JPH07129323A - データ入力装置 - Google Patents
データ入力装置Info
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- JPH07129323A JPH07129323A JP29265093A JP29265093A JPH07129323A JP H07129323 A JPH07129323 A JP H07129323A JP 29265093 A JP29265093 A JP 29265093A JP 29265093 A JP29265093 A JP 29265093A JP H07129323 A JPH07129323 A JP H07129323A
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- panel sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タッチパネル式データ入力装置において選択
しようとする項目の表示範囲及びタッチパネル上の入力
有効範囲を任意に設定することにより、必要な項目キー
を素早く選択し、また誤入力を少なくする。 【構成】 タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−
Ｙ座標に変換する座標検出部と、該タッチパネルセンサ
の有効範囲を制御するタッチパネルセンサ制御部と、前
記表示部の表示範囲を制御する表示制御部と、項目キー
情報を格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項
目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込
み、前記指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると
共に、前記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情
報に基づいて前記表示制御部及びタッチパネルセンサ制
御部を制御する範囲指定制御部とを備える。
しようとする項目の表示範囲及びタッチパネル上の入力
有効範囲を任意に設定することにより、必要な項目キー
を素早く選択し、また誤入力を少なくする。 【構成】 タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−
Ｙ座標に変換する座標検出部と、該タッチパネルセンサ
の有効範囲を制御するタッチパネルセンサ制御部と、前
記表示部の表示範囲を制御する表示制御部と、項目キー
情報を格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項
目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込
み、前記指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると
共に、前記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情
報に基づいて前記表示制御部及びタッチパネルセンサ制
御部を制御する範囲指定制御部とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュー
タ、データ・プロセッシング・システム（ＤＳＰ）等の
情報処理装置に関し、特に前記情報処理装置のデータ入
力装置の構成に関する。
タ、データ・プロセッシング・システム（ＤＳＰ）等の
情報処理装置に関し、特に前記情報処理装置のデータ入
力装置の構成に関する。
【０００２】
【従来技術】銀行や郵便局に備えられた自動支払装置の
ように、表示装置の画面に表示された各種の項目を指で
触れることによって必要な入力を行うことができるデー
タ入力装置が様々な分野で用いられいる。このようなデ
ータ入力装置は、液晶ディスプレイ、ＣＲＴ等の表示装
置の画面にタッチパネルを組み合わせ、画面に表示する
項目とタッチパネルのセンサ位置とを予め対応させて登
録しておき、指の触れた位置をセンサで検出して対応す
る項目の入力が行われる。そして、入力された項目にし
たがって、次の指示や入力項目を表示する別の画面に変
更し、入力項目の種類やレイアウトを変更させることに
より、データ入力者が所定のシーケンスにしたがって複
数の容易にデータを入力することができる。
ように、表示装置の画面に表示された各種の項目を指で
触れることによって必要な入力を行うことができるデー
タ入力装置が様々な分野で用いられいる。このようなデ
ータ入力装置は、液晶ディスプレイ、ＣＲＴ等の表示装
置の画面にタッチパネルを組み合わせ、画面に表示する
項目とタッチパネルのセンサ位置とを予め対応させて登
録しておき、指の触れた位置をセンサで検出して対応す
る項目の入力が行われる。そして、入力された項目にし
たがって、次の指示や入力項目を表示する別の画面に変
更し、入力項目の種類やレイアウトを変更させることに
