JPH08134696A - 高誘電率複合酸化皮膜およびその製造方法 - Google Patents

高誘電率複合酸化皮膜およびその製造方法

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JPH08134696A
JPH08134696A JP27784494A JP27784494A JPH08134696A JP H08134696 A JPH08134696 A JP H08134696A JP 27784494 A JP27784494 A JP 27784494A JP 27784494 A JP27784494 A JP 27784494A JP H08134696 A JPH08134696 A JP H08134696A
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JP
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dielectric constant
oxide film
high dielectric
constant composite
coating film
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JP27784494A
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Makoto Ue
誠 宇恵
Bunichi Mizutani
文一 水谷
Sachie Sekikawa
佐千江 関川
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を1〜
50重量%含有する、IIIa族、IVa族、Va族に属す
る金属から選ばれた金属の高誘電率複合酸化皮膜で、該
金属の酸化物の比誘電率の2倍以上の比誘電率を有する
ことを特徴とする高誘電率複合酸化皮膜、およびIIIa
族、IVa族、Va族に属する金属から選ばれた金属を、
無機オキソ酸塩を含んでなる水分量5重量%以下の非水
系電解液中で電解陽極酸化することを特徴とする高誘電
率複合酸化皮膜の製造方法。 【効果】 本発明の方法によれば、従来の水系化成用電
解液で形成した酸化皮膜よりも2倍以上高い比誘電率の
皮膜を形成でき、本発明の高誘電率複合酸化アルミニウ
ム皮膜を用いることにより、同一サイズで高い静電容量
あるいは同一静電容量で小さいサイズの電解コンデンサ
を実現することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高誘電率複合酸化皮膜お
よびその製造方法に関する。高誘電率複合酸化皮膜は、
高い静電容量の要求される電解コンデンサやプリント基
板上の印刷コンデンサ、マイクロ波用の誘電体共振器、
IC、液晶TFTの誘電体、絶縁体として利用される。
【0002】
【従来の技術】IIIa族、IVa族、Va族に属するタン
タル、チタン、ジルコニウムなどの金属はしばしばバル
ブ金属と呼ばれる。これは当該金属上に形成された金属
酸化物層が一方向のみに電流を通す、いわゆる弁作用を
持つためである。バルブ金属の陽極酸化は古くから良く
知られた原理であり、工業的に多方面に利用されてい
る。例えばタンタルは、電解コンデンサに利用されてい
る。電解コンデンサでは、リン酸等の化成液中、陽極酸
化処理して酸化皮膜層を形成した化成箔を陽極側電極に
用いており、酸化皮膜層が誘電体となっている(金属表
面技術便覧 671頁(1976)日刊工業新聞社)。
【0003】一般に、平行板コンデンサの静電容量C
は、 C=ε0・εr・A/d (ただし、ε0;真空の誘電率、εr;比誘電率、A;電
極面積、d;誘電体の厚み)によって定義される。
【0004】高い静電容量のコンデンサを得るために
は、(1)誘電体の比誘電率を向上させるか、(2)表
面積を拡大するかあるいは薄くするかのいずれかの方法
になる。タンタルの場合には、酸化タンタルの比誘電率
は約28であり、酸化皮膜を薄くすると耐電圧が低下す
るので、多孔質焼結体を用いることで表面積を拡大する
ことにより高静電容量化が達成されている。すなわち、
従来は拡面体を用いた高静電容量化を中心に検討されて
きた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子機器の軽薄短小化の流れのなかで、電解コンデンサ
もチップ化、小型化の要求が強く、そのためには電極の
さらなる高静電容量化が望まれている。また、プリント
基板回路あるいは半導体回路上の誘電膜や絶縁膜にも同
様な課題がある。本発明は、このような要請に応え得る
高誘電率複合酸化皮膜及びその製法を提供しようという
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1は、
無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を含有する、III
a族、IVa族、Va族に属する金属から選ばれた金属の
高誘電率複合酸化皮膜で、該金属の酸化物の比誘電率の
2倍以上の比誘電率を有する高誘電率複合酸化皮膜を提
供するものである。
【0007】本発明の第2は、IIIa族、IVa族、Va
族に属する金属を、無機オキソ酸塩を含んでなる水分量
5重量%以下の非水系電解液中で電解陽極酸化すること
により高誘電率複合酸化皮膜を製造する方法を提供する
ものである。
【0008】
【作用】水が存在しない系あるいは微量な系での陽極酸
化においては、電解液の溶質である無機オキソ酸塩のア
ニオンを形成している酸素が酸素源となりうる。そのた
め陽極酸化により、無機オキソ酸塩のアニオンを形成し
ている酸素とともに無機オキソ酸塩のアニオンの中心原
子が含有され、従来の酸化皮膜に比べ比誘電率は2倍以
上に大幅に増加する。
【0009】(発明の概要)高誘電率複合酸化皮膜を製造する方法 本発明の高誘電率複合酸化皮膜は、IIIa族、IVa族、
Va族に属する金属を、無機オキソ酸塩を含んでなる水
分量5重量%以下の非水系電解液中で電解陽極酸化する
ことにより得られる。
【0010】周期表のIIIa族、IVa族、Va族に属す
る金属の中でもチタン、タンタル、ジルコニウム、ハフ
ニウムおよびニオブが好ましく、チタンおよびタンタル
が特に好ましい。本発明の方法に用いる非水系電解液と
しては、無機オキソ酸塩の非水系溶媒溶液が用いられ
る。
【0011】上記無機オキソ酸塩としては、無機オキソ
酸の1、2、3または4級のアンモニウム塩、アルカリ
金属塩、四級ホスホニウム塩、スルホニウム塩を例示す
ることができる。無機オキソ酸塩のアニオンを形成する
無機オキソ酸としては、硝酸、リン酸およびホウ酸のよ
うに中心原子が窒素、リン、ホウ素等の非金属のオキソ
酸であっても、クロム酸、バナジン酸、タングステン酸
のように中心原子がクロム、バナジウム、タングステン
等の金属のオキソ酸であってもよい。また、オキソ酸
は、ポリ酸であってもよく、さらにイソポリ酸でもヘテ
ロポリ酸でもよい。
【0012】非水系溶媒としては、エチレングリコー
ル、メチルセロソルブ等のアルコール系溶媒;γ−ブチ
ロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン
等のラクトン系溶媒;エチレンカーボネート、プロピレ
ンカーボネート、ブチレンカーボネート等のカーボネー
ト系溶媒;N−メチルホルムアミド、N−エチルホルム
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエ
チルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジノン等のア
ミド系溶媒;3−メトキシプロピオニトリル、グルタロ
ニトリル等のニトリル系溶媒;トリメチルホスフェー
ト、トリエチルホスフェート等のリン酸エステル系溶
媒;及び、これらの2種以上の溶媒の混合物等の極性溶
媒、並びに、ヘキサン、トルエン、シリコンオイル等の
非極性溶媒を例示することが出来るが、無機オキソ酸塩
を溶解し易い極性溶媒が好ましい。
【0013】使用する無機オキソ酸塩の濃度は、得るべ
き電解液の電導度、火花電圧により異なるが、一般的に
飽和濃度以下、好ましくは0.1〜2mol/〓であ
る。また、高誘電率複合酸化皮膜を得るためには、電解
液は実質的に無水である必要があり、電解液の水分量は
5重量%以下、好ましくは2重量%以下にする必要があ
る。水分量を減らすことにより高誘電率複合酸化皮膜の
比誘電率をさらに高くすることができる。水分量が多す
ぎると水分を酸素源とする従来の酸化皮膜を形成するた
め、得られる酸化皮膜の比誘電率は向上しない。
【0014】陽極酸化は一般的に、上記の電解浴中で、
室温〜150℃の温度範囲で、電流密度0.5〜50mA
/cm2 の範囲で行われる。電解陽極酸化時間は電極面積
により定められる。
【0015】高誘電率複合酸化皮膜 上記の方法により、無機オキソ酸塩のアニオンの中心原
子を1〜50重量%含有する、IIIa族、IVa族、Va
族に属する金属から選ばれた金属の高誘電率複合酸化皮
膜で、該金属の酸化物の比誘電率の2倍以上の比誘電率
を有する高誘電率複合酸化皮膜を得ることができる。
【0016】本発明の高誘電率複合酸化アルミニウム皮
膜の膜厚は化成電圧により任意に定められ、10〜10
00nmのものが得られる。上記高誘電率複合酸化皮膜
