JPH08199449A - ノンコートエアバッグ用基布およびエアバッグ - Google Patents
ノンコートエアバッグ用基布およびエアバッグInfo
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- JPH08199449A JPH08199449A JP7003463A JP346395A JPH08199449A JP H08199449 A JPH08199449 A JP H08199449A JP 7003463 A JP7003463 A JP 7003463A JP 346395 A JP346395 A JP 346395A JP H08199449 A JPH08199449 A JP H08199449A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、エアバッグとして必要な機械的特性
を保持しつつ、低通気性と目づれ防止性を同時に満足す
るノンコートエアバッグ用基布を提供しようとするもの
である。 【構成】本発明のノンコートエアバッグ用基布は、合成
繊維布帛からなるノンコートエアバッグにおいて、該布
帛が、単糸変形度が１．２〜５．０である非円形断面を
有する単糸を含む織糸からなり、かつ該布帛の交点にお
いて、該非円形断面を有する単糸が変形して、経糸と緯
糸が互いに噛み合っていることを特徴とするものであ
る。本発明のエアバッグは、上述の基布を用いて構成さ
れていることを特徴とするものである。
を保持しつつ、低通気性と目づれ防止性を同時に満足す
るノンコートエアバッグ用基布を提供しようとするもの
である。 【構成】本発明のノンコートエアバッグ用基布は、合成
繊維布帛からなるノンコートエアバッグにおいて、該布
帛が、単糸変形度が１．２〜５．０である非円形断面を
有する単糸を含む織糸からなり、かつ該布帛の交点にお
いて、該非円形断面を有する単糸が変形して、経糸と緯
糸が互いに噛み合っていることを特徴とするものであ
る。本発明のエアバッグは、上述の基布を用いて構成さ
れていることを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両衝突時に乗員の衝
撃を吸収し、その保護を図る、優れた低通気性と目づれ
防止性を同時に満足するノンコートエアバッグ用基布お
よびエアバッグに関するものである。
撃を吸収し、その保護を図る、優れた低通気性と目づれ
防止性を同時に満足するノンコートエアバッグ用基布お
よびエアバッグに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車における乗員の安全確保の
ためのエアバッグの実用化が急速に高まりつつある。エ
アバッグは、自動車の衝突事故の際、衝突の衝撃を受け
てセンサーが作動し、高温、高圧のガスを発生させ、こ
のガスによって、エアバッグを瞬間的に膨張させ、衝突
時に乗員の顔面、前頭部を保護しようとするものであ
る。
ためのエアバッグの実用化が急速に高まりつつある。エ
アバッグは、自動車の衝突事故の際、衝突の衝撃を受け
てセンサーが作動し、高温、高圧のガスを発生させ、こ
のガスによって、エアバッグを瞬間的に膨張させ、衝突
時に乗員の顔面、前頭部を保護しようとするものであ
る。
【０００３】従来、エアバッグには３００〜１０００デ
ニールのナイロン６６またはナイロン６フィラメント糸
を用いた平織物に、耐熱性、難燃性、空気遮断性などの
向上のため、クロロプレン、クロルスルホン化オレフィ
ン、シリコーンなどの合成ゴムなどのエラストマー樹脂
を塗布、積層した基布を裁断し、袋体に縫製して作られ
ていた。
ニールのナイロン６６またはナイロン６フィラメント糸
を用いた平織物に、耐熱性、難燃性、空気遮断性などの
向上のため、クロロプレン、クロルスルホン化オレフィ
ン、シリコーンなどの合成ゴムなどのエラストマー樹脂
を塗布、積層した基布を裁断し、袋体に縫製して作られ
ていた。
【０００４】しかしながら、これらのエラストマー樹脂
を基布の片面に塗布、積層する際、一般に、ナイフコー
ト、ロールコート、リバースコートなどによるコーティ
ング方式が採用されているが、フィラメント織物で構成
されるエアバッグ基布に対しては、通常、クロロプレン
エラストマー樹脂の場合では、基布表面に９０〜１２０
ｇ／ｍ2 塗布されており、かなり重く、風合いが粗硬
で、エアバッグ膨張時に、顔面が接触すると擦過傷を受
けることもあり好ましいものではなかった。また収納性
の面においても、折りたたみ難いという問題があった。
また、クロロプレンエラストマー樹脂に比べ、より耐熱
性、耐寒性の優れたシリコーンエラストマー樹脂の場合
では、塗布量が４０〜６０ｇ／ｍ2 で、軽量化しつつ、
風合い、収納性の面でもかなり向上してきたが、まだ十
分と言えないのが現状である。またこれらのエラストマ
ー樹脂をコーティングするに際しては、加工工程が非常
に繁雑であり、工程管理ならびに加工コストの面におい
ても好ましい方法とは言えなかった。
を基布の片面に塗布、積層する際、一般に、ナイフコー
ト、ロールコート、リバースコートなどによるコーティ
ング方式が採用されているが、フィラメント織物で構成
されるエアバッグ基布に対しては、通常、クロロプレン
エラストマー樹脂の場合では、基布表面に９０〜１２０
