JPH08182415A - 苗植付装置 - Google Patents

苗植付装置

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JPH08182415A
JPH08182415A JP96895A JP96895A JPH08182415A JP H08182415 A JPH08182415 A JP H08182415A JP 96895 A JP96895 A JP 96895A JP 96895 A JP96895 A JP 96895A JP H08182415 A JPH08182415 A JP H08182415A
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JP
Japan
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case
support
planting
seedling
horizontal axis
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Application number
JP96895A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Arata
辰夫 荒田
Kyuhei Ouchi
久平 大内
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 伝動構造の簡素化を図ることができると共
に、植付爪の苗取り出し軌跡の安定化を図ることが可能
となる苗植付装置の提供。 【構成】 第一横軸芯P1周りで回転する回転ケース7
に対して、第二横軸芯P2周りで回動自在な植付爪支持
ケース8と一体回動する操作アーム22の揺動端側と、
第一横軸芯P1から偏芯した固定支点とを、伸縮自在な
支持機構32を介して枢支連結し、固定部14に環状の
案内カム18を設け、支持機構32における操作アーム
22側にカムフォロア33を設けて、植付爪9の先端部
が略楕円状の所定の苗取り出し軌跡を描くように、植付
爪支持ケース3を相対回動させるように構成し、固定部
14を、駆動軸10に遊端自在に外嵌させた状態で、植
付伝動ケース3に回動が規制される状態で支持させ、そ
の外周面に、偏芯軸芯を有する円弧面16aを形成し、
支持機構32の一端側の枢支部20を、円弧面16aに
回動自在に外嵌させて固定支点を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置固定の植付伝動ケ
ースに対して第一横軸芯周りで回転自在に支承される駆
動軸に回転ケースを連結し、この回転ケースに対して、
第二横軸芯で回動自在に植付爪支持ケースを枢支し、 前記植付爪支持ケースと一体回動する操作アームの揺動
端側と、前記第一横軸芯から設定距離偏芯した固定支点
とを、伸縮自在に設けられた支持機構を介して枢支連結
すると共に、 前記植付伝動ケースに回動が規制される状態で支持され
る固定部に環状の案内カムを設け、 前記支持機構における前記操作アーム側に、前記回転ケ
ースの回転に伴って、前記案内カムに案内されるカムフ
ォロアを設けて、 前記回転ケースの回転に伴って、植付爪支持ケースに設
けられる植付爪の先端部が略楕円状の所定の苗取り出し
軌跡を描くように、前記植付爪支持ケースを相対回動さ
せるように構成してある苗植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置において、従来では、例
えば図4に示すように、駆動軸49を筒状に構成して、
植付伝動ケース3に対して固定支持された固定軸48
に、第一横軸芯P1周りで回転自在に外嵌させると共
に、この駆動軸49と回転ケース47とを一体回転すべ
く咬合係合させ、且つ、前記固定軸48に咬合係合させ
て位置固定状態に設けられた固定部42に、環状の案内
カム45と、駆動軸49の回転軸芯から設定距離偏芯し
た固定支点43とを設ける構成とし、植付爪支持ケース
40と一体回動する操作アーム41と、この固定支点4
3とを、二重筒構造の支持機構44を介して枢支連結
し、回転ケース47の回転に伴って、支持機構44に設
けられたカムフォロア46が案内カム45に案内され
て、植付爪の先端部が所定の苗取り出し軌跡を描くよう
に植付爪支持ケース40を相対回動させるように構成し
たものが、先に、本出願人により出願されている(例え
ば、特願平5‐304874号参照)。
【0003】尚、上記構成の苗植付装置は、回転ケース
