JPH0814487A - 断熱ホース - Google Patents

断熱ホース

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JPH0814487A
JPH0814487A JP6171847A JP17184794A JPH0814487A JP H0814487 A JPH0814487 A JP H0814487A JP 6171847 A JP6171847 A JP 6171847A JP 17184794 A JP17184794 A JP 17184794A JP H0814487 A JPH0814487 A JP H0814487A
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JP
Japan
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inner tube
heat insulating
reinforcing material
hose
tube
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JP6171847A
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Masaji Miyamura
正司 宮村
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TOYOTSUKUSU KK
Toyox Co Ltd
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TOYOTSUKUSU KK
Toyox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを大幅に低減し、しかも断熱材か
らなるアウターチューブがインナーチューブから外れた
りしないようにする。 【構成】 インナーチューブ11の外周に補強材13を
ら旋状に巻つけて、インナーチューブの外周に補強材か
らなるネジ山を形成する一方、この補強材の外周に発泡
樹脂等の断熱材からなるアウターチューブ14を被せ、
かつ、補強材によって形成されたネジ溝部分に、インナ
ーチューブとアウターチューブとに挟まれた空間15を
形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、冷却流体などを流すための断
熱ホースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の断熱ホースとして、図4に示し
たものが従来から知られているが、その構成は次のとお
りである。このインナーチューブ1には、補強用の線材
2をら旋状に巻つけている。そして、この線材2を巻つ
けたインナーチューブ1に、発泡樹脂からなる帯状の断
熱材3をら旋状に巻つけるとともに、この断熱材3の上
から、外装用のテープ4を同じくら旋状に巻つけてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
のホースでは、インナーチューブ1に、線材2、断熱材
3及びテープ4のそれぞれをすべてら旋状に巻つけてい
るので、その巻つけ工数が多くなり、それだけ製造コス
トが大幅に上昇するという問題があった。また、外装用
のテープ4が破れて断熱材3が露出し、その露出部分が
切れたりすると、ちょうど巻つけた糸がほどけるように
して断熱材3がインナーチューブ1から外れてしまい、
断熱ホースとして機能しなくなるという問題があった。
さらに、断熱材3をら旋状に巻つけているので、このホ
ースの表面が、波状にデコボコしてしまう。そのため
に、例えば、このホースを、狭い所に通そうとしたと
き、そのデコボコがいろいろな部分に引っ掛かるので、
スムーズにホースを通せないということがあった。しか
も、そのデコボコがいろいろなところに引っ掛かったり
すると、その引っ掛かったところが破れたりすることも
あった。この発明の目的は、製造コストを大幅に低減
し、しかも断熱材からなるアウターチューブがインナー
チューブから外れたりしないだけでなく、アウターチュ
ーブの表面を平にできる断熱ホースを提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、インナー
チューブの外周に補強材をら旋状に巻つけて、インナー
チューブの外周に補強材からなるネジ山を形成する一
方、この補強材の外周に発泡樹脂等の断熱材からなるア
ウターチューブを被せ、かつ、補強材によって形成され
たネジ溝部分に、インナーチューブとアウターチューブ
とに挟まれた空間を形成した点に特徴を有する。第2の
発明は、インナーチューブの先端にジョイントを被せ、
このジョイント内周にネジ溝を形成するとともに、この
ネジ溝は、補強材からなるネジ山と一致する構成にし、
ジョイントとインナーチューブとをネジ結合した点に特
徴を有する。第3の発明は、インナーチューブを軟質樹
脂製とし、補強材を硬質樹脂製とした点に特徴を有す
る。
【0005】
【作用】第1の発明は、ネジ山を形成する補強材の上か
ら断熱材からなるアウターチューブを被せたので、イン
ナーチューブとアウターチューブとの間に挟まれたネジ
溝部分に空間が形成され、この空間が断熱層として機能
する。第2の発明は、ジョイントの内周に形成したネジ
溝と、インナーチューブの補強材とをネジ結合させるこ
とで、ジョイントをインナーチューブに直接取り付ける
ことができる。そして、このアウターチューブは、それ
こそチューブそのものなので、その表面を平にできる。
第3の発明は、インナーチューブを軟質樹脂製とし、補
強材を硬質樹脂製としたので、ホース全体の柔軟性を保
ちながら、局部的に急角度で折れ曲がるのを防止でき
る。
【0006】
【実施例】図1〜図3に示した実施例は、ホース本体a
を、インナーチューブ11、糸12、補強材13及びア
ウターチューブ14から構成している。しかも、インナ
ーチューブ11は軟質樹脂製とし、補強材13は硬質樹
脂製とし、アウターチューブ14は発泡樹脂からなる断
熱材で形成している。そして、上記のようにしたインナ
