JPH0816075B2 - p,p’‐ビフェノールの製造方法 - Google Patents

p,p’‐ビフェノールの製造方法

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JPH0816075B2
JPH0816075B2 JP62278102A JP27810287A JPH0816075B2 JP H0816075 B2 JPH0816075 B2 JP H0816075B2 JP 62278102 A JP62278102 A JP 62278102A JP 27810287 A JP27810287 A JP 27810287A JP H0816075 B2 JPH0816075 B2 JP H0816075B2
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butyl
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butylphenol
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通雄 田中
義人 蔵野
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、p,p′−ビフェノールの製造方法に関し、
さらに詳しくは、p,p′−ビフェノールの製造工程全体
の合理化を図るための方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 p,p′−ビフェノールは樹脂の酸化安定剤および染料
中間体ならびにポリカーボネート樹脂、ポリエポキサイ
ド樹脂、ポリエステル樹脂およびポリスルホン酸樹脂な
どの合成樹脂の原料として工業上重要であり、各方面か
ら注目されている。
このようなp,p′−ビフェノールは、2,6−ジ−t−ブ
チルフェノールから製造しうることが知られており、こ
の2,6−ジ−t−ブチルフェノールからのp,p′−ビフェ
ノールの合成経路は下記の式および式で示される。
(ここでRはt−ブチル基である。) このような式で示される第一段階の反応方法とし
て、特開昭55−72131号公報には、2,6−ジ−t−ブチル
フェノールから3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,
4′−ジヒドロキシビフェニルを製造するに際して、触
媒としてアルカリ金属水酸化物などのアルカリ触媒を用
いて、所定の条件下で第一段階の反応を行う方法が開示
されている。
しかし、式で示した第一段階の反応方法として、2,
6−ジ−t−ブチルフェノールから3,3′,5,5′−テトラ
−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを製造
するに際して、3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,
4′−ジヒドロキシビフェニルのみを収率よく得ること
は困難であり、生成した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブ
チル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルの酸化がさらに
進んで3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフ
ェノキノンも副生する。
この3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフ
ェノキノンは、水素などの還元剤を用いて還元すること
により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒ
ドロキシビフェニルにすることができるが、この還元反
応の際には、3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′
−ジフェノキノンを単離した後に還元するのが一般的で
あり、したがって製造工程が複雑化するという問題点が
ある。
他方、特開昭61−200935号公報には、水酸化カリウム
触媒(苛性カリ触媒)の存在下、酸素などによって2,6
−ジ−t−ブチルフェノールの20〜40%が3,3′,5,5′
−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンとなる
まで2,6−ジ−t−ブチルフェノールを転化させた後、
残存する2,6−ジ−t−ブチルフェノールと3,3′,5,5′
−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンとを反
応させ、未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールを減
圧下に留去して3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,
4′−ジヒドロキシビフェニルを主成分とするボトム液
を回収し、次いで得られたボトム液を特定の溶媒に溶解
して水酸化カリウム触媒を濾別し、得られた濾液中の3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニルを触媒の存在下に脱ブチル化することを主な
特徴とp,p′−ビフェノールの製造法が開示されてい
る。
しかし、この方法は、反応液中に含まれる水酸化カリ
ウム触媒を除去するために3,3′,5,5′−テトラ−t−
ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを主成分とす
るボトム液をジフェニルエーテルなどの特定の溶媒に溶
解させる必要があり、さらにこのボトム液を得る際に
は、出発物質である2,6−ジ−t−ブチルフェノールを
減圧下に留去する必要があり、p,p′−ビフェノールを
