JPH08175982A - 4−ビフェニリル酢酸組成液 - Google Patents

4−ビフェニリル酢酸組成液

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JPH08175982A
JPH08175982A JP33516294A JP33516294A JPH08175982A JP H08175982 A JPH08175982 A JP H08175982A JP 33516294 A JP33516294 A JP 33516294A JP 33516294 A JP33516294 A JP 33516294A JP H08175982 A JPH08175982 A JP H08175982A
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JP
Japan
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weight
aerosol
stock solution
inflammatory analgesic
oil
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JP33516294A
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Tateaki Miyaji
建明 宮地
Hiroshi Saito
博 齋藤
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Pfizer Japan Inc
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Lederle Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアゾール剤として噴射したときに泡状とな
り、破泡させなくても自ら消泡し、主薬である有効成
分:4−ビフェニリル酢酸を容易に均一に塗布できると
ともに、当該主薬の皮膚浸透性に優れ、消炎鎮痛効果が
強く、しかも皮膚に対する副作用が少なく、さらに有効
成分の安定性に優れた起泡性エアゾール消炎鎮痛剤を製
造するのに必要なエアゾール原液である組成液を提供す
ること。 【構成】 少なくとも以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 1〜5重量%、 塩基 0.3〜10重量%、 低級アルコール 10〜50重量%、 水 40〜80重量%、 からなり、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にある4
−ビフェニリル酢酸組成液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な4−ビフェニリル
酢酸組成液、すなわち、4−ビフェニリル酢酸(以下、
BPAAと略称する場合もある。)を含有する消炎鎮痛
エアゾール原液に係り、さらに詳細には、エアゾール剤
として噴射したときに泡状となり、破泡させなくても自
ら消泡し、主薬である有効成分:4−ビフェニリル酢酸
を容易に均一に塗布できるとともに、当該主薬の皮膚浸
透性に優れ、消炎鎮痛効果が強く、しかも皮膚に対する
副作用が少なく、さらに有効成分の安定性に優れた起泡
性エアゾール消炎鎮痛剤を製造するのに必要なエアゾー
ル原液に関する。また本発明は、起泡性エアゾール消炎
鎮痛剤の製造のみならず、スプレー式エアゾール剤、ゲ
ル状エアゾール剤等のエアゾール剤の製造に必要な消炎
鎮痛エアゾール原液である4−ビフェニリル酢酸組成液
にも関する。
【0002】
【従来の技術】消炎鎮痛剤を有効成分として含有するエ
アゾール製剤の先行技術としては、特公昭52−210
51号公報、特開昭61−83117号公報、特開昭6
3−264522号公報、特開平3−209315号公
報、特開平3−72433号公報等数多くのものが報告
されている。そのなかから、有効成分としてサリチル酸
メチル、サリチル酸グリコールなどの消炎鎮痛剤に加
え、l−メントール、dl−カンフル、ニコチン酸ベン
ジル、カブサシンなどの局所刺激剤が配合されたエアゾ
ール剤すでに市販されている。また特開昭63−119
420号公報には、非ステロイド系酸性消炎鎮痛剤を含
有し、形成された泡のクラッキング効果を目的とした泡
状エアゾール消炎鎮痛剤が提案されている。
【0003】しかしながら、従来の霧状に噴霧するエア
ゾール組成物は、有効成分である消炎鎮痛剤が目的とす
る皮膚以外にも飛散付着することが多く、鼻粘膜を刺激
し、咳き込みを起こすことがある。また、泡状に噴射す
るエアゾール組成物は、一般的にきめ細かい泡となるこ
とが多く、自ら消泡しずらいという欠点がある。泡状に
