JPH081562B2 - 図形検査方法及び装置 - Google Patents

図形検査方法及び装置

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JPH081562B2
JPH081562B2 JP4193555A JP19355592A JPH081562B2 JP H081562 B2 JPH081562 B2 JP H081562B2 JP 4193555 A JP4193555 A JP 4193555A JP 19355592 A JP19355592 A JP 19355592A JP H081562 B2 JPH081562 B2 JP H081562B2
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淳二 喜舎場
和宏 南
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T19/00Manipulating 3D models or images for computer graphics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2219/00Indexing scheme for manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T2219/012Dimensioning, tolerancing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2219/00Indexing scheme for manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを用いた
作図システムにおいて、操作者により全ての要求される
寸法が書かれたか否かを検査する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のコンピュータを用いた
作図システムのブロック・ダイアグラムである。作図シ
ステムは、キーボード、表示装置、マウス、MPU及び
メモリを含む。操作者は、キーボードもしくはマウス等
の入力装置を用いることにより、表示装置の表示スクリ
ーン上に例えば図2に示される図形を作成することがで
きる。図2の図形は垂直線201、202、203、2
04、205及び206、水平線207、208、20
9、210及び211、並びに円212の中心を表す1
点鎖線213及び214を含む。この図形を作成するた
めに、操作者は、各直線の始点の座標データ及び終点の
座標データを入力装置を介してMPUに供給する。MP
Uは、指定された座標の表示スクリーン上の位置を調べ
て座標データを発生する。MPUは直線毎に一組のデー
タを発生する。一組のデータは、処理されつつあるデー
タが直線であることを表す識別コード(例えば20
0)、直線の始点の座標データ、終点の座標データ及び
色のコードである。例えば、直線201に対する一組の
データは、コード200、X1、Y1、X1、Y5及び
色コード(C/C)であり、図1のメモリ1のメモリ領
域10のアドレスNに記憶される。図形が作成された時
の色コードを第1番目の色コードと呼び、これは例えば
緑色である。直線202に対する一組のデータ即ち、コ
ード200、X2、Y1、X2、Y2及びC/Cがアド
レスN+1に記憶される。このようにして垂直線201
−206のデータがメモリ領域10のアドレスN〜N+
5に記憶される。次いで、水平線207〜211の一組
のデータがアドレスN+6からN+10に記憶される。
【0003】次いで円212の中心を表す1点鎖線21
3及び214のデータがメモリ領域10のアドレスN+
X及びN+X+1に記憶される。1点鎖線の識別コード
は201であることに注目されたい。このようにメモリ
領域10には、図形の垂直線、水平線及び1点鎖線のデ
ータが記憶される。
【0004】次に操作者は、再び入力装置を用いること
により、図2に示されている寸法A〜Iを入力する。図
2は、要求される全ての寸法A〜Iが操作者により書か
れる例を示す。例えば寸法Aの入力動作を説明すると、
操作者は、入力装置を用いることにより、直線201及
び直線204を指定し、さらに寸法Aの表示位置を指定
する。これらの指定に応答してMPUは直線201及び
直線204のX座標に基づいて寸法Aを発生し、さらに
寸法Aの座標データ(XA、YA)を発生し、これらを
含む一組のデータを発生して図1のメモリ領域11のア
ドレスKに記憶する。一組のデータは、水平方向の寸法
を表すコード(300)、寸法Aの表示位置に近い直線
201及び204の端点の座標即ちX1、Y5、X7、
Y5、寸法Aの表示位置を表す座標データXA、YA並
びに寸法Aである。次に操作者は、入力装置を用いるこ
とにより、直線201及び直線202を指定し、さらに
寸法Bの表示位置を指定する。これらの指定に応答して
MPUは、一組のデータを発生する。この一組のデータ
は、コード300、寸法Bに近い直線201及び202
の端点を表すX1、Y1、X2、Y1、寸法Bの表示位
置を表す座標データXB、YB及び寸法Bである。この
一組のデータはメモリ領域11のアドレスK+1に記憶
される。寸法C〜IのデータはアドレスK+2〜K+8
に記憶される。このように、メモリ領域11は、寸法に
対する一組のデータを記憶する。
【0005】メモリ領域K+5〜K+8には垂直方向の
寸法F、G、H及びIのデータが記憶される。垂直方向
の寸法データは、図1に示されるようにコード301で
識別される。
【0006】メモリ領域11に記憶される寸法データが
2つの直線の端点の座標値を含む理由は、これらの座標
値が寸法記入のための線の位置を指定するのに要求され
るからである。
【0007】メモリ領域11に記憶される寸法データは
色コードを含んでいるが、図を簡略にするために示され
ていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】要求される全ての寸法
A〜Iが記入されているかの検査は、操作者の目により
行われてきた。複雑な図面では寸法の数が多く、寸法の
漏れをなくすることが望まれている。本発明はこの問題
を解決する。
【0009】
【課題を解決するための手段】図形を形成するX軸及び
Y軸に平行な複数の直線の各々の両端部を表すXY座標
値及び第1の色を表す第1色コードを含む第1データ、
並びに操作者による2つの直線の間の距離を表す寸法値
の入力動作に応答して該寸法値及び上記2つの直線の両
端部のうち上記寸法値の記入位置に近い端部をそれぞれ
表すXY座標値を含む第2データを記憶装置に記憶し、
上記第1データ及び第2データを読み出して上記図形を
表示装置に表示するシステムのための、上記Y軸に平行
な直線相互間の寸法値が上記図形に記入されているか否
かを検査する本発明に従う方法は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
ップと、 (ロ)上記Y軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
するステップと、 (ハ)上記基準線のX座標値を用いて上記記憶装置内の
上記第2データを検索して、2つのX座標値のうち一方
が上記基準線のX座標値に等しい第2データを読み出す
ステップと、 (ニ)該第2データの他方のX座標値を用いて上記記憶
装置を検索して、上記他方のX座標値に等しいX座標値
及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
出すステップと、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
表示するステップとを含む。そして、上記ステップ
(ハ)は、上記基準線のX座標値をXL1とし、上記第
2データに含まれるX座標値をXL2及びXL3とし、
XL1=XL2、XL1=XL3若しくはXL1=(X
L2+XL3)/2を満足するXL2若しくはXL3を
含む上記第2データを読み出すことを特徴とする。
【0010】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
るシステムのための、上記Y軸に平行な直線相互間の寸
法値が上記図形に記入されているか否かを検査する本発
明に従う方法は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
ップと、 (ロ)上記ステップ(イ)に続いて、上記Y軸に平行な
複数の直線のうちの1本が基準線として選択されたこと
に応答して、該基準線の第1データのアドレスを第1レ
ジスタに記憶するステップ(32)と、 (ハ)上記ステップ(ロ)に続いて、上記基準線の上記
第1データのアドレスを上記第1レジスタから色コード
供給手段に送り、該色コード供給手段から上記基準線の
第1データのアドレス及び上記基準線を表す色コードを
上記記憶装置に送り上記アドレスにある上記基準線の第
1データのうちの上記第1色コードを上記基準線を表す
色コードに変更して該色コードの色で上記基準線を表示
