JPH08137738A - Cpu調停回路 - Google Patents

Cpu調停回路

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Publication number
JPH08137738A
JPH08137738A JP6277640A JP27764094A JPH08137738A JP H08137738 A JPH08137738 A JP H08137738A JP 6277640 A JP6277640 A JP 6277640A JP 27764094 A JP27764094 A JP 27764094A JP H08137738 A JPH08137738 A JP H08137738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
shared memory
read
address
designated
Prior art date
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Pending
Application number
JP6277640A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Saito
司 齊藤
Takashi Shibamata
敬 柴又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP6277640A priority Critical patent/JPH08137738A/ja
Publication of JPH08137738A publication Critical patent/JPH08137738A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のCPUのうちの1つから共有メモリへの
データ書き込みを生じたとき、これに即応して他のCP
Uが共有メモリのデータを読み出せるようにする。 【構成】CPU1,2から送出されるアドレス信号A
1,A2を監視し、共有メモリ5内の指定アドレスに一
致したとき指定アドレスアクセス信号B1,B2を送出
し、また読み出し側のCPUが共有メモリ5からのデー
タ読み出しを完了したときに共有メモリ読出完了信号C
1,C2を送出する監視回路6,7と、指定アドレスア
クセス信号B1,B2に応じて読み出し側のCPUへ読
み出し要求の割り込み信号E1,E2を送出し、共有メ
モリ読出完了信号C1,C2に応じて割り込み信号E
1,E2を解除する調停回路8とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調停回路に関し、特にマ
スタCPU(セントラル・プロセッサ・ユニット)及び
サブマスタCPUなどの複数のCPU間にて使用される
共有メモリ対するCPUの調停回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUを用いた制御システムなどにおい
て、複数個のCPUを併設して使用し処理を分散させる
構成が、システムの処理能力の向上や性能の向上を目的
として使用される。このような場合に、マルチCPU間
の情報の伝送のために各CPUで共通に読み書き可能な
共有メモリを設け、CPU間で交換する情報をその共有
メモリへの書き込み、読出しを行うことにより情報伝達
を行う。
【0003】図3は、マルチCPU1及び2が共有メモ
リ5を利用する従来の方式を例示するブロック図であ
る。同図において、CPU1及びCPU2はそれぞれ、
アドレス/コントロールバスA1,A2とデータバスD
1、D2とを有しており、共有メモリ5にはアドレス/
コントロールバスA3及びデータバスD3が接続されて
いる。CPU1及びCPU2はそれぞれのゲート回路3
及び4を介し、さらにアドレス/コントロールバスA3
及びデータバスD3を介して共有メモリ5へのアクセス
を行う。
【0004】CPU1及びCPU2間でのデータの受け
渡しは、共有メモリ5を使って行われる。例えばCPU
1からCPU2へ情報の伝達をする場合、CPU1から
の書き込みデータは、ゲート回路3を経由して共有メモ
リ5に書き込まれる。共有メモリ5に書き込まれたデー
タは、CPU2が周期的に読み出しを行い、CPU1か
らの書き込み情報を更新する。逆にCPU2からCPU
1へ情報を伝達する場合、CPU2からの書き込みデー
タは、ゲート回路4を経由して共有メモリ5に書き込ま
れ、共有メモリ5の書き込みデータは、CPU1が周期
的に読み出しを行い、CPU2からの書き込みデータを
更新する。
【0005】一方のCPUの読み出すタイミングが他方
の書き込むタイミングより早い場合には、そのCPUの
読み出したデータは他方から書き込む前のデータのまま
であり、更新データを読み落さないようにするには、読
み出す側のCPUが周期的に共有メモリ5のデータを読
み出す必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
共有メモリでは、CPU1及びCPU2での読み書きの
周期が非同期のまま処理しているために、読み出し側で
は、書き込み側が共有メモリにどの時点でデータを更新
したかわからず、書き込みの有無にかかわらず周期的に
共有メモリ5のデータを読み出す必要があり、余分な処
理時間を浪費することが多いという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、複数の
CPUからアクセス可能に設けてあり1つのCPUから
のデータ書き込み終了を表わすための少くとも1つのア
ドレスが指定されている1つの共有メモリと、前記CP
Uから送出される各アドレス信号が前記指定アドレスに
一致する否かを監視して一致時に指定アドレスアクセス
信号を送出し、また各前記CPUが前記共有メモリから
のデータ読み出しを完了したのを検出して共有メモリ読
出完了信号を送出する複数の監視回路と、前記指定アド
レスアクセス信号に応答して読み出し側の前記CPUへ
読み出し要求の割り込み信号を送出し、また前記共有メ
モリ読出完了信号に応答して前記割り込み信号の送出を
解除する1つの調停回路とを備えている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、参照番号1及び2はCPU、3及び4はゲー
ト回路、5は共有メモリ、6及び7はアドレス監視回
路、8は調停回路をそれぞれ示す。同図において、共有
メモリ5はCPU1またはCPU2からみたアドレス空
間を2分割されている。すなわち図2に例示するよう
に、共有メモリ5は、CPU1が書き込みを行いCPU
2が読み出しを行うアドレス空間Aと、CPU2が書き
込みを行いCPU1の読み出しを行うアドレス空間Bと
に2分割してある。アドレス監視回路6及び7は、アド
レス/コントロールバスA1及びA2のアドレス/コン
トロール信号を受信しながら、CPU1及びCPU2が
それぞれ共有メモリ5にアクセスしている状況を監視し
ている。CPU1(またはCPU2)は、共有メモリ5
のアドレス空間A(B)に対し一まとまりのデータを連
続的あるいは断続的に書き込んでいき、そのデータを全
て書き込み終えたらすぐにアドレス空間A内に予め指定
してあるアドレスa(b)をアクセスしたあと、データ
書き込みのアクセスを完了する。アドレス監視回路6
