JPH08142731A - カップホルダー装置 - Google Patents

カップホルダー装置

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JPH08142731A
JPH08142731A JP30537894A JP30537894A JPH08142731A JP H08142731 A JPH08142731 A JP H08142731A JP 30537894 A JP30537894 A JP 30537894A JP 30537894 A JP30537894 A JP 30537894A JP H08142731 A JPH08142731 A JP H08142731A
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JP
Japan
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cup holder
holder
push button
piece
engage
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JP30537894A
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JP2890343B2 (ja
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Takaatsu Watanabe
崇敦 渡辺
Mitsuhiro Makita
充弘 牧田
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BEISHIN KOGYO KK
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
BEISHIN KOGYO KK
Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車等のコンソールボックスに
取り付けたカップホルダーに関し、その目的とするとこ
ろは缶ホルダーの垂下係止部に有害な突起物がなく安全
で、美観を損なわず、垂下係止部の摩擦を少くし缶ホル
ダーを開く動作をスムーズに行えるようにせんとするに
ある。 【構成】 直立保持部材と、この直立保持部材に収納さ
れると共に、下方を枢支され水平位置まで回動するよう
に付勢されたカップホルダー片4と、このカップホルダ
ー片4との係止解除をするプッシュボタン7とを備えた
カップホルダーにおいて、中央の垂下係止部12aより
左右に一体に伸長するてこ片12b,12bからなる板
スプリング12を、その中間部がインナー10の左右の
支点10a,10a上に位置する如く配設し、上記プッ
シュボタン7の左右突部が、上記てこ片12b,12b
の両先端を押圧することにより、上記垂下係止部12a
を上方に押上げカップホルダー係合凹部4aより離脱可
能としたカップホルダー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のコンソール
ボックスの蓋又は収納部側壁に配設したカップホルダー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12、図13は従来のカップホルダー
の第1公知例である。この第1公知例は缶ホルダー10
0の中央部先端に鍵状の形に形成された係止部101を
ボタン102の鍵状の形に形成された係止部103に係
止し、ボタン102を押すと係止部103が下方に押さ
れて缶ホルダー100の係止部101から外れ、缶ホル
ダー100が水平状に倒れ前縁円弧部104,105と
収納部側壁との間で缶を保持するようになっている。
【0003】図14は従来のカップホルダーの第2公知
例である。この第2公知例はボタン106端末部に形成
した傾斜部107でホルダー108上端の凹部109を
該凹部が係合している突部110をのりこえて押し出す
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第1公知例は缶ホ
ルダー100を水平状に倒して使用した時、上方に向い
ている鍵状係止部101が手にふれた場合、突起状にな
っているので手に傷をつけたり又は缶を落した場合に破
損したりする恐れがある。又、第2公知例は凹部を突起
から傾斜部の押圧のみでのりこえることはかなりの力を
要し、接触部が摩耗して係止できなくなる恐れがある。
本発明は、自動車等のコンソールボックスに取り付けた
カップホルダーに関し、缶ホルダーの係止部に有害な突
起物がなく安全で、美観を損なわず、係止部の摩擦を少
くし缶ホルダーを開く動作をスムーズに行えるようにす
るカップホルダー装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、直立保持部材と、この直立保持部材に収納さ
れると共に、下方を枢支され水平位置まで回動するよう
に付勢されたカップホルダー片と、このカップホルダー
片との係止解除をするプッシュボタンとを備えたカップ
ホルダーにおいて、中央の垂下係止部より左右に一体に
伸長するてこ片からなる板スプリングを、その中間部が
インナーの左右の支点上に位置する如く配設し、上記プ
ッシュボタンの左右突部が、上記てこ片の両先端を押圧
することにより、上記垂下係止部を上方に押上げカップ
ホルダー係合凹部より離脱可能としたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】コンソールボックスの蓋前端のプッシュボタン
を押すと缶ホルダー片の前端中央に形成した係合用凹部
に嵌合係止している板スプリング左右のてこ片の両端を
押圧し、てこ片はインナーの支点中心に上方に回動して
板スプリング中央の垂下係止部は前記係合用凹部から上
方に引き抜かれ缶ホルダー片は軸部のトーションバーに
よりゆっくりした速度で水平状態に開かれる。この缶ホ
ルダー片の前縁と収納部側壁との間に缶を保持する。こ
の缶ホルダー片はコンソールボックスの収納部側壁に設
けてもよい。
【0007】
【実施例】図1乃至図10に示した本発明の第1実施例
について詳細に説明する。1は自動車のコンソールボッ
クス、2はカップホルダー付収納装置、3はその蓋で裏
面に缶ホルダー片4が下部の軸を中心に起伏自在に取り
付けられている。図4はカップホルダー付収納装置をコ
ンソールボックスから取り外した状態を示している。蓋