より、データ入力者が所定のシーケンスにしたがって複
数の容易にデータを入力することができる。
【０００３】しかし、このようなタッチパネルを使用し
たデータ入力装置では、表示する項目数が多くなると、
一画面上の項目数が増加し、更に数画面にわたって表示
さるため、目的とする項目を早く見つけることが困難と
なり、誤操作の原因となる可能性があった。そこで本願
出願人は特開平４−２８４５２８号により開示されたよ
うに、タッチパネル式のデータ入力装置において、使用
頻度の高い項目キーを他のものと比較して目立つように
表示することにより、選択しようとする項目を容易に認
識し、且つ素早く選択できるようにしたデータ入力装置
を提案している。しかしながら、前述した発明では使用
頻度の高い項目キーを目立つように表示し、素早く選択
することは可能となるが、入力データの種別が変更とな
った際などには所定の使用頻度となるまで当該項目キー
が目立つように表示されず、またデータ入力者の操作ミ
ス、即ち、押し間違いが生じたときには以前として誤入
力が生じてしまうという問題点があった。
たデータ入力装置では、表示する項目数が多くなると、
一画面上の項目数が増加し、更に数画面にわたって表示
さるため、目的とする項目を早く見つけることが困難と
なり、誤操作の原因となる可能性があった。そこで本願
出願人は特開平４−２８４５２８号により開示されたよ
うに、タッチパネル式のデータ入力装置において、使用
頻度の高い項目キーを他のものと比較して目立つように
表示することにより、選択しようとする項目を容易に認
識し、且つ素早く選択できるようにしたデータ入力装置
を提案している。しかしながら、前述した発明では使用
頻度の高い項目キーを目立つように表示し、素早く選択
することは可能となるが、入力データの種別が変更とな
った際などには所定の使用頻度となるまで当該項目キー
が目立つように表示されず、またデータ入力者の操作ミ
ス、即ち、押し間違いが生じたときには以前として誤入
力が生じてしまうという問題点があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明はタッチパネル式データ入力装置
において選択しようとする項目の表示範囲を任意に設定
することにより、必要な項目キーを素早く選択すること
ができるようにすることを目的とし、また、タッチパネ
ル上の入力有効範囲を任意に指定可能とすることによ
り、入力項目の選択時の誤入力を少なくすることを目的
とする。
において選択しようとする項目の表示範囲を任意に設定
することにより、必要な項目キーを素早く選択すること
ができるようにすることを目的とし、また、タッチパネ
ル上の入力有効範囲を任意に指定可能とすることによ
り、入力項目の選択時の誤入力を少なくすることを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、前記タッ
チパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変換す
る座標検出部と、前記表示部の表示範囲を制御する表示
制御部と、項目キー情報を格納する指定範囲格納部と、
押下された所望の項目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標
検出部より取り込み、前記指定範囲格納部に該項目キー
情報を格納すると共に、前記指定範囲格納部に格納され
た前記項目キー情報に基づいて前記表示制御部を制御す
る範囲指定制御部とを備えることにより前記第１の目的
を達成する。
に、本発明では入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、前記タッ
チパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変換す
る座標検出部と、前記表示部の表示範囲を制御する表示
制御部と、項目キー情報を格納する指定範囲格納部と、
押下された所望の項目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標
検出部より取り込み、前記指定範囲格納部に該項目キー
情報を格納すると共に、前記指定範囲格納部に格納され
た前記項目キー情報に基づいて前記表示制御部を制御す
る範囲指定制御部とを備えることにより前記第１の目的
を達成する。
【０００６】また、入力項目キーを示す項目キー情報を
表示する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置さ
れ、このタッチパネルセンサの押下された位置に表示さ
れた項目キーを出力するデータ入力装置において、前記
タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変
換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効範囲
を制御するタッチパネルセンサ制御部と、項目キー情報
を格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項目キ
ーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込み、前
記指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると共に、
前記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情報に基
づいて前記タッチパネルセンサ制御部を制御する範囲指
定制御部とを備えることにより前記第２の目的を達成す
る。
表示する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置さ
れ、このタッチパネルセンサの押下された位置に表示さ
れた項目キーを出力するデータ入力装置において、前記
タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変
換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効範囲
を制御するタッチパネルセンサ制御部と、項目キー情報
を格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項目キ
ーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込み、前
記指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると共に、
前記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情報に基
づいて前記タッチパネルセンサ制御部を制御する範囲指
定制御部とを備えることにより前記第２の目的を達成す
る。
【０００７】更に入力項目キーを示す項目キー情報を表
示する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置さ
れ、このタッチパネルセンサの押下された位置に表示さ
れた項目キーを出力するデータ入力装置において、前記
タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変
換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効範囲
を制御するタッチパネルセンサ制御部と、前記表示部の
表示範囲を制御する表示制御部と、項目キー情報を格納
する指定範囲格納部と、押下された所望の項目キーのＸ
−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込み、前記指定
範囲格納部に該項目キー情報を格納すると共に、前記指
定範囲格納部に格納された前記項目キー情報に基づいて
前記表示制御部及びタッチパネルセンサ制御部を制御す
る範囲指定制御部とを備えることにより前記第１及び第
２の目的を達成する。
示する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置さ
れ、このタッチパネルセンサの押下された位置に表示さ
れた項目キーを出力するデータ入力装置において、前記
タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変
換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効範囲
を制御するタッチパネルセンサ制御部と、前記表示部の
表示範囲を制御する表示制御部と、項目キー情報を格納
する指定範囲格納部と、押下された所望の項目キーのＸ
−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込み、前記指定
範囲格納部に該項目キー情報を格納すると共に、前記指
定範囲格納部に格納された前記項目キー情報に基づいて
前記表示制御部及びタッチパネルセンサ制御部を制御す
る範囲指定制御部とを備えることにより前記第１及び第
２の目的を達成する。
【０００８】このように本発明に係るデータ入力装置で
は、所望の項目キーを範囲指定格納部に格納し、該格納
されたデータに基づいて表示部の表示範囲、タッチパネ
ルセンサの有効範囲を変更することによって、システム
に関係なく所望の項目キーを目立たせ若しくは所望のキ
ーのみを入力可能な状態とすることにより、誤入力を著
しく低減することができる。
は、所望の項目キーを範囲指定格納部に格納し、該格納
されたデータに基づいて表示部の表示範囲、タッチパネ
ルセンサの有効範囲を変更することによって、システム
に関係なく所望の項目キーを目立たせ若しくは所望のキ
ーのみを入力可能な状態とすることにより、誤入力を著
しく低減することができる。
【０００９】以下、図面に示した実施例に基づいて、本
発明に係るデータ入力装置を詳細に説明する。図１は本
発明に係るデータ入力装置の外観構成を示したものであ
る。タッチパネル入力装置１の中央部には表示装置及び
タッチパネルセンサとからなるタッチパネル部２が配置
