JPH08174799A - 輪転印刷機のためのグラビヤ印刷装置 - Google Patents
輪転印刷機のためのグラビヤ印刷装置Info
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- JPH08174799A JPH08174799A JP7197655A JP19765595A JPH08174799A JP H08174799 A JPH08174799 A JP H08174799A JP 7197655 A JP7197655 A JP 7197655A JP 19765595 A JP19765595 A JP 19765595A JP H08174799 A JPH08174799 A JP H08174799A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/061—Inking devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 輪転印刷機のグラビヤ印刷装置であっ
て、インキ装置から印刷インキの供給を受ける版胴と、
この版胴に対してほぼ鉛直に対向して位置する圧胴とを
備えており、版胴と圧胴との間のニップを通して運転中
に帯状の被印刷材料が通過して版胴の周面から印刷イン
キを受取る。版胴の回転運動が、インキ装置からニップ
までの前回転セクタと、ニップからインキ装置への後回
転セクタとから構成されており、フレキシブルなインキ
案内エプロンを備え後回転セクタにおいて版胴の周面へ
印刷インキを供給する補助装置が設けられており、イン
キ案内エプロンが、版胴の周面と相俟って、インキによ
り充填された周方向隙間を形成している。 【効果】 版胴周面の画像凹所内のインキ残留物の乾燥
が阻止され、印像の質が改善される。
て、インキ装置から印刷インキの供給を受ける版胴と、
この版胴に対してほぼ鉛直に対向して位置する圧胴とを
備えており、版胴と圧胴との間のニップを通して運転中
に帯状の被印刷材料が通過して版胴の周面から印刷イン
キを受取る。版胴の回転運動が、インキ装置からニップ
までの前回転セクタと、ニップからインキ装置への後回
転セクタとから構成されており、フレキシブルなインキ
案内エプロンを備え後回転セクタにおいて版胴の周面へ
印刷インキを供給する補助装置が設けられており、イン
キ案内エプロンが、版胴の周面と相俟って、インキによ
り充填された周方向隙間を形成している。 【効果】 版胴周面の画像凹所内のインキ残留物の乾燥
が阻止され、印像の質が改善される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は輪転印刷機のための
グラビヤ印刷装置であって、インキ装置から印刷インキ
の供給を受ける版胴と、この版胴に対してほぼ鉛直に対
向して位置する圧胴とを備えており、版胴と圧胴との間
にニップが形成されており、このニップを通して運転中
に帯状の被印刷材料が通過して版胴の周面から印刷イン
キを受取るようになっており、その際、版胴が圧胴の回
転方向とは逆の所定の回転方向に回転し、かつ版胴の回
転運動が、インキ装置からニップまでの前回転セクタ
と、ニップからインキ装置への後回転セクタとから構成
されている形式のものに関する。
グラビヤ印刷装置であって、インキ装置から印刷インキ
の供給を受ける版胴と、この版胴に対してほぼ鉛直に対
向して位置する圧胴とを備えており、版胴と圧胴との間
にニップが形成されており、このニップを通して運転中
に帯状の被印刷材料が通過して版胴の周面から印刷イン
キを受取るようになっており、その際、版胴が圧胴の回
転方向とは逆の所定の回転方向に回転し、かつ版胴の回
転運動が、インキ装置からニップまでの前回転セクタ
と、ニップからインキ装置への後回転セクタとから構成
されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のグラビヤ印刷装置では、版型を
形成する版胴の、印刷を実施する箇所はグラビヤ印刷で
特徴的な形式で、印刷インキを受容する種々の深さ及び
又は種々の面の画像凹所の形態で凹刻されている。一般
にはインキ箱内への浸漬によりインキ装置からインキを
供給された版胴の余分なインキはドクタ装置又は類似の
掻取り装置などにより除去され、かつ、帯状の被印刷材
料が版胴と圧胴との間のニップを通過搬送される際に、
インキが画像凹所から吸出されて帯状の被印刷材料上へ
引渡される。ここで版胴の前回転セクタが終了する。グ
ラビヤ印刷インキが顔料、結合剤、充填剤、揮発性の溶
剤を含んでいるため、ニップ内でのインキの引渡し時に
画像凹所内に残されたわずかなインキ残留物が溶剤の気
化により版胴の後回転セクタにおいて乾燥してしまった
後に、画像凹所がインキ装置若しくはインキ箱内に達し
て再度インキにより充填され、版胴の前回転セクタにお
いて印像引渡しのためにニップ内に供給される。この乾
燥の効果は、インキ組成と画像凹所の構成とに依存して
種々異なる強さで現れる。画像凹所内で乾燥したこのよ
うなインキ残留物が蓄積すると、それに応じて画像凹所
のインキ受取り能力が次第に減少するために、得られる
印像の明らかな劣化を招く。
形成する版胴の、印刷を実施する箇所はグラビヤ印刷で
特徴的な形式で、印刷インキを受容する種々の深さ及び
又は種々の面の画像凹所の形態で凹刻されている。一般
