JPH08170253A - 編み機における編み針の駆動装置 - Google Patents

編み機における編み針の駆動装置

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JPH08170253A
JPH08170253A JP6332358A JP33235894A JPH08170253A JP H08170253 A JPH08170253 A JP H08170253A JP 6332358 A JP6332358 A JP 6332358A JP 33235894 A JP33235894 A JP 33235894A JP H08170253 A JPH08170253 A JP H08170253A
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mover assembly
stator
mover
stator assembly
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JP6332358A
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English (en)
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Seishiro Hashimoto
征四郎 橋本
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Tsudakoma Corp
Kyowa Denki Kogyo KK
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Kyowa Denki Kogyo KK
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子組立体と可動子組立体との結合作業を
容易にし、可動子組立体の移動を円滑にすることにあ
る。 【構成】 編み針用駆動装置は、編み針を往復移動させ
る少なくとも1つのリニアモータを含む。リニアモータ
は、第1の磁石手段をそれぞれ有する一対の固定子組立
体であって鉛直方向と交差する第1の方向に間隔をおい
て対向された固定子組立体と、第2の磁石手段を有する
可動子組立体であって鉛直方向および第1の方向と交差
する第2の方向へ移動可能に固定子組立体の間に鉛直に
配置された可動子組立体と、該可動子組立体を移動可能
に少なくとも一方の固定子組立体に支持させる結合手段
とを備える。結合手段は、可動子組立体を第2の磁石手
段の配置位置に関して上および下のいずれか一方の側の
部位において固定子組立体に支持させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編み機における編み針
の駆動装置に関し、特に編み針をリニアモータにより移
動させる駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各編成針すなわち編み針を平板状のすな
わち薄型のリニアモータにより移動させる横編み機は、
例えば、特公平1−12855号公報に記載されてい
る。この種の編み機用リニアモータは、平板状の固定子
組立体と、編み針に連結される平板状の可動子組立体
と、固定子組立体に対する可動子組立体の位置を検出す
る位置センサとを備える。
【0003】固定子組立体と可動子組立体とは、平板状
リニアモータを形成するように、平行に配置される。可
動子組立体は、これの移動精度を高めることから、固定
子組立体に取り付けられかつ可動子組立体の移動方向に
長い一対のガイドと、可動子組立体に取り付けられかつ
各ガイドに可動子組立体の移動方向へ移動可能に嵌合さ
れたベアリングとにより、可動子組立体の移動方向と直
交する方向の両端部において保持・案内されている。
【0004】上記のようなリニアモータは、たとえば、
一対のガイドを固定子組立体に取り付け、一対のベアリ
ングを可動子組立体に取り付け、可動子組立体を両ガイ
ドに組み付け、その後可動子組立体が固定子組立体およ
び両ガイドに対して円滑に移動するように、固定子組立
体への両ガイドの取付け位置および取付け状態を調整す
る作業と、可動子組立体への両ベアリングの取付け位置
および取付け状態を調整する作業とを並行して行うこと
