JPH08147U - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08147U
JPH08147U JP748795U JP748795U JPH08147U JP H08147 U JPH08147 U JP H08147U JP 748795 U JP748795 U JP 748795U JP 748795 U JP748795 U JP 748795U JP H08147 U JPH08147 U JP H08147U
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roller
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JP748795U
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Inventor
好美 黒田
Original Assignee
村田機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファクシミリ装置においては、原稿搬
送のためのモータと、記録紙搬送のためのモータとをそ
れぞれ別個に設けていたため、コストアップとなり、ま
たコンパクト化が十分に図れなかった。 【解決手段】 1個の駆動ローラ8の周壁に、読取用密
着イメージセンサ7と、記録用印字ヘッド21とを当接
させ、且つ上記駆動ローラ8を含む原稿搬送系と、記録
紙搬送系とを互いに別個とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ファクシミリ装置の送信部及び受信部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファクシミリ装置は図3に示されているように、送信部30および受 信部31を設けた構成になっており、これらを概略的に説明する。
【0003】 送信部30において、給紙ローラ32により給送された送信原稿Dは蛍光灯3 3の光によって読取られ光電変換装置34に入射され電気信号に変換されて送信 される。35,36は原稿Dを排出する排紙ローラで、一方の排紙ローラ36と 上記給紙ローラ32は無端ベルト37を介して第1モータM1の回転駆動により 左回り方向(図面中)に回転する。
【0004】 受信部31において、Pはロール状に巻回された記録紙、38は該記録紙P上 に受信した画像をプリントする印字ヘッド、39は記録紙Pを印字ヘッド38表 面で摺動させるプラテンローラで、無端ベルト40を介して第2モータM2の回 転駆動により右回り方向(図面中)に回転する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述したようなファクシミリ装置では、送信部30と受信部31 の夫々を駆動するために第1モータM1と第2モータM2の2個のモータが必要 である。また原稿Dを排出する排紙ローラ35,36と記録紙Pを繰出すプラテ ンローラ39の夫々別個のこれらローラ35,36,39が必要であった。
【0006】 さらに、近年におけるファクシミリ装置の小型化にともないスペース的にロス となる問題があった。 本考案は上記事情を考慮してなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解決するために、送信原稿を読取る密着イメージセンサ と画像を記録する印字ヘッドと紙送りを行う駆動ローラとから成るファクシミリ 装置で、上記イメージセンサと上記印字ヘッドとを該駆動ローラの周壁に互いに 当接するよう設けると共に上記原稿搬送系と記録紙搬送系とを互いに別個とした ものである。
【0008】
【実施の形態】
以下、本考案のファクシミリ装置の好適一実施例を添付図面に基づいて説明す る。 図1は本考案に係るファクシミリ装置を概略的に示した縦断側面図、図2は主 要部を示す概略斜視図である。図1にて上側が送信部1、下側が受信部2である 。
【0009】 送信部1において、3は傾斜姿勢で設けられた原稿載置板であり、該載置板3 の下端近傍には給紙ローラ4と分離パッド5とが互いに圧接された状態で配設さ れる。給紙ローラ4の下位には原稿案内用プレート6が設けられている。該原稿 案内用プレート6の排出側には、密着イメージセンサ7と駆動ローラ8が常時互 いに圧接された状態で配設されている。