にはインキ箱内への浸漬によりインキ装置からインキを
供給された版胴の余分なインキはドクタ装置又は類似の
掻取り装置などにより除去され、かつ、帯状の被印刷材
料が版胴と圧胴との間のニップを通過搬送される際に、
インキが画像凹所から吸出されて帯状の被印刷材料上へ
引渡される。ここで版胴の前回転セクタが終了する。グ
ラビヤ印刷インキが顔料、結合剤、充填剤、揮発性の溶
剤を含んでいるため、ニップ内でのインキの引渡し時に
画像凹所内に残されたわずかなインキ残留物が溶剤の気
化により版胴の後回転セクタにおいて乾燥してしまった
後に、画像凹所がインキ装置若しくはインキ箱内に達し
て再度インキにより充填され、版胴の前回転セクタにお
いて印像引渡しのためにニップ内に供給される。この乾
燥の効果は、インキ組成と画像凹所の構成とに依存して
種々異なる強さで現れる。画像凹所内で乾燥したこのよ
うなインキ残留物が蓄積すると、それに応じて画像凹所
のインキ受取り能力が次第に減少するために、得られる
印像の明らかな劣化を招く。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、後回
転セクタにおける版胴の画像凹所内のインキ残留物の乾
燥が抑制又は排除されるように、輪転印刷機のためのグ
ラビヤ印刷装置を形成することにある。
転セクタにおける版胴の画像凹所内のインキ残留物の乾
燥が抑制又は排除されるように、輪転印刷機のためのグ
ラビヤ印刷装置を形成することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の構成によれば、フレキシブルなインキ案内エプロン
を備え後回転セクタにおいて版胴周面へ印刷インキを供
給する補助装置が設けられており、フレキシブルなイン
キ案内エプロンが、版胴周面と相俟って、インキにより
充填された周方向隙間を形成している。
明の構成によれば、フレキシブルなインキ案内エプロン
を備え後回転セクタにおいて版胴周面へ印刷インキを供
給する補助装置が設けられており、フレキシブルなイン
キ案内エプロンが、版胴周面と相俟って、インキにより
充填された周方向隙間を形成している。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１から分かるように、輪転印刷
機のための図示のグラビヤ印刷装置はインキ装置として
インキ箱１を備えており、このインキ箱は印刷インキ２
により充填されており、その液面が符号３で示されてい
る。グラビヤ印刷用の版胴４の、印刷を実施する周面
（図示せず）には印刷インキ２を受容するための画像凹
所が設けられており、この版胴４は回転方向５での回転
運動を実施するために、稼働中にその回転により画像凹
所が印刷インキ２内に浸漬されて印刷インキにより充填
されるように、インキ箱１の上方で回転可能に支承され
ている。版胴４の鉛直上方では弾性的な外套を備えた圧
胴６、いわゆるゴム胴が、版胴４の回転方向とは逆の回
転方向７で回転可能に支承されている。圧胴６は版胴４
と相俟ってニップ８を形成しており、運転中にこのニッ
プを通して帯状の被印刷材料９が矢印１０で示す方向で
通過搬送され、その際に版胴４の周面１１から印刷イン
キ２を受け取る。
機のための図示のグラビヤ印刷装置はインキ装置として
インキ箱１を備えており、このインキ箱は印刷インキ２
により充填されており、その液面が符号３で示されてい
る。グラビヤ印刷用の版胴４の、印刷を実施する周面
（図示せず）には印刷インキ２を受容するための画像凹
所が設けられており、この版胴４は回転方向５での回転
運動を実施するために、稼働中にその回転により画像凹
所が印刷インキ２内に浸漬されて印刷インキにより充填
されるように、インキ箱１の上方で回転可能に支承され
ている。版胴４の鉛直上方では弾性的な外套を備えた圧
胴６、いわゆるゴム胴が、版胴４の回転方向とは逆の回
転方向７で回転可能に支承されている。圧胴６は版胴４
と相俟ってニップ８を形成しており、運転中にこのニッ
プを通して帯状の被印刷材料９が矢印１０で示す方向で
通過搬送され、その際に版胴４の周面１１から印刷イン
キ２を受け取る。
【０００６】版胴４の１回転運動、換言すれば３６０度
の１回転は、版胴４の回転軸線１２と圧胴６の回転軸線
１３とを含む鉛直平面とインキ箱１内の版胴４の周面１
１との交点から、ニップとこの鉛直平面との交点までの
１８０度の前回転セクタと、この交点からインキ箱１内
の前記交点までの１８０度の後回転セクタとから構成さ
れている。
の１回転は、版胴４の回転軸線１２と圧胴６の回転軸線
１３とを含む鉛直平面とインキ箱１内の版胴４の周面１
１との交点から、ニップとこの鉛直平面との交点までの
１８０度の前回転セクタと、この交点からインキ箱１内
の前記交点までの１８０度の後回転セクタとから構成さ
れている。
【０００７】印刷過程の実施のために、余分のインキが
前回転セクタにおいて版胴４の周面１１からドクタ１４
により掻取られる。ドクタ１４の掻取りナイフ１４ａは
周面１１に接触係合している。その直後に、ニップ８内
で印刷インキ２が周面１１の画像凹所から、弾性的な背
圧を作用している圧胴６の圧着力により被印刷材料によ
り吸出されて、印像の引渡しが行われる。
前回転セクタにおいて版胴４の周面１１からドクタ１４
により掻取られる。ドクタ１４の掻取りナイフ１４ａは
周面１１に接触係合している。その直後に、ニップ８内
