JPH08184839A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH08184839A JPH08184839A JP33700294A JP33700294A JPH08184839A JP H08184839 A JPH08184839 A JP H08184839A JP 33700294 A JP33700294 A JP 33700294A JP 33700294 A JP33700294 A JP 33700294A JP H08184839 A JPH08184839 A JP H08184839A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダミーシールに付着した液晶を容易に洗浄除
去でき、洗浄の手間を軽減できる液晶表示素子を提供す
る。 【構成】 シール材１２の外側で、基板の角部を補強し
かつ基板間の所要間隙を確保するダミーシール１４が設
けられた液晶表示素子において、ダミーシール１４が湾
曲形またはほぼ直角に屈曲したＬ字形に形成され、湾曲
底部または屈曲角部に貫通孔、スリット、切欠部のいず
れかによる液晶逃し部１４ａを設け、この液晶逃し部１
４ａとしては切欠部を１つ置きに連ねて不連続状に形成
することもでき、液晶注入時に液晶がダミーシールに付
着して滞留するのを液晶逃し部１４ａから逃がすこと
で、洗浄手間等を省く。
去でき、洗浄の手間を軽減できる液晶表示素子を提供す
る。 【構成】 シール材１２の外側で、基板の角部を補強し
かつ基板間の所要間隙を確保するダミーシール１４が設
けられた液晶表示素子において、ダミーシール１４が湾
曲形またはほぼ直角に屈曲したＬ字形に形成され、湾曲
底部または屈曲角部に貫通孔、スリット、切欠部のいず
れかによる液晶逃し部１４ａを設け、この液晶逃し部１
４ａとしては切欠部を１つ置きに連ねて不連続状に形成
することもでき、液晶注入時に液晶がダミーシールに付
着して滞留するのを液晶逃し部１４ａから逃がすこと
で、洗浄手間等を省く。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示素子に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】図５は、例えば液晶表示装置（ＬＣＤ）
の量産ラインにおいて、液晶表示素子の複数個を形成す
るための素子形成用シート１を示している。ガラスや樹
脂フィルム等による透明な素子形成用シート１は、素子
用基板２の数個分を切り出せる大きさを有し、図のよう
に、例えば４個の素子用基板２を切断線Ｃ1、Ｃ2に沿っ
て切断することにより得られるようになっている。それ
ぞれの素子用基板２にはシール材３がスクリーン印刷法
などによって設けられ、シール材３で囲まれる領域には
この一部に設けた液晶注入孔４から液晶が注入される。
液晶注入後は注入孔４を封止剤でもって閉塞して内部に
液晶を封入する。また、素子形成用シート１では、各素
子用基板２の角部４個所にダミーシール５と呼ばれるＬ
字形またはアングル形状の一種の補強部材を設ける場合
がある。ダミーシール５は次の理由から設置される。液
晶表示素子の４つ分が切り揃えられる大きさの素子形成
用シート１において、同形もしくは類似の素子形成用シ
ート１の２枚を上下にして、シート上４個の素子用基板
２が相手基板との間に所要の間隙をもって対向するよう
貼り合わせて空セル集合体を形成する。次いで、形成し
た基板貼り合わせ体を空セルが２個づつ注入孔４を揃え
て横に並ぶように切断線Ｃ1に沿って切り離す。このよ
うな２個取りの貼り合わせ体を注入孔４の位置を揃えて
適数個束ね注入する。液晶注入の際は、ほぼ真空状態と
した槽内に液晶注入孔が天地方向でいう下向きになるよ
うに貼り合わせ体の束をセットし、液晶中に注入孔４を
充分に浸漬させた後、槽内の気圧を上げる。これによ
り、液晶が各空セル内に注入される。液晶の注入が終了
したら、各注入孔４を封止材で封止後、切断線Ｃ2に沿
って１個づつ切り離す。上述の基板貼り合わせから液晶
注入・封止に至る工程において、切断線Ｃ1、Ｃ2に沿い
ガラス基板を切断するが、その切断の際に、各液晶セル
の特にシール部材３が存在しない角部４箇所が破損し易
い。このような不良の発生を防止するために、角部４箇
所にもシール部材ではないがシール部材と同じように基
板を支持する部材、つまりダミーシール５を設け、角部
の構造強度を補強することでその破損などの発生を防止
している。
の量産ラインにおいて、液晶表示素子の複数個を形成す
るための素子形成用シート１を示している。ガラスや樹
脂フィルム等による透明な素子形成用シート１は、素子
用基板２の数個分を切り出せる大きさを有し、図のよう
に、例えば４個の素子用基板２を切断線Ｃ1、Ｃ2に沿っ
