JPH08173426A - 超音波ドプラ診断装置 - Google Patents

超音波ドプラ診断装置

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JPH08173426A
JPH08173426A JP6335373A JP33537394A JPH08173426A JP H08173426 A JPH08173426 A JP H08173426A JP 6335373 A JP6335373 A JP 6335373A JP 33537394 A JP33537394 A JP 33537394A JP H08173426 A JPH08173426 A JP H08173426A
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美喜雄 泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波ドプラ診断装置において、超音波造影
剤の条件や被検体に対する適用部位に従って自動ゲイン
調整手段のパラメータを可変設定でき、常に適切な装置
ゲインを維持可能とする。 【構成】 探触子1で受信した反射エコー信号から血流
によりドプラ偏移を受けた成分を取り出すと共にこのド
プラ偏移成分から複素の血流信号を検出するドプラ検出
部4a,4bからの出力信号を取り込み、この取り込ん
だ信号のレベルの高低によりゲインを自動的に可変とす
ると共にこのゲイン調整の応答速度が可変とされた自動
ゲイン調整回路12を設け、この自動ゲイン調整回路1
2の諸特性を決定するパラメータを、超音波造影剤の使
用の有無及び種類並びに被検体に対する適用部位に応じ
て変化させるようにしたものである。これにより、超音
波造影剤の条件や被検体に対する適用部位に従って自動
ゲイン調整手段のパラメータを可変設定でき、常に適切
な装置ゲインが維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体の診断部位に対
して超音波を送受信し、得られた反射エコー信号から血
流によりドプラ偏移を受けた周波数信号を検出してその
被検体の複素の血流信号を計測する超音波ドプラ診断装
置に関し、特に、超音波造影剤の条件や被検体に対する
適用部位に従って自動ゲイン調整手段のパラメータを可
変設定でき、常に適切な装置ゲインが維持できる超音波
ドプラ診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波ドプラ診断装置
は、図2に示すように、被検体内に超音波を送受信する
探触子1と、この探触子1に送波パルスを供給するパル
サー2と、上記探触子1で受信した反射エコー信号を増
幅する増幅器3と、この増幅器3からの反射エコー信号
から血流によりドプラ偏移を受けた成分を複素の血流信
号として検出するドプラ検出部4a,4bと、このドプ
ラ検出部4a,4bで検出された血流信号を周波数分析
する周波数分析部5と、この周波数分析部5からの分析
データを血流速度のスペクトラムとして表示する表示部
6とを有して成っていた。上記ドプラ検出部4a,4b
は、それぞれ乗算器7a,7bと、サンプルゲート8
a,8bと、積分器9a,9bと、ウォールフィルタ1
0a,10bとから成る。また、符号11は帯域フィル
タを示している。
【0003】上記のように構成された従来の超音波ドプ
ラ診断装置において、パルサー2が発生した一定の繰り
返し周波数を有する送波パルスは探触子1へ印加され、
この探触子1は被検体内へ超音波を送信する。被検体内
部からの反射エコー信号は上記探触子1で受信され、こ
の受信信号は増幅器3へ入力し設定されたゲイン値に応
じて増幅された後、帯域フィルタ11を通過する。この
帯域フィルタ11を通過後の受信信号は、ドプラ検出部
4a,4bへ送られ、それぞれの乗算器7a,7bで参
照波としてのsin波成分及びcos波成分と乗算される。こ
れにより得られた複素ベースバンド信号は、所定の深度
と幅にそれぞれ対応する遅延時間と時間幅の区間のみ信
号を通過させるサンプルゲート8a,8bを通過し、積
分器9a,9bに入力される。この積分器9a,9bか
らは、出力信号としてドプラ検波出力が得られる。この
ドプラ検波出力は、ウォールフィルタ(ハイパスフィル
タ)10a,10bへ入力し、上記反射エコー信号に含
まれる生体組織からの高レベルな直流信号が除去され、
ドプラ偏移成分をもつ血流信号のみが取り出される。そ
の後、このように検出された血流信号は、周波数分析部
5へ入力し、周波数分析されてパワースペクトラムが算
出される。そして、この算出されたパワースペクトラム
は表示部6へ入力し、実時間の血流速度のスペクトラム
として表示されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波ドプラ診断装置において、超音波造影剤が血
流計測に用いられる場合は、血液からの反射エコーが増
強することによって、もともと弱い血流信号については
血流検出感度が向上するが、一方でもともと適切な強さ