で印刷インキ２が周面１１の画像凹所から、弾性的な背
圧を作用している圧胴６の圧着力により被印刷材料によ
り吸出されて、印像の引渡しが行われる。
【０００８】ニップ８を過ぎた後、要するに版胴４の後
回転セクタにおいて周面１１の画像凹所はインキ残留物
を除いて空になっている。画像凹所が再び印刷インキ内
へ浸漬される前に、版胴４のこの後回転セクタにおける
溶剤の気化によりインキ残留物が乾燥するのを阻止すべ
く、補助装置１５が設けられており、この補助装置は、
後回転セクタにおいて版胴４の周面１１に、印刷インキ
２と同種類の印刷インキを供給する。このことのため
に、補助装置はフレキシブルなインキ案内エプロン１６
を備えており、このインキ案内エプロンは版胴４の周面
１１と相俟って、インキにより充填された周方向隙間１
７を形成する。
回転セクタにおいて周面１１の画像凹所はインキ残留物
を除いて空になっている。画像凹所が再び印刷インキ内
へ浸漬される前に、版胴４のこの後回転セクタにおける
溶剤の気化によりインキ残留物が乾燥するのを阻止すべ
く、補助装置１５が設けられており、この補助装置は、
後回転セクタにおいて版胴４の周面１１に、印刷インキ
２と同種類の印刷インキを供給する。このことのため
に、補助装置はフレキシブルなインキ案内エプロン１６
を備えており、このインキ案内エプロンは版胴４の周面
１１と相俟って、インキにより充填された周方向隙間１
７を形成する。
【０００９】インキ案内エプロン１６は、有利にはプラ
スチック、例えばポリアミド又はポリテトラフルオルエ
チレンから成る織物又はシートのような耐溶剤性の平材
から形成されている。インキ案内エプロン１６は版胴４
の軸線方向で、印刷を実施する全周面１１にわたり延び
ており、その際、インキ案内エプロンはその上方の縦縁
１８で自由懸架で補助装置１５に取付けられている。補
助装置１５への取付けは、インキ案内エプロン１６がそ
の周方向の寸法の大部分でインキ箱１の印刷インキ２の
液面３の上方に位置して周面１１を覆うように、可能な
限りニップ８の近くで行われる。インキ案内エプロン１
６はその下方の縦縁１９で版胴４と一緒にインキ箱１内
の印刷インキ２内に浸漬されている。
スチック、例えばポリアミド又はポリテトラフルオルエ
チレンから成る織物又はシートのような耐溶剤性の平材
から形成されている。インキ案内エプロン１６は版胴４
の軸線方向で、印刷を実施する全周面１１にわたり延び
ており、その際、インキ案内エプロンはその上方の縦縁
１８で自由懸架で補助装置１５に取付けられている。補
助装置１５への取付けは、インキ案内エプロン１６がそ
の周方向の寸法の大部分でインキ箱１の印刷インキ２の
液面３の上方に位置して周面１１を覆うように、可能な
限りニップ８の近くで行われる。インキ案内エプロン１
６はその下方の縦縁１９で版胴４と一緒にインキ箱１内
の印刷インキ２内に浸漬されている。
【００１０】補助装置１５は、周方向隙間１７への印刷
インキの供給のために、軸線方向の長さで版胴４の長さ
に適合したインキ槽２０を備えており、インキ槽２０は
インキ供給部２１と、インキ槽２０の長さにわたり延び
ているインキ流出壁２２とを備えており、このインキ流
出壁２２はインキ案内エプロン１６の上縁１８のところ
で終わっておりかつインキ案内エプロン１６へ向かって
傾斜している。
インキの供給のために、軸線方向の長さで版胴４の長さ
に適合したインキ槽２０を備えており、インキ槽２０は
インキ供給部２１と、インキ槽２０の長さにわたり延び
ているインキ流出壁２２とを備えており、このインキ流
出壁２２はインキ案内エプロン１６の上縁１８のところ
で終わっておりかつインキ案内エプロン１６へ向かって
傾斜している。
【００１１】インキ案内エプロン１６の上方の縦縁１８
は、特に図２から判るように、Ｌ字形横断面を備えた一
貫したシールリップ２３を介してインキ流出壁２２の下
側に固定されている。Ｌ字形のシールリップ２３の長い
方の脚部２４は固定用脚部を形成しており、厚肉の短い
方の脚部２５は周方向隙間１７の上方の縦縁１８のとこ
ろのシールストリップを形成している。シールリップ２
３の下方には保持条片２６が配置されており、この保持
条片２６はインキ案内エプロン１６の縦縁１８に設けた
保持棒を収容するための適合した受容トラフを備えてい
る。一点鎖線２７で示したねじにより、インキ流出壁２
２、シールリップ２３の固定用脚部２４及び保持条片２
６は保持条片の長さにわたり互いに固定的に緊定されて
いる。
は、特に図２から判るように、Ｌ字形横断面を備えた一
貫したシールリップ２３を介してインキ流出壁２２の下
側に固定されている。Ｌ字形のシールリップ２３の長い
方の脚部２４は固定用脚部を形成しており、厚肉の短い
方の脚部２５は周方向隙間１７の上方の縦縁１８のとこ
ろのシールストリップを形成している。シールリップ２
３の下方には保持条片２６が配置されており、この保持
条片２６はインキ案内エプロン１６の縦縁１８に設けた
保持棒を収容するための適合した受容トラフを備えてい
る。一点鎖線２７で示したねじにより、インキ流出壁２
２、シールリップ２３の固定用脚部２４及び保持条片２
６は保持条片の長さにわたり互いに固定的に緊定されて
いる。
【００１２】インキ槽２０の上側はカバー２８により閉
鎖可能であり、このカバー２８はインキ槽２０の側方の
コンソール２９上に支持されている。カバー２８の、版
