JPH08166535A - カメラの焦点検出装置及びその焦点検出方法 - Google Patents

カメラの焦点検出装置及びその焦点検出方法

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JPH08166535A
JPH08166535A JP31186094A JP31186094A JPH08166535A JP H08166535 A JPH08166535 A JP H08166535A JP 31186094 A JP31186094 A JP 31186094A JP 31186094 A JP31186094 A JP 31186094A JP H08166535 A JPH08166535 A JP H08166535A
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JP31186094A
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Inventor
Takeshi Musashi
剛 八道
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被写体の遠近混在の状態が起こり易い広視野で
の焦点検出においても、焦点検出時の演算時間を短縮で
き正確な焦点検出が可能なカメラの焦点検出装置及びそ
の焦点検出方法を提供する。 【構成】蓄積型のラインセンサ4により1対の被写体像
が受光され、光電変換される。さらに、CPU1により
ラインセンサ4からの1対の電気信号がそれぞれ所定数
のブロックに分割され、各ブロックごとの複数の特徴点
が抽出される。そして、CPU1により、上記特徴点抽
出の出力に基づいて、上記1対の電気信号のそれぞれの
コントラスト値と、相互の一致度とが上記ブロックごと
に演算され、さらに上記一致度の演算の結果と、最小値
を与える複数のブロックに基づいて相関演算が行われ、
最も相関性の高い部分につき補間演算と信頼値演算とが
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相差式焦点検出法を
用いたカメラの焦点検出装置及びその焦点検出方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラの自動焦点検出方法と
して、異なる瞳を通った被写体からの光束が形成する2
つの像のずれ量から焦点状態を検出する、いわゆる位相
差式焦点検出法というものが知られている。
【0003】例えば、特開昭59ー126517号公報
のカメラのピント検出装置には、以下のような旨の開示
がある。一対のラインセンサ、それぞれを複数の重なり
合ったブロックに分割して、その各ラインセンサ上に形
成される2像のうち、基準部となる一方のラインセンサ
の各ブロックのコントラストを求める。そして、コント
ラストが高いブロックについて、参照部としての他方の
ラインセンサの対応するブロック部分との2像の一致度
を相関演算によって求めるという手法である。
【0004】この手法では、まず初めに基準部のライン
センサの中からコントラストの高い部分(ブロック)を
探し、参照部のラインセンサの中でそれに対応する部分
(ブロック)とでしか相関演算を行わないため、相関演
算に要する時間を短くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭59−126517号公報による手法では、広視野
において十分デフォーカス検出ができるような仕様とし
たとき、即ち、一対のラインセンサにおいて各ラインセ
ンサが長く、センサの画素数が多い仕様としたとき、合
焦点検出の演算結果の精度が悪くなる場合が生じ易いと
いう問題点を有している。
【0006】これは、広視野の場合、遠景と近景とが同
一視野内に存在する、いわゆる、被写体の遠近混在の状
態が起こり易く、この遠近混在の状態においてはどの被
写体情報に基づいて合焦検出を行えば良いかの判断が的
確にできないためである。
【0007】この対策として、他の従来例においては基
準部のラインセンサのブロックの大きさを小さく設定す
ることで視野を小さくして、遠近情報の分離を行ってい
る。ところが、参照部と基準部とのブロックの一致度を
調べる相関演算を行うときには、演算の基準となるブロ
ックが小さくてもデフォーカス量に対応した相関演算が
必要で、全デフォーカス範囲に対し演算を行わなければ
ならない。このため、ブロックを小さくすることによ
り、従来よりも演算時間が相当長くなる。
【0008】これに対し、データを間引いて演算を行う
ことでデータ処理時間の短縮を図ることが考えられる
が、単にデータを間引くだけでは演算精度を低下させる
だけで、信頼性が低くなる。
【0009】そこで本発明は、被写体の遠近混在の状態
が起こり易い広視野での焦点検出においても、焦点検出
