JPH08158470A - 化粧材及びその取付構造 - Google Patents
化粧材及びその取付構造Info
- Publication number
- JPH08158470A JPH08158470A JP30193494A JP30193494A JPH08158470A JP H08158470 A JPH08158470 A JP H08158470A JP 30193494 A JP30193494 A JP 30193494A JP 30193494 A JP30193494 A JP 30193494A JP H08158470 A JPH08158470 A JP H08158470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative material
- balcony
- unit
- exterior wall
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 幕板部と水切部よりなるバルコニーユニット
の外壁に設けられた受材に取付けることにより、少ない
部材で、バルコニーユニットの化粧材の施工を簡単に
し、施工コストと部材コストを低減させることが可能な
化粧材を提供する。 【構成】 下階外壁面より突出するバルコニーユニット
２の外壁面下縁部の前方に配される幕板部５２と、この
幕板部５２の下端より、バルコニーの軒天井側縁下部ま
で延在された見切部５１とからなる。
の外壁に設けられた受材に取付けることにより、少ない
部材で、バルコニーユニットの化粧材の施工を簡単に
し、施工コストと部材コストを低減させることが可能な
化粧材を提供する。 【構成】 下階外壁面より突出するバルコニーユニット
２の外壁面下縁部の前方に配される幕板部５２と、この
幕板部５２の下端より、バルコニーの軒天井側縁下部ま
で延在された見切部５１とからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニーに使用され
る化粧材に関する。
る化粧材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般には建物のバルコニーの軒天
井と外壁との境界には、特開平６−１０１２９９号等公
報にみられる如く、軒天井見切縁が設けられている。ユ
ニット建物等の居室の外壁に沿って設けられるバルコニ
ーユニットにおいては、図２の従来のユニット建物の断
面図に示すように、居室の外壁２０より外側に張り出し
て設けられたバルコニーユニット１０の両端の軒天井見
切縁３０、３０は、軒天材４０の端部に設けられた野縁
５０、５０に釘６０、６０により打釘されて取付けられ
ている。更に、バルコニー外壁面下縁部には受材７０を
介して幕板８０が取り付けられる。
井と外壁との境界には、特開平６−１０１２９９号等公
報にみられる如く、軒天井見切縁が設けられている。ユ
ニット建物等の居室の外壁に沿って設けられるバルコニ
ーユニットにおいては、図２の従来のユニット建物の断
面図に示すように、居室の外壁２０より外側に張り出し
て設けられたバルコニーユニット１０の両端の軒天井見
切縁３０、３０は、軒天材４０の端部に設けられた野縁
５０、５０に釘６０、６０により打釘されて取付けられ
ている。更に、バルコニー外壁面下縁部には受材７０を
介して幕板８０が取り付けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバルコニーユニット１０においては、バルコニーユ
ニットの組み立て施工において、軒天井見切縁３０、３
０を野縁５０、５０に取付けた上、更に野縁５０、５０
を軒天材４０に取付け、更に幕板８０を取り付けるとい
った二度手間により多くの工数がかかるとともに、多く
の部材を用いる必要があり、特に工場ではなく現場にお
いて施工される場合には、下から上方に向かっての施工
となるため、非常に作業がやりにくく必要以上に工数を
要するため、コスト高となるなどの問題があった。
来のバルコニーユニット１０においては、バルコニーユ
ニットの組み立て施工において、軒天井見切縁３０、３
０を野縁５０、５０に取付けた上、更に野縁５０、５０
を軒天材４０に取付け、更に幕板８０を取り付けるとい
った二度手間により多くの工数がかかるとともに、多く
の部材を用いる必要があり、特に工場ではなく現場にお
いて施工される場合には、下から上方に向かっての施工
となるため、非常に作業がやりにくく必要以上に工数を
要するため、コスト高となるなどの問題があった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、少ない部材で、バルコニーの化
粧材（幕板、軒天井の見切り縁）の施工を簡単にし、施
工コストと部材コストを低減させることが可能な化粧材
及びその取付構造を提供することにある。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、少ない部材で、バルコニーの化
粧材（幕板、軒天井の見切り縁）の施工を簡単にし、施
工コストと部材コストを低減させることが可能な化粧材
及びその取付構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