胴４に面した縦縁３０は版胴４の周面１１の近くに位置
している。これにより、周方向隙間１７の開いた上方の
縁の付加的な遮蔽が形成されている。周面１１の損傷の
回避のために、カバー２８の縦縁３０はシールストリッ
プ３１を備えている。
鎖可能であり、このカバー２８はインキ槽２０の側方の
コンソール２９上に支持されている。カバー２８の、版
胴４に面した縦縁３０は版胴４の周面１１の近くに位置
している。これにより、周方向隙間１７の開いた上方の
縁の付加的な遮蔽が形成されている。周面１１の損傷の
回避のために、カバー２８の縦縁３０はシールストリッ
プ３１を備えている。
【００１３】両側のコンソール２９の領域内ではカバー
２８がそれぞれ１つの長孔３２を備えており、この長孔
により、カバー２８を版胴４の周面１１に対して間隔変
化可能に旋回締付けレバー形のロック装置３３により固
定することが可能である。
２８がそれぞれ１つの長孔３２を備えており、この長孔
により、カバー２８を版胴４の周面１１に対して間隔変
化可能に旋回締付けレバー形のロック装置３３により固
定することが可能である。
【００１４】インキ槽２０はインキ流出壁２２とは逆の
側にインキ供給部２１を備えており、このインキ供給部
は、インキ槽壁３６の中央の横平面３５の両側にそれぞ
れ２つの供給通路３４を備えており、これらの供給通路
３４はインキ槽壁３６を貫通してインキ槽２０の内部の
インキ分配室３７内に開口している。その場合、インキ
槽２０もしくはその分配室３７は中央の分配壁３８によ
り縦方向に分割されており、この分配壁に、供給通路３
４を通ったインキ供給流が向けられている。分配壁３８
はその下端で底壁３９に支持されており（支持の形式は
図示せず）、インキ供給部２１に対して傾斜したその上
端で、インキ槽壁３６に設けられた横壁４０により支持
されている。
側にインキ供給部２１を備えており、このインキ供給部
は、インキ槽壁３６の中央の横平面３５の両側にそれぞ
れ２つの供給通路３４を備えており、これらの供給通路
３４はインキ槽壁３６を貫通してインキ槽２０の内部の
インキ分配室３７内に開口している。その場合、インキ
槽２０もしくはその分配室３７は中央の分配壁３８によ
り縦方向に分割されており、この分配壁に、供給通路３
４を通ったインキ供給流が向けられている。分配壁３８
はその下端で底壁３９に支持されており（支持の形式は
図示せず）、インキ供給部２１に対して傾斜したその上
端で、インキ槽壁３６に設けられた横壁４０により支持
されている。
【００１５】このように傾斜して配置された分配壁３８
は、所定のパターンで設けられた流れ開口と相俟って、
インキ供給部２１を通して供給された印刷インキの予分
配を生ぜしめる。この流れ開口は、特に図３から判るよ
うに、中央の横平面３５の両側に対称的に分配壁３６に
設けられた切欠４１により形成されており、この切欠は
それぞれ分配壁３６の、底壁３９に隣接した下縁を起点
として形成されている。
は、所定のパターンで設けられた流れ開口と相俟って、
インキ供給部２１を通して供給された印刷インキの予分
配を生ぜしめる。この流れ開口は、特に図３から判るよ
うに、中央の横平面３５の両側に対称的に分配壁３６に
設けられた切欠４１により形成されており、この切欠は
それぞれ分配壁３６の、底壁３９に隣接した下縁を起点
として形成されている。
【００１６】インキ槽２０はインキ流出壁２２に隣接し
た角隅領域内にそれぞれ溢れ管４２を備えており、その
上方の流入縁４３は、インキ流出壁２２の凸に湾曲して
いて縦方向に延びているオーバフロー縁４４に比して若
干、例えば１ないし２ｍｍ高く位置している。このオー
バフロー縁４４はインキ槽２０の鉛直な縦側壁４５に移
行している。それゆえ、このオーバフロー縁４４を介し
てインキ流出壁２２は開状態でインキ槽２０のインキ分
配室３７に接続されている。
た角隅領域内にそれぞれ溢れ管４２を備えており、その
上方の流入縁４３は、インキ流出壁２２の凸に湾曲して
いて縦方向に延びているオーバフロー縁４４に比して若
干、例えば１ないし２ｍｍ高く位置している。このオー
バフロー縁４４はインキ槽２０の鉛直な縦側壁４５に移
行している。それゆえ、このオーバフロー縁４４を介し
てインキ流出壁２２は開状態でインキ槽２０のインキ分
配室３７に接続されている。
【００１７】稼働中にインキ分配室３７には、版胴４に
面した側で印刷インキが分配壁３８を介してインキ流出
壁２２のオーバフロー縁４４のレベルまで満たされ、こ
れによりオーバフロー縁４４を介して常時均一なインキ
量が周方向隙間１７内へ流出するように、印刷インキが
量調節されて充填される。印刷インキの供給量の変動に
基づきインキ量がこのレベルを越えると、過剰な印刷イ
ンキは溢れ管４２を介して排出される。このようにして
供給された印刷インキはシールストリップ２５を介して
周方向隙間１７内へ達してこの周方向隙間を印刷インキ
により一様に充填する。その場合、周方向隙間１７内の
インキ液面の高さはインキ箱１内の印刷インキ２の液面
と同じである。インキ案内エプロン１６がその上方の縦
縁１８により自由懸架されているため、インキ案内エプ
ロン１６の弾性度に基づき、周面１１に応じてインキ案
内エプロン１６を変位させる回転する版胴４により、イ
ンキにより充填された周方向隙間１７が形成される。印
刷インキはインキ案内エプロン１６と周面１１との間の
付着作用により周方向隙間１７内に保持される。周方向
