JPH0816527A - コンピュータネットワーク装置 - Google Patents

コンピュータネットワーク装置

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Publication number
JPH0816527A
JPH0816527A JP6148810A JP14881094A JPH0816527A JP H0816527 A JPH0816527 A JP H0816527A JP 6148810 A JP6148810 A JP 6148810A JP 14881094 A JP14881094 A JP 14881094A JP H0816527 A JPH0816527 A JP H0816527A
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JP
Japan
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time
clock
child
computer
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6148810A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nishiyama
聡 西山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基準時刻信号の出力間隔が子コンピュータの実
行する処理の時間間隔より長くても、実行する処理の時
刻の連続性を保持できるコンピュータネットワーク装置
を提供する。 【構成】この発明のコンピュータネットワーク装置は、
従来例に対し、子時計21,歩度調整用ソフトウエア手
段22を備える子コンピュータ2を用い、子時計21
は、原周波数f0 の第1次クロックパルス3aを出力す
るクロックパルス発信器3、歩度調整用ソフトウエア手
段22が出力した歩度調整信号22aに対応してカウン
ト値を修正するプログラマブルカウンタを備え,原周波
数f0 から常時は1〔Hz〕の第2次クロックパルス4
aを得る分周回路装置4、パルス4aに1/mの分周処
理等を施した時刻信号5aを出力する時刻信号生成回路
装置5を備える。歩度調整用ソフトウエア手段22は、
親コンピュータが出力する時刻信号71aと時刻信号5
aから歩度調整信号22aの値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ収集用のネッ
トワーク装置のごとき時刻に同期させた処理を行うコン
ピュータネットワーク装置に係わり、子コンピュータが
専有する子時計の時刻修正動作を改良したその構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いて時刻に同期させた
処理を行うコンピュータネットワーク装置が、例えば、
データ収集用のネットワーク装置として既に広く使用さ
れている。このようなコンピュータネットワーク装置の
従来例を図5を用いて説明する。ここで図5は、従来例
のコンピュータネットワーク装置を説明するブロック図
である。図5において、9は、1台の親コンピュータ7
と、複数台の子コンピュータ8A,8B・・・8Xとが
信号伝送路6を介して接続された、データ収集用のコン
ピュータネットワーク装置である。親コンピュータ7に
は、親時計71が設置されており、この親時計71から
は、親時計71の現在時刻の情報を持つ複数ビットの2
値信号であるところの、時刻に対応する信号が出力され
ている。この親時計71が出力する信号に基づく時刻
が、このコンピュータネットワーク装置9における基準
となる時刻であり、年,月,日,時,分および秒の特定
が可能であることが一般である。
【0003】親コンピュータ7からは、この親時計71
が出力する時刻に対応する信号を基にして、一定の時間
間隔毎に時刻信号71aが出力されている。この時刻信
号71aが、コンピュータネットワーク装置9における
基準となる時刻信号であり、複数ビットの2値信号でな
る信号である。この基準となる時刻信号71aは、信号
伝送路6を介して、全ての子コンピュータ8(以降、子
コンピュータ8A,8B・・・8Xを総称する場合に
は、このように言うことがある。)に供給される。
【0004】子コンピュータ8は、専用の子時計81
と、処理手段である処理用ソフトウエア手段82をそれ
ぞれ備えている。処理用ソフトウエア手段82は、子時
計81が出力する時刻信号81aが入力される毎に起動
されて、データの収集処理をそれぞれ実行する。ここで
時刻信号81aは、子時計81の現在時刻の情報を持つ
複数ビットの2値信号である。収集対象のデータは、図
