JPH08157382A - 抗精神疾患剤 - Google Patents

抗精神疾患剤

Info

Publication number
JPH08157382A
JPH08157382A JP31954794A JP31954794A JPH08157382A JP H08157382 A JPH08157382 A JP H08157382A JP 31954794 A JP31954794 A JP 31954794A JP 31954794 A JP31954794 A JP 31954794A JP H08157382 A JPH08157382 A JP H08157382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carp fish
fish oil
carp
oil
depression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31954794A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nagata
耕一 永田
Akira Iwatani
明 岩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31954794A priority Critical patent/JPH08157382A/ja
Publication of JPH08157382A publication Critical patent/JPH08157382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 うつ病、精神神経症、精神***症等の精神疾
患に対する安全で優れた治療剤を提供すること。 【構成】 鯉魚油単独からなる、または鯉魚油を有効成
分として含有するうつ病、精神神経症、精神***症等の
抗精神疾患剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鯉魚より得られた鯉魚油
を有効成分とするうつ病、精神神経症、精神***症等の
精神疾患の治療並びにこれらの症状の改善に有用な薬剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】鯉(Cyprinus carpio
linnaeus)はコイ目コイ科に属する温帯性の淡
水魚で、我が国では昔から食用として利用されてきてお
り、また様々な薬効があると言われている。漢方医学に
おいては、鯉の肉には利尿作用があり、むくみ、はれ、
のぼせなどの症状を改善し、黄疸を防ぎ、咳や吐き気を
抑える作用があるとされている。また、鯉の肉が母乳の
出をよくする働きがあることは良く知られている。ま
た、鯉の肝は眼精疲労の特効薬であり、白内障や緑内障
の治療にも用いられている。さらに、鯉の生き血が肺炎
や百日咳に効くとして民間で利用されている。または、
鯉に含有されている油は鯉魚油と呼ばれ古くから火傷治
療の外用薬として使用されてきている。最近、このよう
な鯉の薬効に注目して、鯉に人体にとって有用な生理活
性物質が含まれているか否かについての科学的な研究が
なされ、鯉エキス(鯉に3倍量の日本酒を加え、低温で
抽出して調製したエキス)には過酸化脂質投与による肝
障害の発症を予防する働きがあることが明らかにされた
(「基礎と臨床」,22(9),2621〜2625,
1988)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、鯉は種々
の薬効を有しているが、それらの薬効はいずれも内科、
外科または眼科の領域に属するものであり、精神神経科
の領域における用途はこれまで全く知られていなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鯉魚油が
うつ病を初めとする様々な精神疾患の症状を改善し、精
神疾患の治療に優れた効果を示すことを見いだした。本
発明はこの新しい知見に基づいてなされたものである。
この発明の一つの観点によれば鯉魚油を有効成分として
含有する精神疾患治療剤を提供するものである。本発明
の鯉魚油は種々の精神疾患に有効であり、とりわけうつ
病、精神神経症、精神***症の治療に卓効を示す。本発
明の他の観点によれば、鯉魚油を有効成分として含有す
るうつ病治療剤(抗うつ剤)を提供するものである。鯉
魚油は種々のうつ病症状に用いることができ、しかも副
作用なしにうつ病を治療することができる。
【0005】また、血圧降下剤、ステロイドホルモン剤
や、C型肝炎などに頻用されるインタフェロン剤などの
長期投与によってしばしばもたらされるうつ病症状の改
善剤として、これらの薬剤の副作用防止に供し得る。
【0006】本発明の別の観点によれば、鯉魚油を有効
成分として含有する精神神経症治療剤(抗精神神経症
剤)を提供するものである。鯉魚油は精神神経症の種々