噴射するエアゾール組成物の代表的なものとして、特開
平2−255889号公報に記載されているものなどが
知られているが、噴射剤の揮散に時間がかかるので、消
泡性が悪く、形成された泡を十分にこすらないと破泡が
完全に行なわれず、均一に塗布することができないこと
がある。
【0004】一方、非ステロイド系消炎鎮痛剤は、その
抗炎症作用が強く、整形外科領域で経口投与製剤として
広く汎用されており、また消化管等への副作用の軽減を
目的として外用剤の製剤が提案されている。しかしなが
ら、この酸性消炎鎮痛剤をエアゾール剤としたものは、
噴射させた時にエアゾール剤である微泡が飛散し、鼻粘
膜を刺激するため、咳き込みを引き起こし、激しい場合
には喘息を引き起こす場合があり、製剤的には問題のあ
るものであった。
【0005】ところで、非ステロイド系消炎鎮痛剤のな
かで、4−ビフェニリル酢酸は強力な消炎鎮痛作用を有
する化合物として既知のものであるが、このものを経口
投与した場合には胃腸障害等の副作用を引き起こすた
め、これまでには、局所的に経皮吸収させる、ゲル軟膏
剤、ローション剤、パップ剤等の経皮吸収製剤が提案さ
れ、実際の治療の場で汎用されてきている。この優れた
消炎鎮痛作用を有するBPAAについてエアゾール剤と
する場合にあっても、上記のごとき製剤的な問題があ
り、これまでBPAAを有効成分として含有するエアゾ
ール剤については実際の製剤化検討はなされていなかっ
たものである。特に、BPAAは、水、アルコール、プ
ロピレングリコール等の製剤学的に許容される各種溶媒
には不溶ないし難溶であるため、皮膚浸透性の良好なエ
アゾール剤を製造するまでには至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、特に、噴射させたとき
に泡状となり、破泡させなくても自ら消泡し、有効成分
である4−ビフェニリル酢酸を容易に均一に塗布させる
ことができ、しかも噴射剤の気化熱によって爽快感を付
与し得るエアゾール消炎鎮痛組成物を製造するためのエ
アゾール原液を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は;少なくとも以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 1〜5重量%、 塩基 0.3〜10重量%、 低級アルコール 10〜50重量%、 水 40〜80重量%、 からなり、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にあるこ
とを特徴とする4−ビフェニリル酢酸組成液、すなわ
ち、4−ビフェニリル酢酸を含有する消炎鎮痛エアゾー
ル原液の提供にある。
【0008】本発明の消炎鎮痛エアゾール原液は、前記
したように特に4−ビフェニリル酢酸をエアゾール剤原
液とする場合に、含有するBPAAをエアゾール原液中
に完全に溶解させることを保証するために、適当な塩基
を含有し、さらに特定量の低級アルコールおよび水を含
有し、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にあるもので
あり;少なくとも、4−ビフェニリル酢酸:1〜5重量
%、塩基:0.3〜10重量%、低級アルコール:10
〜50重量%、および水:40〜80重量%とから構成
される。
【0009】
【作用】本発明の消炎鎮痛エアゾール原液における有効
成分である4−ビフェニリル酢酸の、前記エアゾール原
液中の含有量は、当該原液を用いて製造されるエアゾー
ル剤の消炎鎮痛効果が十分発揮される量、すなわち、1
〜5重量%であり、好ましくは、2〜3重量%である。
有効成分の含有量が1重量%未満である場合には十分な
消炎鎮痛効果が発現されず、また5重量%を越える場合
には副作用発現が生じやすく、本発明の目的が達成され
難くなる傾向がある。
【0010】本発明のエアゾール原液においては、エア
ゾール原液中に含有させる4−ビフェニリル酢酸を原液
中に均一に可溶化されることを保証するために必要な塩
基が含有される。そのような塩基としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物;炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸化物あるいは炭酸
水素化物である無機塩基;あるいは、モノメタノールア
ミン、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミンなどのモノ(低級アル
カノール)アミン;ジメタノールアミン、ジエタノール
アミン、ジプロパノールアミン、ジイソプロパノールア
ミン、ジブタノールアミン、ジイソブタノールアミン、
ジ−sec−ブタノールアミンなどのジ(低級アルカノ
ール)アミン;トリメタノールアミン、トリエタノール