し、そして該基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1
データの第1色コードを第2の色を表す第2色コードに
変更して表示するステップ(33)と、 (ニ)上記ステップ(ハ)に続いて、上記基準線の第1
データのアドレスを第2レジスタに記憶するステップ
(42)と、 (ホ)上記ステップ(ニ)に続いて、上記第2レジスタ
内にアドレスが記憶されているか否かを調べるステップ
(43)と、 (へ)上記第2レジスタ内にアドレスが記憶されている
ことに応答して、上記第2レジスタから上記アドレスを
上記色コード供給手段に送り、該色コード供給手段から
上記アドレス及び上記第1色コードを上記記憶装置に送
り上記アドレスにある第1データの色コードを上記第1
色コードに変更して該第1データが表す直線を上記第1
色コードで表示するステップ(45)と、 (ト)上記ステップ(へ)におけるアドレスの上記第1
データ内のX座標値を用いて、上記記憶装置内の上記第
2データを検索して、2つのX座標値のうち少なくとも
一方が上記第1データ内のX座標値に等しい第2データ
が存在するか否かを調べるステップ(46)と、 (チ)上記ステップ(ト)において上記第2データが存
在することに応答して、該第2データの他方のX座標値
を用いて上記記憶装置を検索して、上記他方のX座標値
及び上記第2色コードを含む第1データが存在するか否
かを調べ、該第1データが存在すればこれのアドレスを
見出すステップ(47)と、 (リ)上記ステップ(チ)で見出されたアドレスを上記
第2レジスタに記憶するステップ(48)とを含み、上
記ステップ(ト)において上記第2データが存在しない
ことに応答して上記ステップ(ホ)が開始され、上記ス
テップ(チ)において上記アドレスが見出されないこと
に応答して上記ステップ(ト)が開始され、そして、上
記ステップ(リ)に続いて上記ステップ(チ)が開始さ
れることを特徴とする。そして、上記ステップ(ト)
は、上記第1データ内のX座標値をXL1とし、上記第
2データに含まれるX座標値をXL2及びXL3とし、
XL1=XL2、XL1=XL3若しくはXL1=(X
L2+XL3)/2を満足するXL2若しくはXL3を
含む上記第2データを読み出すことを特徴とする。
【0011】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
るシステムのための、上記X軸に平行な直線相互間の寸
法値が上記図形に記入されているか否かを検査する本発
明に従う方法は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
ップと、 (ロ)上記X軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
するステップと、 (ハ)上記基準線のY座標値を用いて上記記憶装置内の
上記第2データを検索して、2つのY座標値のうち一方
が上記基準線のY座標値に等しい第2データを読み出す
ステップと、 (ニ)該第2データの他方のY座標値を用いて上記記憶
装置を検索して、上記他方のY座標値に等しいY座標値
及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
出す記憶するステップと、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
表示するステップとを含む。そして、上記ステップ
(ハ)は、上記基準線のY座標値をYL1とし、上記第
2データに含まれるY座標値をYL2及びYL3とし、
YL1=YL2、YL1=YL3若しくはYL1=(Y
L2+YL3)/2を満足するYL2若しくはYL3を
含む上記第2データを読み出すことを特徴とする。
【0012】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
るシステムのための、上記X軸に平行な直線相互間の寸
法値が上記図形に記入されているか否かを検査する本発
明に従う方法は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
ップと、 (ロ)上記ステップ(イ)に続いて、上記X軸に平行な
複数の直線のうちの1本が基準線として選択されたこと
に応答して、該基準線の第1データのアドレスを第1レ
ジスタに記憶するステップ(32)と、 (ハ)上記ステップ(ロ)に続いて、上記基準線の上記
第1データのアドレスを上記第1レジスタから色コード
供給手段に送り、該色コード供給手段から上記基準線の
第1データのアドレス及び上記基準線を表す色コードを
上記記憶装置に送り上記アドレスにある上記基準線の第
1データのうちの上記第1色コードを上記基準線を表す
色コードに変更して該色コードの色で上記基準線を表示
し、そして該基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1
データの第1色コードを、第2の色を表す第2色コード
に変更して表示するステップ(33)と、 (ニ)上記ステップ(ハ)に続いて、上記基準線の第1
データのアドレスを第2レジスタに記憶するステップ
(42)と、 (ホ)上記ステップ(ニ)に続いて、上記第2レジスタ
内にアドレスが記憶されているか否かを調べるステップ
(43)と、 (へ)上記第2レジスタ内にアドレスが記憶されている
ことに応答して、上記第2レジスタから上記アドレスを
上記色コード供給手段に送り、該色コード供給手段から
上記アドレス及び上記第1色コードを上記記憶装置に送
り上記アドレスにある第1データの色コードを上記第1
色コードに変更して該第1データが表す直線を上記第1
色コードで表示するステップ(45)と、 (ト)上記ステップ(へ)におけるアドレスの上記第1
データ内のY座標値を用いて、上記記憶装置内の上記第
2データを検索して、2つのY座標値のうち少なくとも
一方が上記第1データ内のY座標値に等しい第2データ
が存在するか否かを調べるステップ(46)と、 (チ)上記ステップ(ト)において上記第2データが存
在することに応答して、該第2データの他方のY座標値
を用いて上記記憶装置を検索して、上記他方のY座標値
及び上記第2色コードを含む第1データが存在するか否
かを調べ、該第1データが存在すればこれのアドレスを
見出すステップ(47)と、 (リ)上記ステップ(チ)で見出されたアドレスを上記
第2レジスタに記憶するステップ(48)とを含み、上
記ステップ(ト)において上記第2データが存在しない
ことに応答して上記ステップ(ホ)が開始され、上記ス
テップ(チ)において上記アドレスが見出されないこと
に応答して上記ステップ(ト)が開始され、そして、上
記ステップ(リ)に続いて上記ステップ(チ)が開始さ
れることを特徴とする。そして、上記ステップ(ト)
は、上記第1データ内のY座標値をYL1とし、上記第
2データに含まれるY座標値をYL2及びYL3とし、
YL1=YL2、YL1=YL3若しくはYL1=(Y
L2+YL3)/2を満足するYL2若しくはYL3を
含む上記第2データを読み出すことを特徴とする。
【0013】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示
し、上記Y軸に平行な直線相互間の寸法値が上記図形に
記入されているか否かを検査する本発明に従う装置は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示する手段
と、 (ロ)上記Y軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
する手段と、 (ハ)上記基準線のX座標値を用いて上記記憶装置内の
上記第2データを検索して、2つのX座標値のうち一方
が上記基準線のX座標値に等しい第2データを読み出す
手段と、 (ニ)該第2データの他方のX座標値を用いて上記記憶
装置を検索して、上記他方のX座標値に等しいX座標値
及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
出す手段と、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
表示する手段とを含む。そして、上記手段(ハ)は、上
記基準線のX座標値をXL1とし、上記第2データに含
まれるX座標値をXL2及びXL3とし、XL1=XL
2、XL1=XL3若しくはXL1=(XL2+XL
3)/2を満足するXL2若しくはXL3を含む上記第
2データを読み出すことを特徴とする。
【0014】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示
し、上記X軸に平行な直線相互間の寸法値が上記図形に
記入されているか否かを検査する本発明に従う装置は、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示する手段
と、 (ロ)上記X軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
する手段と、 (ハ)上記基準線のY座標値を用いて上記記憶装置内の
上記第2データを検索して、2つのY座標値のうち一方
が上記基準線のY座標値に等しい第2データを読み出す
