JPH08141956A - 物体把持ロボットの制御方式 - Google Patents

物体把持ロボットの制御方式

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JPH08141956A
JPH08141956A JP30832294A JP30832294A JPH08141956A JP H08141956 A JPH08141956 A JP H08141956A JP 30832294 A JP30832294 A JP 30832294A JP 30832294 A JP30832294 A JP 30832294A JP H08141956 A JPH08141956 A JP H08141956A
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JP
Japan
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fingers
hand
robot
opening
center
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JP30832294A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawakami
日出生 河上
Daizo Takaoka
大造 高岡
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3本以上の複数の指を具えたロボットハンド
の開閉動作によって対象物の把持を行なう物体把持ロボ
ットにおいて、簡易な構成によって補正移動を行なうこ
とが出来る制御方式を提供する。 【構成】 ロボットハンドの各指13a、13b、13cの先
端部には夫々、対象物を検知すべき近接センサ2a、2
b、2cを取り付ける。そして、複数の指を対象物の近
傍位置で同時に開く過程、或いは複数の指を同時に閉じ
る過程で、近接センサがONとなっている1或いは複数
の指の開き方向のベクトルを合成した合成ベクトルの向
きにロボットハンドを補正移動させて、ロボットハンド
の中心を対象物の中心部へ位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3本以上の複数の指を
具えたロボットハンドの開閉動作によって対象物の把持
を行なう物体把持ロボットの制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、斯種の物体把持ロボットは、予め
与えられた教示データに従って、把持対象物へ接近した
後、カメラ等を用いた画像処理によって、対象物とロボ
ットハンドの間の位置誤差を検出し、ロボットハンドの
位置が補正される。その後、ロボットハンドを対象物へ
向けて降下させ、更に複数の指を閉じることによって、
対象物の把持が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像処
理を用いた補正移動の行なわれる物体把持ロボットにお
いては、カメラや画像処理回路の装備が必要となって、
構成が複雑となる問題があった。本発明の目的は、簡易
な構成によって補正移動を行なうことが出来る物体把持
ロボットの制御方式を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る物体把持ロボ
ットの制御方式は、ロボットハンドの各指の先端部に夫
々、対象物を検知すべき近接センサを取り付け、複数の
指を対象物の近傍位置で同時に開く過程、或いは複数の
指を同時に閉じる過程で、近接センサがONとなってい
る1或いは複数の指の開き方向のベクトルを合成した合
成ベクトルの向きにロボットハンドを補正移動させて、
ロボットハンドの中心を対象物の中心部へ位置決めす
る。
【0005】具体的には、ロボットハンドを対象物の近
傍位置に移動させた後、複数の指を同時に開く過程で近
接センサがONとなった1或いは複数の指の開き方向の
合成ベクトルの向きへ移動を開始し、その後、複数の指
を同時に閉じる過程で第1回目の補正移動を行ない、次
に複数の指を同時に開く過程で第2回目の補正移動を行
なう。
【0006】ロボットハンドを対象物の近傍位置に移動
させた後、複数の指を同時に開く過程で近接センサがO
Nとならない場合は、開き状態の複数の指を、ロボット
ハンドの中心回りに回転させ、この過程で近接センサが
ONとなった指の開き方向のベクトルの向きへ移動を開
始する。
【0007】
【作用】上記本発明の制御方式においては、例えば教示
データに従った移動によって、ロボットハンドは対象物
の近傍位置まで移動している。ここで、例えば閉じ状態
の複数の指の近接センサは何れもOFFとする。その
後、複数の指を同時に開くと、何れかの指が対象物に接
近して、該指の近接センサがONとなる。この場合、該
指の開き方向に対象物が存在することになるので、該開
き方向にロボットハンドを移動すれば、ロボットハンド
の中心を対象物の中心部に近づけることが出来る。複数
の近接センサーが同時にONとなったときは、近接セン
