JPH08162820A - 空中線装置 - Google Patents

空中線装置

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Publication number
JPH08162820A
JPH08162820A JP29981294A JP29981294A JPH08162820A JP H08162820 A JPH08162820 A JP H08162820A JP 29981294 A JP29981294 A JP 29981294A JP 29981294 A JP29981294 A JP 29981294A JP H08162820 A JPH08162820 A JP H08162820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
microphone
arm
folded
expanded
Prior art date
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Pending
Application number
JP29981294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Uno
雅博 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29981294A priority Critical patent/JPH08162820A/ja
Publication of JPH08162820A publication Critical patent/JPH08162820A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器で折り畳み又は伸長自在に構成した
マイクロホンを付加したアームに空中線を並設して通話
時に必ず空中線を展開又は伸長する様に成して通信回線
品質の劣化を防止する。 【構成】 電子機器筐体1に回動自在に配設したマイク
ロホン5を有するアーム6に並設して空中線2を配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用無線電子機器等に
用いる空中線装置に係わり、特に、空中線を通話時には
必ず展開することが出来る様にした空中線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯用無線通信機等の電子機
器に使用される空中線装置の構成を図3に示す。図中の
図3Aは通信時の正面図、図3Bは携帯時の正面図を示
すものである。
【0003】図3A及び図3Bで1は携帯用無線通信機
等の筐体を示すものであり、該筐体の側面上端部には筐
体1の内部から引き出された給電線路4を接続金具3を
介して空中線2に接続する様に成された空中線2が、接
続金具3に対して摺動自在となる様に構成されている。
【0004】図3Aは通信時に空中線2を筐体1から手
動で引き伸ばして送受信を行なう様に成され、携帯時は
図3Bに示す様に、空中線2は筐体1内に収納される様
に成されている。この様な構成によれば携帯時は筐体1
の大きさ内にコンパクトに構成可能となるが通信時に空
中線を図3Aの様に伸長するのを忘れた場合、空中線2
と送信回路との整合が不完全となり、通信回路品質の劣
化、通信機内部部品の劣化、不要電磁波の輻射等を生ず
る可能性が高くなる弊害があった。
【0005】更に図4に示す様に空中線2を常時伸長さ
せたままに固定させる様に成した携帯型無線通信機(例
えば、ソニー製携帯電話端末CM−R111)も知られ
ている。
【0006】図4A〜図4Cはこの様な電子機器の構成
を示すもので図4Aは正面図、図4Bは携帯時の側面図
を示し、図4Cは通信時の側面図を示している。
【0007】図4A〜図4Cで筐体1の上側面からは空
中線2が固定状態で伸長され、筐体1の側面の下端に配
設した軸受8に回動自在に枢着したアーム6の先端にマ
イクロホン5を設けると共にマイクロホン5の所定回転
位置を規制するストッパ7とで構成されている。この例
の場合は収納型のマイクロホン5を有しているため、通
信時には図4Bの様に収納状態にあるマイクロホンのア
ーム6を軸受8を中心に図4Cの様にアーム6の一端が
ストッパ7に当接する位置まで回動させて、マイクロホ
ン5に向かって通話を行なう様に成される。
【0008】この様な構成の電子機器では空中線2は常
に筐体1から上方に延設されているので空中線2と送信
回路とのマッチングは常に保つことが出来る。又、図1
の構成では空中線2を折り畳めるため電子機器をコンパ
クトにまとめることが出来る特徴を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術で説明
した図3A,Bの構成の場合は携帯時に空中線2を筐体
1内に収納可能なためコンパクトで携帯し易い反面、空
中線の伸長を忘れると通信回線品質の劣化を来たし、図
4A〜Cに示す構成の場合は通信回線品質の劣化を招く
ことはないが、空中線が常に伸長されているため、携帯
しにくくなる弊害を生ずるだけでなくデザイン的な制約
を与えていた。
【0010】本発明は叙上の弊害を除去した空中線装置
を提供するものであり、その目的とするところは空中線
の伸長を必ず忘れずに行なう様に構成させて、通信回線
品質の劣化を招くことのない空中線装置を得ようとする
ものであり、第2の目的は空中線の輻射特性がより向上
した空中線装置を得ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の空中線装置はそ
の例が図1に示されている様に、少なくとも折り畳み又
は伸縮式のマイクロホン5を有する携帯用電子機器に空
中線2を設けた空中線装置に於いて、折り畳み又は伸縮
式のマイクロホン5と共に折り畳まれ又は短縮され、且
つ展開又は伸長可能な空中線2をマイクロホン5に装着
させて成るものである。
【0012】
【作用】本発明の空中線装置は回動可能に配設されたマ
イクロホン5のアームに沿って空中線2を配設する様に
成したので、通信又は通話時には必ずマイクロホン5を
装着したマイクロホンアーム6が回動されて収納位置か
ら展開されるので、このマイクロホンアームに並設され
た空中線も必ず展開されて、通信回線品質の劣化を招か
ない通信又は通話可能な携帯に便なる電子機器用の空中
線装置を得ることが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の空中線装置を携帯用無線通信
機に用いた場合の例を図1及び図2によって詳記する。
尚、図中、従来構成として示した図3及び図4との対応
部分には同一符号を付して示してある。
【0014】図1で携帯用無線通信機等の筐体1内の側
面板部の下部には軸受8が設けられ、パイプ状のアーム
6の一端が回動可能に枢着されている。このアーム6の
先端にはマイクロホン5が配設され、筐体1内に配設し
たマイクロホン用回路等に接続されている。
【0015】即ち、上述の軸受8にマイクロホン5用の
アーム6が回動自在に枢着されている。マイクロホン用
のアーム6の下端には回転軸が設けられて、この回転軸
が軸受8に回動自在に嵌挿されている。アーム6はパイ
プ状と成されその先端にマイクロホン5が配設されマイ
クロホン5からのリードはパイプ及び回転軸を介して筐
体1内に引き込まれている。
【0016】本例では、このアーム6に並設して空中線
2を配設する。空中線2はアーム6上に接着、螺子止め
等の所定の固着方法で固定される。筐体1から引き出さ
れた給電線路4は空中線2の終端部に接続され、更にマ
イクロホンアーム6の回動を所定位置で規制するストッ
パ7となるピンが側壁の下端に配設されている。
【0017】上述の本例の空中線装置では携帯時は図1
A及び図1Bに示す様にマイクロホン5のアーム6は筐
体1の側壁に沿って折り畳まれている。
【0018】通話時には図1Cに示す様に通信又は通話
の為にマイクロホン5及びアーム6を必ず、通話者は自
分の口元近傍に持ち来すために軸受8を中心にアーム6
をストッパ7の係止位置まで回転させる。従って、この
時、必ず空中線2もアーム6に並設固定されているので
回転し、展開されることになる。依って、空中線2を展
開伸長させないことで生ずる従来の弊害は除去可能とな
る。
【0019】図2に示す構成は筐体1の側壁に回動自在
に配設したマイクロホン5のアーム6と共に回動する第
1の空中線2Aに対し、側壁の高さ以内に第2の空中線
2Bを固定し、筐体1内から導出した給電線路4の一方
を第1の空中線2Aに他方を第2の空中線2Bに接続す
る。
【0020】図2A及び図2Bで示す携帯時から通信又
は通話を行なう場合には図2Cの様にマイクロホン5の
アーム6を軸受8を中心に反時計方向に回転させてアー
ム6がストッパ7に当接する位置まで回転させることで
第1の空中線は展開伸長される。この場合、筐体1の側
壁に固定植立した第2の空中線と“く”の字状の空中線
2A及び2Bが形成される。従って、図1Cに示した構
成に比べてより長い空中線が実現出来、輻射特性の向上
した空中線装置が得られることになる。
【0021】上述の実施例ではマイクロホン5のアーム
6を折り畳み自在と成したが、筐体1内に伸縮自在に配
設させる様に構成させたマイクロホン付の空中線装置に
も本例が適用可能である。
【0022】更に、マイクロホン5のアーム6に空中線
2及び2Aを配設した場合を説明したがマイクロホンア
ーム6を空中線2又は2Aと兼用する様に成してもよい
ことは明白である。
【0023】
【発明の効果】本発明の空中線装置によれば空中線とマ
イクロホンのアームとを並設或いは兼用したので、通話
時には必ずマイクロホンのアームが展開或いは伸長され
るために、空中線を展開或いは伸長しないことで生ずる
通信回線品質の劣化が防止出来ると共に筐体をコンパク
トに構成出来、デザインの制約を受けない空中線装置が
得られる。更に、図2の装置によれば、より輻射特性の
向上した空中線装置が得られる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空中線装置の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の空中線装置の他の実施例を示す構成図
である。
【図3】従来の空中線装置の構成図(I)である。
【図4】従来の空中線装置の構成図(II)である。
【符号の説明】
1 筐体 2,2A,2B 空中線 3 接続金具 4 給電線路 5 マイクロホン 6 アーム 7 ストッパ 8 軸受

