JPH08175644A - パレット清掃装置 - Google Patents

パレット清掃装置

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JPH08175644A
JPH08175644A JP6325495A JP32549594A JPH08175644A JP H08175644 A JPH08175644 A JP H08175644A JP 6325495 A JP6325495 A JP 6325495A JP 32549594 A JP32549594 A JP 32549594A JP H08175644 A JPH08175644 A JP H08175644A
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JP
Japan
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pallet
brush
empty
brush member
empty pallet
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Application number
JP6325495A
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English (en)
Inventor
Kokichi Sasaoka
浩吉 笹岡
Hiroki Akiyama
広樹 秋山
Yoshihiro Kitamura
善弘 北村
Mikio Nose
三喜男 野瀬
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレタイザから貨物搭載位置にパレットが供
給される際に、パレット上面を清掃して異物を除去する
ことの出来るパレットの清掃装置を提供する。 【構成】 トランスファ20がパレットPを押すことに
より水平方向にスライドさせて待機位置に直列に二台並
べて待機させ、この待機している二台のパレットPをト
ランスファ20が貨物搭載位置Aに一度に供給するパレ
タイザが、待機位置に待機しているパレットPの上方位
置にパレットPのスライド方向と直交するように架け渡
されるとともにパレットPのスライド方向と直交する水
平なシャフト23を中心にして揺動自在に吊り下げられ
たブラシ取付体24およびこのブラシ取付体に取り付け
られたブラシを有し、このブラシ取付体24が、トラン
スファ20が貨物搭載位置方向に移動してブラシ取付体
24の取付位置を通過する際に、トランスファ20に取
り付けられたレール22上に乗り上げて回動してトラン
スファ20の通過を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パレタイザがパレッ
ト・マガジンから空パレットを貨物搭載位置に供給する
際に、貨物を搭載する空パレットの上面の異物を除去す
る清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および6には、パレット・マガジン
から空パレットを貨物搭載位置に供給するためのパレタ
イザおよびこのパレタイザから供給された空パレットに
貨物を搭載する搭載装置が示されている。
【0003】このパレタイザは、一対のレール1がパレ
ットPの幅以上の間隔を開けて互いに平行にかつ水平に
配置され、このレール1の間にトランスファ2が架け渡
されてその両端をレール1にスライド自在に支持されて
いる。このレール1の外側には、それぞれスプロケット
3,4間に架け渡された一対の駆動チェーン5が配置さ
れており、モータ6によって正逆両方向に走行駆動され
るようになっている。
【0004】この駆動チェーン5にはそれぞれトランス
ファ2の両端部が連結されていて、駆動チェーン5の走
行によってトランスファ2がレール1に沿って前後進す
るようになっている。このトランスファ2には前方方向
に水平に延びる一対の押出しロッド7が取り付けられて
いる。
【0005】パレットPが積み重ねられたパレット・マ
ガジンPMはレール1の間の下方部に配置され、このパ
レット・マガジンPMが図示しない昇降機構により一段
ずつ上昇されて最上段のパレットPをトランスファ2の
前方のレール1間に位置させるようになっている。
【0006】このレール1間にパレットPが位置される
と、駆動チェーン5がモータ6により正方向に走行駆動
され、これによってトランスファ2が前進して押出しロ
ッド7によりパレット・マガジンPMの最上段のパレッ
トPが押されて、パレット・マガジンPM上から前方向
(図5および6の右方向)にパレット一枚分の幅以上に