され、更に前記タッチパネル部２の周囲には各種の操作
を行うための各種機能キー３が設けられている。前記タ
ッチパネル部２は図２に示すように表示装置２１上に透
明若しくは半透明状のタッチパネルセンサ２２を積層し
て構成しており、表示装置２１上に示された各種項目キ
ーの表示内容はタッチパネルセンサ２２を介して視認で
きるため、データ入力者は前記表示装置２１に表示され
た項目部分を押下し、該押捺部分をタッチパネルセンサ
にて検出することによりデータの入力が行われる。
発明に係るデータ入力装置を詳細に説明する。図１は本
発明に係るデータ入力装置の外観構成を示したものであ
る。タッチパネル入力装置１の中央部には表示装置及び
タッチパネルセンサとからなるタッチパネル部２が配置
され、更に前記タッチパネル部２の周囲には各種の操作
を行うための各種機能キー３が設けられている。前記タ
ッチパネル部２は図２に示すように表示装置２１上に透
明若しくは半透明状のタッチパネルセンサ２２を積層し
て構成しており、表示装置２１上に示された各種項目キ
ーの表示内容はタッチパネルセンサ２２を介して視認で
きるため、データ入力者は前記表示装置２１に表示され
た項目部分を押下し、該押捺部分をタッチパネルセンサ
にて検出することによりデータの入力が行われる。
【００１０】図３は本発明に係るデータ入力装置の構成
を示すブロック図であって、同図において３１は表示制
御部、３２は表示部（表示装置）、３３は範囲指定制御
部、３４は指定範囲格納部、３５は座標検出部、３６は
タッチパネル制御部、３７はタッチセンサー部である。
このように構成したデータ入力装置では、指定範囲格納
部３４に記憶されたデータに基づいて範囲指定制御部３
３が表示部３２の画面上に表示する項目内容を決定し、
所望の項目が表示されるように表示制御部３１を制御す
る。また、前記範囲指定制御部３３からの信号に基づい
てタッチパネル制御部３６を制御し、データ入力者の押
下に感応するタッチパネルセンサー３７の領域を制御す
ることも可能である。座標検出部３５はデータ入力者が
押下したタッチパネルセンサの部位をＸ−Ｙ座標に変換
し、該変換信号を前記範囲指定制御部３３及びタッチパ
ネル制御部３６に供給することにより、後述する範囲指
定登録の際に何れの領域を指定範囲と設定したかを判断
するための信号を生成するものである。
を示すブロック図であって、同図において３１は表示制
御部、３２は表示部（表示装置）、３３は範囲指定制御
部、３４は指定範囲格納部、３５は座標検出部、３６は
タッチパネル制御部、３７はタッチセンサー部である。
このように構成したデータ入力装置では、指定範囲格納
部３４に記憶されたデータに基づいて範囲指定制御部３
３が表示部３２の画面上に表示する項目内容を決定し、
所望の項目が表示されるように表示制御部３１を制御す
る。また、前記範囲指定制御部３３からの信号に基づい
てタッチパネル制御部３６を制御し、データ入力者の押
下に感応するタッチパネルセンサー３７の領域を制御す
ることも可能である。座標検出部３５はデータ入力者が
押下したタッチパネルセンサの部位をＸ−Ｙ座標に変換
し、該変換信号を前記範囲指定制御部３３及びタッチパ
ネル制御部３６に供給することにより、後述する範囲指
定登録の際に何れの領域を指定範囲と設定したかを判断
するための信号を生成するものである。
【００１１】以下、このように構成したデータ入力装置
を用いた指定範囲登録及び再生についてフローチャート
及び図面を用いて説明する。図４は登録の手順を示した
フローチャートであって、タッチパネル入力装置に設け
られた登録キーを押下すると、表示部に各種項目が表示
され、登録処理を開始する。この状態で、データ入力者
が登録すべき所望の項目上のタッチパネルセンサを押下
すると、座標検出部３５によって何れの領域が押下され
たのかＸ−Ｙ座標の検出を開始し、指定範囲制御部を介
して押下された領域若しくはその領域を含む所定範囲に
ついて指定範囲格納部の状態を反転させる。例えば一画
面が四分割されるような状態で各項目が表示されていた
場合、表示装置の右上部分に相当する位置のタッチパネ
ルセンサをデータ入力者が押下すると、指定範囲格納部
内のデータは図５（ａ）に示すように押下された所定領
域のデータが他の部分のデータに対して反転する。（同
図の場合、指定された領域のデータは１となり、非指定
領域のデータは０の状態を維持する。）
を用いた指定範囲登録及び再生についてフローチャート
及び図面を用いて説明する。図４は登録の手順を示した
フローチャートであって、タッチパネル入力装置に設け
られた登録キーを押下すると、表示部に各種項目が表示
され、登録処理を開始する。この状態で、データ入力者
が登録すべき所望の項目上のタッチパネルセンサを押下
すると、座標検出部３５によって何れの領域が押下され
たのかＸ−Ｙ座標の検出を開始し、指定範囲制御部を介
して押下された領域若しくはその領域を含む所定範囲に
ついて指定範囲格納部の状態を反転させる。例えば一画
面が四分割されるような状態で各項目が表示されていた
場合、表示装置の右上部分に相当する位置のタッチパネ
