JPH08196918A - 排気ガス浄化用触媒担体及びその触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置 - Google Patents

排気ガス浄化用触媒担体及びその触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置

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JPH08196918A
JPH08196918A JP7031589A JP3158995A JPH08196918A JP H08196918 A JPH08196918 A JP H08196918A JP 7031589 A JP7031589 A JP 7031589A JP 3158995 A JP3158995 A JP 3158995A JP H08196918 A JPH08196918 A JP H08196918A
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JP
Japan
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catalyst carrier
exhaust gas
case
strip
shaped thin
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Application number
JP7031589A
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English (en)
Inventor
Akio Nagata
秋夫 永田
Tetsuya Nishioka
哲也 西岡
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GOUSHI GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
GOUSHI GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通流中のガスが乱流となって触媒剤との反応
時間が長くなり、浄化性能を向上でき、流路間隔を略均
等に保持して均一な浄化処理ができ、構成が簡略である
ため製造コストも安価である排気ガス浄化用触媒担体及
びその触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置を
提供することを目的とする。 【構成】 多重捲回体を形成しつつ両端を開口した筒状
ケース内に収納配置される排気ガス浄化用触媒担体であ
って、触媒担体は帯状薄板16から成り、該帯状薄板に
ケース14内に配置した状態で乱流を発生させる乱流発
生部18を設け、該乱流発生部は複数の孔20またはケ
ース内に配置した状態で風の流れを変化させる変化面部
から成り、触媒担体を収納するケースの両端開口部分に
は、内部に収納した触媒担体の離脱を係止させるための
係止部42が設けられて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関の
排気ガス系に設置し、排気ガスを浄化するための排気ガ
ス浄化用触媒担体及びその触媒用担体を用いた排気ガス
浄化用触媒担体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の内燃機関の排気ガスを
浄化させる触媒担体としては、セラミックを素材とした
セラミックハニカム体やステンレス鋼から成る触媒担体
がある。この触媒担体は、内燃機関より排出される高温
で高流速の排気ガスに耐え得る構造でなければならず、
かつ、優れた浄化能力を合せ持つことが要求されるもの
であり、一般的には、図17、18に示す様に、触媒剤
が塗布された耐熱性ステンレス鋼の平鋼板に、波形加工
が施され触媒剤が塗布された波形鋼板を重ねた後で端部
側から捲回してハニカム体を形成し、このハニカム体を
耐熱性ステンレス鋼より成る筒形ケース内に挿入した触
媒担体装置を自動車等の内燃機関の排気ガス系に設置し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
触媒担体の波形鋼板と平鋼板とで形成されたハニカム体