により組み立てられる。
【0005】しかし、固定子組立体に取り付けられた両
ガイドの平行度および間隔のように、固定子組立体への
両ガイドの取付け状態と、可動子組立体に取り付けられ
た両ベアリングの平行度および間隔のように、可動子組
立体への両ベアリングの取付け状態とは、それらのいず
れか一方を変更すると、いずれか他方をも変更しなけれ
ばならない関係を有するから、上記の各調整作業が複雑
になり、固定子組立体および可動子組立体へのガイドお
よびベアリングの組付け作業が極めて面倒であり、リニ
アモータの組み立て作業に熟練を要する。
【0006】また、編み機においては、編み針の位置お
よび速度が正確であるほど、編み地の品質が向上する。
このため、編み機用のリニアモータにおいては、固定子
組立体に対する可動子組立体の位置制御および速度制御
の精度を高め、可動子組立体をその移動方向の全長さ範
囲全体にわたって平滑におよび精密に移動させることが
望ましい。
【0007】しかし、編み機用の従来のリニアモータで
は、固定子組立体が励磁用のコイルを金属板のような薄
い板部材に配置しているため、ならびに固定子組立体に
配置されたコイルと可動子組立体に配置された永久磁石
とにより発生される磁気力が相互に作用するため、固定
子組立体および可動子組立体へのガイドおよびベアリン
グの組付け時、固定子組立体への可動子組立体の組付け
時、および可動子組立体の移動時等に固定子組立体の板
部材および可動子組立体の板部材が変形する。その結
果、両ガイドの平行度または両ベアリングの平行度に狂
いが生じ、可動子組立体が動きにくくなり、可動子組立
体が円滑に移動しなくなる。
【0008】このことから、編み機用の従来のリニアモ
ータでは、可動子組立体の往復移動を円滑にする目的
で、両ガイドによる可動子組立体の保持・案内の精度を
低くしている。すなわち、固定子組立体と可動子組立体
との両結合部に大きな遊びを設けることにより、可動子
組立体の往復移動を円滑にしている。
【0009】しかし、固定子組立体と可動子組立体との
両結合部に大きな遊びを設けると、固定子組立体と可動
子組立体との間隔が一様にならないから、固定子組立体
に対する可動子組立体の位置を正確に検出することがで
きず、その結果固定子組立体に対する可動子組立体の位
置および速度を精密に制御することができない。
【0010】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、固定子組立
体と可動子組立体との結合作業を容易にし、可動子組立
体の移動を円滑にすることにある。
【0011】
【解決手段、作用、効果】本発明の編み針用駆動装置
は、編み針を往復移動させる少なくとも1つのリニアモ
ータを含む。リニアモータは、第1の磁石手段をそれぞ
れ有する一対の固定子組立体であって鉛直方向と交差す
る第1の方向に間隔をおいて対向された固定子組立体
と、第2の磁石手段を有する可動子組立体であって鉛直
方向および第1の方向と所定の角度で交差する第2の方
向へ移動可能に固定子組立体の間に鉛直に配置された可
動子組立体と、該可動子組立体を移動可能に少なくとも
一方の固定子組立体に支持させる結合手段とを備える。
結合手段は、可動子組立体を第2の磁石手段の配置位置
に関して上および下のいずれか一方の側の部位において
固定子組立体に支持させている。
【0012】リニアモータが編み機に組み付けられた状
態において、可動子組立体が第2の磁石手段の配置位置
に関して上および下のいずれか一方の側の部位において
固定子組立体に支持されるから、可動子組立体を第2の
磁石手段の配置位置に関して上および下のいずれか他方
の側の部位において固定子組立体に結合させる必要がな
い。
【0013】このため、結合手段の所定の部材を固定子
組立体と可動子組立体とに別々に組み付けることができ
るし、それらの組付け状態を別々に調整することができ
る。その結果、固定子組立体と可動子組立体との結合作
業が容易になり、また固定子組立体と可動子組立体との
結合部に大きな遊びを設けることなく可動子組立体の移
動が円滑になる。
【0014】本発明によれば、可動子組立体を一対の固
定子組立体の間に鉛直に配置し、可動子組立体を第2の
磁石手段の位置より上および下のいずれか一方の側の部
位において固定子組立体に支持させたから、固定子組立
体と可動子組立体との結合作業が容易になり、可動子組
