JPH08139460A - 電子機器構体 - Google Patents

電子機器構体

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Publication number
JPH08139460A
JPH08139460A JP6277405A JP27740594A JPH08139460A JP H08139460 A JPH08139460 A JP H08139460A JP 6277405 A JP6277405 A JP 6277405A JP 27740594 A JP27740594 A JP 27740594A JP H08139460 A JPH08139460 A JP H08139460A
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JP
Japan
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housing
mounting member
convex
contact portion
concave
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Application number
JP6277405A
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English (en)
Inventor
Akira Sugiyama
彰 杉山
Tsutomu Hoshino
勉 星野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1422Printed circuit boards receptacles, e.g. stacked structures, electronic circuit modules or box like frames
    • H05K7/1435Expandable constructions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け方向に自由度がある電子機器構体を
提供すること。 【構成】 凸状の舌片13a〜13dが形成された取付
部材12と、舌片13a〜13dと着脱が自在なスリッ
トS1〜S4が面積の相違する複数の平坦面に形成さ
れ、かつ、その1つの平坦面のスリットS1〜S4が舌
片13a〜13dと結合した筐体11とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばボタン電話装置
を構成する電子機器構体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器構体について、ボタン電
話装置を例にとり図9を参照して説明する。11は基本
架で、主要部11aと側部11bから構成されている。
また、主要部11aと側部11b間に拡張架12が挟ま
れている。基本架11や拡張架12の内部にはそれぞれ
回路ユニット(図示せず)が収納される。なお、拡張架
12は、必要な全ての回路ユニットを基本架11に収納
できない場合に、基本架11に追加して使用される。そ
して、基本架11に収納できなかった回路ユニットが拡
張架12に収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器構体
は、多くの回路ユニットが1つの架に収納できるように
基本架11や拡張架12はある程度の大きさを持って形
成されている。したがって、基本架11に拡張架12を
追加する場合、追加される拡張架は最大でも1つ程度で
ある。
【0004】このように基本架11や拡張架12はある
程度の大きさを持つように構成されるため、組み合わせ
られる架の数が少なくなる。その結果、基本架11や拡
張架12に収納される回路ユニットの分割単位が大きく
なる。このため、ユーザの要求に対して、きめの細かい
対応ができなかった。また、基本架に収納できない回路
ユニットがわずかなものであっても、1つの拡張架を必
要とするためムダを生じていた。
【0005】また、従来の電子機器構体は、通常、壁面
などに固定される面は予め決められている。例えば、電
子機器構体の大きな面が壁面に向くようにして取り付け
られる。このため、拡張架を追加する場合など電子機器
構体の取り付けに大きな面積が必要とされる。
【0006】上記したように、従来の電子機器構体で
は、1つの架に収納される回路ユニットの分割単位が大
きいため、ユーザの要求に対しきめ細かい対応ができな
かった。また、拡張架などを追加して組み合わせた場合
に、取り付ける壁面の面積が大きくなるという問題があ
った。
【0007】本発明は、上記した問題点を解決し、取り
付け方向に自由度があり、そして、複数の筐体を容易に
取り付けることができ、また、複数の筐体を取り付けた
場合に放熱効果のある電子機器構体を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器構体
は、凹状あるいは凸状の接触部が形成された取付部材
と、前記接触部と着脱が自在な凸状あるいは凹状の結合
部が面積の相違する複数の平坦面に形成され、かつ、そ
の1つの平坦面の結合部が前記接触部と結合した筐体と
で構成されている。
【0009】また、取付部材の1つの端縁の中間に凸部
が形成され、前記1つの端縁と反対側の端縁で、前記凸
部と同じ形状の凹部が形成されている。
【0010】また、一方の取付部材の端縁に形成された
凸部と他方の取付部材の端縁に形成された凹部が嵌まり
合うように上下方向に配列され、凹状あるいは凸状の接
触部がそれぞれ形成された第1および第2の取付部材
と、前記接触部と着脱自在に結合する凸状あるいは凹状
の結合部によって、前記第1および第2の取付部材にそ
れぞれ着脱自在に取り付けられる第1および第2の筐体
とを具備し、上側に位置する第1の筐体の結合部におい
て前記取付部材の接触部で支えられる位置からその筐体
の下端までの第1の長さと、下側に位置する第2の筐体
の結合部において前記取付部材の接触部で支えられる位
置からその筐体の上端までの第2の長さとの和が、前記
第1および第2の取付部材の各接触部において前記第1
および第2の筐体の前記結合部それぞれを支える位置間
の長さより小さくなっている。
【0011】また、一方の取付部材の端縁に形成された
凸部と他方の取付部材の端縁に形成された凹部が嵌まり
合うように左右方向に配列され、凹状あるいは凸状の接
触部がそれぞれ形成された第1および第2の取付部材
と、前記接触部と着脱自在に結合する凸状あるいは凹状
の結合部によって、前記第1および第2の取付部材にそ
れぞれ着脱自在に取り付けられる第1および第2の筐体
とを具備し、左側に位置する第1の筐体の結合部におい
て右方向への動きが取付部材の接触部で規制される位置
からその筐体の右端までの第1の長さと、右側に位置す
る第2の筐体の結合部において左方向への動きが取付部
材の接触部で規制される位置からその筐体の左端までの
第2の長さとの和が、前記第1および第2の取付部材の
前記接触部において前記第1および第2の筐体それぞれ
を右方向、左方向への動きを規制する位置間の長さより
小さくなっている。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、取付部材の接触部と着脱
自在に結合する筐体の結合部が、面積が相違する複数の
平坦面に形成されている。したがって、取付部材に対
し、筐体を複数の向きで取り付けることができる。
【0013】また、取付部材の1つの端縁の中間に凸部
が形成され、前記1つの端縁と反対側の端縁で、前記凸
部と同じ形状の凹部が形成されている。したがって、複
数の取付部材を上下、あるいは左右に並べて配列する場
合に、互いの凸部と凹部が嵌まり合わせることで正確な
位置関係が得られる。
【0014】また、上側に位置する第1の筐体の結合部
において前記取付部材の接触部で支えられる位置からそ
の筐体の下端までの第1の長さと、下側に位置する第2
の筐体の結合部において前記取付部材の接触部で支えら
れる位置からその筐体の上端までの第2の長さとの和
が、前記第1および第2の取付部材の接合部において前
記第1および第2の筐体の結合部を支える位置間の長さ
より小さくしている。この場合、上下方向に配列された
複数の取付部材にそれぞれ筐体を取り付けた場合に、筐
体間にすき間を確保でき、放熱効果が良くなる。
【0015】また、左側に位置する第1の筐体の結合部
において右方向への動きが取付部材の接触部で規制され
る位置からその筐体の右端までの第1の長さと、右側に
位置する第2の筐体の結合部において左方向への動きが
取付部材の接触部で規制される位置からその筐体の左端
までの第2の長さとの和が、前記第1および第2の取付
部材の接触部において前記第1および第2の筐体それぞ
れを右方向、左方向への動きを規制する位置間の長さよ
り小さくしている。この場合、左右方向に配列された複
数の取付部材にそれぞれ筐体を取り付けた場合に、筐体
間にすき間を確保でき、放熱効果が良くなる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。
【0017】11は、回路ユニット(図示せず)を内部
に収納する筐体で、例えば合成樹脂で構成される。ま
た、12は取付部材で、例えば金属材料で構成され、筐
体11の取り付けに使用される。取付部材12の高さ
(図の上下方向)は、筐体11の高さにほぼ等しく、ま
た、その幅は筐体11の側面の幅にほぼ等しくなってい
る。そして、取付部材12の左右の端縁には凸状の接合
部、例えば取付部材の面から直角方向に延びる舌片13
a〜13dがそれぞれ上下2か所に設けられている。各
舌片13a〜13dは同じ形状で、その先端は上方向に
幅が広がっている。また、取付部材12の左側端縁の中
央部には、ある長さに亘って一様な幅で切り欠かれた凹
部14aが形成され、それと反対側の右側の端縁には、
ある長さに亘って凹部14aと嵌まり合う形状の凸部1
