JPH0820050A - 射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造 - Google Patents
射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造Info
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- JPH0820050A JPH0820050A JP15610494A JP15610494A JPH0820050A JP H0820050 A JPH0820050 A JP H0820050A JP 15610494 A JP15610494 A JP 15610494A JP 15610494 A JP15610494 A JP 15610494A JP H0820050 A JPH0820050 A JP H0820050A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 射出注入圧による保圧をキャビティー３内の
溶融樹脂４がほぼ完全に固化するまで十分に与えること
ができ、従来例に比して成形不良が生じにくく安定した
精度の高い良好な成形を行うことが可能な秀れた射出成
形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲ
ートカット構造を提供すること。 【構成】 湯道部２とキャビティー３とを連通してゲー
ト部５を形成する通過路部７と，これを遮断するゲート
遮断部とを有するゲートカット体６を移動自在に設け、
この通過路部７の端部に鋭利な刃部を形成し、ゲートカ
ット体６を移動することでこの刃部によりゲート部５の
樹脂４を切断してゲート遮断部によりゲート部５を遮断
閉塞する射出成形機におけるキャビティーのゲートカッ
ト方法。
溶融樹脂４がほぼ完全に固化するまで十分に与えること
ができ、従来例に比して成形不良が生じにくく安定した
精度の高い良好な成形を行うことが可能な秀れた射出成
形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲ
ートカット構造を提供すること。 【構成】 湯道部２とキャビティー３とを連通してゲー
ト部５を形成する通過路部７と，これを遮断するゲート
遮断部とを有するゲートカット体６を移動自在に設け、
この通過路部７の端部に鋭利な刃部を形成し、ゲートカ
ット体６を移動することでこの刃部によりゲート部５の
樹脂４を切断してゲート遮断部によりゲート部５を遮断
閉塞する射出成形機におけるキャビティーのゲートカッ
ト方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機におけるキ
ャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造
に関するものである。
ャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】樹脂注
入部からスプルー部，ランナー部などの湯道部を介して
注入口となるゲート部よりキャビティー内に溶融した樹
脂を注入し、この溶融樹脂を保圧固化させて樹脂成形す
る際、溶融樹脂をキャビティー内に注入後ゲート部を遮
断してキャビティーを閉塞するが、従来は、単に棒状の
ゲートカットピンをゲート部内に突き出し突出し、ゲー
ト部を遮断しキャビティーを閉塞している。
入部からスプルー部，ランナー部などの湯道部を介して
注入口となるゲート部よりキャビティー内に溶融した樹
脂を注入し、この溶融樹脂を保圧固化させて樹脂成形す
る際、溶融樹脂をキャビティー内に注入後ゲート部を遮
断してキャビティーを閉塞するが、従来は、単に棒状の
ゲートカットピンをゲート部内に突き出し突出し、ゲー
ト部を遮断しキャビティーを閉塞している。
【０００３】従来の射出成形機におけるキャビティーの
ゲートカット方法並びにゲートカット構造は、このよう
に単にゲートカットピンの突き出しにより遮断している
ため、湯道部からゲート部を介してキャビティー内に溶
融樹脂を注入した後、まだ樹脂が固化されていない溶融
状態若しくは半溶融状態でゲートカットピンを突き出し
ゲート部を遮断閉塞している。即ち、ゲート部の樹脂が
完全に固化した後では、単にゲートカットピンを突き出
そうとしてもゲート部の樹脂が堅く突き出せず切断遮断
できないから、従来は固化する前にゲートカットピンを
突き出しゲート部を遮断していた。
ゲートカット方法並びにゲートカット構造は、このよう
に単にゲートカットピンの突き出しにより遮断している
ため、湯道部からゲート部を介してキャビティー内に溶
融樹脂を注入した後、まだ樹脂が固化されていない溶融
状態若しくは半溶融状態でゲートカットピンを突き出し