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも折り畳み又は伸縮式のマイク
    ロホンを有する携帯用電子機器に空中線を設けた空中線
    装置に於いて、 上記折り畳み又は伸縮式のマイクロホンと共に折り畳ま
    れ又は短縮され、且つ展開又は伸長可能な空中線を該マ
    イクロホンに装着させて成ることを特徴とする空中線装
    置。
  2. 【請求項2】 前記折り畳み又は伸縮式のマイクロホン
    と共に折り畳まれ又は短縮され、且つ展開又は伸長可能
    な第1の空中線とは別に前記携帯用電子機器筐体に装着
    した第2の空中線とを有して成ることを特徴とする請求
    項1記載の空中線装置。
JP29981294A 1994-12-02 1994-12-02 空中線装置 Pending JPH08162820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29981294A JPH08162820A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 空中線装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29981294A JPH08162820A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 空中線装置

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Publication Number Publication Date
JPH08162820A true JPH08162820A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17877229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29981294A Pending JPH08162820A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 空中線装置

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JP (1) JPH08162820A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337914B1 (en) 1997-02-28 2002-01-08 John Quentin Phillipps Telescopic transducer mounts
US6352090B1 (en) 1997-05-20 2002-03-05 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with reversed carcass ply turnup configuration
US6357498B1 (en) 1997-05-20 2002-03-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with removable tire tread belt and improved apex design
US6390165B1 (en) 1997-05-20 2002-05-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with improved carcass ply turnup configuration
US7424316B1 (en) * 1999-07-29 2008-09-09 Nxp B.V. Body-worn personal communications apparatus
KR101128724B1 (ko) * 2001-07-12 2012-06-12 벤자민 피루쯔 가사빈 데이터 입력 방법

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