時の演算時間を短縮でき正確な焦点検出が可能なカメラ
の焦点検出装置及びその焦点検出方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のカメラの焦点検出装置は、撮影レ
ンズの異なる瞳部分を通過した被写体からの1対の光束
による1対の被写体像に基づいて、上記被写体に対する
撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出装置にお
いて、上記1対の被写体像を受光し、光電変換する蓄積
型の受光手段と、上記受光手段からの1対の電気信号を
それぞれ所定数のブロックに分割し、各ブロックごとの
複数の特徴点を抽出する特徴抽出手段と、上記特徴抽出
手段の出力に基づいて、上記1対の電気信号のそれぞれ
のコントラスト値と、相互の一致度とを上記ブロックご
とに演算する第1の演算手段と、上記一致度の演算の結
果と、最小値を与える複数のブロックに基づいて相関演
算を行い、最も相関性の高い部分につき補間演算と信頼
値演算とを行う第2の演算手段とを具備したことを特徴
とする。
【0011】またさらに、請求項2に記載のカメラの焦
点検出装置は、上記ブロックごとの複数の特徴点が、そ
れぞれ該当ブロック内の信号の最大値及び最小値である
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載のカメラの焦点検出
方法は、撮影レンズの異なる瞳部分を通過した被写体か
らの1対の光束による1対の被写体像に基づいて、撮影
レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出方法におい
て、上記1対の被写体像を受光し、光電変換を行う受光
ステップと、上記光電変換された1対の電気信号を、そ
れぞれ所定数のブロックに分割し、各ブロックごとの複
数の特徴点を抽出する特徴抽出ステップと、上記特徴抽
出ステップによる上記特徴点の抽出結果に基づいて、上
記1対の電気信号のそれぞれのコントラスト値と、相互
の一致度とを上記ブロックごとに演算する第1の演算ス
テップと、上記第1の演算ステップによる上記一致度の
演算結果と、最小値を与える複数のブロックに基づい
て、相関演算を行う相関演算ステップと、上記相関演算
ステップによる相関演算結果に基づいて、最も相関性の
高い部分につき補間演算と信頼値演算とを行う第2の演
算ステップとを具備し、これらの結果に基づいて撮影レ
ンズの焦点調節状態を出力することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のカメラの焦点検出装置においては、撮
影レンズの異なる瞳部分を通過した被写体からの1対の
光束による1対の被写体像に基づいて、上記被写体に対
する撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出装置
であって、蓄積型の受光手段により上記1対の被写体像
が受光され、光電変換される。さらに、特徴抽出手段に
より上記受光手段からの1対の電気信号がそれぞれ所定
数のブロックに分割され、各ブロックごとの複数の特徴
点が抽出される。
【0014】そして、上記特徴抽出手段の出力に基づい
て、上記1対の電気信号のそれぞれのコントラスト値
と、相互の一致度とが第1の演算手段により上記ブロッ
クごとに演算され、第2の演算手段により上記一致度の
演算の結果と、最小値を与える複数のブロックに基づい
て相関演算が行われ、最も相関性の高い部分につき補間
演算と信頼値演算とが行われる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る実施例の焦点検出装置の特
徴とする信号処理部の構成を示すのブロック図である。
【0016】この焦点検出装置は、装置全体の動作を制
御するCPU(Central Processing Unit ;CP
U)1と、このCPU1から指令を受けて焦点検出部の
回路各部の動作を制御する制御部2と、被写体からの光
束を受光して焦点検出を行うための信号を出力する焦点
検出部3から構成される。ここで、制御部2と焦点検出
部3は一つのセンサチップ上に形成される。
【0017】上記CPU1は、この焦点検出装置の動作
を制御し、同時に、焦点検出部3からの出力信号をアナ
ログ/デジタル(以下A/Dと記す)変換して演算処理
を行う。
【0018】上記CPU1は、制御部2へ、モニタ出力
電圧をサンプルホールドする信号MON、蓄積された電
荷をリセットする信号RES、電荷の蓄積を終了する信
号END、チップイネーブル信号CEN、保持された電
荷の読み出しを制御する信号READ、焦点検出信号の
利得を制御する信号GAINを出力する。上記制御部2
はこれら信号を受けて、焦点検出部3の回路各部の動作
を制御する。
【0019】一対のラインセンサ4は、それぞれ被写体
からの光束を受光し像信号を出力する画素から成る受光
