JPH08150442A - 金属薄板の連続鋳造用ロール - Google Patents

金属薄板の連続鋳造用ロール

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JPH08150442A
JPH08150442A JP29311194A JP29311194A JPH08150442A JP H08150442 A JPH08150442 A JP H08150442A JP 29311194 A JP29311194 A JP 29311194A JP 29311194 A JP29311194 A JP 29311194A JP H08150442 A JPH08150442 A JP H08150442A
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roll
thickness
cooling
plating
plating layer
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JP29311194A
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English (en)
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Naotada Yoshida
直嗣 吉田
Fumio Kawahigashi
文雄 川東
Yoshihisa Shirai
善久 白井
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金属薄板の連続鋳造用冷却ロールを提供する。 【構成】(1) ロール表面の平均表面粗さRa が3〜15μ
m である薄板の連続鋳造用ロール。 (2)ロール表面は下層めっきと表層めっきとの二層構造
を有し、下層めっきは10〜50μm のNi系合金、表層めっ
きは5〜30μm のCrからなり、表層めっきの平均表面粗
さRa が3〜15μm である薄板の連続鋳造用ロール。 【効果】凝固不均一による薄板のうねりや凝固シェルの
熱変形による薄板表面の微小凹みの発生を防止すると共
に、表層部の硬質めっきにより操業中のロール表面の軟
化、亀裂、焼き付き等の劣化を防止することで、表面性
状の良好な薄板の安定した連続鋳造が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属から直接、金
属薄板を連続鋳造する際に使用する冷却ロールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】双ロール法、単ロール法などの金属薄板
の連続鋳造方法では、熱延工程の省略が可能であるた
め、従来の連続鋳造方法に比べ、製造コストを低減する
ことができるメリットがある。しかし、薄板鋳片では、
従来の連続鋳造方法によるスラブと比べ、鋳造後の下工
程の圧延率が小さいため、板厚変動や表面性状に対し高
度の品質が要求される。そこで、良質な薄板鋳片の製造
方法や製造装置が種々検討されている。
【0003】例えば特開昭60−184449号公報には、薄板
幅方向の凝固シェル厚を均一にするために、表面に深さ
4μm 以上の凹凸を均一分布させた冷却ドラムを用いる
ドラム式連鋳機が示されている。
【0004】特開昭62−254953号公報には、へこみ、鋳
じわおよび微小割れのない帯板を製造するために、表面
に深さ10〜200 μm の凹凸を設けた冷却ロールを用いる
双ロール式連鋳機が示されている。
【0005】特開平64(特開平1)−83340 号公報に
は、割れ、肉厚変動のない薄肉鋳片を製造するために、
直径 0.1〜1.2 mmの円または長円状の開口部をもち、深
さが5〜100 μm の窪みを互いに接することなく均一に
表面に分布させた冷却ドラムが示されている。
【0006】特開平2−160145号公報には、表面性状の
優れた急冷薄帯を得るために、銅または銅合金製のロー
ル胴周面上に下地と表面との二層めっき層を備えた冷却
ロールが示されている。このロールでは、厚さ 0.1〜0.