手段と、 (ニ)該第2データの他方のY座標値を用いて上記記憶
装置を検索して、上記他方のY座標値に等しいY座標値
及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
出す手段と、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
表示する手段とを含む。そして、上記手段(ハ)は、上
記基準線のY座標値をYL1とし、上記第2データに含
まれるY座標値をYL2及びYL3とし、YL1=YL
2、YL1=YL3若しくはYL1=(YL2+YL
3)/2を満足するYL2若しくはYL3を含む上記第
2データを読み出すことを特徴とする。
【0015】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す。本発明は、従
来技術に従って作成されたメモリ領域10及び11のデ
ータを、読取/書込制御装置2、比較装置3、制御装置
4、色コード供給装置5、ファースト・イン・ファース
ト・アウト・レジスタ6及び基準線アドレス・レジスタ
7を用いて調べ、全ての要求される寸法(説明中の例で
は図2の寸法A〜I)が操作者により記入され終えてい
るか否かを調べる。メモリ領域10の第1データ及びメ
モリ11の第2データは、前述の如くにして書き込まれ
るので、ここでは説明しない。制御装置4は装置2〜5
及びレジスタ7に接続されて、これらの動作を制御す
る。図面を簡単にするために、制御装置4とこれらの装
置との間の制御線は示されていない。
【0016】メモリ領域10及び11に記憶されている
データは読取/書込制御装置2を介して表示制御装置8
へ供給される。表示制御装置8はこれらのデータに基づ
いて、図2に示される図形及び寸法を表示装置9の表示
スクリーン上に表示する。
【0017】入力装置12は、マウスもしくはキーボー
ドである。
【0018】前述の如く、図2は、全ての要求される寸
法A〜Iが操作者により書かれた即ち入力された例を示
す。
【0019】検査動作は、垂直線に関連される水平方向
の全ての寸法A〜Eが操作者により書かれたか否かを調
べる動作と、水平線に関連される垂直方向の全ての寸法
F〜Iが操作者により書かれたか否か即ち入力されたか
否かを調べる動作とから成る。
【0020】(1)水平方向の寸法の検査 水平方向の寸法A、B、C、D及びEが操作者により記
入されているか否かを調べる検査動作を図3及び図4の
フローチャートを参照して説明する。
【0021】検査動作は図3のブロック31から開始さ
れ、図2に示される図形及び寸法が第1番目の色即ち緑
色で表示される。動作はブロック32へ進み、ここで操
作者が図2に示される図形の水平方向の寸法を調べるた
めに1群の垂直線の中の1つの線を基準線として選択す
る。例えば垂直線201が操作者により入力装置12を
介して基準線として選択される。
【0022】ブロック32における直線201の選択に
応答して、図1の制御装置4は、線201のデータを記
憶するメモリ領域10のアドレスNを見い出し、そして
アドレスNを基準アドレス・レジスタ7に記憶する。制
御回路4は、次のようにしてこのアドレスNを見い出
す。操作者が入力装置12を用いることにより表示スク
リーン上の直線201上の1点を選択する時、制御回路
4の制御のもとに、読取/書込制御装置2及び比較装置
3が、この1点の座標位置を見い出し、メモリ領域10
内の全アドレスを逐次アクセスし、この1点を通過する
直線201を見い出し、そのアドレスNを基準線アドレ
ス・レジスタ7に供給する。動作はブロック33に進
む。ブロック33において、基準線レジスタ7のアドレ
スNが線7Aを介して直接的に色コード供給装置5へ供
給される。色コード供給装置5には操作者によって基準
線の色コードが予め与えられている。例えば緑色を表す
第1の色コード、赤色を表す第2の色コードもしくは他
の色例えば白色を表す第3の色コードが操作者により与
えられる。色コード供給装置5は線7Aを介してアドレ
スが供給されることに応答して上記与えられた色コード
及び基準線201のアドレスNを読取/書込制御装置2
へ供給し、これによりアドレスNの色コードが上記与え
られた色コードに変更される。さらにブロック33にお
いて制御装置4の制御のもとに、読取/書込制御装置
2、比較装置3及び色コード供給装置5は、基準線20
1に平行な直線202、203、204、205及び2
06を見い出し、これらの線のアドレスの色コードを第
2の色コード(例えば赤色コード)に変更する。
【0023】これにより、表示スクリーン上の基準線の
表示色は第1、第2もしくは第3の色であり、そして基
準線に平行な全ての垂直線の表示色は赤色に変更され
る。表示スクリーン上の図の水平線の色は緑色であるこ
とに注目されたい。これは、検出動作が垂直線相互間の
寸法の記入漏れを調べることを表す。
【0024】次に動作はブロック34に進み、ここで図
4の処理動作が行われる。
【0025】ブロック41において、動作が開始され
る。動作はブロック42に進み、ここで基準線アドレス
・レジスタ7内のアドレスNがファースト・イン・ファ
ースト・アウト・レジスタ6に記憶される。レジスタ6
は最初にクリアされているのでアドレスNはステージ6
1に記憶される。
【0026】動作はブロック43に進み、ここで制御装
置4は、レジスタ6に基準線のアドレスが存在するか否
かを調べる。もしも答がノーであると、動作はブロック
44に進み、そして動作は終了する。もしも答がイエス
であると、動作はブロック45に進む。
【0027】ブロック45において、制御装置4の制御
のもとに、レジスタ6のステージ61の基準線201の
アドレスNが色コード供給装置5へ送られ、その結果ア
ドレスNの基準線201の色コードが緑色コードへ変更
される。そして読取/書込制御装置2はアドレスNのデ
ータのうちX方向の位置を表すデータXL1(この場合
はX1)を比較装置3へ供給する。
【0028】動作はブロック46に進む。ブロック46
において、制御装置4の制御のもとに、読取/書込制御
装置2は、メモリ領域11のコード300のデータを順
番に読み出し、データを比較装置3へ供給する。比較装
置3は、ブロック45の動作の間に供給されたデータX
L1(この場合にはX1)と、メモリ領域11から順番
に読み出される寸法データの中の2つのX軸座標XL2
及びXL3とが次の条件(1)もしくは(2)を満足す
るか否かを調べる。
【0029】 XL1=XL2またはXL1=XL3 … 条件(1) XL1=(XL2+XL3)/2 … 条件(2) ブロック46は、条件(1)を調べることにより、X座
標の値XL1(線201の場合はX1)を通る直線に関
連される寸法データがメモリ領域11に記憶されている
か否かを調べる。
【0030】直線201の場合には、図2に示す如く、
この直線201と直線204との間に寸法Aが書かれて
おり直線201と直線202との間に寸法Bが書かれて
おり、直線201と直線203との間に寸法Cが書かれ
ており、直線201と円212の中心との間に寸法Dが
書かれている。ここで注目すべきことは、操作者が入力
装置を用いることにより2つの直線(例えば直線201
及び202)を指定し、そして寸法(例えば寸法B)の
表示位置を指定した時に、コード300で識別される一
組のデータ即ち、水平方向の寸法を表すコード(30
0)、寸法Bの表示位置に近い直線201及び202の
端点の座標即ちX1、Y1、X2、Y1、寸法Bの表示
位置を表す座標データXB、YB並びに寸法Bがメモリ
領域11に記憶されることである。もしも操作者が入力
装置により寸法Bの入力を行わなければ、上記寸法Bに
対する一組のデータはメモリ領域11に記憶されない。
【0031】さらに、ブロック46は、次に条件(2)
を調べることにより、垂直方向の1点鎖線213から等
しい距離だけ離されている2つの垂直線205及び20
6の間の寸法Eのデータがメモリ11に記憶されている
か否かを調べる。
【0032】説明中の直線201の場合には、ブロック
46は、メモリ領域11のアドレスKに寸法Aのデータ
が記憶されていることを最初に見い出す。従って、ブロ
ック46の答はイエスであり動作はブロック47に進
む。もしも答がノーの場合には、動作はブロック43に
戻る。
【0033】ブロック47において、ブロック46によ
り見い出されたアドレスKの寸法データを調べ、X座標
の値XL1を通る直線に対して寸法により関連づけられ
ている他方の直線のX座標(この場合はX7)を調べ、
そしてメモリ領域10のアドレスのデータを逐次的に読
み出し、データがX座標の値(X7)と等しい座標値を
含んでいるか否かそして色コードが第2番目の色コード
であるか否かを調べる。もしもイエスであると、このア
ドレスを次のブロック48に通知する。
【0034】即ち、もしもブロック46において条件
(1)のXL1=XL2が満足されるならば、ブロック
47は、他方の直線が通るX座標としてXL3を選択し
て、このXL3を通る直線の座標を記憶しているメモリ
領域10のアドレスを見い出す。もしもブロック46に
おいて、条件(1)のXL1=XL3が満足されるなら
ば、ブロック47は、他方の直線が通るX座標としてX
L2を選択して、このXL2を通る直線の座標を記憶し
