JPH0813489B2 - 射出成形機の型締め装置 - Google Patents
射出成形機の型締め装置Info
- Publication number
- JPH0813489B2 JPH0813489B2 JP30447887A JP30447887A JPH0813489B2 JP H0813489 B2 JPH0813489 B2 JP H0813489B2 JP 30447887 A JP30447887 A JP 30447887A JP 30447887 A JP30447887 A JP 30447887A JP H0813489 B2 JPH0813489 B2 JP H0813489B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- ball screw
- mold clamping
- molding machine
- motor
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は小型小出力モータで型締めを可能とする射出
成形機の型締め装置に関するものである。
成形機の型締め装置に関するものである。
（従来技術） 第２図に従来型電動射出成形機の型締め装置を示す。
１はモータ、２はカップリングである。モータ１の回転
はカップリング２で継がれたボールねじ３に伝えられ
る。ボールねじ３が回転すると、ボールねじナット４が
前進する。するとロッド５が前進し、リンク機構６によ
り推力が生じ、可動プラテン８が前進し、型締めが行わ
れる。
１はモータ、２はカップリングである。モータ１の回転
はカップリング２で継がれたボールねじ３に伝えられ
る。ボールねじ３が回転すると、ボールねじナット４が
前進する。するとロッド５が前進し、リンク機構６によ
り推力が生じ、可動プラテン８が前進し、型締めが行わ
れる。
第２図（ａ）は型開状態、第２図（ｂ）は型閉途中の
状態、第２図（ｃ）は型閉完了時の状態を示す。
状態、第２図（ｃ）は型閉完了時の状態を示す。
さてこのようにモータを用いた電動射出成形機におい
ては、型締め装置はモータの側から考えると高速低トル
クで駆動するときと、低速高トルクで駆動するときの２
つの場合が１サイクル中に存在する。この両者を満足さ
せるためには、高速大トルクの大出力のモータが必要で
ある。
ては、型締め装置はモータの側から考えると高速低トル
クで駆動するときと、低速高トルクで駆動するときの２
つの場合が１サイクル中に存在する。この両者を満足さ
せるためには、高速大トルクの大出力のモータが必要で
ある。
（発明が解決しようとする問題点） 電動射出成形機の型締め用モータが低速高トルクで駆
動する場合と、高速低トルクで駆動する場合の両者を満
足する必要があるため、高速高トルクの大出力モータを
必要とするという問題を解決しようとするものである。
即ち従来の型締機構を改良して、小型小出力のモータで
も高トルクでの型締めを可能とする型締機構を提供せん
とするものである。
動する場合と、高速低トルクで駆動する場合の両者を満
足する必要があるため、高速高トルクの大出力モータを
必要とするという問題を解決しようとするものである。
即ち従来の型締機構を改良して、小型小出力のモータで
も高トルクでの型締めを可能とする型締機構を提供せん
とするものである。
（問題点を解決するための手段） モータの回転をボールねじを介し直線移動に変換し、
該直線移動をロッドを介してリンク機構に伝え、該リン
ク機構から可動プラテンを移動させて行う型締め装置に
おいて、前記ボールねじの直線移動もシリンダ内を往復
するピストンに伝達し、シリンダ内で発生した油圧を２
本の管路に分岐させ、一方は切換バルブを介して１つの
シリンダに、又他方は直線シリンダに管路で連結し、低
速高トルクを要するとき前記切換バルブを切換えて２本
のシリンダにより駆動するようにした。
該直線移動をロッドを介してリンク機構に伝え、該リン
ク機構から可動プラテンを移動させて行う型締め装置に
おいて、前記ボールねじの直線移動もシリンダ内を往復
するピストンに伝達し、シリンダ内で発生した油圧を２
本の管路に分岐させ、一方は切換バルブを介して１つの
シリンダに、又他方は直線シリンダに管路で連結し、低
速高トルクを要するとき前記切換バルブを切換えて２本
のシリンダにより駆動するようにした。
（実施例） 第１図に基いて説明する。１はモータ、２はカップリ
ング、３はボールねじ、４はボールねじナットである。
６はリンク機構、７は固定プラテン、８は可動プラテ
ン、９はタイロッドである。以上は第２のものと全く同
一である。
ング、３はボールねじ、４はボールねじナットである。
６はリンク機構、７は固定プラテン、８は可動プラテ
ン、９はタイロッドである。以上は第２のものと全く同
一である。
さて、10はシリンダロッドで、ボールねじナット４に
連結されている。11はシリンダで、シリンダロッド10の
先端に取付けられたピストン11aがこの中を移動する。1
2は電磁切換バルブ、13,14はシリンダで、これらシリン
ダの各ロッドは１本のロッド５に連結され、前記リンク
機構６に連結されている。
連結されている。11はシリンダで、シリンダロッド10の
先端に取付けられたピストン11aがこの中を移動する。1
2は電磁切換バルブ、13,14はシリンダで、これらシリン
ダの各ロッドは１本のロッド５に連結され、前記リンク
機構６に連結されている。
シリンダ11のピストン側油室Ａは配管ａによってシリ
ンダ14と、又配管ｂによって電磁切換バルブ12を介して
シリンダ13と結ばれている。シリンダ11のロッド側油室
Ｂは配管ｃによって電磁切換バルブ12に結ばれている。
Ｔは配管ｃに連るタンクである。
ンダ14と、又配管ｂによって電磁切換バルブ12を介して
シリンダ13と結ばれている。シリンダ11のロッド側油室
Ｂは配管ｃによって電磁切換バルブ12に結ばれている。
Ｔは配管ｃに連るタンクである。
（作用） 第２図の型開きの状態からモータ１を回転させ、ボー
ルねじナット４が前進すると、シリンダ11にて圧力が発
生する。型閉の初期段階では推力は必要とせず閉じる速
度を大きくするために、電磁切換バルブ12を図の状態に
しておく。するとシリンダ11で発生した油圧はシリンダ
14にてロッド５の推力に変換され、可動プラテン８を前