は陽極酸化において使用された電解質である無機オキソ
酸塩のアニオンの中心原子、即ち、硝酸塩、リン酸塩ま
たはホウ酸塩のようなオキソ酸塩ではそれぞれ窒素、リ
ン、ホウ素が、またバナジン酸塩またはタングステン酸
塩のようなオキソ酸塩ではそれぞれバナジウム、タング
ステンが含有される。
【0017】本発明により高誘電率複合酸化チタン皮膜
の比誘電率は340以上、好ましくは400以上、高誘
電率複合酸化タンタル皮膜の比誘電率は60以上、好ま
しくは80以上、高誘電率複合酸化ジルコニウム皮膜の
比誘電率は50以上、好ましくは100以上、高誘電率
複合酸化ハフニウム皮膜の比誘電率は50以上、好まし
くは100以上、高誘電率複合酸化ニオブ皮膜の比誘電
率は90以上、好ましくは100以上の高誘電率複合酸
化皮膜を得ることができる。
【0018】ここで本発明の高誘電率複合酸化皮膜に対
比されているチタン、タンタル、ジルコニウム、ハフニ
ウムおよびニオブの金属酸化物はそれぞれ、TiO2
Ta 25 、ZrO2 、HfO2 およびNb25 であ
り、それらの比誘電率はTiO 2 が170(日本化学会
編,「化学便覧基礎編 改訂3版」,p.II−505,
丸善(1984))、Ta25 が27.6、ZrO2
が25、HfO2 が22およびNb25 が41.4
(A.K.Vijh, Journal of Materials Science Letters,
7, (3), 245 (1988))とされている。
【0019】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳細に説明する。 (実施例1)1モル濃度のバナジン酸テトラエチルアン
モニウムを含むエチレングリコール溶液を調製し、減圧
加熱して脱水した。このときの電解液の水分は1.5重
量%であった。この電解液を使用して、チタン箔を5mA
/cm2 の定電流で50Vまで陽極酸化して化成箔を得
た。同様にして、電解液として10重量%のアジピン酸
アンモニウム水溶液を用いてチタン箔を5mA/cm2 の定
電流で50Vまで陽極酸化し、従来の酸化皮膜を有する
化成箔を得た。
【0020】得たそれぞれの化成箔を、10重量%のア
ジピン酸アンモニウム水溶液に浸し、LCRメータで1
20Hzにおける静電容量を測定した。120Hzにお
ける静電容量はそれぞれ13μF/cm2 および2.9
μF/cm2 であった。平行板コンデンサの静電容量C
は、ε0;真空の誘電率、εr;比誘電率、A;電極面
積、d;誘電体の厚みとして、 C=ε0・εr・A/d で表現されるので、陽極酸化膜を誘電体として用いた平
行板コンデンサ1で、C 1;静電容量、εr1;比誘電
率、A1;電極面積、d1;誘電体の厚み、化成電圧;V
1とし、同様に平行板コンデンサ2で、C2;静電容量、
εr2;比誘電率、A 2;電極面積、d2;誘電体の厚み、
化成電圧;V2とすると、 εr1=(C112)/(C221)・εr2 であり、一般に誘電体の厚みは化成電圧に比例し、ま
た、A1≒A2であるので、それぞれの誘電体の化成電
圧、静電容量が求まれば、既知の文献値εr2を用いて、 εr1=(C11)/(C22)・εr2 によってεr1を求めることができる。TiO2 の比誘電
率(εr2=170)を用いて求めた高誘電率複合酸化皮
膜の比誘電率(εr1)、および得た酸化皮膜の比誘電率
(εr1)と従来の酸化皮膜の比誘電率(εr2)との比率
(εr1/εr2)を向上率と定義して表1に示す。
【0021】(実施例2)実施例1において、化成用電
解液として水分200ppmで1モル濃度の硝酸テトラ
エチルアンモニウムを含むエチレングリコール溶液を用
い、化成電圧を10Vとした他は実施例1と同様にして
チタン箔を陽極酸化した。得た化成箔を、10重量%の
アジピン酸アンモニウム水溶液に浸し、LCRメータで
120Hzにおける静電容量を測定した。実施例1と同
様にして求めた高誘電率複合酸化皮膜の比誘電率、およ
び従来の酸化皮膜の比誘電率と対比した向上率を表1に
示す。
【0022】(実施例3)実施例1において、チタン箔
のかわりに、タンタル箔を用い、高誘電率複合酸化皮膜
の化成用電解液として水分60ppmで1モル濃度の硝
酸テトラエチルアンモニウムを含むエチレングリコール
溶液を用いた他は実施例1と同様の条件で陽極酸化し、
高誘電率複合酸化皮膜および従来の酸化皮膜を有する化
成箔を得た。
【0023】得たそれぞれの化成箔を、10重量%のア
ジピン酸アンモニウム水溶液に浸し、LCRメータで1
20Hzにおける静電容量を測定した。実施例1と同様
に、Ta25 の比誘電率(εr2=27.6)を用いて
求めた高誘電率複合酸化皮膜の比誘電率、および得られ
た比誘電率と従来の酸化皮膜の比誘電率と対比した向上