4mm の下地めっき層は、Ni、Ni−W合金、Ni−W−Fe合
金からなり、厚さ0.01〜0.03mmの表面めっき層はCrであ
る。
【0007】本発明者等は特開平5−154616号公報にお
いて、薄板の緩冷却を目的として、低熱伝導率で高温強
度に優れた材質のスリーブを用いる連続鋳造用冷却ロー
ルを開示した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような冷却ドラ
ムまたは冷却ロールには、なお、次の、のような問
題点がある。
【0009】金属薄板の表面凹凸による形状不良およ
び凹凸に伴う割れ 冷却ロール表面の劣化 上記の金属薄板の鋳造時に発生する表面凹凸と表面割
れの形態は、下記A〜Cに分類される。
【0010】A:凝固厚さの不均一を伴う大きな凹凸
で、大きな縦割れを伴う。
【0011】B:凝固厚さの不均一を伴う10〜50mm
間隔のうねりで、その起伏は50〜100μm 程度であ
り、縦割れおよび微小割れを伴う。
【0012】C:凝固厚さはほぼ均一であるが、2〜5
mmピッチの深さ20〜30μm の微小凹みが亀甲状に生
成し、微小割れを伴う。
【0013】本発明者等の研究によると、これら欠陥の
形態はロール側の冷却条件により変化する。ロールから
の冷却が強冷却であるほど、凝固シェル表面の熱応力が
大きく、かつ凝固初期に凝固シェルの変形が生じ始める
ために、ロールと凝固シェルの間の冷却むらが生じて不
均一凝固が助長され、凹凸の深さおよび間隔が大きくな
る。
【0014】ロールからの冷却を緩和していくと凝固シ
ェル表面の熱応力は小さくなり、かつ凝固シェルの変形
開始が遅くなるために、不均一凝固は抑制され、凹凸の
深さおよび間隔はともに小さくなる。すなわち、表面が
平滑な冷却ロールで鋳造した場合、凝固初期はロールと
凝固シェルの接触が密であるために強冷却となって凝固
の不均一が生じ、金属薄板表面には上記形態Aの大きな
凹凸および縦割れが発生する。この形態A欠陥は、ある
程度の緩冷却を行うことにより、不均一凝固による薄板
表面の凹凸の間隔が狭くなって解消するが、上記形態B
の縦割れ、微小割れを伴ううねりが生じる。形態Bの欠
陥は、さらに緩冷却を行うことにより凝固厚さがほぼ均
一となり解消する。
【0015】前記従来技術(特開昭60−184449号公報、
特開昭62−254953号公報)は、冷却ロール表面に凹凸あ
るいは凹みを分布させて部分的にエアギャップを媒体と
する熱抵抗を生じさせることで、また、特開平5−1546
16号公報の方法は、低熱伝導率の高温強度に優れた材料
のロールを使用することで、それぞれ緩冷却を行うもの
であり、これらの方法で上記AおよびBの形態の欠陥を
防止することは可能である。
【0016】しかしこれらの従来技術では、前記形態C
の微小割れを伴う亀甲状凹み欠陥を防止するのに十分な
効果が得られない。形態Cの亀甲状凹みは深さ20〜3
0μm で、形状、外観上はほとんど問題にならない程度
であるが、凹み部分の一部に局所的に生じる微小割れの
ため製品品質を著しく損ねるので、その防止が重要な課
題である。
【0017】前記の冷却ロール表面の劣化による問題
点は次のとおりである。
【0018】表面性状の良好な金属薄板を安定して連続
鋳造するには、所定の冷却ロール表面状態を維持するこ
とが重要であるが、前記従来技術のロール表面の劣化対
策は未だ不十分である。たとえば、特開平64(特開平
1)−83340 号公報の実施例では、スリーブ表面にNi
めっき層が形成され、その表面に凹みが形成されている
が、Niめっき層が軟質であるため、操業中、金属薄板
との接触によりロール表面の凹みが消失し、その効果が