ｇ／ｍ2 塗布されており、かなり重く、風合いが粗硬
で、エアバッグ膨張時に、顔面が接触すると擦過傷を受
けることもあり好ましいものではなかった。また収納性
の面においても、折りたたみ難いという問題があった。
また、クロロプレンエラストマー樹脂に比べ、より耐熱
性、耐寒性の優れたシリコーンエラストマー樹脂の場合
では、塗布量が４０〜６０ｇ／ｍ2 で、軽量化しつつ、
風合い、収納性の面でもかなり向上してきたが、まだ十
分と言えないのが現状である。またこれらのエラストマ
ー樹脂をコーティングするに際しては、加工工程が非常
に繁雑であり、工程管理ならびに加工コストの面におい
ても好ましい方法とは言えなかった。
【０００５】一方、上記欠点を改善するため、ナイロン
６６、ナイロン６などのポリアミド繊維ならびにポリエ
ステル繊維織物の高密度化によるノンコートのエアバッ
グが検討されつつある。例えば特開昭６４−７０２４７
号公報に加圧圧縮を適用する方法が提案されており、柔
軟性、収納性はかなり改善されたが、低通気性および目
づれ防止性が十分でなく問題があり、満足したエアバッ
グ用基布が得られていない。
６６、ナイロン６などのポリアミド繊維ならびにポリエ
ステル繊維織物の高密度化によるノンコートのエアバッ
グが検討されつつある。例えば特開昭６４−７０２４７
号公報に加圧圧縮を適用する方法が提案されており、柔
軟性、収納性はかなり改善されたが、低通気性および目
づれ防止性が十分でなく問題があり、満足したエアバッ
グ用基布が得られていない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来のエアバッグの欠点に鑑み、エアバッグとして必
要な機械的特性を保持しつつ、低通気性と目づれ防止性
を同時に満足するノンコートエアバッグ用基布およびそ
れからなるエアバッグを提供しようとするものである。
る従来のエアバッグの欠点に鑑み、エアバッグとして必
要な機械的特性を保持しつつ、低通気性と目づれ防止性
を同時に満足するノンコートエアバッグ用基布およびそ
れからなるエアバッグを提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような構成を有する。すなわち、本
発明のノンコートエアバッグ用基布は、合成繊維布帛か
らなるノンコートエアバッグにおいて、該布帛が、単糸
変形度が１．２〜５．０である非円形断面を有する単糸
を含む織糸からなり、かつ該布帛の交点において、該非
円形断面を有する単糸が変形して、経糸と緯糸が互いに
噛み合っていることを特徴とするものであり、また、本
発明のエアバッグは、かかるノンコートエアバッグ用基
布を用いて構成されていることを特徴とするものであ
る。
成するために、次のような構成を有する。すなわち、本
発明のノンコートエアバッグ用基布は、合成繊維布帛か
らなるノンコートエアバッグにおいて、該布帛が、単糸
変形度が１．２〜５．０である非円形断面を有する単糸
を含む織糸からなり、かつ該布帛の交点において、該非
円形断面を有する単糸が変形して、経糸と緯糸が互いに
噛み合っていることを特徴とするものであり、また、本
発明のエアバッグは、かかるノンコートエアバッグ用基
布を用いて構成されていることを特徴とするものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明は、ノンコートエアバッグ用基布を構成
する合成繊維織糸が、単糸変形度が１．２〜５．０であ
る非円形断面形を有する単糸で構成し、該布帛を構成す
る織糸が互いに交叉する交点において、互いに噛み合う
形で係合し、目づれ防止性を著しく向上させることを究
明したものである。
する合成繊維織糸が、単糸変形度が１．２〜５．０であ
る非円形断面形を有する単糸で構成し、該布帛を構成す
る織糸が互いに交叉する交点において、互いに噛み合う
形で係合し、目づれ防止性を著しく向上させることを究
明したものである。
【０００９】本発明における合成繊維布帛としては、ナ
イロン６・６、ナイロン６、ナイロン１２、ナイロン４
・６、およびナイロン６とナイロン６・６の共重合体、
ナイロンにポリアルキレングリコール、ジカルボン酸や
アミンなどを共重合したポリアミド繊維、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのホ
モポリエステル、ポリエステルの繰り返し単位を構成す
る酸成分にイソフタル酸、５−ナトリウムスルホイソフ
タル酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸など
を共重合したポリエステル繊維、パラフェニレンテレフ
タルアミドおよび芳香族エーテルとの共重合に代表され
るアラミド繊維、レーヨン繊維、サルフォン系繊維、超
高分子量ポリエチレン繊維などから構成される合成繊維
布帛などが使用される。これらの中でも、特にナイロン
６・６、ナイロン６繊維およびポリエステル繊維から構
成される合成繊維布帛が好ましい。かかる繊維には、原
糸糸条の製造工程や加工工程での生産性あるいは、特性
改善のために通常使用されている各種添加剤を含んでい
てもよい。たとえば、熱安定性、酸化防止剤、光安定
剤、平滑剤、帯電防止剤、可塑剤、増粘剤、顔料、難燃
剤などを含有せしめることができる。
イロン６・６、ナイロン６、ナイロン１２、ナイロン４
