JPH08201072A - 位置表示装置およびその制御方法 - Google Patents

位置表示装置およびその制御方法

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JPH08201072A
JPH08201072A JP873195A JP873195A JPH08201072A JP H08201072 A JPH08201072 A JP H08201072A JP 873195 A JP873195 A JP 873195A JP 873195 A JP873195 A JP 873195A JP H08201072 A JPH08201072 A JP H08201072A
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JP873195A
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Shizuo Yamaguchi
静男 山口
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GPS測位の結果から印刷地図上の現在位置
を光ポインタで照射指示する位置表示装置を提供する。 【構成】 現在位置を測位するGPS受信部3と、地図
情報を記録したメモリ手段5と、前記メモリ手段5のメ
モリテーブルと対応した印刷地図8と、印刷地図8と位
置表示装置の対応のための初期設定などを行う操作部6
と、GPS測位データと印刷地図8の現在位置の対応な
どを行う制御部4と、印刷地図8上の現在位置などを光
ポインタで照射する光学部7とで構成する位置表示装置
およびその制御方法。 【効果】 軽量、小型、低消費電力で設置場所が小さ
く、印刷地図の現在位置検索が容易であり、かつ、視認
性に優れた印刷地図を用いるためナビゲーション装置と
して有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現在位置を容易に把握
するための位置表示装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の車両においては目的
地までの走行を容易とするために車両の現在位置や走行
軌跡をCRTや液晶による電子表示装置上の地図に表示
する位置表示装置として車両用ナビゲーション装置が開
発されてきた。
【0003】すなわち、従来の車両用ナビゲーション装
置はグローバル・ポジショニング・システム(以下GP
Sと記載する)による測位データを基準として、トンネ
ルや建物の陰でGPS受信が寸断された場合の補間用と
してジャイロによる慣性航法などが併用され、かつ、表
示用の地図は電子的な処理が容易なメモリ、たとえばC
D−ROMが用いられ、GPS測位データと地図情報と
の照合を自動的に電子表示装置上で表示する手段が一般
化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の車両用ナビゲーション装置にあっては、限られた
狭い車両空間という制約のため、地図の電子表示には小
型のCRTや液晶表示装置しか使用できないため、消費
電力を多く使い、装置が大きくなり、重たくなるという
課題がある。
【0005】また、地図の電子表示には小型のCRTや
液晶表示装置を使うため、表示できる地図領域が狭く、
みにくいという課題がある。
【0006】さらに、これら地図の電子表示装置はCD
−ROMなど電子記録された地図の再生装置と接続され
ているため、車両の走行計画などを別途自宅やオフィス
で立案検討する際には、電子地図の再生装置を別途用意
するか、車両用ナビゲーション装置の地図表示機能部を
取り外してその用に供しなければならないという課題が
ある。
【0007】本発明の目的は、以上の点を鑑みて、軽
量、小型、低消費電力で設置場所の小さく、表示できる
地図領域が広く、机上検討も容易なナビゲーションのた
めの位置表示装置を提供しようというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の位置表示装置は、現在位置を測位するGP
S受信部と、印刷地図と、印刷地図の情報をメモリテー
ブルに記録するメモリ手段と、初期設定などを行う操作
部と、印刷地図上の現在位置などを光ポインタで照射す
る光学部と、操作部の表示面と光学部とを制御する制御
部とを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の位置表示装置は、現在位置
を測位するGPS受信部と、印刷地図と、印刷地図の情
報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設定
などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光ポ
インタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部と
を制御する制御部とを有し、光学部はレーザーダイオー
ドと、可動ミラーと、可撓性部材と、磁石と、駆動コイ
ルとで構成していることを特徴とする。
【0010】また、本発明の位置表示装置の制御方法
は、現在位置を測位するGPS受信部と、印刷地図と、