の症状に対して優れた改善作用を示し、しかも副作用が
ない。更に、本発明の別の観点によれば、鯉魚油を有効
成分として含有する精神***症治療剤(抗精神***症
剤)を提供するものである。鯉魚油は精神***症の症状
を改善することが認められ、しかも服用による副作用は
見られない。
【0007】うつ病は、たいしたきっかけもなく、なぜ
かやる気がなくなり、非常に疲労感があり、何事にも興
味を覚えず、黙り込んで人に会いたがらず、そして過度
の取り越し苦労をしたり、過去のことを思い出して後悔
を続けたり、将来を考えて暗澹としてふさがったような
感じになったりする。うつ病症状がどういうわけか起こ
ってくるのがうつ病である。そして放っておけば、段々
ひどくなり、何ケ月もあるいは1年以上も続くのが特徴
で最終的には自殺志向が非常に高まるという危険性をも
つ。しかも性格的に几帳面で生まじめなタイプの人に発
生率が高く、仕事の多忙化に伴い世界的にうつ病が拡が
っている。そして鯉魚油の内服によってこのうつ病症状
が改善され、副作用なしに、うつ病が治療される。
【0008】本発明に使用される鯉魚油は、鯉魚を水或
いは低濃度のエタノールで熱抽出して濾過した後、分離
した鯉魚の油脂分を分取することによって製造すること
が出来る。こうして得られた鯉魚油は特有の臭気を有す
る淡褐色の液体で、水に不溶、エタノールに難溶、エー
テル、ベンゾール、クロロホルム、四塩化炭素に可溶で
ある。そして原料の鯉魚の産地、生育年月によって若干
異なるが、酸価1.5〜2.0、ケン化価180〜19
5、ヨウ素価105〜120、不ケン化価(%)1.2
〜2.0の組成をもち、構成脂肪酸としては、リノレン
酸、リノール酸、イコサペンタエン酸(EPA)、ドコ
サヘキサエン酸(DHA)などの生体内で活性酸素の生
成を抑制し、抗酸化作用を持つ不飽和脂肪酸が多く、細
胞の損傷改善に寄与するものと考えられる。鯉魚油はヒ
トに対するうつ病症状改善治療剤として極めて有用なも
のであり、かつ副作用がほとんど認められない。
【0009】この発明における鯉魚油の投与量は病状に
応じて異なるが、成人に対する内服の場合、1日あたり
3〜30g、好ましくは5〜15gを1日2〜3回に分
けて投与することによって効力を発揮することが出来
る。服用期間は軽症であれば約1週間で薬効をもたら
し、重症であっても1〜2ケ月の連用で精神安定剤を服
用しなくともうつ症状を発現しない状態に改善し得る。
適用範囲としてはうつ病の治療、血圧降下剤、ステロイ
ド剤、インタフェロン剤等の薬剤の長期投与により副作
用として、生じたうつ病症状の改善、除去に有効であ
る。
【0010】この発明による抗精神疾患剤は、鯉魚油の
単独、または鯉魚油と固体もしくは液体の賦形剤もしく
は希釈剤からなるものである。そして投与の剤型ならび
に投与法としては、通常、カプセル剤、散剤、錠剤、茶
剤、顆粒剤、乳剤、液剤(シロップ剤、ドリンク剤、流
エキス剤などを含む)などの内服の形がある。また注射
剤の形であってもよい。又、カカオ脂と混じてチョコレ
ート、ゼリー菓子、ケーキ等の菓子類に混和して投与し
てもよい。ただ前述したような1回の投与量に必要な鯉
魚油を含むように製剤化するのが望ましい。ここに使用
される固体または液体の賦形剤または希釈剤としては、
当該分野において公知のものが使用される。以下に実施
例(鯉魚油の製造例及び臨床治験例を挙げて本発明を更
に詳しく説明する。
【0011】
【実施例】
製造例(鯉魚油の製造方法) ブツ切りにした黒鯉1.5kgに、防腐と塩析の目的で
15%の蔗糖を溶かした水4リットルを加え、還流冷却
器を付して約8時間加熱し、一夜放置して、上部に分離
した油分を採取し、水洗した後圧搾濾過して鯉魚油15
g(収量3%)を得た。こうして得られた鯉魚油は特有
の臭気をもつ淡褐色の液で次の如き組成を有した。 酸価 1.7 ケン化価 191.8 ヨウ素価 114.6 不ケン化物(%) 1.7 また、構成脂肪酸をガスクロマトグラフィーで分析する
と、次の如き組成を示した。
【0012】(測定方法) a)メチルエステルの調整 基準油脂分析試験法 2・4・10−71の方法により
ケン化し、不ケン化物を除去後、脂肪酸とし、基準油脂
分析試験法2・4・20−711の方法によりメチルエ
ステル化し、b)の条件下にガスクロマトグラフに付
す。 b)ガスクロマトグラフの条件 カラム:2m×3mm:20%DEGS クロモソルブ WAW60〜80メッシュ 温度 :注入口 250℃ : カラム210℃ 検出器:FID
【0013】測定結果を次表に示す。
【表1】測定値
【0014】このようにして製造した鯉魚油を使用して
の臨床治験例を挙げる。 (臨床治験例) 治験例1 38才男性、うつ病状態の神経症の患者。 病歴 生来感情起伏の激しい性情を有する体質であったが、1
ケ月前より、自宅の経済状態の悪化、仕事上のストレス
が加わって、精神的にうつ状態に落ち入り、勤務も休ん
で自宅にこもりきりの状態にまで悪化した。そこで他病
院の精神科を受診。うつ病の診断をされ、うつ病治療の