3はロック機構5(本発明の要旨外なので詳細な説明を
略す。)により係止され閉じられている。側壁にはオイ
ルダンパー6が取り付けられ蓋の開方向に付勢されてい
る。閉じている蓋3を押圧するとロック機構5が解除さ
れ、蓋3が図5の如く上方に開く。蓋3の前端中央には
プッシュボタン7があり、このプッシュボタン7を押す
と缶ホルダー片4が図6の如く下方軸部のトーションバ
ー17を中心にゆっくりと水平状態に回動する。
【0008】次にこの機構について説明する。蓋3のイ
ンナー10には缶ホルダー片4が嵌入する切欠部11が
形成されている。蓋3とインナー10間の空間部には、
中央の垂下係止部12aより左右斜上方に一体に伸長す
るてこ片12b,12bからなる板スプリング12を挿
入し、蓋3の前端中央切欠部3aに嵌入したプッシュボ
タン7の両側に、前記てこ片12b,12b先端折曲部
12c,12cを係合し、てこ片12b,12bの中間
部はインナー10の支点10a,10aに当接し、プッ
シュボタン7を押さない時は板スプリング12の中央垂
下係止部12aが缶ホルダー片4の前端中央に形成した
係合用凹部4aに嵌合係止している。13はプッシュボ
タンの昇降ガイド、14は板スプリング12の中央を仮
にセットするための支持片である。プッシュボタン7を
押すと板スプリング12の左右てこ片12b,12bの
先端部を押し下げるので、各てこ片12b,12bはイ
ンナー10の各支点10a,10aを中心に矢印方向に
回動するため、垂下係止部12aが缶ホルダー片4の上
端凹部4aより引き抜かれるので、缶ホルダー片4は軸
部のトーションバー17によりゆっくりとした速度で水
平状態に開かれる。缶は缶ホルダー片4の前縁と収納部
側壁に保持され走行中であっても倒れることがない。
【0009】図11は本発明の第2実施例で、缶ホルダ
ー片4をコンソールボックス1の蓋裏面ではなく収納部
側壁1aに直接設けてもよい。なお、上記実施例のカッ
プホルダー片は収納部側壁とにより缶を保持するもので
あるが、カップホルダー片に円形穴を形成しカップホル
ダー片単独でカップを保持するようにすることもでき
る。
【0010】
【発明の効果】本発明によると、直立保持部材と、この
直立保持部材に収納されると共に、下方を枢支され水平
位置まで回動するように付勢されたカップホルダー片
と、このカップホルダー片との係止解除をするプッシュ
ボタンとを備えたカップホルダーにおいて、中央の垂下
係止部より左右に一体に伸長するてこ片からなる板スプ
リングを、その中間部がインナーの左右の支点上に位置
する如く配設し、上記プッシュボタンの左右突部が、上
記てこ片の両先端を押圧することにより、上記垂下係止
部を上方に押上げカップホルダー係合凹部より離脱可能
としてあるので、缶ホルダーの垂下係止部に有害な突起
物がなく安全で、美観を損なわず、垂下係止部の摩擦を
少くし缶ホルダーを開く動作をスムーズに行えるように
せんとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例を施す自動車のコンソールボ
ックス部外観斜視図である。
【図2】図1のカップホルダーの蓋を開いた時の外観斜
視図である。
【図3】図2の缶ホルダー片を水平状態にした時の外観
斜視図である。
【図4】図1のカップホルダー付収納装置をコンソール
ボックスから取り外した時の外観斜視図である。
【図5】図4の蓋を開いた時の外観斜視図である。
【図6】図5の缶ホルダー片を水平状態にした時の外観
斜視図である。
【図7】図5の側断面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】図8のプッシュボタンを押した時の図である。
【図10】図8の分解外観斜視図である。
【図11】本発明の第2実施例外観斜視図である。
【図12】従来の第1公知例カップホルダーの係止部正
断面図である。
【図13】図12の缶ホルダー片先端部外観斜視図であ
る。
【図14】従来の第2公知例カップホルダーの係止部正
断面図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 カップホルダー付収納装置 3 蓋 4 缶ホルダー片 4a 係合用凹部 7 プッシュボタン 10 インナー 10a インナーの支点 11 インナー切欠部 12 板スプリング 12a 板スプリングの垂下係止部 12b てこ片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直立保持部材と、この直立保持部材に収
    納されると共に、下方を枢支され水平位置まで回動する
    ように付勢されたカップホルダー片と、このカップホル
    ダー片との係止解除をするプッシュボタンとを備えたカ
    ップホルダーにおいて、中央の垂下係止部より左右に一
    体に伸長するてこ片からなる板スプリングを、その中間
    部がインナーの左右の支点上に位置する如く配設し、上
    記プッシュボタンの左右突部が、上記てこ片の両先端を
    押圧することにより、上記垂下係止部を上方に押上げカ
    ップホルダー係合凹部より離脱可能としたカップホルダ
    ー装置。
JP30537894A 1994-11-15 1994-11-15 カップホルダー装置 Expired - Fee Related JP2890343B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19937030B4 (de) * 1999-08-05 2008-12-04 Volkswagen Ag Halterung für Getränkebehälter in einem Kraftfahrzeug
US8469246B2 (en) 2010-06-28 2013-06-25 Kia Motors Corporation Cup holder for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19937030B4 (de) * 1999-08-05 2008-12-04 Volkswagen Ag Halterung für Getränkebehälter in einem Kraftfahrzeug
US8469246B2 (en) 2010-06-28 2013-06-25 Kia Motors Corporation Cup holder for vehicle

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