ルセンサをデータ入力者が押下すると、指定範囲格納部
内のデータは図５（ａ）に示すように押下された所定領
域のデータが他の部分のデータに対して反転する。（同
図の場合、指定された領域のデータは１となり、非指定
領域のデータは０の状態を維持する。）
【００１２】更に、範囲指定制御部から出力される信号
に基づいて表示制御部は押下された領域の表示を反転
し、図５（ｂ）に示すように所定の領域が黒色で表示さ
れ、指定部分を明確にする。その後、再度登録キーを押
下することにより登録が終了する。尚、一旦登録キーが
押下され、登録可能状態となると、再度登録キーが押下
されるまでタッチパネル部上のタッチパネルセンサ検出
部分は全て指定範囲制御部により制御され、指定範囲格
納部に書き込まれる。したがって、上述したように所望
の領域を範囲指定すると、当該指定された領域の表示部
が他の表示部と比較して反転するため、項目キーを目立
たせることができるとともに、範囲指定制御部より供給
される信号によりタッチパネル制御部が制御され、範囲
指定された領域のみについて感応するようになるため、
誤入力を著しく低減することが可能となる。
に基づいて表示制御部は押下された領域の表示を反転
し、図５（ｂ）に示すように所定の領域が黒色で表示さ
れ、指定部分を明確にする。その後、再度登録キーを押
下することにより登録が終了する。尚、一旦登録キーが
押下され、登録可能状態となると、再度登録キーが押下
されるまでタッチパネル部上のタッチパネルセンサ検出
部分は全て指定範囲制御部により制御され、指定範囲格
納部に書き込まれる。したがって、上述したように所望
の領域を範囲指定すると、当該指定された領域の表示部
が他の表示部と比較して反転するため、項目キーを目立
たせることができるとともに、範囲指定制御部より供給
される信号によりタッチパネル制御部が制御され、範囲
指定された領域のみについて感応するようになるため、
誤入力を著しく低減することが可能となる。
【００１３】このように指定範囲を制御することによ
り、例えば図６（ａ）に示したように、各項目Ａ〜Ｄが
隣接し、その境界線がはっきりしない場合には、図６
（ｂ）に示すように領域Ａ乃至Ｄからなるパネル上に十
字状の指定範囲を設定することにより境界線付近の入力
誤操作を未然に防ぐことが可能である。また、前記指定
範囲以外の領域部分をアクティブ状態にするためには、
以下の再生処理を行うようにデータ入力装置を構成すれ
ばよい。
り、例えば図６（ａ）に示したように、各項目Ａ〜Ｄが
隣接し、その境界線がはっきりしない場合には、図６
（ｂ）に示すように領域Ａ乃至Ｄからなるパネル上に十
字状の指定範囲を設定することにより境界線付近の入力
誤操作を未然に防ぐことが可能である。また、前記指定
範囲以外の領域部分をアクティブ状態にするためには、
以下の再生処理を行うようにデータ入力装置を構成すれ
ばよい。
【００１４】図７は再生処理のフローチャートを示す図
であって、データ入力装置に設けられた再生キーを押下
すると、指定範囲格納部内に書き込まれたデータが範囲
指定制御部に読みだされ、該範囲指定制御部は指定領域
以外を表示するように表示制御部に信号を供給する。即
ち、図５（ｂ）の白黒が反転し、表示部右上部分が白色
に、その他の部分が黒色になるようにマスク処理が行わ
れる。また、範囲指定制御部からはタッチパネル制御部
に信号が供給され、指定領域のタッチパネルセンサをデ
ィセーブル状態とし、再び再生キーが押下されるまでそ
の状態を維持する。再生キーが再び押下された際には前
述したマスク処理をオフとし、更にタッチパネルの指定
領域のみをイネーブル状態に戻し、再生処理を終了す
る。
であって、データ入力装置に設けられた再生キーを押下
すると、指定範囲格納部内に書き込まれたデータが範囲
指定制御部に読みだされ、該範囲指定制御部は指定領域
以外を表示するように表示制御部に信号を供給する。即
ち、図５（ｂ）の白黒が反転し、表示部右上部分が白色
に、その他の部分が黒色になるようにマスク処理が行わ
れる。また、範囲指定制御部からはタッチパネル制御部
に信号が供給され、指定領域のタッチパネルセンサをデ
ィセーブル状態とし、再び再生キーが押下されるまでそ
の状態を維持する。再生キーが再び押下された際には前
述したマスク処理をオフとし、更にタッチパネルの指定
領域のみをイネーブル状態に戻し、再生処理を終了す
る。
【００１５】図８は本発明に係るデータ入力装置の他の
実施例を示す図であって、前記実施例と比較して再生キ
ーが複数（同図においては５個）設けられている点が外
観上異なり、また、前記再生キーは登録先キーとしての
機能をも有する。即ち、登録キーを押下した後に、何れ
かの登録先キーを押下することにより、指定範囲格納部
の収納先を選択し、図示した実施例では５つの範囲指定
を登録することが可能となる。
実施例を示す図であって、前記実施例と比較して再生キ
ーが複数（同図においては５個）設けられている点が外
観上異なり、また、前記再生キーは登録先キーとしての
機能をも有する。即ち、登録キーを押下した後に、何れ