の血流信号については血流検出感度が更に増強して飽和
してしまうことがあった。また、血液中に注入された超
音波造影剤は、血流により洗い流されるので、造影剤の
効果は、注入直後から時間経過と共にしだいに減少し、
反射エコーの強度が時間的に減衰することとなるもので
あった。この減衰する時間は、被検体に対する適用部位
によって異なるが例えば数十秒のオーダーである。これ
らに対しては、従来は、造影剤を用いる時だけは前記増
幅器3のゲイン設定値を下げて使用したり、装置の一部
に造影剤用のアッテネータ(ゲインを下げるもの)を挿
入して対応していた。しかしながら、上記増幅器3のゲ
イン設定や、アッテネータの設定は、表示部6に表示さ
れる血流像を見ながら対応すべく手動で行っていたの
で、造影剤の時間的なエコー強度の減衰特性に追従でき
ず、途中から感度不足になり、反射エコーが消失してし
まうこともあった。これに対し、さらに自動ゲイン調整
手段を利用することとなるが、その応答特性によって
は、得られる血流信号に歪を与えたり、被検体の体動に
よる微弱信号のマスク等の障害が発生することがあっ
た。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、超音波造影剤の条件や被検体に対する適用部位に
従って自動ゲイン調整手段のパラメータを可変設定で
き、常に適切な装置ゲインが維持できる超音波ドプラ診
断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波ドプラ診断装置は、被検体内か
らの反射エコー信号から血流によりドプラ偏移を受けた
成分を複素の血流信号として検出するドプラ検出部と、
このドプラ検出部で検出された血流信号を周波数分析す
る周波数分析部と、この周波数分析部からの分析データ
を血流速度のスペクトラムとして表示する表示部とを有
して成る超音波ドプラ診断装置において、上記ドプラ検
出部からの出力信号を取り込みこの取り込んだ信号のレ
ベルの高低によりゲインを自動的に可変とすると共にこ
のゲイン調整の応答速度が可変とされた自動ゲイン調整
手段を設け、この自動ゲイン調整手段の諸特性を決定す
るパラメータを、超音波造影剤の使用の有無及び種類並
びに被検体に対する適用部位に応じて変化させるように
したものである。
【0007】また、上記自動ゲイン調整手段の諸特性を
決定するパラメータは、超音波造影剤の使用の有無及び
種類並びに被検体に対する適用部位に応じて変化する数
値群として予め記憶したテーブルを保持しておき、この
テーブルから数値を選択して決定するようにしてもよ
い。
【0008】
【作用】このように構成された超音波ドプラ診断装置
は、ドプラ検出部からの出力信号を取り込むように設け
られた自動ゲイン調整手段により、上記ドプラ検出部か
ら取り込んだ信号のレベルの高低によりゲインを自動的
に可変とすると共にこのゲイン調整の応答速度を可変と
し、上記自動ゲイン調整手段の諸特性を決定するパラメ
ータを、超音波造影剤の使用の有無及び種類並びに被検
体に対する適用部位に応じて変化させるように動作す
る。これにより、超音波造影剤の条件や被検体に対する
適用部位に従って自動ゲイン調整手段のパラメータを可
変設定することができ、常に適切な装置ゲインを維持す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による超音波ドプラ診断
装置の実施例を示すブロック図である。この超音波ドプ
ラ診断装置は、被検体の診断部位に対して超音波を送受
信し、得られた反射エコー信号から血流によりドプラ偏
移を受けた周波数信号を検出し、その被検体の複素の血
流信号を計測して血流像を表示するもので、図1に示す
ように、探触子1と、パルサー2と、増幅器3と、ドプ
ラ検出部4a,4bと、周波数分析部5と、表示部6と
を有し、さらに自動ゲイン調整回路12を備えて成る。
なお、符号11は、増幅器3の後段に設けられた帯域フ
ィルタを示している。
【0010】上記探触子1は、被検体内の診断部位に対
して超音波を送受信するもので、図示省略したがその内
部には超音波の発生源であると共に反射波を受信する振
動子を有している。パルサー2は、上記探触子1に送波
パルスを供給するもので、一定の繰り返し周波数を有す
る送波パルスを発生するようになっている。増幅器3
は、上記探触子1で受信した被検体内部からの反射エコ
ー信号を増幅するもので、信号増幅のために所要のゲイ
ン値が設定されている。帯域フィルタ11は、上記増幅
器3で増幅された後の受信信号を入力して不要な周波数
成分を除去し、他の成分を通過させるものである。
【0011】ドプラ検出部4a,4bは、上記帯域フィ
ルタ11を通過した後の反射エコー信号から血流により
ドプラ偏移を受けた成分を取り出すと共にこのドプラ偏
移成分から複素の血流信号を検出するもので、それぞれ
乗算器7a,7bと、サンプルゲート8a,8bと、積
分器9a,9bと、ウォールフィルタ10a,10bと
から成る。また、周波数分析部5は、上記各ドプラ検出