製造する方法としては、依然として操作が繁雑であると
いう問題点がある。
そこで本発明者は、2,6−ジ−t−ブチルフェノール
からp,p′−ビフェノールの製造方法について鋭意研究
した結果、第一段階の反応から第二段階の反応に移行す
るに際して、特定量の酸を添加することによってp,p′
−ビフェノールの製造方法が簡略化できることなどを見
出し、本発明を完成させるに至った。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決
しようとするものであって、2,6−ジ−t−ブチルフェ
ノールを所定の条件下で反応させることにより、反応中
間生成物あるいは触媒などの分離を行なう必要がないな
ど、製造工程が簡素化されたp,p′−ビフェノールの製
造方法を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明に係る第1のp,p′−ビフェノールの製造方法
は、アルカリ触媒の存在下に2,6−ジ−t−ブチルフェ
ノールと酸素とを接触させて、2,6−ジ−t−ブチルフ
ェノールの酸化カップリング反応を行なった後、該反応
系に酸を加えてアルカリ触媒を中和するとともに、該反
応系を酸性にし、酸化カップリング反応の際に副生した
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキ
ノンと未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールとのレ
ドックス反応により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル
−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを生成させると共
に、酸化カップリング反応およびレドックス反応により
生成した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジ
ヒドロキシビフェニルを脱アルキル化してp,p′−ビフ
ェノールを生成させることを特徴としている。
さらに本発明に係る第2のp,p′−ビフェノールの製
造方法は、アルカリ触媒の存在下に2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノールと酸素とを接触させて、2,6−ジ−t−ブ
チルフェノールの酸化カップリング反応を行なった後、
該反応系に不活性ガスを導入して酸素不存在下に後記レ
ドックス反応を進行させ、次いで該反応系に酸を加えて
アルカリ触媒を中和するとともに、該反応系を酸性に
し、酸化カップリング反応の際に副生した3,3′,5,5′
−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンと未反
応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールとのレドックス反
応により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジ
ヒドロキシビフェニルを生成させるとともに、酸化カッ
プリング反応およびレドックス反応により生成した3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニルを脱アルキル化してp,p′−ビフェノールを
生成させることを特徴としている。
本発明では、2,6−ジ−t−ブチルフェノールからp,
p′−ビフェノールを製造するに際して、2,6−ジ−t−
ブチルフェノールの酸化カップリング反応により生成し
た3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロ
キシビフェニルおよび3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチ
ル−4,4′−ジフェノキノンと出発物質である2,6−ジ−
t−ブチルフェノールとを分離することなく、反応系に
含まれるアルカリ触媒を、酸を加えることにより中和
し、さらに酸を加えて反応系を酸性にすることにより、
2,6−ジ−t−ブチルフェノールと3,3′,5,5′−テトラ
−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンとのレドックス
反応により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
ジヒドロキシビフェニルを生成させることができる。そ
して、このレドックス反応とともに3,3′,5,5′−テト
ラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルの脱
アルキル化反応も進行する。
したがって、本発明の製造方法によれば、反応中間体
あるいは触媒などを分離することなく、連続的にp,p′
−ビフェノールを製造することができ、p,p′−ビフェ
ノールの製造工程が非常に簡素化される。
発明の具体的説明 以下、本発明に係るp,p′−ビフェノールの製造方法
について順次具体的に説明する。
(a);2,6−ジ−t−ブチルフェノールの酸化カップリ
ング反応 本発明において、p,p′−ビフェノールを製造するた
めの出発原料としては、2,6−ジ−t−ブチルフェノー
ルが用いられる。
本発明において、2,6−ジ−t−ブチルフェノールの
酸化カップリング反応(以下反応(a)ということがあ
る)を行なうに際して、アルカリ触媒として、アルカリ
金属水酸化物を用いることもできる。特に反応(a)に
おいては、水酸化カリウムを用いることが好ましい。
反応(a)において、水酸化カリウムをアルカリ触媒
として用いる場合には、水酸化カリウムは、原料として
の2,6−ジ−t−ブチルフェノールに対して、通常、0.0
1〜1.0重量%好ましくは0.03〜0.5重量%の量で用いら
れる。
このように該触媒量を設定することにより、特にp,
p′−ビフェノールの収率を上げることができる。