サーがONとなった複数の指の開き方向によって規定さ
れる角度範囲に対象物が存在すると考えられるので、こ
れらの指の合成ベクトルの向きにロボットハンドを移動
させる。これによって、ロボットハンドの中心は対象物
の中心部へ接近する。
【0008】ロボットハンドの移動中に、複数の指を閉
じる過程においては、更に他の1或いは複数の指の近接
センサがONとなる。この場合、近接センサがONとな
っている全ての指の合成ベクトルの向きに移動方向を修
正することによって、ロボットハンドの中心を対象物の
中心部へ更に近づけることが出来る。全ての指が閉じた
状態では、これらの指の近接センサはONとなる。
【0009】複数の指が閉じた状態で、ロボットハンド
の中心が対象物の中心からずれているとき、これらの指
を開く過程においては、ずれの方向に応じて、先ず1或
いは複数の指の近接センサがOFFとなる。ここでも、
近接センサがONの1或いは複数の指の合成ベクトルの
向きへ補正移動を行なうことによって、ロボットハンド
のずれを零に近づけることが出来る。
【0010】尚、教示データに従った移動後のロボット
ハンドの初期位置によっては、閉じ状態の複数の指を開
いても、何れの指の近接センサもONとならない場合が
ある。この場合は、複数の指をロボットハンドの中心回
りに回転させることによって何れかの指の近接センサが
ONとなる。ここでも、近接センサがONの指の開き方
向のベクトルの向きへ移動すれば、ロボットハンドの中
心を対象物の中心部に近づけることが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る物体把持ロボットの制御方
式によれば、ロボットハンドの各指に近接サンサを取り
付けた簡易な構成によって、ロボットハンドの補正移動
を行なうことが出来る。従って、従来のカメラ等による
画像処理は不要である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。図1は本発明を実施するためのロボットシ
ステム(1)の構成を示している。ロボットシステム(1)
は、6軸の自由度を有するマニピュレータ(11)の先端部
に3指ハンド(12)を具え、3本の指(13a)(13b)(13c)
の開閉動作によって対象物(7)の把持が可能である。
尚、図示する例では対象物(7)は円筒体であるが、これ
に限らず、直方体等の多角柱を呈するものであっても把
持が可能である。
【0013】図2に示す如く、3指ハンド(12)の各指(1
3a)(13b)(13c)には、例えばフォトセンサからなる近
接センサ(2a)(2b)(2c)が内蔵されており、各指が
対象物に接近することによって、その指の近接センサが
ONとなる。
【0014】上記近接センサ群(2)からの信号は図3に
示す如く、I/Oボード(3)を経てマイクロコンピュー
タからなる制御回路(4)へ送られ、ロボットシステム
(1)のマニピュレータ(11)及び3指ハンド(12)に対する
制御に供される。制御回路(4)からの制御信号はインタ
ーフェースボード(5)を経てドライバー(6)へ送られ、
マニピュレータ(11)及び3指ハンド(12)の各モータ(図
示省略)が制御信号に応じて正逆に駆動される。
【0015】図4は、本発明の原理となるロボットハン
ドの補正移動、即ち、3本の指(13a)(13b)(13c)の中
の何れか1本、或いは2本の近接センサがONとなるこ
とによって、これらの指の開き方向へロボットハンドの
中心Zを移動させる際の移動方向のベクトルを表わして
いる。
【0016】例えば第1指(13a)の近接センサがONと
なったときは、該指の開き方向のベクトルAの向きへハ
ンド中心を移動させる。第2指(13b)の近接センサがO
Nとなったときは、該指の開き方向のベクトルBの向き
へハンド中心を移動させる。第3指(13c)の近接センサ
がONとなったときは、該指の開き方向のベクトルCの
向きへハンド中心を移動させる。又、第1指(13a)及び
第2指(13b)の近接センサが同時にONとなったとき
は、両指の開き方向のベクトルA、Bの合成ベクトルA
Bの向きへハンド中心を移動させる。第2指(13b)及び
第3指(13c)の近接センサが同時にONとなったとき
は、両指の開き方向のベクトルB、Cの合成ベクトルB
Cの向きへハンド中心を移動させる。第3指(13c)及び
第1指(13a)の近接センサが同時にONとなったとき
は、両指の開き方向のベクトルC、Aの合成ベクトルC
Aの向きへハンド中心を移動させるのである。
【0017】制御回路(4)は図5に示す如く、メイン処
理と割り込み処理を繰り返しており、メイン処理では図
6に示す手続き、割り込み処理では図7に示す手続きが
実行される。尚、3指ハンド(12)は、予め、教示データ
に従った移動によって、対象物の近傍位置に初期設定さ
れているものとする。
【0018】図7の割り込み処理においては、先ずステ
ップS21にて前記I/Oボードから各センサのON/
OFF情報を獲得し、前述の如くONとなった1或いは
2本の指の開き方向の合成ベクトルの向きに、ハンド中
心を移動する。即ち、ステップS22にて第1指の近接