の回転運動に対して植付爪の先端部が、例えば、ほぼ楕
円軌跡の所定の苗取り出し軌跡を描くように、植付爪支
持ケースを相対回動させるための姿勢規定手段を構成す
るに際して、操作アームと固定支点とを支持機構によっ
て枢支連結し、かつ、この支持機構の伸縮に伴ってカム
が案内される構成とすることで、カム案内作用に伴うカ
ムフォロアの移動方向が、支持機構の伸縮方向にだけ限
定されることで、カム案内作用が円滑に行えるようにし
たものである。
【0004】又、操作アームの回動支点(回転ケースと
一体的に回転する)と、カム作用によって揺動する支持
機構との枢支点とが偏芯していることに起因して、前記
固定支点を第一横軸芯上に位置させると、カム案内機能
が円滑に行えないおそれがあるが、上記構成では、固定
支点を第一横軸芯から偏芯させることによって、回転ケ
ースに対する植付爪の相対姿勢を規定する案内カムの形
状を最も適切な状態、つまり、カムフォロアを無理なく
円滑に案内できる状態に設定できるようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
においては、植付伝動ケース内にて動力が供給される駆
動軸が、固定軸に外嵌される二重軸構造であり、しか
も、植付伝動ケースの左右両側に回転ケースを装着させ
る場合には、図4に示すように、固定軸を植付伝動ケー
スに固定させるための連結具が存在するために、左右の
駆動軸を各別に駆動させる構造となり、伝動機構が複雑
になるという不利な面がある。
【0006】又、案内カムが設けられる固定部は、前記
固定軸を介して植付伝動ケースに固定支持させる必要が
あり、連結支持部(咬合係合部)が小型のものにならざ
るをえず、ガタつきが生じやすい欠点があり、その結
果、植付爪の苗取り出し軌跡が不安定になるおそれがあ
った。
【0007】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、植付爪の軌跡を規定するための
カム案内作用が円滑に行える従来構成の利点を活かしな
がらも、伝動構造の簡素化を図ることができると共に、
植付爪の苗取り出し軌跡の安定化を図ることが可能とな
る苗植付装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
位置固定の植付伝動ケースに対して第一横軸芯周りで回
転自在に支承される駆動軸に回転ケースを連結し、この
回転ケースに対して、第二横軸芯で回動自在に植付爪支
持ケースを枢支し、前記植付爪支持ケースと一体回動す
る操作アームの揺動端側と、前記第一横軸芯から設定距
離偏芯した固定支点とを、伸縮自在に設けられた支持機
構を介して枢支連結すると共に、前記植付伝動ケースに
回動が規制される状態で支持される固定部に環状の案内
カムを付設し、前記支持機構における前記操作アーム側
に、前記回転ケースの回転に伴って、前記案内カムに案
内されるカムフォロアを設けて、前記回転ケースの回転
に伴って、植付爪支持ケースに設けられる植付爪の先端
部が略楕円状の所定の苗取り出し軌跡を描くように、前
記植付爪支持ケースを相対回動させるように構成してあ
る苗植付装置において、前記固定部を、前記駆動軸に遊
端自在に外嵌させた状態で、且つ、前記植付伝動ケース
に回動が規制される状態で支持するように構成すると共
に、その外周面に、前記第一横軸芯に対して偏芯した軸
芯を有する円弧面を形成し、前記支持機構の一端側の枢
支部を、前記円弧面に回動自在に外嵌させて、前記固定
支点を構成してある点にある。
【0009】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記植付爪支持ケ
ースを、前記回転ケースに対して、180度回転位相を
異ならせた状態で、一対備えると共に、各植付爪支持ケ
ースに対して各別に前記支持機構を設け、且つ、夫々の
支持機構がほぼ直線状に連なるように、前記固定支点の
位置を設定してある点にある。
【0010】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、固定部が、駆動
軸に対して遊端自在に外嵌されると共に、回動が規制さ
れる状態で植付伝動ケースに対して支持される。そし
て、この固定部の外周面が、第一横軸芯に対して偏芯し
た軸芯を有する円弧面に形成され、この円弧面に対し
て、支持機構の一端側、つまり、操作アームに対する枢
支部とは反対側の枢支部が回動自在に外嵌されることに
なる。
【0011】支持機構の枢支部が回動自在に外嵌される
固定部の外周側円弧面は、第一横軸芯に対して偏芯した