・６、およびナイロン６とナイロン６・６の共重合体、
ナイロンにポリアルキレングリコール、ジカルボン酸や
アミンなどを共重合したポリアミド繊維、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのホ
モポリエステル、ポリエステルの繰り返し単位を構成す
る酸成分にイソフタル酸、５−ナトリウムスルホイソフ
タル酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸など
を共重合したポリエステル繊維、パラフェニレンテレフ
タルアミドおよび芳香族エーテルとの共重合に代表され
るアラミド繊維、レーヨン繊維、サルフォン系繊維、超
高分子量ポリエチレン繊維などから構成される合成繊維
布帛などが使用される。これらの中でも、特にナイロン
６・６、ナイロン６繊維およびポリエステル繊維から構
成される合成繊維布帛が好ましい。かかる繊維には、原
糸糸条の製造工程や加工工程での生産性あるいは、特性
改善のために通常使用されている各種添加剤を含んでい
てもよい。たとえば、熱安定性、酸化防止剤、光安定
剤、平滑剤、帯電防止剤、可塑剤、増粘剤、顔料、難燃
剤などを含有せしめることができる。
【００１０】また、布帛の構造としては、平織、綾織、
朱子織およびこれらの変化織、多軸織などの織物、また
は不織布、編物が使用されるが、これらの中でも、特
に、機械的特性に優れ、また地薄な面から平織物が好ま
しい。また、通常、織物を構成する単繊維の強度は、と
くに制約を受けないが、好ましくは、５ｇ／デニール以
上、さらに好ましくは、７ｇ／デニール以上であり、織
物を構成する単繊維の繊度およびトータル繊度は、ノン
コートエアバッグとしての必要な機械的特性を満足する
ものであれば特に制約を受けないが、好ましくは、単糸
繊度は１〜７デニール、トータル繊度は２００〜１００
０デニールがよい。また織物としては、カバーファクタ
ーが、１８００以上が非通気性すなわち気密性の面から
好ましく、また引裂強力が１０ｋｇｆ以上、目付が２５
０ｇ／ｍ2 以下、厚さが０．４ｍｍ以下、引張強力が１
８０ｋｇｆ／３ｃｍ以上、破断伸度が１５％以上がノン
コートエアバッグとして必要な機械的特性ならびに柔軟
性、収納性の面から好ましく用いられる。ここで、カバ
ーファクターとは経糸総繊度をＤ1 、経糸密度をＮ1と
し、緯糸総繊度をＤ2 、経糸密度をＮ2 とすると（Ｄ1
）1/2 ×Ｎ1 ＋（Ｄ2）1/2 ×Ｎ2 で表される。また製
織工程で用いられる織機としては、ウォータージェット
ルーム、エアジェットルーム、レピア織機が望ましい。
朱子織およびこれらの変化織、多軸織などの織物、また
は不織布、編物が使用されるが、これらの中でも、特
に、機械的特性に優れ、また地薄な面から平織物が好ま
しい。また、通常、織物を構成する単繊維の強度は、と
くに制約を受けないが、好ましくは、５ｇ／デニール以
上、さらに好ましくは、７ｇ／デニール以上であり、織
物を構成する単繊維の繊度およびトータル繊度は、ノン
コートエアバッグとしての必要な機械的特性を満足する
ものであれば特に制約を受けないが、好ましくは、単糸
繊度は１〜７デニール、トータル繊度は２００〜１００
０デニールがよい。また織物としては、カバーファクタ
ーが、１８００以上が非通気性すなわち気密性の面から
好ましく、また引裂強力が１０ｋｇｆ以上、目付が２５
０ｇ／ｍ2 以下、厚さが０．４ｍｍ以下、引張強力が１
８０ｋｇｆ／３ｃｍ以上、破断伸度が１５％以上がノン
コートエアバッグとして必要な機械的特性ならびに柔軟
性、収納性の面から好ましく用いられる。ここで、カバ
ーファクターとは経糸総繊度をＤ1 、経糸密度をＮ1と
し、緯糸総繊度をＤ2 、経糸密度をＮ2 とすると（Ｄ1
）1/2 ×Ｎ1 ＋（Ｄ2）1/2 ×Ｎ2 で表される。また製
織工程で用いられる織機としては、ウォータージェット
ルーム、エアジェットルーム、レピア織機が望ましい。
【００１１】一方、本発明の合成繊維布帛を構成するフ
ィラメントは、異形断面糸の溶融紡糸延伸方法が適用さ
れる。すなわち、ポリマーチップを溶融し、Ｙ型あるい
はＴ型からなる非円形の孔形を有する紡糸口金を通して
紡糸され、次いで、冷却紡糸油剤付与、延伸されて巻き
取られる。また、フィラメントを形成する各単糸は、断
面形状が異形断面であり、単糸変形度が、１．２〜５．
０の範囲にすることが必須である。単糸変形度が、１．
２より小さいと実質的に円形断面糸との差異が顕著でな
く、また交絡効果が小さく、単糸変形度が、５．０より
大きいと単糸間に空隙が生じ易くなり好ましくない。単
糸変形度が、１．２〜５．０の各単糸からなるフィラメ
ントに単糸間の交絡を形成する方法としては、空気また
は蒸気加工ノズルを用いフィラメントをオーバーフィー
ド状態にして、高圧の窒素ガスあるいは蒸気などの気流
を当て流体攪乱処理することによって得られる。
ィラメントは、異形断面糸の溶融紡糸延伸方法が適用さ
れる。すなわち、ポリマーチップを溶融し、Ｙ型あるい
はＴ型からなる非円形の孔形を有する紡糸口金を通して
紡糸され、次いで、冷却紡糸油剤付与、延伸されて巻き
取られる。また、フィラメントを形成する各単糸は、断
面形状が異形断面であり、単糸変形度が、１．２〜５．
０の範囲にすることが必須である。単糸変形度が、１．
２より小さいと実質的に円形断面糸との差異が顕著でな
く、また交絡効果が小さく、単糸変形度が、５．０より
大きいと単糸間に空隙が生じ易くなり好ましくない。単
糸変形度が、１．２〜５．０の各単糸からなるフィラメ
ントに単糸間の交絡を形成する方法としては、空気また
は蒸気加工ノズルを用いフィラメントをオーバーフィー
ド状態にして、高圧の窒素ガスあるいは蒸気などの気流
を当て流体攪乱処理することによって得られる。
【００１２】また、本発明でいう加圧圧縮は、低通気性
を付与する上で極めて重要である。加圧圧縮することに
より、布帛の組織を充填圧密し、その物理的な充填効果
により低通気性、ならびに異形断面の単糸間あるいは糸
条間の交絡をより向上させるものである。
を付与する上で極めて重要である。加圧圧縮することに
より、布帛の組織を充填圧密し、その物理的な充填効果
により低通気性、ならびに異形断面の単糸間あるいは糸
条間の交絡をより向上させるものである。
【００１３】かかる加圧圧縮の方法としては、一対の表
面のフラットなロールからなる装置により、ロール間に
布帛を圧着して一定の速度で通過させるロール法、また
は加圧プレス装置による一定時間圧着するプレス法など
を適用することができるが、生産性の面からロール法が
好ましく用いられる。ロールおよびプレスの材質は、金
属、プラスチック、ぺーパー、ウール、コットンなどい
づれであってもよく、またこれらの組み合わせであって
もよい。
面のフラットなロールからなる装置により、ロール間に
布帛を圧着して一定の速度で通過させるロール法、また
は加圧プレス装置による一定時間圧着するプレス法など
を適用することができるが、生産性の面からロール法が
好ましく用いられる。ロールおよびプレスの材質は、金
属、プラスチック、ぺーパー、ウール、コットンなどい
づれであってもよく、またこれらの組み合わせであって
もよい。
【００１４】本発明においては、加熱金属ロールと常温
のプラスチックロールあるいはぺーパーロールなど間に
布帛を圧着することがより好ましいが、常温圧縮、冷間
圧縮などであってもよく、またこれらを組み合わせても
よく、特に限定されるものではない。また温度、圧力、
速度は制約されるものではなく、適宜所望条件にて行う
ことができる。またかかる加圧圧縮は、合成繊維布帛の
片面または両面であってもよい。
のプラスチックロールあるいはぺーパーロールなど間に
布帛を圧着することがより好ましいが、常温圧縮、冷間
圧縮などであってもよく、またこれらを組み合わせても
よく、特に限定されるものではない。また温度、圧力、
速度は制約されるものではなく、適宜所望条件にて行う
ことができる。またかかる加圧圧縮は、合成繊維布帛の
片面または両面であってもよい。
【００１５】本発明のかかる加熱加圧、圧縮加工するこ
とにより、低通気性、収納性を達成する上に、さらに、
特に、織糸を構成する単糸が変形されて、経糸と緯糸が
互いに噛み合っている状態を形成するところに特徴を有
する。かかる特徴によって、優れた目づれ防止効果を達
成するものである。
とにより、低通気性、収納性を達成する上に、さらに、
特に、織糸を構成する単糸が変形されて、経糸と緯糸が
互いに噛み合っている状態を形成するところに特徴を有
する。かかる特徴によって、優れた目づれ防止効果を達
成するものである。
【００１６】また、本発明においては、かかる加圧圧縮
された合成繊維布帛の通気度が、０．５ｃｃ／ｃｍ2 ／
ｓｅｃ以下であることがさらに好ましい。
された合成繊維布帛の通気度が、０．５ｃｃ／ｃｍ2 ／
ｓｅｃ以下であることがさらに好ましい。
【００１７】
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例中のエアバッグ用基布の低通気
性、柔軟性、収納性、目づれ防止性は下記の方法により
を測定した。
明する。なお、実施例中のエアバッグ用基布の低通気
性、柔軟性、収納性、目づれ防止性は下記の方法により
を測定した。
【００１８】通気度 ：ＪＩＳ Ｌ１０９６．６．
２７．１Ａのフラジュール法に準じ測定した。
２７．１Ａのフラジュール法に準じ測定した。
【００１９】柔軟性 ：ＫＥＳ−ＦＢ純曲げ試験機
により経ならびに緯方向の曲げ硬さを測定し、経、緯の
平均値で示した。
により経ならびに緯方向の曲げ硬さを測定し、経、緯の
平均値で示した。
【００２０】収納性 ：１０ｃｍ×２０ｃｍの織物
を筒状に曲げて、１５ｇの荷重をかけた時のの嵩高さを
測定する。標準品として、シリコーンゴムコート品（４
５ｇ／ｍ2 塗工品）の嵩高さを１００とした時の相対値
で示した。
を筒状に曲げて、１５ｇの荷重をかけた時のの嵩高さを
測定する。標準品として、シリコーンゴムコート品（４
５ｇ／ｍ2 塗工品）の嵩高さを１００とした時の相対値
で示した。
【００２１】目づれ防止性：直径２０ｃｍの円形に裁断
した布帛をドラム式回転装置に入れ、５０℃で１５分間
回転させ、その布帛の目づれ度合いを等級にて表した。
した布帛をドラム式回転装置に入れ、５０℃で１５分間
回転させ、その布帛の目づれ度合いを等級にて表した。
【００２２】５級：目づれがない ４級：目づれが少しある ３級：目づれがある ２級：目づれが多い １級：目づれが著しい 実施例１ 単糸変形度が２．５であるＹ型の三角断面形状から構成
された総繊度４２０デニール、７２フィラメント、強度
９．３ｇ／デニール、伸度２３％のナイロン６・６繊維
からなるフィラメント糸を用い、ウォータージェット織
機にて経糸と緯糸の織密度がともに５３本／インチの平
組織の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて
精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒートセットし
た。しかる後、該織物を１５０℃に加熱した表面がフラ
ットな金属ロールと常温のプラスチックロールとの間で
圧力が２５トン、速度が１５ｍ／分で片面を加圧圧縮
し、ノンコートエアバッグ用基布を得た。
された総繊度４２０デニール、７２フィラメント、強度
９．３ｇ／デニール、伸度２３％のナイロン６・６繊維
からなるフィラメント糸を用い、ウォータージェット織
機にて経糸と緯糸の織密度がともに５３本／インチの平
組織の織物を製織した。ついで該織物を通常の方法にて
精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒートセットし
た。しかる後、該織物を１５０℃に加熱した表面がフラ
ットな金属ロールと常温のプラスチックロールとの間で
圧力が２５トン、速度が１５ｍ／分で片面を加圧圧縮
し、ノンコートエアバッグ用基布を得た。
【００２３】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を評価し表１に示した。本発明のノ
ンコートエアバッグ用基布は、低通気性を有し、柔軟
性、収納性および目づれ防止性に優れていた。
バッグ用基布の特性を評価し表１に示した。本発明のノ
ンコートエアバッグ用基布は、低通気性を有し、柔軟
性、収納性および目づれ防止性に優れていた。
【００２４】比較例１〜３ 単糸変形度が１．１であるＹ型の三角断面形状から構成
された総繊度４２０デニール、７２フィラメント、強度
９．５ｇ／デニール、伸度２４％のナイロン６・６繊維
からなるフィラメント糸を用い、ウォータージェット織
機にて経糸と緯糸の織密度がともに５３本／インチの平
組織の織物を製織した。一方、単糸変形度が６．５であ
るＹ型の三角断面形状から構成された総繊度４２０デニ
ール、７２フィラメント、強度９．０ｇ／デニール、伸
度２０％のナイロン６・６繊維からなるフィラメント糸
を用い、ウォータージェット織機にて経糸と緯糸の織密
度がともに５３本／インチの平組織の織物を製織した。
しかる後、これらの織物を実施例１と同様にヒートセッ
トおよび加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基布を得た
［比較例１、比較例２］。
された総繊度４２０デニール、７２フィラメント、強度
９．５ｇ／デニール、伸度２４％のナイロン６・６繊維
からなるフィラメント糸を用い、ウォータージェット織
機にて経糸と緯糸の織密度がともに５３本／インチの平
組織の織物を製織した。一方、単糸変形度が６．５であ
るＹ型の三角断面形状から構成された総繊度４２０デニ
ール、７２フィラメント、強度９．０ｇ／デニール、伸
度２０％のナイロン６・６繊維からなるフィラメント糸
を用い、ウォータージェット織機にて経糸と緯糸の織密
度がともに５３本／インチの平組織の織物を製織した。
しかる後、これらの織物を実施例１と同様にヒートセッ
トおよび加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基布を得た
［比較例１、比較例２］。
【００２５】また実施例１と同一の平組織の織物を加圧
圧縮しないノンコートエアバッグ用基布を比較例３とし
た。
圧縮しないノンコートエアバッグ用基布を比較例３とし
た。
【００２６】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。これからもわかるように、比較例１のノンコート
エアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に優れていたが、
目づれ防止性に劣り、比較例２および比較例３のノンコ
ートエアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に劣ってい
た。
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。これからもわかるように、比較例１のノンコート
エアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に優れていたが、
目づれ防止性に劣り、比較例２および比較例３のノンコ
ートエアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に劣ってい
た。
【００２７】実施例２ 単糸変形度が２．２であるＴ型の三角断面形状から構成
された総繊度４２０デニール、１４４フィラメント、強
度９．３ｇ／デニール、伸度１６％のポリエチレンテレ
フタレート繊維のフィラメント糸を用い、エアジェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに５５本／インチ
の平組織の織物を製織した。次いで該織物を通常の方法
にて精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒートセッ
トした。しかる後、しかる後、該織物を１５５℃に加熱
した表面がフラットな金属ロールと常温のプラスチック
ロールとの間で圧力が３５トン、速度が１５ｍ／分で両
面を加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基布を得た。
された総繊度４２０デニール、１４４フィラメント、強
度９．３ｇ／デニール、伸度１６％のポリエチレンテレ
フタレート繊維のフィラメント糸を用い、エアジェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに５５本／インチ
の平組織の織物を製織した。次いで該織物を通常の方法
にて精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒートセッ
トした。しかる後、しかる後、該織物を１５５℃に加熱
した表面がフラットな金属ロールと常温のプラスチック
ロールとの間で圧力が３５トン、速度が１５ｍ／分で両
面を加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基布を得た。
【００２８】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。本発明のノンコートエアバッグ用基布は、低通気
性を有し、柔軟性、収納性および目づれ防止性に優れて
いた。
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。本発明のノンコートエアバッグ用基布は、低通気
性を有し、柔軟性、収納性および目づれ防止性に優れて
いた。
【００２９】比較例４〜６ 単糸変形度が１．１であるＴ型の三角断面形状から構成
された総繊度４２０デニール、１４４フィラメント、強
度９．３ｇ／デニール、伸度１６％のポリエチレンテレ
フタレート繊維のフィラメント糸を用い、エアジェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに５５本／インチ
の平組織の織物を製織した。一方、単糸変形度が５．５
であるＴ型の三角断面形状から構成された総繊度４２０
デニール、１４４フィラメント、強度９．３ｇ／デニー
ル、伸度１６％のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに５５本／インチの平組織の織物を製
織した。しかる後、これらの織物を実施例３と同様にヒ
ートセットおよび加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基
布を得た［比較例４、比較例５］。
された総繊度４２０デニール、１４４フィラメント、強
度９．３ｇ／デニール、伸度１６％のポリエチレンテレ
フタレート繊維のフィラメント糸を用い、エアジェット
ルームにて経糸と緯糸の織密度がともに５５本／インチ
の平組織の織物を製織した。一方、単糸変形度が５．５
であるＴ型の三角断面形状から構成された総繊度４２０
デニール、１４４フィラメント、強度９．３ｇ／デニー
ル、伸度１６％のポリエチレンテレフタレート繊維のフ
ィラメント糸を用い、エアジェットルームにて経糸と緯
糸の織密度がともに５５本／インチの平組織の織物を製
織した。しかる後、これらの織物を実施例３と同様にヒ
ートセットおよび加圧圧縮しノンコートエアバッグ用基
布を得た［比較例４、比較例５］。
【００３０】また実施例２と同一の平組織の織物を加圧
圧縮しないノンコートエアバッグ用基布を比較例６とし
た。
圧縮しないノンコートエアバッグ用基布を比較例６とし
た。
【００３１】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。比較例４のノンコートエアバッグ用基布は、目づ
れ防止性に劣り、比較例５および比較例６のノンコート
エアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に劣っていた。
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。比較例４のノンコートエアバッグ用基布は、目づ
れ防止性に劣り、比較例５および比較例６のノンコート
エアバッグ用基布は、柔軟性、収納性に劣っていた。
【００３２】実施例３ 単糸変形度が１．５であるＹ型の三角断面形状から構成
された総繊度４２０デニール、１１０フィラメント、強
度９．７ｇ／デニール、伸度２３％のナイロン６繊維か
らなるフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯
糸の織密度がともに５０本／インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、１８０℃で３０秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を１３０℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が３０トン、速
度が２０ｍ／分で両面を加圧圧縮しノンコートエアバッ
グ用基布を得た。
された総繊度４２０デニール、１１０フィラメント、強
度９．７ｇ／デニール、伸度２３％のナイロン６繊維か
らなるフィラメント糸を用い、レピア織機にて経糸と緯
糸の織密度がともに５０本／インチの平組織の織物を製
織した。ついで該織物を通常の方法にて精練、乾燥した
後、１８０℃で３０秒間ヒートセットした。しかる後、
該織物を１３０℃に加熱した表面がフラットな金属ロー
ルと常温のペーパーロールとの間で圧力が３０トン、速
度が２０ｍ／分で両面を加圧圧縮しノンコートエアバッ
グ用基布を得た。
【００３３】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。本発明のノンコートエアバッグ用基布は、低通気
性を有し、柔軟性、収納性かつ目づれ防止性に優れてい
た。
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。本発明のノンコートエアバッグ用基布は、低通気
性を有し、柔軟性、収納性かつ目づれ防止性に優れてい
た。
【００３４】比較例７、８ 真円形断面形状から構成された総繊度４２０デニール、
１１０フィラメント、強度９．７ｇ／デニール、伸度２
３％のナイロン６繊維からなるフィラメント糸を用い、
レピア織機にて経糸と緯糸の織密度がともに４５本／イ
ンチの平組織の織物を製織した。ついで該織物を通常の
方法にて精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒート
セットした。しかる後、該織物をコンマコーターを用
い、塗工量が４５ｇになるようにメチルビニル系シリコ
ーンゴムでコーティングを行ない、１８０℃で３分間の
加硫処理し、シリコーンゴムコートエアバッグ用基布を
得た［比較例７］。一方、該織物をコンマコーターを用
い、塗工量が９５ｇになるようにクロロプレンゴムで２
回のコーティングを行ない、１８０℃で３分間の加硫処
理し、クロロプレンゴムコートエアバッグ用基布を得た
［比較例８］。
１１０フィラメント、強度９．７ｇ／デニール、伸度２
３％のナイロン６繊維からなるフィラメント糸を用い、
レピア織機にて経糸と緯糸の織密度がともに４５本／イ
ンチの平組織の織物を製織した。ついで該織物を通常の
方法にて精練、乾燥した後、１８０℃で３０秒間ヒート
セットした。しかる後、該織物をコンマコーターを用
い、塗工量が４５ｇになるようにメチルビニル系シリコ
ーンゴムでコーティングを行ない、１８０℃で３分間の
加硫処理し、シリコーンゴムコートエアバッグ用基布を
得た［比較例７］。一方、該織物をコンマコーターを用
い、塗工量が９５ｇになるようにクロロプレンゴムで２
回のコーティングを行ない、１８０℃で３分間の加硫処
理し、クロロプレンゴムコートエアバッグ用基布を得た
［比較例８］。
【００３５】このようにして、得られたノンコートエア
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。これからもわかるように、比較例７および比較例
８のゴムコートエアバッグ用基布は、低通気性および目
づれ防止性は優れていたが、柔軟性、収納性劣ってい
た。
バッグ用基布の特性を実施例１と同様に評価し表１に示
した。これからもわかるように、比較例７および比較例
８のゴムコートエアバッグ用基布は、低通気性および目
づれ防止性は優れていたが、柔軟性、収納性劣ってい
た。
【００３６】
【表１】
【００３７】
【発明の効果】本発明によれば、エアバッグとしての必
要な機械的強力を保持しつつ、縫製裁断時の目づれ防止
に優れ、かつ低通気性を有し、柔軟で収納性に優れたノ
ンコートエアバッグ用基布が提供でき、エアバッグによ
る乗員保護システムを普及させることができる。
要な機械的強力を保持しつつ、縫製裁断時の目づれ防止
に優れ、かつ低通気性を有し、柔軟で収納性に優れたノ
ンコートエアバッグ用基布が提供でき、エアバッグによ
る乗員保護システムを普及させることができる。
Claims (6)
- 【請求項１】 合成繊維布帛からなるノンコートエアバ
ッグにおいて、該布帛が、単糸変形度が１．２〜５．０
である非円形断面を有する単糸を含む織糸からなり、か
つ該布帛の交点において、該非円形断面を有する単糸が
変形されて、経糸と緯糸が互いに噛み合っていることを
特徴とするノンコートエアバッグ用基布。 - 【請求項２】 該布帛が、加圧処理されている請求項１
記載のノンコートエアバッグ用基布。 - 【請求項３】 非円形断面形を有する単糸が、織糸を構
成する単糸の少なくとも３０重量％含まれている請求項
１記載のノンコートエアバッグ用基布。 - 【請求項４】 非円形断面形を有する単糸が、Ｙ形また
はＴ形からなる三角断面形状、またはＹ形およびＴ形か
らなる三角断面形状である請求項１記載のノンコートエ
アバッグ用基布。 - 【請求項５】 加圧処理された布帛の通気度が、０．５
ｃｃ／ｃｍ2 ／ｓｅｃ以下である請求項１記載のノンコ
ートエアバッグ用基布。 - 【請求項６】 請求項１〜５記載のノンコートエアバッ
グ用基布を用いて構成されていることを特徴とするエア
バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003463A JPH08199449A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | ノンコートエアバッグ用基布およびエアバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003463A JPH08199449A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | ノンコートエアバッグ用基布およびエアバッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199449A true JPH08199449A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11558027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7003463A Pending JPH08199449A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | ノンコートエアバッグ用基布およびエアバッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08199449A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998031854A1 (de) * | 1997-01-20 | 1998-07-23 | Rhodia Filtec Ag | Technische gewebe für airbags |
| WO2002014590A1 (fr) * | 2000-08-17 | 2002-02-21 | Toray Industries, Inc. | Tissu de base non enduit et fibre pour airbag |
| JP2010111958A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Toray Ind Inc | ノンコートエアバッグ用織物 |
| JP2015017356A (ja) * | 2012-12-17 | 2015-01-29 | 旭化成せんい株式会社 | エアバッグ用布帛 |
| KR20170132304A (ko) | 2015-04-03 | 2017-12-01 | 도요보 가부시키가이샤 | 에어백용 직물 및 에어백 |
| WO2018062132A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 東洋紡株式会社 | エアバッグ用ノンコーティング織物及びそれを用いたエアバッグ |
| JP2020002969A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | コスモ工機株式会社 | 止流プラグ |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7003463A patent/JPH08199449A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998031854A1 (de) * | 1997-01-20 | 1998-07-23 | Rhodia Filtec Ag | Technische gewebe für airbags |
| WO2002014590A1 (fr) * | 2000-08-17 | 2002-02-21 | Toray Industries, Inc. | Tissu de base non enduit et fibre pour airbag |
| CN1318668C (zh) * | 2000-08-17 | 2007-05-30 | 东丽株式会社 | 无涂层气囊用基布 |
| JP2010111958A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Toray Ind Inc | ノンコートエアバッグ用織物 |
| JP2015017356A (ja) * | 2012-12-17 | 2015-01-29 | 旭化成せんい株式会社 | エアバッグ用布帛 |
| KR20170132304A (ko) | 2015-04-03 | 2017-12-01 | 도요보 가부시키가이샤 | 에어백용 직물 및 에어백 |
| US10549711B2 (en) | 2015-04-03 | 2020-02-04 | Toyobo Co., Ltd. | Airbag-use woven fabric and airbag |
| WO2018062132A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 東洋紡株式会社 | エアバッグ用ノンコーティング織物及びそれを用いたエアバッグ |
| JPWO2018062132A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2019-07-11 | 東洋紡株式会社 | エアバッグ用ノンコーティング織物及びそれを用いたエアバッグ |
| JP2020002969A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | コスモ工機株式会社 | 止流プラグ |
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