部4a,4bで検出された血流信号を周波数分析しパワ
ースペクトラムを算出するものである。さらに、表示部
6は、上記周波数分析部5から出力される分析データを
入力してアナログ信号に変換しその画面に血流速度のス
ペクトラムとして表示するもので、例えばテレビモニタ
から成る。
【0012】ここで、本発明においては、上記ドプラ検
出部4a,4bと周波数分析部5との間に、自動ゲイン
調整回路12が設けられている。この自動ゲイン調整回
路12は、上記ドプラ検出部4a,4bからの出力信号
を取り込み、この取り込んだ信号のレベルの高低により
ゲインを自動的に可変とする手段となると共にこのゲイ
ン調整の応答速度が可変とされたもので、該自動ゲイン
調整回路12の諸特性を決定するパラメータは、超音波
造影剤の使用の有無及び種類並びに被検体に対する適用
部位に応じて変化させるようになっている。すなわち、
上記ゲイン調整は、前記ドプラ検出部4a,4bからの
入力信号のレベルが高い場合はゲインを下げ、入力信号
のレベルが低い場合はゲインを上げるように増幅度を自
動的に可変するようになっている。
【0013】上記自動ゲイン調整回路12の内部構成
は、図1に示すように、ドプラ検出部4a,4bから出
力された血流信号を入力してゲイン値を決定するROM
13と、同じくドプラ検出部4a,4bからの血流信号
を入力してゲイン値を乗算する各系統ごとのゲインコン
トローラ14a,14bと、無限インパルス応答型のロ
ーパスフィルタ(ディジタルフィルタ)を構成する加算
器15及び乗算器16,17並びに遅延レジスタ18と
から成る。なお、上記ROM13には、ドプラ検出部4
a,4bからの入力信号の絶対値のレベルが高ければゲ
インを下げ、入力信号の絶対値のレベルが低ければゲイ
ンを上げるようにゲイン値を決定するテーブルが格納さ
れている。また、上記自動ゲイン調整回路12には、回
路パラメータを変更するパラメータコントロール回路1
9が接続されており、このパラメータコントロール回路
19には上記回路パラメータを変更設定するための入力
をするコンソール20が接続されている。
【0014】次に、このように構成された超音波ドプラ
診断装置の動作について説明する。ここで、探触子1か
ら各ドプラ検出部4a,4bのウォールフィルタ10
a,10bまでの動作は、図2に示す従来例と同様であ
るので省略する。まず、ドプラ検出部4a,4bから出
力された複素の血流信号は、自動ゲイン調整回路12内
のROM13に入力すると共に、二つのゲインコントロ
ーラ14a,14bに入力する。上記ROM13は、入
力した複素の血流信号の絶対値の大きさから、格納され
たテーブルを読み出し、上記ゲインコントローラ14
a,14bに印加するゲイン値を決定する。すなわち、
入力信号の絶対値のレベルが高ければゲインを下げ、入
力信号の絶対値のレベルが低ければゲインを上げるよう
に予め作成されたテーブルを読み出し、この読み出した
ゲイン値を出力する。
【0015】次に、上記ROM13から出力されたゲイ
ン値は、加算器15に入力する。この加算器15は、二
つの乗算器16,17及び遅延レジスタ18と共に無限
インパルス応答型のローパスフィルタを構成しており、
上記加算器15へ入力したゲイン値は、このローパスフ
ィルタを通過して二つのゲインコントローラ14a,1
4bへ出力される。このとき、上記ローパスフィルタの
パラメータPa,Pbは、パラメータコントロール回路1
9から入力され、このパラメータPa,Pbにより該ロー
パスフィルタのカットオフ周波数が決定される。従っ
て、自動ゲイン調整回路12の応答速度が上記パラメー
タPa,Pbによって制御されることとなる。なお、上記
パラメータコントロール回路19の入力である超音波造
影剤の使用の有無、超音波造影剤の種類、被検体に対す
る適用部位の情報D1は、コンソール20から事前に操
作者が入力している。このようにして、上記ローパスフ
ィルタにより応答速度が制御され、ゲインコントローラ
14a,14bで各ドプラ検出部4a,4bから出力さ
れた血流信号に前記ROM13から読み出したゲイン値
が乗算される。これにより、上記血流信号は、その信号
のレベルの高低により自動的にゲインを可変したゲイン
値が乗算して出力される。
【0016】このようにして自動ゲイン調整回路12か
ら出力された血流信号は、次の周波数分析部に入力さ
れ、ここでパワースペクトラムが計算される。その後、
このパワースペクトラムのデータは表示部6へ入力さ
れ、実時間の血流速度のスペクトラムとして該表示部6
の画面に表示される。
【0017】上記のような構成と動作の超音波ドプラ診
断装置の他の実施例としては、自動ゲイン調整回路12
の諸特性を決定するパラメータは、超音波造影剤の使用
の有無及び種類並びに被検体に対する適用部位に応じて
変化する数値群として予め記憶したテーブルを保持して
おき、このテーブルから数値を選択して決定するように
したものがある。すなわち、上記パラメータPa,Pb,
Pcは、パラメータコントロール回路19内に設けられ
たメモリ(図示省略)に予め記憶されている超音波造影