部4aと、上記ラインセンサ4の暗電流に相当する電流
を出力する遮光された画素から成る遮光部4bとから構
成される。なお、図1は簡略化のため、一対のラインセ
ンサ4を一つのブロックで示している。
【0020】上記受光部4aには上記像信号の出力の蓄
積状態をモニタするためのピーク検出部5aが接続さ
れ、また、上記遮光部4bにはピーク検出部5bが接続
されている。これらピーク検出部5a,5bによりピー
ク検出された出力は、引き算器6で両者の差が求めら
れ、サンプルホールド回路7を介して出力部8へ導かれ
る。
【0021】また、受光部4aは被写体の明るさに応じ
て、自動的に高感度または低感度に切り換わるような構
成になっている。(なお、この切り換えは不図示の感度
切り換え制御部の制御により、被写体の明るさに応じて
自動的に行われる。)そして、制御部2はCPU1から
の信号ENDに応じて、スイッチ部9a、9bを切り換
える。この切り換えは、上記蓄積状態をモニタするとき
にはスイッチ部9aから出力されるように切り換えら
れ、CPU1のA/D変換入力部へ出力されるようにす
る。一方、上記制御により蓄積が信号ENDにより終了
すると、スイッチ部9bから出力されるように切り換え
られ、後述するAF信号出力が測距出力AFDATAと
してCPU1のA/D変換入力部へ出力されるようにす
る。
【0022】また、上記受光部4aは、制御部2がCP
U1からの信号RESを受信するのに応じて初期化さ
れ、蓄積を開始する。受光部4aが所定量の電荷を蓄積
すると、受光部4aの各画素に蓄積された電荷は蓄積終
了の信号ENDに応じて、読み出し部10に送られる。
なお、受光部4aからの蓄積電荷の読み出しは、一対の
ラインセンサ4のうち基準部としての一方のラインセン
サと、参照部としての他方のラインセンサとが交互に行
われる。さらに、制御部2はCPU1からの信号REA
Dに応じて、シフトレジスタ11により上記読み出し部
10に保持された電荷を順次読み出す。
【0023】読み出された信号は、予め設定された増幅
率に基づいて増幅部12で所定の大きさの信号に増幅さ
れた後、引き算器13で受光部4aの信号から遮光部4
bの信号分が差し引かれ、AF信号出力となる。
【0024】図2は、上記ラインセンサ4で得られた信
号から、基準部のラインセンサである基準列21Lと参
照部のラインセンサである参照列21R上に形成された
2像の間隔を計算する方法を説明するための図である。
【0025】基準列21L及び参照列21Rに形成され
る2像は、合焦時にそれぞれラインセンサ4上のほぼ中
央の位置に結像するように配置され、ラインセンサ4の
前方で結像する状態になると内側へ、ラインセンサ4の
後方で結像する状態になると外側へそれぞれ反対方向へ
同じ大きさだけ移動(シフト)するようになっている。
すなわち、フィルム面の合焦の程度に対して、所定の関
係で移動(シフト)する。
【0026】ここで、本実施例において2像のシフト量
を求める手法を以下に説明する。フィルム面上で視野に
相当する大きさを視野Vとする。基準列21L側のシフ
トは、基準列21Lの左端の位置Sastartから、
視野Vが右端に達する位置で視野V内左端の点が位置S
astopまで、ステップdでシフトする。ステップd
でシフトするのは、後述する視野V内の特徴点検出を毎
回行うよりも簡単に行えるという利点がある。本実施例
ではステップd=3とする。
【0027】これに対し、参照列21R側のシフトは、
上記基準列21Lの各位置に対応する位置でシフトして
いく。ここで、基準列21Lのステップ数dに対応する
参照列21Rの位置は、ステップdだけ基準列21Lと
は逆方向にずれる。よって、基準列21Lの1ステップ
に対し、参照列21Rは、基準列21Lに対応する位置
から+3、−2まで−1ステップでシフトを行う。これ
を繰り返し行い、2像の一致度を検出する。この一致度
から2像の間隔を計算する図3は、本実施例の焦点検出
装置の光学系の構成を示す図である。
【0028】撮影レンズ30の異なる瞳を通過した光束
は、1次結像面付近に設けられた視野絞り31、コンデ
ンサレンズ32を通り、絞りマスク33により、2像を
形成する2つの光束に分けられる。その後、この2つの
光束は、セパレータレンズ34を通って、センサ35に
設けられたラインセンサ4上に再結像する。1次結像面
での光軸方向の像のぼけは、ラインセンサ4上では光軸
と直交する方向の移動で表れ、この2像の間隔から合焦
状態を検出する。
【0029】次に、本発明に係る実施例の焦点検出装置
の特徴とする信号処理部の動作について説明する。図
4,図5は、実施例の焦点検出装置の特徴とする信号処
理部のCPU1の処理を示すフローチャートである。
【0030】データ読み込み後、以下の各変数を初期化
する(ステップS1)。まず、Cmin1=50、Cm
in2=7、Cmin=Cmin1、LX=0、LN=