かの登録先キーを押下することにより、指定範囲格納部
の収納先を選択し、図示した実施例では５つの範囲指定
を登録することが可能となる。
【００１６】図９は複数の登録先キーを有するデータ入
力装置の登録手順を示すフローチャート図であって、先
ず、データ入力装置に設けられた登録キーが押下される
と登録処理が開始し、その後に押下された登録先キーに
よって指定範囲格納部のアドレスが決定する。その後の
登録処理は上述した実施例と同様であって、図１０
（ａ）〜（ｅ）に示すように押下されたパネルセンサの
所定の領域のデータが反転して前記指定範囲格納部に収
納されると共に、前記パネルセンサに対応する表示部の
表示が反転するため、該指定範囲を目立つように表示す
る。また、他の形態の指定範囲を設定する際には、異な
る登録先キーを押下した後に所望の項目キーを押すこと
により登録が可能となる。
力装置の登録手順を示すフローチャート図であって、先
ず、データ入力装置に設けられた登録キーが押下される
と登録処理が開始し、その後に押下された登録先キーに
よって指定範囲格納部のアドレスが決定する。その後の
登録処理は上述した実施例と同様であって、図１０
（ａ）〜（ｅ）に示すように押下されたパネルセンサの
所定の領域のデータが反転して前記指定範囲格納部に収
納されると共に、前記パネルセンサに対応する表示部の
表示が反転するため、該指定範囲を目立つように表示す
る。また、他の形態の指定範囲を設定する際には、異な
る登録先キーを押下した後に所望の項目キーを押すこと
により登録が可能となる。
【００１７】このように複数の登録先キーを備えたデー
タ入力装置において、再生処理を行う場合には、単に前
記登録先キーを押すことにより、前述した実施例におい
て再生キーが押下されたのと同様の状況となり、また、
再度同一の登録先キー（再生キー）を押下すると再生処
理が終了する。また、前記再生処理時に再生キーを押さ
ず、データ入力装置が接続しているホストコンピュータ
等から”再生コマンド＋登録番号（登録先キー番号）”
のコマンド信号を供給し、該コマンド信号に基づいて、
指定された登録キーのアドレスとして格納された指定範
囲を表示制御部或いは表示制御部とタッチパネル制御部
に供給し、マスク処理等を行うように構成してもよい。
タ入力装置において、再生処理を行う場合には、単に前
記登録先キーを押すことにより、前述した実施例におい
て再生キーが押下されたのと同様の状況となり、また、
再度同一の登録先キー（再生キー）を押下すると再生処
理が終了する。また、前記再生処理時に再生キーを押さ
ず、データ入力装置が接続しているホストコンピュータ
等から”再生コマンド＋登録番号（登録先キー番号）”
のコマンド信号を供給し、該コマンド信号に基づいて、
指定された登録キーのアドレスとして格納された指定範
囲を表示制御部或いは表示制御部とタッチパネル制御部
に供給し、マスク処理等を行うように構成してもよい。
【００１８】図１１は本発明の他の実施例を示す図であ
って、上記各実施例においては登録キーによってその表
示及びタッチパネルセンサの両者に関して同時に範囲指
定していたが、登録キーに代えて登録機能選択キー（表
示用及びパネル用）を設けることにより、指定範囲の表
示及びタッチパネルセンサ制御を独立して行うことが可
能となる。この場合、指定範囲格納部は図１２に示すよ
うに表示用エリア及びタッチパネル用エリアに分割され
ており、それぞれのエリア内に登録先キー１〜５によっ
て選択された指定範囲に関するデータが収納されてい
る。図１３は登録機能キーが設けられたデータ入力装置
の登録手順を示すフローチャートであり、登録処理開始
後に選択された登録機能キーに応じて指定範囲格納部の
エリアが選択され、登録処理が行われる。
って、上記各実施例においては登録キーによってその表
示及びタッチパネルセンサの両者に関して同時に範囲指
定していたが、登録キーに代えて登録機能選択キー（表
示用及びパネル用）を設けることにより、指定範囲の表
示及びタッチパネルセンサ制御を独立して行うことが可
能となる。この場合、指定範囲格納部は図１２に示すよ
うに表示用エリア及びタッチパネル用エリアに分割され
ており、それぞれのエリア内に登録先キー１〜５によっ
て選択された指定範囲に関するデータが収納されてい
る。図１３は登録機能キーが設けられたデータ入力装置
の登録手順を示すフローチャートであり、登録処理開始
後に選択された登録機能キーに応じて指定範囲格納部の
エリアが選択され、登録処理が行われる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を有するか
ら、システムに関係なく任意の表示範囲を指定すること
ができ、表示の必要がないものを簡単にマスクし、表示
が見やすくなり、更に、任意の範囲を指定し、当該指定
範囲に相当するタッチパネルセンサをディセーブルにす
ることができるため、誤入力を防止することができる。
また、複数の登録先キーを設けることにより、複数の指
定範囲パターンを格納することができるため、多種のデ
ータを入力する際には必要に応じた指定範囲を選択する