印刷地図の情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段
と、初期設定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位
置などを光ポインタで照射する光学部と、操作部の表示
面と光学部とを制御する制御部とを有し、操作部は制御
部を介して光学部を制御して、光ポインタの照射位置を
移動させて印刷地図の表示範囲を記憶することを特徴と
する。
【0011】また、本発明の位置表示装置の制御方法
は、現在位置を測位するGPS受信部と、印刷地図と、
印刷地図の情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段
と、初期設定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位
置などを光ポインタで照射する光学部と、操作部の表示
面と光学部とを制御する制御部とを有し、制御部は測位
データから印刷地図上の現在位置を掲載してあるページ
を算出し、算出ページを表示面に表示することを特徴と
する。
【0012】また、本発明の位置表示装置の制御方法
は、現在位置を測位するGPS受信部と、印刷地図と、
印刷地図の情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段
と、初期設定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位
置などを光ポインタで照射する光学部と、操作部の表示
面と光学部とを制御する制御部とを有し、制御部は測位
データから光学部を制御し、印刷地図上の現在位置を光
ポインタで照射し、光ポインタが隣接する印刷地図区分
に達したときは、該隣接区分のページを制御部で算出
し、算出ページを表示面に表示するとともに音で注意を
喚起することを特徴とする。
【0013】
【作用】すなわち、本発明の位置表示装置は、GPS受
信部の測位データと、メモリ手段の印刷地図上の情報と
を比較して、制御部で光学部を制御し、印刷地図上の現
在位置を光ポインタで照射することで、車両が移動する
と、光ポインタは車両が移動したとおりにトレースして
印刷地図上の現在位置を常に指示するのである。
【0014】したがって、本発明の位置表示装置は、G
PS受信部による現在位置の測位データと広域から近傍
までの地理の視認性に優れた印刷地図とを組み合わせる
ことで印刷地図上の現在位置を容易に特定できる。
【0015】すなわち、ナビゲーションの機能を充分に
補い、かつ、CD−ROMなど電子記録された地図の再
生装置やその地図情報を表示する電子表示装置を省き、
GPS測位による現在位置を直接印刷された地図上に光
ポインタで指示するものである。
【0016】
【実施例】図1は本発明による位置表示装置の一実施例
を示すブロック図である。図1に示す本発明の位置表示
装置は、アンテナ1と受信部2とで構成するGPS受信
部3と、制御部4と、操作部6と、光学部7と、メモリ
手段5と、印刷地図8とで構成している。
【0017】印刷地図8は、本発明の位置表示装置に対
応し、原則的に緯度と経度とで等間隔に区分された真北
が上の地図である。
【0018】GPS受信部3は、GPS衛星より放送さ
れているアルマナックデータやエフェメリスデータを受
信して現在位置を測位するほか、長時間にわたり受信が
できない場合は、自動的にコールドスタートを開始する
などの機能を有し、GPS衛星を正常に捕捉している場
合は現在位置の緯度と経度との情報を制御部4に対して
出力する。
【0019】制御部4は、現在位置の緯度と経度との情
報と、印刷地図8の各ページごとの印刷範囲の緯度と経
度との情報を書き込んだメモリ手段5のメモリテーブル
と対照して、GPS測位による現在位置が載っている印
刷地図8のページを算出して、この算出結果のページ情
報を操作部6の表示面に表示する。
【0020】操作部6の表示面は上記ページ情報表示の
ほか後述の初期設定時の操作情報と、緯度や経度などの
情報を表示する。
【0021】また、制御部4のもうひとつの機能は、G
PS測位結果である緯度と経度との情報と、印刷地図8
の各ページごとの印刷範囲の緯度と経度との情報を書き
込んだメモリ手段5のメモリテーブルと対照し、光学部
7を制御して印刷地図8上で光ポインタ照射位置の制御
を行うことである。
【0022】すなわち、初期設定は前述のように、ま
ず、GPS受信部3により現在位置が測位されると、印
刷地図8の現在位置が掲載してあるページを操作部6の
表示面に表示する。
【0023】そこで、印刷地図8の指定ページを光学部
7の下に広げ、操作部6は校正モードになっているの
で、操作部6を操作して、印刷地図8の4隅へ光ポイン
タを移動し、広げてある印刷地図8の印刷範囲を記憶す
る。
【0024】このとき印刷地図8の4隅への光ポインタ
の移動は、印刷地図8の向きと傾きを制御部4に記憶す
るため、左上、右上、左下、右下というようにポイント
する順番には一定のルールで行い初期設定モードを完了
する。
【0025】図2は本発明の位置表示装置を構成する光
学部の一実施例を示す概略図である。図2に示す本発明
の位置表示装置を構成する光学部は、レーザーダイオー