ゲート部を遮断閉塞している。即ち、ゲート部の樹脂が
完全に固化した後では、単にゲートカットピンを突き出
そうとしてもゲート部の樹脂が堅く突き出せず切断遮断
できないから、従来は固化する前にゲートカットピンを
突き出しゲート部を遮断していた。
【０００４】そのため、本来ならばキャビティー内の溶
融樹脂が完全に固化するまではゲート部を遮断せず樹脂
注入部の射出注入圧でキャビティー内の溶融樹脂に保圧
をかけて固化させることが望ましいが、ゲート部の樹脂
が固化する前にゲート部を遮断するため、ゲート部より
容量が多く固化するまで時間のかかるキャビティー内の
溶融樹脂４がまだ十分に固化していない溶融状態の段階
でゲート部が遮断し、樹脂注入部の射出注入圧による保
圧が解除されてしまう。
融樹脂が完全に固化するまではゲート部を遮断せず樹脂
注入部の射出注入圧でキャビティー内の溶融樹脂に保圧
をかけて固化させることが望ましいが、ゲート部の樹脂
が固化する前にゲート部を遮断するため、ゲート部より
容量が多く固化するまで時間のかかるキャビティー内の
溶融樹脂４がまだ十分に固化していない溶融状態の段階
でゲート部が遮断し、樹脂注入部の射出注入圧による保
圧が解除されてしまう。
【０００５】そのため、成形保圧が十分でないために成
形不良が生じるなど成形が安定せず、精度の高い良好な
成形品を量産できない問題を有していた。
形不良が生じるなど成形が安定せず、精度の高い良好な
成形品を量産できない問題を有していた。
【０００６】また、この保圧を十分に行うためキャビテ
ィーに直か保圧を施す構造も出願人は開発したが（特願
平５−１８６２２２号）、本発明は、このような直か保
圧構造も有することなく、射出注入圧による保圧をキャ
ビティー内の溶融樹脂がほぼ完全に固化するまで十分に
与えることができ、従来例に比して成形不良が生じにく
く安定した精度の高い良好な成形を行うことが可能な秀
れた射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方
法並びにゲートカット構造を提供することを目的として
いる。
ィーに直か保圧を施す構造も出願人は開発したが（特願
平５−１８６２２２号）、本発明は、このような直か保
圧構造も有することなく、射出注入圧による保圧をキャ
ビティー内の溶融樹脂がほぼ完全に固化するまで十分に
与えることができ、従来例に比して成形不良が生じにく
く安定した精度の高い良好な成形を行うことが可能な秀
れた射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方
法並びにゲートカット構造を提供することを目的として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００８】樹脂注入部１からスプルー部２Ａ，ランナ
ー部２Ｂなどの湯道部２を介して注入口となるゲート部
５よりキャビティー３内に溶融した樹脂４を注入し、こ
の溶融樹脂４を保圧固化させて樹脂成形する際、溶融樹
脂４をキャビティー３内に注入後ゲート部５をゲートカ
ット体６により遮断してキャビティー３を閉塞する射出
成形機におけるキャビティーのゲートカット方法におい
て、前記湯道部２と前記キャビティー３とを連通して前
記ゲート部５を形成する通過路部７と，これを遮断する
ゲート遮断部８とを有するゲートカット体６を移動自在
に設け、この通過路部７の端部に鋭利な刃部９を形成
し、ゲートカット体６を移動することでこの刃部９によ
りゲート部５の樹脂４を切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする射出成形機
におけるキャビティーのゲートカット方法に係るもので
ある。
ー部２Ｂなどの湯道部２を介して注入口となるゲート部
５よりキャビティー３内に溶融した樹脂４を注入し、こ
の溶融樹脂４を保圧固化させて樹脂成形する際、溶融樹
脂４をキャビティー３内に注入後ゲート部５をゲートカ
ット体６により遮断してキャビティー３を閉塞する射出
成形機におけるキャビティーのゲートカット方法におい
て、前記湯道部２と前記キャビティー３とを連通して前
記ゲート部５を形成する通過路部７と，これを遮断する
ゲート遮断部８とを有するゲートカット体６を移動自在
に設け、この通過路部７の端部に鋭利な刃部９を形成
し、ゲートカット体６を移動することでこの刃部９によ
りゲート部５の樹脂４を切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする射出成形機
におけるキャビティーのゲートカット方法に係るもので
ある。
【０００９】また、キャビティー３内に溶融した樹脂４
を注入して保圧固化させた後、固化したゲート部５の樹
脂４を前記刃部９により切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする請求項１記