内の各風路は、図16の断面図に示す様に、真直ぐな平
滑面で形成されているため、該風路内を通流する排気ガ
スは、その平滑面に沿って一気に通流し、担体の表面に
塗布された触媒剤との反応時間が短く、排気ガス中に含
有された有害物質の浄化能率が低い欠点がある。また、
波形加工が施された波形鋼板は、運搬、保管時や製造過
程において波形の相互の間隔が変形することが多く、均
一な風路間隔を形成できずに排気ガスを均等に浄化でき
ない。更に、波形鋼板を加工するために特殊の設備が必
要となり、波形加工のために鋼板の使用量も増加して製
造コストが割高に成り易い等の問題があった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、帯状の薄板鋼板に乱
流発生部として孔、または通流する風の流れを変化させ
る変化面部を設け、この乱流発生部を備えた帯状薄板で
多重捲回体から成る触媒担体及び触媒担体装置を構成す
ることにより、(1)触媒担体内の各風路を通流中の排
気ガスが乱流となって通流しながら触媒剤との反応時間
が長くなり、排気ガス中に含有された有害物質の浄化性
能を向上できる。(2)触媒担体内の各風路間隔を略均
等に保持して通流する排気ガスの均一な浄化処理ができ
る。(3)乱流発生部を設けた帯状薄板で多重捲回体を
形成するため、製造が容易で特殊な設備を設ける必要が
なく、鋼板の使用量も少なくて製造コストも節約できる
等を特徴した触媒担体及び触媒担体装置を提供すること
にある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、多重捲回体12を形成し
つつ両端を開口13した筒状ケース14内に収納配置さ
れる排気ガス浄化用触媒担体であって、該触媒担体は、
帯状薄板16から成り、この帯状薄板16に前記ケース
14内に配置した状態で乱流を発生させる乱流発生部1
8を設け、この乱流発生部18は複数の孔20または前
記ケース14内に配置した多重捲回体12の状態で前記
開口13から流入する風の流れを変化させる変化面部2
2から成ることを特徴とする排気ガス浄化用触媒担体1
0から構成される。
【0006】また、請求項2に係る発明では、前記多重
捲回体12は、前記帯状薄板16を前記ケース14内に
おいて相互に所要の間隙32を形成するように同心円状
に配置された多重筒体34から成ることとしてもよい。
【0007】また、請求項3に係る発明では、前記多重
捲回体12は、単一の前記した帯状薄板16を渦巻き状
に配置した渦巻き体50から成ることとしてもよい。
【0008】また、請求項4に係る発明では、前記変化
面部22は、前記帯状薄板16の複数箇所に形成された
凹状のディンプル26から成ることとしてもよい。
【0009】また、請求項5に係る発明では、前記変化
面部22は、前記帯状薄板16にスリット28を刻設し
て同スリット28内部を押立てた羽根体30から成るこ
ととしてもよい。
【0010】また、請求項6に係る発明では、前記羽根
体30は風の流れを変化させる様に設けられて成ること
としてもよい。
【0011】次に、請求項7に係る発明は、前記請求項
1ないし6のいずれかに記載の触媒担体10と、これら
の触媒担体10を収納し、両端を開口13した筒状ケー
ス14を備え、該ケース14の端部側両端開口13、1
3部分には、内部に収納した前記触媒担体10の前記ケ
ース14からの離脱を係止させるための係止部42が設
けられて成る触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体
装置40から構成される。
【0012】また、請求項8に係る発明では、前記係止
部42は、前記多重捲回体12の各捲回体を所要間隔に
保持するための間隔保持部44が設けられて成ることと
してもよい。
【0013】また、請求項9に係る発明では、前記係止
部42はケース14内のガス流の流れ方向と交差する方
向に配置された係止杆46から成り、前記間隔保持部4
4は該係止杆46に形成され、前記多重捲回体12の端
縁を挟着保持する櫛歯状の溝48から成ることとしても
よい。
【0014】また、請求項10に係る発明では、前記係
止杆46は、前記ケース14の両端開口13、13に交
差する様に固定されて成ることとしてもよい。
【0015】
【作用】本発明に係る排気ガス浄化触媒用金属担体は、
耐熱性のステンレス鋼板から成る帯状薄板に所要間隔毎
に孔または風の流れを変化させる変化面部から成る乱流
