JPH0819657B2 - フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法 - Google Patents

フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法

Info

Publication number
JPH0819657B2
JPH0819657B2 JP1298542A JP29854289A JPH0819657B2 JP H0819657 B2 JPH0819657 B2 JP H0819657B2 JP 1298542 A JP1298542 A JP 1298542A JP 29854289 A JP29854289 A JP 29854289A JP H0819657 B2 JPH0819657 B2 JP H0819657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
seabed
mound
base
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1298542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03158515A (ja
Inventor
哲郎 堀
修一郎 源波
保夫 梶岡
正博 田中
巧 大山
正 小野
博喜 大内田
久雄 阿部
哲志 清川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Corp filed Critical Shimizu Corp
Priority to JP1298542A priority Critical patent/JPH0819657B2/ja
Publication of JPH03158515A publication Critical patent/JPH03158515A/ja
Publication of JPH0819657B2 publication Critical patent/JPH0819657B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、沿岸近くでの波の伝播や海底等の砂の移
動を制御する水没型の潜堤の基礎構造に係わり、特に、
可撓性素材からなる袋体を用いたフレキシブルマウンド
(柔構造潜堤)の基礎構造の施工方法に関する。
「従来の技術」 従来、沿岸近くの波や砂を制御する潜堤としては、ケ
ーソンを用いて構築する方式や消波ブロックを海中に積
み上げる方式のもの等が一般的である。
ところで、上記の潜堤では、ケーソンや多量の消波ブ
ロックを現場へ輸送しなければならず、構築現場の海底
の地ならしやマウンドなどの基礎施工が必要であり、工
期が長期化しコスト高になるといった問題点がある。ま
た、設置後、構造物を移動、撤去する必要が生じた場
合、作業に非常に多くの期間とコストとを要する。
さらに言えば、ケーソンや消波ブロックで構築され
る、いわゆる剛構造の潜堤は、この天端上で波を砕波さ
せると共にこの砕波による乱れを幅広い天端上で継続さ
せることで、波のエネルギー損失を図って消波させるも
のである。従って、このような潜堤によって十分な消波
効果を得るためには、潜堤の天端を水面近くまで高くす
ると共に、潜堤が非常に大規模なものになると共に、船
舶等の航行の妨げになる、という問題点がある。
そこで、本出願人は前記問題点を解決しうる有効な手
段として、フレキシブルマウンド(柔構造潜堤)を提案
した(特願昭62−239872号等)。
ここで、このフレキシブルマウンドの基礎構造を第21
図を参照して説明する。
フレキシブルマウンド30は、海底地盤G上に設置され
たシート状の可撓性素材からなり、海水等の流体を注入
されることによって膨らむ袋体31と、この袋体31の底縁
部に沿って配設され、内部に土砂等の充填材が充填され
たアンカーチューブ32とを備えると共に、このアンカー
チューブ32を該フレキシブルマウンドの基礎構造として
前記海底地盤G中に埋設するようにしたものである。
アンカーチューブ32は、前記袋体31と同様の可撓性素
材から形成されており、内部に海底地盤Gの土砂と同一
の砂H′(充填材)が充填された状態で、袋体31の底縁
部外方の海底地盤G中に埋設されることによって、フレ
キシブルマウンド30の基礎構造となる。このアンカーチ
ューブ32には、その内部に前記砂H′を注入、充填する
ための注入弁33および余分な海水等の流体を排出する排
出弁(図示略)がそれぞれ設けられている。
つぎに、前記フレキシブルマウンドの基礎構造の施工
方法について第22図および第23図を参照して説明する。
まず始めに、陸上で製作されて作業船によって予定海
域に運ばれたフレキシブルマウンド30を海底に沈めて、
海底地盤G上に接地させる。
つぎに、第22図に示すように、フレキシブルマウンド
30の袋体31に海水Bおよび砂Hを充填弁34から所定量に
達するまで注入する。また、余分な海水Bは排出弁35か
ら排出する。
そして、アンカーチューブ32周囲の海底地盤Gを第23
図に示すように掘削しつつこの掘削土砂H′を注入弁33
からアンカーチューブ32内に注入する。さらに、内部に
土砂H′が充填されたアンカーチューブ32を海底地盤G
中に埋設することによって、フレキシブルマウンド30を
海底地盤G上へ定着させる。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、従来のフレキシブルマウンドの基礎構造の施