軸芯を有するから、支持機構が、この偏芯位置を中心と
して回動することになる。従って、回転ケースの回転に
伴って、支持機構が、第一横軸芯から設定距離偏芯した
固定支点を中心に回動し且つ伸縮しながら、カムフォロ
アが案内カムに案内され、操作アームを相対回動させる
ことになる。
【0012】その結果、円弧面の軸芯(即ち、固定支
点)の位置を、適切な位置に設定することで、拗れ等が
生じにくく安定した状態で、案内カムによるカムフォロ
アの案内を円滑に行わせることが可能となる。
【0013】回転駆動される駆動軸が固定部の内側に位
置するから、従来構成のように、動力を伝達するための
駆動軸を筒状に構成して、その内側に、駆動軸を支持す
るための固定軸を設ける2重軸構造にする必要がない。
しかも、固定部が駆動軸の外周側に位置するから、植付
伝動ケースの軸挿通部に固定部を直接支持させることが
でき、上記従来構成のように、固定軸と植付伝動ケース
の軸挿通部との間に駆動軸が介装されることで、植付伝
動ケースの内部側において、固定軸を固定支持させるた
めの特別な部材が不要で、支持構成も簡素化できる。
【0014】しかも、前記固定部の植付伝動ケースに対
する回動規制用の支持部が、駆動軸の外周部に設けられ
るので、従来構造に比較して、駆動軸の回転軸芯からの
距離が大きい箇所で支持されることになり、駆動反力に
よるガタつきの発生のおそれをそれだけ小さいものにで
きる。
【0015】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。各支持機
構がほぼ直線状になるように固定支点が設定されるか
ら、各植付爪の先端部が夫々所定の苗取り出し軌跡を描
く状態で、回転ケースが回転するに伴って、各支持機構
はほぼ直線状態を維持することになり、その結果、環状
カムの中心位置に近い箇所に、固定支点が設けられるこ
とになり、支持機構の伸縮量、つまり、カムフォロアの
移動変位量が小さくなる。その結果、支持機構の回動量
に対する伸縮量が極端に大きくなる等の不都合が回避さ
れ、拗れ等が生じにくく、円滑なカム案内作用を行わせ
ることができるものとなった。
【0016】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、植付爪の
相対姿勢を規定するためのカム案内作用を円滑に行わせ
ることが可能となるものでありながら、伝動構造の簡素
化を図ることが可能となり、しかも、植付爪の相対姿勢
を規定するための基準となる案内カムが備えられる固定
部において、ガタつきの発生のおそれが少なく、植付爪
の先端軌跡を極力、安定化させることが可能となった。
【0017】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。回転ケー
スの回転に伴って一対の植付爪により交互に苗取り出し
が行われ、能率よく苗植付けを実行できるものでありな
がら、固定支点を合理的な位置に設定することによっ
て、より確実に、カム案内作用を円滑に行わせることが
可能となる苗植付装置を提供できるに至った。
【0018】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に乗用型田植機において図外の走行機体の後部に連結さ
れた苗植付装置が示されている。この苗植付装置は、各
パイプ状のメインフレーム1に、フィードケース2、植
付伝動ケース3を固定連結してフレーム部を構成すると
共に、植付け用苗を載置した状態で往復横移動する苗の
せ台4、苗のせ台4の下端部から苗を取り出して圃場に
植付ける植付機構5、及び、整地用の接地フロート6等
を備えている。
【0019】前記植付機構5は、植付伝動ケース3に対
して第一横軸芯P1周りで回転自在に回転ケース7が支
持され、この回転ケース7の両端部に、180度回転位
相を異ならせる状態で、第二横軸芯P2周りで回転自在
に一対の植付爪支持ケース8が支持されると共に、回転
ケース7の回転駆動に伴って、植付爪支持ケース8に備
えられた植付爪9の先端部が側面視略楕円形状となる所
定の苗取り出し軌跡を描くように、回転ケース7に対し
て植付爪支持ケース8を相対回転させるように構成され
ている。
【0020】以下、植付機構5の構成について説明す
る。図1、図2に示すように、植付伝動ケース3に第一
横軸芯P1周りで回転自在に支持された駆動軸10を、
ケース横側外方に突出させると共に、この駆動軸10の
外方突出部に、一体回転すべく咬合係合させる状態で、
回転ケース7の横外方側面に形成したボス部7aを外嵌
装着させ、ボルトで締付け固定してある。尚、回転ケー