押し出され、プレート8上に載置される。
【0007】この後、駆動チェーン5が逆方向に走行駆
動されてトランスファ2が待機位置に復帰されると、パ
レット・マガジンPMが一段分上昇され、次のパレット
Pがレール1間に位置される。そして、前記と同様に駆
動チェーン5が正方向に走行駆動されて、上記と同様に
押出しロッド7により最上段のパレットPが前方向に押
し出されるが、このときのトランスファ2のストローク
はパレットPの二枚分の幅以上になっており、プレート
8上に載置されているパレットPとともに、貨物搭載位
置Aまでスライドされる。
【0008】トランスファ2は、二枚のパレットPを貨
物搭載位置Aに押し出した後、駆動チェーン5の逆方向
への走行駆動により待機位置に復帰する。そして、トラ
ンスファ2が、上記のようなパレット一枚分の幅のスト
ロークを行うことによって次のパレットPをプレート8
上に待機させ、貨物搭載位置Aにおいて前の二枚のパレ
ットPへの貨物の搭載が終了するとパレット二枚分の幅
のストロークを行って、次に貨物の搭載を行う二枚のパ
レットPを貨物搭載位置Aに供給する。
【0009】貨物搭載位置Aに供給された二枚のパレッ
トPは、一対のストッパ・プレート10A,10Bの下
方に位置される。そして、ストリッパ・プレート10A
と10Bが互いに離間する方向にスライドすることによ
って、このストリッパ・プレート10A,10B上に搬
送されてきた貨物、例えば缶飲料のカートン・ボックス
Kが、パレットP上にそれぞれ下ろされて搭載される。
【0010】そして、図示しない昇降機構によってパレ
ットPが下降されながら、上記のストリッパ・プレート
10A,10Bの開閉が繰り返されて、カートン・ボッ
クスKがパレットP上に一段ずつ積み上げられていく。
このようにして、所定の高さまでカートンKが積み上げ
られたパレットPは、コンベア11によってストリッパ
・プレート10A,10Bの下方から搬出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
レタイザにおいては、たとえパレットPの上面に木片や
石等の異物が落ちていた場合であっても、パレット・マ
ガジンPMから貨物搭載位置Aにそのまま供給されてい
る。
【0012】しかしながら、貨物を搭載するパレットP
の上面に木片や石等の異物が落ちていた場合には、その
上に搭載した貨物が傾いて荷崩れの原因になったり、ま
た、貨物がカートン・ボックスの場合には、カートンを
損傷してしまう虞がある。
【0013】さらに、貨物搭載位置AにパレットPが供
給された際、ストリッパ・プレート10A,10Bとパ
レットPの上面との間は約10mm程しかない。これ
は、ストリッパ・プレート10A,10B上の貨物をス
ムースにパレットP上に移し替えることが出来るように
するためであるが、パレットP上に異物があると、この
異物がパレットPとストリッパ・プレート10A,10
Bとの間に噛み込まれるというトラブルが発生する虞が
ある。
【0014】この発明は、上記従来のパレタイザにおけ
る問題点を解決するためになされたものである。すなわ
ち、この発明は、パレタイザから貨物搭載位置にパレッ
トが供給される際に、パレット上面を清掃して異物を除
去することの出来るパレットの清掃装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、空パレットを水平方向にスライドさせ
ることによってその待機位置から貨物搭載位置に供給す
るパレタイザに取り付けられるパレット清掃装置であっ
て、前記空パレットの待機位置と貨物搭載位置との間の
空パレットの移動経路の上方位置に空パレットのスライ
ド方向と直交する方向に架け渡されたブラシ部材を備
え、このブラシ部材が待機位置から貨物搭載位置に移動
する空パレットの上面に摺接されることを特徴としてい
る。
【0016】第2の発明は、パレット搬送部材が空パレ
ットを押すことにより水平方向にスライドさせて待機位
置に直列に少なくとも二台並べて待機させ、この待機し
ている少なくとも二台の空パレットをパレット搬送部材
が貨物搭載位置に一度に供給するパレタイザに取り付け
られるパレット清掃装置であって、前記待機位置に待機
している空パレットの上方位置に空パレットのスライド
方向と直交するように架け渡されるとともに空パレット
のスライド方向と直交する水平な軸線を中心にして揺動
自在に吊り下げられて、空パレットが貨物搭載位置方向
にスライドする際に空パレットの上面に摺接されるブラ
シ部材と、前記パレット搬送部材の上部に取り付けら
れ、パレット搬送部材が貨物搭載位置方向に移動してブ
ラシ部材の取付位置を通過する際に、ブラシ部材を乗り
上げさせて回動させるレール部材とを備えていることを