ているメモリ領域10のアドレスを見い出す。
【0035】直線201の場合には、アドレスKのデー
タにより示されるように、寸法Aにより直線201(X
L1=X1)と関連づけられているX座標はX7であ
る。そしてX7を通る直線のアドレスを見い出すため
に、メモリ領域10のアドレスNのデータが調べられ
る。このデータは座標値X7を含まないので、次のアド
レスN+1データが読み出される。このアドレスN+1
のデータは座標値X7を含まないので、次のアドレスN
+2のデータが読み出される。このアドレスN+2のデ
ータは座標値X7を含まないので、次のアドレスN+3
のデータが読み出される。このアドレスN+3のデータ
は座標値X7を含み、さらに色コードは第2番目の色コ
ード即ち赤色コードであるので、ブロック46はこのア
ドレスN+3をブロック48に知らせる。
【0036】動作はブロック48に進む。ブロック48
において、制御装置4の制御のもとに、ブロック47に
より見い出されたアドレスN+3をファースト・イン・
ファースト・アウト・レジスタ6に記憶する。レジスタ
6の各ステージはデータを含んでいないのでアドレスN
+3は図1に示すようにステージ61に記憶される。動
作はブロック47に戻る。
【0037】このように直線201に対して寸法Aによ
って関連づけられている直線204が見い出され、その
アドレスN+3がレジスタ6に記憶される。図5はこの
動作の結果を示す。
【0038】ブロック47は、すでに見い出されたアド
レスN+3の次のアドレスN+4のデータがX座標値
(X7)を含んでいるか否かそして色コードが赤コード
であるか否かを調べる。答はノーであるので、次のアド
レスN+5で始まる残りのアドレスのデータがX7を含
んでいるか否かそして色コードが赤コードであるか否か
を調べる。答はノーであるので動作はブロック46に戻
る。このことは、直線201から寸法Aだけ離されてお
り、そして赤コードを含んでいる直線は直線204だけ
であることを表す。
【0039】ブロック46は比較装置3の動作を示す。
次に、ブロック46は、寸法Aと異なる寸法が直線20
1から書かれているか否かを調べる。ブロック46は、
X座標の値XL1(この場合は直線201のX1)を通
る線に関連される寸法データがメモリ領域11に記憶さ
れているか否かを再び調べる。以前の動作においてメモ
リ領域11のアドレスKが調べられているので、動作は
アドレスK+1から開始する。アドレスK+1にはX座
標X1及びX2が記憶されているので動作はブロック4
7に進み、ブロック47はX2を通る直線202のデー
タを記憶しており、そして赤色コードを含んでいるアド
レスN+1をブロック48に送り、図1に示されるよう
にこのアドレスN+1がレジスタ6のステージ62に記
憶される。
【0040】このように、直線201に対して寸法Bに
よって関連づけられている直線202が見い出され、そ
のアドレスN+1がレジスタ6に記憶される。この動作
の結果は図5に示されている。
【0041】さらに、直線201に対して寸法Bにより
関連づけられている他の直線が存在するか否かを調べる
ために動作は、ブロック47に戻る。ブロック47にお
いて、メモリ領域11のアドレスK+2で始まる残りの
アドレスの寸法データがX2を含んでいるか否かが調べ
られる。答はノーであるので、動作はブロック46に戻
る。
【0042】次に、ブロック46は、寸法Bと異なる寸
法が直線201から書かれているか否かを調べる。ブロ
ック46は、直線201のX座標の値XL1=X1に関
連される寸法データがメモリ領域11に記憶されている
か否かを調べるために、アドレスK+2から調べ始め
る。アドレスK+2にはX座標値X1及びX6が記憶さ
れているので、動作はブロック47に進み、ブロック4
7は、X6を通る直線203のデータを記憶しており、
そして赤色コードを含んでいるアドレスN+2をブロッ
ク48に送り、図1に示されるように、アドレスN+2
がレジスタ6のステージ63に記憶される。動作はブロ
ック47に戻り、寸法Cにより関連づけられる他の直線
を探す。寸法Cにより直線201に関連づけられている
他の直線はないので動作はブロック46に戻る。
【0043】このように直線201に対して寸法Cによ
って関連づけられている直線203が見い出され、その
アドレスN+2がレジスタ6のステージ63に記憶され
る。この動作の結果は図5に示されている。
【0044】次にブロック46は、寸法Cと異なる寸法
が直線201から書かれているか否かを調べる。直線2
01のX座標の値XL1=X1に関連される寸法データ
がメモリ領域11に記憶されているか否かを調べるため
にアドレスK+3から調べ始める。アドレスK+3に
は、X座標値X1及びX4が記憶されているので、動作
はブロック47に進み、ブロック47は、X4を通る直
線(1点鎖線)213のデータを記憶しており、そして
赤色コードを含んでいるアドレスN+Xをブロック48
に送り、図1に示されるようにアドレスN+Xがレジス
タ6のステージ64に記憶される。動作はブロック47
に戻り、寸法Dにより関連づけられる他の直線を探す。
寸法Dにより直線201に関連づけられる他の直線はな
いので動作はブロック46に戻る。
【0045】このように直線201に対して寸法Dによ
って関連づけられる直線(1点鎖線)213が見い出さ
れ、そのアドレスN+Xがレジスタ6のステージ64に
記憶される。この動作の結果は図5に示されている。
【0046】ブロック46は、寸法Dと異なる寸法が直
線201から書かれているか否かを調べるために、メモ
リ領域11のK+4及び後続のアドレスの寸法データを
調べる。答はノーであるので、動作はブロック43に戻
る。
【0047】ブロック43において、レジスタ6のステ
ージ61にアドレスN+3が記憶されているので、動作
はブロック45に進み、レジスタ6のステージ61から
アドレスN+3が色コード供給装置5に供給され、そし
てアドレスN+3の色コードが赤コードから緑色に変更
される。これにより表示画面上の直線204の表示色が
赤色から緑色に変更される。この表示色の赤色から緑色
への変更は、既に緑色に変更された直線201と今回緑
色に変更された直線204との間に寸法Aが記入されて
いることを表す。
【0048】動作はブロック46に進み、ブロック46
はアドレスN+3のX座標値X7を値XL1として使用
して条件(1)もしくは条件(2)が満足されるか否か
を調べる。メモリ領域11内のアドレスKがX7を有す
ることを見出す。動作はブロック47に進み、ブロック
47はアドレスK内のX7に対して寸法Aにより関連づ
けられているX1を通る直線201のアドレスNを見い
出し、このアドレスNの色コードを調べる。この色コー
ド(第1色コード即ち緑色コード)は第2色コード(赤
色コード)でないので、動作はブロック46に戻る。ブ
ロック46においてメモリ領域11の次のアドレスK+
1以降が順番に調べられる。水平方向についてのブロッ
ク46の答はノーであるので動作はブロック43に戻
る。このことは図5に示されるように、直線204から
他の寸法が書かれていないことを表す。
【0049】色コードが赤色から緑色に変更され、その
結果表示スクリーン上の線202の表示色は赤色から緑
色に変更される。前述の如く、赤色から緑色への表示色
の変更は、直線201と直線202との間に寸法Bが記
入されていることを表す。
【0050】動作はブロック46に進み、ブロック46
はアドレスN+1のX座標値X2を値XL1として使用
して、条件(1)もしくは条件(2)が満足されるか否
かを調べる。ブロック46は、メモリ領域11のアドレ
スK+1に記憶されている寸法データを見い出す。動作
はブロック47に進み、ブロック47はX2に対して寸
法Bにより関連づけられているX1を通る直線201の
アドレスNを見い出し、このアドレスNの色コードを調
べる。この色コード(第1色コード即ち緑色コード)は
第2色コード(赤色コード)でないので、動作はブロッ
ク46に戻る。ブロック46においてメモリ領域11の
アドレスK+2から調べられる。答はノーであるので動
作はブロック43に戻る。このことは図5に示されるよ
うに、直線202から他の寸法が書かれていないことを
表す。
【0051】この段階では、レジスタ6のステージ61
にはアドレスN+2が記憶されているので、ブロック4
3の答はイエスであり、そして動作はブロック45に進
む。ブロック45において、アドレスN+2がステージ
61から色コード供給装置5へ読み出され、アドレスN
+2の色コードが赤色から緑色に変更され、その結果表
示スクリーン上の直線203の表示色は赤色から緑色に
変更される。前述の如く、赤色から緑色への表示色の変
更は、直線201と直線203との間に寸法Cが記入さ
れていることを表す。
【0052】動作はブロック46に進み、ブロック46
はアドレスN+2のX座標値X6を値XL1として使用
して条件(1)もしくは条件(2)が満足されるか否か
を調べる。ブロック46は、メモリ領域11のアドレス
K+2に記憶されている寸法データを見い出す。動作は
ブロック47に進み、ブロック47はX6に対して寸法
Cにより関連づけられているX1を通る直線201のア
ドレスNを見い出し、このアドレスNの色コードを調べ