進させる。可動プラテン８はほぼ最終位置近くにきたと
き、その状態をリミットスイッチ等により検出し、自動
的に電磁切換バルブ12を切換える。するとシリンダ11で
発生した油圧はシリンダ13及び14に供給される。このと
きロッド５の前進速度は1/2となるが、逆に推力は２倍
となり、大きな型締め力が得られることになる。
ルねじナット４が前進すると、シリンダ11にて圧力が発
生する。型閉の初期段階では推力は必要とせず閉じる速
度を大きくするために、電磁切換バルブ12を図の状態に
しておく。するとシリンダ11で発生した油圧はシリンダ
14にてロッド５の推力に変換され、可動プラテン８を前
進させる。可動プラテン８はほぼ最終位置近くにきたと
き、その状態をリミットスイッチ等により検出し、自動
的に電磁切換バルブ12を切換える。するとシリンダ11で
発生した油圧はシリンダ13及び14に供給される。このと
きロッド５の前進速度は1/2となるが、逆に推力は２倍
となり、大きな型締め力が得られることになる。
なお以上の実施例では２本のシリンダ13,14で説明し
たが、３本以上の場合でも同様に取扱うことができるの
は勿論である。又複合シリンダを用いて、受圧面積を変
えても同様の効果を得ることができる。
たが、３本以上の場合でも同様に取扱うことができるの
は勿論である。又複合シリンダを用いて、受圧面積を変
えても同様の効果を得ることができる。
又本発明の駆動機構は射出成形機以外、例えばIC封止
プレスのプランジャ駆動用シリンダの駆動用にも応用す
ることができる。
プレスのプランジャ駆動用シリンダの駆動用にも応用す
ることができる。
（効果） モータの回転トルクをボールねじを介し一度油圧に変
換し、これを複数のシリンダを介し駆動可能とし、かつ
切換バルブの切換えによって推力を発生させるシリンダ
の本数を変化させ、高速低推力特性と、低速高推力特性
の切換えを可能にした。これにより、 １）従来方式では速度推力とも大きなものが必要であっ
たが、途中に油圧機構を入れることにより速度、推力へ
の変換比を可変にでき、小さなモータとすることができ
るようになった。
換し、これを複数のシリンダを介し駆動可能とし、かつ
切換バルブの切換えによって推力を発生させるシリンダ
の本数を変化させ、高速低推力特性と、低速高推力特性
の切換えを可能にした。これにより、 １）従来方式では速度推力とも大きなものが必要であっ
たが、途中に油圧機構を入れることにより速度、推力へ
の変換比を可変にでき、小さなモータとすることができ
るようになった。
２）途中に油圧機構が入っているため、油の弾性により
型締め時のショックを軽減できる。
型締め時のショックを軽減できる。
３）モータ及びボールねじの配置を任意に選べるため
（例えば成形機の台の中等）成形機の全長を短くするこ
とができ、コンパクト化が図れる。
（例えば成形機の台の中等）成形機の全長を短くするこ
とができ、コンパクト化が図れる。
第１図は本発明に係る型締め装置。 第２図は従来型の型締め装置。 図において； １……モータ、２……カップリング ３……ボールねじ、４……ボールねじナット ５……ロッド……６……リンク機構 ７……固定プラテン、８……可動プラテン ９……タイロッド、10……シリンダロッド 11……シリンダ、11a……ピストン 12……電磁切換バルブ、13……シリンダ 14……シリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】モータの回転をボールねじを介し直線移動
に変換し、該直線移動をロッドを介しリンク機構に伝
え、該リンク機構から可動プラテンを移動させて行う型
締め装置において、前記ボールねじの直線移動をシリン
ダ内を往復するピストンに伝達し、シリンダ内で発生し
た油圧を２本の管路に分岐させ、一方は切換バルブを介
して１つのシリンダに、又他方は直接シリンダに管路で
連結し、低速高トルクを要するとき前記切換バルブを切
換えて２本のシリンダにより駆動するようにしたことを
特徴とする射出成形機の型締め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30447887A JPH0813489B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 射出成形機の型締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30447887A JPH0813489B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 射出成形機の型締め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01146721A JPH01146721A (ja) | 1989-06-08 |
| JPH0813489B2 true JPH0813489B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17933504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30447887A Expired - Fee Related JPH0813489B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 射出成形機の型締め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813489B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5870857B2 (ja) * | 2012-06-21 | 2016-03-01 | 株式会社豊田自動織機 | 射出装置 |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP30447887A patent/JPH0813489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01146721A (ja) | 1989-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |