JPH08198955A - 配向ポリ乳酸系フィルムおよびシートならびにそれらの製造方法 - Google Patents

配向ポリ乳酸系フィルムおよびシートならびにそれらの製造方法

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JPH08198955A
JPH08198955A JP7007694A JP769495A JPH08198955A JP H08198955 A JPH08198955 A JP H08198955A JP 7007694 A JP7007694 A JP 7007694A JP 769495 A JP769495 A JP 769495A JP H08198955 A JPH08198955 A JP H08198955A
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sheet
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lactic acid
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Shigenori Terada
滋憲 寺田
Jun Takagi
潤 高木
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J2367/00Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の使用時に支障のない強度、寸法安定性
をもつ配向ポリ乳酸系フィルム・シートおよびそれらの
製造方法を提供すること。 【構成】 面配向度ΔPが3.0×10-3以上であるポ
リ乳酸系重合体のフィルムまたはシートを熱処理温度
T(℃)が、70℃〜(重合体の融点Tm)の範囲内、
熱処理時間t(秒)が、Logt≧−4.6LogT
+11を満足する条件を満足する条件で熱処理して、面
配向度ΔPが3.0×10-3以上であり、フィルムまた
はシートを昇温したときの結晶熱融解熱量ΔHmと昇温
中の結晶化により発生する結晶化熱量ΔHcとの差(Δ
Hm−ΔHc)が20J/g以上で、かつ(ΔHm−Δ
Hc)/ΔHmが0.75以上である配向ポリ乳酸系フ
ィルム・シートとする。このフィルム・シートは80℃
での収縮率が3%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポリ乳酸系重合体か
らなるフィルムおよびシートならびにそれらの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、透明性に優れ、機械的強度の高い
材料としてポリエチレンテレフタレート延伸フィルムま
たはポリプロピレン系延伸フィルム等が知られている。
このフィルムは、その結晶性のため熱処理することで寸
法安定性が付与できる一方で、共重合により結晶化度を
低下させたり、延伸・熱処理条件を選定することで収縮
フィルムとしても用いられている。これらのフィルムが
包装分野に用いられる割合も高い。しかしながら、これ
らのプラスチック製フィルムは化学的、生物的に安定な
ため自然環境中に散乱した場合、分解せず、鳥獣類・魚
類の生活環境を汚染する。また、ゴミとして回収され埋
め立てられてもほとんど分解せずに残留し、埋立地の寿
命を短くする等の不都合があった。
【0003】そこで、これらの問題を生じない分解性重
合体から成る材料が要求されており、実際多くの研究・
開発がなされている。その一例として、ポリ乳酸があ
る。ポリ乳酸は土壌中または水中において自然に加水分
解が進行し、土中または水中に原形が残らず、次いで微
生物により無害な分解物となることが知られている。