255とする。また、C(CK,L)=0のうち、CK
=0〜23,L=0〜3とする。さらに、min(L)
=255のうち、L=0〜3とする。
【0031】次に、基準列21L側の画素全部から次
式、 LX=max{128−d(i+3)+d(i)} LN=min{128−d(i+3)+d(i)} で差分処理を行い、LX及びLNを算出する。ここで、
iは基準列21L側の信号数を表す(ステップS2)。
【0032】次に、CPU1は、LX−LN<Cmin
2+5の条件を満たすか否かを判定する(ステップS
3)。ここで、LX−LN<Cmin2+5の条件を満
たすとき、差分処理を行うと信号がローコントラスト化
し、検出演算上、演算結果が信頼できないものとなる。
よって、LX−LN<Cmin2+5の条件を満たさな
いときに限り、信号データに前処理を行う。
【0033】上記前処理は、まず、3画素加算による平
均処理である d(i)=int[{d(i−1)+d(i)+d(i
+1)}/3] によって、高周波の雑音を平滑化する(ステップS
4)。
【0034】次に、3画素間の差分処理である d(i)=128−d(i+3)+d(i) をステップS4にて平均処理したデータに対し行い、低
周波の雑音を除去する(ステップS5)。
【0035】これら前処理の後、基準列21L側の視野
Vの移動を行うループカウンタSaをSa=Sasta
rtとする(ステップS6)。そして、基準列21L側
の視野V内を4つのブロックに分け、各ブロックの位置
の移動を行うループカウンタLをL=0(左端のブロッ
クを指す)とする(ステップS7)。
【0036】次に、CPU1はCmin=Cmin2
で、かつ、各ブロック内のCmin2でのコントラスト
判定フラグC(CK,L)が“1”か否かを判定する
(ステップS8)。この条件を満たさないときは、各ブ
ロック内の信号のうちから最大値の位置mx(L)と最
小値の位置mn(L)を検出するとともに、その最大値
と最小値を求める(ステップS9)。
【0037】続いて、コントラスト判定を行う。このと
き、コントラストは2段階で判定を行い、ブロック内の
‘最大値−最小値’をSinnとして、以下の条件でコ
ントラスト判定を行う。ここで、本実施例ではステップ
S2にて設定したように判定値をCmin1=50,C
min2=7とする。
【0038】まず、Sinn<Cmin2の条件を満た
すか否かを判定する(ステップS10)。Sinn<C
min2の条件を満たすときは、ステップS16へ飛
び、次のブロックの検出に移るために、L=L+1とす
る。一方、Sinn<Cmin2の条件を満たさないと
きは、ステップS11へ移行し、Sinn<Cmin1
の条件を満たすか否かを判定する。Sinn<Cmin
1の条件を満たすときは、すなわち、Cmin2≦Si
nn<Cmin1の条件を満たすときは、コントラスト
判定フラグC(CK,L)を“1”とし(ステップS1
3)、そのときの最大値と最小値の位置である、mx
(CK,L)=mxと、mn(CK,L)=mnを記憶
し(ステップS14)、ステップS16へ移行する。こ
こで、CKは基準列21Lのシフト位置、Lはブロック
の位置、mxは最大値の位置、mnは最小値の位置であ
ることを表す。
【0039】一方、Sinn<Cmin1の条件を満た
さないとき、すなわち、Sinn≧Cmin1のときは
コントラストが十分であると判断し、ステップS15へ
移行する。
【0040】また、上記ステップS8にて、Cmin=
Cmin2で、かつ、各ブロック内のCmin2でのコ
ントラスト判定フラグC(CK,L)が“1”の条件を
満たすとき、ステップS12へ移行し、後述する処理で
記憶されているブロック内の最大値の位置mx(L)と
最小値の位置mn(L)の値を読み出し(ステップS1
2)、ステップS15へ移行する。
【0041】上記ステップS15では、ステップS9に
てコントラスト検出に用いたブロック内の最大値と最小
値の2点から、比較データmin(L)を計算する。こ
の比較データmin(L)は、上記2点の特徴を比較す
るために絶対値の比較量を2点の和から求め、変化分の
比較量を2点の差から求める。このときのブロックLの
最大値、最小値の位置とその大きさをそれぞれ、 [mx(Sa+LL+mx),d{mx(Sa+LL+
mx)}] [mn(Sa+LL+mn),d{mn(Sa+LL+
mn)}] とおき、 mL1=d{mx(Sa+LL+mx)}+d{mn
(Sa+LL+mn)} mL2=d{mx(Sa+LL+mx)}−d{mn
(Sa+LL+mn)} を計算する。ここで、LLはブロックLの先頭位置を与
え、LL=11×Lとなる。この位置にそれぞれ対応す
る参照列21Rの信号値を、 [mx(Sb+LL+mx),d{mx(Sb+LL+
mx)}] [mn(Sb+LL+mn),d{mn(Sb+LL+
mn)}] とおくと、上記基準列21Lに対応する参照列21Rの
比較データは、 mR1=d{mx(Sb+LL+mx)}+d{mn