隙間１７の開いた端面のところから流出するわずかなイ
ンキ量はインキ箱１内に受取られる。
面した側で印刷インキが分配壁３８を介してインキ流出
壁２２のオーバフロー縁４４のレベルまで満たされ、こ
れによりオーバフロー縁４４を介して常時均一なインキ
量が周方向隙間１７内へ流出するように、印刷インキが
量調節されて充填される。印刷インキの供給量の変動に
基づきインキ量がこのレベルを越えると、過剰な印刷イ
ンキは溢れ管４２を介して排出される。このようにして
供給された印刷インキはシールストリップ２５を介して
周方向隙間１７内へ達してこの周方向隙間を印刷インキ
により一様に充填する。その場合、周方向隙間１７内の
インキ液面の高さはインキ箱１内の印刷インキ２の液面
と同じである。インキ案内エプロン１６がその上方の縦
縁１８により自由懸架されているため、インキ案内エプ
ロン１６の弾性度に基づき、周面１１に応じてインキ案
内エプロン１６を変位させる回転する版胴４により、イ
ンキにより充填された周方向隙間１７が形成される。印
刷インキはインキ案内エプロン１６と周面１１との間の
付着作用により周方向隙間１７内に保持される。周方向
隙間１７の開いた端面のところから流出するわずかなイ
ンキ量はインキ箱１内に受取られる。
【００１８】インキ槽２０は横側壁４６の外側にぞれぞ
れ支持プロック４７を備えている。この支持ブロックは
例えばポリアミド又はポリテトラフルオルエチレンから
成る耐摩耗性かつ耐溶剤性のプラスチックプロックから
形成されており、かつ線形に切削された外側の端面を支
持面として備えており、この支持面は、その端面に隣接
していて版型を備えていない版胴周面端部領域に印刷稼
働中に当接する。この構成により、周方向隙間１７のギ
ャップ幅を規定するために、版胴４の周面１１へインキ
槽２０をほぼ線形に支持させることができる。支持ブロ
ック４７の内向きの側面４９は、インキ流出壁２２を介
してインキが供給される領域内で周方向隙間１７をその
端面側で閉鎖する。流入する印刷インキにより、支持ブ
ロック４７と版胴４の周面１１との当接領域内でインキ
による潤滑が生じる。このようにして支持ブロック４７
における摩耗現象が軽減されるため、版胴４の回転は支
障なく行われる。
れ支持プロック４７を備えている。この支持ブロックは
例えばポリアミド又はポリテトラフルオルエチレンから
成る耐摩耗性かつ耐溶剤性のプラスチックプロックから
形成されており、かつ線形に切削された外側の端面を支
持面として備えており、この支持面は、その端面に隣接
していて版型を備えていない版胴周面端部領域に印刷稼
働中に当接する。この構成により、周方向隙間１７のギ
ャップ幅を規定するために、版胴４の周面１１へインキ
槽２０をほぼ線形に支持させることができる。支持ブロ
ック４７の内向きの側面４９は、インキ流出壁２２を介
してインキが供給される領域内で周方向隙間１７をその
端面側で閉鎖する。流入する印刷インキにより、支持ブ
ロック４７と版胴４の周面１１との当接領域内でインキ
による潤滑が生じる。このようにして支持ブロック４７
における摩耗現象が軽減されるため、版胴４の回転は支
障なく行われる。
【００１９】インキにより充填される周方向隙間１７の
ギャップ幅を変化させるために、インキ案内エプロン１
６と版胴４の周面１１との間隔が上方の縦縁１８のとこ
ろで可変であるのが有利である。このことのために、特
に図４から判るように、インキ槽２０の横側壁４６の外
側に固定された案内兼保持スリーブ５０内で縦方向移動
可能に支持ブロック４７が支持されており、これによ
り、支持ブロック４７は、公知形式でそれぞれの支持ブ
ロック４７に螺合したねじ調節装置５１を介して、イン
キにより充填される周方向隙間１７のギャップ幅を変化
させるために版胴４の周面１１に関して前方及び後方へ
運動させられて、図示の位置で固定されることができ
る。
ギャップ幅を変化させるために、インキ案内エプロン１
６と版胴４の周面１１との間隔が上方の縦縁１８のとこ
ろで可変であるのが有利である。このことのために、特
に図４から判るように、インキ槽２０の横側壁４６の外
側に固定された案内兼保持スリーブ５０内で縦方向移動
可能に支持ブロック４７が支持されており、これによ
り、支持ブロック４７は、公知形式でそれぞれの支持ブ
ロック４７に螺合したねじ調節装置５１を介して、イン
キにより充填される周方向隙間１７のギャップ幅を変化
させるために版胴４の周面１１に関して前方及び後方へ
運動させられて、図示の位置で固定されることができ
る。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
版胴の軸線方向で、印刷を実施するその全面にわたり
延びていてインキにより充填された周方向隙間が設けら
れていることにより、かつその場合有利には周方向隙間
が周方向でみてその上方の縦縁領域で実際に可能な程度
までニップに接近し、かつ効果的にはニップのところか
ら出発して下方の縦縁領域でインキ箱の印刷インキ内に
開口していることにより、ニップを通過した、印刷を実
施する版胴周面の大部分が、この後回転セクタにおいて
インキにより充填された周方向隙間を通過し、この結
果、画像凹所がニップを通過した直後に、要するに帯状
被印刷材料へのインキの引渡し直後に画像凹所に新たに
インキが充填されるので、画像凹所内のわずかなインキ
残留物がもはや乾燥しない。これにより、画像凹所のイ