アミン、トリプロパノールアミン、トリイソプロパノー
ルアミン、トリブタノールアミン、トリイソブタノール
アミン、トリ−sec−ブタノールアミンなどのトリ
(低級アルカノール)アミン;メチルアミン、エチルア
ミン、プロピルアミン、イソプロピルアミンなどのモノ
(低級アルキル)アミン;ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミンなどの
ジ(低級アルキル)アミン;トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリイソプロピルア
ミンなどのトリ(低級アルキル)アミン;2−アミノ−
2−(ヒドロキシメチル)−プロパン−1、3−ジオー
ル)等の有機塩基が挙げられる。上記のなかでもモノ
−、ジ−またはトリ−(低級アルカノール)アミン等の
有機塩基が好ましく、その中でもジイソプロパノールア
ミン、トリエタノールアミンが特に好ましい。その塩基
の含有量は、一般的には配合させるアミンの種類、主薬
の量によって異なるが、有効成分である4−ビフェニリ
ル酢酸をエアゾール原液中に均一に溶解させる量であ
り、かつエアゾール原液のpHを6.5〜8.0に調整
させる量であれば良く、通常は0.3〜10重量%であ
り、好ましくは0.5〜7重量%である。
【0011】本発明のエアゾール原液に配合される低級
アルコールは、かかる原液を用いてエアゾール消炎鎮痛
剤とする場合に、ある一面においては、そのエアゾール
剤に消泡性を付与する性質を有する成分である。このよ
うな低級アルコールとしては、たとえばエタノール、変
性エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、
n−ブタノール、イソブタノールなどの炭素数2〜4の
アルコールが好ましく、これらは単独あるいは2種以上
を混合して用いることができる。これらの低級アルコー
ルのなかでは、汎用性の面からエタノール、変性エタノ
ールおよびイソプロパノールが特に好ましい。原液中に
おける低級アルコールの含有量は、消泡性ならびに起泡
性を向上させ、さらに原液の安定性を図るために、10
〜50重量%の範囲が好ましく、より好ましくは20〜
40重量%の範囲である。すなわち、消泡性を確保する
ためには、10重量%以上、好ましくは20重量%以上
とされ、また起泡性を確保するためには、50重量%以
下、好ましくは40重量%以下とするのが良いことが判
明した。
【0012】本発明のエアゾール原液に配合される水
は、ある一面においては、当該原液を用いて得られる起
泡性エアゾール消炎鎮痛剤に起泡性を付与する性質を有
する成分である。かかる水成分としての種類には特に限
定はなく、たとえば通常のエアゾール組成物に用いられ
る精製水やイオン交換水などを好適に用いることができ
る。その原液中における配合量は、起泡性を向上させる
ために、40重量%以上、好ましくは50重量%以上と
され、また消泡性を向上させるために、80重量%以
下、好ましくは70重量%以下とするのが良いことが判
明した。
【0013】以上に説明した基本配合処方からなる本発
明の消炎鎮痛エアゾール原液は、そのpHが6.5〜
8.0の範囲内とするのが良い。通常の外用経皮吸収剤
(例えば軟膏剤)においては、主薬の経皮吸収の促進お
よび皮膚障害の回避等のために皮膚表面のpHに近似し
た弱酸性のpHとするのが一般的であるが、本発明のB
PAA含有エアゾール消炎鎮痛剤にあっては、それより
高いpH範囲内である点に特徴を有するものである。そ
のなかでも、本発明のエアゾール原液のpHは、7.0
〜8.0の範囲内にあるのが良いことが判明した。
【0014】したがって、本発明の好ましい一態様とし
ては、少なくとも以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 2〜3重量%、 有機塩基 0.5〜7重量%、 低級アルコール 20〜40重量%、 水 50〜70重量%、 からなり、そのpHが7.0〜8.0の範囲内にある消
炎鎮痛エアゾール原液である。
【0015】本発明の消炎鎮痛エアゾール原液は、上記
のように、少なくとも、4−ビフェニリル酢酸:1〜5
重量%、塩基:0.3〜10重量%、低級アルコール:
10〜50重量%、および水:40〜80重量%とから
構成され、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にある
が、その目的を逸脱しない限り、これら成分に加えて他
の配合成分として油成分、界面活性剤を配合させること
ができる。本発明の原液中に更に配合することができる
成分としての油成分は、例えば、当該原液を用いて得ら
れる起泡性エアゾール消炎鎮痛剤に消泡性を付与する性
質を有する成分でもある。
【0016】そのような油成分としては、たとえば鎖状
