JPH08196502A - 食器洗い乾燥機の運転制御方法 - Google Patents
食器洗い乾燥機の運転制御方法Info
- Publication number
- JPH08196502A JPH08196502A JP1035095A JP1035095A JPH08196502A JP H08196502 A JPH08196502 A JP H08196502A JP 1035095 A JP1035095 A JP 1035095A JP 1035095 A JP1035095 A JP 1035095A JP H08196502 A JPH08196502 A JP H08196502A
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- JP
- Japan
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- temperature
- rinsing process
- water
- hot water
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】加熱送風ユニット，洗浄槽７，循環ポンプ，制
御器４、及び温度検出器を主構成とした、食器洗い乾燥
機で温水すすぎ途中で送風機２１を運転する。 【効果】排気口から排出される高温蒸気の温度を下げる
ことで、大幅な排気温度が低減が図れる。
御器４、及び温度検出器を主構成とした、食器洗い乾燥
機で温水すすぎ途中で送風機２１を運転する。 【効果】排気口から排出される高温蒸気の温度を下げる
ことで、大幅な排気温度が低減が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い乾燥機に係
り、特に、乾燥時の高温蒸気排出の温度低減に好適な運
転制御方法に関する。
り、特に、乾燥時の高温蒸気排出の温度低減に好適な運
転制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に食器の洗浄性能、及び乾燥性能を
向上する為に、「洗い」工程後の「温水すすぎ」工程は
水温が約７０℃になるまで継続運転する。排気口に設け
た排気弁でほぼ密閉状態になっている。「排水」工程を
終了後に、「乾燥」工程で送風運転を行うことにより、
排気弁が風圧により開放されて蒸気が排出される構成，
運転制御になっている。
向上する為に、「洗い」工程後の「温水すすぎ」工程は
水温が約７０℃になるまで継続運転する。排気口に設け
た排気弁でほぼ密閉状態になっている。「排水」工程を
終了後に、「乾燥」工程で送風運転を行うことにより、
排気弁が風圧により開放されて蒸気が排出される構成，
運転制御になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、「乾
燥」工程で送風運転初期に排出される蒸気の温度はほぼ
水温に近い約６５℃で、多量の蒸気が排出されるので使
用者に火傷の不安を抱かせる欠点を有していた。
燥」工程で送風運転初期に排出される蒸気の温度はほぼ
水温に近い約６５℃で、多量の蒸気が排出されるので使
用者に火傷の不安を抱かせる欠点を有していた。
【０００４】本発明の目的は、特に、乾燥時に排出され
る蒸気温度を低減させて安全性にすぐれた食器洗い乾燥
機を提供することにある。
る蒸気温度を低減させて安全性にすぐれた食器洗い乾燥
機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、「温水すす
ぎ」工程終了前に送風運転を行うことで排気口から排出
される蒸気温度の低減が達成される。
ぎ」工程終了前に送風運転を行うことで排気口から排出
される蒸気温度の低減が達成される。
【０００６】
【作用】即ち、「温水すすぎ」工程終了前に送風運転を
開始すると、槽内に充満した蒸気の量が少なくなり、
「温水すすぎ」工程終了時点で排出される高温蒸気が減
り蒸気温度が下がる作用をする。
開始すると、槽内に充満した蒸気の量が少なくなり、
「温水すすぎ」工程終了時点で排出される高温蒸気が減
り蒸気温度が下がる作用をする。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の食器洗い乾燥機の全体的な
内部構造を示す縦断面図、図２は標準サイクル工程の糟
内の温度、図３は送風運転開始温度による排気口の温度
を示す。
内部構造を示す縦断面図、図２は標準サイクル工程の糟
内の温度、図３は送風運転開始温度による排気口の温度
を示す。
【０００８】図１において、１は食器洗い乾燥機本体
で、前面ヒンジ２を回転中心とし、矢印のように前方に
開閉可能な扉３を有する。扉３内には、食器洗い乾燥機
の給水，加熱，温水循環，排水，送風等、洗浄，乾燥サ
イクル運転を司るコントローラ４を内設、また、扉３の
上部には、進行状態、及びコントローラ４により指示さ
れて各種の表示を行う表示部５、及び運転操作部（図示
せず）が設置されている。扉３の内面部には、ステンレ
ス材で形成された扉内壁６が、同様にステンレス材で形
成された洗浄槽兼乾燥槽（以下、洗浄槽と言う）７と
は、扉３の閉止時はパッキン８により、外部とは気密が
保たれるように構成されている。洗浄槽７内には、上レ
ール９，下レール１０を構成し、上篭１１，下篭１２を
本体１の前方へ容易に移動できるように構成する。ま
た、洗浄槽７の下面部には、循環ポンプ（図示せず）か
らの水圧を受けて回転力を得るべく、複数の小孔１３ａ
を有し、かつ略中央部には上ノズル１４へ導水する噴出
口１５を有する下ノズル１６が、回動自在に取付けられ
る。噴出口１５からの水は、下篭１２の略中央部に固定
した導水菅１７を通り、上ノズル１４の小孔１３ｂから
噴出され、上ノズルはその反作用により回転する。ま
た、洗浄槽７の下面部に球面状に形成した球面部１８に