発生部を設ける。この乱流発生部を設けた帯状薄板を多
重筒体状または渦巻き体状に捲回して多重捲回体に形成
する。この多重捲回体を筒状のケース体内に配置して離
脱しない様にケースの両端開口に係止部で固定する。同
時に係止部で多重捲回体の端部を係止しながら各捲回体
の相互の間隙を均等に保持する。最後にケース体を触媒
剤内にどぶ漬けして触媒担体を形成する。
【0016】そして、自動車の排気系統に連通設置する
ことにより、多重捲回体の間隙を通流する排気ガスの流
れは、各捲回体の胴側面に設けられた乱流発生部の位置
で流体圧が変化して乱流となり、この乱流によって排気
ガスは塗着された触媒剤に接触して反応する時間が長く
なり、排気ガス中に含有された炭化物や窒素酸化物の浄
化性能が高くなり、浄化性能が向上する。また、筒状の
ケース体内に挿入された触媒担体は、ケ−ス体の両端開
口に設けられた係止部で多重捲回体の相互の間隙を均一
な間隙に保持でき、ケース内を通流する排気ガスを略均
一に浄化できる。また、多重形筒体は、乱流発生部が形
成された帯状薄板を筒状や渦巻き状に形成するため、波
形板を加工する場合に比べ特殊な設備を必要とすること
なく、また、素材としての帯状薄板の長さも短くて済
み、製造コストを節約できる。
【0017】また、前記多重捲回体は、前記帯状薄板を
前記ケース内において相互に所要の間隙を形成するよう
に同心円状に配置された多重筒体から成ることにより、
多重筒体の相互の間隔を通流する排気ガスは、多重筒体
面に設けられた乱流発生部の孔または風の流れ変化面部
で乱流が促進され、排気ガスの浄化性能が向上する。ま
た、多重筒体は径の異なる筒体を同心円状に配置して形
成するため、波形板に比べ、風が通流する筒体の相互の
間隔を正確に形成できて多重筒体内を通流する排気ガス
を均一に浄化できる。
【0018】また、前記多重捲回体は、単一の前記した
帯状薄板を渦巻き状に配置した渦巻き体から成ることに
より、渦巻き体の相互の間隔を通流する排気ガスは、渦
巻き体面に設けられた乱流発生部の孔または風の流れ変
化面部で乱流が促進され、排気ガスの浄化性能が向上す
る。また、渦巻き体は単一の帯状薄板を一端から渦巻き
状に周回させながら相互の間隔を略一定に保持でき、内
部を通流する排気ガスを均一に浄化できる。更に、単一
の帯状薄板から形成するので加工工程が簡単であり、ま
た、ケース等への装着時の触媒担体装置として構成する
ときにも極めて簡易に装置固定ができる。
【0019】また、前記変化面部は、前記帯状薄板の複
数箇所に形成された凹状のディンプルから成ることによ
り、多重捲回体の各間隔を通流する排気ガスは、このデ
ィンプルの位置で乱流となって浄化性能が向上される。
また、波形加工に比べ、プレス工具等で連続して帯状薄
板にディンプルを容易に加工できる。
【0020】また、前記変化面部は、前記帯状薄板にス
リットを刻設して同スリット内部を押立てた羽根体から
成ることにより、帯状薄板に連続して任意形状のスリッ
トを刻設して容易に羽根体を形成できる。
【0021】また、前記羽根体は風の流れを変化させる
様に設けられて成るため、各多重捲回体の相互の間隔を
通流する排気ガスは、羽根体で効率良く乱流が促進され
る。
【0022】次に、本発明に係る触媒担体を用いた排気
ガス浄化用触媒担体装置は、請求項1ないし6のいずれ
かに記載の触媒担体と、これらの触媒担体を収納し、両
端を開口した筒状ケースを備え、該ケースの端部側両端
開口部分には、内部に収納した前記触媒担体の前記ケー
スからの離脱を係止させるための係止部が設けられて成
ることにより、ケース体内に挿入された触媒担体を離脱
しない様に係止しながら触媒担体内の間隔を通流する排
気ガスの乱流を促進させ、排気ガスを能率よく浄化をで
きる。
【0023】また、前記係止部は、前記多重捲回体の各
捲回体を所要間隔に保持するための間隔保持部が設けら
れて成ることにより、ケース体内に配置された多重捲回
体の各間隔を一定に保持でき、多重捲回体の内部を通流
する排気ガスを均等に浄化できる。
【0024】また、前記係止部はケース内のガス流の流
れ方向と交差する方向に配置された係止杆からなり、前
記間隔保持部は該係止杆に形成され、前記多重捲回体の
端縁を挟着保持する櫛歯状の溝から成ることにより、櫛
歯状の溝で多重捲回体の端部を係止して多重捲回体の相
互の間隔を常に一定に保持できる。