特徴としている。
【0017】さらに、第3の発明は、上記第2の発明の
構成に加えて、前記ブラシ部材に対し空パレットの供給
方向の上流側に、ブラシ部材の揺動面と平行な面内にお
いて回動自在に設けられ、一端がブラシ部材の一部に係
合してブラシ部材を揺動不能に固定するとともに、パレ
ット搬送部材がブラシ部材の取付位置を通過する際に、
他端が前記レール部材上に乗り上げることにより回動し
てブラシ部材との係合が解除されるブラシ固定部材をさ
らに備えていることを特徴としている。
【0018】
【作用】上記第1の発明によるパレット清掃装置によれ
ば、パレタイザによって空パレットが水平方向にスライ
ドして待機位置から貨物搭載位置の方向に移動する際
に、ブラシ部材が空パレットの上面に摺接することによ
り、異物が空パレット上から排除され、これによってパ
レット上面の清掃が行われる。
【0019】第2の発明によるパレット清掃装置は、直
列に二台以上並べられた空パレットをパレット搬送部材
が貨物を搭載する貨物搭載位置に一度に供給するパレタ
イザにおいて、空パレットが貨物搭載位置方向に移動す
る際に、ブラシ部材が空パレットの上面に摺接して異物
を空パレット上から排除するとともに、パレット搬送部
材が空パレットを供給するために貨物搭載位置方向に移
動してブラシ部材の取付位置を通過する際に、ブラシ部
材がパレット搬送部材に取り付けられたレール部材上に
乗り上げ、これによってブラシ部材が回動して持ち上げ
られて、パレット搬送部材の通過が許容される。
【0020】第3の発明によるパレット清掃装置は、上
記第2の発明の作用に加えて、ブラシ部材が空パレット
の上面に摺接してその清掃を行う際に、ブラシ固定部材
の一端がブラシ部材の一部に係合してブラシ部材が揺動
不能に固定され、パレット搬送部材がブラシ部材の取付
位置を通過する際には、ブラシ固定部材の他端がレール
部材上に乗り上げることによりブラシ固定部材が回動し
て、ブラシ部材との係合が解除される。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいてさ
らに詳細に説明する。図1において、パレタイザの構造
は、図5および6の従来のパレタイザと同様であり、ト
ランスファ20が図示しない駆動機構によって図面の左
右方向に前後進されるようになっており、貨物搭載位置
Aに設置されたストリッパ・プレート21との間には、
二枚のパレットPが待機されるようになっている。
【0022】このトランスファ20と貨物搭載位置Aと
の間に待機している二枚のパレットPのうち、トランス
ファ20の側に位置するパレットP1は、パレット・マ
ガジンPMが図示しない昇降機構によって上昇されて、
このパレット・マガジンPMの最上段にあるパレットP
がトランスファ20の正面に位置されたものである。ま
た、貨物搭載位置Aの側にあるパレットP2は、パレッ
ト・マガジンPMの最上段のパレットPがトランスファ
20の前部に取り付けられた押出しロッド20Aによっ
て押し出されて、図示しないフレーム上に載置されてい
るものである。
【0023】トランスファ20の一方の側部(図面手前
側)の上部には、前端部に下方向に傾斜する傾斜部22
aとその後方に連続するように形成された水平部22b
とを有するレール22が固定されており、トランスファ
20と一体的に前後進されるようになっている。
【0024】このトランスファ20と貨物搭載位置Aと
の間の待機しているパレットP2の中央側端部の上方に
は、横向き(図面に対して垂直向き)にシャフト23が
架け渡されて図示しない機枠に支持されており、このシ
ャフト23にブラシ取付体24が揺動自在に吊り下げら
れている(図2参照)。
【0025】ブラシ取付体24の下部には、パレットP
の幅とほぼ同一の幅を有するブラシ24Aが取り付けら
れており、このブラシ24Aの下端部が、後述するよう
に、その下方を通過するパレットPの上面に摺接するよ
うになっている。さらに、ブラシ取付体24には、レー
ル22の設置側と同じ側の側部に上昇用ローラ24Bが
回転自在に取り付けられており、後述するように、トラ
ンスファ20が前進した際にレール22に乗り上げて、
ブラシ取付体24をシャフト23を支点として回動させ
るようになっている。
【0026】ブラシ取付体24の後方部(トランスファ
20側)には、レール22および上昇用ローラ24Bの
取付け側と同じ側に、アーム25が、その中央部を図示
しない機枠に軸支されることにより、ブラシ取付体24
の揺動面と平行な面内において揺動自在に配置されてい
る。
【0027】このアーム25のブラシ取付体24側の先
端部には、フック部25Aが形成されていて、ブラシ取