剤の使用の有無、超音波造影剤の種類、被検体に対する
適用部位の情報を整理したテーブルから求めるようにな
っている。このテーブルの内容は、超音波造影剤を用い
ない場合は、パラメータPcによって自動ゲイン調整回
路12を動作させずに血流信号を無処理で通過させ、超
音波造影剤を用いる場合は、上記自動ゲイン調整回路1
2を動作させるようになっている。
【0018】そして、上記超音波造影剤の被検体への適
用部位が循環器の場合は、血流の速度が大きく造影剤の
洗い流しも早いので、自動ゲイン調整回路12の応答速
度をパラメータコントロール回路19からのパラメータ
Pa,Pbによって速く設定する。これに対し、被検体へ
の適用部位が腹部の場合には、造影剤の洗い流しはあま
り早くないので、上記自動ゲイン調整回路12の応答速
度を同様にパラメータPa,Pbによって遅く設定する。
このように自動ゲイン調整回路12を動作させるような
テーブルとされている。なお、上記超音波造影剤の種類
によっても反射エコーの増強効果の強さや継続時間が異
なってくるのが一般的であり、超音波造影剤の種類によ
っても上記のパラメータPa,Pbが設定できるようにテ
ーブルが作成されている。また、上記テーブルの内容
は、必要に応じて前記コンソール20からの入力操作に
より書き替え可能とされている。
【0019】なお、図1においては、自動ゲイン調整回
路12をドプラ検出部4a,4bと周波数分析部5との
間に設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、自動
ゲイン調整回路12は、上記ドプラ検出部4a,4bの
ウォールフィルタ10a,10bからの出力信号を入力
し、ゲイン調整処理後の各ゲインコントローラ14a,
14bからの出力信号を増幅器3へ戻し、この増幅器3
を可変ゲイン増幅器としてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
ドプラ検出部からの出力信号を取り込むように設けられ
た自動ゲイン調整手段により、上記ドプラ検出部から取
り込んだ信号のレベルの高低によりゲインを自動的に可
変とすると共にこのゲイン調整の応答速度を可変とし、
上記自動ゲイン調整手段の諸特性を決定するパラメータ
を、超音波造影剤の使用の有無及び種類並びに被検体に
対する適用部位に応じて変化させることができる。これ
により、超音波造影剤の条件や被検体に対する適用部位
に従って自動ゲイン調整手段のパラメータを可変設定す
ることができ、常に適切な装置ゲインを維持することが
できる。従って、上記自動ゲイン調整手段による血流信
号の歪や、被検体の体動による微弱信号のマスク等の障
害の発生を無くすことができる。また、従来のように装
置のゲイン設定やアッテネータの設定を検査中に手動で
行うことなく、自動的に設定処理されるので、造影剤の
時間的な反射エコー強度の減衰特性に追従でき、造影剤
の注入初期から経時的に安定した検査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波ドプラ診断装置の実施例を
示すブロック図である。
【図2】従来の超音波ドプラ診断装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…探触子 2…パルサー 3…増幅器 4a,4b…ドプラ検出部 5…周波数分析部 6…表示部 11…帯域フィルタ 12…自動ゲイン調整回路 19…パラメータコントロール回路 20…コンソール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内からの反射エコー信号から血流
    によりドプラ偏移を受けた成分を複素の血流信号として
    検出するドプラ検出部と、このドプラ検出部で検出され
    た血流信号を周波数分析する周波数分析部と、この周波
    数分析部からの分析データを血流速度のスペクトラムと
    して表示する表示部とを有して成る超音波ドプラ診断装
    置において、上記ドプラ検出部からの出力信号を取り込
    みこの取り込んだ信号のレベルの高低によりゲインを自
    動的に可変とすると共にこのゲイン調整の応答速度が可
    変とされた自動ゲイン調整手段を設け、この自動ゲイン
    調整手段の諸特性を決定するパラメータを、超音波造影
    剤の使用の有無及び種類並びに被検体に対する適用部位
    に応じて変化させるようにしたことを特徴とする超音波
    ドプラ診断装置。
  2. 【請求項2】 上記自動ゲイン調整手段の諸特性を決定
    するパラメータは、超音波造影剤の使用の有無及び種類
    並びに被検体に対する適用部位に応じて変化する数値群
    として予め記憶したテーブルを保持しておき、このテー
    ブルから数値を選択して決定するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の超音波ドプラ診断装置。
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