【0004】しかし、ポリ乳酸からなるフィルム・シー
トはそのままでは伸びの低い、もろい材料である。ポリ
乳酸重合体を延伸・配向させることで強伸度が向上し、
もろさが改良されることが知られているが、そのままで
はガラス転移点以上での雰囲気下では寸法安定性に乏し
く、用途によっては使用範囲を制限せざるを得なかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は通常の
使用時に支障の無い強度、寸法安定性をもつ配向ポリ乳
酸系フィルムまたはシートならびにそれらの製造方法を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的のた
め、鋭意検討の結果、ポリ乳酸系重合体からなり、面配
向度ΔPが3.0×10-3以上であるフィルムやシート
等の成形体を熱処理し、フィルム・シートを昇温したと
きの結晶融解熱量ΔHmと昇温中の結晶化により発生す
る結晶化熱量ΔHcとの差(ΔHm−ΔHc)が20J
/g以上で、かつ(ΔHm−ΔHc)/ΔHmが0.7
5以上である場合に、80℃での収縮率が多くとも3%
以内になることを見い出した。
【0007】さらに、本発明者は上記目的のため、鋭意
検討の結果、ポリ乳酸系重合体からなり、面配向度ΔP
が3.0×10-3以上あるフィルムやシート等の成形体
を、熱処理温度T(℃)が、70℃〜(重合体の融点
Tm)の範囲内で、熱処理温度t(秒)が、Logt
≧−4.6LogT+11を満足させる条件で熱処理す
ることで80℃での収縮率が3%以内になることを見い
出し、本発明を完成させた。
【0008】すなわち、本発明の第1の解決手段に従う
配向ポリ乳酸系フィルムまたはシートは面配向度ΔPが
3.0×10-3以上であり、フィルムまたはシートを昇
温したときの結晶融解熱量ΔHmと昇温中の結晶化によ
り発生する結晶化熱量ΔHcとの差(ΔHm−ΔHc)
が20J/g以上で、かつ(ΔHm−ΔHc)/ΔHm
が0.75以上であることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の解決手段に従う配向ポリ乳
酸系フィルムまたはシートは上述した第1の解決手段に
従うフィルムまたはシートにおいて、乳酸が、L−乳酸
またはD−乳酸、もしくはそれらの混合物であり、その
割合が100:0〜94:6の範囲内または0:100
〜6:94の範囲内にある共重合体あるいはこれらの混
合体からなることを特徴とする。
【0010】本発明の第3の解決手段に従う配向ポリ乳
酸系フィルムまたはシートの製造方法は面配向度ΔPが
3.0×10-3以上であるポリ乳酸系重合体のフィルム
またはシートを 熱処理温度T(℃)が、70℃〜(重合体の融点T
m)の範囲内、 熱処理時間t(秒)が、Logt≧−4.6LogT
+11を満足する条件で熱処理することを特徴とする。
【0011】本発明の第4の解決手段に従う配向ポリ乳
酸系フィルムまたはシートの製造方法は前記第3の解決
手段に従う方法において、乳酸が、L−乳酸またはD−
乳酸、もしくはそれらの混合物であり、その割合が10
0:0〜94:6の範囲内または0:100〜6:94
の範囲内にある共重合体あるいはこれらの混合体からな
ることを特徴とする。
【0012】以下、本発明を詳しく説明する。
【0013】本発明でフィルム・シートの製造に用いら
れるポリ乳酸系重合体とは、ポリ乳酸または乳酸と他の
ヒドロキシカルボン酸との共重合体、もしくはこれらの
混合物であり、本発明の効果を阻害しない範囲で他の高
分子材料が混入されても構わない。また、成形加工性、
フィルム物性を調整する目的で、可塑剤、滑剤、無機フ
ィラー、紫外線吸収剤などの添加剤、改質剤を添加する
ことも可能である。
【0014】乳酸としては、L−乳酸、D−乳酸が挙げ
