JP2524052B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2524052B2
JP2524052B2 JP4136660A JP13666092A JP2524052B2 JP 2524052 B2 JP2524052 B2 JP 2524052B2 JP 4136660 A JP4136660 A JP 4136660A JP 13666092 A JP13666092 A JP 13666092A JP 2524052 B2 JP2524052 B2 JP 2524052B2
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JP
Japan
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clutch
rotation
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JP4136660A
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善一 牧内
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
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  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー機能を有するフ
ァクシミリ装置のように、同一装置内に原稿読取部と記
録部とを有する画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像通信装置では、原稿搬送用の
モータ、記録紙搬送用のモータ及び記録紙切断用カッタ
駆動モータと3個のモータを用いている。しかし、モー
タを3個も用いるのは不経済であるので、モータを共用
する提案がなされている。その一例として、図3に示
す、原稿搬送とカッタ駆動とを単一のモータで行う装置
が知られている。これを簡単に説明すると、図3におい
て、31は原稿を読取部を通して搬送する原稿搬送ロー
ラ、32は記録紙、33aはカッタ回転刃、33bはカ
ッタ固定刃であり、原稿搬送ローラ31のシャフトには
ワンウェイクラッチ34を介してプーリ35が取付けら
れ、また、カッタ回転刃33aのシャフトにもワンウェ
イクラッチ36を介してプーリ37が取付けられ、これ
らのプーリ35、37はベルト38を介して共通のモー
タ39で駆動させる構造となっている。ここで使用され
るモータ39は可逆回転モータである。原稿搬送ローラ
31に取付けたワンウェイクラッチ34はプーリ35が
α方向に回転する時プーリの回転をシャフトに伝達する
がβ方向に回転する時にはプーリを空転させるものであ
る。カッタ回転刃33aに取付けられたワンウェイクラ
ッチ36はその逆に作用するもので、プーリ37のβ方
向の回転をカッタ回転刃に伝達し、α方向にはプーリを
空転させる。このようにして、図3の装置では、モータ
39が一方向に、例えばプーリ35、37をα方向に回
転させる方向に回転すると、原稿搬送ローラ31が駆動
され、その間カッタ回転刃33aは停止しており、モー
タ39が逆に回転すると、原稿搬送ローラ31は停止
し、カッタ回転刃33aが駆動されるという構成となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
ワンウェイクラッチを駆動系に含む構造は、ファクシミ
リ装置のように間欠動作をするものにおいて、読取部で
の原稿の送りむらを発生するという問題点を有してい
た。即ち、ワンウェイクラッチでは起動時においてクラ
ッチ動作に遅延が必ず生じており、これが原稿の送りむ
らの要因となっていた。また、上記の従来構造では、原
稿搬送ローラとカッタとを同時に動作させることができ
ないので、送信しながら受信するという全二重通信がで
きないという問題点もあった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、原稿を読取部を通して搬送する原稿搬送手段に
は送りむらの要因となるクラッチ機構を使用せず、しか
も同一のモータで原稿搬送機構とカッタとを駆動するこ
とができ、且つ、ファクシミリ装置に適用した場合にお
いては全二重通信も可能とするスキャナプリンタを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するために、駆動モータとして一方向にのみ回転
するモータを用い、このモータの回転を第1の伝達機構
により原稿を搬送する原稿搬送手段に伝達し、第2の伝
達機構によりクラッチを介してカッタ機構に伝達すると
いう構成を備えたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上述の構成によって、原稿搬送機構
中の、少なくとも原稿を読取部を通って搬送する搬送手
段にワンウェイクラッチ等のクラッチが不要となり、ク
ラッチ機構を要因とする送りむらを除去することができ
る。
【0007】また、原稿搬送とカッタ動作を同時に行う
ことができるので、本発明の装置をファクシミリ装置と
して使用する場合において、全二重通信も可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のファクシミリ装
置の駆動系を概略的に示す斜視図、図2はそのファクシ