失われるばかりでなく、ロール表面に周方向の引っかき
傷が生じ、金属薄板の表面品質を損ねる恐れがある。
【0019】特開平2−160145号公報の二層めっき冷却
ロールでは、高ケイ素薄鋼帯を鋳造する場合のロール表
面劣化防止および鋼帯表面性状の向上は可能であるが、
厚さが1mmを超えるステンレス鋼板を鋳造する場合に
は、ロールからの冷却が強冷却であるために前記形態A
またはBの欠陥が生じる。
【0020】本発明の目的は、特に金属薄板表面の形態
C欠陥の発生および操業中の冷却ロール表面の軟化、亀
裂、焼き付き等の劣化を防止するとともに、安定した連
続鋳造を実現することができる冷却ロールを提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の (1)、
(2) の金属薄板の連続鋳造用ロールを要旨とする。
【0022】(1)溶融金属をロール周表面で凝固させて
金属薄板を連続鋳造する際に用いる冷却ロールであっ
て、ロール表面の平均表面粗さRa が3〜15μm であ
ることを特徴とする薄板鋳片の連続鋳造用ロール。
【0023】(2)上記(1) の冷却ロールであって、ロー
ル表面は下層めっき層と表層めっき層との二層構造を有
し、下層めっき層は厚さ10〜50μm のNi系合金、
表層めっき層は厚さ5〜30μm のCrからなり、表層
めっき層表面の平均表面粗さRa が3〜15μm である
ことを特徴とする金属薄板の連続鋳造用ロール。
【0024】上記の下層めっき層のNi系合金は、Ni−
W合金、Ni−P合金、Ni−B合金、Ni−W−B合金のい
ずれかとするのが望ましい。
【0025】本発明ロールの母材材質は問わないが、
銅、銅合金またはNiめっきを施した銅、銅合金とする
のが望ましい。
【0026】
【作用】本発明のロールを用いる金属薄板連続鋳造装置
の構成例を、図1〜図3により説明する。
【0027】図1は、単ロール式連鋳機を示す側面方向
の縦断面図である。矢印の方向に回転する冷却式単ロー
ル4に隣接して設けられたタンディッシュ5内の溶鋼6
を、所定の厚さの金属薄板7が得られる速度で連続供給
し、この速度と一定関係を有する速度で回転する冷却式
単ロール4上に注ぎながら、連続的に金属薄板7を鋳造
する。
【0028】図2は、双ロール横注ぎ式連鋳機を示す側
面方向の縦断面図である。この方式では、溶鋼6はタン
ディッシュ5から上方の冷却ロール8と下方の冷却ロー
ル9との間の一定間隙に供給され、双方のロールで冷却
される。
【0029】図3は、双ロール上注ぎ式連鋳機法を示す
側面方向の縦断面図である。この方式では、溶鋼6はタ
ンディッシュを経ずに直接、同径の冷却ロール10間の一
定間隙に供給され、双方のロールで冷却される。
【0030】本発明のロールは、冷却ロールを用いる金
属薄板連続鋳造装置であれば、双ロール法、単ロール法
のいずれにも、また、溶湯供給の方法(上注ぎ、下注
ぎ、横注ぎ、斜め上注ぎ、斜め下注ぎ)の種類を問わ
ず、いずれにも適用できる。
【0031】次に、本発明ロールを前記のように限定し
た理由とその作用効果にについて説明する。
【0032】金属薄板の表面凹凸やうねりの起点は、冷
却ロール側からの冷却により凝固シェル表層部に熱応力
が生じ、凝固シェルが変形することにある。すなわち、
ロールと変形したシェルとの間の接触が不均一となる
と、凝固の不均一が生じる。ロールと密に接触した金属
薄板表面の凸部分では、凝固が更に進行して厚いシェル
が生成するが、ロールと離れた金属薄板表面の凹部分で
は凝固が遅れてシェル厚は薄くなり、厚さの不均一が生
じる。また、金属薄板表面の凹み部分は、高温で脆弱で
あり、応力集中による割れが生じやすい。