立体の移動が円滑になる。
【0015】リニアモータは、さらに、固定子組立体に
対する可動子組立体の位置を検出する位置センサであっ
て第2の磁石手段の配置位置に関して固定子組立体への
前記可動子組立体の支持部の側の部位に配置された位置
センサを備えることが好ましい。このようにすれば、固
定子組立体に対する可動子組立体の位置を固定子組立体
と可動子組立体との結合部に近い部位で検出することに
なるから、固定子組立体と可動子組立体との結合部に大
きな遊びを設ける必要がないこととあいまって、固定子
組立体に対する可動子組立体の位置の感知精度が高くな
る。
【0016】結合手段は、可動子組立体および一方の固
定子組立体のいずれか一方に配置されかつ可動子組立体
の移動方向に長いガイドと、可動子組立体および一方の
固定子組立体のいずれか他方に配置されかつガイドにこ
れの長手方向に相対的に移動可能に嵌合されたベアリン
グとを備えるリニアベアリングであることが好ましい。
このようにすれば、リニアベアリングが剛性を有するか
ら、たとえ第1の磁石手段を金属板のような薄い板部材
に配置しても、この板部材の湾曲が可動子組立体と固定
子組立体との結合精度および可動子組立体の移動に影響
せず、その結果、可動子組立体の移動がより円滑にな
り、また固定子組立体に対する可動子組立体の位置をよ
り正確に検出することができる。
【0017】可動子組立体および両固定子組立体は、そ
れぞれさらに磁石手段が配置された板状の部材を有して
おり、また互いに鉛直の平板状リニアモータを形成する
ように組み合わされていることが好ましい。このように
すれば、多数のリニアモータをその厚さ方向(第2の方
向)に順次重ね合わせることができる。
【0018】位置センサは、可動子組立体および一方の
固定子組立体のいずれか一方に配置されかつ可動子組立
体の移動方向に長いマグネットであってN極とS極とを
長手方向に交互に有するマグネットと、可動子組立体お
よび一方の固定子組立体のいずれか他方に配置されかつ
N極およびS極を感知する感知ヘッドとを有することが
できる。
【0019】横編み機においては一般に多数のリニアモ
ータが用いられるから、そのような場合、複数のリニア
モータを第2の方向または上下方向に順次配置し、その
ようなリニアモータのグループを第2の方向に順次重ね
合わせることができる。
【0020】
【実施例】図1〜図3を参照するに、駆動装置10は、
それぞれが横編み機のベラ針、かぎ針のような編み針1
2を往復移動させる薄い平板状の複数のリニアモータ1
4を含む。図1〜図3においては、2つのリニアモータ
を示しているにすぎない。しかし、横編み機がこれの針
床に平行に配置された多数の編み針12を備えることか
ら、実際には、駆動装置10は横編み機に配置された編
み針、好ましくは動力で往復移動させるべき編み針の数
と同数のリニアモータを含む。
【0021】図示の両リニアモータ14は、編み針12
の移動方向に順次配置されており、また一部の部材を共
通に利用することにより1つの薄い平板状のモータ組立
体を構成している。横編み機には、複数のモータ組立体
が、それらの厚さ方向すなわち編み針の配置方向に順次
重ね合わされた状態に配置される。
【0022】各リニアモータ14は、鉛直方向と交差す
る第1の方向へ間隔をおいて対向された平板状の一対の
固定子組立体16と、両固定子組立体16の間を鉛直方
向および第1の方向と交差する第2の方向へ移動可能に
配置された平板状の可動子組立体18と、該可動子組立
体を一方の固定子組立体16に移動可能に支持させる結
合手段20と、固定子組立体16に対する可動子組立体
18の位置を検出する位置センサ22(図2および図3
参照)とを備える。
【0023】両固定子組立体16は、それぞれ、複数の
第1の磁石手段24を板部材26の一方の面に第2の方
向(可動子組立体18の移動方向)に一定のピッチで順
次配置しており、また両固定子組立体16の第1の磁石
手段24が一対一の形で対向しかつ板部材26が鉛直方
向と第2の方向とに伸びる状態に一対のスペーサ28と
図示しない複数のビスとにより組み合わされている。板
部材26とスペーサ28とは、両固定子組立体16で共
通に利用されている。
【0024】可動子組立体18は、複数の第2の磁石手
段30を板部材32に第1の磁石手段24の配置ピッチ
と同じ配置ピッチで可動子組立体18の移動方向に順次