て切断することにより得られるようになっている。それ
ぞれの素子用基板２にはシール材３がスクリーン印刷法
などによって設けられ、シール材３で囲まれる領域には
この一部に設けた液晶注入孔４から液晶が注入される。
液晶注入後は注入孔４を封止剤でもって閉塞して内部に
液晶を封入する。また、素子形成用シート１では、各素
子用基板２の角部４個所にダミーシール５と呼ばれるＬ
字形またはアングル形状の一種の補強部材を設ける場合
がある。ダミーシール５は次の理由から設置される。液
晶表示素子の４つ分が切り揃えられる大きさの素子形成
用シート１において、同形もしくは類似の素子形成用シ
ート１の２枚を上下にして、シート上４個の素子用基板
２が相手基板との間に所要の間隙をもって対向するよう
貼り合わせて空セル集合体を形成する。次いで、形成し
た基板貼り合わせ体を空セルが２個づつ注入孔４を揃え
て横に並ぶように切断線Ｃ1に沿って切り離す。このよ
うな２個取りの貼り合わせ体を注入孔４の位置を揃えて
適数個束ね注入する。液晶注入の際は、ほぼ真空状態と
した槽内に液晶注入孔が天地方向でいう下向きになるよ
うに貼り合わせ体の束をセットし、液晶中に注入孔４を
充分に浸漬させた後、槽内の気圧を上げる。これによ
り、液晶が各空セル内に注入される。液晶の注入が終了
したら、各注入孔４を封止材で封止後、切断線Ｃ2に沿
って１個づつ切り離す。上述の基板貼り合わせから液晶
注入・封止に至る工程において、切断線Ｃ1、Ｃ2に沿い
ガラス基板を切断するが、その切断の際に、各液晶セル
の特にシール部材３が存在しない角部４箇所が破損し易
い。このような不良の発生を防止するために、角部４箇
所にもシール部材ではないがシール部材と同じように基
板を支持する部材、つまりダミーシール５を設け、角部
の構造強度を補強することでその破損などの発生を防止
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶注入時
は、貼り合わせ２枚による素子形成用シート１全体を液
晶収容トレイに浸漬させることから、液晶注入孔４と位
置的にほぼ同一レベルにあるダミーシール５にも液晶が
付着する。ところが、ダミーシール５は補強性能をアッ
プするためにＬ字形などのアングル形状に形成するのが
通常であるために、付着した液晶がその隅部に滞留し易
い。液晶パネルとして切断したのちは、本来、ダミーシ
ール５はその名称のごとく不要となるものである。しか
し、そうしたダミーシール５の除去工程を設けること
は、量産ラインの工程や工数を増加させる不都合から、
設置したままにして置かれることが多い。そのような事
情から、ダミーシール５に付着した液晶を洗浄除去する
必要があるが、上述したような隅部に滞留付着した液晶
は除去が非常に困難である。したがって、この発明の目
的は、ダミーシールに付着した液晶を容易に洗浄できる
液晶表示素子を提供することにある。
は、貼り合わせ２枚による素子形成用シート１全体を液
晶収容トレイに浸漬させることから、液晶注入孔４と位
置的にほぼ同一レベルにあるダミーシール５にも液晶が
付着する。ところが、ダミーシール５は補強性能をアッ
プするためにＬ字形などのアングル形状に形成するのが
通常であるために、付着した液晶がその隅部に滞留し易
い。液晶パネルとして切断したのちは、本来、ダミーシ
ール５はその名称のごとく不要となるものである。しか
し、そうしたダミーシール５の除去工程を設けること
は、量産ラインの工程や工数を増加させる不都合から、
設置したままにして置かれることが多い。そのような事
情から、ダミーシール５に付着した液晶を洗浄除去する
必要があるが、上述したような隅部に滞留付着した液晶
は除去が非常に困難である。したがって、この発明の目
的は、ダミーシールに付着した液晶を容易に洗浄できる
液晶表示素子を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による液晶表示素子は、一対の基板を枠状
シール部材を介し所定の間隙を保って対向配置し、前記
シール部材と前記一対の基板の各対向面で囲まれた空間
内に液晶を封入してなるもので、前記シール部材外側の
前記一対の基板間に前記間隙を確保するための支持部材
を介挿し、該支持部材のうちの少なくとも屈曲部に切欠
部を設けている。この発明の液晶表示素子では、前記支
持部材をほぼ直角に屈曲したＬ字形とすることができ
る。また、この発明の液晶表示素子では、前記支持部材
を切欠部を所定の間隙をおいて複数個設けたＬ字形とす
ることもできる。
に、この発明による液晶表示素子は、一対の基板を枠状
シール部材を介し所定の間隙を保って対向配置し、前記
シール部材と前記一対の基板の各対向面で囲まれた空間
内に液晶を封入してなるもので、前記シール部材外側の