示しないデータ計測装置が出力するものであり、子コン
ピュータ8は、子コンピュータ8が備える図示しない入
力端からこのデータを受け取り、このデータにその時点
での子時計81に従う時刻情報を付加したうえで、信号
伝送路6を介して親コンピュータ7に送り出すのが一般
である。すなわち、コンピュータネットワーク装置9に
おいては、親コンピュータ7は収集すべきデータの集計
センタの役目を担っていることになる。また、それぞれ
の子コンピュータ8が備える専用の子時計81の歩度
は、例えば、子コンピュータ8が設置されている環境が
必ずしも同一条件では無いことも有り、親時計71の歩
度と等しくすることは困難であるので、子コンピュータ
8では、親コンピュータ7が出力した時刻信号71aを
用いて、その時刻を修正するようにしている。
【0005】前記の構成を備えるコンピュータネットワ
ーク装置9の動作の概要を、図6を用いて説明する。こ
こで図6は、図5に示したコンピュータネットワーク装
置の動作の概要を説明するタイミングチャートである。
図6において、図6(a)は、親時計71が出力する時
刻に対応する信号の内の主要な信号を時間経過に従って
示し、図6(b)は、親コンピュータ7が出力する時刻
信号71aを時間経過tに従って示し、図6(c)は、
子コンピュータ8が備える子時計81が出力する時刻信
号81aを時間経過tに従って示し、さらに図6(d)
は、子コンピュータ8が実行するデータ収集処理のタイ
ミングを時間経過tに従って示している。なお、この図
6は、子時計81の歩度が、親時計71の歩度に対して
やや遅れ方向に有る場合を例示している。
【0006】図6によると、コンピュータネットワーク
装置9の備える親コンピュータ7では、親時計71が、
時間間隔Δt毎の時刻・・・t1 ,t2 ・・・におい
て、その時刻に対応する信号を出力し、親コンピュータ
7は、時間間隔Δtの5倍の時間間隔Δtp 毎に、・・
・71a1 ,71a2 ・・・の順序で基本となる時刻信
号71aを出力している。子コンピュータ8が備える子
時計81は、子時計81の時刻・・・tc1,tc2・・・
において、時刻信号81aを出力し、その時間間隔Δt
c は、親時計71が出力する時刻に対応する信号の時間
間隔Δtと等しい値にするべく設定されている。
【0007】ところで、子時計81の歩度が親時計71
の歩度に対して遅れ方向に有る場合には、時間間隔Δt
c は、親時計71が出力する時刻に対応する信号の時間
間隔Δtよりも長くなっているのであるが、基準となる
時刻信号71aが入力されると、子時計81はその時刻
を親時計71の時刻に即時に合致させるので、時刻信号
71aを入力した直後の時刻信号81aが出力される時
刻は、親時計71が出力する時刻に対応する信号と合致
することになる。図6に例示した場合では、t c2とtc7
が時刻修正された直後の子時計81の時刻である。この
結果、時刻信号tc6と時刻信号tc7との時間間隔が、時
間間隔Δtc よりも短縮されていることになる。
【0008】以上で説明したように、子コンピュータ8
が実行するデータ収集処理は、その時間間隔は必ずしも
一定とはなっていないが、子時計81が出力する時刻信
号81aに従って・・・P1 ,P2 ・・・の順序で実行
され、これにより、収集されたデータには時刻信号81
aに従う、子時計81の現在時刻の情報が付加されるこ
とになる。このため親コンピュータ7に集積されるデー
タは、親時計71が出力する時刻に対応する信号・・・
1 ,t2 ・・・の順序に従う時刻の連続性を保って、
子時計81の現在時刻の情報を付加することができてい
る。これにより、子コンピュータ8が備える専用の子時
計81の歩度が親時計71の歩度と異なっていても、ま
た、その歩度がそれぞれの子コンピュータ8で異なって
いても、コンピュータネットワーク装置9は、時刻の連
続性が保持されたデータの収集を行うことができるので
ある。
【0009】それにもかかわらず、前記した構成のコン
ピュータネットワーク装置9であっても、子時計81の
歩度と親時計71の歩度との差が限度を越えて大きくな
ると、次記するような問題が現れることがあった。この
ことについて、まず、子時計81の歩度が親時計71の
歩度に対して大きく遅れている場合を例にとり、図7を
用いて、図6の場合との相異点を主体に説明することと
する。ここで図7は、図5に示したコンピュータネット
ワーク装置の,子時計の遅れが大きい場合の動作の概要
を説明するタイミングチャートである。図7において、
図7(a)は、親時計71が出力する時刻に対応する信
号の内の主要な信号を時間経過tに従って示し、図7
(b)は、親コンピュータ7が出力する時刻信号71a
を時間経過tに従って示し、図7(c)は、子コンピュ
ータ8が備える子時計81が出力する時刻信号81aを