ジメチルシリコンオイル(メチルポリシロキサン)、環
状シリコンオイル、メチルフェニルシリコンオイルなど
のシリコンオイル;アイソパーA、アイソパーC、アイ
ソパーD、アイソパーE、アイソパーG、アイソパー
H、アイソパーK、アイソパーL、アイソパーM(以
上、エクソン社製)、流動パラフィンなどのイソパラフ
ィン系炭化水素、ワセリン、スクワラン、α−オレフィ
ンオリゴマー、スクワレンなどの炭化水素類;オリーブ
油、アーモンド油、ホホバ油、落花生油、ヒマシ油、ヤ
シ油、パーム油、サフラワー油、ヒマワリ油、綿実油、
アボガド油、ツバキ油、トウモロコシ油、小麦胚芽油、
コメヌカ油、カカオ油、ゴマ油、月見草油、紅花油、サ
ザンカ油、大豆油、ナタネ油などの植物油;ラノリン、
ラノリン誘導体、タートル油、ミンク油、ミツロウ、プ
リスタン、卵黄油などの動物油;ブチルステアレート、
ヘキシルラウレート、イソプロピルミリステート、オク
チルドデシルミリステート、イソプロピルミリステー
ト、ジイソプロピルアジペート、ジイソプロピルセバケ
ートなどの脂肪酸エステル;l−メントール、リモネ
ン、シネオール、リナロール、ピネカン、カンファーな
どの精油、天然および合成香料などがあげられ、これら
は単独で、または2種以上を混合して用いることができ
る。そのなかでも、本発明の原液を使用して得られるエ
アゾール消炎鎮痛剤に製品特性として香料を付与するの
であれば、l−メントールを配合するのが良い。
【0017】これら油成分の原液中における含有量は、
消泡性を向上させるために、0.01重量%以上、好ま
しくは0.1重量%以上とされ、また起泡性を向上さ
せ、使用時にべたつきを付与しないようにするために、
5重量%以下、好ましくは3重量%以下とするのが良い
ことが判明した。
【0018】また、本発明の原液中に配合することがで
きるは界面活性剤は、例えば、この原液を用いて得られ
る起泡性エアゾール消炎鎮痛剤において、水と油成分と
の馴染みをよくし、起泡性を向上させるために用いられ
る成分でもある。そのような界面活性剤としては、たと
えばソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、デカグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、プロピレングリコール・ペンタエリス
リトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル(1)、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル(2)、ポリオキシエチレンフィ
トステロール・フィトスタノール、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン
・ラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエ
チレンアルキレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルホルムアミド縮合物、
単一鎖長ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどのノ
ニオン系界面活性剤;アルキル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸とそ
の塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホンカルボン
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸塩などのアニオ
ン系界面活性剤;アルキルアンモニウム塩、アルキルベ
ンジルアンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤;酢
酸ベタイン、イミダゾリニウムベタイン、レシチンなど
の両性界面活性剤などがあげられる。これら界面活性剤
は単独で、または2種以上を混合して用いることができ
る。また、これらの界面活性剤のなかでは、特にノニオ
ン界面活性剤が、有効成分との反応安定性、皮膚刺激性
が少なく安全である点、ならびにエアゾール用金属容器
との腐食性などの面から好適に使用し得るものである。
【0019】これら界面活性剤の原液中における含有量
は、起泡性を向上させるために0.1重量%以上、好ま
しくは0.3重量%以上とされ、また使用時にべたつき
を付与しないように、さらに皮膚に刺激を与えないよう
にするために、5重量%以下、好ましくは3重量%以下
とするのが良いことが判明した。
【0020】前記したように、本発明の消炎鎮痛エアゾ
ール原液は、有効成分である4−ビフェニリル酢酸、低
級アルコール、塩基、水、必要に応じて油成分ならびに
界面活性剤を含有したものであるが、本発明においては