前記一対の基板間に前記間隙を確保するための支持部材
を介挿し、該支持部材のうちの少なくとも屈曲部に切欠
部を設けている。この発明の液晶表示素子では、前記支
持部材をほぼ直角に屈曲したＬ字形とすることができ
る。また、この発明の液晶表示素子では、前記支持部材
を切欠部を所定の間隙をおいて複数個設けたＬ字形とす
ることもできる。
【０００５】
【作用】ダミーシールは、液晶表示素子としての例えば
液晶パネルを形成する際、液晶封入後に切り揃えによる
パネル整形時に、その角部を剪断力から剛性的に補償し
て保護し、破損したりダレたりするのを防ぐ。液晶注入
時、ダミーシールに付着した液晶は液晶逃し用切欠部か
ら外部へ抜けるため、滞留することなく、洗浄作業の手
間が省ける。
液晶パネルを形成する際、液晶封入後に切り揃えによる
パネル整形時に、その角部を剪断力から剛性的に補償し
て保護し、破損したりダレたりするのを防ぐ。液晶注入
時、ダミーシールに付着した液晶は液晶逃し用切欠部か
ら外部へ抜けるため、滞留することなく、洗浄作業の手
間が省ける。
【０００６】
【実施例】以下、この発明による実施例の液晶表示素子
を図面に基づいて説明する。図１は、数個分の液晶表示
素子を形成する素子形成用シート２０を示し、この素子
形成用シート２０はガラス等による透明材質のもので、
実施例では４枚の素子用基板１０を切り取れる大きさの
１枚のシート状としたものである。すなわち、従来例の
図５で示されたように、各素子用基板１０にはそれぞれ
シール材１２がスクリーン印刷法などによって設けら
れ、シール材１２で囲まれる領域にはこの一部に設けた
液晶注入孔１３から液晶が注入される。液晶注入後は注
入孔１３を封止剤でもって閉塞して内部に液晶を封入す
るようになっている。また、素子形成用シート１上にお
いて１枚分の素子用基板１０の角部四個所に、基板支持
部材としてのダミーシール１４が湾曲形またはほぼ直角
に屈曲したＬ字形に形成され、シール材１１と同様スク
リーン印刷などにより設けられている。この場合、ダミ
ーシール１４とシール材１２の材料として同一材料の例
えばエポキシ樹脂を用いれば、それらをスクリーン印刷
で動じに形成することができ、製造工程が簡単となる。
このダミーシール１４の湾曲底部または屈曲角部には貫
通孔、スリット、切欠部のいずれかによる液晶逃し部が
設けられている。
を図面に基づいて説明する。図１は、数個分の液晶表示
素子を形成する素子形成用シート２０を示し、この素子
形成用シート２０はガラス等による透明材質のもので、
実施例では４枚の素子用基板１０を切り取れる大きさの
１枚のシート状としたものである。すなわち、従来例の
図５で示されたように、各素子用基板１０にはそれぞれ
シール材１２がスクリーン印刷法などによって設けら
れ、シール材１２で囲まれる領域にはこの一部に設けた
液晶注入孔１３から液晶が注入される。液晶注入後は注
入孔１３を封止剤でもって閉塞して内部に液晶を封入す
るようになっている。また、素子形成用シート１上にお
いて１枚分の素子用基板１０の角部四個所に、基板支持
部材としてのダミーシール１４が湾曲形またはほぼ直角
に屈曲したＬ字形に形成され、シール材１１と同様スク
リーン印刷などにより設けられている。この場合、ダミ
ーシール１４とシール材１２の材料として同一材料の例
えばエポキシ樹脂を用いれば、それらをスクリーン印刷
で動じに形成することができ、製造工程が簡単となる。
このダミーシール１４の湾曲底部または屈曲角部には貫
通孔、スリット、切欠部のいずれかによる液晶逃し部が
設けられている。
【０００７】図示のように、ダミーシール１４は、この
発明でいう液晶逃し部として切欠部１４ａを１つ置きに
連ねて不連続状に形成され、それらの切欠部１４ａは液
晶の通り抜けが可能な大きさを有している。ダミーシー
ルは、図２および図３のような形状とすることも可能で
ある。図２で示される第２の実施例のダミーシール１５
は、Ｌ字形に屈曲成形された本体にこの発明でいう液晶
逃し部の多数のスリット１５ａを所定間隔を置いて設け
た構成であり、それらスリット１５ａから液晶の通り抜
けが可能である。図３で示される第３の実施例のダミー
シール１６の場合、屈曲成形されたＬ字形本体の屈曲角
部にあたる個所に、この発明でいう液晶逃し部の貫通孔
１６ａ（または切欠部１６ａ）が設けられ、この貫通孔
１６ａから液晶の通り抜けを可能とした構造である。
発明でいう液晶逃し部として切欠部１４ａを１つ置きに
連ねて不連続状に形成され、それらの切欠部１４ａは液
晶の通り抜けが可能な大きさを有している。ダミーシー
ルは、図２および図３のような形状とすることも可能で
ある。図２で示される第２の実施例のダミーシール１５
は、Ｌ字形に屈曲成形された本体にこの発明でいう液晶
逃し部の多数のスリット１５ａを所定間隔を置いて設け