ことができるためその操作性が向上する。更に登録され
た複数の指定範囲パターンをホストコンピュータ等から
直接指定することが可能なので、アプリケーションに合
わせたパターンを自動的に選択することができ、また、
機能選択キーを設けることにより画面表示のマスクパタ
ーンとタッチパネルセンサのディセーブル領域のパター
ンがそれぞれ選択できるため、項目選択時の操作性が向
上する。
ら、システムに関係なく任意の表示範囲を指定すること
ができ、表示の必要がないものを簡単にマスクし、表示
が見やすくなり、更に、任意の範囲を指定し、当該指定
範囲に相当するタッチパネルセンサをディセーブルにす
ることができるため、誤入力を防止することができる。
また、複数の登録先キーを設けることにより、複数の指
定範囲パターンを格納することができるため、多種のデ
ータを入力する際には必要に応じた指定範囲を選択する
ことができるためその操作性が向上する。更に登録され
た複数の指定範囲パターンをホストコンピュータ等から
直接指定することが可能なので、アプリケーションに合
わせたパターンを自動的に選択することができ、また、
機能選択キーを設けることにより画面表示のマスクパタ
ーンとタッチパネルセンサのディセーブル領域のパター
ンがそれぞれ選択できるため、項目選択時の操作性が向
上する。
【００２０】
【図１】本発明のデータ入力装置の外観構成を示した
図。
図。
【図２】タッチパネル部の構成を示す図。
【図３】本発明に係るデータ入力装置の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図４】本発明のデータ入力装置における登録の手順を
示したフローチャート図。
示したフローチャート図。
【図５】（ａ）及び（ｂ）は指定範囲格納部内のデータ
を示す図。
を示す図。
【図６】（ａ）及び（ｂ）は本発明の使用例を示す図。
【図７】本発明のデータ入力装置における再生処理のフ
ローチャートを示す図。
ローチャートを示す図。
【図８】本発明に係るデータ入力装置の他の実施例を示
す図。
す図。
【図９】複数の登録先キーを有するデータ入力装置の登
録手順を示すフローチャート図。
録手順を示すフローチャート図。
【図１０】（ａ）乃至（ｅ）は指定範囲格納部に収納さ
れたデータ例を示す図。
れたデータ例を示す図。
【図１１】本発明に係るデータ入力装置の他の実施例を
示す図。
示す図。
【図１２】指定範囲格納部の一例を示す図。
【図１３】登録機能キーが設けられたデータ入力装置の
登録手順を示すフローチャート図。
登録手順を示すフローチャート図。
１ データ入力装置、２ タッチパネル部、３ 各種機
能キー、２１ 表示装置、２２ タッチパネルセンサ、
３１ 表示制御部、３２ 表示部、３３ 範囲指定制御
部、３４ 指定範囲格納部、３５ 座標検出部、３６
タッチパネル制御部、３７ タッチパネルセンサ部
能キー、２１ 表示装置、２２ タッチパネルセンサ、
３１ 表示制御部、３２ 表示部、３３ 範囲指定制御
部、３４ 指定範囲格納部、３５ 座標検出部、３６
タッチパネル制御部、３７ タッチパネルセンサ部
Claims (6)
- 【請求項１】 入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、 前記タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標
に変換する座標検出部と、前記表示部の表示範囲を制御
する表示制御部と、項目キー情報を格納する指定範囲格
納部と、押下された所望の項目キーのＸ−Ｙ座標情報を
前記座標検出部より取り込み、前記指定範囲格納部に該
項目キー情報を格納すると共に、前記指定範囲格納部に
格納された前記項目キー情報に基づいて前記表示制御部
を制御する範囲指定制御部とを備えることによりシステ
ムに関係なく表示部の表示範囲を設定したことを特徴と
するデータ入力装置。 - 【請求項２】 入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、 前記タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標
に変換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効
範囲を制御するタッチパネルセンサ制御部と、項目キー
情報を格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項
目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込
み、前記指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると
共に、前記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情
報に基づいて前記タッチパネルセンサ制御部を制御する
範囲指定制御部とを備えることによりシステムに関係な
く前記タッチパネルセンサの有効範囲を設定したことを