ス7の横内方側面7bは、植付伝動ケース3の駆動軸1
0を支承する軸承部3aにベアリング11及びダストシ
ール12を介して外嵌してある。前記駆動軸10は、フ
ィードケース2側から伝動チェーン13を介して動力が
供給され、一定方向に回転駆動されるように構成されて
いる。
【0021】そして、回転ケース7の内方側において、
駆動軸10に遊端自在に外嵌させた状態で、且つ、植付
伝動ケース3に回動が規制される状態で、固定部として
の固定部材14が支持されている。この固定部材14
は、駆動軸10に遊端自在に外嵌される筒状ボス部15
が設けられ、この筒状ボス部15の植付伝動ケース3側
の端部と、植付伝動ケース3の前記軸承部3aの端部と
を咬合係合させ、回転が規制されるようになっている。
又、図2に示すように、固定部材14には、外周面が第
一横軸芯P1に対して偏芯した軸芯を有する円弧面16
aとなる偏芯筒部16が一体的に形成されると共に、こ
の偏芯筒部16よりも径方向外方側に位置する状態で、
且つ、第一横軸芯P1と直交する板面部17の外周部を
全周にわたって断面L字状に屈曲させる状態で、環状の
案内カム18が一体的に形成されている。前記偏芯筒部
16の外周円弧面16aには、一対の支持ロッド19,
19が一直線状に延設されたボス部20(枢支部の一
例)が回動自在に外嵌されている。
【0022】一方、植付爪支持ケース8は、それと一体
回動自在に連結された横向きの支軸21を介して第二横
軸芯P2周りで回動自在に回転ケース7に枢支され、支
軸21の回転ケース7内方側端部には操作アーム22が
一体的に形成されており、操作アーム22の遊端側に一
体形成された横向き支軸23には、支持アーム24が回
動自在に枢支されている。この支持アーム24には、横
向きの第一支軸25を介して枢支された第一回転体2
6、横軸芯P3周りで揺動自在な枢支された揺動板27
の揺動端側に支持された横向きの第二支軸28を介して
枢支された第二回転体29、及び、支持ロッド19に摺
動自在に外嵌される筒状の案内部30の夫々が備えられ
ている。前記第一回転体26は、案内カム18に内接す
る位置に配備されており、回転ケース7の回転駆動に伴
って案内カム18の内面にて転動案内されるようになっ
ている。又、前記第二回転体29は、案内カム18に外
接する位置に配備され、回転ケース7の回転駆動に伴っ
て案内カム18の外面にて転動案内されるようになって
いる。尚、第二回転体29は、コイルバネ31によっ
て、案内カム18の外面に押圧付勢するようになってい
る。
【0023】上述した構成において、伝動チェーン13
を介して駆動軸10が回転駆動され、回転ケース7が回
転すると、支持アーム24及び支持ロッド19が、前記
偏芯筒部16の軸芯を固定支点Xとして回動しながら、
第一回転体26と第二回転体29とが案内カム18をそ
の厚み方向で挟み込む状態で案内カム18に沿って転動
案内されることによって、支持アーム24が支持ロッド
19に沿って摺動移動して、固定支点Xと操作アーム2
2の揺動端部との間で伸縮作動することになる。その結
果、操作アーム22が案内カム18によって規定される
軌跡に応じて相対回動して、植付爪9の先端部が、図2
に示すように、側面視で略楕円軌跡となる苗取り出し軌
跡を描くように操作されることになる。
【0024】従って、前記ボス部20、支持ロッド1
9、支持アーム24及び案内部30の夫々によって、固
定支点Xと操作アーム22の揺動端部とを、伸縮自在に
枢支連結する支持機構32が構成され、この支持機構3
2は一対の植付爪支持ケース8に対して夫々設けられ、
夫々の支持機構32,32が直線状に連なるように、固
定支点Xの位置が設定されることになる。
【0025】又、第一回転体26、第二回転体29、揺
動板27及びコイルバネ31によって、案内カム18に
案内されるカムフォロア33が構成され、このカムフォ
ロア33も一対の植付爪支持ケース8に対して夫々設け
られることになる。
【0026】尚、前記偏芯筒部15の軸芯、即ち、固定
支点Xは、次のようにして決定している。先ず、植付爪
9の先端部が目標苗取り出し軌跡を描いた場合におけ
る、一対設けられる植付爪支持ケース3,3夫々の各操
作アーム22,22の揺動端側の支軸23,23中心同
士を結ぶ直線を順次求め、これらの直線の交点の集合体
の略中央位置を、固定支点Xとして決定するのである。
そして、このように決定された固定支点Xの位置を基点
として、各植付爪9,9の先端部が目標苗取り出し軌跡
を描いていく状態でカムフォロア33,33が案内され
るように、周方向に連なる案内カム18の形状が決定さ