率を表1に示す。
【0024】(実施例4〜6)実施例1において、チタ
ン箔のかわりに、ジルコニウム箔(実施例4)、ハフニ
ウム箔(実施例5)、ニオブ箔(実施例6)を用いた他
は実施例1と同様の条件で陽極酸化し、高誘電率複合酸
化皮膜および従来の酸化皮膜を有する化成箔を得た。
【0025】得たそれぞれの化成箔を、10重量%のア
ジピン酸アンモニウム水溶液に浸し、LCRメータで1
20Hzにおける静電容量を測定した。実施例1と同様
に、ZrO2 の比誘電率(εr2=25)、HfO2 の比
誘電率(εr2=22)、およびNb2 5 の比誘電率
(εr2=41.4)を用いて求めた高誘電率複合酸化皮
膜の比誘電率、および得られた比誘電率と従来の酸化皮
膜の比誘電率と対比した向上率を表1に示す。
【0026】(実施例7および8)実施例4において、
化成用電解液として、水分1重量%で1モル濃度のタン
グステン酸テトラエチルアンモニウムを含むエチレング
リコール溶液(実施例7)および水分350ppmで1
モル濃度のリン酸テトラエチルアンモニウムを含むエチ
レングリコール溶液(実施例8)を用いた他は実施例4
と同様にしてジルコニウム箔を陽極酸化し、高誘電率複
合酸化皮膜および従来の酸化皮膜を有する化成箔を得
た。
【0027】得たそれぞれの化成箔を、10重量%のア
ジピン酸アンモニウム水溶液に浸し、LCRメータで1
20Hzにおける静電容量を測定した。実施例4と同様
にして求めた高誘電率複合酸化皮膜の比誘電率、および
従来の酸化皮膜の比誘電率と対比した向上率を表1に示
す。
【0028】(比較例1)化成用電解液として10重量
%のアジピン酸アンモニウム水溶液を用いて5mA/cm2
の定電流で50Vまでタンタル箔を陽極酸化した。得ら
れた化成箔を、10重量%のアジピン酸アンモニウム水
溶液に浸し、LCRメータで静電容量を測定した。12
0Hzにおける静電容量は0.26μF/cm2 であっ
た。
【0029】Ta25 の単位電場当たりの膜厚は、
1.62nm/Vとされている(J.P.S.Pringle,Electr
ochimica Acta 25, 1423 (1980))ので、化成電圧と静電
容量より、実測した従来の酸化皮膜の比誘電率は24で
あった。得た酸化皮膜の実測の比誘電率と既知の値であ
る比誘電率(27.6)と対比した向上率は0.9であ
った。得た酸化皮膜の実測の比誘電率は文献値とほぼ同
じであった。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の高誘電率複合酸化皮膜は、従来
の水系化成用電解液で形成した酸化皮膜よりも2倍以上
高い比誘電率の皮膜を形成でき、本発明の高誘電率複合
酸化皮膜を用いることにより、同一サイズで高い静電容
量あるいは同一静電容量で小さいサイズの電解コンデン
サを実現することが可能になる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    1〜50重量%含有する、IIIa族、IVa族、Va族に
    属する金属から選ばれた金属の高誘電率複合酸化皮膜
    で、該金属の酸化物の比誘電率の2倍以上の比誘電率を
    有することを特徴とする高誘電率複合酸化皮膜。
  2. 【請求項2】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    含有する、比誘電率340以上の高誘電率複合酸化チタ
    ン皮膜。
  3. 【請求項3】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    含有する、比誘電率60以上の高誘電率複合酸化タンタ
    ル皮膜。
  4. 【請求項4】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    含有する、比誘電率50以上の高誘電率複合酸化ジルコ
    ニウム皮膜。
  5. 【請求項5】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    含有する、比誘電率50以上の高誘電率複合酸化ハフニ
    ウム皮膜。
  6. 【請求項6】 無機オキソ酸塩のアニオンの中心原子を
    含有する、比誘電率90以上の高誘電率複合酸化ニオブ
    皮膜。
  7. 【請求項7】 IIIa族、IVa族、Va族に属する金属
    から選ばれた金属を、無機オキソ酸塩を含んでなる水分
    量5重量%以下の非水系電解液中で電解陽極酸化するこ
    とを特徴とする高誘電率複合酸化皮膜の製造方法。
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