【0033】そして、金属薄板表面の凹凸の大きさや形
状はロールの冷却条件により左右されること、およびそ
れらの欠陥の形態と発生原因は、前述のとおりである。
【0034】本発明の目的の一つは、前述の形態C欠陥
の発生を防止することにある。このためには、ロール表
面の平均表面粗さRa の範囲を3〜15μm にするのが
効果的である。すなわち、ロール表面を所定粗さに粗面
化し、ロール表面凹部のエアギャップを形成させること
による緩冷却効果、およびロール表面凸部によって金属
薄板の亀甲状凹み間隔よりも狭い間隔で金属薄板表面に
微小凹凸を積極的に付与する凹凸転写に基づく熱変形抑
制効果により、上記C欠陥の発生を防止することができ
る。
【0035】上記のように、ロール表面の平均表面粗さ
Ra の範囲を3〜15μm とした理由を、図4により詳
細に説明する。
【0036】まず、種々の平均表面粗さを有するロール
を用いて連続鋳造試験を行い、ロール表面の平均表面粗
さと金属薄板の平均表面粗さとの関係について検討し
た。図4はこの関係を示す図である。
【0037】粗面化したロール表面には、凹み部のエア
ギャップが存在するために、溶鋼が完全に侵入しない。
すなわち、ロール表面の凹凸形状がそのまま金属薄板表
面に転写されるわけではない。ロール表面の平均表面粗
さをRa(x)、金属薄板表面の平均表面粗さをRa(y)とす
ると、両者の間には下記に示す式の関係がある。
【0038】Ra(y)=(a/100)×Ra(x)+b ここで、aはロールの表面粗さが金属薄板の表面粗さに
転写される程度、すなわち転写率(%)を示し、bは凝
固シェル表面の熱収縮により生じた金属薄板表面の微小
凹凸による粗さ(μm)である。図4に示すように、転写
率aは20〜30%、粗さbは1.0μm である。ま
た、金属薄板表面の前記形態C欠陥、すなわち、亀甲状
凹みに伴う微小割れは、金属薄板表面の平均表面粗さR
a(y)が1.8μm 以上では生じない。一方、金属薄板表
面の平均表面粗さがRa(y)が5.0μm を超えると、ロ
ール表面の凹凸の転写により生じた金属薄板表面の凹み
の一部に微小割れが生じる。よって、微小割れが生成し
ない適正な金属薄板表面の平均表面粗さRa(y)の範囲
は、1.8〜5.0μm である。
【0039】更に詳細に調査した結果、これらの健全な
金属薄板の表面には、約0.5mm間隔で深さ10〜20
μm の微小凹みが存在することがわかった。この微小凹
みは、金属薄板の表面品質を劣化させるものではなく、
ロール表面の凹凸が積極的に転写されたものであり、約
0.5mmの凹み間隔は前記欠陥形態Cの亀甲状凹み間隔
の1/4〜1/10に相当する。すなわち、C欠陥にお
ける亀甲状凹み間隔の1/4〜1/10に相当する約
0.5mm間隔で、深さ10〜20μm の微小凹みを金属
薄板側に積極的に付与すれば、亀甲状凹み変形が抑制さ
れることに加え、金属薄板に転写された凹 凹間隔が十
分に狭いため、金属薄板表面の微小凹み部への応力集中
が抑制される。また、熱変形で生じた亀甲状凹みは、ロ
ールから離れるために局所的に復熱して脆弱な高温部と
なり、この凹部では微小割れが発生しやすいが、ロール
粗面から転写された金属薄板表面の微小凹みは、ロール
表面凸部と密に接触しているためによく冷却され、局所
的な復熱がなく微小割れは発生しない。
【0040】微小凹みをロール粗面から積極的に転写さ
せるには、ロール側の平均表面粗さを調整し、金属薄板
に所定の間隔と深さの凹みを付与することが重要であ
る。図4に示すように、ロールから金属薄板への表面粗
さの転写率aが20〜30%程度であることから、ロー
ル表面の平均表面粗さRa の範囲は3〜15μm が適当
である。