化粧材及びその取付構造においては、下階外壁面より突
出するバルコニーの外壁面下縁部の前方に配される幕板
部と、この幕板部の下端よりバルコニーの軒天井側縁下
部まで延在された見切部とからなることを特徴とする。
又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造において
は、請求項１記載の化粧材の幕板部がバルコニーユニッ
トの外壁に取付けられた受材に固定されていることを特
徴とする。
化粧材及びその取付構造においては、下階外壁面より突
出するバルコニーの外壁面下縁部の前方に配される幕板
部と、この幕板部の下端よりバルコニーの軒天井側縁下
部まで延在された見切部とからなることを特徴とする。
又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造において
は、請求項１記載の化粧材の幕板部がバルコニーユニッ
トの外壁に取付けられた受材に固定されていることを特
徴とする。
【０００６】
【作用】請求項１記載の本発明の化粧材においては、一
部分で従来の幕板、及び軒兼見切り縁が構成されるの
で、少ない部材で、バルコニーの化粧材の施工を簡単に
し、施工コストと部材コストを低減させることができ
る。又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造にお
いては、化粧材の下から上に向かっての作業がなくな
り、施工性が向上する。
部分で従来の幕板、及び軒兼見切り縁が構成されるの
で、少ない部材で、バルコニーの化粧材の施工を簡単に
し、施工コストと部材コストを低減させることができ
る。又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造にお
いては、化粧材の下から上に向かっての作業がなくな
り、施工性が向上する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、本発明の化粧材の取付け構造をユニット
建物に適用した一例を示す断面図である。図１におい
て、１はユニット建物の居室ユニットであり、２はバル
コニーユニットである。
する。図１は、本発明の化粧材の取付け構造をユニット
建物に適用した一例を示す断面図である。図１におい
て、１はユニット建物の居室ユニットであり、２はバル
コニーユニットである。
【０００８】３は居室側の軒天井見切縁であり、塩化ビ
ニル鋼板（厚さ0.55mm）が用いられており、この軒天井
見切縁３はバルコニーユニット２の底面の軒天２１の端
部と居室ユニット１の外壁１１との間に設けられてい
る。この軒天井見切縁３は、居室ユニット１の外壁１１
の上端の横桟１２に釘３により打釘されて取付けられて
いる。
ニル鋼板（厚さ0.55mm）が用いられており、この軒天井
見切縁３はバルコニーユニット２の底面の軒天２１の端
部と居室ユニット１の外壁１１との間に設けられてい
る。この軒天井見切縁３は、居室ユニット１の外壁１１
の上端の横桟１２に釘３により打釘されて取付けられて
いる。
【０００９】一方、バルコニーユニット２の底面に設け
られる軒天２１は、予め工場においてバルコニーユニッ
ト２の床に設けられた横梁２２、２２に、従来のような
野縁を設けることなく、直接釘２３、２３により打釘さ
れている。
られる軒天２１は、予め工場においてバルコニーユニッ
ト２の床に設けられた横梁２２、２２に、従来のような
野縁を設けることなく、直接釘２３、２３により打釘さ
れている。
【００１０】４は受材であり、この受材４はバルコニー
ユニット２の先端の外壁２４に釘２４、２４により打釘
された上、固定されて設けられている。
ユニット２の先端の外壁２４に釘２４、２４により打釘
された上、固定されて設けられている。
【００１１】５はバルコニーユニット２の外壁２４側に
設けられる化粧材であり、下方の見切り部５１とからな
る。又、この化粧材５は、上端面を受材４にタッピング
ネジ２６により螺着されて固定されている。
設けられる化粧材であり、下方の見切り部５１とからな
る。又、この化粧材５は、上端面を受材４にタッピング
ネジ２６により螺着されて固定されている。
【００１２】このバルコニーユニット２はユニット建物
の施工現場において、既に取付けられている軒天井見切
縁３との間に、外壁１１に沿って設置し、工場において
取付けられてきた受材５に先端側の軒天井見切縁５を最
後に取付けることにより完成させることができる。又、
工場において受材４に化粧材５を取付けた状態にして、
施工現場まで輸送して、居室ユニット１の上に施工する
ことも可能である。
の施工現場において、既に取付けられている軒天井見切
縁３との間に、外壁１１に沿って設置し、工場において
取付けられてきた受材５に先端側の軒天井見切縁５を最
後に取付けることにより完成させることができる。又、
工場において受材４に化粧材５を取付けた状態にして、
施工現場まで輸送して、居室ユニット１の上に施工する
ことも可能である。
【００１３】従って、従来の軒天井見切縁のように、バ
ルコニーユニットに軒天見切縁を取付けるための野縁が
不要となりコストの低減となり、バルコニーの化粧材と
して好適である。
ルコニーユニットに軒天見切縁を取付けるための野縁が