れるのである。
【0027】各植付爪支持ケース8,8には、苗のせ台
4から取り出して植付爪により保持された苗を押し出し
て圃場に植付ける苗押し出し具34が備えられ、一対の
植付爪支持ケース8,8に内設された夫々のカム軸3
5,35が連結具36にて連結されることで、回転ケー
ス7と植付爪支持ケース8との相対回動に基づいて、カ
ム軸35によって、苗押し出し具34が出退操作される
ようになっている。
【0028】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、回転ケース7に対して植付爪支
持ケース8を180度位相を異ならせて一対設ける場合
を例示したが、周方向に位相を異ならせて3個以上設け
る構成としてもよく、又、1個だけ設ける構成であって
もよい。
【0029】(2)上記実施例では、カムフォロア33
が案内カム18を挟み込む一対の回転体にて構成される
場合を例示したが、案内カム18を環状の溝で構成し、
カムフォロアを、溝カムに係入して案内される1個の案
内体にて構成するものでもよい。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】植付機構の横断平面図
【図2】植付機構の縦断側面図
【図3】苗植付装置の側面図
【図4】従来の植付機構の横断平面図
【符号の説明】
3 植付伝動ケース 7 回転ケース 8 植付爪支持ケース 9 植付爪 10 駆動軸 14 固定部 16a 円弧面 18 案内カム 20 枢支部 22 操作アーム 32 支持機構 33 カムフォロア P1 第一横軸芯 P2 第二横軸芯 X 固定支点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置固定の植付伝動ケース(3)に対し
    て第一横軸芯(P1)周りで回転自在に支承される駆動
    軸(10)に回転ケース(7)を連結し、この回転ケー
    ス(7)に対して、第二横軸芯(P2)周りで回動自在
    に植付爪支持ケース(8)を枢支し、 前記植付爪支持ケース(8)と一体回動する操作アーム
    (22)の揺動端側と、前記第一横軸芯(P1)から設
    定距離偏芯した固定支点(X)とを、伸縮自在に設けら
    れた支持機構(32)を介して枢支連結すると共に、 前記植付伝動ケース(3)に回動が規制される状態で支
    持される固定部(14)に環状の案内カム(18)を設
    け、 前記支持機構(32)における前記操作アーム(22)
    側に、前記回転ケース(7)の回転に伴って、前記案内
    カム(18)に案内されるカムフォロア(33)を設け
    て、 前記回転ケース(7)の回転に伴って、植付爪支持ケー
    ス(3)に設けられる植付爪(9)の先端部が略楕円状
    の所定の苗取り出し軌跡を描くように、前記植付爪支持
    ケース(3)を相対回動させるように構成してある苗植
    付装置であって、 前記固定部(14)を、前記駆動軸(10)に遊端自在
    に外嵌させた状態で、且つ、前記植付伝動ケース(3)
    に回動が規制される状態で支持するように構成すると共
    に、その外周面に、前記第一横軸芯(P1)に対して偏
    芯した軸芯を有する円弧面(16a)を形成し、 前記支持機構(32)の一端側の枢支部(20)を、前
    記円弧面(16a)に回動自在に外嵌させて、前記固定
    支点(X)を構成してある苗植付装置。
  2. 【請求項2】 前記植付爪支持ケース(3)を、前記回
    転ケース(7)に対して、180度回転位相を異ならせ
    た状態で、一対備えると共に、 各植付爪支持ケース(3)に対して各別に前記支持機構
    (32)を設け、 且つ、夫々の支持機構(32)がほぼ直線状に連なるよ
    うに、前記固定支点(X)の位置を設定してある請求項
    1記載の苗植付装置。
JP96895A 1995-01-09 1995-01-09 苗植付装置 Pending JPH08182415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295952C (zh) * 2003-01-31 2007-01-24 井关农机株式会社 插秧装置
CN106233836A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 南通富来威农业装备有限公司 甘薯移栽机用整形部件

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