【0041】平均表面粗さRa が3μm 未満では、金属
薄板表面に生成する亀甲状の凹みの十分な防止効果が得
られない。一方、Ra が15μm を超えると、金属薄板
表面へロール表面の凹凸が転写されるため、金属薄板表
面粗度が大きくなり、品質上好ましくなく、ロール粗面
の転写により生じた金属薄板表面の凹み部を起点とする
微小割れが生じる場合もある。
【0042】図4に示すように、ロールの平均表面粗さ
の転写率aは20〜30%の幅があるので、亀甲状凹み
の防止効果を安定して得るために特に望ましいロール表
面の平均表面粗さRa の範囲は、5〜10μm である。
【0043】図5は、本発明の一例として、平均表面粗
さRa が5μm のロール表面の粗さを示す図である。本
発明ロールの表面の凹凸は、ロールの周方向または軸方
向を問わず、図示するような形状である。
【0044】亀甲状凹みを防止するには、亀甲状凹みの
ピッチ2〜5mmの1/4〜1/10の約0.5mm間隔の
凹みを、金属薄板表面に積極的に付与することが有効で
あるが、転写率を考慮してロール表面の凸−凸の間隔
は、0.05〜0.25mm程度とするのが望ましい。
【0045】次にロール表面の下層めっきおよび表層め
っきについて説明する。
【0046】表面性状の良好な金属薄板を安定して連続
鋳造するには、所定の上記ロール表面状態を維持するこ
とが重要である。しかし、ロール表面が軟質であれば、
操業中にロール表面状態が変化し、その効果が失われる
ばかりでなく、ロール表面に周方向の引っかき傷が生
じ、金属薄板の表面品質を損ねる恐れがある。操業中の
ロール表面の軟化、亀裂、焼き付き等の劣化を防止する
には、下記の硬質めっき処理を施すのが有効である。
【0047】図6は冷却ロール表面の硬質めっき層を示
すロール表層部の縦断面図である。
【0048】図中、符号1は表層めっき層、2は下層め
っき層、3はロール母材を示す。
【0049】ロール表面の硬質めっき層は、下層めっき
層2と表層めっき層1との二層からなる。下層めっき層
2は、P、B、Fe、Co、CuおよびWのうちの1〜
2元素を含むNi系合金を用いて一層あるいは多層にめっ
きし、厚さを10〜50μmとする。これらのNi系合金
のなかでも、Ni−W合金、Ni−P合金、Ni−B合金、Ni
−W−B合金のいずれかが、高温でも高硬度であるため
好適である。表層めっき層1は、Crめっきを施し、厚さ
を5〜30μm とする。
【0050】下層めっき層2の上記Ni系合金は、高温で
高硬度であり、ロール表面の軟化を防止し、所定の平均
表面粗さRa を維持するのに有効である。その厚さが1
0μm 未満では軟化防止効果が得られず、表面凹凸が変
形する。一方、50μm を超えると、下層めっき層が厚
すぎるため表層のCrめっき層の温度が上昇し、Crめっき
層表面の熱応力が増大してめっき層表面に亀裂が生ず
る。
【0051】下層めっき層2は一層でもよいが、多層、
例えばNi−B合金とNi−W合金との二層にすると、めっ
き層内の熱応力を緩和し、ロール寿命がより向上する効
果がある。
【0052】表層めっき層のCrは、下層めっき層のNi系
合金が金属薄板と焼き付くのを防止する。その厚さが5
μm 未満では、焼き付き防止効果が得られない。一方、
30μm を超えるとCrめっき層の温度が上昇し、Crめっ
き層表面の熱応力が増大してめっき層表面に亀裂が生ず
る。
【0053】したがって、硬質めっき層の総厚さの範囲
は15〜80μm が適当である。望ましい総厚さの範囲
は20〜70μm である。
【0054】本発明ロールの母材としては、ステンレス
鋼やNi基合金などの、通常、ロールに用いられる耐熱
合金材料のスリーブも用いることができるが、効率的な