(Sb+LL+mn)} mR2=d{mx(Sb+LL+mx)}−d{mn
(Sb+LL+mn)} で算出される。ここで、Sbは、上記基準列21L側の
ブロック先頭位置を表すSaに対応する参照列21R側
のブロック先頭位置である。
【0042】被写体が所定のずれ量のときには、上記基
準列21L,参照列21Rの各位置の信号の大きさはほ
ぼ等しい値となる。よって、その大きさを調べるために
各列ごとに求めた比較データの差を、 min(L)=|mL1−mR1|+|mL2−mR2
| から求め、さらに、ループ中の4つのブロックのmin
(L)のうち、最小値をmin(L)として記憶する。
【0043】その後、L=L+1とし(ステップS1
6)、ステップS17へ移行する。ステップS17で
は、L≦3の条件を満たすか否かを判定する。ここで、
L≦3の条件を満たすときは、ステップS8へ戻り、ス
テップS8〜ステップS17までの処理を繰り返す。L
≦3の条件を満たさなくなったとき、ステップS18へ
移行する。すなわち、4つのブロック、全てに対して、
ステップS8〜ステップS17までの処理を繰り返し、
同様にmin(L)の計算を行う。
【0044】その後、CPU1はSaを+3ステップシ
フトし(ステップS18)、Sa≦Sastopの条件
を満たすか否かを判定する(ステップS19)。ここ
で、Sa≦Sastopの条件を満たすときは、ステッ
プS7へ戻り、ステップS7〜ステップS19までの処
理を繰り返す。Sa≦Sastopの条件を満たさなく
なったとき、ステップS20へ移行する。
【0045】各ブロックについての比較計算が終了する
と、ステップS20では、コントラスト判定フラグC
(CK,L)が1つでも“1”になっているか否かを判
定する。もし、コントラスト判定フラグC(CK,L)
が1つでも“1”になっていないときは、低コントラス
トと判断しステップS34へ分岐し、非合焦判定を行
う。
【0046】一方、コントラスト判定フラグC(CK,
L)が1つでも“1”になっているときは、コントラス
ト検出値のmin(L)が初期値255であるか否かを
判定する(ステップS21)。ここで、初期値255の
ままであるときは、Cmin1のコントラスト条件に達
していないため、ステップS15の処理は行われない。
このときは、Cmin=Cmin2とし(ステップS2
2)、ステップS6へ戻る。一方、min(L)が初期
値255でないときは、ステップS23へ移行する。
【0047】ステップS23では、各ブロックのmin
(L)の最小値のうち、最小の値と2番目に小さい値と
をそれぞれFi1,Fi2として検出する。続いて、後
述する図6で説明する手法にて、測距計算に用いる視野
のブロックを選択する(ステップS24)。
【0048】選択された視野内の全データを用いて以
下、真の最小値を計算する。上記ステップS24で選ば
れた視野のずれ量位置に対し、±2画素シフトした範囲
で基準列21L側と参照列21R側の信号データから以
下の式で相関演算を行う。ここで、±2画素シフトする
のはシフト計算を基準列21L側と参照列21R側とを
非対象に行うためであり、場合によっては先に求めた位
置が最小値となる位置ではない場合が生じる。よって、
その対策として隣の位置のmin(L)の大きさも見
る。相関演算の式には次の式を用いる。
【0049】
【数1】
【0050】このうちの最小値をFmin、−1シフト
のときの値をFm、+1シフトのときの値をFpとお
く。さらに、基準列21L側の検出位置に対して±1画
素ずらした位置の自己相関の値をそれぞれFm1,Fp
1とおく。これらは、次式で表すことができる。
【0051】
【数2】
【0052】
【数3】
【0053】
【数4】
【0054】
【数5】
【0055】これらの値から後述の手法で補間計算を行
い、最小値zrと、その値の信頼度を評価する信頼性係
数SKとを求める(ステップS25,S26)。次に、
CPU1はSK<SK0の条件を満たすか否かを判定す
る(ステップS28)。ここで、SK<SK0の条件を
満たすときは、信頼性があると判断し、ラインセンサ4
上のずれ量zrからフィルム面の光軸方向へのずれ量d
へ、以下の式にて変換し(ステップS29)、ステップ
S30へ移行する。
【0056】d=b−(a×b)/(a+zr)+c×
zr、(a,b,cは係数) ステップS30では、合焦判定を行い、本処理を終了す
る。一方、ステップS28にて、SK<SK0の条件を
満たさないとき、すなわち、信頼性が低いと判断したと
きは、ステップS31へ移行し、Fi=Fi1が成り立
つか否かにより、視野選択の条件を判定する(ステップ
S31)。ここで、Fi=Fi1が成り立つときは、視
野をFi=Fi2とし(ステップS32)、この条件に
もとづいてステップS24へ戻り、視野のブロックを変
更する。
【0057】また、Fi=Fi1が成り立たないとき