埋め込んでおり、また板部材32が両固定子組立体16
の板部材26と平行に鉛直方向と第2の方向とに伸びる
状態に両固定子組立体16の間に配置されている。
【0025】図示の例では、第1の磁石手段24は、ほ
ぼ同じ大きさの永久磁石である。このような永久磁石と
しては、フェライト磁石、希土類磁石、粉末の磁石材料
を合成樹脂等とともに板状に成形した磁石等、板状の磁
石を用いることができる。板状の磁石は、厚さ方向に磁
化され、また隣り合う磁石の磁化方向が逆となりかつ対
向する磁石の磁化方向が同じになるように板部材26に
配置される。
【0026】これに対し、各第2の磁石手段30は、適
宜なタイミングで順方向および逆方向に通電される励磁
用コイルであり、またコイルにより発生される磁界の方
向(コイルの中心軸線の方向)が板部材32の厚さ方向
となるように、板部材32に埋め込まれている。各第2
の磁石手段30の両端面は、板部材32の面に露出して
いてもよいし、露出していなくてもよい。また、各第2
の磁石手段30を非強磁性材料からなる合成樹脂により
被覆することが好ましい。
【0027】板部材26は鋼材のような磁性材料製、板
部材32は真鍮のような非磁性材料製、スペーサ28
は、磁性材料製および非磁性材料製のいずれであっても
よい。板部材32の少なくとも磁石配置部位が非磁性材
料からなる場合、第2の磁石手段30の両端面を板部材
32の面に露出させることなく、各第2の磁石手段30
を板部材32内に埋め込んでもよい。
【0028】各結合手段20は、可動子組立体18の移
動方向に長いガイド34と、該ガイドにこれの長手方向
に相対的に移動可能に嵌合されたベアリング36とを備
える、いわゆるリニアベアリングである。ガイド34は
コ字状の断面形状を有しており、また一方の板部材26
に固定されている。ベアリング36は、ガイド34に沿
って伸びる細長い形状を有しており、また板部材32に
固定されている。図示の例では、ガイド34を両リニア
モータ14で共通に利用しているが、リニアモータ14
毎にガイド34を設けてもよい。
【0029】ガイド34は、開放部が可動子組立体18
の側に向きかつガイド34が板部材32への第2の磁石
手段30の配置位置よりやや上側となるように、板部材
26に複数のビス等により取り付けられている。これに
対し、ベアリング36は、これが板部材32への第2の
磁石手段30の配置位置より上側となりかつ第1および
第2の磁石手段24,34の上下方向の高さ位置が一致
するように、板部材32に取り付けられている。このた
め、固定子組立体16と可動子組立体18とは、結合手
段20により、第1の磁石手段24および第2の磁石手
段30の配置位置より上側の部位において相対的移動可
能に結合されている。
【0030】結合手段20のガイド36を可動子組立体
18に取り付け、ベアリング36を一方の固定子組立体
16に取り付けてもよい。この場合、リニアモータ14
毎にガイド36が設けられる。
【0031】各位置センサ22は、可動子組立体18に
これの移動方向に伸びるように配置された細長い位置検
知用マグネット38と、一方の固定子組立体16に配置
された感知ヘッド40とを有する、いわゆるマグネスケ
ールである。
【0032】位置検知用マグネット38は、N極とS極
とを長手方向に交互に有する。位置検知用マグネット3
8は、これの高さ位置が結合手段22の高さ位置に関し
て上側となるように、複数のビス等により板部材32に
取り付けられている。感知ヘッド40は、可動子組立体
18の移動にともなって、位置検知用マグネット38の
N極およびS極を順次感知して、N,Sに対応する電気
信号を出力するように、板部材26に取り付けられてい
る。
【0033】位置センサ22を結合手段20と磁石手段
24,30との間の高さ位置となるように、配置しても
よい。また、位置センサ22の位置検知用マグネット3
8を板部材26に取り付け、感知ヘッド40を板部材3
2に取り付けてもよい。後者の場合、長い位置検知用マ
グネット38を用い、これを両リニアモータ14で共通
に使用してもよい。
【0034】可動子組立体18は、細長い板状のジャッ
ク42等により、編み針12に連結される。一方の可動
子組立体18のジャック42は、一端部において複数の
ビス等により板部材32に取外し可能に組み付けられて
いる。これに対し、他方の可動子組立体18のジャック
42は、その一端部においてスペーサ44に重ねられ、