【0025】また、前記係止杆は、前記ケースの両端開
口に交差する様に固定されて成ることにより、多重捲回
体をケース内に確実に係止できる。
【0026】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の好
適な実施例を説明する。図3、図4には、本発明の第1
実施例に係る排気ガス浄化用触媒担体10aが示されて
いる。図より明らかな様に、該排気ガス浄化用触媒担体
10aは、多重捲回体12を形成しつつ両端を開口1
3、13した筒状ケース14内に収納配置されるもので
あって、該触媒担体10aは、図1、図10、図11に
示す様な帯状薄板16から形成されている。
【0027】図において、帯状薄板16は、例えば、耐
熱性ステンレス鋼等の金属鋼板を素材として矩形状に形
成されている。更に該帯状薄板16には、筒状ケース1
4内に配置した状態で乱流を発生させる乱流発生部18
が設けられている。該乱流発生部18は、図1に示す様
に、帯状薄板16に所要間隔で打抜き開孔された複数の
孔20、または図4に示すケース14内に配置した多重
捲回体12の状態でケース14の一端側の開口13から
流入する風の流れを変化させ得る様に、図10、図11
に示す様な変化面部22等から形成されている。帯状薄
板16の素材は、通常はステンレス鋼が多く用いられる
が、耐熱性、耐酸性の点からアルミニウムを含むフェラ
イト系スレンレス鋼の薄板が好適に用いられている。
【0028】これにより、孔20または変化面部22を
備えた帯状薄板16を多重捲回した多重捲回体12から
成る触媒担体10aを、自動車等の内燃機関の排気系に
設置することにより、多重捲回体12の各捲回体の間隔
を通過する排気ガスは、孔20または変化面部22の位
置で乱流となって触媒との反応時間が長くなり、ガス中
に含有された炭化物や窒素酸化物等の有害物の浄化性能
を向上できるととなる。また、帯状薄板16を波形等に
加工する必要もなく、孔20や風の流れを変化させる変
化面部22を帯状薄板16に通常の工具を用いて連続加
工し、その後で多重形に捲回させるため、従来の波形板
の加工に比べ、加工設備や材料経費を廉価に節約でき
る。
【0029】実施例において、前記孔20は、円形を示
しているが、これに限ることなく、楕円形、三角形、四
角形、六角等の多角形に形成してもよい。この孔20を
打抜き開孔した帯状薄板16で多重捲回体12を形成す
ることにより、この多重捲回体12の各捲回体で区分さ
れた間隔を通流する排気ガスは、図13に示す様に、孔
20の上下位置で流体圧が変化して、孔20内へ誘引さ
れた乱流となり、図16に示す様な、従来のハニカム体
24のストレートに形成された間隔を通流する場合に比
べ、多重捲回体12の表面に塗布された触媒剤との接触
反応時間が長くなり、浄化性能が向上する。
【0030】図3、4では乱流発生部18として複数の
孔20を形成しているが、要はこの種排気ガス浄化用触
媒担体のガス通流の際に流れに乱流を発生させて、ガス
を少しでも長い時間触媒に暴露させて浄化能力を向上さ
せるものであれば良い。従って、この乱流発生部として
はこれを帯状薄板に形成した変化面部22として構成し
ても良く、例えば、この変化面部22は、図10に示す
様に、帯状薄板16の複数箇所に形成された凹状のディ
ンプル26から形成しても良い。このデインプル26
は、帯状薄板16を移動させながらプレス装置で簡易に
成型できる。実施例において、ディンプル26は円形を
示しているが、これに限ることなく楕円形、三角形、四
角形、六角等の多角形の凹状に成型してもよい。このデ
ィンプル26が成型された帯状薄板16で多重捲回体1
2を形成することにより、この多重捲回体12の各捲回
体で区分された間隔を通流する排気ガスは、図14に示
す様に、凹状のディンプル26の上下面位置で流体圧が
変化して乱流となり、多重捲回体12の表面に塗布され
た触媒剤との接触反応時間が長くなり、浄化性能が向上
する。
【0031】図11に示す様に、前記変化面部22は、
帯状薄板16にスリット28を刻設して同スリット28
内部を押立てた羽根体30から成り、該羽根体30は風
の流れを変化させる様に設けられて成ることとしてもよ
い。この羽根体においても、帯状薄板16にプレス装置
でスリット28を刻設して簡易に羽根体30を押し立て
形成できる。実施例において、スリット28はコ字状の
形状に刻設してコ字状の羽根体30を押し立てている
が、これに限らず円弧状、山形状等の任意形状に形成し
てもよい。この羽根体30を押し立てた帯状薄板16で
多重捲回体12を形成することにより、この多重捲回体
12の各捲回体で区分された間隔を通流する排気ガス
は、図15に示す様に、羽根体30の位置で流体圧が変
化して乱流となり、多重捲回体12の表面に塗布された
触媒剤との接触反応時間が長くなり、浄化性能が向上す
る。
【0032】上記した様に、孔20または変化面部22
からなる乱流発生部18を形成した帯状薄板16は、多
重捲回体12に形成して筒状ケース14内に固定された
後で触媒剤内にどぶ漬けする。触媒剤としては、Pt、
Pd、Rh等の白金属やCu、Ag、Au等の銅族、N
d、Ce、La、Th等の希土類やMn、Cr、Ni、
Al、Ba等や或はこれらの化合物が使用される。ま
た、触媒剤の塗着方法も、電気めっき等の塗着手段、或
は通電あるいは誘導加熱して昇温して塗着する等の各種
の塗着手法を用いてもよい。
【0033】図3、図4に示す様に、第1実施例の触媒
担体10aの多重捲回体12は、前記した乱流発生部1
8を備えた帯状薄板16を素材とし、両端が開口13さ
れた筒状ケース14内に相互に所要の間隙32を形成す
る様に同心円状に配置し得る様な多重筒体34から形成
されている。この多重筒体34は、図2に示す様に、帯
状薄板16の長手方向の一端から他端へ向け筒状に捲回
して接合した両端部を熔接等により固着36して形成さ
れ、かつ、高さが同一で径が異なる複数の筒体38から
成る。そして、これらの径の異なる複数の筒体38はケ
ース14内に同心円状に配置されている。
【0034】これにより、該径の異なる複数の筒体38
を同心円状に配置した相互の間隙32内を一端から他端
へ向け通流する排気ガスは、各筒体38の胴側面に形成
された孔20や風の流れの変化面部22と接触して乱流
が促進され、この乱流によって塗着された触媒剤と排気
ガスとの反応時間が長くなり、排気ガス中に含有された
有害成分の浄化性能が向上する。また、多重筒体34
は、径の異なる筒体38の相互の間隙32を、後述する
係止部によって一定に保持でき、この間隙32内を通流
する排気ガスは、均等に浄化されて未浄化ガス排出され
ることがない。更に、多重筒体34の構成も簡略である
ため製造コストも安価となる。
【0035】次に、図5、図6には、前記第1実施例の
触媒担体10aをケース内に挿入して係止した排気ガス
浄化用触媒担体装置40aが示されている。図におい
て、該触媒担体装置40aは、多重捲回体12が多重筒
体34から成る触媒担体10aと、この触媒担体10a
を収納し、両端が開口13された筒状ケース14を備え
ており、該筒状ケース14の両端開口13、13部分に
は、内部に収容した触媒担体10aの離脱を防止する係
止部42が設けられている。これにより、ケース14内
に挿入された触媒担体10aがケース14内から離脱す
ることなく、筒状ケース14を自動車等の内燃機関の排
気多岐管から延長された排気管の中間位置に連通固定さ
せ、ケース14内の多重筒体34の間隙32内を通流す
る排気ガスを前記各筒体38に設けた乱流発生部18で
乱流させつつ浄化性能を飛躍的に向上できる。
【0036】図5、図6に示す様に、係止部42には、
前記多重筒体34の各筒体38を所要間隔に保持するた
めの間隔保持部44が設けられている。これにより、多
重筒体34の各筒体38を略均等な間隙32に保持で
き、間隙32を通流する排気ガスを均等に浄化できる。
【0037】図4に示す様に、前記係止部42は、ケー
ス14内のガス流の流れ方向と交差する方向に配置され
た係止杆46、46から形成されている。そして、前記
間隔保持部44は、係止杆46、46の長手方向の縁端
に設けられ、多重筒体34の各筒体38の端縁を挟着保
持する櫛歯状の溝48から形成されている。また、前記
係止杆46、46は、前記ケース14の両端開口13、
13に設けた溝に交差する様に固定されている。
【0038】これにより、多重筒体34の各筒体38の
端部を係止杆46、46の櫛歯状の溝48に係着して各
筒体38の間隙32を一定に保持できる。また、係止杆
46、46を交差させて多重筒体34を係止することに
より、多重筒体34をケース14内に確実に係止できる
こととなる。
【0039】次に、図7、図8には、本発明の第2実施
例に係る排気ガス浄化用触媒担体10bが示されてい
る。更に、図9には、第2実施例に係るガス浄化用触媒
担体10bを筒状ケース14内に挿入して係止部42で
離脱不能に係止した排気ガス浄化用触媒担体装置40b
が示されている。
【0040】図において、第2実施例の触媒担体10b
は、第1実施例の触媒担体10aと同様に多重捲回体1
2を形成しながら筒状ケース14内に収納配置されるも
のであり、先の第1実施例の触媒担体10aの帯状薄板
16、この帯状薄板16に設けられた乱流発生部18、
並びに触媒担体装置40bの筒状ケース14、係止部4
2等の構成は、先の第1実施例の触媒担体10a、触媒
担体装置40aと同一構成であるため、同一部材には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0041】図7、図8に示す様に、本実施例の触媒担
体10bは、その多重捲回体12として、単一の帯状薄
板16を渦巻き状に配置した渦巻き体50から形成して
成るものである。これにより、渦巻き体50の間隙32
を通流する排気ガスは、渦巻き体50の胴側面に設けら
れた孔20または風の流れの変化面部22によって乱流
が促進され、触媒剤との反応時間が長くなって浄化性能
が向上する。また、単一の帯状薄板を渦巻き状に捲回さ
せた相互の間隙32を略一定に保持できて触媒担体内を
通流する排気ガスを均一に浄化でき、更に、単一の帯状
薄板16で形成できて加工工程も簡略で、筒状ケース1
4内への装着も極めて簡易に装着できる。
【0042】本実施例の触媒担体10bは、筒状ケース
14内に挿入した後でケース14の両端開口13に触媒
担体10bの離脱を防止する係止部42を固定する。こ
の係止部42は、先の実施例と同様に、係止杆46から
形成され、この係止杆46に設けられた櫛歯状の溝48
から成る間隔保持部44で渦巻き体50の端部を係止し
ながら渦巻き体50の各間隙32を均一に保持できるこ
ととなる。
【0043】上記した様に、本発明に係る排気ガス浄化
用触媒担体10及びその触媒担体を用いた排気ガス浄化
用触媒担体装置40は、帯状薄板16に乱流発生部18
として孔20、または通流する風の流れを変化させる変
化面部22を設け、この乱流発生部18を備えた帯状薄
板16を多重捲回した触媒担体10を形成し、この触媒
担体を筒状ケース14内に挿入係止して触媒担体装置4
0を構成するものである。従って、触媒担体内を通流中
の排気ガスは乱流となって通流しながら触媒剤との反応
時間が長く、排気ガス中の有害物質の浄化性能を向上で
き、また、触媒担体の各風路間隔を略均等に保持して通
流する排気ガスを均一な浄化処理ができ、更に、帯状薄
板を多重に捲回する簡略な製造工程で、特殊な設備を設
ける必要がなく、鋼板の使用量も少なくてコストも安価
に製造できることとなる。
【0044】
【発明の効果】以上、説明した様に請求項1に係る排気
ガス浄化用触媒担体によれば、多重捲回体を形成しつつ
両端を開口した筒状ケース内に収納配置される排気ガス
浄化用触媒担体であって、該触媒担体は、帯状薄板から
成り、この帯状薄板に前記ケース内に配置した状態で乱
流を発生させる乱流発生部を設け、この乱流発生部は複
数の孔または前記ケース内に配置した多重捲回体の状態
で前記開口から流入する風の流れを変化させる変化面部
から成ることにより、多重捲回体内の各捲回体の間隔を
通過する排気ガスは、乱流発生部の孔または変化面部の
位置で乱流となって触媒との反応時間が長くなり、排気
ガス中に含有された炭化物や窒素酸化物等の有害物の浄
化性能が向上する。また、帯状薄板を波形等に加工する
特殊な設備を設ける必要がなく、通常の工具等で連続し
て帯状薄板に乱流発生部となる孔または変化面部を設
け、その後で多重形に捲回して形成できるため、波形板
の加工に比べ加工設備や材料経費を廉価に節約できる。
【0045】また、請求項2によれば、前記多重捲回体
は、前記帯状薄板を前記ケース内において相互に所要の
間隙を形成するように同心円状に配置された多重筒体か
ら成ることにより、多重筒体の相互の間隔を通流する排
気ガスは、多重筒体面に設けられた乱流発生部の孔また
は風の流れ変化面部で乱流が促進され、排気ガスの浄化
性能が大幅に向上する。また、多重筒体は径の異なる筒
体を同心円状に配置して形成するため、波形板に比べ、
風が通流する筒体の相互の間隔を正確に形成でき、多重
筒体内を通流する排気ガスを均一に浄化できて未浄化ガ
スの排出を抑制できる。
【0046】また、請求項3によれば、前記多重捲回体
は、単一の前記した帯状薄板を渦巻き状に配置した渦巻
き体から成ることにより、渦巻き体の相互の間隔を通流
する排気ガスは、渦巻き体面に設けられた乱流発生部の
孔または風の流れ変化面部で乱流が促進され、排気ガス
の浄化性能が向上する。また、渦巻き体は単一の帯状薄
板を一端から渦巻き状に周回させながら相互の間隔を略
一定に保持でき、内部を通流する排気ガスを均一に浄化
できる。また、単一の帯状薄板から形成するので加工工
程が簡単であり、また、ケース等への装着時の触媒担体
装置として構成するときにも極めて簡易に装置を固定が
できる。
【0047】また、請求項4によれば、前記変化面部
は、前記帯状薄板の複数箇所に形成された凹状のディン
プルから成ることにより、各多重捲回体の各間隔を通流
する排気ガスは、このディンプルの位置で乱流となって
浄化性能が向上する。また、波形加工に比べ、プレス工
具等で連続して帯状薄板に凹状のディンプルを容易に加
工できる。
【0048】また、請求項5によれば、前記変化面部
は、前記帯状薄板にスリットを刻設して同スリット内部
を押立てた羽根体から成ることにより、帯状薄板に連続
して任意形状のスリットを刻設して容易に羽根体を形成
できる。
【0049】また、請求項6によれば、前記羽根体は風
の流れを変化させる様に設けられて成ることにより、各
多重捲回体の相互の間隔を通流する排気ガスは、羽根体
で効率良く乱流が促進されて浄化能率が向上する。
【0050】次に、請求項7に係る排気ガス浄化用触媒
担体装置によれば、請求項1ないし6のいずれかに記載
の触媒担体と、これらの触媒担体を収納し、両端を開口
した筒状ケースとを備え、該ケースの端部側両端開口部
分には、内部に収納した前記触媒担体の前記ケースから
の離脱を係止させるための係止部が設けられて成ること
により、ケース体内に挿入された触媒担体を離脱しない
様に係止しながら触媒担体内の間隔を通流する排気ガス
の乱流を促進させ、排気ガスを能率よく浄化をできる。
【0051】また、請求項8によれば、前記係止部は、
前記多重捲回体の各捲回体を所要間隔に保持するための
間隔保持部が設けられて成ることにより、ケース体内に
配置された多重捲回体の各間隔を一定に保持でき、内部
を通流する排気ガスを均等に浄化できる。
【0052】また、請求項9によれば、前記係止部はケ
ース内のガス流の流れ方向と交差する方向に配置された
係止杆からなり、前記間隔保持部は該係止杆に形成さ
れ、前記多重捲回体の端縁を挟着保持する櫛歯状の溝か
ら成ることにより、係止杆に形成された櫛歯状の溝で多
重捲回体の端部を係止して多重捲回体の相互の間隔を常
に一定に保持して能率的な浄化ができる。
【0053】また、請求項10によれば、前記係止杆
は、前記ケースの両端開口に交差する様に固定されて成
ることにより、多重捲回体をケース内に確実に係止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る排気ガス浄化用触媒担体
を形成する帯状薄板の一部拡大斜視図である。
【図2】図1の帯状薄板で形成した筒体の斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例に係る排気ガス浄化用触媒
担体を構成する複数の筒体を一つの多重筒体に重ね合わ
せる状態を示した斜視図である。
【図4】図3に示す多重筒体から成る触媒担体を筒状ケ
ース内に収納配置する状態を示した斜視図である。
【図5】第1実施例に係る触媒担体をケース内に収納配
置した排気ガス浄化用触媒担体装置の正面図である。
【図6】図5に示す排気ガス浄化用触媒担体装置の一部
を切開した斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る排気ガス浄化用触媒
担体を構成する帯状薄板を一部渦巻きした状態を示した
斜視図である。
【図8】第2実施例の渦巻き体から成る触媒担体をケー
ス内に収納配置する状態を示した斜視図である。
【図9】第2実施例に係る触媒担体を内部に収納配置し
た排気ガス浄化用触媒担体装置の正面図である。
【図10】乱流発生部として凹状のディンプルが表面に
設けられた帯状薄板の一部拡大斜視図である。
【図11】乱流発生部としてスリットを刻設して羽根体
を押し立てた帯状薄板の一部拡大斜視図である。
【図12】図11に示す帯状薄板で複数の筒体を形成し
て重合させた多重筒体の正面図である。