センサAがONか否かを判断し、YESのときはステッ
プS25にて第2指のセンサBがONか否かを判断す
る。該判断がNOのときは、更にステップS26にて第
3指のセンサCがONか否かを判断する。該判断がNO
のときは、ステップS29にて、第1指の開き方向のベ
クトルAの向きにハンド中心を移動する。又、ステップ
S26の判断がYESのときは、ステップS27にて合
成ベクトルACの方向にハンド中心を移動する。ステッ
プS25の判断がYESのときは、ステップS28にて
第3指のセンサCがONか否かを判断し、NOのとき
は、ステップS30にて、合成ベクトルABの方向にハ
ンド中心を移動する。
【0019】一方、ステップS22の判断がNOのとき
は、ステップS23にてセンサBがONか否かを判断
し、NOのときは、ステップS24にてセンサCがON
か否かを判断する。該判断がYESのときはベクトルC
の方向にハンド中心を移動する。又、ステップS23の
判断がYESのときは、ステップS31にてセンサCが
ONか否かを判断する。該判断がNOのときはステップ
S32にてベクトルBの方向へハンド中心を移動し、Y
ESのときはステップS33にて合成ベクトルBCの方
向へハンド中心を移動する。
【0020】上記割り込み処理は、後述のメイン処理に
よって3指ハンド(12)を開閉させる過程で実行され、こ
の結果、3指ハンド(12)の中心が対象物(7)の中心部へ
徐々に近づくことになる。
【0021】図6のメイン処理では、ステップS1〜S
12の対象物検索動作と、ステップS13〜S17のハ
ンド位置決め、及び把持動作が行なわれる。図8及び図
9は、これらの動作を具体的に表わしたものである。以
下、メイン処理の手続きを、図8及び図9の具体例と並
行して説明する。
【0022】対象物検索動作では、ステップS1にて3
指を閉じた後(図8(a))、ステップS2にていずれかの
センサがONか否かを判断し、NOのときは、ステップ
S3にて3指を開く動作を開始する。その後、ステップ
S4にていずれかのセンサがONか否かを判断し、NO
のときは、3指が最大まで開いたか否かを判断する。該
判断がNOのときはステップS3へ戻って、ステップS
3〜S5を繰り返す。これによって、何れかのセンサが
ONとなる(図8(b))。
【0023】そして、ONとなったセンサ出力に基づい
て、上述の割り込み処理が実行され、3指ハンドの移動
が開始する。図8(b)の例では、第2指(13)のセンサが
ONとなって、同図(c)の如くベクトルBの方向に移動
が開始される。
【0024】上記ステップS2或いはS4にてYESと
判断されたときは、ステップS13〜S17のハンド位
置決め、及び把持動作に移行する。即ち、ステップS1
3では3指を閉じる動作を行ない(図8(c))、ステップ
S14では、全てのセンサがONとなったか否かが判断
され、YESとなるまでステップS13、S14が繰り
返される。
【0025】図8(c)の例では、ベクトルB方向にハン
ド中心が移動することによって、同図(d)の如く第1指
(13a)及び第3指(13c)も対象物(7)の領域内に到達し
て、全てのセンサがONとなる。尚、3指ハンド(12)の
移動速度は、各指の閉じ速度よりも大きな適切な値に調
整されており、図8(c)の例では、第2指(13b)の閉じ
方向の速度よりもベクトルB方向の移動速度が大きいた
め、第2指(13b)は開き方向の絶対速度を有することに
なる。
【0026】図6のステップS14の判断がYESとな
ると、ステップS15にて3指を同時に開く動作を行な
う(図8(e))。そして、ステップS16にて全てのセン
サがOFFとなったか否かが判断され、YESとなるま
でステップS15、S16が繰り返される。全てのセン
サがOFFとなったとき、ステップS17にて把持動作
に移行する。即ち、マニピュレータ(11)に動作によって
3指ハンド(12)を下降させ、3指によって対象物(7)を
包囲した状態で、3指を閉じて、対象物(7)を把持する
のである。
【0027】ところで、図9(a)に示す如き3指(13a)
(13b)(13c)の初期位置においては、同図(b)如く3指
を最大まで開いても、何れのセンサもONとならない。
そこで、図6のステップS5にてYESと判断されたと
きは、ステップS6へ移行して、ハンドを何れか一方向
へ回転させる(図9(c))。そして、ステップS7にて何
れかのセンサがONとなったか否かを判断する。該判断
がNOのときは、ステップS8にてハンドが120度回
転したか否かを判断し、YESとなるまでステップS6
〜S8を繰り返す。この過程で、いずれかのセンサがO
Nとなれば、ステップS13〜S17によるハンド位置
決め、及び把持動作に移行する(図9(d)(e))。
【0028】ステップS8の判断がYESのときは、ス
テップS9にて3指を閉じる動作を行ない、ステップS
10にていずれかのセンサがONとなっか否かが判断さ
れる。該判断がYESのときは、同じくハンド位置決
め、及び把持動作に移行する。該判断がNOのときは、
ステップS11にてハンドがリミットまで閉じたか否か
を判断し、YESとなるまでステップS9〜S11を繰
り返す。そして、ステップS11の判断がYESとなっ
