラ23が受信処理す
ることが行われる。即ち、同じデータ処理装置間リンク
3を用いていても、従来技術では、データの等値化を行
うため、データ処理装置間リンク3を経由するデータ受
信時間が相応に必要となり、この時間がデータの等値化
のための時間遅れとなるが、本発明においては、タイミ
ング情報の伝達のみであり、情報量も少なくてすみ、こ
のための時間遅れは僅少ですみ、かつ、プロセス入出力
モジュール (71〜7N) との授受しているデータをプロセ
ス入出力リンク4上から直接読み取ることにより、常
に、稼働側データ処理装置1と待機側データ処理装置2
とのデータを同一化・同期化することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、稼働
系と待機系とを備える二重化プロセス制御装置におい
て、稼働側データ処理装置のデータ入出力のタイミング
を待機側データ処理装置に通知し、稼働側データ処理装
置のデータ入出力と同期させて、待機側データ処理装置
へ入出力データをコピーできるようにしたので、稼働側
データ処理装置のデータ入出力と待機側データ処理装置
のデータコピーとの時間差を無くすことができ、稼働側
データ処理装置の故障時において、待機側データ処理装
置への処理の引継ぎを正確に行うことができる。
【0029】また、データ更新番号の連続性をチェック
することにより、二重化プロセス制御装置の同期動作の
確認ができると共に、待機側データ処理装置への処理の
引き継ぎをより正確ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の二重化プロセス制御装
置のブロック線図
【図2】第2の実施例の二重化プロセス制御装置のブロ
ック線図
【図3】従来技術および第3の実施例としてタイミング
伝送にデータ処理装置間リンクを用いた二重化プロセス
制御装置のブロック線図
【符号の説明】
1、2 データ処理装置 11、21 プロセッサ 12、22 メモリ 13、23 プロセス入出力リンクコントローラ 14、24 データ処理装置間リンクコントローラ 3 データ処理装置間リンク 4 プロセス入出力リンク 5 リンクモジュール 6 プロセス入出力バス 71〜7N プロセス入出力モジュール 7 プロセッサ間リンク 8 プロセス入出力リンクコントローラ間専用リンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともプロセッサとメモリとプロセス
    入出力リンクコントローラとからなるデータ処理装置を
    2組備え、前記プロセス入出力リンクコントローラはプ
    ロセス入出力リンクに接続され、このプロセス入出力リ
    ンクに複数のプロセス入出力モジュールがリンクモジュ
    ールを介して接続されてなる二重化プロセス制御装置に
    おいて、 前記プロセス入出力リンクとは別に、前記データ処理装
    置間を接続する専用リンクを備え、 前記データ処理装置からプロセス入出力モジュールへの
    データ出力は稼働側データ処理装置が行い、このときこ
    の稼働側データ処理装置は前記専用リンクを介してデー
    タ出力のタイミングを待機側データ処理装置に伝え、こ
    のタイミング通知によりこの待機側データ処理装置は前
    記プロセス入出力リンクから前記稼働側データ処理装置
    の出力データを受信する、 ことを特徴とする二重化プロセス制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の二重化プロセス制御装置
    において、データ処理装置の出力データに、データ更新
    番号を付加し、待機側データ処理装置が稼働側データ処
    理装置の故障により処理を引き継ぐ際に、このデータ更
    新番号を参照して処理を引き継ぐ、ことを特徴とする二
    重化プロセス制御装置。
  3. 【請求項3】少なくともプロセッサとメモリとプロセス
    入出力リンクコントローラとからなるデータ処理装置を
    2組備え、前記プロセス入出力リンクコントローラはプ
    ロセス入出力リンクに接続され、このプロセス入出力リ
    ンクに複数のプロセス入出力モジュールがリンクモジュ
    ールを介して接続されてなる二重化プロセス制御装置に
    おいて、 前記プロセス入出力リンクとは別に、前記データ処理装
    置間を接続する専用リンクを備え、 前記プロセス入出力モジュールからデータ処理装置への
    データ入力は稼働側データ処理装置が前記専用リンクを
    介してデータ入力のタイミングを待機側データ処理装置
    に伝え、待機側データ処理装置は前記プロセス入出力リ
    ンクから稼働側データ処理装置と同時に前記プロセス入
    出力モジュールからの入力データを受信する、 ことを特徴とする二重化プロセス制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の二重化プロセス制御装置
    において、プロセス入力モジュールの入力データに、デ
    ータ更新番号を付加すると共に、待機側のデータ処理装
    置が稼働側のデータ処理装置の故障により処理を引き継
    ぐ際に、このデータ更新番号を参照して処理を引き継
    ぐ、ことを特徴とする二重化プロセス制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかの項に
    記載の二重化プロセス制御装置において、専用リンク
    は、稼働側、待機側データ処理装置のプロセッサ間に設
    ける、ことを特徴とする二重化プロセス制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項4のいずれかの項に
    記載の二重化プロセス制御装置において、専用リンク
    は、稼働側、待機側データ処理装置のプロセス入出力リ
    ンクコントローラ間に設ける、ことを特徴とする二重化
    プロセス制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項4のいずれかの項に
    記載の二重化プロセス制御装置において、専用リンク
    は、稼働側、待機側データ処理装置の専用のリンクコン
    トローラ間に設ける、ことを特徴とする二重化プロセス
    制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれかの項に
    記載の二重化プロセス制御装置において、データ処理装
    置の出力データに、データ更新番号を付加すると共に、
    待機側の故障回復時に、稼働側から待機側データ処理装
    置に、現在のデータ更新番号を通知して、二重化プロセ
    ス制御装置を再同期させる、ことを特徴とする二重化プ
    ロセス制御装置。
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