は、すでに、Fi2になっているとして、コントラスト
条件のCmin=Cmin1が成り立つか否かを判定す
る(ステップS33)。ここで、Cmin=Cmin1
が成り立たないとき、すなわち、Cmin=Cmin2
のときは非合焦判定を行い(ステップS34)、本処理
を終了する。一方、Cmin=Cmin1が成り立たつ
ときは、ステップS22へ戻り、Cmin=Cmin2
とし、ステップS6へ戻り、再度、上記ステップS6以
降の処理を行う。以上が焦点検出の処理の流れである。
【0058】図6は、視野内のブロックを4分割して基
準列21L側のそれぞれのブロックの最大値、最小値
と、対応する参照列21R側の各位置の値との関係を表
した図である。
【0059】VL,VRは、それぞれ基準列21L側、
参照列21R側のずれ量に対応する位置の視野に相当す
るブロックの大きさを表す。また、BL0〜BL3,B
R0〜BR3は、視野を4分割したそれぞれのブロック
の位置を表す。各視野内の最大、最小値は基準列21L
側の各ブロックごとに求める。いま、各ブロックの最大
値と最小値の位置をそれぞれ、mx(L)、mn(L)
とおくと、上述のように例えば、左端のブロックについ
てみると、 mx(0)=Sa+mx0、mn(0)=Sa+mn0 、として記憶する。ここで、mx0は左端から最大値ま
でのブロックシフト分であり、mn0は左端から最小値
までのブロックシフト分を示す。他のブロックは、Sa
の位置からブロックシフト分をさらに加算して表す。
【0060】このとき、基準列21L側の位置に対応す
る参照列21R側の位置は、予めわかっているので、上
記各ブロックの最大値、最小値の位置に対応する参照列
21R側の位置における信号出力を選択する。2点だけ
であるが、大きさ、コントラスト差の情報ともに、最も
特徴を有する点である。なお、計算時間に余裕がある場
合は、さらに、ブロック内の差分最大値を表す点を追加
しても良い。この差分最大値は2点を追加しても良い
し、例えば、2画素離れた位置の差分最大値を求めると
きはその間にある1点を追加しても良い。すなわち、 d(i)=128−d(i+2)+d(i) の処理を行うとき、差分最大値が得られる位置を、 d(i)=d(i+1) とする。
【0061】これらの点は全てそのブロックの特徴を最
も表す点であり、ブロック内全ての点を用いなくても十
分な情報を得ることができる。コントラストの検出は基
準列21L側を3ステップづつシフトするため、シフト
ごとに見直さなければならない。しかし、最大、あるい
は、最小の点がシフト後の範囲にあるときはコントラス
ト条件は満たしており、よって、最大、最小判断を省略
しても良い。また、省略しない場合でも3画素分の比較
を新たに行えば済む。シフト後に最大、あるいは最小の
点がシフト範囲から外れるときは、もう一度ブロック内
全体で検出を行う。
【0062】図7は、図5のフローチャート中のステッ
プS24における視野のブロックの選択方法を示す図で
ある。シフト演算の結果、各ブロックごとに求められた
比較データmin(BL),BL=0〜3のうち、最小
値を与えるブロックFi1がBL=1または2のとき、
視野はBL=1とBL=2のブロックを選択する。ま
た、最小値を与えるブロックFi1がBL=0のとき、
視野はBL=0とBL=1のブロックを選択する。さら
に、最小値を与えるブロックFi1がBL=3のとき、
視野はBL=2とBL=3のブロックをそれぞれ選択す
る。
【0063】また、2番目に小さい値のブロックFi2
が選ばれた場合において、Fi2がBL=1のとき、視
野はBL=0とBL=1のブロックを選択する。また、
Fi2がBL=2のとき、視野はBL=2,BL=3の
ブロックを選択する。さらに、Fi2がBL=0または
BL=3のとき、視野はBL=0とBL=3のブロック
を選択する。
【0064】以上のようにして選ばれた各々2つのブロ
ックのうち、基準列21Lの小さい方のブロック番号、
参照列21Rの左端の画素番号を記憶すれば、相関演算
を行うときの画素の位置がわかる。
【0065】図8は、図5のフローチャート中のステッ
プS26における補間計算の方法を示す図である。同図
に示すように、相関演算で得られた3点のFm,Fmi
n,Fpに対し、基準列21Lの自己相関から求められ
る傾きの直線が上記3点の最も近くを通る位置を選んだ
ときの変極点の位置を真の最小値として検出する。これ
は、元々誤差を含む演算結果に対し、最小2乗法で直線
を求める方法を利用している。
【0066】Fm≦Fpのとき、 zr=zr0−(Fp1−2×Fm+Fmin+Fp)
/{2×(Fp1+Fm1)} Fm>Fpのとき、 zr=zr0+(Fm1−2×Fp+Fmin+Fm)
/{2×(Fp1+Fm1)} とから求められる。ここで、Fp1,Fm1は自己相関
で求められた値であり、zrは2像間隔、zr0は基準
とする2像間隔を表す。
【0067】また、信頼性係数SKは補間に用いる3点