たときは、ハンドを逆方向へ所定角度αだけ回転させ
て、ステップS2の判断へ戻る。
【0029】上記一連の手続きの実行によって、当初の
対象物(7)と3指ハンド(12)の相対的な位置関係に拘わ
らず、確実な物体把持動作が行なわれる。
【0030】図10は、図6のステップS15における
3指の開き動作に伴う補正移動の様子を詳しく表わした
ものである。即ち、図8(d)及び図9(e)の例では、ハ
ンド中心が対象物の中心に一致しているので、この状態
から3指を開くと、3つのセンサは同時にOFFとなっ
て、ハンドの位置決めが完了する。これに対し、図10
のA(a)或いはB(a)に示す如くハンド中心が対象物の
中心からずれている場合は、1又は2つのセンサが先ず
OFFとなる。
【0031】例えば図10A(a)の場合は、同図A(b)
の如く第1指(13a)のセンサが先ずOFFとなり、この
結果、ハンド中心は合成ベクトルBCの方向へ移動する
ことになる。これによって、同図A(c)の如くハンド中
心は対象物(7)の中心部へ移動する。この際、第1指の
センサが一旦ONとなるが、3指の開き動作によって、
同図A(d)の如く最終的には全てのセンサがOFFとな
って、物体把持動作へ移行する。
【0032】一方、図10B(a)の場合は、同図B(b)
の如く第1指(13a)及び第2指(13b)の2つのセンサが
先ずOFFとなり、ハンド中心はベクトルCの方向へ移
動することになる。これによって、同図B(c)の如く第
2指(13b)のセンサがONとなる。従って、次は合成ベ
クトルBCの方向へ移動方向が修正される。この結果、
同図B(d)の如くハンド中心は対象物(7)の中心部に位
置決めされる。その後、3指の開き動作によって、同図
B(e)の如く全てのセンサがOFFとなって、物体把持
動作へ移行することになる。
【0033】上記物体把持ロボットの制御方式によれ
ば、ロボットハンドの各指に近接センサを取り付けた簡
易な構成において、前述の制御手続きを実行することに
よって、確実な物体把持動作を実現することが出来る。
【0034】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。例えば、ロボットハンドの指の本数は4本
以上であっても、本発明を実施することが可能であり、
又、対象物は円筒体に限らず、多角柱や球体であっても
把持が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボットシステムの外観を示す斜
視図である。
【図2】近接センサを具えた3指ハンドの拡大斜視図で
ある。
【図3】ロボットシステムの制御系を示すブロック図で
ある。
【図4】センサ出力とハンド移動方向との関係を説明す
る図である。
【図5】制御回路の割り込み処理を説明する図である。
【図6】メイン処理の手続きを表わすフローチャートで
ある。
【図7】割り込み処理の手続きを表わすフローチャート
である。
【図8】3指の開閉動作に伴う補正移動の例を示す図で
ある。
【図9】回転を伴う補正移動の例を示す図である。
【図10】3指の開き動作による補正移動の詳細な例を
示す図である。
【符号の説明】
(1) ロボットシステム (11) マニピュレータ (12) 3指ハンド (13a) 第1指 (13b) 第2指 (13c) 第3指 (2a) 近接センサ (2b) 近接センサ (2c) 近接センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本以上の複数の指を具えたロボットハ
    ンドの開閉動作によって対象物の把持を行なう物体把持
    ロボットの制御方式であって、各指の先端部には夫々、
    対象物を検知すべき近接センサを取り付け、複数の指を
    対象物の近傍位置で同時に開く過程、或いは複数の指を
    同時に閉じる過程で、近接センサがONとなっている1
    或いは複数の指の開き方向のベクトルを合成した合成ベ
    クトルの向きにロボットハンドを補正移動させて、ロボ
    ットハンドの中心を対象物の中心部へ位置決めすること
    を特徴とする物体把持ロボットの制御方式。
  2. 【請求項2】 ロボットハンドを対象物の近傍位置に移
    動させた後、複数の指を同時に開く過程で近接センサが
    ONとなった1或いは複数の指の開き方向の合成ベクト
    ルの向きへ移動を開始し、その後、複数の指を同時に閉
    じる過程で第1回目の補正移動を行ない、次に複数の指
    を同時に開く過程で第2回目の補正移動を行なう請求項
    1に記載の物体把持ロボットの制御方式。
  3. 【請求項3】 ロボットハンドを対象物の近傍位置に移
    動させた後、複数の指を同時に開く過程で近接センサが
    ONとならない場合は、開き状態の複数の指を、ロボッ
    トハンドの中心回りに回転させ、この過程で近接センサ
    がONとなった指の開き方向のベクトルの向きへ移動を
    開始する請求項2に記載の物体把持ロボットの制御方
    式。
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