不要となりコストの低減となり、バルコニーの化粧材と
して好適である。
【００１４】
【発明の効果】請求項１記載の本発明の化粧材において
は、一部分で従来の幕板、及び軒兼見切り縁が構成され
るので、少ない部材で、バルコニーの化粧材の施工を簡
単にし、施工コストと部材コストを低減させることがで
きる。又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造に
おいては、化粧材の下から上に向かっての作業がなくな
り、施工性が向上する。
は、一部分で従来の幕板、及び軒兼見切り縁が構成され
るので、少ない部材で、バルコニーの化粧材の施工を簡
単にし、施工コストと部材コストを低減させることがで
きる。又、請求項２記載の本発明の化粧材の取付構造に
おいては、化粧材の下から上に向かっての作業がなくな
り、施工性が向上する。
【００１５】更に、以下の効果が期待される。 １）軒天井見切縁がユニット建物の組立て工場におい
て、居室ユニット、或いはバルコニーユニットの受材に
外部より簡単に取付けられ、従来と比較して施工が非常
に簡略化され工数も大幅に削減できる利点がある。工数
が削減される。 ２）軒天井見切縁がバルコニーの外壁を覆うようにして
設けられるので、軒天見切縁と外壁との間に隙間ができ
ず、防火の点で効果的である。従って、バルコニーの化
粧材として好適である。
て、居室ユニット、或いはバルコニーユニットの受材に
外部より簡単に取付けられ、従来と比較して施工が非常
に簡略化され工数も大幅に削減できる利点がある。工数
が削減される。 ２）軒天井見切縁がバルコニーの外壁を覆うようにして
設けられるので、軒天見切縁と外壁との間に隙間ができ
ず、防火の点で効果的である。従って、バルコニーの化
粧材として好適である。
【図１】本発明の化粧材の取付構造を適用したユニット
建物の一例を示す断面図。
建物の一例を示す断面図。
【図２】従来の化粧材を適用したユニット建物の断面
図。
図。
１ 居室ユニット ２ バルコニーユニット ３ 軒天井見切縁 ４ 受材 ５ 化粧材 １１、２４ 外壁 １２ 横桟 ２１ 軒天井 ２２ 横梁 ２３、２５ 釘 ２６ タッピングネジ ５１ 見切部 ５２ 幕板部
Claims (2)
- 【請求項１】 下階外壁面より突出するバルコニーの外
壁面下縁部の前方に配される幕板部と、この幕板部の下
端よりバルコニーの軒天井側縁下部まで延在された見切
部とからなることを特徴とする化粧材。 - 【請求項２】 請求項１記載の化粧材の幕板部がバルコ
ニーユニットの外壁に取付けられた受材に固定されてい
ることを特徴とする化粧材の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30193494A JPH08158470A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 化粧材及びその取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30193494A JPH08158470A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 化粧材及びその取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158470A true JPH08158470A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17902873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30193494A Pending JPH08158470A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 化粧材及びその取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08158470A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170137A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Panahome Corp | バルコニーの軒天見切構造 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30193494A patent/JPH08158470A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007170137A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Panahome Corp | バルコニーの軒天見切構造 |
| JP4644116B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-03-02 | パナホーム株式会社 | バルコニーの軒天見切構造 |
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