のFmin,Fm,及び、Fpとを用いて、 Fm≦Fpのとき、SK=(Fmin+Fm)/(Fp
−Fmin) Fm>Fpのとき、SK=(Fmin+Fp)/(Fm
−Fmin) で計算する。
【0068】以上説明したように本実施例によれば、多
数の画素の中から両端とその間の少ないデータを用いて
比較演算を行い、その結果から補間計算のための視野を
決めて、合焦位置を求めている。これにより、データ量
が多く、さらにずれ量も多い焦点検出系の演算が短時間
で行え、かつ、広視野内で起こる遠近競合の影響を受け
ず、円滑な合焦動作を行うことができる。
【0069】なお、本発明の上記実施態様によれば、以
下のごとき構成が得られる。 (1) 撮影レンズを通過した被写体からの光束に基づ
く第1、第2の光学像を光電変換する受光手段と、上記
受光手段からの出力信号に基づき被写体に対する撮影レ
ンズの焦点調節状態を求める処理手段と、を備えた位相
差式の焦点検出装置であって、上記第1の光学像の信号
を複数のブロックに分割し、ブロック内の所定画素信号
の中から特徴を有する画素を複数個検出して演算する第
1の演算手段と、上記第2の光学像の信号を複数のブロ
ックに分割し、上記第1の光学像のブロック位置に対応
する上記第2の光学像のブロックの画素信号から上記特
徴を有する複数の画素に対応する位置の画素を複数個検
出し、演算する第2の演算手段と、上記第1の演算手段
による演算結果と、上記第2の演算手段による演算結果
とを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に基
づき上記第1の光学像の信号と第2の光学像の信号とに
ついて相関演算を行う相関演算手段と、を具備したこと
を特徴とする測距装置。 (2) 撮影レンズを通過した被写体からの光束に基づ
く第1、第2の光学像を光電変換する受光手段と、上記
受光手段からの出力信号に基づき被写体に対する撮影レ
ンズの焦点調節状態を求める処理手段と、を備えた位相
差式の焦点検出装置であって、上記第1の光学像の信号
を複数のブロックに分割し、ブロック内の所定画素信号
の中から特徴を有する画素を複数個検出して演算する第
1の演算手段と、上記第2の光学像の信号を複数のブロ
ックに分割し、上記第1の光学像のブロック位置に対応
する上記第2の光学像のブロックの画素信号から上記特
徴を有する複数の画素に対応する位置の画素を複数個検
出し、演算する第2の演算手段と、上記第1の演算手段
による演算結果と、上記第2の演算手段による演算結果
とを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に基
づき視野を選択する視野選択手段と、上記視野選択手段
により選択された視野と、その視野の上記比較結果とに
基づき、上記第1の光学像の信号と第2の光学像の信号
とについて相関演算を行う相関演算手段と、を具備した
ことを特徴とする測距装置。 (3) 上記第1の演算手段による演算は、上記特徴を
有する複数の画素が所定の条件を満たすときに行われる
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の測距
装置。 (4) 上記第1の演算手段による特徴抽出は、少なく
とも所定ブロックの信号中の最大値もしくは最小値を含
むことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の測
距装置。 (5) 上記第1の演算手段による特徴抽出は、所定ブ
ロックの信号中の信号を前処理した信号からなることを
特徴とする上記(1)または(2)に記載の測距装置。 (6) 上記第1の演算手段を前処理するとき、その処
理を実行するか否かを上記第1の光学像の信号により判
断することを特徴とする上記(5)に記載の測距装置。 (7) 上記前処理は複数のフィルタ演算を組み合わせ
て処理することを特徴とする上記(5)に記載の測距装
置。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被写
体の遠近混在の状態が起こり易い広視野での焦点検出に
おいても、焦点検出時の演算時間を短縮でき正確な焦点
検出が可能なカメラの焦点検出装置及びその焦点検出方
法を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の焦点検出装置の特徴とする信号処理部
の構成を示すのブロック図である。
【図2】ラインセンサ4で得られた信号から、基準部の
ラインセンサである基準列21Lと参照部のラインセン
サである参照列21R上に形成された2像の間隔を計算
する方法を説明するための図である。
【図3】実施例の焦点検出装置の光学系の構成を示す図
である。
【図4】実施例の焦点検出装置の特徴とする信号処理部
のCPU1の処理を示すフローチャートである。
【図5】実施例の焦点検出装置の特徴とする信号処理部