ド10と、可動ミラー11と、可撓性部材12と、磁石
15、17と、駆動コイル16、18とで構成してい
る。
【0026】図1に示す制御部4の駆動出力で印刷地図
8上のビーム照射範囲9で光ポインタの照射位置を変
え、レーザーダイオード10の出力光である照射光線1
4は、可動ミラー11で反射して図1に示す印刷地図8
に照射している。
【0027】また、可動ミラー11のほぼ中央の裏側は
可撓性部材12を介して固定点13に固定し、さらにミ
ラー11の裏側には磁石15、17が固着し、この磁石
15、17と対に駆動コイル16、18が固定点13側
に固定してある。この磁石15、17と対の駆動コイル
16、18とは図2では2対で図示してあるが、少なく
とも3対ないし4対で構成してある。
【0028】したがって、各々の駆動コイル16、18
の駆動電流を変えることで、可動ミラー11の角度が変
わり、照射光線14は下方にある図1に示す印刷地図8
上の任意の点にビームスポットを照射することができ
る。
【0029】図3は本発明の位置表示装置を構成する操
作部の外観を示す平面図である。図3に示す本発明の位
置表示装置を構成する操作部は、十字キースイッチ27
と、モードスイッチ26と、確定スイッチ28と、表示
面19とで構成している。
【0030】表示面19は、ステータスマーク20と、
ページ表示マーク21と、校正モードマーク22と、位
置表示モードマーク23と、各種情報とが表示され、初
期設定や表示変更やモード選択の操作は十字キースイッ
チ27とモードスイッチ26と確定スイッチ28とで行
う。
【0031】すなわち、モードスイッチ26を押すとモ
ードが順次サイクリックに変わり、ページ表示マーク2
1と、校正モードマーク22と、位置表示モードマーク
23とが順次点灯する。
【0032】図3はページ表示マーク21が点灯し、G
PS測位の結果からメモリ手段5のメモリテーブルと対
照して、GPS測位による現在位置が載っている図1に
示す印刷地図8のページ情報を示す文字24とページ数
25を表示している例である。
【0033】図4は本発明の位置表示装置を構成する操
作部の表示面一例を示す図であり、校正モード時の表示
の例である。
【0034】図4に示す表示面19は、光ポイントを校
正するための校正モードマーク22と、印刷地図8の左
上校正を示すポイントマーク29が点灯し、光ポインタ
移動を促す矢印マーク30が点滅する。
【0035】ここで、図3に示す操作部の十字キースイ
ッチ27を上下左右に押して操作し、人為的に光ポイン
タを図1に示す印刷地図8の左上へ移動し、光ポインタ
が印刷地図8の左上のコーナーを照射したところで確定
スイッチ28を押して、印刷地図の左上コーナーの位置
記憶を終了する。
【0036】以下、同様に右上、左下、右下へ校正を促
すポイントマーク29と矢印マーク30とに従って光ポ
インタを移動し、広げてある印刷地図8の4隅の範囲を
記憶して校正モードを終了する。
【0037】図5は本発明の位置表示装置を構成する操
作部の表示面一例を示す図であり、位置表示モードの表
示の例である。
【0038】本発明の位置表示装置が通常のGPS測位
を正常に行っているときは、表示面19の位置表示モー
ドマーク23と、ステータスマーク20と、緯度情報3
1と、経度情報32とが点灯している。GPSの捕捉が
でないときは、ステータスマーク20は消滅して、GP
S測位が正常でないことをユーザーに知らせる。
【0039】また、この位置表示モードでは、前述の光
ポインタは図1に示す印刷地図8上の現在位置を照射し
ている。すなわち、本発明の位置表示装置を搭載した車
両が移動すると光ポインタも印刷地図8上の現在位置を
トレースする。
【0040】図6は本発明の位置表示装置の車両への配
置例を示す図であり、車両33の屋根にはGPS受信機
のアンテナ34を取付け、アンテナ34を除く位置表示
装置35はダッシュボード上に置いてある。
【0041】なお、本発明の位置表示装置は電子表示装
置やCD−ROM再生装置がなく小型軽量のため、運転
席から手の届く位置にフックで吊り下げるように固定し
てもよく、位置表示装置35とアンテナ34とを一体化
してダッシュボードに置いて使用してもよい。
【0042】図7は本発明の位置表示装置の光学部と印
刷地図の車両内部への配置例を示す図である。アンテナ
34は車両33の上に取り付け、光学部7は車両33の
フロントガラス36近くの天井に取り付け、そして、印
刷地図8はグローブボックス37の蓋38を開いた上に
置き、光学部7からの光ポインタを照射し、座席39に
座った人からの視認性が良い位置に配置してある。
【0043】なお、図7に示す本発明に配置例では、助
手席が空いている場合は印刷地図8は助手席に置いても
さしつかえなく、すなわち、光学部7の光ポインタが広
げた印刷地図8を照射するために遮るものが無い位置で
あれば印刷地図8の置き場所や傾きは制約を受けないの
である。
【0044】図8は本発明の位置表示装置の光学部と印
刷地図の車両内部へのもうひとつの配置例を示す図であ
る。図8に示す本発明の配置例では、グローブボックス
37の上部に光学部7を取付け、印刷地図8はグローブ
ボックス37の蓋38を開いた上に置き、光学部7から
の光ポインタ照射し、座席39に座った人からの視認性
が良い位置に配置してある。