(7)においては、指定アドレスa(b)を受信した時
に指定アドレスアクセス信号B1(B2)を調停回路8
に送出する。調停回路8は、アドレス監視回路6(7)
から指定アドレスアクセス信号B1(B2)を入力され
と、書き込み側のCPU1(2)がアドレス/コントロ
ールバスA3を開放したとみなし、割り込み信号E2
(E1)をCPU2(1)、に送出する。CPU2
(1)は、割り込み信号E2(E1)を検出すると、共
有メモリ5の読み出しを行う。アドレス監視回路7
(6)は、その読み出し状況を検出して完了時に調停回
路8に対し共有メモリ読出完了信号C2(C1)を送出
する。調停回路8は、共有メモリ読出完了信号C2(C
1)に応答して送出中の割り込み信号E2(E1)を解
除する。また調停回路8は、共有メモリ5のアドレス/
コントロールバスA3及びデータバスD3へのゲート開
放をCPU1及びCPU2のいずれかにするかを、バス
開放制御信号G1及びG2のいずれかを送出するかによ
り制御する。
【0010】上述した割り込み発生手順をさらに具体的
な動作例について説明する。CPU1は、共有メモリ5
のアドレス空間Aにデータを書き込み終了した直後に、
アドレス空間A内の指定アドレスaに対しアドレス設定
を行う。この指定アドレスaは、CPU2と共用しても
良い。アドレスaが設定されたことを検出したアドレス
監視回路6は、それを指定アドレスアクセス信号B1に
より調停回路8に通知する。調停回路8は、その通知を
受けるとアドレス/コントロールバスA3が開放された
とみなし、CPU2に対して割り込み信号E2を送出す
る。CPU2は、割り込み信号E2を受けると共有メモ
リ5のアドレス空間Aのデータが更新されたと判断し、
その内容の読み出しを行う。CPU2の読み出しが完了
したことを検出すると、監視回路7は、調停回路8に共
有メモリ読出完了信号C2を送出する。調停回路8で
は、この共有メモリ読出完了信号C2を受けたら割り込
み信号E2を解除する。この一連の動作により、CPU
1から共有メモリ5へのデータ更新があると、すぐCP
U2でその更新データを読み取ることができる。
【0011】以上説明したように実施例では、書き込み
側のCPU1(または2)が共有メモリ5に書き込み終
了するとすぐに、読み出し側のCPU2(または1)に
割り込み信号E2(またはE1)が入力されるので、各
CPUは周期的に共有メモリ5を読み出す必要が無くな
り、一方からの書き込み終了時にすぐ他方で読み出すこ
とができる。すなわち、各CPUは周期的処理や外部ポ
ート制御を実行しなくとも共有メモリ5への読み書きを
行えば済むから、各CPUでの余分な処理が不必要にな
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
PU間のデータ転送時に書き込み側のCPUが共有メモ
リへの書き込みを終了したとき、すぐに読み出し側のC
PUに割り込み信号が入力されるので、読み出し側のC
PUでは従来のような周期的に共有メモリを読み出す必
要がなくなり、一方からの書き込み終了時にすぐ他方か
ら読み出すことができる。すなわち、各CPUは周期処
理や外部ポート制御を実行しなくとも共有メモリへの読
み書きのみを行えば良いから、各CPUでは従来のよう
な余分な処理が不必要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の実施例における共有メモリ5の内部ブ
ロック図。
【図3】従来の共有メモリ方式を例示するブロック図。
【符号の説明】
1、2 CPU 3、4 ゲート回路 5 共有メモリ 6、7 アドレス監視回路 8 調停回路 A1、A2、A3 アドレス/コントロール信号 D1、D2、D3 データバス B1、B2 指定アドレスアクセス信号 C1、C2 共有メモリ読出完了信号 E1、E2 割り込み信号 G1、G2 バス開放制御信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPUからアクセス可能に設けて
    あり1つのCPUからのデータ書き込み終了を表わすた
    めの少くとも1つのアドレスが指定されている1つの共
    有メモリと、前記CPUから送出される各アドレス信号
    が前記指定アドレスに一致する否かを監視して一致時に
    指定アドレスアクセス信号を送出し、また各前記CPU
    が前記共有メモリからのデータ読み出しを完了したのを
    検出して共有メモリ読出完了信号を送出する複数の監視
    回路と、前記指定アドレスアクセス信号に応答して読み
    出し側の前記CPUへ読み出し要求の割り込み信号を送
    出し、また前記共有メモリ読出完了信号に応答して前記
    割り込み信号の送出を解除する1つの調停回路とを備え
    ていることを特徴とするCPU調停回路。
  2. 【請求項2】 前記共有メモリは、前記CPUごとに相
    異なるアドレス空間を分割し割当ててある請求項1記載
    のCPU調停回路。
  3. 【請求項3】 前記共有メモリは、前記CPUごとに相
    異なる前記指定アドレスが指定されている請求項1記載
    のCPU調停回路。
JP6277640A 1994-11-11 1994-11-11 Cpu調停回路 Pending JPH08137738A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6277640A JPH08137738A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 Cpu調停回路

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JP6277640A JPH08137738A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 Cpu調停回路

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JPH08137738A true JPH08137738A (ja) 1996-05-31

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ID=17586254

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6277640A Pending JPH08137738A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 Cpu調停回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7929020B2 (en) 2003-02-26 2011-04-19 Casio Computer Co., Ltd. Camera device and method and program for starting the camera device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01233651A (ja) * 1988-03-15 1989-09-19 Fujitsu Ltd 通信制御方式

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970506