時間経過tに従って示し、さらに図7(d)は、子コン
ピュータ8が実行するデータ収集処理のタイミングを時
間経過tに従って示している。なお図7では、親コンピ
ュータ7の出力する時刻信号71aの時間間隔を、図6
の場合よりも長くとって描いている。図7によると、子
コンピュータ8が備える子時計81は、基準となる時刻
信号71a(図7中には、71a1 のみが示されてい
る。)が入力されると、その時刻を親時計71の時刻に
即時に合致させることで、tc0からtc2に跳んでしまう
ことになる。このために、tc0,tc1の時点に対応する
時刻信号81aが抜け落ちることになり、図6で例示し
た場合におけるP0 ,P1 に対応するデータ収集処理が
実行されないことになる。
【0010】次に、子時計81の歩度が親時計71の歩
度に対して大きく進んでいる場合について、図8を用い
て図6の場合との相異点を主体に説明することとする。
ここで図8は、図5に示したコンピュータネットワーク
装置の,子時計の進みが大きい場合の動作の概要を説明
するタイミングチャートである。図8において、図8
(a)は、親時計71が出力する時刻に対応する信号の
内の主要な信号を時間経過tに従って示し、図8(b)
は、親コンピュータ7が出力する時刻信号71aを時間
経過tに従って示し、図8(c)は、子コンピュータ8
が備える子時計81が出力する時刻信号81aを時間経
過tに従って示し、さらに図8(d)は、子コンピュー
タ8が実行するデータ収集処理のタイミングを時間経過
tに従って示している。なお、図8では、図7の場合と
同様に、親コンピュータ7の出力する時刻信号71aの
時間間隔を、図6の場合よりも長くとって描いている。
図8によると、子コンピュータ8が備える子時計81
は、基準となる時刻信号71a(図8中には、71a1
のみが示されている。)が入力されると、その時刻を親
時計71の時刻に即時に合致させることで、tc4からt
c2に戻ってしまうことになる。このために、tc2,tc3
時点に対応する時刻信号81aがそれぞれ2回出力され
ることになり、データ収集処理もP2 ,P3 がそれぞれ
2回実行されることになる。
【0011】従来例のコンピュータネットワーク装置9
であっては、前記したように、時刻信号71aを出力す
る時間間隔Δtp を長い時間間隔に設定すると、子時計
81の歩度と親時計71の歩度との差が限度を越えて大
きい場合には、所定のデータ収集処理の実行が欠落した
り、多重に実行されたりするので、収集されるデータに
付加される現在時刻の情報の連続性が失われてしまうと
いう問題が生じえることになる。このために、従来例の
コンピュータネットワーク装置9では、基準となる時刻
信号71aを出力する時間間隔Δtp を、子コンピュー
タ8による時刻信号81aを出力する時間間隔Δtc
同等にするかそれよりも短くすることにより、時刻修正
時に生じる時間間隔Δtc の変化を少なくすることで、
前記したところによる,実行されるデータ収集処理の時
刻の連続性の喪失の発生を防止するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るコンピュータネットワーク装置は、実行されるデータ
収集処理の時刻の連続性の保持を図ったうえで、データ
収集用のネットワーク装置として使用されているのであ
るが、ネットワーク装置に要望される内容が増大するに
伴い、次記するような新たな問題が発生するようになっ
てきている。すなわち、ネットワーク装置で収集するべ
きデータ量が益々増大してきていること、収集データ用
のネットワーク装置を,収集データ以外用にも同時に利
用するようになってきたこと等のために、信号伝送路中
を伝送される信号量が増大してきており、これに対処す
るために、信号伝送路の通信容量,伝送速度の制約か
ら、時刻信号71aを出力する時間間隔Δtp を短縮す
ることが困難になってきたことである。時刻信号71a
を出力する時間間隔Δtp を短縮できなければ、前記し
たところのより、ネットワーク装置で実行されるデータ
収集処理の時刻の連続性を保証することが不可能になる
場合が発生することになる。
【0013】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、基準となる時刻信
号が出力される時間間隔が子コンピュータの実行する処
理の時間間隔よりも長い場合であっても、実行する処理
の時刻の連続性を保持することが可能なコンピュータネ
ットワーク装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)親時計を持つ親コンピュータと、親時計に基づき親
コンピュータが出力した基準となる時刻信号を信号伝送
路を介して受け取る複数の子コンピュータとを備え、そ
れぞれの子コンピュータは、専有の子時計を有すると共