る。この色コード(第1色コード即ち緑色コード)は第
2色コード(赤色コード)ではないので、動作はブロッ
ク46に戻る。ブロック46においてメモリ領域11の
アドレスK+3から調べられる。答はノーであるので動
作はブロック43に戻る。このことは図5に示されるよ
うに直線203から他の寸法が書かれていないことを表
す。
【0053】この段階では、レジスタ6のステージ61
にはアドレスN+Xが記憶されているので、ブロック4
3の答はイエスであり、そして動作はブロック45に進
む。ブロック45において、アドレスN+Xがステージ
61から色コード供給装置5へ読み出され、アドレスN
+Xの色コードが赤色から緑色に変更され、その結果表
示スクリーン上の線213の表示色は赤色から緑色に変
更される。前述の如く、赤色から緑色への表示色の変更
は、直線201と直線213との間に寸法Dが記入され
ていることを表す。
【0054】動作はブロック46に進む。ブロック46
はアドレスN+Xの座標値X4を値XL1として用いる
ことにより、条件(1)もしくは条件(2)が満足され
るか否かを調べる。この場合、条件(1)は満足されな
い。即ち、X1を第1番目の値として有するデータがメ
モリ領域11において見い出されない。しかしながら条
件(2)が満足される。即ちXL1=X4であり、そし
てX3及びX5が条件(2)を満足する。即ち、ブロッ
ク46は、1点鎖線213から等しい距離だけ離されて
いる2つの垂直線205(X3)及び206(X5)の
間の寸法Eのデータがメモリ領域11のアドレスK+4
に記憶されていることを見い出す。
【0055】そしてブロック47において、X3及び赤
色コードを含むアドレスN+4を見い出し、ブロック4
8において図6に示されるようにアドレスN+4がレジ
スタ6のステージ61に記憶される。
【0056】動作はブロック47に戻り、ブロック47
はX5及び赤色コードを含むアドレスN+5を見い出
し、ブロック48において、図6に示されるようにアド
レスN+5がレジスタ6のステージ62に記憶される。
【0057】このように直線205のアドレスN+4及
び直線206のアドレスN+5をレジスタ6に記憶する
動作は、1点鎖線213に関連される直線205及び2
06相互間に寸法Eが書かれていることを表す。
【0058】動作は再びブロック47に戻る。ブロック
47の答はノーであり、動作はブロック46に戻る。ブ
ロック46においてアドレスK+4に続くアドレスのデ
ータが調べられるが条件(1)もしくは(2)を満足す
るデータが見い出されず、そして動作はブロック43に
戻る。
【0059】この段階では、図6に示されるようにレジ
スタ6のステージ61にはアドレスN+4が記憶されて
いるので、ブロック43の答はイエスであり、動作はブ
ロック45に進み、アドレスN+4がステージ61から
色コード供給装置5へ読み出され、アドレスN+4の色
コードが赤色コードから緑色コードに変更され、その結
果表示スクリーン上の直線205の表示色は赤色から緑
色に変更される。
【0060】動作はブロック46に進み、ここでメモリ
領域11をアクセスすることにより、アドレスN+4の
値X3の値を記憶しているアドレスK+4が見い出さ
れ、動作はブロック47に進む。ブロック47におい
て、アドレスK+4の他方のX値即ちX5を通る直線の
データを記憶しているアドレスN+5が見い出されそし
てこれがブロック48においてレジスタ6のステージ6
2に記憶される。動作はブロック47に戻る。ブロック
47の答はノーであるので動作はブロック46に戻る。
ブロック46の答はノーであるので動作はブロック43
に戻る。この段階においてレジスタ6のステージ61及
び62にはアドレスN+5が記憶されている。ブロック
43及び45において、アドレスN+5の色コードが赤
色から緑色に変更され、動作はブロック46に進む。ブ
ロック46にいおてアドレスN+5のX5を記憶してい
るアドレスK+4が見い出されX3を通る直線を記憶し
ているアドレスN+4が見い出される。しかしながらア
ドレスN+4の色コードはすでに緑色コードに変更され
ているのでブロック47の答はノーであり、動作はブロ
ック46に戻る。ブロック46の答はノーであるので動
作はブロック43に戻る。
【0061】ブロック43及び45において、レジスタ
6のステージ61のアドレスN+5が色コード供給装置
5に供給されるが、アドレスN+5の色コードはすでに
緑色に変更されているので、色コードの変更は行われな
い。ブロック46において、アドレスN+5のX5を記
憶しているアドレスK+4が見い出される。しかしなが
らアドレスK+4の他のX値即ちX3を通る直線を記憶
しているアドレスN+4の色コードはすでに緑色に変更
されているので、ブロック47の答はノーであり動作は
ブロック46に戻る。ブロック46の答はノーであるの
で、動作はブロック43に戻る。この時点で、レジスタ
6にはアドレスが記憶されていないので、動作はブロッ
ク44に進み、動作は終了する。
【0062】前記説明から明かな如く、図3のブロック
33において、全ての垂直線の色コードが第1色コード
すなわち緑色コードから第2色コード即ち赤色コードに
変更され、従って表示スクリーン上の全ての垂直線の色
が赤色に変更され、一方水平寸の色は緑色である。
【0063】そして図4に示されるアルゴリズムによ
り、1つの垂直線に対して寸法によって関連づけられて
いる垂直線の色は第1番目の色即ち緑色に戻される。
【0064】もしも図7に示されるように、線201及
び204の間の寸法Aが操作者により書かれなかったな
らば、線204は第2番目の色即ち赤色に表示されつづ
ける。この赤色による表示は、操作者に対し、赤色の線
に対する寸法が書かれていないことを知らせる。
【0065】寸法Aが操作者により書かれていないの
で、メモリ領域11には、寸法Aのデータ即ち、30
0、X1、Y5、X7、Y5、XA、YA、Aは記憶さ
れない。そして寸法B、C、D及びEの寸法データはメ
モリ領域11に記憶される。説明の便宜上、寸法B、
C、D及びEのデータは図1に示されるように、メモリ
11のアドレスK+1、K+2、K+3及びK+4に記
憶されているとする。
【0066】図3のブロック33において全ての垂直線
201、202、203、204、205及び206の
色コードが第1番目の色コード(緑色コード)から第2
番目の色コード(赤色コード)に変更される。
【0067】図2に示される例のように線201が基準
線として選択されるとする。図4のブロック42、43
及び45において、レジスタ6のステージ61に記憶さ
れている線201のアドレスNが読み出され、色コード
を赤色コードから緑色コードに戻し、これにより表示ス
クリーン上の線201の色は緑色に戻される。ブロック
46、47及び48において、線201に対して寸法デ
ータにより関連づけられている線202、203及び1
点鎖線213のアドレスN+1、N+2及びN+Xが図
8に示されるようにレジスタ6に記憶される。
【0068】これは、図9に示されるように、線201
に対して夫々寸法B、C及びDにより線202、線20
3及び1点鎖線が関連づけられることを表す。線204
は線201に対して関連づけられない。
【0069】線202、203及び1点鎖線213のア
ドレスN+1、N+2及びN+Xがレジスタ6から読み
出される毎にこれらの線の表示色は赤色から緑色に戻さ
れる。アドレスN+Xがレジスタ6から読み出される
と、ブロック45において色コードが赤色から緑色に戻
される。ブロック46において前述のように条件(2)
が満足することが見い出されて、そして線205及び線
206のアドレスN+4及びN+5が、図6に示される
ようにレジスタ6に記憶され、図6に関してすでに説明
された動作が行われて表示スクリーン上の線205及び
線206の表示色が赤色から緑色に戻される。
【0070】上述の動作において、線204のアドレス
N+3はレジスタ6に記憶されず、そして色コード供給
装置5に供給されないので、表示スクリーン上の線20
4の表示色は赤である。これは、操作者に対して、線2
04に関連する寸法が書かれていないことを知らせる。
【0071】(2)垂直方向の寸法の検査 図2の垂直方向の寸法F、G、H及びIが操作者により
記入されているか否かを調べる検査動作は、ブロック4
5、46及び47がX座標上の値Xの変わりにY座標上
の値Yを用いる点を除き、水平方向の寸法を調べる検査
動作と同じである。
【0072】即ち、ブロック45において、制御装置4
の制御のもとに、レジスタ6のステージ61のアドレス
が色コード供給装置5へ送られ、このアドレスに記憶さ
れている水平線の色コードが第2番目の色コード即ち赤
色コードから第1番目の色コード即ち緑色コードに戻さ
れ、そして上記アドレスのデータのうちY方向の位置を
表す値YL1が比較装置3へ供給される。
【0073】ブロック46において、比較装置3は、ブ
ロック45から供給されたデータYL1と、メモリ領域
11から順番に読み出される線の寸法データの中の2つ
のY軸座標YL2及びYL3とが次の条件(1A)もし
くは(2A)を満足するか否かを調べる。
【0074】 YL1=YL2またはYL1=YL3 … 条件(1A) YL1=(YL2+YL3)/2 … 条件(1B) 言い換えると、ブロック46は、条件(1A)もしくは