その状態で複数のビス等により板部材32に取り外し可
能に組み付けられている。
【0035】各リニアモータ14は、可動子組立体18
の移動方向である第2の方向が鉛直面および水平面に対
して所定の角度を有しかつ結合手段20および位置セン
サ22の高さ位置が第2の磁石手段30の高さ位置より
上方となるように、鉛直に編み機に組み付けられる。こ
の状態において、可動子組立体18が第2の磁石手段3
0の配置位置に関して上側の部位において固定子組立体
16に支持されるから、重力は可動子組立体18を一方
の固定子組立体16の側に変位させるように可動子組立
体18に作用せず、可動子組立体18は重力により鉛直
の状態に維持される。
【0036】可動子組立体18は、また、各第2の磁石
手段30に適宜な交流電流が供給されることにより、重
力により鉛直に維持された状態で、固定子組立体16に
対して第2の方向へ直線的に移動される。このとき、可
動子組立体18が固定子組立体16の間に位置するか
ら、可動子組立体18を移動させる磁気力は可動子組立
体18を一方の固定子組立体16の側に変位させるよう
に可動子組立体に作用しない。
【0037】このように可動子組立体18が重力および
磁気力により一方の固定子組立体16の側に変位されな
いと、可動子組立体18を第2の磁石手段30の配置位
置に関して他方(図示の例では、下方)の側の部位にお
いて固定子組立体16に結合させる必要がないから、結
合手段20の所定の部材を固定子組立体16と可動子組
立体18とに別々に組み付けることができるし、それら
の組付け状態を別々に調整することができる。その結
果、固定子組立体16と可動子組立体18との結合作業
が容易になり、また固定子組立体16と可動子組立体1
8との結合部に大きな遊びを設けることなく可動子組立
体18の移動が円滑になる。
【0038】上記のように可動子組立体18を第2の磁
石手段30の配置位置に関して一方(図示の例では、上
方)の側の部位においてのみ固定子組立体16に支持さ
せるならば、可動子組立体18の移動方向が所定の方向
となるように結合手段20を固定子組立体16と可動子
組立体18とに組み付ければよいから、結合手段20の
組付けの調整作業が容易になり、固定子組立体16と可
動子組立体18との組付け作業が容易になる。また、固
定子組立体16と可動子組立体18との結合部に大きな
遊びを設ける必要がないから、可動子組立体18の移動
が円滑になるとともに安定する。
【0039】固定子組立体16に対する可動子組立体1
8の移動は、位置センサ22により感知される。固定子
組立体に対する可動子組立体の位置の感知精度は、上記
の利点と、位置センサが固定子組立体に対する可動子組
立体の位置を第2の磁石手段30より結合手段20の側
の部位において検出することとにより、高くなる。
【0040】上記のリニアモータ14によれば、可動子
組立体18が板部材26よりも変形しにくいコ字状の断
面形状を有する単一のガイド34を用いて一方の板部材
26に支持されるから、可動子組立体18をガイド34
とベアリング36との結合部に大きな遊びを設けること
なく可動子組立体18をガイド34とベアリング36と
により堅固に支持しても、第2の磁石手段30の配置位
置に関して結合手段20と反対の側が自由であることと
あいまって、可動子組立体18の移動がより円滑にな
り、また固定子組立体16に対する可動子組立体18の
位置をより正確に検出することができる。
【0041】上記実施例のように、第1の磁石手段24
が永久磁石であり、第2の磁石手段が励磁用コイルであ
るならば、リニアモータによる駆動力が大きくなる。し
かし、第1の磁石手段を励磁用コイルとし、第2の磁石
手段を永久磁石としてもよいし、第1および第2の磁石
手段をともに励磁用コイルとしてもよい。
【0042】板部材26、スペーサ28、ガイド34等
を2以上のリニアモータ14で共通に使用すれば、それ
らの組付け作業が容易になる。しかし、これらをリニア
モータ14毎に設けてもよい。固定子組立体16と可動
子組立体18との結合位置を、第2の磁石手段30の配
置位置に関して上側の部位とする代わりに、第2の磁石
手段30の配置位置に関して下の側の部位としてもよ
い。
【0043】図4に示す実施例のように、可動子組立体
18を第2の磁石手段30の配置位置に関して上側の部
位において前記固定子組立体16に結合させた1以上の