4bが形成されている。
【0018】また、取付部材12の上方の端縁には凸部
15aが形成され、下方の端縁には凸部と嵌まり合う形
状に切り欠かれた凹部15bが形成されている。そし
て、取付部材12には、上の方から順に矩形状の穴16
a、そしてダルマ状の穴16b、丸い穴16cが設けら
れている。
【0019】一方、筐体11の裏面には、取付部材12
の4個の舌片13a〜13dに対応する位置に凹状の結
合部、例えばスリットS1〜S4が形成されている。ま
た、取付部材12の矩形状の穴16aに対応する位置に
突起部17aが形成されている。
【0020】また、筐体11裏面の側面に近い位置に固
定片18a、18bが設けられている。固定片18a、
18bの1つの面は、筐体11の側面とともに共通の平
坦面を形成している。そして、この平坦面において、取
付部材12の舌片13a〜13dに対応する位置に、舌
片13a〜13dが入り込む凹状のスリット(図示せ
ず)が形成されている。なお、筐体11の裏面で、固定
片18a、18bと反対側に、固定片18a、18bと
同じ高さの突出片19a、19bが設けられている。ま
た、筐体11側面の上端には、突起部17aと同じ形状
の突起部17bが形成されている。
【0021】ここで、取付部材12を利用して、筐体1
1が側面の側で取り付けられる場合について説明する。
【0022】この場合、最初に、取付部材12が壁面な
どに固定される。例えば、取付部材12のダルマ状の穴
16bや丸い穴16cを利用して、壁面にネジで固定さ
れる。 そして、筐体11側面の平坦面に形成されたス
リット(図示せず)に、取付部材12の舌片13a〜1
3dが差し込まれるようにして、取付部材12に筐体1
1を取り付ける。このとき、後で説明するように筐体1
1上端の突起部17bが取付部材12の矩形状の穴16
aに入り、筐体11の上端も取付部材12に固定され
る。
【0023】次に、取付部材12によって、筐体11が
裏面で固定される場合について、図2で説明する。な
お、図2では、図1と同一部分には同一の符号を付して
ある。この場合も、取付部材12のダルマ状の穴16b
や丸い穴16cを利用して、取付部材12が固定用の壁
面にネジで固定される。そして、筐体11裏面のスリッ
トS1〜S4に取付部材12の舌片13a〜13dが差
し込まれるようにして筐体11が取り付けられる。この
とき、筐体11上端の突起部17aが取付部材12の矩
形状の穴16aに入り、筐体11の上端が固定される。
【0024】ここで、取付部材12の舌片13a〜13
dと筐体のスリットS1〜S4の結合方法について、図
3で説明する。図3は、取付部材12の矩形状の穴16
や1つの舌片13、そして、筐体11のスリットSや突
起部17をそれぞれ抜き出し、断面にした図である。
(a)に示すようにスリットSと舌片13が向かい合う
ように配置される。そして、(b)に示すように、筐体
11を取付部材12の方向に移動し、スリットS内に舌
片13を差し込む。この状態では、突起部17は矩形状
の穴16に入らず、取付部材12の面に接触している。
その後、(c)に示すように筐体11の位置を下げる。
この際、舌片13先端の幅広の部分がスリットS内の面
に接し固定される。また、筐体11の位置が下がったこ
とで、突起部17が穴16に入り、突起部17と穴16
が固定される。
【0025】なお、取付部材12から筐体11を取り外
す場合は、逆の順序で行われる。
【0026】次に、取付部材12を利用して複数の筐体
を取り付ける場合について、例えば筐体が側面で固定さ
れる例を用いて、図4および図5で説明する。なお、取
り付けられる筐体の数が多い場合は、筐体を側面で取り
付けることによって、取り付けに必要な壁面積を小さく
できる。
【0027】図4は、複数の取付部材12を壁面などに
取り付けた状態を示している。この場合、取付部材12
の左右の端縁に形成された凹部14aと凸部14bが隣
同士で嵌まり合うようにされる。また、上下方向は、上
下の端縁に形成された凹部15bと凸部15aが上下同
士で嵌まり合うようにされる。そして、図5のように取
付部材12を利用して複数の筐体11が固定される。な
お、取付部材12への各筐体11の取り付けは先に説明
した方法で行われる。この場合、取付部材12に形成さ
れる舌片の位置や、筐体11に形成されるスリットの位
置、筐体の寸法などは、放熱効果が得られるように、左
右や上下の筐体11間にすき間A、Bが確保できるよう
な値に選ばれる。なお、筐体には放熱用の穴が設けられ
るが、図では省略している。
【0028】ここで、筐体間に例えば上下方向にすき間
を確保する構成の一例について、図6で説明する。
【0029】図6は、上下に位置する2つの取付部材1
2a、12b、そして、この取付部材12a、12bに
固定される2つの筐体11a、11bの一部を抜き出し
て示してある。即ち、上側に位置する取付部材12aや
筐体11aそれぞれの下端部分、そして、下側に位置す
る取付部材12bや筐体11bそれぞれの上端部分が概
略的に示されている。