経口薬を投与され服薬を1ケ月続けるも改善されず、一
日自宅にこもりきり状態が続き、人に会うのが不安とな
り、仕事への意欲も全く無くなった。そこで来院した。 治療経過 来院後、鯉魚油を1回5gを1日3回15gを空腹時に
服用せしめた所、2日目には気分爽快となり、人と会う
不安感が消失、仕事への意欲が出はじめ、1週間後には
正常な状態に改善され、仕事へと完全に復帰出来、健康
な状態に完全に快復した。以後も再発はなく正常状態を
維持している。
【0015】治験例2 78才女性、重症のうつ病の患者。 病歴 生来神経質で、30年来定期的にうつ病状態を繰り返し
ている。他病院に長期間通院し、精神安定剤の服用を続
けていたが、うつ症状の改善は困難な経過をたどってい
た。 治療経過 1年前に来院し、1日鯉魚油15gを3回に分服するの
を続行させた所、1年以上経過するも、精神的に非常に
安定して気分の落ちついた状態を維持し、この間うつ病
症状を1度も発現していない。うつ状態の時は本患者は
妄想状態になるが、鯉魚油を服用して以来、妄想を感ず
る事は全く消失している。重症のうつ病改善に着効をみ
た例である。
【0016】治験例3 68才男性、神経症の患者。 病歴 生来神経質で、気分が不安定でイライラ状態が続き、わ
ずかなことでもおこりっぽく、精神安定剤を多量常用し
ないことには不眠も続く状態であった。 治療経過 2ケ月前に来院、1日15gの鯉魚油を2回分服させた
所、まる1ケ月で気分のイライラが鎮まり、持続する不
安定な精神状態が消失し、おこりっぽい性情が改善され
た。仕事は農作業であるが、疲れも少なくなり仕事もは
かどるようになっている。精神安定剤の服用も全く不要
となっている。鯉魚油が精神安定作用をもたらしたこと
は明らかである。
【0017】治験例4 40才女性、精神***病の患者。 病歴 精神***病として2年半前より当院にて加療中。精神病
の内服薬の投与を続けているが、表情に乏しく感情の変
化が見られず、無表情の顔、目つきに変化は認められな
かった。 治療経過 2ケ月前より鯉魚油を1日10gづつ従来の神経病の内
服薬に加えて投与を始めた所、2ケ月後には顔に表情が
出現し、笑うようになって、感情の変化がでるようにな
った。***病の根治は困難と考えられるが、表情、目つ
きに感情の変化を示してきたことにより、病状の改善は
明らかに認められる。鯉魚油はうつ病の改善のみでな
く、精神***症の症状改善に役立つものと考えられる。
【0018】治験例5 54才男性、重症のうつ病の患者。 病歴 1年前うつ病の診断をうけ精神科の内服剤の内服を続け
たが、無力感がつのり、将来への不安感がとれず、対人
恐怖等のうつ症状が増大した。 治療経過 4ケ月前より、鯉魚油を1日15gづつ併用投与を始め
たところ、日毎に元気になり精神状態は明るくなり、う
つ症状の発現は殆どなくなった。神経科の内服薬の内服
は減量しつつあり、近く鯉魚油のみの投与に切り換える
予定である。
【0019】治験例6 70才女性、慢性関節リュウマチの患者(ステロイドホ
ルモン剤連用によるうつ症状発現) 病歴 12年来の慢性関節リュウマチにて他病院で加療をう
け、まる1年6ケ月前よりステロイドホルモン剤、プレ
トニンを1日5mg〜7.5mgづつ服用を続けてい
る。病状の悪化は防がれているが、ステロイド剤のムー
ンフェイスなどの副作用が認められるようになった。 治療経過 そこで6ケ月前より当院内科で経過観察することとな
り、ステロイドホルモン剤のプレドニンの投与を2〜3
日の間隔で5mg投与に減量変更した。更に2ケ月前よ
り、平均2.5mg1日投与に減量した。それでもリュ
ウマチ悪化は認められなかったが、ステロイドホルモン
剤の投与量減少によるステロイド剤特有の狭心症様症状
とうつ病症状が発現し、増強されて来た。その為プレト
ニンを1日5mg投与にもどし増量したが、うつ症状の
改善は全くみられず、そこで鯉魚油1日5mgを併用投
与することにした。2週間後、狭心症症状と共にうつ症
状も若干軽減したがその改善効果は軽度であった。よっ
て鯉魚油を1日10g投与に増量投与に切り換えた所、
10日後には狭心症様症状と共にうつ病症状は消失し改
善をはかることが出来た。使用を続けることによりその
後うつ病症状の発現は全く認められない。鯉魚油の1日
10g以上の投与はより、ステロイドホルモン剤の投与
減量により生ずる副作用である精神不安、うつ症状の発
現が防止され、改善されることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】鯉魚油は、うつ病、精神神経症、精神分
裂病等の精神疾患の諸症状に対して優れた改善作用を示
し、しかも格別の副作用が認められないのでこのような
精神疾患の治療剤として極めて有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鯉魚油単独からなるまたは鯉魚油を有効
    成分として含有してなることを特徴とする抗精神疾患
    剤。