載の射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方
法に係るものである。
を注入して保圧固化させた後、固化したゲート部５の樹
脂４を前記刃部９により切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする請求項１記
載の射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方
法に係るものである。
【００１０】また、ゲートカット体６を回動移動自在に
構成し、この回動盤形のゲートカット体６の周辺に切除
した溝状の前記通過路部７を形成し、この溝以外の部分
をゲート遮断部８とし、このゲートカット体６を回動移
動して通過路部７の切除縁に形成した鋭利な刃部９によ
りゲート部５の樹脂４を切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする請求項１，
２のいずれか１項に記載の射出成形機におけるキャビテ
ィーのゲートカット方法に係るものである。
構成し、この回動盤形のゲートカット体６の周辺に切除
した溝状の前記通過路部７を形成し、この溝以外の部分
をゲート遮断部８とし、このゲートカット体６を回動移
動して通過路部７の切除縁に形成した鋭利な刃部９によ
りゲート部５の樹脂４を切断してゲート遮断部８により
ゲート部５を遮断閉塞することを特徴とする請求項１，
２のいずれか１項に記載の射出成形機におけるキャビテ
ィーのゲートカット方法に係るものである。
【００１１】また、キャビティー３で成形される成形品
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動移動してゲートカット体６を
回動移動せしめることを特徴とする請求項３記載の射出
成形機におけるキャビティーのゲートカット方法に係る
ものである。
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動移動してゲートカット体６を
回動移動せしめることを特徴とする請求項３記載の射出
成形機におけるキャビティーのゲートカット方法に係る
ものである。
【００１２】また、樹脂注入部１からスプルー部２Ａ，
ランナー部２Ｂなどの湯道部２を介して注入口となるゲ
ート部５よりキャビティー３内に溶融した樹脂４を注入
し、この溶融樹脂４を保圧固化させて樹脂成形する際、
溶融樹脂４をキャビティー３内に注入後ゲート部５を遮
断してキャビティー３を閉塞するゲートカット体６を移
動自在に設けた射出成形機におけるキャビティーのゲー
トカット構造において、前記湯道部２と前記キャビティ
ー３とを連通して前記ゲート部５を形成する通過路部７
と、これを遮断するゲート遮断部８とを有するゲートカ
ット体６を移動自在に設け、この通過路部７の端部に鋭
利な刃部９を形成し、ゲートカット体６を移動すること
でこの刃部９によりゲート部５の樹脂４を切断してゲー
ト遮断部８によりゲート部５を遮断閉塞するように構成
したことを特徴とする射出成形機におけるキャビティー
のゲートカット構造に係るものである。
ランナー部２Ｂなどの湯道部２を介して注入口となるゲ
ート部５よりキャビティー３内に溶融した樹脂４を注入
し、この溶融樹脂４を保圧固化させて樹脂成形する際、
溶融樹脂４をキャビティー３内に注入後ゲート部５を遮
断してキャビティー３を閉塞するゲートカット体６を移
動自在に設けた射出成形機におけるキャビティーのゲー
トカット構造において、前記湯道部２と前記キャビティ
ー３とを連通して前記ゲート部５を形成する通過路部７
と、これを遮断するゲート遮断部８とを有するゲートカ
ット体６を移動自在に設け、この通過路部７の端部に鋭
利な刃部９を形成し、ゲートカット体６を移動すること
でこの刃部９によりゲート部５の樹脂４を切断してゲー
ト遮断部８によりゲート部５を遮断閉塞するように構成
したことを特徴とする射出成形機におけるキャビティー
のゲートカット構造に係るものである。
【００１３】ゲートカット体６を回動移動自在に構成
し、この回動盤形のゲートカット体６の周辺に切除した
溝状の前記通過路部７を形成し、この溝以外の部分をゲ
ート遮断部８とし、通過路部７の切除縁に鋭利な刃部９
を形成したことを特徴とする請求項５記載の射出成形機
におけるキャビティーのゲートカット構造に係るもので
ある。
し、この回動盤形のゲートカット体６の周辺に切除した
溝状の前記通過路部７を形成し、この溝以外の部分をゲ
ート遮断部８とし、通過路部７の切除縁に鋭利な刃部９
を形成したことを特徴とする請求項５記載の射出成形機
におけるキャビティーのゲートカット構造に係るもので
ある。
【００１４】また、キャビティー３で成形される成形品