冷却を行うため、熱伝導率に優れた銅あるいは銅合金の
スリーブを用いるのが最もよい。この他に、銅あるいは
銅合金の表面保護および冷却能の調整のため、予めロー
ルの母材の表面に下地めっきとしてNiめっき層を設け
てもよい。下地めっきを施す場合の望ましいNiめっき
層厚さの上限は3mmである。銅あるいは銅合金やNiは
軟質であるため、ロール表面の所定の粗面加工、例えば
ショットブラストのような機械的な方法による粗面加工
が容易である。
【0055】ロール母材として前記の耐熱合金材料を用
いる場合は、銅系のものと緩冷却の程度を同等とするた
めに、スリーブ厚さは銅系の20〜40%程度とするの
が望ましい。
【0056】表層部の硬質めっき処理は、予め所定の表
面粗面化加工をした後、施工するのが望ましい。硬質め
っき処理後の粗面加工は不可能ではないが、硬質のため
加工が難しいことに加え、表層めっきに亀裂等の損傷を
与える恐れ、あるいは加工時の残留応力のため、使用時
に亀裂が生じる恐れがある。
【0057】ロール表面を粗面化加工した後、硬質めっ
きを施す際には、施工前後の表面粗さの変化に留意し、
ロール表面の最終仕上粗さが所定の平均表面粗さRa 3
〜15μm の範囲となるようにすることが重要である。
総厚さ15〜80μm の硬質めっき処理後の平均表面粗
さは、処理前の平均表面粗さに比べ約10%大きくな
る。このため、硬質めっき処理前の平均表面粗さRa が
2.7〜13.5μm となるように、予め粗面化してお
く必要がある。
【0058】本発明ロールの表面粗加工方法の一例とし
ては、Niめっきを施した銅合金製のロールをショット
ブラストで平均表面粗さRa が2.7〜13.5μm と
なるように機械的に粗面化する。次に、厚さ10〜50
μm のNi合金めっきを施し、更に厚さ5〜30μm の
Crめっきを施す。このようにして、最終仕上面の平均
表面粗さRa が所定の3〜15μm の範囲にある本発明
のロールとする。
【0059】本発明ロールの冷却には、内部水冷方式を
適用するのが望ましい。また、操業中、本発明ロールの
効果を持続させるために、ロール表面のブラッシングを
行ってもよい。本発明ロールは、ステンレス鋼のみなら
ず、炭素鋼、高合金、非鉄金属などを対象材としても、
同様の効果を期待することができる。
【0060】
【実施例】
(試験1)図1に示す単ロール式連鋳機を用いて、厚さ
1.0mm×幅250mmのステンレス鋼SUS304の金
属薄板を鋳造速度50 m/min で製造した。冷却ロール
は厚さ2mmのNiめっきを施した銅合金製スリーブ(厚
さ30mm)を母材とし、ショットブラストによる粗面加
工、表1に示す所定の硬質めっきを施工した。ロールの
直径は600mm、胴長は400mm、ロール内部は水冷構
造である。ロールの冷却は、スリーブ内面側に設けた冷
却溝に流速8 m/s で水を流して行った。表1に金属薄
板の性状とロール表面の損傷を示す。
【0061】
【表1】
【0062】表1に示す金属薄板表面の不均一度CVお
よび凹みは、次の定義によった。
【0063】CV(%)=〔(厚さの標準偏差)/(厚
さの平均値)〕×100 良 : CV<10 やや不良:10≦CV<15 不良 :15≦CV 金属薄板表面形凹みの分類 A:縦割れを伴う大きな凹凸 B:10〜50mmピッチ、起伏50〜100μm のうね
り C:2〜5mmピッチ、深さ20〜30μm の亀甲状凹み 表1に示すように、本発明で定める範囲のロール表面粗
さおよび硬質めっき条件では、金属薄板表面の凹みや微
小割れは皆無であり、使用後のロール表面の損傷もなか
った。
【0064】ロール表面粗さを平均表面粗さRa で2.