  2. 【請求項2】 うつ病の治療のための請求項1記載の抗
    精神疾患剤。
  3. 【請求項3】 精神神経症の治療のための請求項1記載
    の抗精神疾患剤。
  4. 【請求項4】 精神***症の治療のための請求項1記載
    の抗精神疾患剤。
JP31954794A 1994-11-30 1994-11-30 抗精神疾患剤 Pending JPH08157382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31954794A JPH08157382A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 抗精神疾患剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31954794A JPH08157382A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 抗精神疾患剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08157382A true JPH08157382A (ja) 1996-06-18

Family

ID=18111480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31954794A Pending JPH08157382A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 抗精神疾患剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08157382A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100464782C (zh) 纤维肌痛症治疗剂
US6335021B1 (en) Composition for controlling mood disorders in healthy individuals
JP6542275B2 (ja) GPCR19作用剤を有効成分として含有するアレルギー性皮膚疾患の予防又は治療用の組成物{Composition for preventing or treating allergic dermatitis comprising GPCR19 agonist as an active ingredient}
KR100594400B1 (ko) 이소발레린산 유도체 cns 억제제를 이용한 경련, 경직의 치료
US20190321426A1 (en) Combination therapies with cannabis plant extract
JP2527924B2 (ja) 宿酔症状の予防及び治療用生薬剤組成物並びにその製造方法
JPH09208484A (ja) 活性酸素消去剤及びそれを含む組成物
US10799549B2 (en) Hepatoprotective traditional chinese medicine composition containing fructus ligustri lucidi, herba exliptae, radix paeoniae alba, rhizoma curcumae longae and clam extract, preparation method and use thereof
JPH08157382A (ja) 抗精神疾患剤
JP4109835B2 (ja) 薬効を有する鯉の抽出物
JP2003104901A (ja) 健康指向性組成物
KR101511700B1 (ko) 아토피 피부염 개선용 조성물 및 그 제조방법
JPH09187248A (ja) 抗アレルギー食品
TWI796023B (zh) 藥物組合物及其用途
EP3813947B1 (en) Neem for treatment of rls
JP2015531353A (ja) リュウガン種子アルコール抽出物の使用
CN108451947B (zh) 一种治疗痛风性关节炎的凝胶透皮制剂及其制备方法
JP3668538B2 (ja) 活性酸素消去剤及びそれを含む組成物
JPS6187621A (ja) アレルギ−性鼻炎及びアレルギ−性喘息治療薬
JP2002173434A (ja) 抗アレルギー性組成物
JP2004352680A (ja) アレルギー性疾患治療用組成物
Nurbek et al. Features of the therapeutic scheme of ascaridosis treatment in Kazakhstan
KR20000074868A (ko) 발기부전 치료용 조성물 (3)
JPH04275224A (ja) 痴呆症治療剤
KR20210047415A (ko) 강황 추출물을 유효성분으로 하는 gabaa 수용체 효능제의 부작용 경감용 조성물