【0030】上側に位置する取付部材12aや筐体11
aについて見ると、この場合、筐体11aの結合部例え
ばスリットSaの内面は、取付部材12aの舌片13a
と2点A1、A2で接し、ここで支えられている。ま
た、下側に位置する取付部材12bや筐体11bについ
て見ると、筐体11bの結合部例えばスリットSbの内
面は、取付部材12bの舌片13bと2点B1、B2で
支えられる。
【0031】このとき、上側に位置する筐体11aの結
合部において、取付部材11aの接触部で支えられる位
置を例えば点A1とすると、点A1からその筐体の下端
までの長さはLaとなる。また、下側に位置する筐体1
1bの結合部において、取付部材12bの接触部で支え
られる位置を例えば点B1とすると、点B1からその筐
体11bの上端までの長さはLbとなる。また、前記第
1および第2の取付部材12a、12bの接触部、例え
ば舌片13a、13bが第1および第2の筐体の結合部
を支える位置間の長さはC1となる。このような関係に
ある場合に、LaとLbの和よりC1が大きくなるよう
にしている。なお、この関係は、上側筐体11aの結合
部が取付部材12aの接触部で支えられる位置を例えば
点A2とした場合でも、また、下側筐体11bの結合部
が取付部材12bの接触部で支えられる位置を例えば点
B2とした場合でも、また、他の結合部や接触部につい
ても同様である。
【0032】次に、筐体間に例えば左右方向にすき間を
確保する構成の一例について、図7で説明する。図7
は、取り付けられる壁面に向かって左右に位置する2つ
の取付部材12a、12bや、この取付部材12a、1
2bに固定される2つの筐体11a、11bのそれぞれ
一部、そして、筐体11a、11bのスリットSa、S
bや取付部材12a、12bの舌片13a、13b部分
を抜き出して概略的に示している。
【0033】ここで、左側に位置する取付部材12aの
舌片13aや筐体11aについて見ると、この場合、筐
体11aは、その結合部例えばスリットSaの左辺が舌
片13aと接した場合に右方向への動きが規制される。
また、右側に位置する取付部材12bや筐体11bにつ
いて見ると、筐体11bは、その結合部例えばスリット
Sbの右辺が舌片13bに接した場合に左方向への動き
が規制される。
【0034】このとき、左側筐体の右方向への動きが規
制される結合部の点A1からその筐体の右端までの長さ
をl1とする。また、右側筐体の結合部において左方向
への動きが規制される結合部の点B1からその筐体の左
端までの長さをl2とする。そして、左側筐体の右方向
への動きを規制する舌片13aの左面と、右側筐体の左
方向への動きを規制する舌片13bの右面との距離をC
2とした場合に、l1とl2の和よりC2が大きくなる
ように選ばれる。なお、この関係は、筐体や取付部材の
他の結合部、接触部についても同様である。
【0035】次に、筐体の裏面を利用して複数の筐体を
重ねる形で取り付ける場合について図8で説明する。こ
の場合、1つの筐体11が先に説明した方法で裏面を利
用して取付部材12に取り付られる。この場合、取付部
材12に取り付けられた筐体11の表面側に、別の取付
部材12aがネジで固定される。そして、この取付部材
12aを利用してもう1つの筐体11aが固定される。
【0036】このような配列によれば、厚みの少ない筐
体の場合は、筐体の突出量を小さくできる。このため、
横方向からぶつけられて、破損するような事故が防げ
る。この場合も、筐体間にすき間を確保し、放熱効果が
得られるようにしている。
【0037】なお、図8の81で示すように、筐体11
の側面と表面の角部、あるいは側面と裏面の角部を利用
して配線コネクタが形成される。この配線コネクタ81
は、筐体間や局線、内線等の配線などに使用される。
【0038】上記した実施例では、取付部材に凸状の接
合部が形成され、この取付部材に取り付けられる筐体
に、取付部材の凸状の接合部と嵌まり合う凹状の結合部
が形成されている。しかし、取付部材の方に凹状の接合
部が形成され、この取付部材に取り付けられる筐体の側
に凸状の結合部を形成してもよい。また、凸状の接合部
として舌片が利用され、凹状の結合部としてスリットが
利用されている。しかし、舌片やスリットは1つの例で
あり、一方が他方に着脱自在に嵌まり合う関係であれ
ば、接合部や結合部として他の形状にすることができ
る。また、筐体の側面は、筐体の裏面などに形成された
複数の固定片とともに平坦面を構成している。しかし、
筐体が、舌片に対応するスリットを側面だけで形成でき
る大きさである場合は、固定片は必要とされない。
【0039】また、筐体を上下に配列する場合、筐体が
取り付けられる取付部材の上端より各筐体の上端を低く
し、同時に、取付部材の下端より各筐体の下端を高くな
るようにしても、図6で説明したような関係を満たし、
上下に位置する筐体間にすき間を設けることができる。
【0040】また、筐体を左右に配列する場合も同様
で、筐体が取り付けられる取付部材の右辺や左辺より各
筐体の左右両端が内側になるような寸法にすることによ