反応(a)で用いるアルカリ触媒は固体として反応系
に添加してもよく、また水溶液として添加することもで
きる。
反応(a)は溶媒の存在下で行なうこともできるが、
p,p′−ビフェノールの生産性を向上させるためには溶
媒の非存在下において行うことが好ましい。
なお反応(a)を溶媒の存在下において行う場合は、
トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド、t−ブチ
ルアルコールなどの溶媒を用いることができる。
反応(a)を行なうに際しての反応温度は、通常、13
0〜250℃、好ましくは150〜230℃であり、反応時間は、
諸々の反応条件によって大きく変化するが、通常、0.5
〜5時間である。
反応(a)は、2,6−ジ−t−ブチルフェノールと酸
素とを接触させることにより進行する。ここで酸素とし
ては、純粋な酸素ガスあるいは酸素含有ガスたとえば空
気を用いることができる。
反応(a)で用いられる酸素の量は、理論的には原料
として用いる2,6−ジ−t−ブチルフェノールのモル数
の4分の1モル倍である。
そこで、反応(a)で用いる酸素導入量は、この理論
値の80〜120%の範囲で設定するのが好ましい。
反応(a)において酸素源として酸素含有ガスを用い
た場合には、反応系の廃ガス中の酸素濃度および酸素源
の酸素濃度を分析するなどすれば、容易に反応に用いら
れた酸素量を知ることができる。
また、反応(a)で用いられる酸素源として酸素ガス
そのものを用いることによって、酸素含有ガスを用いた
場合よりもさらに容易に反応に用いられた酸素量を知る
ことができる。
反応(a)は、常圧下または加圧下のいずれの条件下
で行なってもよいが、p,p′−ビフェノールの収率が向
上するため好ましくは加圧下において行なわれる。
反応(a)の後、直ちに反応(a)の反応液に酸を加
えて、レドックス反応及び脱アルキル化反応を進行させ
ることもできるが、本発明では反応系に不活性ガスを導
入して、酸素非存在下に後記するようなレドックス反応
をさらに進行させる反応(以下反応(b)ということが
ある)を行なうことが好ましい。
すなわち反応(b)は、上記した反応(a)における
酸素または酸素含有ガスの供給が終了した後に、不活性
ガス、典型的には窒素ガスを反応系内に導入し、反応系
内に残存している酸素または酸素含有ガスを反応系から
追い出すことによって、反応系内を不活性ガス雰囲気と
することによって行なわれる。この際反応系を不活性ガ
スで加圧することが好ましい。
この加圧は窒素圧に換算して、通常、1kg/cm2Gから5k
g/cm2Gになるように行なわれる。
反応(b)を行なう際の反応温度は、通常、150〜250
℃、好ましくは180〜230℃である。150℃未満の温度で
は、反応速度が遅くなることがあるため好ましくなく、
また、250℃を越える温度では、分解反応が進行するこ
とがあるため好ましくない。
反応(b)の反応時間は、他の諸条件によって変動し
うるが、一応の目安としては、2〜6時間である。
上記条件下で反応(b)を行なわせることにより、3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニルの酸化がさらに進んでできた3,3′,5,5′−
テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンと2,6−ジ
−t−ブチルフェノールとのレドックス反応により3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシ
ビフェニルが生成される。
従って、反応(b)を経ることにより中間生成物とし
ての3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒド
ロキシビフェニルの収率が反応(b)を経ない場合より
も向上し、最終生成物としてのp,p′−ビフェノールの
収率も向上する。
(c);酸性条件下におけるレドックス反応および脱ア
ルキル化反応 本発明での酸性条件下におけるレドックス反応および
脱アルキル化反応(以下反応(c)ということがある)
は、反応(a)の反応系に、または反応(b)を経る場
合は反応(b)の反応系に、所定量の酸そして必要に応
じて溶媒を添加することにより行なわれる。反応系に添
加される酸は、反応(a)において2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノールの酸化カップリング反応を行なわせるため
に添加したアルカリ触媒を中和するのに充分な量を越え
る量で添加される。すなわち、本発明では、反応(a)
および/または反応(b)に使用したアルカリ触媒を、
反応(a)または反応(b)の反応系から分離すること
なく新たに反応系に添加する酸によって中和して塩と
し、さらに過剰の酸をこの反応系に添加し、反応系内を
酸性とし、添加した酸を触媒として用いて反応(c)を
行なっている。
反応(c)において、酸は、反応(a)の反応液に、
または反応(b)を経る場合は反応(b)の反応液に、
通常、反応系のpH値が0〜3好ましくは0〜2の範囲内
になるように添加される。
溶媒の添加量については特に制限はないが、溶媒は、
反応液(a)もしくは反応液(b)に対して0.1〜20重
量部、好ましくは0.5〜10重量部の量で添加されること
が望ましい。
そして、反応液を撹拌しながら加熱して、通常、170
〜300℃、好ましくは180〜250℃まで昇温し、通常、2
〜6時間加熱を続けることにより、2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノールの酸化カップリング反応の際に副生した3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノ
ンと未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールとのレド
ックス反応により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−
4,4′−ジヒドロキシビフェニルを生成させる反応と、
前記酸化カップリング反応(a)およびレドックス反応
(b)等により生成した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブ
チル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを脱アルキル化
してp,p′−ビフェノールを生成させる反応とを一段で
ともに進行させている。反応(c)における反応温度が
300℃を越えると、生成したp,p′−ビフェノールの分解
が進行し易くなるため好ましくなく、また、170℃未満
ではp,p′−ビフェノールの脱アルキル化反応に長時間
を要するようになるため好ましくない。
反応(c)において、添加する酸としては、硫酸、塩
酸、酢酸、ベンゼンスルホン酸類、シリカ−アルミナ、
活性白土などが用いられるが、工業上の原料としての入
手の容易さ、および生成物p,p′−ビフェノールと反応
(c)で用いられる触媒との濾別の必要性がないため、
硫酸またはp−トルエンスルホン酸を用いることが好ま
しく、経済性を加味すれば、硫酸がさらに好ましく用い
られる。
このような反応(c)において、溶媒としては、ベン
ゾフラン、ジフェニルエーテル、ジフェニル、飽和炭化
水素、スルホラン、フェノール、アルキルフェノール類
などを用いることができる。
脱アルキル化反応に伴うイソブテンの発生がほとんど
止まるまで、反応系を上記した所定の温度を保持し、こ
の反応(c)によりp,p′−ビフェノールを含む反応液
を得、次いでこの反応液を冷却してp,p′−ビフェノー
ルを析出させ、濾別すれば、粗製のp,p′−ビフェノー
ルが得られる。この粗製のp,p′−ビフェノールを少量
のトルエン等で洗浄し、乾燥すれば、白色の結晶とし
て、純度99%以上の精製されたp,p′−ビフェノールが
得られる。
なお、反応(c)において、3,3′,5,5′−テトラ−
t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルの脱アル
キル化反応により発生したイソブテンは、還流コンデン
サーにより他の反応物から分離され、反応系外に排出さ
れる。反応系外に排出されたイソブテンがガスとして回
収して他の用途に用いられる。
上記のようにして反応(c)を行なった後に、反応系
に、アルカリ水溶液を添加して、反応(c)の触媒とし
て用いられた酸を中和して、該触媒の塩を結晶として析
出させ、p,p′−ビフェノールと熱時において濾別した
後、得られた濾液を冷却してp,p′−ビフェノールを結
晶として分取するともでき、この場合、触媒の中和反応
により生成した塩が、p,p′−ビフェノールに取り込ま
れないのでさらに好ましい。
発明の効果 (1)本発明では、2,6−ジ−t−ブチルフェノールか
らp,p′−ビフェノールを製造するに際して、2,6−ジ−
t−ブチルフェノールの酸化カップリング反応により生
成した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒ
ドロキシビフェニルおよび3,3′,5,5′−テトラ−t−
ブチル−4,4′−ジフェノキノンと出発物質である2,6−
ジ−t−ブチルフェノールとを分離することなく、反応
系に酸を添加して、反応系に含まれるアルカリ触媒を、
中和するとともに反応系を酸性にすることにより、2,6
−ジ−t−ブチルフェノールと3,3′,5,5′−テトラ−
t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンとのレドックス反
応を行ない3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
ジヒドロキシビフェニルを生成させることができる。そ
して、このレドックス反応とともに3,3′,5,5′−テト
ラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルの脱
アルキル化反応も行なう。
したがって、本発明の製造方法によれば、反応中間体
あるいは触媒などを分離することなく、連続的にp,p′
−ビフェノールを製造することができ、製造工程が非常
に簡素化される。
また、反応(a)の2,6−ジ−t−ブチルフェノール
の酸化カップリング反応の後に、反応(b)を経由する
ことにより、p,p′−ビフェノールの収率は、反応
(b)を経由しない場合よりも、さらに向上する。
(2)中間生成分3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−
4,4′−ジヒドロキシビフェニルと触媒との濾別が不要
となり、中間生成物3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル
−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを単離して溶剤によ
る洗浄を行ったり、再結晶を行うなどの煩雑な操作が不
要となり、溶剤などによる洗浄を行なう必要がなく、p,
p′−ビフェノールの製造工程が簡略化でき、また厄介
な排水処理設備もまた不要となり、p,p′−ビフェノー
ルの製造工程全体の合理化を図ることができる。
(3)反応(c)において、p,p′−ビフェノールとと
もに得られるイソブテンは、ガスとして回収し、有効に
利用することができる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
実施例1 撹拌機、温度計、ガス吹き込み管、および還流コンデ
ンサーを備えた500mlオートクレーブに2,6−ジ−t−ブ
チルフェノールを150g(0.73モル)、25%の水酸化カリ
ウム水溶液を0.3g(1.34ミリモル)を仕込んで溶解さ
せ、185℃に昇温した。
このオートクレーブに5kg/cm2Gの圧力で、0.3/分