【0045】なお、本発明の位置表示装置はGPSの測
位の結果から、常に印刷地図8上の現在位置を光ポイン
タで照射するが、ビルの陰やトンネル内でGPS衛星を
捕捉できないときは、それまでの移動速度と経過時間か
ら推測して、好ましくは、仮想の現在位置を正常時と異
なる光ポインタの照射を行う。
【0046】例えば、点滅やGPS衛星を捕捉できなく
なった位置から、仮想の現在位置を半径とした円を描く
などの表示も可能である。
【0047】図9は本発明の位置表示装置に使用する印
刷地図の一例を示す広域図である。広域40を縦横に区
分して、それぞれのページ単位の印刷地図を、例えば区
分41、42、43とする。
【0048】この広域40を縦横に区分してそれぞれの
印刷地図のページを構成する際は、望ましくは緯度線、
経度線に沿った度あるいは分単位で区分する。
【0049】図10と図11と図12とは、本発明の位
置表示装置に使用する印刷地図の一例を示す区分図であ
り、図9の区分41、42、43を基準とした印刷地図
である。
【0050】また各区分の境界での印刷地図の見やすさ
を良くするために、それぞれの区分範囲44、45、4
6の外周には隣接する区域を10%程度多く掲載してあ
る。
【0051】このことは、車両の走行に応じて光ポイン
タが印刷地図の境界線を越えて隣接する印刷地図区分の
一部を表示できる余裕をもたせ、かつ、この隣接区分が
該当するページを算出して表示することでユーザーに次
に用意すべき印刷地図のページを知らせることもできる
のである。
【0052】図13は本発明の位置表示装置に対応する
印刷地図のもうひとつの区分方法の一例を示す図であ
り、広域40を行政や地勢を考慮して区分した例であ
る。
【0053】例えば、区分47、48のごとく島や半島
をひとつの区分内に表示して印刷地図を読み易くするの
である。
【0054】すなわち、本発明の位置表示装置はこれら
区分した各々の印刷地図の4隅の緯度・経度情報を図1
に示したメモリ手段5のメモリテーブルに記録してある
ため、GPSの測位結果からただちに現在位置が掲載し
てある印刷地図のページを出力表示することができるわ
けである。
【0055】なお、一般に印刷地図上の地域は、新設道
路や地所の造成によって実際の地形が変わることはあっ
ても印刷地図上の輪郭が大きく変わることはない。従っ
て、道路や地所の配置が変わっても、地理上の絶対座標
は変わることはごく希である。
【0056】すなわち、前述のように、はじめに印刷地
図のページと表示区分をきめて印刷した印刷地図はその
後の新設道路や改修によって改訂してもそれぞれのペー
ジや区分は変える必要がない。
【0057】このことは、印刷地図の改訂版作成にあた
って、初版のオリジナル印刷地図の印刷ページと地域区
分の配置ルールに従えば、本発明の位置表示装置は何ら
変更することなく永久にユーザーの用に供することがで
きるのである。
【0058】また、本発明の位置表示装置を搭載の車両
が走行等により印刷地図の区分の境界を越えた場合でも
図10、図11、図12に示すように、印刷地図の各ペ
ージは隣接区域とオーバラップしているため、印刷地図
の区分境界を越えてもただちに現在位置が不明になるこ
とはない。
【0059】また、光ポインタが隣接する印刷地図の区
分に達したときは、該隣接区分のページを図1に示す制
御部4で算出し、算出ページを図3に示す表示面19に
表示するとともに、音で注意を喚起することで、ユーザ
ーの利便性をはかることも当然可能である。
【0060】また、本発明の位置表示装置では、初期設
定として、操作部6を操作し制御部4を介して光学部7
を制御して、光ポインタの照射位置を人為的に移動し
て、印刷地図8の表示範囲を記憶することが記載してあ
る。
【0061】しかし、印刷地図8の4隅に反射率の高い
印刷をしておき、光学部7に光ポインタの反射率を読み
とる手段を装備し、光ポインタがその4隅に達したとき
に、光学部7で光ポインタの反射率を検出することで、
自動的に初期設定の印刷地図の4隅を読みとることがで
きる。したがって、操作部6には表示面19だけが装備
してあれば良い位置表示装置も可能である。
【0062】また、本発明の位置表示装置は船舶などの
航行に際しても印刷地図として海図を用い、船舶の天井
等に光学部7を固定することで有用な航行補助装置とし
て供することができる。
【0063】さらに、本発明の位置表示装置は飛行機な
どの航行にも利用することも可能であり、船舶や飛行機
の乗務員以外の乗客に利用してもらうことも可能であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明による位置表
示装置は重量、形状、消費電力などの大きいCD−RO
Mなど電子記録された印刷地図の再生装置やその印刷地
図情報を表示する電子表示装置がないため軽量、小型、
低消費電力で設置場所の小さな位置表示装置とすること
が可能である。
【0065】また、本発明の位置表示装置は、広域から
近傍までの地理の視認性に優れた印刷地図をもちいるこ
とで、どこでも走行計画の検討が可能である。
【0066】またGPSによる現在位置の測位結果と広
域から近傍までの地理の視認性に優れた印刷地図とを組
み合わせることで、印刷地図のページをただちに検索で