付体24の側部に水平外側向きに突出するように設けら
れたバー24Cに下側から係合するようになっている。
また、アーム25のトランスファ20側の先端部には、
ロック用ローラ25Bが回転自在に取付けられており、
このロック用ローラ25Bが、後述するように、トラン
スファ20が前進した際にレール22に乗り上げて、ア
ーム25を図面において反時計方向に回動させるように
なっている。
【0028】次に、上記パレット清掃装置の作動を説明
する。待機状態において、トランスファ20は後退位置
に位置されている。この状態でパレット・マガジンPM
が一段上昇されて、最上部に積み上げられたパレットP
がトランスファ20の正面に位置されると、トランスフ
ァ20がパレット一台分の幅だけ前進して往復動し、押
出しロッド20AがパレットPをパレット・マガジンP
M上から押し出して前進させ、図示しないフレーム上に
待機させる。
【0029】このパレットPが前進する際に、ブラシ取
付体24のブラシ24AがパレットPの上面に摺接し
て、パレット上面の清掃を行う。このとき、アーム25
がロック用ローラ25Bの重さによって図1において時
計回り方向に付勢されており、これによってフック部2
5Aがブラシ取付体24のバー24Cに係合して、ブラ
シ取付体24を揺動しないように固定している。また、
トランスファ20に取り付けられたレール22は、ブラ
シ取付体24に取り付けられた上昇用ローラ24Bおよ
びアーム25に取り付けられたロック用ローラ25Bの
位置には到達せず、上昇用ローラ24Bおよびロック用
ローラ25Bがレール22に乗り上げることはない。
【0030】トランスファ20が上記のようにパレット
Pを一台押し出して後退位置に後退すると、パレット・
マガジンPMが一段上昇して、図1に示されるように、
次のパレットPをトランスファ20の正面位置に待機さ
せる。
【0031】この図1の状態で、貨物搭載位置Aにおけ
る貨物の搭載が終了すると、トランスファ20が、パレ
ットの約二台分の幅だけ前進して往復動する。これによ
って、押出しロッド20Aが、パレットP1およびパレ
ットP2の二台のパレットを一気にストリッパ・プレー
ト21とその下方に待機している昇降テーブル26との
間に押し込む。このとき、ブラシ24Aがトランスファ
20側に待機していたパレットP1の上面に摺接してパ
レット上面の清掃を行う。
【0032】そして、この二台のパレットP1およびP
2を貨物搭載位置Aに移動させる際に、トランスファ2
0がブラシ取付体24の取り付け位置を通過することに
なるが、ブラシ24AによるパレットP1上面の清掃が
終了するのと同時かまたは清掃終了直後に、ロック用ロ
ーラ25Bがレール22の傾斜部22a上に乗り上げ
て、アーム25を図1において反時計方向に回動させ
る。
【0033】このアーム25の回動によって、フック部
25Aがバー24Cから外れて、ブラシ取付体24の固
定が解除される。トランスファ20がさらに前進する
と、図2に示すように、上昇用ローラ24Bがレール2
2の傾斜部22a上に乗り上げてブラシ取付体24を図
面において時計方向に回動させて持ち上げていく。
【0034】このようにして、トランスファ20はブラ
シ取付体24の取り付け位置を通過することが出来、ト
ランスファ20がさらに前進することによって、二台の
パレットP1およびP2が完全にストリッパ・プレート
21と昇降テーブル26との間に押し込まれる。
【0035】この後、トランスファ20は元の後退位置
(図1の位置)まで後退する。このとき、上昇用ローラ
24Bおよびロック用ローラ25Bがレール22上を上
記と逆方向に転動することにより、ブラシ取付体24が
図面において反時計方向に回動してもとの鉛直に吊り下
げられた状態に戻り、さらに、アーム25が時計方向に
回動することによりフック部25Aがバー24Cに再び
係合してブラシ取付体24をその状態に固定する。
【0036】以下、同じ動作が繰り返されて、パレット
・マガジンPMから貨物搭載位置AにパレットPが供給
され、その際に、パレットP上面の清掃が行われる。上
記実施例におけるパレタイザは、貨物搭載位置Aにパレ
ットを二台ずつ供給するようになっているが、三台以上
のパレットを同時に供給するパレタイザについても、同
様に本発明を適用することが出来る。
【0037】例えば、三台のパレットを供給するパレタ
イザにおいては、トランスファに取り付けられるレール
の長さを上記の実施例の場合よりも後方にさらにパレッ
ト一台分の幅だけ長くするようにしておけばよい。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によるパレット清掃装置によ
れば、パレタイザから貨物搭載位置にパレットが供給さ