工方法においては、アンカーチューブ周囲の海底地盤を
掘削しつつ、この掘削土砂をこのアンカーチューブ内に
注入し、このアンカーチューブを該海底地盤中に埋設す
るものなので、フレキシブルマウンドの設置場所となる
海底地盤の土質は砂質性のものに限られるという問題が
あった。
この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、海底地
盤の土質に左右されることを少なくして、フレキシブル
マウンドを海底地盤上に定着させることが可能なフレキ
ブルマウンドの基礎構造の施工法を提供しようとするも
のである。
「課題を解決するための手段」 可撓性素材からなり、内部に流体を注入することによ
って膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設され、かつ前記
袋体を海底地盤上に定着させるための基礎とを備えてな
るフレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法におい
て、 請求項(1)記載の発明では、海底地盤に鋼矢板から
なる囲いを設けたのち、該囲いの内側に充填材を充填
し、固化させることによって基礎本体を形成した。
請求項(2)記載の発明では、海底地盤上に石材を堆
積させて錐体状の捨石マウンドを設けたのち、該基礎本
体の上にベースを積層した。
請求項(3)記載の発明においては、ベースの側面に
鋼製スカートを設けたのち、該鋼製スカートの先端を海
底地盤上に打ち込み、つづいて前記ベースと海底地盤と
の間の空隙にモルタルグラウトを充填した。
請求項(4)記載の発明においては、H鋼からなる基
礎杭を海底地盤に打ち込んだのち、該杭間にH鋼からな
る梁を架け渡して架構を設置し、つづいて該架構の上に
ベースを配設した。
請求項(5)記載の発明においては、杭打ち込み用孔
を有するブロックを海底地盤に接地させたのち、該杭打
ち込み孔に杭を貫通させ、つづいて該杭を打ち込み固定
した。
「実施例」 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図ないし第4図は請求項(1)記載の発明の実施
例を示すもので、本発明を凹凸のある海底地盤上に適用
した場合の実施例である。
まず第1図に示すように多数の鋼矢板を海底地盤Gに
打ち立てて方形状の囲い2を形成する。つぎに、第2図
に示すようにこの囲い2の内側にプレパクトコンクリー
トあるいは水中コンクリートからなる充填材を海底地盤
G表面の凹凸を覆うようにし、かつ囲いの高さと略同一
になるようにして注入・充填する。そして、前記充填材
を固化させることによって、袋体Fを設置するための基
礎本体3を作る。そして、この基礎本体3の上面に複数
のボルト等の部材からなる連結用部材4、4、…を該上
面の縁に沿って、かつ該縁の近傍にアンカーリングによ
って設けて袋体Fを取り付けられるようにする。このよ
うにして、海底地盤G上にプレパクトコンクリートある
いは水中コンクリートからなる基礎1を設置することに
よって、第4図に示すようにその基礎1の重さによって
フレキシブルマウンドを海底地盤G上に定着させること
ができる。
なお、本発明においては、フレキシブルマウンドの海
底地盤上への定着が海底地盤表面の凹凸状態や土質状態
に左右されることが少なく、フレキシブルマウンドの設
置予定海域の水深に合わせて基礎の高さを調節すること
が可能なものなので、もっとも消波効果の高い場所にフ
レキシブルマウンドを配置することができる。
第5図ないし第8図は、請求項(2)記載の発明の実
施例を示すもので、本発明を凹凸のある海底地盤上に適
用した場合の実施例である。
まずはじめに、第5図に示すように海底地盤G上に石
材を積み重ねて四角錐状の台(捨石マウンド6)を作
る。また、陸上において、この捨石マウンド6の上面に
積層するためのPCベース7を作り、このPCベース7の上
面に袋体Fを取り付ける。ここで、このPCベース7はプ
レキャストコンクリートによって方形板状に成型された
もので、PCベース7の上面は袋体Fを取り付けるための
複数の連結用部材8、8、…が該上面の縁に沿って、か
つ該縁の近傍に設けられており、これらの連結部材8、
8、…によってPCベース7の上面に袋体Fを取り付け
る。さらに、この袋体Fを取り付けたPCベース7を設置
予定海域まで運搬したのち、第7図および第8図に示す
ようにPCベース7を作業船E、Eの係留策D、Dに係留
し、つづいて該係留策D、Dをゆっくり伸ばすことで袋
体Fを海底地盤G上に設けられた捨石マウンド6の上に
積層して基礎5が完成する。
このようにして海底地盤上に捨石マウンドとPCベース
とからなる基礎を設置することによって、この基礎の重
さによってフレキシブルマウンドを海底地盤上に定着さ
せることができる。
なお、本発明においては、フレキシブルマウンドの海
底地盤上への定着が海底地盤表面の凹凸状態や土質状態
に左右されることが少なく、フレキシブルマウンドの設
置予定海域の水深に合わせて基礎の高さを調節すること
が可能なものなので、もっとも消波効果の高い場所にフ
レキシブルマウンドを配置することができる。
第9図および第11図は、請求項(3)記載の発明の実
施例を示すもので、本発明を凹凸のある海底地盤上に適
用した場合の例である。
まずはじめに、第9図に示すように陸上にてプレキャ
ストコンクリートによって方形状のPCベース10を成型