条件(1B)を満足する寸法データがメモリ領域11に
記憶されているか否かを調べ、もしもその寸法データを
見い出すと、この寸法データが記憶されているメモリ領
域11のアドレスをブロック48に知らせる。
【0075】動作を簡単に説明すると、この動作では、
メモリ領域10のアドレスN+6〜N+10に記憶され
ている水平線207〜211のデータ、アドレスN+X
+1に記憶されている水平方向の1点鎖線214のデー
タが使用される。図3のブロック32で、例えば線20
7が基準線として操作者により選択されたとする。ブロ
ック33でアドレスN+6〜N+10の全ての水平線2
07〜211及びアドレスN+X+1の1点鎖線214
の色コードが第1番目の色コード即ち緑色コードから第
2番目の色コード即ち赤色コードに変更される。
【0076】動作は図4のアルゴリズムに進み、ブロッ
ク41において、線207のアドレスN+6がレジスタ
6のステージ61に記憶される。次いでブロック45に
おいてアドレスN+6の色コードが緑色コードに戻され
る。ブロック46及び47において、線207に対して
寸法Hにより関連づけられている線210及び211の
アドレスN+9及びN+10がレジスタ6のステージ6
1及び62に記憶され、動作はブロック43に戻る。ブ
ロック43及び45において、ステージ61の線210
のアドレスN+9が読み出されて線210の表示色が赤
色から緑色に変更される。次いでブロック46〜48に
おいて、線210から寸法データI及びFにより関連づ
けられている1点鎖線214及び線209のアドレスN
+X+1及びN+8がレジスタ6のステージ62及び6
3に記憶され、そして動作はブロック43に戻る。
【0077】この時点で、レジスタ6のステージ61に
は線211のアドレスN+10が記憶されているのでこ
のアドレスN+10が読み出されそしてブロック45に
おいて線211の表示色が赤色から緑色に変更される。
ブロック46〜48において、線211に対して寸法F
により関連づけられている線209のアドレスN+8が
レジスタのステージ62に記憶される。
【0078】ブロック43において、レジスタ6のステ
ージ61のアドレスN+X+1が読み出され、そしてブ
ロック45においてこのアドレスの色コードが赤色から
緑色に戻される。ブロック46〜48において、1点鎖
線214から寸法データにより関連づけられる他の線の
存在しないことが検出されて動作はブロック43に戻
る。
【0079】この段階でレジスタ6のステージ61には
線209のアドレスN+8が記憶されているので、ブロ
ック45において、線209の表示色が赤色から緑色に
変更される。ブロック46〜48において、線209に
対して寸法Gにより線208が関連づけられていること
が見い出され、そして線208のアドレスN+7がレジ
スタ6のステージ61に記憶され、そして動作はブロッ
ク43に戻る。ブロック43及び45において、線20
8の表示色が赤色から緑色に変更される。ブロック46
及び47において、線208に対して寸法データにより
関連づけられる他の線が存在しないことが検出されて、
動作はブロック43に戻る。この段階で、レジスタ6に
はアドレス・データが記憶されていないので動作はブロ
ック44に進み、動作は終了される。
【0080】図10は、上述の検査動作の結果を示す。
上記の例では、前述の如く、全ての要求される寸法F〜
Iが操作者により書かれており上記検出動作により水平
線207、208、209、210及び211並びに1
点鎖線214が寸法H,I、F及びGにより関連づけさ
れていることが検出され、そして全ての線が表示色が赤
色から緑色に戻される。このことは全ての要求される寸
法F、G、H、及びIが操作者により書かれていること
を表す。
【0081】例えば、寸法Iが操作者により書かれてい
ない場合には、寸法Iのデータがメモリ領域11に記憶
されないので、図4のブロック46〜48の動作におい
て1点鎖線214のアドレスN+X+1がレジスタ6に
記憶されない。従って、1点鎖線214の表示色は赤色
から緑色に戻されず、操作者が寸法Iを書かなかったこ
とを操作者に知らせる。
【0082】
【発明の効果】上述のように、本発明は、コンピュータ
を用いた作図システムにおいて、操作者が全ての要求さ
れる寸法を書いたか否かを調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う回路のブロック図である。
【図2】図形及び寸法の例を示す図である。
【図3】本発明の実施例のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例のフローチャートである。
【図5】本発明による検査動作を説明する図である。
【図6】レジスタ6の内容を示す図である。
【図7】図形及び寸法の例を示す図である。
【図8】レジスタ6の内容を示す図である。
【図9】本発明による検査動作を説明する図である。
【図10】本発明による検査動作を説明する図である。
【図11】従来のシステムのブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 読取/書込制御装置 3 比較装置 4 制御装置 5 色コード供給装置 6 レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−32110(JP,A) 特開 平3−70079(JP,A) 特開 平3−105677(JP,A)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
    の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
    表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
    る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
    して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
    法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
    含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
    び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
    るシステムのための、上記Y軸に平行な直線相互間の寸
    法値が上記図形に記入されているか否かを検査する方法
    であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
    ップと、 (ロ)上記Y軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
    線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
    1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
    更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
    基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
    色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
    するステップと、 (ハ)上記基準線のX座標値を用いて上記記憶装置内の
    上記第2データを検索して、2つのX座標値のうち一方
    が上記基準線のX座標値に等しい第2データを読み出す
    ステップと、 (ニ)該第2データの他方のX座標値を用いて上記記憶
    装置を検索して、上記他方のX座標値に等しいX座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
    出すステップと、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
    コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
    表示するステップとを含む上記検査方法。
  2. 【請求項2】上記ステップ(ハ)は、上記基準線のX座
    標値をXL1とし、上記第2データに含まれるX座標値
    をXL2及びXL3とし、XL1=XL2、XL1=X
    L3若しくはXL1=(XL2+XL3)/2を満足す
    るXL2若しくはXL3を含む上記第2データを読み出
    すことを特徴とする請求項1記載の検査方法。
  3. 【請求項3】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
    の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
    表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