特徴とするデータ入力装置。 - 【請求項３】 入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、 前記タッチパネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標
に変換する座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効
範囲を制御するタッチパネルセンサ制御部と、前記表示
部の表示範囲を制御する表示制御部と、項目キー情報を
格納する指定範囲格納部と、押下された所望の項目キー
のＸ−Ｙ座標情報を前記座標検出部より取り込み、前記
指定範囲格納部に該項目キー情報を格納すると共に、前
記指定範囲格納部に格納された前記項目キー情報に基づ
いて前記表示制御部及びタッチパネルセンサ制御部を制
御する範囲指定制御部とを備えることによりシステムに
関係なく表示部の表示範囲及びタッチパネルセンサの有
効範囲を設定したことを特徴とするデータ入力装置。 - 【請求項４】 前記指定範囲格納部に格納される所望の
項目キーを複数パターン登録したことを特徴とする請求
項１、２及び３記載のデータ入力装置。 - 【請求項５】 前記指定範囲格納部に格納された項目キ
ーの複数のパターン登録のなかから一つを選択する手段
を有し、システム側から前記パターンの選択したことを
特徴とする請求項４記載のデータ入力装置。 - 【請求項６】 入力項目キーを示す項目キー情報を表示
する表示部の表示面にタッチパネルセンサが配置され、
このタッチパネルセンサの押下された位置に表示された
項目キーを出力するデータ入力装置において、 表示用エリア及びタッチパネルセンサエリアの何れか一
方を選択することができる登録機能手段と、前記タッチ
パネルセンサの押下された位置をＸ−Ｙ座標に変換する
座標検出部と、該タッチパネルセンサの有効範囲を制御
するタッチパネルセンサ制御部と、前記表示部の表示範
囲を制御する表示制御部と、前記登録機能手段にしたが
って項目キー情報を複数格納する指定範囲格納部と、押
下された所望の項目キーのＸ−Ｙ座標情報を前記座標検
出部より取り込み、前記指定範囲格納部に該項目キー情
報を格納すると共に、前記指定範囲格納部に格納された
前記項目キー情報に基づいて前記表示制御部及びタッチ
パネルセンサ制御部を制御する範囲指定制御部とを備え
たことを特徴とするデータ入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29265093A JPH07129323A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | データ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29265093A JPH07129323A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | データ入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07129323A true JPH07129323A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17784532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29265093A Pending JPH07129323A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | データ入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07129323A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009176227A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示装置 |
| JP2017537388A (ja) * | 2014-10-30 | 2017-12-14 | 楽天株式会社 | 代替ジェスチャーモード及び該モードの実施用システム並びに方法 |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP29265093A patent/JPH07129323A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009176227A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示装置 |
| JP2017537388A (ja) * | 2014-10-30 | 2017-12-14 | 楽天株式会社 | 代替ジェスチャーモード及び該モードの実施用システム並びに方法 |
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