し、このPCベース10の上面に袋体Fを取り付けるための
複数の連結用部材11、11、…を該上面の縁に沿って、か
つ該縁の近傍に設ける。つぎに、これらの連結用部材1
1、11、…に袋体Fを取り付ける。また、PCベース10の
側面に鋼製スカート12を取り付ける。つぎに、この袋体
Fと鋼製スカート12とを取り付けたPCベース10をフレキ
シブルマウンドの設置予定海域の海底に沈め、第10図に
示すようにこの鋼製スカート12の先端を海底地盤Gに打
ち込み固定する。さらにPCベース10と海底地盤Gとの間
の空隙Sにモルタルグラウト13を充填してこの空隙Sを
埋めることによって基礎9が完成する。
このようにして海底地盤上にモルタルグラウトとPCベ
ースとからなる基礎を設置することによって、その基礎
の重さによってフレキシブルマウンドを海底地盤上に定
着させることができる。
なお、本発明においては、フレキシブルマウンドの海
底地盤上への定着が海底地盤表面の凹凸状態や土質状態
に左右されることが少なく、フレキシブルマウンドの設
置予定海域の水深に合わせて基礎の高さを調節すること
が可能なものなので、もっとも消波効果の高い場所にフ
レキシブルマウンドを配置することができる。
第12図ないし第15図は、請求項(4)記載の発明の実
施例で、凹凸のある海底地盤上に本発明を適用した場合
の実施例である。
まずはじめに、第12図に示すようにH鋼からなる基礎
杭を海底地盤Gに打ち込み、これらの杭間にH鋼からな
る梁を架け渡して架構15を作る。また、陸上において第
13図に示すようにプレキャストコンクリートによって方
形状のPCベース16を成型し、このPCベース16の上面に袋
体Fを取り付けるための複数の連結用部材17、17、…を
該上面の縁に沿って、かつ該縁の近傍に設ける。つぎ
に、これらの連結用部材17、17、…に袋体Fを取り付け
る。そして、この袋体Fを取り付けたPCベース16を設置
予定海域まで運搬したのち、第14図および第15図に示す
ようにPCベース16を作業船E、Eの係留策D、Dに係留
し、つづいて該係留策D、Dをゆっくり伸ばすことでPC
ベース16を海底地盤G上に設けられた架構15の上に積層
して基礎14が完成する。
このようにして海底地盤上に架構を設け、その上にPC
ベースを設置することによって基礎を形成するので、そ
の基礎の重さによってフレキシブルマウンドを海底地盤
上に定着させることができる。
なお、本発明においては、フレキシブルマウンドの海
底地盤上への定着が海底地盤表面の凹凸状態や土質状態
に左右されることが少なく、フレキシブルマウンドの設
置予定海域の水深に合わせて基礎の高さを調節すること
が可能なものなので、もっとも消波効果の高い場所にフ
レキシブルマウンドを配置することができる。
第16図ないし第18図は、請求項(5)記載の発明の実
施例で、平坦な海底地盤上に適用した場合の実施例であ
る。
まずはじめに、第16図に示すように基礎を設置する海
底地盤C表面を平坦にして、その平坦化された地盤上に
2本のPCブロック19、19を所定の間隔を置いて、かつ平
行になるようにして海底地盤G上に置く。ここで、この
PCブロック19、19は、第17図に示すようにプレキャスト
コンクリートにより方形状に成型加工されたもので、そ
の上面から下面に開口した複数の杭打ち用孔20、20、…
が設けられ、またこのPCブロック19、19の上面には、そ
の長手方向に沿った一方の縁近傍に袋体Fを取り付ける
ための複数の連結用部材21、21、…が設けられている。
つぎに第18図に示すように杭打ち用孔20、20、…に杭2
2、22、…を貫通させて、これらの杭22、22、…を打ち
込み固定することによって基礎18が完成する。
この基礎18に袋体Fを取り付けるには、第18図に示す
ように袋体Fを2台の作業船E、Eによって設置予定海
域まで曳航し、係留索F、Fをゆっくり伸ばすことで袋
体Fを海底地盤G上に設けられたPCブロック19、19の上
に着底させる。そして、袋体FをPCブロック19、19の連
結用部材21、21、…に連結して、袋体FをPCブロック1
9、19の上面に固定することによって第19図に示すよう
にフレキシブルマウンドが完成する。
このようにして海底地盤にブロックを接地させ、これ
に杭を打ち込み固定するものなので、ブロックによっ
て、フレキシブルマウンドを海底地盤上に定着させるこ
とができる。
また、第20図に示すように、海底地盤G上に前記PCブ
ロック19、19の上面のみが露出されるようにして前記PC
ブロック19、19を海底地盤G中に埋設したのち、杭22、
22、…を打ち込み固定することによって基礎18を設ける
ことによって、袋体Fの下部における洗掘の発生を防ぐ
ことができる。
なお、プレキャストコンクリートからなるPCブロック
のかわりに、鋼製ケーソンからなるブロックを用いても
良い。
また、ブロックの平面形状は前記実施例に限定され
ず、例えば、ドーナッツ状に成型されたプレキャストコ
ンクリートあるいは鋼製ケーソンからなるブロックを用
いてもよい。ドーナッツ状のブロックを用いることによ
って、袋体下部における洗掘の発生を防ぐことも可能と
なる。さらに、2本のブロックの間に架設を設けること
も可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、可撓性素材からなり、内部に流
体を注入することによって膨らむ袋体と、該袋体の底部
に配設され、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるた
めの基礎とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構
造の施工方法において、 請求項(1)記載の発明では、海底地盤に鋼矢板から
なる囲いを設けたのち、該囲いの内側に充填材を充填
し、固化させることによって基礎本体を形成したことに
より、 請求項(2)記載の発明では、海底地盤上に石材を堆
積させて錐体状の捨石マウンドを設けたのち、該捨石マ
ウンドの上にベースを積層したことにより、 請求項(3)記載の発明においては、ベースの側面に
鋼製スカートを設けたのち、該鋼製スカートの先端を海
底地盤上に打ち込み、つづいて前記ベースと海底地盤と
の間の空隙にモルタルグラウトを充填したことにより、 請求項(4)記載の発明においては、H鋼からなる基
礎杭を海底地盤に打ち込んだのち、該杭間にH鋼からな
る梁を架け渡して架構を設置し、つづいて該架構の上に
ベースを配設したことにより、 請求項(5)記載の発明においては、杭打ち込み用孔
を有するブロックを海底地盤に接地させたのち、該杭打
ち込み孔に杭を貫通させ、つづいて該杭を打ち込み固定
したことにより、 フレキシブルマウンドの設置場所となる海底地盤の土
質状態に左右されることなく、フレキシブルマウンドの
定着が可能となり、フレキシブルマウンドが持つ消波作
用を効果的に利用することができるものとなる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は請求項(1)記載の発明の実施例
を説明するための側面断面図、第5図ないし第8図は請
求項(2)記載の発明の実施例を説明するための側面断
面図、第9図ないし第11図は請求項(3)記載の発明の
実施例を説明するための側面断面図、第12図ないし第15
図は請求項(4)記載の発明の実施例を説明するための
側面断面図、第16図ないし第19図は請求項(5)記載の
発明の実施例を説明するための図で、第16図および第18
図は側面断面図、第17図は平面図、第20図は請求項
(2)記載の発明の変形例を説明するための側面断面
図、第21図は従来のフレキシブルマウンドの基礎構造を
示す側面断面図、第22図および第23図は従来のフレキシ
ブルマウンドの基礎構造の施工方法を説明するための図
である。 G……海底地盤、 S……空隙、 1、5、9、14、18……基礎、 2……囲い、 3……基礎本体、 4、8、11、17、21……連結用部材、 6……捨石マウンド、 7、10、16……プレキャストコンクリート製ベース、 12……鋼製スカート、 13……モルタルグラウト、 15……架構、 19……プレキャストコンクリート製ブロック、 20……杭打用孔、 22……杭。
フロントページの続き (72)発明者 田中 正博 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 大山 巧 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 小野 正 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 大内田 博喜 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 阿部 久雄 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 清川 哲志 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−69909(JP,A) 特公 平7−30535(JP,B2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性素材からなり、内部に流体を注入す
    ることによって膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設さ
    れ、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるための基礎
    とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構造の施工
    方法において、海底地盤に鋼矢板からなる囲いを設けた
    のち、該囲いの内側に充填材を充填し、固化させること
    によって基礎本体を形成したことを特徴とするフレキシ
    ブルマウンドの基礎構造の施工方法。
  2. 【請求項2】可撓性素材からなり、内部に流体を注入す
    ることによって膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設さ
    れ、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるための基礎
    とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構造の施工
    方法において、海底地盤上に石材を堆積させて錐体状の
    捨石マウンドを設けたのち、該捨石マウンドの上にベー
    スを積層したことを特徴とするフレキシブルマウンドの
    基礎構造の施工方法。
  3. 【請求項3】可撓性素材からなり、内部に流体を注入す
    ることによって膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設さ