きて、現在位置を印刷地図上で容易に特定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置表示装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の位置表示装置を構成する光学部の一実
施例を示す概略図である。
【図3】本発明の位置表示装置を構成する操作部の外観
を示す平面図である。
【図4】本発明の位置表示装置を構成する操作部の表示
面一例を示す図である。
【図5】本発明の位置表示装置を構成する操作部の表示
面一例を示す図である。
【図6】本発明の位置表示装置の車両への配置例を示す
図である。
【図7】本発明の位置表示装置の光学部と印刷地図の車
両内部への配置例を示す図である。
【図8】本発明の位置表示装置の光学部と印刷地図の車
両内部へのもうひとつの配置例を示す図である。
【図9】本発明の位置表示装置に使用する印刷地図の一
例を示す広域図である。
【図10】本発明の位置表示装置に使用する印刷地図の
一例を示す区分図である。
【図11】本発明の位置表示装置に使用する印刷地図の
一例を示す区分図である。
【図12】本発明の位置表示装置に使用する印刷地図の
一例を示す区分図である。
【図13】本発明の位置表示装置に対応する印刷地図の
もうひとつの区分方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 GPS受信部 4 制御部 5 メモリ手段 6 操作部 7 光学部 8 印刷地図 9 ビーム照射範囲

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、印刷地
    図上の現在位置などを光ポインタで照射する光学部と、
    印刷地図のページや測位データを表示する表示面と、表
    示面と光学部とを制御する制御部とを有することを特徴
    とする位置表示装置。
  2. 【請求項2】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有することを特徴とする位置表
    示装置。
  3. 【請求項3】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、メモリ手段は印刷地図の
    各ページの印刷範囲の緯度と経度との情報をメモリテー
    ブルとして保持していることを特徴とする位置表示装
    置。
  4. 【請求項4】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、光学部はレーザーダイオ
    ードと、可動ミラーと、可撓性部材と、磁石と、駆動コ
    イルとで構成していることを特徴とする位置表示装置。
  5. 【請求項5】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、操作部は制御部を介して
    光学部を制御して、光ポインタの照射位置を移動させて
    印刷地図の表示範囲を記憶することを特徴とする位置表
    示装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、制御部は測位データから
    印刷地図上の現在位置を掲載してあるページを算出し、
    算出ページを表示面に表示することを特徴とする位置表
    示装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、制御部は測位データから
    光学部を制御し、印刷地図上の現在位置を光ポインタで
    照射し、光ポインタが隣接する印刷地図区分に達したと
    きは、該隣接区分のページを算出し、算出ページを表示
    面に表示することを特徴とする位置表示装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】 現在位置を測位するグローバル・ポジシ
    ョニング・システム受信部と、印刷地図と、印刷地図の
    情報をメモリテーブルに記録するメモリ手段と、初期設
    定などを行う操作部と、印刷地図上の現在位置などを光
    ポインタで照射する光学部と、操作部の表示面と光学部
    とを制御する制御部とを有し、制御部は測位データから
    光学部を制御し、印刷地図上の現在位置を光ポインタで
    照射し、光ポインタが隣接する印刷地図区分に達したと
    きは、該隣接区分のページを制御部で算出し、算出ペー
    ジを表示面に表示するとともに音で注意を喚起すること
    を特徴とする位置表示装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001109764A (ja) * 1999-10-07 2001-04-20 Seiko Epson Corp 情報提供システム、現在地測位システムおよびそれらの方法
JP2009230664A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Dgs Computer:Kk 地図表示方法およびそれに用いる携帯情報端末装置

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