は、ヒータユニット１９が固定される。固定するに当た
っては、ヒータユニット１９からの伝熱を効率良くする
ために、球面部１８とヒータユニット１９の間には、耐
熱部材であるシリコーン樹脂にアルミ粉を混合した充填
剤が塗布される。また、ヒータユニット１９を乾燥時の
通風路とすべく、ヒータユニットカバー２０を配設し、
送風機２１，吸気口２２，ダクト２３ａ，ヒータユニッ
トカバー２０，ダクト２３ｂを経て、洗浄槽７の後面部
に設けた送風口２４から洗浄槽７へ温風が送りこまれる
構成となっている。外部とは、洗浄槽７の上面部に設け
た排気口２５ａ，排気口２５ｂを経て連結されている。
排気口２５ａの上部には洗浄槽７内の密閉を保ち蒸気が
排出しないように排気弁２６が付いている。この排気弁
２６は送風機２１の風圧により開放され洗浄槽７内の蒸
気が排気口２５ｂから排出される。
で、前面ヒンジ２を回転中心とし、矢印のように前方に
開閉可能な扉３を有する。扉３内には、食器洗い乾燥機
の給水，加熱，温水循環，排水，送風等、洗浄，乾燥サ
イクル運転を司るコントローラ４を内設、また、扉３の
上部には、進行状態、及びコントローラ４により指示さ
れて各種の表示を行う表示部５、及び運転操作部（図示
せず）が設置されている。扉３の内面部には、ステンレ
ス材で形成された扉内壁６が、同様にステンレス材で形
成された洗浄槽兼乾燥槽（以下、洗浄槽と言う）７と
は、扉３の閉止時はパッキン８により、外部とは気密が
保たれるように構成されている。洗浄槽７内には、上レ
ール９，下レール１０を構成し、上篭１１，下篭１２を
本体１の前方へ容易に移動できるように構成する。ま
た、洗浄槽７の下面部には、循環ポンプ（図示せず）か
らの水圧を受けて回転力を得るべく、複数の小孔１３ａ
を有し、かつ略中央部には上ノズル１４へ導水する噴出
口１５を有する下ノズル１６が、回動自在に取付けられ
る。噴出口１５からの水は、下篭１２の略中央部に固定
した導水菅１７を通り、上ノズル１４の小孔１３ｂから
噴出され、上ノズルはその反作用により回転する。ま
た、洗浄槽７の下面部に球面状に形成した球面部１８に
は、ヒータユニット１９が固定される。固定するに当た
っては、ヒータユニット１９からの伝熱を効率良くする
ために、球面部１８とヒータユニット１９の間には、耐
熱部材であるシリコーン樹脂にアルミ粉を混合した充填
剤が塗布される。また、ヒータユニット１９を乾燥時の
通風路とすべく、ヒータユニットカバー２０を配設し、
送風機２１，吸気口２２，ダクト２３ａ，ヒータユニッ
トカバー２０，ダクト２３ｂを経て、洗浄槽７の後面部
に設けた送風口２４から洗浄槽７へ温風が送りこまれる
構成となっている。外部とは、洗浄槽７の上面部に設け
た排気口２５ａ，排気口２５ｂを経て連結されている。
排気口２５ａの上部には洗浄槽７内の密閉を保ち蒸気が
排出しないように排気弁２６が付いている。この排気弁
２６は送風機２１の風圧により開放され洗浄槽７内の蒸
気が排気口２５ｂから排出される。
【０００９】次に食器洗い乾燥機の運転動作と標準サイ
クル運転の洗浄槽７内の温度変化について図２で説明す
る。食器を上篭１１，下篭１２に配置，洗剤投入口（図
示せず）に洗剤を投入し扉３を閉め、操作ボタンにより
運転が開始される。規定水位まで給水されると、ヒータ
ユニット１９に通電が開始されると同時に、洗浄ポンプ
モータ（図示せず）が運転される。加圧水は下ノズル１
６及び上ノズル１４の小孔１３ａから噴射されると同時
に、噴射の反力を受けて回転を始める。この回転数は毎
分約２０回転であり、洗浄槽７内の食器にまんべんなく
洗浄水が当り、水温は徐々に上昇し約５０℃まで上昇す
るため、噴射力と温水、及び洗剤の作用により食器の汚
れを落す「本洗い」工程を行う。次に「すすぎ」工程を
行う。次に規定の水温約７０℃まで加熱しながら「温水
すすぎ」工程を行う、送風運転開始温度Ｔ2 ６０℃の設
定温度に達したら送風運転を行い洗浄槽７内の蒸気を排
気口２５ａから排気弁２６を通り排気口２５ｂへ排出さ
れる。規定の水温約７０℃に達したら「温水すすぎ」工
程を終了して、「排水」工程「乾燥」工程に入り一定時
間後運転を終了する。
クル運転の洗浄槽７内の温度変化について図２で説明す
る。食器を上篭１１，下篭１２に配置，洗剤投入口（図
示せず）に洗剤を投入し扉３を閉め、操作ボタンにより
運転が開始される。規定水位まで給水されると、ヒータ
ユニット１９に通電が開始されると同時に、洗浄ポンプ
モータ（図示せず）が運転される。加圧水は下ノズル１
６及び上ノズル１４の小孔１３ａから噴射されると同時
に、噴射の反力を受けて回転を始める。この回転数は毎
分約２０回転であり、洗浄槽７内の食器にまんべんなく
洗浄水が当り、水温は徐々に上昇し約５０℃まで上昇す
るため、噴射力と温水、及び洗剤の作用により食器の汚
れを落す「本洗い」工程を行う。次に「すすぎ」工程を
行う。次に規定の水温約７０℃まで加熱しながら「温水
すすぎ」工程を行う、送風運転開始温度Ｔ2 ６０℃の設
定温度に達したら送風運転を行い洗浄槽７内の蒸気を排
気口２５ａから排気弁２６を通り排気口２５ｂへ排出さ
れる。規定の水温約７０℃に達したら「温水すすぎ」工
程を終了して、「排水」工程「乾燥」工程に入り一定時
間後運転を終了する。
【００１０】以上の構成，制御により排気口２５ｂの排
気温度について図３により説明する。温水すすぎ温度が
水温設定温度Ｔ1 約７０℃で送風運転を行った場合は水
温は約７０℃に近い６５℃程度の高温蒸気が初期に排出
される。送風開始温度を下げて運転すると、グラフより
排気温度も下がってくることがわかる。よって送風開始
温度を「温水すすぎ」工程終了より早めに運転すればよ
いが、送風開始温度を早くすると、「温水すすぎ」工程
の終了設定温度に達するまで時間がかかってしまい結果
的にサイクル時間を長くしてしまう。よってサイクル時
間と排気温度の関係から、「温水すすぎ」終了設定温度