ミリ装置におけるコピー動作時の給紙タイミングを説明
する図である。図1、図2において、1は原稿搬送ロー
ラ、2は原稿読取部、3は該原稿搬送ローラ1に押付け
られるピンチローラである。原稿搬送ローラ1及びピン
チローラ3は原稿4を読取部2を通して搬送する搬送手
段を構成する。原稿搬送ローラ1のシャフトにはプーリ
6が取付けられ、該プーリ6はモータ7の駆動軸に保持
されたプーリ8に、ベルト9により連結されて、第1の
伝達機構を構成している。モータ7は一方向(α方向)
に回転するモータであり、原稿搬送ローラ1はモータ7
の回転中、常にα方向に回転駆動される。
【0010】10は記録紙、11は記録紙10を所定の
位置で切断するカッタ機構である。カッタ機構11はカ
ッタ回転刃11aとカッタ固定刃11bとを有し、カッ
タ回転刃11aのシャフト12にはギヤ13とスプリン
グクラッチ機構14とが設けられている。ギヤ13はシ
ャフト12に対して回転自在に設けられており、モータ
7にて駆動されるベルト9で駆動されるプーリ15と一
緒に回転するギヤ16と噛み合って、第2の伝達機構を
構成している。従って、ギヤ13はモータ7のα方向の
回転により、β方向に回転する。スプリングクラッチ機
構14はギヤ13の回転をシャフト12に選択的に伝達
するものであり、このスプリングクラッチ機構14の制
御のため、揺動可能な爪17、該爪17を通常はスプリ
ングクラッチ機構14に内蔵された動力伝達用のスプリ
ング(図示せず)に係合する位置に付勢するばね18及
び爪17を上方に施回させてスプリングとの係合を外す
ためのソレノイド19が設けられている。ソレノイド1
9により爪17が持ち上げられると、ギヤ13の回転は
カッタ回転刃11aに伝達され、カッタ回転刃11aが
β方向に回転して記録紙の切断を行う。なお、モータ7
の回転をカッタ回転刃11aに選択的に伝達するクラッ
チ機構としては、図示のスプリングクラッチ機構に限ら
ず、他の形式のクラッチが使用されてもよい。
【0011】図2において、原稿搬送ローラ1の上流に
は、多数枚の原稿4を収容する給紙部21及び原稿を1
枚ずつ取り出す給紙手段即ち給紙ローラ22が設けられ
ている。この給紙ローラ22は、原稿搬送ローラ1のシ
ャフトに適当なクラッチ(図示せず)を介して駆動連結
されており、クラッチ作動時には、原稿搬送ローラ1と
共にモータ7で駆動される。この給紙手段22と、原稿
搬送ローラ1、ピンチローラ3等の搬送手段とは、原稿
搬送機構を構成する。原稿読取部2には、原稿の末端を
検知するセンサ24、原稿4を照射する蛍光灯25、原
稿からの反射光を集束するレンズ26及び撮像素子27
等が設けられている。
【0012】給紙ローラ22に設けられたクラッチに
は、その作動タイミングを制御する制御回路が設けられ
ている。この作動タイミングは、コピー動作時において
読取部に供給される原稿の間隔を、1回のカッタ動作の
ための前記モータの回転の間に前記原稿搬送機構(給紙
ローラ22及び原稿搬送ローラ1)が原稿を搬送する距
離l以上にあけるように、定められている。例えば、図
2に示すように、給紙ローラ22と原稿読取位置との間
隔を、1回のカッタ動作時の原稿搬送距離lだけ、離し
た構造とした場合には、給紙ローラ22を作動させるク
ラッチの作動タイミングは、読取終了後の原稿の末端が
読取位置を通過した時若しくはそれ以後になるように定
められている。もし、給紙ローラ22と読取位置との間
隔が、上記の原稿搬送距離lよりも短い場合には、それ
に応じて、作動タイミングが遅らされる。逆に、間隔が
長い場合には、作動タイミングを早めることができる。
このように、給紙ローラ22に設けられるクラッチの作
動タイミングを制御する制御回路は、コピー動作時にお
いて読取部に供給される原稿の間隔を、1回のカッタ動
作のためのモータの回転の間に原稿搬送機構が原稿を搬
送する距離l以上にあける手段を構成する。
【0013】次に、上記構成のファクシミリ装置につい
て、その動作を説明する。ファクシミリ装置には送信、
受信、コピーの3つの動作状態があり、それぞれについ
て説明する。
【0014】送信の状態では、モータ7はα方向へ回転
し、原稿搬送ローラ1が回転し、原稿4を読取部を通し
て搬送し、読取部で順次読取を行う。この時、カッタ回
転刃11aのシャフト12上のギヤ13はβ方向に回転
しているが、爪17がスプリングクラッチ機構14の内
蔵スプリングに係合して動力を伝達しないようになって
いるため、ギヤ13のみが空回りをし、カッタ回転刃1
1aは停止している。
【0015】受信状態では、記録された記録紙10がカ
ッタ機構11を通り、カッタ動作する際は、モータ7が
α方向へ回転し、ソレノイド19により爪17が上昇
し、スプリングクラッチ機構14が作動してギヤ13の
回転をカッタ回転刃11aに伝達し、カッタ回転刃11
aが回転する。この際、カッタ動作の為のモータ7の回
転に伴い、原稿搬送ローラ1も回転するが、受信動作中
であるため、原稿搬送ローラが回転しても装置としての
支障はない。
【0016】送受信状態では、モータ7G回転して原稿
を原稿搬送ローラで送りながら、読取を行い、同時に記
録紙への受信が行われる。この際、所定の受信が終了す
ると、ソレノイド19が作動してカッタ機構11を作動
させ、記録紙の切断を行う。高速のデータ伝送路を使用
した場合には、読取動作中のモータ7の回転スピードも
高速になり、カッタ回転刃11aの回転時間も短縮でき
る為、読取中にカッタ機構を作動させても支障なく、従
って、全二重通信が可能となる。