ーチューブ11の外側に、その長手方向に沿って補強用
の複数の糸12をはわせるとともに、この糸12の上か
ら、補強材13をら旋状に巻つけ、インナーチューブ1
1の外周に、補強材13からなるネジ山を形成するよう
にしている。
【0007】なお、補強材13を硬質樹脂製にしたの
は、ホース本体aが折れ曲がらないようにするためであ
る。すなわち、軟質樹脂製のインナーホース11は柔ら
かなので、それをそのままにしておくと、ホース本体a
が簡単に折れ曲がってしまう。そこで、このインナーチ
ューブ11を硬質樹脂製にすると、今度はホースとして
の柔軟性に欠けてしまうきらいがある。しかし、上記の
ようにインナーチューブ11を軟質樹脂製にして、その
周囲に硬質樹脂製の補強材13をら旋状に巻つければ、
ホース本体aのある程度の柔軟性が維持されるととも
に、それが折れ曲がってしまうのを防止できる。
【0008】上記のようにインナーチューブ11に補強
材13を巻つけたら、今度は、そのインナーチューブ1
1を、発泡樹脂等の断熱材からなるアウターチューブ1
4で覆う。このようにすれば、補強材13によって形成
されるネジ溝部分に、インナーチューブ11とアウター
チューブ14とに挟まれた空間15が形成されるが、こ
の空間15は断熱層として機能する。また、このホース
本体aの先端には、ジョイント16をはめるが、このジ
ョイント16は、図1に示すように、その一端のジョイ
ント口16aと、このジョイント口16aに対して大径
にした筒部16bと、この筒部16bよりも大径にした
筒状の受け部16cとからなる。
【0009】上記筒部16bの内側には、補強材13の
ネジ山と同一ピッチのネジ溝16dを形成するととも
に、この筒部16bの内径は、インナーチューブ11が
ぴったりとはまる大きさにしている。また、受け部16
cの内径は、アウターチューブ14がぴったりとはまる
大きさにしている。そして、ホース本体aの先端、すな
わちジョイント16をはめる側の先端は、インナーチュ
ーブ11をアウターチューブ14から露出させている
が、この露出部分をジョイント16の筒部16bにはめ
込むようにしている。
【0010】上記のようにした断熱ホースでは、補強材
13の上から断熱材からなるアウターチューブ14を被
せるようにしたので、そのアウターチューブ14の一部
が破損したとしても、従来の断熱材3のように、それが
どんどんほどけてしまうようなことはない。また、補強
材13のネジ溝部分に、インナーチューブ11とアウタ
ーチューブ14とで挟まれた空間15が形成されるの
で、この空間15が断熱層として機能する。したがっ
て、この空間15とアウターチューブ14とが相まっ
て、その断熱効果が一層向上することになる。
【0011】さらに、インナーチューブ11を軟質樹脂
製とし、その周囲に硬質樹脂製の補強材13を巻つけた
ので、ホースが急角度で折れ曲がってしまうのを防止で
きる。しかも、この補強材13を、柔らかいインナーチ
ューブ11にら旋状に巻つけたので、補強材13が硬質
樹脂製であっても、ホース全体の柔軟性を保つことがで
きる。このようにしたホース本体aに取り付けるジョイ
ント16は、その筒部16bの内側に、補強材13のネ
ジ山と同一ピッチのネジ溝16dを形成したので、ジョ
イント16をインナーチューブ11に直接固定できる。
つまり、ジョイント16をホース本体aに取り付けるた
めの特別な機構を必要としない。
【0012】
【発明の効果】第1の発明の断熱ホースによれば、イン
ナーチューブに補強材だけをら旋状に巻つけ、アウター
チューブはその補強材の上から被せるだけでよいので、
従来のように線材2、断熱材3及びテープ4のすべてを
ら旋状に巻つけるのに比べて、その製造コストを大幅に
低減できる。また、補強材で形成したネジ溝部分に断熱
層としての空間が形成されるので、その空間が、断熱材
からなるアウターチューブと相まって、その断熱効果を
一層向上させることになる。さらに、アウターチューブ
の表面を平にできるので、このホースをかなり狭い場所
でもスムーズに通すことができるとともに、その表面が
いろいろなところに引っ掛かって、破れたりしない。第
2の発明の断熱ホースによれば、ジョイントをインナー
チューブに直接取り付けることができるので、ジョイン
トを取り付けるための特別な部材を必要とせず、それだ
け部品点数を少なくできるとともに、その組み付け工数
も少なくできる。第3の発明の断熱ホースによれば、全
体の柔軟性を維持しながら、局部的には、急角度での折
れ曲げを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホース本体にジョイントを組み付けた状態の断
面図である。
【図2】インナーチューブとアウターチューブとを分離
した状態の斜視図である。
【図3】補強材を巻つけたインナーチューブの側面図で
ある。
【図4】従来の断熱ホースの一部をほどいた状態の斜視
図である。
【符号】
11 インナーチューブ 13 補強材 14 アウターチューブ 15 空間 16 ジョイント
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/12 8413−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーチューブの外周に補強材をら旋
    状に巻つけて、インナーチューブの外周に補強材からな
    るネジ山を形成する一方、この補強材の外周に発泡樹脂
    等の断熱材からなるアウターチューブを被せ、かつ、補
    強材によって形成されたネジ溝部分に、インナーチュー
    ブとアウターチューブとに挟まれた空間を形成した断熱
    ホース。
  2. 【請求項2】 インナーチューブの先端にノズルを被
    せ、このノズル内周にネジ溝を形成するとともに、この
    ネジ溝は、補強材からなるネジ山と一致する構成にし、
    ジョイントとインナーチューブとをネジ結合した請求項
    1に記載した断熱ホース。
  3. 【請求項3】 インナーチューブを軟質樹脂製とし、補
    強材を硬質樹脂製とした請求項1記載の断熱ホース。
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