更にこれ以外の他の成分をも含有させることができる。
そのような成分としては、たとえば保湿性を確保するた
めに、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン、1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコー
ル;パラベンなどの防腐剤;ジブチルヒドロキシトルエ
ンなどの酸化防止剤;アンモニア水、クエン酸などのp
H調整剤;カルボキシメチルセルロース、カルボキシビ
ニルポリマーなどの増粘剤;酸化亜鉛、酸化チタン、酸
化マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、重質炭酸マグネ
シウム、ケイ酸マグネシウム、カオリン、ベントナイ
ト、ナイロンパウダー、タルク、シリコンパウダーなど
の粉末などを本発明の目的が疎外されない範囲内で配合
してもよい。
【0021】なかでも本発明の消炎鎮痛エアゾール原液
にあっては、例えばこの原液を用いて得られた起泡性エ
アゾール消炎鎮痛剤の保湿効果を確保するため、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3
−ブチレングリコールなどの多価アルコール、なかでも
グリセリン、1、3−ブチレングリコールを配合させる
のが良く、その配合量は、0.5〜10重量%、好まし
くは1〜5重量%であることが判明した。加えて、本発
明にあっては、エアゾール用金属製容器内で消炎鎮痛剤
の乳化安定性が向上し、該消炎鎮痛剤を皮膚に擦り込む
ときの滑り止めの役割を果たし、マッサージ効果を高め
るためにタルク等の粉末を含有させることが好ましく、
その配合量は、0.5〜6重量%、好ましくは、2〜5
重量%が良いことが判明した。
【0022】本発明のエアゾール原液を用いて消炎鎮痛
エアゾール剤とするには、当該技術分野で汎用されてい
るエアゾール製造技術により、通常の方法でエアゾール
容器内に充填し、エアゾール用バルブを取りつけること
によりスプレー状エアゾール剤、ゲル状エアゾール剤等
の製品に製造することができる。なかでも、本発明の原
液を用いて起泡性エアゾール消炎鎮痛剤とするには、起
泡性ならびに消泡性の両面から、 (A)本発明の起泡性エアゾール消炎鎮痛剤用原液:5
5〜85重量%、および、 (B)蒸気圧が25℃で2〜7kg/cm2 ・Gである
噴射剤:15〜45重量% とから構成されるのがよいことが判明した。
【0023】噴射剤として、蒸気圧が25℃で2kg/
cm2 ・Gよりも小さい場合には、消泡性の点で十分で
なく、また7kg/cm2 ・Gをこえる場合には、高圧
となるので安全性の面で好ましくない。なお、かかる蒸
気圧は、好ましくは25℃で2〜5kg/cm2 ・Gで
ある噴射剤である。
【0024】このような噴射剤の代表的なものとして
は、たとえばLPG(プロパン、イソブタンおよびn−
ブタンを主成分とする液化石油ガス)、ジメチルエーテ
ル、ジフルオロモノクロロエタン、モノクロロジフルオ
ロメタン、テトラフルオロエタンなどのハイドロカーボ
ンなどの液化ガスがあげられ、これらは単独で、または
2種以上を混合して用いることができる。これらの噴射
剤の中で、起泡性を向上させるという点から、前記LP
G(液化石油ガス)が好ましい。なお、本発明において
は、前記液化ガスに、たとえば空気、N2 、O2 、CO
2 、N2 Oなどの圧縮ガスを配合させることができる。
【0025】本発明の消炎鎮痛エアゾール原液を用いて
起泡性エアゾール消炎鎮痛剤とする場合には、前記で説
明したように本発明の原液55〜85重量%と、噴射剤
15〜45重量%とから構成されるのがよいが、原液の
配合量が85重量%を越える場合、すなわち前記噴射剤
の割合が15重量%未満である場合には消泡性が低下す
るようになり、また原液の割合が55重量%未満である
場合、すなわち前記噴射剤の割合が45重量%を越える
場合には起泡性が低下するようになる。したがって、前
記原液の割合は、55重量%以上、好ましくは60重量
%以上であり、かつ85重量%以下、好ましくは80重
量%以下とされ、また前記噴射剤の割合は、15重量%
以上、好ましくは20重量%以上、かつ45重量%以
下、好ましくは40重量%以下とされる。
【0026】かくして得られる消炎鎮痛エアゾール剤の
なかでも、起泡性エアゾール消炎鎮痛剤は、噴射したと
きに泡状となり、破泡させなくても自ら消泡するので、
有効成分である4−ビフェニリル酢酸を均一に塗布する
ことができしかも噴射剤の気化熱によって爽快感を付与
することができるのもである。そしてこの起泡性エアゾ
ール消炎鎮痛剤は、その消炎鎮痛効果も皮膚外用剤とし
て知られている4−ビフェニリル酢酸のゲル軟膏剤の効
果と同等のものであることが判明した。
【0027】以上に記載した説明より、本発明の好まし