られる。他のヒドロキシカルボン酸としては、グリコー
ル酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−
ヒドロキシ吉草酸、4−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロ
キシカプロン酸などが代表的に挙げられる。
【0015】これらの重合法としては、縮合重合法、開
環重合法など公知のいずれの方法を採用することも可能
であり、さらには、分子量増大を目的として少量の鎖延
長剤、例えば、ジイソシアネート化合物、エポキシ化合
物、酸無水物などを使用しても構わない。重合体の重量
平均分子量としては、5万から100万が好ましく、か
かる範囲を下まわると実用物性がほとんど発現されず、
上まわる場合には、溶融粘度が高くなりすぎ成形加工性
に劣る。
【0016】本発明におけるポリ乳酸系フィルム・シー
トは、これらの重合体を押出法、カレンダー法、プレス
法などの一般的な溶融成形法により、平面状または円筒
状の未延伸シートまたはシート状溶融体にし、次いで、
これをロール法、テンター法、チューブラ法、インフレ
ーション法などにより延伸することによって得られる。
【0017】未延伸フィルム・シートの製膜条件につい
て説明する。ポリ乳酸系重合体を十分に乾燥し、水分を
除去したのち押出機で溶融する。溶融温度は組成によっ
て変化するので、それに対応して適宜選択することが好
ましい。実際には140℃から250℃の温度範囲が通
常選ばれる。この溶融されたポリ乳酸系重合体をフィル
ム・シート状に成形する。シートの厚さは通常5μm〜
500μmである。
【0018】フィルム・シート状に溶融成形された重合
体は、回転するキャスティングドラム(冷却ドラム)に
接触させて急冷するのが好ましい。キャスティングドラ
ムの温度は60℃以下が適当である。これより高いとポ
リマーがキャスティングドラムに粘着し、引き取れない
ため、また、結晶化が促進されて、球晶が発達し延伸で
きなくなるため、上記温度範囲に設定して急冷し実質上
非晶性にすることが好ましい。
【0019】延伸方法は1軸延伸もしくは逐次2軸延伸
または同時2軸延伸のいずれでもかまわない。上述した
未延伸シート・フィルムの延伸において、延伸倍率は縦
方向、横方向それぞれ1.5〜5倍の範囲で、延伸温度
は50℃〜90℃の範囲で適宜選定する。未延伸の無配
向シート・フィルムでは1.0×10-3以下である面配
向度ΔPを、本発明では3.0×10-3以上に増大させ
ることが重要である。以下、フィルム・シートの特性等
に関しフィルムを例にとって説明するがシートの場合も
同様である。
【0020】本発明においては、重合体の組成と成形加
工条件との兼ね合いにより、フィルムの面配向度ΔP
と、フィルムの結晶融解熱量と結晶化熱量との差(ΔH
m−ΔHc)および(ΔHm−ΔHc)/ΔHmとを、
それぞれ一定の値以上にすることが最も重要である。
【0021】すなわち、ポリ乳酸系フィルムにおいて
は、素材が本来有しているところの脆性をΔPを増大さ
せることにより改良し、ΔPの上昇に伴い低下する熱寸
法安定性を(ΔHm−ΔHc)と(ΔHm−ΔHc)/
ΔHmとをそれぞれ増大させることにより改良できるも
のである。
【0022】ΔPは、フィルムの厚み方向に対する面方
向の配向度を表し、通常直交3軸方向の屈曲率を測定し
以下の式で算出される。
【0023】
【数1】 ΔP={(γ+β)/2}−α (α<β<γ) ここで、γ,βがフィルム面に平行な直交2軸の屈折
率、αはフィルム厚さ方向の屈折率である。
【0024】ΔPは結晶化度や結晶配向にも依存する
が、大きくはフィルム面内の分子配向に依存する。つま
りΔPの増大はフィルム面内、特にフィルムの流れ方向