にこの子時計が出力する時刻信号によって起動されて処
理を実行する処理手段を有するものであり、しかも、前
記の基準となる時刻信号を受け取る毎に,その子時計の
時刻を基準となる時刻に合致させる時刻修正動作を行う
ものであるコンピュータネットワーク装置において、そ
れぞれの子コンピュータは、その専有する子時計の歩度
を調整可能であり、親コンピュータが出力した基準とな
る時刻信号を受け取る毎に子時計の歩度を調整すること
で、子時計の時刻修正動作を行なう構成とすること、ま
たは 2)前記1項に記載の手段において、それぞれの子コン
ピュータは、一定周期の第1次クロックパルスを出力す
るクロックパルス発信器と、第1次クロックパルスを入
力してこれを分周し,第1次クロックパルスよりも長い
周期を持つ第2次クロックパルスを出力する分周回路装
置と、第2次クロックパルスを入力して子コンピュータ
における時刻信号を生成する時刻信号生成回路装置とを
備える子時計と、時刻信号生成回路装置が出力する時刻
信号と親コンピュータが出力した基準となる時刻信号と
を入力し,両時刻信号が持つ時刻の差を解消する歩度調
整信号を,子時計が持つ分周回路装置に出力する歩度調
整用ソフトウエア手段とを備え、歩度調整用ソフトウエ
ア手段が出力する歩度調整信号に基づいて分周回路装置
の分周比を変更することで、子時計の歩度を調整させて
なる構成とすること、さらにまたは 3)前記2項に記載の手段において、子時計が持つ分周
回路装置は、プログラマブルカウンタを備えるものであ
る構成とすること、により達成される。
【0015】
【作用】この発明においては、コンピュータネットワー
ク装置において、 それぞれの子コンピュータは、例えば、前記の課題を
解決するための手段の項でのべた構成を備えており、そ
の専有する子時計の歩度を調整可能であり,しかも,親
コンピュータが出力した基準となる時刻信号を受け取る
毎に子時計の歩度を調整することで,その時刻修正動作
を行なうことにより、それぞれの子コンピュータは、前
記した両時刻信号の持つ時刻情報が不一致の場合には、
不一致の度合いに対応した歩度調整信号によって、不一
致が解消される方向にその歩度が調整されることにな
る。従って、基準となる時刻信号を受け取った際に子時
計の時刻は、即時に親時計の時刻に修正されるのではな
く、その歩度が変更されることで漸進的に修正されるこ
とになる。これにより、子時計が処理手段等に出力する
時刻信号は、時刻の連続性が保持されることになる。
【0016】前記項において、分周回路装置は、プ
ログラマブルカウンタを備えるものである構成とするこ
とにより、プログラマブルカウンタは、よく知られてい
るように、複数ビットの2値信号を外部から与えること
により、そのカウント値を自由に設定できる半導体回路
素子である。この発明の分周回路装置は、このプログラ
マブルカウンタを備え、自由に設定できるそのカウント
値に従ってその分周を行うことになる。従って、この分
周回路装置では、歩度調整信号を用いて、プログラマブ
ルカウンタのカウント値を歩度調整信号に従う値に修正
できるので、その分周比の変更が容易に行えることとな
る。
【0017】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は、この発明の一実施例によるコンピ
ュータネットワーク装置を説明するブロック図であり、
図1は、図2中に示した子時計のブロック図である。図
1,図2において、図5に示した従来例によるコンピュ
ータネットワーク装置と同一部分には同じ符号を付し、
その説明を省略する。
【0018】図1,図2において、1は、図5に示した
従来例によるコンピュータネットワーク装置9に対し
て、子コンピュータ8に替えて子コンピュータ2を用い
るようにしたコンピュータネットワーク装置である。子
コンピュータ2は、図5中に示した従来例のコンピュー
タネットワーク装置9が持つ子コンピュータ8に対し
て、子時計81に替えて子時計21を用いると共に、歩
度調整用ソフトウエア手段22を追加して備えている。
子時計21は、クロックパルス発信器3と、分周回路装
置4と、時刻信号生成回路装置5とを備えている。クロ
ックパルス発信器3は原周波数f0 の一定周期の第1次
クロックパルス3aを出力する発信器であり、公知の適
宜の発振器を用いることが可能である。分周回路装置4
は、論理集積回路の一つであるよく知られたプログラマ
ブルカウンタを備えた分周回路装置であり、常時は、例
えば、子時計21の時刻の基本となる秒の計数に必要な
1〔Hz〕の周波数fを持つ第2次クロックパルス4a
を得るために、入力された原周波数f0 の第1次クロッ
クパルス3aを、分周する回路装置である。分周回路装
置4は、例えば、原周波数f0 が10〔kHz〕である