【0017】コピー状態では、図2に示すように、モー
タ7がα方向に回転し、給紙部21から原稿4が原稿搬
送ローラ1で読取部2を通って搬送され、その内容が撮
像素子27で読み取られ、同時に記録紙10に記録され
る。なお、給紙ローラ22のラッチは、給紙部21の原
稿4を原稿搬送ローラ1に送り出した後、適当な時期に
非作動となり、給紙ローラ22は強制駆動されていな
い。読取中の原稿の末端がセンサ24を通過し、その後
規定量送られると、原稿の末端が読取位置に達して一通
分の原稿の読取が終わり、同時に、記録紙10の切断の
ため、カッタ機構11が作動される。このカッタ機構1
1の作動は、センサ24による原稿の末端の検知信号か
ら、適当な時間をカウントして行われる。カッタ機構1
1の作動中は、モータ7は当然回転しているので、読取
後の原稿4は原稿搬送ローラ1で送り出される。一方、
原稿の末端がセンサ24を通過した後、適当なタイミン
グで給紙ローラ22のクラッチが作動され、給紙部21
の新しい原稿が給紙ローラ22で送り出される。以下、
同様の動作を繰り返してコピーを行う。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、原稿搬送機構のための駆動モータを、カッタ機構の
駆動源として利用し、しかも駆動モータの回転方向は一
方向としたので、読取部を通して原稿を搬送する搬送手
段にクラッチ機構を必要とせず、原稿の送りむらの低減
がはかれ、また、原稿搬送機構とカッタ機構とを同時に
作動させることが可能であるので、ファクシミリ装置に
おいては、全二重通信が可能となる等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置の駆動系
を概略的に示す斜視図
【図2】ファクシミリ装置におけるコピー動作時の給紙
タイミングを説明する図
【図3】従来のファクシミリ装置の駆動系を概略的に示
す斜視図
【符号の説明】
1 原稿搬送ローラ 2 読取部 4 原稿 7 モータ 10 記録紙 11 カッタ機構 11a カッタ回転刃 11b カッタ固定刃 12 シャフト 13 ギヤ 14 スプリングクラッチ機構 17 爪 19 ソレノイド 21 給紙部 22 給紙ローラ 24 センサ 27 撮像素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部より取り出された原稿を読取部を
    通して搬送する搬送手段と、一方向に回転するモータ
    と、このモータの回転を前記搬送手段のシャフトに直接
    伝達する第1の伝達手段と、カッタ固定刃と共に記録紙
    を切断するカッタ回転刃と、このカッタ回転刃に前記モ
    ータの回転をクラッチを介して伝達する第2の伝達手段
    とを具備し、前記モータは記録紙搬送用のモータとは別
    個であることを特徴とする画像通信装置。
JP4136660A 1992-05-28 1992-05-28 画像通信装置 Expired - Lifetime JP2524052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136660A JP2524052B2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 画像通信装置

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JP4136660A JP2524052B2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 画像通信装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60256960A Division JPS62116061A (ja) 1985-11-15 1985-11-15 スキヤナプリンタ

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Publication Number Publication Date
JPH05176107A JPH05176107A (ja) 1993-07-13
JP2524052B2 true JP2524052B2 (ja) 1996-08-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6895115B2 (ja) 2017-04-03 2021-06-30 ブラザー工業株式会社 ラベル作成装置

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JPS57158661A (en) * 1981-03-26 1982-09-30 Ricoh Co Ltd Recording paper cutting device
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JPS60197563A (ja) * 1984-03-14 1985-10-07 Matsushita Graphic Commun Syst Inc フアクシミリ装置

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JPH05176107A (ja) 1993-07-13

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