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動自在に構成し、この進退駆動
用ロッド12を回動移動した際、前記ゲートカット体６が
回動移動するように構成したことを特徴とする請求項６
記載の射出成形機におけるキャビティーのゲートカット
構造に係るものである。
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動自在に構成し、この進退駆動
用ロッド12を回動移動した際、前記ゲートカット体６が
回動移動するように構成したことを特徴とする請求項６
記載の射出成形機におけるキャビティーのゲートカット
構造に係るものである。
【００１５】
【作用】ゲート部５を形成する通過路部７を通って湯道
部２から溶融樹脂４がキャビティー３内に注入される。
部２から溶融樹脂４がキャビティー３内に注入される。
【００１６】キャビティー３内に所定量の溶融樹脂４が
注入された後、ゲートカット体６を移動させると、通過
路部７の端部の鋭利な刃部９でゲート部５の樹脂４を切
断してゲートカット体６のゲート遮断部８によりゲート
部５を遮断し、キャビティー３が閉塞される。
注入された後、ゲートカット体６を移動させると、通過
路部７の端部の鋭利な刃部９でゲート部５の樹脂４を切
断してゲートカット体６のゲート遮断部８によりゲート
部５を遮断し、キャビティー３が閉塞される。
【００１７】このゲートカットをキャビティー３内に通
過路部７を注入した後、ほぼ樹脂が完全に固化するまで
行わずにそれまで樹脂注入部１の射出注入圧より十分な
保圧を与え、その後にゲートカットを行うことができる
こととなる。即ち、ゲート部５内の樹脂が固化して固く
ても刃部９により切断してゲートカットできる。従っ
て、従来例に比して射出注入圧による保圧を十分に与え
ることができることとなる。
過路部７を注入した後、ほぼ樹脂が完全に固化するまで
行わずにそれまで樹脂注入部１の射出注入圧より十分な
保圧を与え、その後にゲートカットを行うことができる
こととなる。即ち、ゲート部５内の樹脂が固化して固く
ても刃部９により切断してゲートカットできる。従っ
て、従来例に比して射出注入圧による保圧を十分に与え
ることができることとなる。
【００１８】
【実施例】本実施例は次のような手法に基づいている。
【００１９】キャビティー３内に溶融した樹脂４を注入
して保圧固化させた後、固化したゲート部５の樹脂４を
前記刃部９により切断してゲート遮断部８によりゲート
部５を遮断閉塞する。
して保圧固化させた後、固化したゲート部５の樹脂４を
前記刃部９により切断してゲート遮断部８によりゲート
部５を遮断閉塞する。
【００２０】この手法に基づき本装置は図示したように
次のように構成している。
次のように構成している。
【００２１】ゲートカット体６は回動円盤形に形成して
回動移動自在に構成し、このゲートカット体６の周辺部
をゲート部５に係合する凸条形状に形成するが、本実施
例ではリング板形とし、この板状の周辺凸条部に凹設切
除した溝状のゲート通過路部７を形成し、この溝以外の
凸状の係合部分をゲート遮断部８としている。
回動移動自在に構成し、このゲートカット体６の周辺部
をゲート部５に係合する凸条形状に形成するが、本実施
例ではリング板形とし、この板状の周辺凸条部に凹設切
除した溝状のゲート通過路部７を形成し、この溝以外の
凸状の係合部分をゲート遮断部８としている。
【００２２】このゲート通過路部７は本実施例ではスプ
ルー部２Ａからランナー部２Ｂを左右に分岐させて夫々
にキャビティー３を分岐形成しているため、対向する位
置に二カ所形成している。
ルー部２Ａからランナー部２Ｂを左右に分岐させて夫々
にキャビティー３を分岐形成しているため、対向する位
置に二カ所形成している。
【００２３】また、この通過路部７の端部に鋭利な刃部
９を形成し、ゲートカット体６を移動することでこの刃
部９によりゲート部５の樹脂４がたとえ固化していて固
くても切断でき、ゲート遮断部８によりゲート部５を遮
断閉塞するように構成している。
９を形成し、ゲートカット体６を移動することでこの刃
部９によりゲート部５の樹脂４がたとえ固化していて固
くても切断でき、ゲート遮断部８によりゲート部５を遮
断閉塞するように構成している。
【００２４】また、キャビティー３で成形される成形品
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動自在に構成し、この進退駆動
用ロッド部12を回動移動した際、前記ゲートカット体６
が回動移動するように構成している。
10を突き出し排出せしめる排出エジェクタロッド11の進
退駆動用ロッド部12を回動自在に構成し、この進退駆動
用ロッド部12を回動移動した際、前記ゲートカット体６
が回動移動するように構成している。
【００２５】従って、本実施例ではつぎのように作動す