Ｔ1 約７０℃より送風運転開始温度Ｔ2はＴ1−１０℃
が最も効果的であり、排気口に近寄っても火傷の不安感
を負はない安全性の優れた排気温度に設定できる。
気温度について図３により説明する。温水すすぎ温度が
水温設定温度Ｔ1 約７０℃で送風運転を行った場合は水
温は約７０℃に近い６５℃程度の高温蒸気が初期に排出
される。送風開始温度を下げて運転すると、グラフより
排気温度も下がってくることがわかる。よって送風開始
温度を「温水すすぎ」工程終了より早めに運転すればよ
いが、送風開始温度を早くすると、「温水すすぎ」工程
の終了設定温度に達するまで時間がかかってしまい結果
的にサイクル時間を長くしてしまう。よってサイクル時
間と排気温度の関係から、「温水すすぎ」終了設定温度
Ｔ1 約７０℃より送風運転開始温度Ｔ2はＴ1−１０℃
が最も効果的であり、排気口に近寄っても火傷の不安感
を負はない安全性の優れた排気温度に設定できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、排気口から排出される
高温蒸気の温度を下げることで、大幅な排気温度が低減
が図れる。
高温蒸気の温度を下げることで、大幅な排気温度が低減
が図れる。
【図１】本発明の一実施例の吸口の縦断面図。
【図２】標準サイクルの工程の洗浄槽内の温度変化の特
性図。
性図。
【図３】送風運転開始温度と排気口温度の特性図。
４…コントローラ、７…洗浄槽、２１…送風機。
Claims (2)
- 【請求項１】加熱送風ユニット，洗浄槽，循環ポンプ，
制御器及び温度検出器を含む食器洗い乾燥機において、
温水すすぎ工程終了より前に送風運転を行うことを特徴
とする食器洗い乾燥機の運転制御方法。 - 【請求項２】請求項１において、温水すすぎ工程終了
後、水温温度Ｔ1 と送風運転開始水温温度Ｔ2 をＴ1−
１０℃に設定した食器洗い乾燥機の運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035095A JPH08196502A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 食器洗い乾燥機の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035095A JPH08196502A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 食器洗い乾燥機の運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196502A true JPH08196502A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11747749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1035095A Pending JPH08196502A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 食器洗い乾燥機の運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196502A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000177A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Rinnai Corp | ビルトインタイプの食器洗い機 |
| CN108742413A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-11-06 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 蒸汽发生器控制方法、洗碗机及计算机可读存储介质 |
| WO2024022340A1 (zh) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | 追觅创新科技(苏州)有限公司 | 清洁设备的控制方法、蒸汽设备的控制方法及装置、蒸汽设备及存储介质、电子设备及存储介质 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1035095A patent/JPH08196502A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000177A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Rinnai Corp | ビルトインタイプの食器洗い機 |
| CN108742413A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-11-06 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 蒸汽发生器控制方法、洗碗机及计算机可读存储介质 |
| CN108742413B (zh) * | 2018-05-23 | 2021-07-23 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 蒸汽发生器控制方法、洗碗机及计算机可读存储介质 |
| WO2024022340A1 (zh) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | 追觅创新科技(苏州)有限公司 | 清洁设备的控制方法、蒸汽设备的控制方法及装置、蒸汽设备及存储介质、电子设备及存储介质 |
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