【図13】複数の孔から成る乱流発生部を有した多重捲
回体内の風の乱流状態の説明図である。
【図14】複数のディンプルから成る乱流発生部を有し
た多重捲回体内の風の乱流状態の説明図である。
【図15】複数の羽根体から成る乱流発生部を有した多
重捲回体内の風の乱流状態の説明図である。
【図16】乱流発生部がない従来のハニカム体内の風の
通流状態の説明図である。
【図17】従来の排気ガス浄化用触媒担体を形成するた
め平鋼板と波形鋼板とを重合して捲回する状態を示した
斜視図である。
【図18】図17に示す平鋼板と波形鋼板とで形成した
ハニカム体を筒状ケース内に収納配置した排気ガス浄化
用触媒担体装置の正面図である。
【符号の説明】
10 排気ガス浄化用触媒担体 12 多重捲回体 14 筒状ケース 16 帯状薄板 18 乱流発生部 20 孔 22 変化面部 26 ディンプル 28 スリット 30 羽根体 32 間隙 34 多重筒体 40 排気ガス浄化用触媒担体装置 42 係止部 44 間隔保持部 46 係止杆 48 溝 50 渦巻き体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重捲回体を形成しつつ両端を開口した
    筒状ケース内に収納配置される排気ガス浄化用触媒担体
    であって、 該触媒担体は、帯状薄板から成り、 この帯状薄板に前記ケース内に配置した状態で乱流を発
    生させる乱流発生部を設け、 この乱流発生部は複数の孔または前記ケース内に配置し
    た多重捲回体の状態で前記開口から流入する風の流れを
    変化させる変化面部から成ることを特徴とする排気ガス
    浄化用触媒担体。
  2. 【請求項2】 前記多重捲回体は、前記帯状薄板を前記
    ケース内において相互に所要の間隙を形成するように同
    心円状に配置された多重筒体から成る請求項1記載の排
    気ガス浄化用触媒担体。
  3. 【請求項3】 前記多重捲回体は、単一の前記した帯状
    薄板を渦巻き状に配置した渦巻き体から成る請求項1記
    載の排気ガス浄化用触媒担体。
  4. 【請求項4】 前記変化面部は、前記帯状薄板の複数箇
    所に形成された凹状のディンプルから成る請求項1ない
    し3のいずれかに記載の排気ガス浄化用触媒担体。
  5. 【請求項5】 前記変化面部は、前記帯状薄板にスリッ
    トを刻設して同スリット内部を押立てた羽根体から成る
    請求項1ないし3のいずれかに記載の排気ガス浄化用触
    媒担体。
  6. 【請求項6】 前記羽根体は風の流れを変化させる様に
    設けられて成る請求項5記載の排気ガス浄化用触媒担
    体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の触
    媒担体と、これらの触媒担体を収納し、両端を開口した
    筒状ケースを備え、 該ケースの端部側両端開口部分には、内部に収納した前
    記触媒担体の前記ケースからの離脱を係止させるための
    係止部が設けられて成る触媒担体を用いた排気ガス浄化
    用触媒担体装置。
  8. 【請求項8】 前記係止部は、前記多重捲回体の各捲回
    体を所要間隔に保持するための間隔保持部が設けられて
    成る請求項7記載の触媒担体を用いた排気ガス浄化用触
    媒担体装置。
  9. 【請求項9】 前記係止部はケース内のガス流の流れ方
    向と交差する方向に配置された係止杆からなり、前記間
    隔保持部は該係止杆に形成され、前記多重捲回体の端縁
    を挟着保持する櫛歯状の溝からなる請求項7又は8記載
    の触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置。
  10. 【請求項10】 前記係止杆は、前記ケースの両端開口
    に交差する様に固定されて成る請求項9記載の触媒担体
    を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置。
JP7031589A 1995-01-27 1995-01-27 排気ガス浄化用触媒担体及びその触媒担体を用いた排気ガス浄化用触媒担体装置 Pending JPH08196918A (ja)

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