い具体的態様としての消炎鎮痛エアゾール原液は;以下
の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 1〜5重量% 有機塩基 0.3〜10重量% 低級アルコール 10〜50重量% 油成分 0.01〜5重量% 界面活性剤 0.1〜5重量% 粉末 0.5〜6重量% 水 40〜80重量% 保湿剤 0.5〜10重量% からなり、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にある消
炎鎮痛エアゾール原液でありることが理解されよう。
【0028】また本発明のより好ましい具体的態様とし
ての消炎鎮痛エアゾール原液は;以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 2〜3重量% 有機塩基 0.5〜7重量% 低級アルコール 20〜40重量% 油成分 0.1〜3重量% 界面活性剤 0.3〜3重量% 粉末 2〜5重量% 水 50〜70重量% 保湿剤 1〜5重量% からなり、そのpHが7.0〜8.0の範囲内にある消
炎鎮痛エアゾール原液であり、特に起泡性エアゾール用
原液であることが理解されよう。
【0029】したがって、本発明の好ましい消炎鎮痛エ
アゾール原液を用いたエアゾール消炎鎮痛剤の好ましい
態様としては; (A)以下の配合処方からなり、そのpHが6.5〜
8.0の範囲内にあるエアゾール原液:55〜85重量
%: 4−ビフェニリル酢酸 1〜5重量% 有機塩基 0.3〜10重量% 低級アルコール 10〜50重量% 油成分 0.01〜5重量% 界面活性剤 0.1〜5重量% 粉末 0.5〜6重量% 水 40〜80重量% 保湿剤 0.5〜10重量% および、 (B)蒸気圧が25℃で2〜7kg/cm2 ・Gである
噴射剤:15〜45重量%:からなるエアゾール消炎鎮
痛剤である。
【0030】また本発明のより好ましい消炎鎮痛エアゾ
ール原液を用いた起泡性エアゾール消炎鎮痛剤のより好
ましい態様としては; (A)以下の配合処方からなり、そのpHが7.0〜
8.0の範囲内にあるエアゾール原液:60〜80重量
%: 4−ビフェニリル酢酸 2〜3重量% 有機塩基 0.5〜7重量% 低級アルコール 20〜40重量% 油成分 0.1〜3重量% 界面活性剤 0.3〜3重量% 粉末 2〜5重量% 水 50〜70重量% 保湿剤 1〜5重量% および、 (B)蒸気圧が25℃で2〜7kg/cm2 ・Gである
噴射剤:20〜40重量%:からなる起泡性エアゾール
消炎鎮痛剤である。
【0031】以下に本発明の消炎鎮痛エアゾール原液、
ならびに該原液を用いた消炎鎮痛エアゾール剤を実施例
をもってさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではない。
【0032】
【実施例】
実施例1〜5:第1表に記載する配合処方からなるBP
AA含有消炎鎮痛エアゾール原液(実施例1〜5)を調
製した。その原液について、安定性試験を行なった。す
なわち、50℃の条件下に各原液を放置し、原液中に含
有される有効成分:BPAAの定量変化を、1か月後な
らびに2か月後に測定し、またそのpH値の変動を観察
した。また、比較例として第1表中に記載する配合処方
からなる原液(比較例A&B)を同様調製し、同様の安
定性試験を実施した。それらの結果をあわせて第1表中
に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表中の結果より明らかな如く、本発明のB
PAAを含有するエアゾール原液の基本的処方は、その
有効成分の含有量ならびにpHに変動はなく、経時的安
定性に優れたものであることが判明する。それに対し、
比較例の処方にあっては、原液中に含有されるBPAA
の含有量が経時的に変化するとともにpHの変動もあ
り、安定性に問題のあるものであった。
【0035】実施例6〜9:第2表に記載する配合処方
からなるBPAA含有エアゾール原液(実施例6〜9)
を調製した。その原液について、実施例1と同様の安定
性試験を行なった。すなわち、各原液中に含有される有
効成分:BPAAの定量変化を、50℃の条件下におい
て1か月後ならびに2か月後、40℃の条件下において
2か月後に測定し、またそのpH値の変動を観察した。
その結果をあわせて第2表中に示す。
【0036】
【表2】
【0037】表中の結果より明らかな如く、本発明のB
PAAを含有するエアゾール原液の処方は、その有効成
分の含有量ならびにpHに変動はなく、経時的安定性に
優れたものであることが判明する。
【0038】実施例10〜14:第3表に示す配合処方
からなるBPAA含有エアゾール原液を調製した。次い
でこの原液を用い、噴射剤としてLPGガスにより起泡
性エアゾール消炎鎮痛剤を製造した。
【0039】
【表3】