れる際に、パレット上面が清掃されて異物が除去される
ので、パレット上に石や木片等の異物が乗ったまま貨物
が搭載されることがなくなり、荷崩れを起こしたり、ま
た貨物が損傷したりすることがなくなる。また、ストリ
ッパ・プレートを使用して貨物の搭載を行う場合、スト
リッパ・プレートとパレットとの間に異物が噛み込まれ
るといったトラブルを防止することが出来る。
【0039】第2の発明によるパレット清掃装置によれ
ば、直列に二台以上並べられた空パレットをパレット搬
送部材が貨物搭載位置に一度に供給するパレタイザであ
って、パレット搬送部材がブラシ部材の取付位置を必ず
通過しなければならない場合であっても、パレット搬送
部材がブラシ部材の取付位置を通過する際に、ブラシ部
材が回動して持ち上げられてパレット搬送部材の通過を
許容するので、ブラシ部材の取り付けが可能になり、第
1の発明と同様に、パレット上面の清掃を行うことが出
来る。
【0040】第3の発明によるパレット清掃装置は、上
記第2の発明において、ブラシ部材が空パレットの上面
に摺接してその清掃を行う際に、ブラシ固定部材によっ
てブラシ部材が固定されるので、パレットの清掃を確実
に行うことが出来るとともに、パレット搬送部材がブラ
シ部材の取付位置を通過する際には、ブラシ固定部材に
よるブラシ部材の固定が解除されるので、ブラシ部材が
パレット搬送部材の通過の障害になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】同実施例のブラシ取付体およびブラシを示す正
面図である。
【図3】同実施例の作動状態を示す側面図である。
【図4】同実施例の作動状態を示す側面図である。
【図5】従来例を示す平面図である。
【図6】図5の従来例の側面図である。
【符号の説明】
20 …トランスファ 21 …ストリッパ・プレート 22 …レール 23 …シャフト 24 …ブラシ取付体 24A…ブラシ 24B…上昇用ローラ 24C…バー 25 …アーム 25A…フック部 25B…ロック用ローラ PM …パレット・マガジン P … パレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空パレットを水平方向にスライドさせる
    ことによってその待機位置から貨物搭載位置に供給する
    パレタイザに取り付けられるパレット清掃装置であっ
    て、 前記空パレットの待機位置と貨物搭載位置との間の空パ
    レットの移動経路の上方位置に空パレットのスライド方
    向と直交する方向に架け渡されたブラシ部材を備え、こ
    のブラシ部材が待機位置から貨物搭載位置に移動する空
    パレットの上面に摺接されることを特徴とするパレット
    清掃装置。
  2. 【請求項2】 パレット搬送部材が空パレットを押すこ
    とにより水平方向にスライドさせて待機位置に直列に少
    なくとも二台並べて待機させ、この待機している少なく
    とも二台の空パレットをパレット搬送部材がさらに水平
    方向にスライドさせて貨物搭載位置に一度に供給するパ
    レタイザに取り付けられるパレット清掃装置であって、 前記待機位置に待機している空パレットの上方位置に空
    パレットのスライド方向と直交するように架け渡される
    とともに空パレットのスライド方向と直交する水平な軸
    線を中心にして揺動自在に吊り下げられて、空パレット
    が貨物搭載位置方向にスライドする際に空パレットの上
    面に摺接されるブラシ部材と、 前記パレット搬送部材の上部に取り付けられ、パレット
    搬送部材が貨物搭載位置方向に移動してブラシ部材の取
    付位置を通過する際に、ブラシ部材を乗り上げさせて回
    動させるレール部材と、 を備えていることを特徴とするパレット清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ部材に対し空パレットの供給
    方向の上流側に、ブラシ部材の揺動面と平行な面内にお
    いて回動自在に設けられ、一端がブラシ部材の一部に係
    合してブラシ部材を揺動不能に固定するとともに、パレ
    ット搬送部材がブラシ部材の取付位置を通過する際に、
    他端が前記レール部材上に乗り上げることにより回動し
    てブラシ部材との係合が解除されるブラシ固定部材を備
    えている請求項1に記載のパレット清掃装置。
JP6325495A 1994-12-27 1994-12-27 パレット清掃装置 Pending JPH08175644A (ja)

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