場合には、1/10000に分周することになる。回路
装置4が備えるプログラマブルカウンタは、歩度調整用
ソフトウエア手段22が出力した歩度調整信号22aが
入力されており、歩度調整信号22aの内容に対応させ
てそのカウント値を修正して、その分周比の変更を行
う。これにより、分周回路装置4は、歩度調整信号22
aに対応する周波数fの第2次クロックパルス4aを出
力することになる。
【0019】時刻信号生成回路装置5は、周波数fを持
つこの第2次クロックパルス4aを入力して、これを1
/mの一定値に分周するなどの処理を施して、処理用ソ
フトウエア手段82の起動等に用いる時刻信号5aを出
力する回路装置である。従ってこの時刻信号5aは、子
時計21の現在時刻の情報を持つ複数ビットの2値信号
であり、子時計21の時刻が親時計71の時刻と一致し
ている場合には、従来例の子コンピュータ8がデータ収
集処理を実行すべき規定の時間間隔と同一値の時間間隔
Δtc で出力される。これにより、子コンピュータ2
は、正常時の従来例のコンピュータネットワーク装置9
と同様にしてデータ収集処理を実行する。
【0020】歩度調整用ソフトウエア手段22は、親コ
ンピュータ7が出力する基本となる時刻信号71aと時
刻信号5aとを入力して、歩度調整信号22aの値の演
算およびその出力とを、ソフトウエアによって処理を行
うものである。ここで歩度調整信号22aは、両時刻信
号71a,5aがそれぞれ持っている時刻の、その差に
対応する値を持つ複数ビットの2値信号である。歩度調
整用ソフトウエア手段22で行われる歩度調整信号22
aの値の演算は、両時刻信号71a,5aの持つ時刻が
一致していない度合と、子時計21の歩度が親時計71
の歩度に対して遅れ方向であるか,進み方向であるかに
対応して実行されるものである。歩度調整用ソフトウエ
ア手段22で行われる歩度調整信号22aの値の演算の
内容、子時計21の時刻修正動作等について、以降で説
明する。
【0021】まず、子時計21の歩度が親時計71の歩
度に対して進み方向に有る図3中に例示した事例につい
て説明する。ここで図3は、図1,図2に示したコンピ
ュータネットワーク装置の,子時計の歩度が進み方向に
ある場合の,動作の概要を説明するタイミングチャート
である。図3において、図3(a)は、親時計71がが
出力する時刻に対応する信号の内の主要な信号を時間経
過tに従って示し、図3(b)は、親コンピュータ7が
出力する時刻信号71aを時間経過tに従って示し、図
3(c)は、子コンピュータ2が備える子時計21が出
力する時刻信号5aを時間経過tに従って示し、さらに
図3(d)は、子コンピュータ2が実行するデータ収集
処理のタイミングを時間経過tに従って示している。時
刻信号71aが出力される時間間隔Δtp は、図6によ
る従来例のコンピュータネットワーク装置9の場合と同
一の、親時計71が出力する時刻に対応する信号の時間
間隔Δtの5倍としている。
【0022】図3による事例によると、親コンピュータ
7が出力する時刻信号71a1 が親時計71の時刻t2
において出力された際に、子コンピュータ2の持つ子時
計21による時刻は、親時計71の時刻よりも進んでい
るために、親時計71の時刻t2 よりも進んだ時刻t4
に相当するtc4となっている。この時、子時計21の時
刻は直ちに修正されず、子時計21からは、子時計21
による時刻の連続性を持つ時刻tc4に対応する時刻信号
5aが出力される。これ等の時刻信号71a1(時刻t
2 に対応),5a(時刻tc4に対応)は、歩度調整用ソ
フトウエア手段22に入力される。歩度調整用ソフトウ
エア手段22は、両時刻信号71a,5aを基にして、
まず、時刻信号5aのあるべき時間間隔Δtc の演算
が、例えば、(式1)によって実行される。
【0023】
【数1】 Δtc =(Δtp ・Δt)/〔Δtp −(tB −tA )〕……………(1) ここで、tA は、時刻信号71a1 が持つ親時計71の
時刻である。tB は、時刻信号5aが持つ子時計21の
時刻である。
【0024】(式1)は、子時計21の歩度が親時計7
1の歩度と一致している場合には、tB =tA であるの
で、Δtc =Δtであり、子時計21の歩度は親時計7
1の歩度に一致した値となることを意味する。また、図
3に例示する子時計21の歩度が親時計71の歩度より
も進み方向に有る場合には、tB −tA >0となり、Δ
c >Δtとなって子時計21の歩度を遅らせることを
意味する。その遅らせる度合いは、Δtp を加味する
と、次の時刻信号71aが出力される親時計71の時刻
において、子時計21の時刻を親時計71の時刻と一致
させるように子時計21の歩度を遅らせることを意味す
る。さらに、子時計21の歩度が親時計71の歩度より
も遅れ方向に有る場合には、tB −tA <0となるの