【0010】 上記密着イメージセンサ7は公知のものが用いられており、駆動ローラ8の軸 長方向の長さと略同じ長さを有している。 LED光源10はその光によって読取位置にある原稿Dの表面を照射し、該表 面で反射された光は導光レンズ11で集光されて光電変換部12に入射され電気 信号に変換されて送信される。13はガラス板である。
【0011】 駆動ローラ8は円柱状のゴムローラーで形成され、該駆動ローラ8の軸にはギ ヤ14が設けられ、無端ベルト15を介してモータMからの駆動力が伝達され、 積極駆動するようになっている。さらに上記駆動ローラ8の軸には他のギヤ16 が設けられ、上記した給紙ローラ4の軸に設けられたギヤ17との間に無端ベル ト18が8字状に設けられている。なお、該駆動ローラ4は上記密着イメージセ ンサ7で原稿Dを読み取るにあたり、原稿Dの文字等の情報に影響を与えないた めに、白色系のローラとするのが好ましい。
【0012】 原稿Dの先端は密着イメージセンサ7と駆動ローラ8との間から繰出されて、 原稿ガイド板20を経て機外へ排出される。 受信部2において、Pはロール状に巻回された記録紙、21は該記録紙上に受 信した画像をプリントする印字ヘッド(公知のサーマルヘッド)、22は印字ヘ ッド21を支持しているブラケットで、軸23を支点に旋回可能に設けられてい る。記録紙Pを印字ヘッド21表面で摺動させるために、上述した駆動ローラ8 が兼用されている。
【0013】 24はソレノイドで、該ソレノイド24の先端は上記ブラケット22に取着さ れ、基端はファクシミリの本体に固着されている。このソレノイド24をOFF の状態(図1)にすると、上記印字ヘッド21を駆動ローラ8に押圧付勢させ、 記録紙Pを送ることになり、またソレノイド24をONの状態(図1矢印A)に すると、印字ヘッド21が軸23を支点に旋回し駆動ローラ8から離れ、記録紙 Pが送られないようになる。
【0014】 25,26は記録を終了した記録紙Pを切断するカッタであり、25は可動刃 、26は固定刃である。なお、記録紙Pが送出するまでの間にジャム(紙づまり )等を生じないように、記録紙案内用のガイド板27が設けられている。
【0015】 ロール状記録紙Pの先端は、印字ヘッド21と駆動ローラ8との間から繰出さ れて、ガイド板を通りカッタ25,26へと導かれ、機外へ排出される。 従って本実施例では、送信部1における原稿送り用駆動ローラと受信部2にお ける記録紙送り用駆動ローラを1本化し、同時にモータを1個にすることにより 、小型・軽量でしかも低コストのファクシミリ装置を実現することができる。
【0016】 次に、本考案の作用を説明する。 送信時の動作は、原稿載置板3上に原稿Dが載置されると、操作パネル28か らの送信指令により、まずソレノイド24をONする事によって印字ヘッド21 を駆動ローラ8から離し、記録紙Pが送られないようにする。そしてモータMの 駆動軸が図1中左回り方向に回転駆動すると、無端ベルト15を介して駆動力が 伝達され、駆動ローラ8が左回り方向に回転し、さらに8字状に設けらた無端ベ ルト18を介して給紙ローラ4が右回り方向に回転する。原稿載置板3上に載置 された複数枚の原稿Dは給紙ローラ4の右回り方向の回転によって移送され、こ の給紙ローラ4と分離パッド5との作用によって最下位の原稿のみが繰出されて 原稿案内用プレート6に給送される。
【0017】 原稿Dの先端が密着イメージセンサ7と駆動ローラ8との間に達すると、モー タMの駆動は停止されて、この間に相手側受信機との間でハンドシェイク(交信 準備)が行われる。ハンドシェイクが終了すると再びモータMが左回り方向に回 転し、駆動ローラ8の回転により原稿Dの給送が開始される。また給紙ローラ4 は、該給紙ローラ4のギヤ17に設けてある電磁クラッチ(図示略)のOFFで 回転が停止されることによって、2枚目の原稿Dの給送が防止され、1枚目の原 稿のみが駆動ローラ8の回転によって給送され、密着イメージセンサ7により読 み取られたのち送信が行われる。
【0018】 1枚目の原稿Dの読取および送信が終了すると、該原稿Dは原稿ガイド板20 を経て機外へ排出される。続いて前記した給紙ローラ4に設けてある電磁クラッ チのONでモータMの回転が伝達され、給紙ローラ4が右回り方向に回転し、2 枚目の原稿Dの給送を開始し、読取および送信が続けて行われる。