る。
る。
【００２６】図１に示すように樹脂注入部１から射出さ
れる溶融樹脂４はスプルー部２Ａ，スプルー部２Ａから
左右に分岐するランナー部２Ｂを通って、ゲート部５を
形成するゲート通過路部７を通り各キャビティー３内に
注入される。キャビティー３内に溶融樹脂４を所定量注
入した後、樹脂注入部１からの射出注入圧によりキャビ
ティー３内の溶融樹脂４に保圧を与えながら冷却固化し
て成形品10を成形する。
れる溶融樹脂４はスプルー部２Ａ，スプルー部２Ａから
左右に分岐するランナー部２Ｂを通って、ゲート部５を
形成するゲート通過路部７を通り各キャビティー３内に
注入される。キャビティー３内に溶融樹脂４を所定量注
入した後、樹脂注入部１からの射出注入圧によりキャビ
ティー３内の溶融樹脂４に保圧を与えながら冷却固化し
て成形品10を成形する。
【００２７】その後、後述する樹脂押し戻しピン13によ
りスプルー部２Ａ内の不要成形物17を樹脂注入部１内へ
押し戻した後、この樹脂押し戻しピン13を一旦戻した上
で、ゲートカット体６を回動移動し、通過路部７の端部
の鋭利な刃部９でゲート部５の樹脂４を切断してゲート
カット体６のゲート遮断部８によりゲート部５を遮断
し、キャビティー３を閉塞する。
りスプルー部２Ａ内の不要成形物17を樹脂注入部１内へ
押し戻した後、この樹脂押し戻しピン13を一旦戻した上
で、ゲートカット体６を回動移動し、通過路部７の端部
の鋭利な刃部９でゲート部５の樹脂４を切断してゲート
カット体６のゲート遮断部８によりゲート部５を遮断
し、キャビティー３を閉塞する。
【００２８】その後、金型を離形し排出エジェクタロッ
ド11を進退駆動用ロッド部12を前進させることで突き出
し移動させて成形品10をキャビティー３より離形排出さ
せる。
ド11を進退駆動用ロッド部12を前進させることで突き出
し移動させて成形品10をキャビティー３より離形排出さ
せる。
【００２９】本実施例では、排出エジェクタロッド11を
移動させる移動プレート14にこの移動プレート14をスラ
イド進退させる進退駆動用ロッド部12を設け、一方この
移動プレート14に進退駆動用ロッド部12が貫通し得る貫
通孔15を形成し、この貫通孔15にシャッタ構造を設け、
シャッタ閉塞時は進退駆動用ロッド部12が移動プレート
14を押動して排出エジェクタロッド11を突出させ、シャ
ッタ開口時は移動プレート14より進退駆動用ロッド部12
が貫通突出し、樹脂押し戻しピン13を押動するように構
成している。
移動させる移動プレート14にこの移動プレート14をスラ
イド進退させる進退駆動用ロッド部12を設け、一方この
移動プレート14に進退駆動用ロッド部12が貫通し得る貫
通孔15を形成し、この貫通孔15にシャッタ構造を設け、
シャッタ閉塞時は進退駆動用ロッド部12が移動プレート
14を押動して排出エジェクタロッド11を突出させ、シャ
ッタ開口時は移動プレート14より進退駆動用ロッド部12
が貫通突出し、樹脂押し戻しピン13を押動するように構
成している。
【００３０】また、この進退駆動する進退駆動用ロッド
部12を回動自在に構成し、移動プレート14より貫通突出
した進退駆動用ロッド部12に回動プレート16を連結し得
るように構成し、この回動プレート16にゲートカット体
６を連結ピン20を介して連結し、この進退駆動用ロッド
部12を回動することにより回動プレート16を介してゲー
トカット体６が回動移動するように構成している。
部12を回動自在に構成し、移動プレート14より貫通突出
した進退駆動用ロッド部12に回動プレート16を連結し得
るように構成し、この回動プレート16にゲートカット体
６を連結ピン20を介して連結し、この進退駆動用ロッド
部12を回動することにより回動プレート16を介してゲー
トカット体６が回動移動するように構成している。
【００３１】従って、本実施例では前述のようなゲート
カット体６の操作が樹脂押し戻しピン13，排出エジェク
タロッド11を進退移動させ進退駆動用ロッド部12の進退
制御と共に、この進退駆動用ロッド部12を回動制御する
だけで本発明を実現できるとこととなる。
カット体６の操作が樹脂押し戻しピン13，排出エジェク
タロッド11を進退移動させ進退駆動用ロッド部12の進退
制御と共に、この進退駆動用ロッド部12を回動制御する
だけで本発明を実現できるとこととなる。
【００３２】尚、請求項１，２並びに請求項５記載の発
明においては、ゲートカット体６を円盤形やリング板形
でなく、従来のような棒状のピン形に形成して、このピ
ンにゲート通過路部７を開口し、この開口縁に刃部９を
形成する構成としても良い。また、本実施例では進退駆
動用ロッド部12の先端にスプルー部２Ａ内を樹脂注入部
１（ノズル部）に向けて前進し、スプルー部２Ａ内の不
要成形物17（スプルーランナー）をノズル部内へノズル