っても、左右に位置する筐体間にすき間を設けることが
できる。
【0041】上記したように本発明によれば、複数の面
で筐体を取り付けることができる。したがって、筐体の
数が少ない場合など、例えば面積の大きい筐体の裏面で
取り付けることで、筐体が壁面から大きく突出すること
を防げる。また、筐体の数が多い場合などは、筐体の側
面で取り付けることにより、取り付ける壁面積を少なく
できる。このように取り付けられる筐体の数の多い少な
いにより、筐体を取り付ける面を適宜選ぶことができ
る。また、取り付ける筐体の面が自由に選択できるた
め、取り付け場所にフレキシビリティがあり、その分、
工事が容易になる。また、多くの筐体を容易に組み合わ
せることができるので、回路ユニットを細かく分割で
き、無駄のないシステムを構成できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、取り付け方向に自由度
がある電子機器構体を実現できる。そして、複数の筐体
を取り付けることができる電子機器構体を実現できる。
また、複数の筐体を取り付けた場合に放熱効果のある電
子機器構体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図3】本発明を説明する断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図6】本発明を説明する断面図である。
【図7】本発明を説明する断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を説明する斜視図である。
【図9】従来例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
11…筐体 12…取付部材 13a〜13d…舌片 14a…凹部 14b…凸部 15a…凸部 15b…凹部 S1〜S4…スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹状あるいは凸状の接触部が形成された
    取付部材と、前記接触部と着脱が自在な凸状あるいは凹
    状の結合部が面積の相違する複数の平坦面に形成され、
    かつ、その1つの平坦面の結合部が前記接触部と結合し
    た筐体とを具備した電子機器構体。
  2. 【請求項2】 取付部材の1つの端縁の中間に凸部が形
    成され、前記1つの端縁と反対側の端縁で、前記凸部と
    同じ形状の凹部が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の電子機器構体。
  3. 【請求項3】 一方の取付部材の端縁に形成された凸部
    と他方の取付部材の端縁に形成された凹部が嵌まり合う
    ように上下方向に配列され、凹状あるいは凸状の接触部
    がそれぞれ形成された第1および第2の取付部材と、前
    記接触部と着脱自在に結合する凸状あるいは凹状の結合
    部によって、前記第1および第2の取付部材にそれぞれ
    着脱自在に取り付けられる第1および第2の筐体とを具
    備し、上側に位置する第1の筐体の結合部において前記
    取付部材の接触部で支えられる位置からその筐体の下端
    までの第1の長さと、下側に位置する第2の筐体の結合
    部において前記取付部材の接触部で支えられる位置から
    その筐体の上端までの第2の長さとの和が、前記第1お
    よび第2の取付部材の各接触部において前記第1および
    第2の筐体の前記結合部それぞれを支える位置間の長さ
    より小さくなっていることを特徴とする電子機器構体。
  4. 【請求項4】 一方の取付部材の端縁に形成された凸部
    と他方の取付部材の端縁に形成された凹部が嵌まり合う
    ように左右方向に配列され、凹状あるいは凸状の接触部
    がそれぞれ形成された第1および第2の取付部材と、前
    記接触部と着脱自在に結合する凸状あるいは凹状の結合
    部によって、前記第1および第2の取付部材にそれぞれ
    着脱自在に取り付けられる第1および第2の筐体とを具
    備し、左側に位置する第1の筐体の結合部において右方
    向への動きが取付部材の接触部で規制される位置からそ
    の筐体の右端までの第1の長さと、右側に位置する第2
    の筐体の結合部において左方向への動きが取付部材の接
    触部で規制される位置からその筐体の左端までの第2の
    長さとの和が、前記第1および第2の取付部材の前記接
    触部において前記第1および第2の筐体それぞれを右方
    向、左方向への動きを規制する位置間の長さより小さく
    なっていることを特徴とする電子機器構体。
JP6277405A 1994-11-11 1994-11-11 電子機器構体 Pending JPH08139460A (ja)

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