ンキ受取り能力が次第に減少することにより生じる、印
刷の質の低下が大幅に回避され若しくは排除される。
版胴の軸線方向で、印刷を実施するその全面にわたり
延びていてインキにより充填された周方向隙間が設けら
れていることにより、かつその場合有利には周方向隙間
が周方向でみてその上方の縦縁領域で実際に可能な程度
までニップに接近し、かつ効果的にはニップのところか
ら出発して下方の縦縁領域でインキ箱の印刷インキ内に
開口していることにより、ニップを通過した、印刷を実
施する版胴周面の大部分が、この後回転セクタにおいて
インキにより充填された周方向隙間を通過し、この結
果、画像凹所がニップを通過した直後に、要するに帯状
被印刷材料へのインキの引渡し直後に画像凹所に新たに
インキが充填されるので、画像凹所内のわずかなインキ
残留物がもはや乾燥しない。これにより、画像凹所のイ
ンキ受取り能力が次第に減少することにより生じる、印
刷の質の低下が大幅に回避され若しくは排除される。
【図１】版胴へ印刷インキを供給するための補助装置を
備えた本発明に基づくグラビヤ印刷装置を部分的に断面
した側面図である。
備えた本発明に基づくグラビヤ印刷装置を部分的に断面
した側面図である。
【図２】図１を部分的に拡大した図である。
【図３】図１の矢印ＩＩＩの方向で図１の補助装置の半
分を左側から見た図である。
分を左側から見た図である。
【図４】図１に示す補助装置を拡大して示した詳細図で
ある。
ある。
１ インキ箱、 ２ 印刷インキ、 ３ 液面、 ４
版胴、 ５ 回転方向、 ６ 圧胴、 ７ 回転方向、
８ ニップ、 ９ 被印刷材料、 １０ 矢印、 １
１ 周面、 １２，１３ 回転軸線、 １４ ドクタ、
１４ａ 掻取りナイフ、 １５ 補助装置、 １６
インキ案内エプロン、 １７ 周方向隙間、 １８，１
９ 縦縁、 ２０ インキ槽、 ２１ インキ供給部、
２２インキ流出壁、 ２３ シールリップ、 ２４，
２５ 脚部、 ２６ 保持条片、 ２７ ねじ、 ２８
カバー、 ２９ コンソール、 ３０ 縦縁、 ３１
シールストリップ、 ３２ 長孔、 ３３ ロック装
置、 ３４ 供給通路、３５ 横平面、 ３６ インキ
槽壁、 ３７ インキ分配室、 ３８ 分配壁、 ３９
底壁、 ４０ 横壁、 ４１ 切欠、 ４２ 溢れ
管、 ４３ 流入縁、 ４４ オーバフロー縁、 ４５
縦側壁、 ４６ 横側壁、 ４７ 支持ブロック、
４８ 端面、 ４９ 側面、 ５０ 案内兼保持スリー
ブ
版胴、 ５ 回転方向、 ６ 圧胴、 ７ 回転方向、
８ ニップ、 ９ 被印刷材料、 １０ 矢印、 １
１ 周面、 １２，１３ 回転軸線、 １４ ドクタ、
１４ａ 掻取りナイフ、 １５ 補助装置、 １６
インキ案内エプロン、 １７ 周方向隙間、 １８，１
９ 縦縁、 ２０ インキ槽、 ２１ インキ供給部、
２２インキ流出壁、 ２３ シールリップ、 ２４，
２５ 脚部、 ２６ 保持条片、 ２７ ねじ、 ２８
カバー、 ２９ コンソール、 ３０ 縦縁、 ３１
シールストリップ、 ３２ 長孔、 ３３ ロック装
置、 ３４ 供給通路、３５ 横平面、 ３６ インキ
槽壁、 ３７ インキ分配室、 ３８ 分配壁、 ３９
底壁、 ４０ 横壁、 ４１ 切欠、 ４２ 溢れ
管、 ４３ 流入縁、 ４４ オーバフロー縁、 ４５
縦側壁、 ４６ 横側壁、 ４７ 支持ブロック、
４８ 端面、 ４９ 側面、 ５０ 案内兼保持スリー
ブ
Claims (15)
- 【請求項１】 輪転印刷機のためのグラビヤ印刷装置で
あって、インキ装置から印刷インキの供給を受ける版胴
と、この版胴に対してほぼ鉛直に対向して位置する圧胴
とを備えており、版胴と圧胴との間にニップが形成され
ており、このニップを通して運転中に帯状の被印刷材料
が通過して版胴の周面から印刷インキを受取るようにな
っており、その際、版胴が圧胴の回転方向とは逆の所定
の回転方向に回転し、かつ版胴の回転運動が、インキ装
置からニップまでの前回転セクタと、ニップからインキ
装置への後回転セクタとから構成されている形式のもの
において、フレキシブルなインキ案内エプロン（１６）
を備え後回転セクタにおいて版胴（４）の周面（１１）
へ印刷インキを供給する補助装置（１５）が設けられて
おり、フレキシブルなインキ案内エプロン（１６）が、
版胴（４）の周面（１１）と相俟って、インキにより充
填された周方向隙間を形成していることを特徴とする輪
転印刷機のためのグラビヤ印刷装置。 - 【請求項２】 インキ案内エプロン（１６）が、版胴
（４）の軸線方向で、印刷を実施する全周面にわたり延
びていて、その上方の縦縁（１８）により自由懸架で取
付けられている請求項１記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項３】 インキ案内エプロン（１６）が、周方向
の寸法の大部分でインキ箱（１）のインキ液面の上方に
位置するように保持されている請求項１又は２記載のグ
ラビヤ印刷装置。 - 【請求項４】 インキ案内エプロン（１６）が、ニップ
（８）の近くのその上方の縦縁（１８）で固定されてお
り、かつその下方の縦縁（１９）で版胴（４）と一緒に
インキ箱（１）の印刷インキ（２）内に浸漬されている
請求項２又は３記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項５】 インキ案内エプロン（１６）が、耐溶剤