部の熱により溶融状態で押し戻す樹脂押し戻しピン13を
設けている。
明においては、ゲートカット体６を円盤形やリング板形
でなく、従来のような棒状のピン形に形成して、このピ
ンにゲート通過路部７を開口し、この開口縁に刃部９を
形成する構成としても良い。また、本実施例では進退駆
動用ロッド部12の先端にスプルー部２Ａ内を樹脂注入部
１（ノズル部）に向けて前進し、スプルー部２Ａ内の不
要成形物17（スプルーランナー）をノズル部内へノズル
部の熱により溶融状態で押し戻す樹脂押し戻しピン13を
設けている。
【００３３】このスプルーランナーを金型の開放前に樹
脂注入部１（ノズル部）へ押し戻すスプルーレス方法は
出願人が発明した成形方法である。（特願平５−８４７
３２号，特願平６−４１０３号など） 即ち、樹脂注入部１（ノズル部）からスプルー部２Ａを
介してその左右のキャビティー部３内にランナー部２Ｂ
を介して溶融した樹脂４を送り込み固化成形する樹脂成
形法において、キャビティー部３内に溶融樹脂４をスク
リューの可動により送り込んでキャビティー部３内の成
形品10が固化した後、樹脂押し戻しピン13を移動させ、
硬化状態の不要成形物17（スプルーランナー）を樹脂注
入部１へ押し戻し、不要成形物を樹脂注入部１での熱に
より樹脂注入部１内へ溶融状態で押し戻す。この際、樹
脂押し戻しピン13の移動により樹脂押し戻しピン13の側
部でキャビティー部３内へのランナー部２Ｂを閉塞し、
樹脂押し戻しピン13の移動先端部を樹脂注入部１内に挿
入し樹脂注入部１を閉塞するものである。
脂注入部１（ノズル部）へ押し戻すスプルーレス方法は
出願人が発明した成形方法である。（特願平５−８４７
３２号，特願平６−４１０３号など） 即ち、樹脂注入部１（ノズル部）からスプルー部２Ａを
介してその左右のキャビティー部３内にランナー部２Ｂ
を介して溶融した樹脂４を送り込み固化成形する樹脂成
形法において、キャビティー部３内に溶融樹脂４をスク
リューの可動により送り込んでキャビティー部３内の成
形品10が固化した後、樹脂押し戻しピン13を移動させ、
硬化状態の不要成形物17（スプルーランナー）を樹脂注
入部１へ押し戻し、不要成形物を樹脂注入部１での熱に
より樹脂注入部１内へ溶融状態で押し戻す。この際、樹
脂押し戻しピン13の移動により樹脂押し戻しピン13の側
部でキャビティー部３内へのランナー部２Ｂを閉塞し、
樹脂押し戻しピン13の移動先端部を樹脂注入部１内に挿
入し樹脂注入部１を閉塞するものである。
【００３４】この押し戻しロッド13によりスプルー部２
Ａの不要成形物17を押し戻すことでスプルーレス製品の
成形排出が可能となり、樹脂材料の節約が図られる。ま
た、この押し戻しロッド13の先端でノズル部を塞ぐよう
にすることもでき、ノズル部やスプルー部２Ａを径大に
設計しても樹脂漏れを確実に防止でき、スプルー部２Ａ
が径大としてスプルー部２Ａ内の樹脂（不要成形物17）
が半溶融状態でも成形品10には支障がなく、径小なノズ
ル部を要しないため、注入抵抗が少なく低圧射出が可能
となり、そりや変形などが低減でき、ワンショット毎の
成形品10の善し悪しのばらつきが低減できる秀れたこと
となる。
Ａの不要成形物17を押し戻すことでスプルーレス製品の
成形排出が可能となり、樹脂材料の節約が図られる。ま
た、この押し戻しロッド13の先端でノズル部を塞ぐよう
にすることもでき、ノズル部やスプルー部２Ａを径大に
設計しても樹脂漏れを確実に防止でき、スプルー部２Ａ
が径大としてスプルー部２Ａ内の樹脂（不要成形物17）
が半溶融状態でも成形品10には支障がなく、径小なノズ
ル部を要しないため、注入抵抗が少なく低圧射出が可能
となり、そりや変形などが低減でき、ワンショット毎の
成形品10の善し悪しのばらつきが低減できる秀れたこと
となる。
【００３５】また、本実施例ではこの押し戻しロッド13
によりスプルー部２Ａ内の不要成形物17を押し戻し、こ
の押し戻しロッド13を図示していない樹脂注入部１に設
けた射出栓機構（特願平６−１１９０７７号）により射
出注入口を栓閉塞したうえで再び元の位置に戻すこと
で、スプルー部２Ａ内に空間22が形成され、この空間を
ゲートカットの際の樹脂の逃げ空間22としている。従っ
て、この逃げ空間22の確保により固化した樹脂でのゲー
トカットが可能となる。このゲートカットの際の樹脂の
逃げ空間22の確保は実用化に際しては重要な問題であ
り、本実施例においては前述のスプルーレス方法を採用
することでスプルー部２Ａ内の樹脂を押し戻し確保して
いる。
によりスプルー部２Ａ内の不要成形物17を押し戻し、こ
の押し戻しロッド13を図示していない樹脂注入部１に設
けた射出栓機構（特願平６−１１９０７７号）により射
出注入口を栓閉塞したうえで再び元の位置に戻すこと
で、スプルー部２Ａ内に空間22が形成され、この空間を