【0019】 受信時の動作は、操作パネル28からの記録開始指令により、まずソレノイド 24をOFFする事によって印字ヘッド21を駆動ローラ8に押圧付勢させる。 給紙ローラ4は電磁クラッチのOFFで回転が停止されているので原稿Dは移送 されない。そしてモータMの駆動軸が図1中左回り方向に回転駆動すると、無端 ベルト15を介して駆動力が伝達され、駆動ローラ8が左回り方向に回転し、ロ ール状記録紙Pが少しづつ給送される。印字ヘッド21は給送中の記録紙P上に 順次記録を行う。プリントされた記録紙Pはカッタ25,26へと導かれ、記録 が終了した時点で記録紙Pを可動刃25と固定刃26との間に挟み込んで切断し 、機外へと排出される。
【0020】 本ファクシミリ装置により原稿Dのコピーを行う場合の動作は、原稿載置板3 上に原稿Dが載置されると、操作パネル28からのコピー指令により、まずソレ ノイド24をOFFすることによって印字ヘッド21を駆動ローラ8に押圧付勢 させると共に、給紙ローラ4の電磁クラッチはON状態になる。
【0021】 モータMの駆動軸が図1中左回り方向に回転し、無端ベルト15を介して駆動 ローラ8が左回り方向に回転し、更に8字状に設けられた無端ベルト18を介し て給紙ローラ4が右回り方向に回転する。この給紙ローラ4と分離パッド5との 作用によって最下位の原稿のみが繰出され、原稿Dの先端が密着イメージセンサ 7と駆動ローラ8との間に達すると、上記電磁クラッチのOFF状態で給紙ロー ラ4の回転は停止され、2枚目の原稿の給送が防止される。
【0022】 密着イメージセンサ7で原稿の読取が開始されると、駆動ローラ8の回転に同 期して記録紙Pが給送され、印字ヘッド21により順次記録を行う。原稿Dの情 報量の密度によって駆動ローラ8の回転運動速度は変化するが、原稿Dの紙送り と記録紙Pの紙送りが共に同期して送出される。つまり読取および記録とも同期 して行われる利点があり、専用の紙送りを同期するための制御装置が不要である 。
【0023】 なお、本実施例では、ファクシミリ装置の上側を送信部1、下側を受信部2と しているが、送信部1と受信部2の配置は本実施例に限ったものではなく、送信 部における原稿送りと受信部における記録紙送りとを1本の駆動ローラで行い、 読取および記録とも同期して紙送りされるものであればよい。
【0024】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、原稿送りと記録紙送りを1本の駆 動ローラの回転により行うことができ、ファクシミリ装置を一層小型化および軽 量化することができる。 また、本考案では、原稿送りと記録紙送りとを1本の駆動ローラで行ないなが ら、原稿搬送系と記録紙搬送系とを互いに別個としているので、コピー時での原 稿読取、記録の同時処理も行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案に係るファクシミリ装置の好適一実施例を
示す概略縦断側図面、図2は図1の主要部を示す斜視
図、図3は従来のファクシミリ装置の概略縦断側図面で
ある。
【符号の説明】
1………送信部、 2………受信部、 7………密着イメージセンサ、 8………駆動ローラ、 21………印字ヘッド、 D………送信原稿、 P………ロール状記録紙。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読取る密着イメージセンサを
    含む原稿搬送系と、画像を記録する印字ヘッドを含む記
    録紙搬送系と、紙送りを行う駆動ローラとから成り、上
    記イメージセンサと上記印字ヘッドとを該駆動ローラの
    周壁に互いに当接するよう設けると共に上記原稿搬送系
    と記録紙搬送系とを互いに別個としたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動ローラの原稿搬送系上流側に給
    紙ローラが設けられ、該給紙ローラと上記駆動ローラと
    が同一のモータにより駆動されるようにした請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動ローラの周面が白色系に着色さ
    れている請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
JP748795U 1995-07-20 1995-07-20 ファクシミリ装置 Pending JPH08147U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851179A (ja) * 1981-08-11 1983-03-25 デイ−ビ−エス インコ−ポレ−テツド プリンタ−
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