および/またはそれと直交する方向に対し、分子配向を
増大させ、フィルムの強度を高め、もろさを改良するこ
とにつながる。
【0025】ΔPを増大させる方法としては、既知のあ
らゆるフィルム延伸法に加え電場や磁場を利用した分子
配向法を採用することもできる。
【0026】しかし、ΔPが3.0×10-3以上となる
と、フィルムの熱寸法安定性が不良となり、夏の暑い時
期にはフィルムが収縮してしまい、フィルムとして使い
物にならなくなる。したがって、常温よりもやや高い温
度、50℃以上の雰囲気下で収縮せず元の形でいられる
かは重要であり、好適には80℃以上で寸法安定性(例
えば収縮率が3%以内)があれば通常の使用に十分耐え
られる。
【0027】ΔPが3.0×10-3以上のポリ乳酸系フ
ィルムにおいては、実用的な熱寸法安定性を得るため
に、フィルムの(ΔHm−ΔHc)を20J/g以上、
かつ(ΔHm−ΔHc)/ΔHmが0.75以上に制御
することが重要であり、この条件を満足することで80
℃での収縮率が3%以内に抑えることができる。
【0028】ΔHm,ΔHcは、それぞれ結晶融解熱
量、結晶化熱量であり、フィルムサンプルの示差走査熱
量測定(DSC)により求められる。すなわち、ΔHm
は昇温速度10℃/分で昇温したときの全結晶を溶解さ
せるのに必要な熱量であって、重合体の結晶融点付近に
現れる結晶融解による吸熱ピークの面積から求められ
る。またΔHcは、昇温過程で生じる結晶化の際に発生
する発熱ピークの面積から求められる。
【0029】ΔHmは、主に重合体そのものの結晶性に
依存し、結晶性が大きい重合体では大きな値を取る。ち
なみにL−乳酸またはD−乳酸の完全ホモポリマーでは
60J/g以上あり、これら2種の乳酸の共重合体では
その組成比によりΔHmは変化する。ΔHcは、重合体
の結晶性に対するその時のフィルムの結晶化度に関係す
る指標であり、ΔHcが大きいときには、昇温過程でフ
ィルムの結晶化が進行している。すなわち重合体が有す
る結晶性を基準にフィルムの結晶化度が相対的に低かっ
たことを表す。逆に、ΔHcが小さい時は、重合体が有
する結晶性を基準にフィルムの結晶化度が相対的に高か
ったことを表す。
【0030】フィルム・シートの製造方法の面からみる
と、熱処理して寸法安定性を付与させることはフィルム
・シート(以下、単に「フィルム」という)の結晶化度
を高めることである。
【0031】つまり、(ΔHm−ΔHc)を増大するた
めの1つの方向は、結晶性が高い重合体を原料に、結晶
化度の比較的高いフィルムをつくることである。フィル
ムの結晶化度は、重合体の組成に少なからず依存し、比
較的結晶性の高い重合体を選択することが必要である。
ポリ乳酸は、L−乳酸からなる構造単位、D−乳酸から
なる構造単位を有し、どちらかの単体(単独重合体)も
しくは混合体(共重合体)あるいはこれらの混合物から
なる。L−乳酸構造単位とD−乳酸構造単位の組成比に
より結晶性が異なり、結晶性が失われる場合もある。非
晶性重合体あるいは結晶性があっても結晶化度が低い重
合体では熱処理による寸法安定性が付与できず、条件に
よっては付与した配向が緩和して強度が大きく低下する
場合もある。
【0032】重合体の結晶化度を高めるためには重合体
そのもののΔHmを20J/g以上にすることが必要で
ある。この場合、L−乳酸とD−乳酸の組成比が10
0:0〜94:6の範囲内または0:100〜6:94
の範囲内にするのが好ましい。すなわち、L−乳酸また
はD−乳酸の混在率が6%を超えると結晶化度が下がり
すぎるので、混在率は6%以下が好ましい。
【0033】また、ΔHcを低下させるためには、すな
わちフィルムの結晶化度を高めるためにはフィルムの成
形加工条件を選定することも重要である。
【0034】また、(ΔHm−ΔHc)/ΔHmが0.
75以上であることが重要である。この値が0.75未
満のときは実用的な熱寸法安定性の目安である80℃で
の収縮率が3%以内に抑えることができないからであ
る。
【0035】フィルムの成形加工条件としては、ΔPが
3.0×10-3以上のポリ乳酸系フィルムにおいては、
実用的な熱寸法安定性を得るためには、フィルムの結晶
化温度以上で熱処理することが重要である。ただし、フ
ィルムの配向度が高いほど結晶化温度は低下する傾向に
あり、配向度によって適宜熱処理温度を選択することが
できる。少なくとも70℃以上で熱処理すれば効果が得
られる。しかし、熱処理時間が短ければ寸法安定性付与
への効果は低くなる。すなわち、熱処理時間が短かった
りすると、80℃以上での収縮率を抑えることはできな
い。両者の相関を考慮して熱処理温度および熱処理時間
を選択する必要がある。
【0036】成形加工工程、特にテンター法2軸延伸に
おいてフィルムの熱寸法安定性を高めるためには、延伸
倍率を上げ配向結晶化を促進し、次いで結晶化温度以上
の雰囲気で熱処理することが有用である。
【0037】ポリ乳酸の場合はΔPが大きいほど結晶化
温度が低下する傾向があり、鋭意検討した結果、熱処
理温度T(℃)が70℃〜(重合体の融点Tm)の範囲
内で、熱処理時間t(秒)がLogt≧−4.6Lo
gT+11を満足する条件で熱処理することにより80
℃での熱収縮率が3%以下に抑えることができることを
見出した。
【0038】例えば、少なくとも70℃以上、より好適
には90〜170℃の範囲で3秒以上熱処理することで
熱寸法安定性が付与できる。この範囲内で熱処理温度が
高いほど、また熱処理時間が長いほど熱寸法安定性は向
上する。
【0039】
【実施例】以下に実施例を示すが、これらにより本発明
は何ら制限を受けるものではない。なお、実施例中に示
す測定値は次に示すような条件で測定を行い、算出し
た。
【0040】(1)ΔP アッベ屈折計によって直交3軸方向の屈折率(α,β,
γ)を測定し、次式で算出した。
【0041】
【数2】ΔP={(γ+β)/2}−α (α
<β<γ) γ:フィルム面内に最大屈折率 β:それに直交するフィルム面内方向の屈折率 α:フィルム厚さ方向の屈折率 (2)ΔHm−ΔHc パーキンエルマー製DSC−7を用い、フィルムサンプ
ル10mgをJIS−K7122に基づいて、昇温速度
10℃/分で昇温したときのサーモグラムから結晶融解
熱量ΔHmと結晶化熱量ΔHcを求め、算出した。
【0042】(3)引張り強度 引張り強度は東洋精機テンシロンII型機を用い、JIS
−K7127に基づいて測定した。引張り強度は100
mm/分である。MDはフィルムの流れ方向、TDはフ
ィルムの流れに対し直交する方向を示す。
【0043】(4)収縮率 フィルムサンプルをMD、TDに沿って100mm×1
00mmに切り出し、80℃の温水バスに5分間浸漬し
た後、縦横の寸法を計り、次式にしたがって各々の収縮
率を算出した。
【0044】
【数3】
【0045】(実験例1)L−乳酸からなる構造単位と
D−乳酸からなる構造単位の割合がおおよそ98:2で
ガラス転移点58℃、重量平均分子量18万のポリ乳酸
を30mmφ単軸エクストルーダーにて、200℃でT
ダイより押出し、キャスティングロールにて急冷し、厚
み250μmの未延伸シートを得た。このシートの面配
向度ΔPは0.1×10-3、長手方向およびその幅方向
それぞれの引張強度は720kgf/cm2 ,700k
gf/cm2 であった。
【0046】続いて面配向度ΔPが3×10-3以上にな
るように長手方向にロール延伸、次いで、幅方向にテン
ターで延伸し、テンター内で熱処理した。延伸条件およ
びそれに続く熱処理条件を種々変化させ、表1に示すN
o.1〜7のフィルムサンプルおよび表2に示すNo.
8〜9のフィルムサンプルを得た。フィルムの流れ速度
は2m/分、延伸・熱処理各ゾーンの通過時間はそれぞ
れ約30秒である。
【0047】次にL−乳酸からなる構造単位とD−乳酸
からなる構造単位の割合がおおよそ96:4でガラス転
移点57℃、重量平均分子量14万のポリ乳酸を上記と
同様の方法で押出し、続いて延伸・熱処理を行い、表2
に示すNo.10および11フィルムを得た。なお、延
伸・熱処理前のシートの面配向度ΔPは0.1×10-3
以下、長手方向およびその幅方向それぞれの引張強度は
650kgf/cm2,660kgf/cm2 であっ
た。
【0048】同様の方法で、L−乳酸からなる構造単位
とD−乳酸からなる構造単位の割合がおおよそ93:7
でガラス転移点55℃、重量平均分子量11万のポリ乳
酸を押出し、続いて延伸・熱処理を行い、表2に示すN
o.12のフィルムを得た。なお表2のNo.13に示
すように140℃で熱処理をおこなうとメルトフローし
た。延伸・熱処理前のシートの面配向度ΔPは0.1×
10-3以下、長手方向およびその幅方向それぞれの引張
強度は610kgf/cm2 であった。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】表1および表2の結果から明らかなとお
り、延伸することでフィルムの面配向度ΔPは3×10
-3以上になり強度が無延伸シートに比較して向上してい
ることがわかる。しかし、熱処理条件が本発明内の範囲
外であるNo.1,3,4および8は、収縮率が高い。
またNo.7は重合体の融点を超える温度で熱処理をし
たため融解した。一方、熱処理条件が本発明の範囲内に
あるNo.2,5,6および9は優れた熱寸法安定性を
有している。
【0052】また、L−乳酸とD−乳酸の割合が本発明
の範囲内であるNo.11も優れた寸法安定性を示して
いる一方で、同じ組成のNo.10は、(ΔHm−ΔH
c)は20J/g以上であるが、(ΔHm−ΔHc)/
ΔHmは本発明の範囲外にあり、熱収縮率が高くなって
いることがわかる。
【0053】No.12は、L−乳酸とD−乳酸が本発
明の範囲外にあり、重合体そのものの結晶性が低く、
(ΔHm−ΔHc)/ΔHmは0.75以上あっても熱
収縮率が高いことがわかる。
【0054】(実験例2)L−乳酸からなる構造単位と
D−乳酸からなる構造単位の割合がおおよそ98:2で
ガラス転移点58℃、融点175℃、重量平均分子量1
8万のポリ乳酸を30mmφ単軸エクストルーダーに
て、200℃でTダイより押出し、キャスティングロー
ルにて急冷し、厚み250μmの未延伸シートを得た。
このシートの面配向度ΔPは0.1×10-3以下、長手
方向およびその幅方向それぞれの引張強度は720kg
f/cm2 ,700kgf/cm2 であった。
【0055】続いて面配向度ΔPが3×10-3以上にな
るように長手方向にロール延伸、次いで、幅方向にテン
ターで延伸し、テンター内で熱処理を行った。延伸条件
およびそれに続く熱処理条件を種々変化させ、表3に示
すNo.14〜20のフィルムサンプルおよび表4に示
すNo.21のフィルムサンプルを得た。フィルムの流
れ速度は1〜20m/分、熱処理ゾーンの通過時間は3
〜60秒である。ただし、表4に示すNo.21は延伸
後そのままテンター内で60℃、10秒熱処理したフィ
ルムを採取し、固定枠にフィルムを挟み込み、80℃雰
囲気に保持した熱風循環器内で熱処理した。
【0056】また、L−乳酸からなる構造単位とD−乳
酸からなる構造単位の割合がおおよそ96:4でガラス
転移点57℃、融点約152℃、重量平均分子量14万
のポリ乳酸を上記と同様の方法で押出し、未延伸フィル
ムを作成した。続いて延伸・熱処理を行い、表4に示す
No.22および23のフィルムを得た。なお延伸・熱
処理前のシートの面配向度ΔPは0.1×10-3以下、
長手方向およびその幅方向それぞれの引張強度は650
kgf/cm2 ,660kgf/cm2 であった。
【0057】同様の方法で、L−乳酸からなる構造単位
とD−乳酸からなる構造単位の割合がおおよそ93:7
でガラス転移点57℃、融点約125℃で、重量平均分
子量11万のポリ乳酸を上記と同様の方法で押出し、未
延伸フィルムを作成した。続いて延伸・熱処理を行い、
表4に示すNo.24および25のフィルムを得た。た
だし、No.25は延伸後そのままテンター内で70
℃、約13秒熱処理したフィルムを採取し、固定枠にフ
ィルムを挟み込み、80℃雰囲気に保持した熱風循環器
内で熱処理した。なお延伸・熱処理前のシートの面配向
度ΔPは0.1×10-3以下、長手方向およびその幅方
向それぞれの引張強度は610kgf/cm2 ,610
kgf/cm2 であった。
【0058】なお、表3に示すNo.14〜20のフィ
ルムサンプルについて熱処理時間と温度の関係を図1に
示した。斜線部が本発明の範囲であり、No.15,1
7,19および20が本発明の実施例であり、他が比較
例である。
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】表3および表4の結果から明らかなとお
り、延伸することでフィルムの面配向度ΔPは3×10
-3以上になり強度が無延伸シートに比較して向上してい
ることがわかる。しかし、熱処理条件が本発明の範囲外
であるNo.14,16および18は、収縮率が比較的
高い。一方、熱処理条件が本発明の範囲内にあるNo.
15,17および19〜21は優れた熱寸法安定性を有
している。
【0062】また、L−乳酸とD−乳酸の割合が本発明
の範囲内であるNo.23も優れた寸法安定性を示して
いる一方で、同じ組成のNo.22は、熱処理時間が本
発明の範囲外であるため、収縮率が比較的高いことがわ
かる。
【0063】No.24および25は熱処理温度・時間
は本発明の範囲内であるが、L−乳酸とD−乳酸の割合
が本発明の範囲外にあり、熱寸法安定性が不十分である
ことがわかる。
【0064】上記実施例はいずれも、L−乳酸の比率が
高い場合を示しているが、D−乳酸の比率が高い場合も
同様の結果になる。
【0065】
【発明の効果】本発明の結果、分解性を有するポリ乳酸
系重合体から、延伸・熱処理加工し、実用的な強度、熱
寸法安定性に優れたフィルム、シートを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】表3の結果である熱処理時間と温度の関係を表
わすグラフである。
【符号の説明】
T 熱処理温度(℃) t 熱処理時間(秒)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67:04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面配向度ΔPが3.0×10-3以上であ
    り、フィルムまたはシートを昇温したときの結晶融解熱
    量ΔHmと昇温中の結晶化により発生する結晶化熱量Δ
    Hcとの差(ΔHm−ΔHc)が20J/g以上で、か
    つ(ΔHm−ΔHc)/ΔHmが0.75以上であるこ
    とを特徴とする配向ポリ乳酸系フィルムまたはシート。
  2. 【請求項2】 乳酸が、L−乳酸またはD−乳酸、もし
    くはそれらの混合物であり、その割合が100:0〜9
    4:6の範囲内または0:100〜6:94の範囲内に
    ある共重合体あるいはこれらの混合体からなることを特
    徴とする請求項1記載の配向ポリ乳酸系フィルムまたは
    シート。
  3. 【請求項3】 面配向度ΔPが3.0×10-3以上であ
    るポリ乳酸系重合体のフィルムまたはシートを 熱処理温度T(℃)が、70℃〜(重合体の融点T
    m)の範囲内、 熱処理時間t(秒)が、Logt≧−4.6LogT
    +11を満足する条件で熱処理することを特徴とする請
    求項1記載の配向ポリ乳酸系フィルムまたはシートの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 乳酸が、L−乳酸またはD−乳酸、もし
    くはそれらの混合物であり、その割合が100:0〜9
    4:6の範囲内または0:100〜6:94の範囲内に
    ある共重合体あるいはこれらの混合体からなることを特
    徴とする請求項3記載の配向ポリ乳酸系フィルムまたは
    シートの製造方法。
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