性の平材から形成されている請求項１から４までのいず
れか１項記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項６】 印刷インキの供給のための補助装置（１
５）がさらに、軸線方向の長さで版胴(４)の軸線方向の
長さに適合したインキ槽（２０）を備えており、このイ
ンキ槽(２０)がインキ案内エプロン（１６）の上方の縦
縁（１８）の近くで終わっていて、インキ案内エプロン
に対して傾斜したインキ流出壁（２２）を備えている請
求項１から５までのいずれか１項記載のグラビヤ印刷装
置。 - 【請求項７】 インキ案内エプロン（１６）の上方の縦
縁（１８）がインキ流出壁（２２）の下側に固定されて
いる請求項６記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項８】 インキ槽（２０）が上方のカバー（２
８）を備えており、このカバーの一方の縦縁（３０）が
版胴（４）の周面の近くまで案内されており、このカバ
ーが版胴の周面に関して調節可能にインキ槽（２０）に
固定されている請求項６又は７記載のグラビヤ印刷装
置。 - 【請求項９】 インキ槽（２０）が、インキ流出壁（２
２）とは反対側に印刷インキのための供給部（２１）を
備えており、かつ、インキ槽（２０）が縦方向に中央の
分配壁（３８）により分割されており、この分配壁へ印
刷インキ供給流が向けられている請求項６から８までの
いずれか１項記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項１０】 分配壁（３８）が、供給されてくる印
刷インキの予分配を生じる流れ開口を所定のパターンで
備えている請求項６から９までのいずれか１項記載のグ
ラビヤ印刷装置。 - 【請求項１１】 流れ開口が、分配壁（３８）の中央の
横平面（３５）の両側で分配壁の下方の縁を起点として
形成された切欠（４１）により形成されている請求項１
０記載のグラビヤ印刷装置。 - 【請求項１２】 インキ槽（２０）が、インキ流出壁
（２２）に隣接したその角隅領域内にそれぞれ溢れ管
（４２）を備えており、この溢れ管の流入縁（４３）
が、インキ流出壁（２２）の縦方向に延びていてインキ
流出壁（２２）と分配室（３７）とを開状態で接続させ
るオーバフロー縁（４４）に比して若干高く位置してい
る請求項６から１１までのいずれか１項記載のグラビヤ
印刷装置。 - 【請求項１３】 インキ案内エプロン（１６）と版胴
（４）の周面との間隔が、インキにより充填された周方
向隙間（１７）のギャップ幅調節のために可変である請
求項１から１２までのいずれか１項記載のグラビヤ印刷
装置。 - 【請求項１４】 インキ槽（２０）がその横側壁の外側
にそれぞれ１つの支持ブロック（４７）を備えており、
この支持ブロックが、それぞれ版胴（４）の端面に隣接
していて版型を備えていない版胴周面端部領域のところ
で支持装置内に取付けられており、かつインキにより充
填された周方向隙間（１７）のギャップ幅を変化させる
ために版胴（４）の周面に関して調節可能に保持されて
いる請求項１から１３までのいずれか１項記載のグラビ
ヤ印刷装置。 - 【請求項１５】 支持ブロック（４７）が耐摩耗性のプ
ラスチック製のブロックから成り、かつ、版胴（４）の
周面と協働する直線状に切削された当接面（４８）を備
えている請求項１４記載のグラビヤ印刷装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9412586U DE9412586U1 (de) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | Tiefdruckwerk für eine Rotationsdruckmaschine |
| DE9412586.4 | 1994-08-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174799A true JPH08174799A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=6912006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7197655A Pending JPH08174799A (ja) | 1994-08-04 | 1995-08-02 | 輪転印刷機のためのグラビヤ印刷装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5636566A (ja) |
| EP (1) | EP0695632A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08174799A (ja) |
| DE (1) | DE9412586U1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5774005A (en) * | 1995-09-11 | 1998-06-30 | Advanced Micro Devices, Inc. | Latching methodology |