の速度で、空気を吹き込み、ほぼ理論量である0.17モル
の酸素と、2,6−ジ−t−ブチルフェノールとを、3時
間反応させた。
なお、反応した酸素の量は、オートクレーブに吹き込
んだ空気中の酸素濃度とオートクレーブからの廃ガス中
の酸素濃度を分析して計算により求めた。
次いで、反応系に窒素ガスを導入して反応系を空気的
雰囲気から窒素ガス雰囲気に置換し、この反応系を窒素
圧で2kg/cm2Gに保ち、190℃の温度で2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノールと3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,
4′−ジフェノキノンとのレドックス反応を2時間行な
い、反応液(1)を得た。
この得られた反応液(1)のうち10.0gを次の反応に
用いた。すなわち、この反応液(1)10.0gに溶媒とし
てフェノールを20gおよび硫酸を0.04g添加して反応系内
にある塩基を中和するとともにこの反応液(1)のpH値
を1として酸性にした。次いで180℃の温度で6時間か
けて、未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールと3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノ
ンとを反応させて3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−
4,4′−ジヒドロキシビフェニルとするレドックス反応
と、3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒド
ロキシビフェニルを脱アルキル化させて、p,p′−ビフ
ェノールとする反応を一段で行なわせた。
反応終了後、反応混合液を60℃まで冷却し、次いで濾
過して、母液(I)と粗製のp,p′−ビフェノールの結
晶とに分離した。得られた結晶をトルエンで洗浄した
後、乾燥して、精製されたp,p′−ビフェノールを得
た。
得られたp,p′−ビフェノールの重量は3.35gであり、
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノールの収率
は86.3%であった。また、得られたp,p′−ビフェノー
ルの全反応工程における収率は73.8%であり、純度は99
%以上であった。
実施例2 実施例1で得られた反応液(1)10.0gに、溶媒とし
てフェノールを20.7gおよび硫酸を0.08g添加して、反応
液(1)に含まれるアルカリ触媒として用いた塩基を中
和するとともに、反応液(1)のpHを1として酸性にし
た。
次いでこの反応液(1)を180℃の温度で6時間加熱
して、未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールと3,
3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノ
ンとを反応させて3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−
4,4′−ジヒドロキシビフェニルとするレドックス反応
と、3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒド
ロキシビフェニルを脱アルキル化させてp,p′−ビフェ
ノールとする反応とを一段で行なわせた。
反応終了後、反応混合液を60℃まで冷却し、次いで濾
過して、母液と粗製のp,p′−ビフェノールの結晶とに
分離した。得られた結晶をトルエンで洗浄した後、乾燥
して精製されたp,p′−ビフェノールを得た。
得られたp,p′−ビフェノールの重量は3.38gであり、
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノールの収率
は87.1%であった。また、精製して得られたp,p′−ビ
フェノールの全反応工程における収率は74.5%であり、
純度は99%以上であった。
実施例3 実施例1で得られた母液(I)の全量に、実施例1で
得られた反応液(1)を10.0g、溶媒としてフェノール
を0.1g、触媒として硫酸を0.04g添加して、185℃の温度
で、3時間反応を行なわせた以外は、実施例1と同様に
して反応を行なわせ、p,p′−ビフェノールを生成させ
た。
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロ
キシビフェニルの脱アルキル化により生成した粗製のp,
p′−ビフェノールの重量は、3.53gであり、仕込んだ反
応液中の3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジ
ヒドロキシビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノー
ルの収率は91%であった。また、上記したp,p′−ビフ
ェノールを精製して得られたp,p′−ビフェノールの全
反応工程における収率は77.8%であり、純度は99%以上
であった。
実施例4 実施例1で得られた反応液(1)10.0gに、溶媒とし
て、トリデカンを20.0gおよび触媒としてトルエンスル
ホン酸を0.05g添加して、反応液(1)に含まれるアル
カリ触媒として用いた塩基を中和するとともに、反応液
(1)のpHを1として酸性にした以外は、実施例2と同
様にして反応を行った。
得られたp,p′−ビフェノールの重量は3.50gであり、
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノールの収率
は90.3%であった。また、精製して得られたp,p′−ビ
フェノールの全反応工程における収率は77.2%であり。
純度は99%以上であった。
実施例5 実施例1で用いた500mlのオートクレーブに、2,6−ジ
−t−ブチルフェノールを100g(0.49モル)、50%の水