リニアモータ14と、可動子組立体18を第2の磁石手
段30の配置位置に関して下側の部位において前記固定
子組立体16に結合させた1以上のリニアモータ14と
を用いてもよい。
【0044】図4に示す実施例において、下側の各リニ
アモータ14は、図1に示す実施例と同様に、可動子組
立体18を第2の磁石手段30の配置位置に関して上側
の部位において固定子組立体16に結合させているのに
対し、上側の各リニアモータ14は、可動子組立体18
を第2の磁石手段30の配置位置に関して下側の部位に
おいて固定子組立体16に結合させている。
【0045】図4には図示してはいないが、上側の各リ
ニアモータ14も、固定子組立体16に対する可動子組
立体18の位置を検出する位置センサを備える。該位置
センサは、第2の磁石手段30の配置位置に関して結合
手段20の側すなわち下側に配置されている。
【0046】図4に示す各リニアモータ14は、その結
合手段20がコ字状の断面形状を有するガイドと、これ
に結合されるベアリングとを用いていること、可動子組
立体18が第2の磁石手段30の配置位置に関して結合
手段20と反対の側の端部を自由端とされていること、
および可動子組立体18が一対の固定子組立体16の間
に配置されていることから、図1に示すリニアモータ1
4と同様の効果を生じる。
【0047】上記のいずれの実施例においても、可動子
組立体18は、第2の磁石手段30の配置位置に関して
結合手段20と反対の側の端部を自由端とする代わり
に、大きな遊びを持たせて固定子組立体に結合させても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の駆動装置で用いる一方のリニアモータの
縦断面図である。
【図3】図1の駆動装置で用いる一方のリニアモータの
一部を拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 駆動装置 12 編み針 14 リニアモータ 16 固定子組立体 18 可動子組立体 20 結合手段 22 位置センサ 24 第1の磁石手段 26 固定子組立体の板部材 28 スペーサ 30 第2の磁石手段 32 可動子組立体の板部材 34 ガイド 36 ベアリング 38 位置検知用マグネット 40 感知ヘッド 42 連結用のジャック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編み針を往復移動させる少なくとも1つ
    のリニアモータを含み、前記リニアモータは、第1の磁
    石手段をそれぞれ有する一対の固定子組立体であって鉛
    直方向と交差する第1の方向に間隔をおいて対向された
    固定子組立体と、第2の磁石手段を有する可動子組立体
    であって前記鉛直方向および前記第1の方向と交差する
    第2の方向へ移動可能に前記固定子組立体の間に鉛直に
    配置された可動子組立体と、該可動子組立体を移動可能
    に少なくとも一方の前記固定子組立体に支持させる結合
    手段とを備え、前記結合手段は、前記可動子組立体を前
    記第2の磁石手段の配置位置に関して上および下のいず
    れか一方の側の部位において前記固定子組立体に支持さ
    せている、編み機における編み針の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記リニアモータは、さらに、前記固定
    子組立体に対する前記可動子組立体の位置を検出する位
    置センサであって前記第2の磁石手段の配置位置に関し
    て前記固定子組立体への前記可動子組立体の結合部の側
    の部位に配置され位置センサを備える、請求項1に記載
    の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記可動子組立体およ
    び前記一方の固定子組立体のいずれか一方に配置されか
    つ前記第2の方向に長いガイドと、前記可動子組立体お
    よび前記一方の固定子組立体のいずれか他方に配置され
    かつ前記ガイドにこれの長手方向に相対的に移動可能に
    嵌合されたベアリングとを備えるリニアベアリングであ
    る、請求項1または2に記載の駆動装置。
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