| ES2225753T3 (es) * | 2002-03-14 | 2005-03-16 | Officine Meccaniche Giovanni Cerutti S.P.A. | Proceso para limpiar un dispositivo de impresion para maquinas de impresion por rotograbado. |
| EP1531044A1 (de) * | 2003-11-14 | 2005-05-18 | Fischer & Krecke Gmbh & Co. | Einfärbevorrichtung für Tiefdruckzylinder |
| DE102004056631B3 (de) * | 2004-11-23 | 2006-02-02 | Windmöller & Hölscher Kg | Tiefdruckwerk mit einem Abstreifer für den Formzylinder |
| CN103568484A (zh) * | 2013-10-14 | 2014-02-12 | 安徽华印机电股份有限公司 | 凹印机印刷装置 |
| DE102020206778A1 (de) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | Windmöller & Hölscher Kg | Farbwerk einer Rotationsdruckmaschine |
| CN114103436A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-03-01 | 铜陵方正塑业科技有限公司 | 一种塑料薄膜印刷机防溅墨结构 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE597263C (de) * | 1933-02-28 | 1934-08-08 | Vomag Betr S A G | Farbzufuehrvorrichtung fuer Druckmaschinen, insbesondere Tiefdruckmaschinen |
| DE650943C (de) * | 1934-04-18 | 1937-10-04 | Carl Hermann Siebel | Verfahren und Vorrichtung zum Vortrocknen des Formzylinders bei Rotationsdruckmaschinen oder des Auftragzylinders bei Auftragmaschinen |
| DE708771C (de) * | 1936-06-18 | 1941-07-28 | Rung & Co Dr | Farbwerk fuer Rotationstiefdruckmaschinen |
| DE727012C (de) * | 1937-07-15 | 1942-10-24 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Einfaerbevorrichtung fuer den Formzylinder von Tiefdruckrotationsmaschinen |
| US2272406A (en) * | 1937-10-13 | 1942-02-10 | Shellmar Products Co | Printing mechanism |
| DE683319C (de) * | 1937-10-29 | 1939-11-03 | Vomag Maschinenfabrik A G | Von einem geschlossenen Gehaeuse umgebene Druckmaschine |
| US2338561A (en) * | 1941-10-16 | 1944-01-04 | Hoe & Co R | Inking mechanism for printing machines |
| FR2689451B1 (fr) * | 1992-04-03 | 1997-01-17 | Komori Chambon | Dispositif d'encrage pour un appareil d'impression heliographique. |
-
1994
- 1994-08-04 DE DE9412586U patent/DE9412586U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-07-24 US US08/506,511 patent/US5636566A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-26 EP EP95111749A patent/EP0695632A1/de not_active Withdrawn
- 1995-08-02 JP JP7197655A patent/JPH08174799A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0695632A1 (de) | 1996-02-07 |
| US5636566A (en) | 1997-06-10 |
| DE9412586U1 (de) | 1995-11-30 |
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