た構成であり、それらスリット１５ａから液晶の通り抜
けが可能である。図３で示される第３の実施例のダミー
シール１６の場合、屈曲成形されたＬ字形本体の屈曲角
部にあたる個所に、この発明でいう液晶逃し部の貫通孔
１６ａ（または切欠部１６ａ）が設けられ、この貫通孔
１６ａから液晶の通り抜けを可能とした構造である。
【０００８】以上のような素子形成用シート２０を用
い、例えば図４に示す液晶注入済みの液晶表示素子とし
ての４つの液晶パネル３０が形成される。すなわち、素
子形成用シート２０の同形もしくは類似の２枚が貼り合
わされ、シート上４個の素子用基板１０と相手基板１１
との間に所要の間隙を有する４つの空セルが形成され
る。次いで、４つの空セルを２個づつ注入孔４を揃えて
横に並ぶように切断線Ｃ1に沿って切り離す。液晶注入
の際は、ほぼ真空状態とした槽内に液晶注入孔が天地方
向でいう下向きになるように貼り合わせ体の束をセット
し、液晶中に注入孔４を充分に浸漬させた後、槽内の気
圧を上げる。これにより、液晶が各空セル内に注入され
る。液晶の注入が終了したら、各注入孔４を封止材で封
止後、切断線Ｃ2に沿って１個づつ切り離す。
い、例えば図４に示す液晶注入済みの液晶表示素子とし
ての４つの液晶パネル３０が形成される。すなわち、素
子形成用シート２０の同形もしくは類似の２枚が貼り合
わされ、シート上４個の素子用基板１０と相手基板１１
との間に所要の間隙を有する４つの空セルが形成され
る。次いで、４つの空セルを２個づつ注入孔４を揃えて
横に並ぶように切断線Ｃ1に沿って切り離す。液晶注入
の際は、ほぼ真空状態とした槽内に液晶注入孔が天地方
向でいう下向きになるように貼り合わせ体の束をセット
し、液晶中に注入孔４を充分に浸漬させた後、槽内の気
圧を上げる。これにより、液晶が各空セル内に注入され
る。液晶の注入が終了したら、各注入孔４を封止材で封
止後、切断線Ｃ2に沿って１個づつ切り離す。
【０００９】上述の基板貼り合わせから液晶注入・封止
に至る工程において、切断線Ｃ1、Ｃ2に沿いガラス基板
を切断するが、その切断の際に、各液晶セルの特にシー
ル部材３が存在しない角部４箇所が破損し易い。すなわ
ち、本例の腕時計用液晶表示素子のように表示部が四角
形以外の形状である場合、パネル角部四箇所は基板の支
持補強部材となるシール材が存在せず、切断時に破損し
易い。しかし、本発明による液晶表示素子では、パネル
角部に上述したダミーシール１４を設けてその部分の構
造強度を補強してあるから、基板切断時に剪断力による
パネル角部の破損が防止される。
に至る工程において、切断線Ｃ1、Ｃ2に沿いガラス基板
を切断するが、その切断の際に、各液晶セルの特にシー
ル部材３が存在しない角部４箇所が破損し易い。すなわ
ち、本例の腕時計用液晶表示素子のように表示部が四角
形以外の形状である場合、パネル角部四箇所は基板の支
持補強部材となるシール材が存在せず、切断時に破損し
易い。しかし、本発明による液晶表示素子では、パネル
角部に上述したダミーシール１４を設けてその部分の構
造強度を補強してあるから、基板切断時に剪断力による
パネル角部の破損が防止される。
【００１０】そして、液晶収容トレイに浸漬させて液晶
１７を注入する際、角部四個所のダミーシール１４にも
液晶１７が付着する。特に、屈曲角部は液晶１７が滞留
し易い個所であるが、そこには切欠部１４ａ（またはス
リット１５ａ、貫通孔１６ａ）を設けてあるため、そこ
から液晶１７が抜けて外部へ逃げ、滞留を防止すること
ができる。そのため、滞留液晶に対する洗浄作業の必要
がなくなり、仮に多少の洗浄を必要とする場合があって
もそれは軽微な作業にとどまる。
１７を注入する際、角部四個所のダミーシール１４にも
液晶１７が付着する。特に、屈曲角部は液晶１７が滞留
し易い個所であるが、そこには切欠部１４ａ（またはス
リット１５ａ、貫通孔１６ａ）を設けてあるため、そこ
から液晶１７が抜けて外部へ逃げ、滞留を防止すること
ができる。そのため、滞留液晶に対する洗浄作業の必要
がなくなり、仮に多少の洗浄を必要とする場合があって
もそれは軽微な作業にとどまる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明による液晶表示素子は、ダミーシールを液晶注入後の
切り話し揃え工程で素子角部が切断剪断力によって破損
したりダレたりするのを防ぐなどの目的で設けてある
が、そのダミーシールに液晶注入時に付着滞留した液晶
を洗浄する作業手間を、ダミーシールに液晶逃し部を設
けることで軽減できる利点がある。
明による液晶表示素子は、ダミーシールを液晶注入後の
切り話し揃え工程で素子角部が切断剪断力によって破損
したりダレたりするのを防ぐなどの目的で設けてある
が、そのダミーシールに液晶注入時に付着滞留した液晶
を洗浄する作業手間を、ダミーシールに液晶逃し部を設