【0040】実施例15〜18:第4表に示す配合処方
からなるBPAA含有エアゾール原液を調製した。次い
でこの原液を用い、噴射剤としてLPGガスにより起泡
性エアゾール消炎鎮痛剤を製造した。
【0041】
【表4】
【0042】実施例21〜25:第5表に示す基本配合
処方からなるBPAAエアゾール原液を調製した。次い
でこの原液を用いた起泡性エアゾール剤を製造した。そ
のエアゾール剤について、安定性試験を行ない、原液中
に含有される有効成分:BPAAの定量変化、pH値の
変動ならびに外観変化を各種条件下でを観察した。その
結果をあわせて第5表中に示す。
【0043】
【表5】
【0044】表中の結果より明らかな如く、BPAAを
含有する本発明の基本処方に基づくエアゾール原液を用
いて製造した起泡性エアゾール消炎鎮痛剤は、その有効
成分の含有量ならびにpHに変動はなく、経時的安定性
に優れたものであることが判明する。
【0045】実施例22〜24:第6表に示す配合処方
からなるBPAA含有エアゾール原液を調製した。次い
で、この原液を用い、噴射剤としてLPGガスを表中の
配合比率で充填し、起泡性エアゾール剤を製造した。そ
のエアゾール剤について、泡の発生(起泡性)ならびに
泡の消失(消泡性)を観察した。あわせて、比較例Eの
配合による検討も行なった。それらの結果を第6表中に
示す。
【0046】
【表6】
【0047】表中の結果から明らかなように、本発明の
エアゾール原液を用いて製造したエアゾール消炎鎮痛剤
は良好な起泡性ならびに消泡性を示すことが判明する。
【0048】実施例25〜26:第7表に示す配合処方
からなるBPAA含有エアゾール原液を調製した。次い
で、この原液を用いて起泡性エアゾール剤を製造した。
そのエアゾール剤について、泡の発生(起泡性)ならび
に泡の消失(消泡性)を観察した。その結果をあわせて
第7表中に示す。
【0049】
【表7】
【0050】第7表の結果から明らかな如く、本発明の
原液を用いて製造された起泡性エアゾール剤は、その起
泡性ならびに消泡性が良好なものであることが判明す
る。
【0051】
【発明の効果】以上記載したように、本発明の4−ビフ
ェニリル酢酸含有の消炎鎮痛エアゾール原液は、有効成
分の安定性に優れ、特に当該原液を用いて製造した起泡
性エアゾール剤は、噴射したときに泡状となり、破泡さ
せなくても自ら消泡し、有効成分を容易に均一に塗布で
き、しかも噴射剤の気化熱によって爽快感を付与するこ
とができるという効果を奏する。また、本発明の原液を
用いて製造したエアゾール剤は、瞬時に泡状にスプレー
されるため、有効成分が周囲に飛散することなく、完全
に患部に適用されるので、鼻粘膜を刺激することなく、
咳き込みを引き起こすことがないという効果を奏する。
さらに、本発明の原液を用いて製造したエアゾール剤を
実際に使用するにあたっては、含有される主薬の皮膚浸
透性に優れ、消炎鎮痛効果が強く、しかも皮膚に対する
副作用が少なく、従来の4−ビフェニリル酢酸の軟膏剤
と同等の消炎鎮痛効果が得られるものであり、関節痛、
腰痛、捻挫、打撲、筋肉痛、腱鞘炎などの炎症性疾患の
治療剤として医療上有用なものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 1〜5重量%、 塩基 0.3〜10重量%、 低級アルコール 10〜50重量%、 水 40〜80重量%、 からなり、そのpHが6.5〜8.0の範囲内にあるこ
    とを特徴とする4−ビフェニリル酢酸組成液。
  2. 【請求項2】 pHが、7.0〜8.0の範囲内にある
    請求項1記載の組成液。
  3. 【請求項3】 塩基が、モノ−、ジ−もしくはトリ−
    (低級アルカノール)アミンである請求項1記載の組成
    液。
  4. 【請求項4】 塩基が、エタノールアミン、ジエタノー
    ルアミン、ジイソプロパノールアミン、トリエタノール
    アミン、2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−プロ
    パン−1、3−ジオール)等の有機塩基である請求項1
    記載の組成液。
  5. 【請求項5】 低級アルコールが、メタノール、エタノ
    ール、プロパノールまたはイソプロパノールである請求
    項1記載の組成液。
  6. 【請求項6】 少なくとも以下の配合処方: 4−ビフェニリル酢酸 2〜3重量%、 有機塩基 0.5〜7重量%、 低級アルコール 20〜40重量%、 水 50〜70重量%、 からなり、そのpHが7.0〜8.0の範囲内にある請
    求項1記載の組成液。
  7. 【請求項7】 消炎鎮痛エアゾール原液である請求項1
    ないし6記載の組成液。
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