5μm 以下とした比較例では、金属薄板厚さの不均一や
表面の凹みが生じた。また、Ra で20μm とした比較
例では、ロール粗面の凹凸転写により金属薄板表面の粗
さが大きくなり、表面凹み部を起点とする微小割れが発
生し、表面品質が悪化した。更に、硬質めっき層の厚さ
が本発明の範囲外の比較例では、操業中に表面傷、焼付
き、軟化、亀裂等が発生してロール表面が劣化し、安定
した効果が得られなかった。
【0065】(試験2)図2に示す双ロール横注ぎ式連
鋳機を用いて、厚さ1.7mm×幅250mmのステンレス
鋼SUS304の金属薄板を鋳造速度50 m/min で製
造した。冷却ロールは、厚さ2mmのNiめっきを施した
銅合金製スリーブを母材とし、ショットブラストにより
粗面加工した後、厚さ30μm のNi−W、厚さ10μm のCr
の硬質めっきを施工した。ロール表面の最終仕上表面粗
さは平均表面粗さRa で3μm 、5μm 、8μm の3種
類とした。
【0066】上ロールの直径は500mm、胴長は250
mm、下ロールの直径は600mm、胴長は400mm、スリ
ーブ厚さはいずれも15mmである。上下ロール冷却は、
スリーブ内面側に設けた冷却溝に流速5 m/s で水を流
して行った。
【0067】上記3種類の平均表面粗さを有するロール
を用いて得られた金属薄板はいずれも健全であり、凹
み、微小割れは皆無であった。また、ロール周表面の損
傷や金属薄板の焼き付きもなく、安定した鋳造が可能で
あった。
【0068】(試験3)図3に示す双ロール上注ぎ式連
鋳機を用いて、厚さ1.8mm×幅400mmのステンレス
鋼SUS304の金属薄板を鋳造速度50 m/min で製
造した。冷却ロールは、厚さ2mmのNiめっきを施した
銅合金製スリーブを母材とし、ショットブラストにより
粗面加工後、厚さ30μm のNi W、厚さ10μm のCrの硬
質めっきを施工し、最終仕上表面粗さを平均表面粗さR
aで6μm とした。双ロールの直径は600mm、胴長は
400mm、スリーブ厚さはいずれも15mmである。双ロ
ールの冷却はスリーブ内面側に設けた冷却溝に流速5 m
/s で水を流して行った。
【0069】鋳造された金属薄板は健全であり、凹み、
微小割れは皆無であった。また、ロール表面の損傷や金
属薄板の焼き付きもなく、安定した鋳造が可能であっ
た。
【0070】
【発明の効果】本発明ロールによれば、ロール表面の緩
冷却と凹凸転写による熱変形抑制との相乗効果により、
凝固不均一による金属薄板のうねりや凝固シェルの熱変
形による金属薄板表面の微小凹みの発生を防止し、表面
性状の良好な金属薄板の安定した連続鋳造が可能であ
る。また、表層部の硬質めっきにより、操業中のロール
表面の軟化、亀裂、焼き付き等の劣化を防止すること
で、上記効果を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ロールを適用することができる単ロール
式連鋳機を示す側面方向の縦断面図である。
【図2】本発明ロールを適用することができる双ロール
横注ぎ式連鋳機を示す側面方向の縦断面図である。
【図3】本発明ロールを適用することができる双ロール
上注ぎ式連鋳機を示す側面方向の縦断面図である。
【図4】ロール表面の平均表面粗さと金属薄板の平均表
面粗さの関係を示す図である。
【図5】平均表面粗さRa が5μm のロール表面の粗さ
の例を示す図である。
【図6】ロール表面の硬質めっき層を示すロール表層部
の縦断面図である。
【符号の説明】
1:表層めっき層、 2:下層めっき層、
3:母材ロール、4,8,9,10:冷却ロール、5:タ
ンディッシュ、6:溶鋼、7:金属薄板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融金属をロール周表面で凝固させて金属
    薄板を連続鋳造する際に用いる冷却ロールであって、ロ
    ール表面の平均表面粗さRa が3〜15μm であること
    を特徴とする金属薄板の連続鋳造用ロール。
  2. 【請求項2】溶融金属をロール周表面で凝固させて金属
    薄板を連続鋳造する際に用いる冷却ロールであって、ロ
    ール表面は下層めっき層と表層めっき層との二層構造を
    有し、下層めっき層は厚さ10〜50μm のNi系合
    金、表層めっき層は厚さ5〜30μm のCrからなり、
    表層めっき層表面の平均表面粗さRa が3〜15μm で
    あることを特徴とする金属薄板の連続鋳造用ロール。
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