    れ、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるための基礎
    とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構造の施工
    方法において、ベースの側面に鋼製スカートを設けたの
    ち、該鋼製スカートの先端を海底地盤に打ち込み、つづ
    いて前記ベースと海底地盤との間の空隙にモルタルグラ
    ウトを充填したことを特徴とするフレキシブルマウンド
    の基礎構造の施工方法。
  4. 【請求項4】可撓性素材からなり、内部に流体を注入す
    ることによって膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設さ
    れ、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるための基礎
    とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構造の施工
    方法において、H鋼からなる基礎杭を海底地盤に打ち込
    んだのち、該杭間にH鋼からなる梁を架け渡して架構を
    設置し、つづいて該架構の上にベースを配設したことを
    特徴とするフレキシブルマウンドの基礎構造の施工方
    法。
  5. 【請求項5】可撓性素材からなり、内部に流体を注入す
    ることによって膨らむ袋体と、該袋体の底部に配設さ
    れ、かつ前記袋体を海底地盤上に定着させるための基礎
    とを備えてなるフレキシブルマウンドの基礎構造の施工
    方法において、杭打ち込み用孔を有するブロックを海底
    地盤に接地させたのち、該杭ち込み孔に杭を貫通させ、
    つづいて該杭を打ち込み固定したことを特徴とするフレ
    キシブルマウンドの基礎構造の施工方法。
JP1298542A 1989-11-16 1989-11-16 フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法 Expired - Lifetime JPH0819657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298542A JPH0819657B2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298542A JPH0819657B2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03158515A JPH03158515A (ja) 1991-07-08
JPH0819657B2 true JPH0819657B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=17861077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1298542A Expired - Lifetime JPH0819657B2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819657B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03158515A (ja) 1991-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0075487A2 (en) Marine structure
KR102097580B1 (ko) 일반 콘크리트를 이용한 해상 구조물 시공 방법
CA1331102C (en) Strengthened protective structure
JPH06146305A (ja) 水中基礎およびその据付方法
JPS58143023A (ja) 杭支持式防波堤用ケ−ソン
JP3075179B2 (ja) 橋脚基礎構造およびその構築方法
JPH0819657B2 (ja) フレキシブルマウンドの基礎構造の施工方法
JP2537415B2 (ja) フレキシブルマウンドの基礎構造
JP3320580B2 (ja) 海上構造物の基礎構築工法
JP2630994B2 (ja) ケーソンを使用した岸壁の築造方法
JP7495904B2 (ja) 既存岸壁の改良構造及び改良方法
JPH0742180A (ja) アンカー
KR101961655B1 (ko) 항타 말뚝과 박스형 프리캐스트 콘크리트 구조물을 결합한 해상 구조물 및 그 시공방법
JP2597878B2 (ja) 堰堤の構造
JP3132846B2 (ja) 杭式海洋構造物の築造方法
JP2764447B2 (ja) 橋脚支持等地盤構築物
JP2655322B2 (ja) 護岸構造物の施工法
JPS62237983A (ja) 廃棄物の漏失防止壁体
JPH04297619A (ja) 水中基礎の構築方法
JP2556380B2 (ja) 護岸構造物の施工法
JPH0663211B2 (ja) フレキシブルマウンド
JPH06257163A (ja) 浅水深基礎工事用渇水台船
JPS58160420A (ja) キング・ポストを用いた堤体
JPS6195125A (ja) コンクリ−トケ−ソンの固定法
JPH0211688B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14