    る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
    して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
    法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
    含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
    び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
    るシステムのための、上記Y軸に平行な直線相互間の寸
    法値が上記図形に記入されているか否かを検査する方法
    であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
    ップと、 (ロ)上記ステップ(イ)に続いて、上記Y軸に平行な
    複数の直線のうちの1本が基準線として選択されたこと
    に応答して、該基準線の第1データのアドレスを第1レ
    ジスタに記憶するステップ(32)と、 (ハ)上記ステップ(ロ)に続いて、上記基準線の上記
    第1データのアドレスを上記第1レジスタから色コード
    供給手段に送り、該色コード供給手段から上記基準線の
    第1データのアドレス及び上記基準線を表す色コードを
    上記記憶装置に送り上記アドレスにある上記基準線の第
    1データのうちの上記第1色コードを上記基準線を表す
    色コードに変更して該色コードの色で上記基準線を表示
    し、そして該基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1
    データの第1色コードを第2の色を表す第2色コードに
    変更して表示するステップ(33)と、 (ニ)上記ステップ(ハ)に続いて、上記基準線の第1
    データのアドレスを第2レジスタに記憶するステップ
    (42)と、 (ホ)上記ステップ(ニ)に続いて、上記第2レジスタ
    内にアドレスが記憶されているか否かを調べるステップ
    (43)と、 (へ)上記第2レジスタ内にアドレスが記憶されている
    ことに応答して、上記第2レジスタから上記アドレスを
    上記色コード供給手段に送り、該色コード供給手段から
    上記アドレス及び上記第1色コードを上記記憶装置に送
    り上記アドレスにある第1データの色コードを上記第1
    色コードに変更して該第1データが表す直線を上記第1
    色コードで表示するステップ(45)と、 (ト)上記ステップ(へ)におけるアドレスの上記第1
    データ内のX座標値を用いて、上記記憶装置内の上記第
    2データを検索して、2つのX座標値のうち少なくとも
    一方が上記第1データ内のX座標値に等しい第2データ
    が存在するか否かを調べるステップ(46)と、 (チ)上記ステップ(ト)において上記第2データが存
    在することに応答して、該第2データの他方のX座標値
    を用いて上記記憶装置を検索して、上記他方のX座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データが存在するか否
    かを調べ、該第1データが存在すればこれのアドレスを
    見出すステップ(47)と、 (リ)上記ステップ(チ)で見出されたアドレスを上記
    第2レジスタに記憶するステップ(48)とを含み、 上記ステップ(ト)において上記第2データが存在しな
    いことに応答して上記ステップ(ホ)が開始され、 上記ステップ(チ)において上記アドレスが見出されな
    いことに応答して上記ステップ(ト)が開始され、そし
    て、 上記ステップ(リ)に続いて上記ステップ(チ)が開始
    されることを特徴とする上記方法。
  4. 【請求項4】上記ステップ(ト)は、上記第1データ内
    のX座標値をXL1とし、上記第2データに含まれるX
    座標値をXL2及びXL3とし、XL1=XL2、XL
    1=XL3若しくはXL1=(XL2+XL3)/2を
    満足するXL2若しくはXL3を含む上記第2データを
    読み出すことを特徴とする請求項3記載の検査方法。
  5. 【請求項5】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
    の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
    表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
    る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
    して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
    法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
    含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
    び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
    るシステムのための、上記X軸に平行な直線相互間の寸
    法値が上記図形に記入されているか否かを検査する方法
    であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
    ップと、 (ロ)上記X軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
    線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
    1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
    更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
    基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
    色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
    するステップと、 (ハ)上記基準線のY座標値を用いて上記記憶装置内の
    上記第2データを検索して、2つのY座標値のうち一方
    が上記基準線のY座標値に等しい第2データを読み出す
    ステップと、 (ニ)該第2データの他方のY座標値を用いて上記記憶
    装置を検索して、上記他方のY座標値に等しいY座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
    出す記憶するステップと、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
    コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
    表示するステップとを含む上記検査方法。
  6. 【請求項6】上記ステップ(ハ)は、上記基準線のY座
    標値をYL1とし、上記第2データに含まれるY座標値
    をYL2及びYL3とし、YL1=YL2、YL1=Y
    L3若しくはYL1=(YL2+YL3)/2を満足す
    るYL2若しくはYL3を含む上記第2データを読み出
    すことを特徴とする請求項5記載の検査方法。
  7. 【請求項7】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
    の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
    表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
    る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
    して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
    法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
    含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
    び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示す
    るシステムのための、上記X軸に平行な直線相互間の寸
    法値が上記図形に記入されているか否かを検査する方法
    であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示するステ