ゲートカットの際の樹脂の逃げ空間22としている。従っ
て、この逃げ空間22の確保により固化した樹脂でのゲー
トカットが可能となる。このゲートカットの際の樹脂の
逃げ空間22の確保は実用化に際しては重要な問題であ
り、本実施例においては前述のスプルーレス方法を採用
することでスプルー部２Ａ内の樹脂を押し戻し確保して
いる。
【００３６】また、図中符号18はランナー部２Ｂでの不
要成形物21を突き出し排出するランナー排出用エジェク
タピンで、19はその移動プレートである。
要成形物21を突き出し排出するランナー排出用エジェク
タピンで、19はその移動プレートである。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、射
出注入圧による保圧をキャビティー内の溶融樹脂がほぼ
完全に固化するまで十分に与えることができ、従来例に
比して成形不良が生じにくく安定した精度の高い良好な
成形を行うことが可能な秀れた射出成形機におけるキャ
ビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造と
なる。
出注入圧による保圧をキャビティー内の溶融樹脂がほぼ
完全に固化するまで十分に与えることができ、従来例に
比して成形不良が生じにくく安定した精度の高い良好な
成形を行うことが可能な秀れた射出成形機におけるキャ
ビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造と
なる。
【図１】本実施例の樹脂注入時の説明断面図である。
【図２】本実施例の樹脂注入後の樹脂押し戻しピン押し
戻し作動時の説明断面図である。
戻し作動時の説明断面図である。
【図３】本実施例のゲートカット（ゲート部切断遮断）
時の説明断面図である。
時の説明断面図である。
【図４】本実施例のゲートカット（ゲート部切断遮断）
時の説明平断面図である。
時の説明平断面図である。
【図５】本実施例のゲートカット体の説明斜視図であ
る。
る。
【図６】本実施例の金型離形時の説明断面図である。
１ 樹脂注入部 ２ 湯道部 ２Ａ スプルー部 ２Ｂ ランナー部 ３ キャビティー ４ 溶融樹脂 ５ ゲート部 ６ ゲートカット体 ７ ゲート通過路部 ８ ゲート遮断部 ９ 刃部 10 成形品 11 排出エジェクタロッド 12 進退駆動用ロッド部
Claims (7)
- 【請求項１】 樹脂注入部からスプルー部，ランナー部
などの湯道部を介して注入口となるゲート部よりキャビ
ティー内に溶融した樹脂を注入し、この溶融樹脂を保圧
固化させて樹脂成形する際、溶融樹脂をキャビティー内
に注入後ゲート部をゲートカット体により遮断してキャ
ビティーを閉塞する射出成形機におけるキャビティーの
ゲートカット方法において、前記湯道部と前記キャビテ
ィーとを連通して前記ゲート部を形成する通過路部と，
これを遮断するゲート遮断部とを有するゲートカット体
を移動自在に設け、この通過路部の端部に鋭利な刃部を
形成し、ゲートカット体を移動することでこの刃部によ
りゲート部の樹脂を切断してゲート遮断部によりゲート
部を遮断閉塞することを特徴とする射出成形機における
キャビティーのゲートカット方法。 - 【請求項２】 キャビティー内に溶融した樹脂を注入し
て保圧固化させた後、固化したゲート部の樹脂を前記刃
部により切断してゲート遮断部によりゲート部を遮断閉
塞することを特徴とする請求項１記載の射出成形機にお
けるキャビティーのゲートカット方法。 - 【請求項３】 ゲートカット体を回動移動自在に構成
し、この回動盤形のゲートカット体の周辺に切除した溝
状の前記通過路部を形成し、この溝以外の部分をゲート
遮断部とし、このゲートカット体を回動移動して通過路
部の切除縁に形成した鋭利な刃部によりゲート部の樹脂
を切断してゲート遮断部によりゲート部を遮断閉塞する
ことを特徴とする請求項１，２のいずれか１項に記載の
射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法。 - 【請求項４】 キャビティーで成形される成形品を突き
出し排出せしめる排出エジェクタロッドの進退駆動用ロ
ッド部を回動移動してゲートカット体を回動移動せしめ
ることを特徴とする請求項３記載の射出成形機における
キャビティーのゲートカット方法。 - 【請求項５】 樹脂注入部からスプルー部，ランナー部
などの湯道部を介して注入口となるゲート部よりキャビ
ティー内に溶融した樹脂を注入し、この溶融樹脂を保圧
固化させて樹脂成形する際、溶融樹脂をキャビティー内
に注入後ゲート部を遮断してキャビティーを閉塞するゲ
ートカット体を移動自在に設けた射出成形機におけるキ
ャビティーのゲートカット構造において、前記湯道部と
前記キャビティーとを連通して前記ゲート部を形成する
通過路部と、これを遮断するゲート遮断部とを有するゲ