のCPU1の処理を示すフローチャートである。
【図6】視野内のブロックを4分割して基準列21L側
のそれぞれのブロックの最大値、最小値と、対応する参
照列21R側の各位置の値との関係を表した図である。
【図7】図5のフローチャート中のステップS24にお
ける視野のブロックの選択方法を示す図である。
【図8】図5のフローチャート中のステップS26にお
ける補間計算の方法を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU(Central Processing Unit ;CP
U)、2…制御部、3…焦点検出部、4…ラインセン
サ、4a…受光部、4b…遮光部、5a,5b…ピーク
検出部、6…引き算器、7…サンプルホールド回路、8
…出力部、9a,9b…スイッチ部、10…読み出し
部、11…シフトレジスタ、12…増幅部、13…引き
算器、21L…ラインセンサの基準列、21R…ライン
センサの参照列、30…撮影レンズ、31…視野絞り、
32…コンデンサレンズ、33…絞りマスク、34…セ
パレータレンズ、35…センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/00 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの異なる瞳部分を通過した被
    写体からの1対の光束による1対の被写体像に基づい
    て、上記被写体に対する撮影レンズの焦点調節状態を検
    出する焦点検出装置において、 上記1対の被写体像を受光し、光電変換する蓄積型の受
    光手段と、 上記受光手段からの1対の電気信号をそれぞれ所定数の
    ブロックに分割し、各ブロックごとの複数の特徴点を抽
    出する特徴抽出手段と、 上記特徴抽出手段の出力に基づいて、上記1対の電気信
    号のそれぞれのコントラスト値と、相互の一致度とを上
    記ブロックごとに演算する第1の演算手段と、 上記一致度の演算の結果と、最小値を与える複数のブロ
    ックに基づいて相関演算を行い、最も相関性の高い部分
    につき補間演算と信頼値演算とを行う第2の演算手段
    と、 を具備したことを特徴とするカメラの焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 上記ブロックごとの複数の特徴点は、そ
    れぞれ該当ブロック内の信号の最大値及び最小値である
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラの焦点検出装
    置。
  3. 【請求項3】 撮影レンズの異なる瞳部分を通過した被
    写体からの1対の光束による1対の被写体像に基づい
    て、撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出方法
    において、 上記1対の被写体像を受光し、光電変換を行う受光ステ
    ップと、 上記光電変換された1対の電気信号を、それぞれ所定数
    のブロックに分割し、各ブロックごとの複数の特徴点を
    抽出する特徴抽出ステップと、 上記特徴抽出ステップによる上記特徴点の抽出結果に基
    づいて、上記1対の電気信号のそれぞれのコントラスト
    値と、相互の一致度とを上記ブロックごとに演算する第
    1の演算ステップと、 上記第1の演算ステップによる上記一致度の演算結果
    と、最小値を与える複数のブロックに基づいて、相関演
    算を行う相関演算ステップと、 上記相関演算ステップによる相関演算結果に基づいて、
    最も相関性の高い部分につき補間演算と信頼値演算とを
    行う第2の演算ステップと、 を具備し、これらの結果に基づいて撮影レンズの焦点調
    節状態を出力することを特徴とするカメラの焦点検出方
    法。
JP31186094A 1994-12-15 1994-12-15 カメラの焦点検出装置及びその焦点検出方法 Pending JPH08166535A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009279A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Canon Inc 焦点検出装置、その駆動方法、及びカメラシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008009279A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Canon Inc 焦点検出装置、その駆動方法、及びカメラシステム

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Effective date: 20040127