けることで軽減できる利点がある。
【図１】本発明による実施例の液晶表示素子を製造する
素子形成用シートの平面図。
素子形成用シートの平面図。
【図２】本発明による液晶表示素子の要部であるダミー
シールの他の実施例の斜視図。
シールの他の実施例の斜視図。
【図３】本発明における同じくダミーシールの他の実施
例の斜視図。
例の斜視図。
【図４】本発明による液晶表示素子の実施例として形成
された液晶パネルの斜視図。
された液晶パネルの斜視図。
【図５】従来例として示された液晶表示素子を製造する
素子形成用シートの平面図。
素子形成用シートの平面図。
１０、１１ 素子用基板 １２ シール材 １３ 液晶注入孔 １４、１５、１６ ダミーシール １４ａ 切欠部（液晶逃し部） １５ａ スリット（液晶逃し部） １６ａ 貫通孔（液晶逃し部） ２０ 素子形成用シート
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の基板を枠状シール部材を介し所定
の間隙を保って対向配置し、前記シール部材と前記一対
の基板の各対向面で囲まれた空間内に液晶を封入してな
る液晶表示素子において、 前記シール部材外側の前記一対の基板間に前記間隙を確
保するための支持部材を介挿し、該支持部材のうちの少
なくとも屈曲部に切欠部を設けたことを特徴とする液晶
表示素子。 - 【請求項２】 前記支持部材がほぼ直角に屈曲したＬ字
形である請求項１記載の液晶表示素子。 - 【請求項３】 前記支持部材が切欠部を所定の間隙をお
いて複数個設けたＬ字形である請求項１または２記載の
液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33700294A JPH08184839A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33700294A JPH08184839A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184839A true JPH08184839A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18304563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33700294A Pending JPH08184839A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184839A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003032064A1 (fr) * | 2001-10-03 | 2003-04-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Panneau d'affichage a cristaux liquides |
| KR100382805B1 (ko) * | 1999-07-23 | 2003-05-09 | 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 | 액정 표시 소자 및 그 제조 방법 |
| US9214643B2 (en) | 2011-11-29 | 2015-12-15 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Sealed structure, light-emitting device, electronic device, and lighting device |
| US9216557B2 (en) | 2011-11-29 | 2015-12-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Sealed structure, light-emitting device, electronic device, and lighting device |
| CN106814508A (zh) * | 2017-03-14 | 2017-06-09 | 武汉华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板 |
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-
1994
- 1994-12-27 JP JP33700294A patent/JPH08184839A/ja active Pending
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