    ップと、 (ロ)上記ステップ(イ)に続いて、上記X軸に平行な
    複数の直線のうちの1本が基準線として選択されたこと
    に応答して、該基準線の第1データのアドレスを第1レ
    ジスタに記憶するステップ(32)と、 (ハ)上記ステップ(ロ)に続いて、上記基準線の上記
    第1データのアドレスを上記第1レジスタから色コード
    供給手段に送り、該色コード供給手段から上記基準線の
    第1データのアドレス及び上記基準線を表す色コードを
    上記記憶装置に送り上記アドレスにある上記基準線の第
    1データのうちの上記第1色コードを上記基準線を表す
    色コードに変更して該色コードの色で上記基準線を表示
    し、そして該基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1
    データの第1色コードを、第2の色を表す第2色コード
    に変更して表示するステップ(33)と、 (ニ)上記ステップ(ハ)に続いて、上記基準線の第1
    データのアドレスを第2レジスタに記憶するステップ
    (42)と、 (ホ)上記ステップ(ニ)に続いて、上記第2レジスタ
    内にアドレスが記憶されているか否かを調べるステップ
    (43)と、 (へ)上記第2レジスタ内にアドレスが記憶されている
    ことに応答して、上記第2レジスタから上記アドレスを
    上記色コード供給手段に送り、該色コード供給手段から
    上記アドレス及び上記第1色コードを上記記憶装置に送
    り上記アドレスにある第1データの色コードを上記第1
    色コードに変更して該第1データが表す直線を上記第1
    色コードで表示するステップ(45)と、 (ト)上記ステップ(へ)におけるアドレスの上記第1
    データ内のY座標値を用いて、上記記憶装置内の上記第
    2データを検索して、2つのY座標値のうち少なくとも
    一方が上記第1データ内のY座標値に等しい第2データ
    が存在するか否かを調べるステップ(46)と、 (チ)上記ステップ(ト)において上記第2データが存
    在することに応答して、該第2データの他方のY座標値
    を用いて上記記憶装置を検索して、上記他方のY座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データが存在するか否
    かを調べ、該第1データが存在すればこれのアドレスを
    見出すステップ(47)と、 (リ)上記ステップ(チ)で見出されたアドレスを上記
    第2レジスタに記憶するステップ(48)とを含み、 上記ステップ(ト)において上記第2データが存在しな
    いことに応答して上記ステップ(ホ)が開始され、 上記ステップ(チ)において上記アドレスが見出されな
    いことに応答して上記ステップ(ト)が開始され、そし
    て、 上記ステップ(リ)に続いて上記ステップ(チ)が開始
    されることを特徴とする上記方法。
  8. 【請求項8】上記ステップ(ト)は、上記第1データ内
    のY座標値をYL1とし、上記第2データに含まれるY
    座標値をYL2及びYL3とし、YL1=YL2、YL
    1=YL3若しくはYL1=(YL2+YL3)/2を
    満足するYL2若しくはYL3を含む上記第2データを
    読み出すことを特徴とする請求項7記載の検査方法。
  9. 【請求項9】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複数
    の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色を
    表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者によ
    る2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応答
    して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記寸
    法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値を
    含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ及
    び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示
    し、上記Y軸に平行な直線相互間の寸法値が上記図形に
    記入されているか否かを検査する装置であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示する手段
    と、 (ロ)上記Y軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
    線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
    1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
    更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
    基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
    色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
    する手段と、 (ハ)上記基準線のX座標値を用いて上記記憶装置内の
    上記第2データを検索して、2つのX座標値のうち一方
    が上記基準線のX座標値に等しい第2データを読み出す
    手段と、 (ニ)該第2データの他方のX座標値を用いて上記記憶
    装置を検索して、上記他方のX座標値に等しいX座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
    出す手段と、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
    コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
    表示する手段とを含む上記検査装置。
  10. 【請求項10】上記手段(ハ)は、上記基準線のX座標
    値をXL1とし、上記第2データに含まれるX座標値を
    XL2及びXL3とし、XL1=XL2、XL1=XL
    3若しくはXL1=(XL2+XL3)/2を満足する
    XL2若しくはXL3を含む上記第2データを読み出す
    ことを特徴とする請求項9記載の検査方法。
  11. 【請求項11】図形を形成するX軸及びY軸に平行な複
    数の直線の各々の両端部を表すXY座標値及び第1の色
    を表す第1色コードを含む第1データ、並びに操作者に
    よる2つの直線の間の距離を表す寸法値の入力動作に応
    答して該寸法値及び上記2つの直線の両端部のうち上記
    寸法値の記入位置に近い端部をそれぞれ表すXY座標値
    を含む第2データを記憶装置に記憶し、上記第1データ
    及び第2データを読み出して上記図形を表示装置に表示
    し、上記X軸に平行な直線相互間の寸法値が上記図形に
    記入されているか否かを検査する装置であって、 (イ)上記第1データ及び上記第2データを読み出し
    て、上記図形及び寸法値を上記表示装置に表示する手段
    と、 (ロ)上記X軸に平行な複数の直線のうちの1本が基準
    線として選択されたことに応答して、該基準線の上記第
    1データの第1色コードを該基準線を表す色コードに変
    更して該色コードの色で上記基準線を表示し、そして該
    基準線に平行な直線のそれぞれの上記第1データの第1
    色コードを第2の色を表す第2色コードに変更して表示
    する手段と、 (ハ)上記基準線のY座標値を用いて上記記憶装置内の
    上記第2データを検索して、2つのY座標値のうち一方
    が上記基準線のY座標値に等しい第2データを読み出す
    手段と、 (ニ)該第2データの他方のY座標値を用いて上記記憶
    装置を検索して、上記他方のY座標値に等しいY座標値
    及び上記第2色コードを含む第1データのアドレスを見
    出す手段と、 (ホ)該見出されたアドレスにある上記第1データの色
    コードを上記第1色コードに変更して、上記表示装置に
    表示する手段とを含む上記検査装置。
  12. 【請求項12】上記手段(ハ)は、上記基準線のY座標
    値をYL1とし、上記第2データに含まれるY座標値を
    YL2及びYL3とし、YL1=YL2、YL1=YL
    3若しくはYL1=(YL2+YL3)/2を満足する
    YL2若しくはYL3を含む上記第2データを読み出す
    ことを特徴とする請求項11記載の検査装置。
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