ートカット体を移動自在に設け、この通過路部の端部に
鋭利な刃部を形成し、ゲートカット体を移動することで
この刃部によりゲート部の樹脂を切断してゲート遮断部
によりゲート部を遮断閉塞するように構成したことを特
徴とする射出成形機におけるキャビティーのゲートカッ
ト構造。 - 【請求項６】 ゲートカット体を回動移動自在に構成
し、この回動盤形のゲートカット体の周辺に切除した溝
状の前記通過路部を形成し、この溝以外の部分をゲート
遮断部とし、通過路部の切除縁に鋭利な刃部を形成した
ことを特徴とする請求項５記載の射出成形機におけるキ
ャビティーのゲートカット構造。 - 【請求項７】 キャビティーで成形される成形品を突き
出し排出せしめる排出エジェクタロッドの進退駆動用ロ
ッド部を回動自在に構成し、この進退駆動用ロッドを回
動移動した際、前記ゲートカット体が回動移動するよう
に構成したことを特徴とする請求項６記載の射出成形機
におけるキャビティーのゲートカット構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610494A JPH0820050A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610494A JPH0820050A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820050A true JPH0820050A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15620401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15610494A Pending JPH0820050A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820050A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7147814B1 (en) | 1998-02-25 | 2006-12-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Injection molding method and injection mold |
| KR100812974B1 (ko) * | 2007-07-30 | 2008-03-13 | 박종원 | 코아일체형 보빈제작용 금형 및 보빈제조방법 |
| CN102248642A (zh) * | 2011-06-10 | 2011-11-23 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 塑胶产品软硬胶水口二次冲切设备 |
| CN105346024A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-24 | 浙江工商职业技术学院 | 一种模具内流道凝料分离装置 |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP15610494A patent/JPH0820050A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7147814B1 (en) | 1998-02-25 | 2006-12-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Injection molding method and injection mold |
| KR100812974B1 (ko) * | 2007-07-30 | 2008-03-13 | 박종원 | 코아일체형 보빈제작용 금형 및 보빈제조방법 |
| WO2009017303A1 (en) * | 2007-07-30 | 2009-02-05 | Jong-Won Park | The injection mold apparatus and method for making bobbin having core |
| CN102248642A (zh) * | 2011-06-10 | 2011-11-23 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 塑胶产品软硬胶水口二次冲切设备 |
| CN105346024A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-24 | 浙江工商职业技术学院 | 一种模具内流道凝料分离装置 |
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