酸化カリウム水溶液を1.0g(8.93ミリモル)を仕込んで
200℃に昇温した。
このオートクレーブに純酸素を圧力7kg/cm2Gまで吹き
込んだところ、反応温度は215℃まで上昇した。この圧
力が4kg/cm2Gまで低下したところで、このオートクレー
ブに純酸素を7kg/cm2Gまで補充した。この補充操作を2
回繰り返すことにより、ほぼ理論量である0.12モルの酸
素と、2,6−ジ−t−ブチルフェノールとを1時間反応
させ、反応液(2)を得た。
この得られた反応液(2)のうち10.0gを次の反応に
用いた。すなわち、この反応液10.0gに溶媒としてスル
ホランを10gおよび硫酸を0.10g添加して、反応系内にあ
る塩基を中和するとともに、この反応液(2)のpH値を
1として酸性にした。
次いで、230℃の温度で2時間かけて、未反応の2,6−
ジ−t−ブチルフェノールと3,3′,5,5′−テトラ−t
−ブチル−4,4′−フェノキノンとを反応させて3,3′,
5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフ
ェニルとするレドックス反応と、3,3′,5,5′−テトラ
−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを脱ア
ルキル化させて、p,p′−ビフェノールとする反応とを
一段で行わせた。
反応終了後、反応混合液を60℃まで冷却し、次いで濾
過して、母液(II)と粗製のp,p′−ビフェノールの結
晶として分離した。得られた結晶をトルエンで洗浄した
後、乾燥して精製されたp,p′−ビフェノールを得た。
得られたp,p′−ビフェノールの重量は2.45gであり、
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノールの収率
は61.2%であった。また、精製して得られたp,p′−ビ
フェノールの全反応工程における収率は54.0%であり、
純度は99%以上であった。
実施例6 実施例5で得られた母液(II)の全量に、実施例5で
得られた反応液(2)を10.0g、溶媒としてスルホラン
を0.5g、触媒として硫酸を0.10g添加して、230℃の温度
で、2時間反応を行なわせた以外は、実施例5と同様に
して反応を行なわせ、p,p′−ビフェノールを生成させ
た。
3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロ
キシビフェニルの脱アルキル化により生成した粗製のp,
p′−ビフェノールの重量は、3.79gであり、仕込んだ反
応液中の3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジ
ヒドロキシビフェニルを基準とするp,p′−ビフェノー
ルの収率は95%であった。また、上記したp,p′−ビフ
ェノールを精製して得られたp,p′−ビフェノールの全
反応工程における収率は83.5%であり、純度は99%以上
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 37/50 // C07B 61/00 300

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルカリ触媒の存在下に2,6−ジ−t−ブ
    チルフェノールと酸素とを接触させて、2,6−ジ−t−
    ブチルフェノールの酸化カップリング反応を行なった
    後、該反応系に酸を加えてアルカリ触媒を中和するとと
    もに、該反応系を酸性とし、酸化カップリング反応の際
    に副生した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
    ジフェノキノンと未反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノ
    ールとのレドックス反応により3,3′,5,5′−テトラ−
    t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルを生成さ
    せるとともに、酸化カップリング反応およびレドックス
    反応により生成した3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル
    −4,4′−ジヒドロキシビフェニルを脱アルキル化して
    p,p′−ビフェノールを生成させることを特徴とするp,
    p′−ビフェノールの製造方法。
  2. 【請求項2】アルカリ触媒の存在下に2,6−ジ−t−ブ
    チルフェノールと酸素とを接触させて、2,6−ジ−t−
    ブチルフェノールの酸化カップリング反応を行なった
    後、該反応系に不活性ガスを導入して酸素不存在下に後
    記レドックス反応を進行させ、次いで該反応系に酸を加
    えてアルカリ触媒を中和するとともに、該反応系を酸性
    とし、酸化カップリング反応の際に副生した3,3′,5,
    5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジフェノキノンと未
    反応の2,6−ジ−t−ブチルフェノールとのレドックス
    反応により3,3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
    ジヒドロキシビフェニルを生成させるとともに、酸化カ
    ップリング反応およびレドックス反応により生成した3,
    3′,5,5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−ジヒドロキシ
    ビフェニルを脱アルキル化してp,p′−ビフェノールを
    生成させることを特徴とするp,p′−ビフェノールの製
    造方法。
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