で、前記した進み方向に大きい場合とは全く逆の関係に
なることを意味する。
【0025】ここで、歩度調整用ソフトウエア手段22
で行われる(式1)による演算の内容を、図3に例示し
た場合について具体的に求めてみる。図3に例示した場
合においては、tB −tA =2・Δtであり、また前記
したところによりΔtp =5・Δtであるので、(式
1)にこれ等の関係を代入してΔtc の値を求めること
になる。この演算の結果は、(式2)に示すように、Δ
c =(5/3)Δtとして求められる。
【0026】
【数2】 Δtc =(5・Δt・Δt)/(5・Δt−2・Δt) =(5/3)Δt ……………(2) (式2)の示した演算結果は、子時計21のΔtc を、
子時計21の歩度が親時計71の歩度と一致している場
合に対して、(5/3)倍となるように、子時計21の
歩度を遅らせる必要があることを意味している。
【0027】(式1)等〔図3に例示した場合には(式
2)でもある。〕により、あるべき時間間隔Δtc の値
が求まると、歩度調整用ソフトウエア手段22では、次
に、このΔtc 値に対応するプログラマブルカウンタの
あるべきカウント値nの演算が、例えば、(式3)に従
って実行される。この結果求められたあるべきカウント
値nにする複数ビットの2値信号が、歩度調整信号22
aとして歩度調整用ソフトウエア手段22から出力され
るのである。
【0028】
【数3】 n=f0 ・Δtc /m ……………(3) (式3)に従う歩度調整信号22aを入力した分周回路
装置4は、備えているプログラマブルカウンタに歩度調
整信号22aを外部信号として与えて、そのカウント値
nを(式3)に従う値に直ちに変更するのである。以
降、分周回路装置4は、この変更されたカウント値nに
従うことで、大幅に遅れた歩度となる周波数fを持つ第
2次クロックパルス4aを出力し、この第2次クロック
パルス4aを入力した時刻信号生成回路装置5では、周
波数fを1/mに分周した時間間隔Δtc で、時刻信号
5aを出力することになる。従って、図3に例示した場
合には、時間間隔Δtc は、子時計21による時刻tc4
において(5/3)Δtに変更され、この時間間隔Δt
c で、以降の時刻信号5aが出力されるのである。
【0029】子時計21による時刻が時刻tc7に到達し
た時点では、子時計21からは時刻tc7の情報を持つ時
刻信号5aが、また、親コンピュータ7からは時刻t7
の情報を持つ時刻信号71a2 が出力される。この両時
刻信号71a,5aを入力した歩度調整用ソフトウエア
手段22は、この時点でも、例えば、(式1),(式
3)による演算を行うことになるが、この場合には、こ
の両時刻信号71a,5aの持つ現在時刻の情報は一致
しているので、前記したところにより、あるべきΔtc
の値はΔtの値と等しくなる。従って、このΔtc 値に
従うカウント値nに変更された複数ビットの2値信号
が、歩度調整信号22aとして歩度調整用ソフトウエア
手段22から出力されることになる。分周回路装置4
は、この歩度調整信号22aを入力して、親時計71の
歩度と等しい歩度となる周波数fを持つ第2次クロック
パルス4aを、以降において出力することとなるのであ
る。
【0030】次に、子時計21の歩度が親時計71の歩
度に対して遅れ方向に有る図4中に例示した事例につい
て説明する。ここで図4は、図1,図2に示したコンピ
ュータネットワーク装置の,子時計の歩度が遅れ方向に
ある場合の,動作の概要を説明するタイミングチャート
である。図4において、図4(a)は、親時計71がが
出力する時刻に対応する信号の内の主要な信号を時間経
過tに従って示し、図4(b)は、親コンピュータ7が
出力する時刻信号71aを時間経過tに従って示し、図
4(c)は、子コンピュータ2が備える子時計21が出
力する時刻信号5aを時間経過tに従って示し、さらに
図4(d)は、子コンピュータ2が実行するデータ収集
処理のタイミングを時間経過tに従って示している。時
刻信号71aが出力される時間間隔Δtp は、図6によ
る従来例のコンピュータネットワーク装置9の場合と同
一の、親時計71が出力する時刻に対応する信号の時間
間隔Δtの5倍としている。
【0031】図4による事例によると、親コンピュータ
7が出力する時刻信号71a1 が親時計71の時刻t2
に出力された際に、子コンピュータ2の持つ子時計21
による時刻は親時計71の時刻よりも遅れているため
に、親時計71の時刻t2 よりも遅れた時刻t0 に相当
するtc0となっている。この時、子時計21からは、子
時計21による時刻の連続性を持つ時刻tc0に対応する
時刻信号5aが出力される。これ等の時刻信号71a1
(時刻t2 に対応),5a(時刻tc0に対応)は、歩度
調整用ソフトウエア手段22に入力され、歩度調整用ソ
フトウエア手段22において、図3による事例による場
合と同様に、例えば、(式1),(式3)による演算が
行われる。
【0032】図4による事例の場合には、時間間隔Δt
c は、子時計21による時刻tc0において(5/7)Δ
tに変更され、従って、このΔtc 値に従うカウント値
nとするように変更された複数ビットの2値信号が、歩
度調整信号22aとして歩度調整用ソフトウエア手段2
2から出力されることになる。分周回路装置4は、この
歩度調整信号22aを入力して、大幅に進んだ歩度とな
る周波数fを持つ第2次クロックパルス4aを出力し、
この第2次クロックパルス4aを入力した時刻信号生成
回路装置5では、周波数fを1/mに分周した時間間隔
Δtc で、時刻信号5aを出力することになる。従っ
て、図4に例示した場合には、時間間隔Δtc は、子時
計21による時刻tc0において(5/7)Δtに変更さ
れ、この時間間隔Δtc で、以降の時刻信号5aが出力
されるのである。
【0033】子時計21による時刻が時刻tc7に到達し
た時点では、子時計21からは時刻tc7の情報を持つ時
刻信号5aが、また、親コンピュータ7からは時刻t7
の情報を持つ時刻信号71a2 が出力される。この場合
における両時刻信号71a,5aの持つ現在時刻の情報
は一致しているので、この時点で子コンピュータ2で行
われる動作は、図3による事例における時刻tc7の場合
と全く同一である。
【0034】図1,図2に示した実施例では、前記構成
とこれに伴う前記の動作を行うものであるので、基準と
なる時刻信号71aを受け取ったそれぞれの子コンピュ
ータ2は、親コンピュータ7が出力する時刻信号71a
と、子時計21が出力する時刻信号5aの持つそれぞれ
の時刻情報が不一致の場合には、不一致の度合いに対応
する前記した内容を持つ歩度調整信号22aによって、
不一致が解消される方向にその子時計21の歩度が調整
されることになる。従って、基準となる時刻信号71a
を受け取った際に子時計21の時刻は、即時に親時計7
1の時刻に修正されるのではなく、その歩度が変更され
ることで漸進的に修正されることになる。これにより、
子時計21が出力する時刻信号5aは、時刻の連続性が
保持されることになるのである。
【0035】実施例における今までの説明では、子コン
ピュータ2の備える歩度調整用ソフトウエア手段22と
処理用ソフトウエア手段82とは、別個のものであると
してきたが、これに限定されるものではなく、例えば、
両ソフトウエア手段22,82は、一体のソフトウエア
手段として形成してもよいものである。
【0036】
【発明の効果】この発明によるコンピュータネットワー
ク装置においては、次記する効果が有る。 コンピュータネットワーク装置が備えるそれぞれの子
コンピュータは、例えば、一定周期の第1次クロックパ
ルスを出力するクロックパルス発信器と、第1次クロッ
クパルスを入力してこれを分周し,第1次クロックパル
スよりも長い周期を持つ第2次クロックパルスを出力す
る分周回路装置と、第2次クロックパルスを入力して子
コンピュータにおける時刻信号を生成する時刻信号生成
回路装置とを備える子時計と、時刻信号生成回路装置が
出力する時刻信号と親コンピュータが出力した基準とな
る時刻信号とを入力し,両時刻信号が持つ時刻の差を解
消する歩度調整信号を,子時計が持つ分周回路装置に出
力する歩度調整用ソフトウエア手段とを備え、歩度調整
用ソフトウエア手段が出力する歩度調整信号に基づいて
分周回路装置の分周比を変更することで、子時計の歩度
を調整するようにすることにより、その専有する子時計
の歩度を調整可能であり、親コンピュータが出力した基
準となる時刻信号を受け取る毎に子時計の歩度を調整す
ることで、その時刻修正動作を行なう構成とすることに
より、それぞれの子コンピュータは、両時刻信号の持つ
時刻情報の不一致の度合いに対応した歩度調整信号によ
って、不一致が解消される方向にその歩度が調整される
ことになる。従って、基準となる時刻信号を受け取った
際に子時計の時刻は、即時に親時計の時刻に修正される
のではなく、その歩度が変更されることで漸進的に修正
されることになるので、子時計が出力する時刻信号の時
刻の連続性を保持することが可能となる。また、 2)前記項ににおいて、子時計が持つ分周回路装置
を、プログラマブルカウンタを備えるものである構成と
することにより、子時計の歩度調整を、歩度調整信号に
よってプログラマブルカウンタのカウント値を修正する
ことで実施できるので、子時計の歩度調整が極めて容易
に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】後記する図2中に示した子時計のブロック図
【図2】この発明の一実施例によるコンピュータネット
ワーク装置を説明するブロック図
【図3】図1,図2に示したコンピュータネットワーク
装置の,子時計の歩度が進み方向にある場合の,動作の
概要を説明するタイミングチャート
【図4】図1,図2に示したコンピュータネットワーク
装置の,子時計の歩度が遅れ方向にある場合の,動作の
概要を説明するタイミングチャート
【図5】従来例のコンピュータネットワーク装置を説明
するブロック図
【図6】図5に示したコンピュータネットワーク装置の
動作の概要を説明するタイミングチャート
【図7】図5に示したコンピュータネットワーク装置
の,子時計の遅れが大きい場合の動作の概要を説明する
タイミングチャート
【図8】図5に示したコンピュータネットワーク装置
の,子時計の進みが大きい場合の動作の概要を説明する
タイミングチャート
【符号の説明】
1 コンピュータネットワーク装置 2 子コンピュータ 21 子時計 22 歩度調整用ソフトウエア手段 22a 歩度調整信号 3 クロックパルス発信器 3a 第1次クロックパルス 4 分周回路装置 4a 第2次クロックパルス 5 時刻信号生成回路装置 5a 時刻信号 7 親コンピュータ 71a 時刻信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親時計を持つ親コンピュータと、親時計に
    基づき親コンピュータが出力した基準となる時刻信号を
    信号伝送路を介して受取る複数の子コンピュータとを備
    え、それぞれの子コンピュータは、専有の子時計を有す
    ると共にこの子時計が出力する時刻信号によって起動さ
    れて処理を実行する処理手段を有するものであり、しか
    も、前記の基準となる時刻信号を受け取る毎に,その子
    時計の時刻を,この基準とする時刻信号に従う時刻に合
    致させる時刻修正動作を行うものであるコンピュータネ
    ットワーク装置において、 それぞれの子コンピュータは、その専有する子時計の歩
    度を調整可能であり、親コンピュータが出力した基準と
    なる時刻信号を受け取る毎に子時計の歩度を調整するこ
    とで、子時計の時刻修正動作を行なうことを特徴とする
    コンピュータネットワーク装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコンピュータネットワー
    ク装置において、 それぞれの子コンピュータは、 一定周期の第1次クロックパルスを出力するクロックパ
    ルス発信器と、第1次クロックパルスを入力してこれを
    分周し,第1次クロックパルスよりも長い周期を持つ第
    2次クロックパルスを出力する分周回路装置と、第2次
    クロックパルスを入力して子コンピュータにおける時刻
    信号を生成する時刻信号生成回路装置とを備える子時計
    と、 時刻信号生成回路装置が出力する時刻信号と親コンピュ
    ータが出力した基準となる時刻信号とを入力し,両時刻
    信号が持つ時刻の差を解消する歩度調整信号を,子時計
    が持つ分周回路装置に出力する歩度調整用ソフトウエア
    手段とを備え、 歩度調整用ソフトウエア手段が出力する歩度調整信号に
    基づいて分周回路装置の分周比を変更することで、子時
    計の歩度を調整させてなることを特徴とするコンピュー
    タネットワーク装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のコンピュータネットワー
    ク装置において、 子時計が持つ分周回路装置は、プログラマブルカウンタ
    を備えるものであることを特徴とするコンピュータネッ
    トワーク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6969250B1 (en) 1998-12-01 2005-11-29 Ebara Corporation Exhaust gas treating device
JP2007058705A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Daikin Ind Ltd 設備機器管理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6969250B1 (en) 1998-12-01 2005-11-29 Ebara Corporation Exhaust gas treating device
JP2007058705A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Daikin Ind Ltd 設備機器管理装置

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