JPH03258253A - 超音波内視鏡システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、各種の周辺装置を選択的に使用でき、且つこ
れらの周辺装置をリモコン等の複数の制御装置で制御可
能な超音波内視鏡システムに関する。

［従来技術］ 近年、医療分野のみならず、工業用分野においても内視
鏡が広く用いられるようになった。

又、この内視鏡の先端側に超音波送受を行う超音波振動
素子を配設して、超音波断層像が得られるようにして超
音波内視鏡も実用化された。

この超音波内視鏡は、超音波断層像を得るための信号処
理を行う超音波観測装置と、モニタに表示された超音波
断層像を記録するためのインスタントカメラとかこの記
録を行う操作用のフットスイッチ等の周辺装置からなる
超音波内視鏡システムで使用される。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来の超音波内視鏡システムは、一体型
であって使用されているインスタントカメラの代りに他
の記録装置に変更して使用することができないため、ユ
ーザの好み等に対処できなかった。

又、記録等を行う動作制御手段として使用されているフ
ットスイッチ等に代わって、ユーザが使い易いと考えら
れる他の手段に変更することもできなかった。

本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、超音
波観測装置の少なくとも記録装置を有する周辺装置をユ
ーザの好み等に応じて選択使用可能で、且つ使用される
周辺装置を複数の動作制御手段で制御可能にて操作性等
の良い超音波内視鏡システムを提供することを目的とす
る。

［問題点を解決する手段及び作用］ 本発明では超音波内視鏡に対する信号処理を行う超音波
観測装置に、少なくとも種類の異なる複数の記録装置か
らなる周辺装置を接続使用可能にし、且つ接続された記
録装置を種類の異なる複数の動作制御装置で制御可能な
構成にすることによって、ユーザは好み等に応じて操作
し易い動作制御装置を使用して、且つユーザが望む記録
装置を用いて超音波断層像の記録等を行えるようにして
いる。［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の超音波内視鏡システムの全体の構成図
、第２図は第１実施例の超音波処理系の構成図、第３図
は第２図に示す超音波内視鏡とは異なる他方の超音波内
視鏡の超音波処理系の構成図である。

第１図に示すように、超音波内視鏡システム１は、種類
の異なる超音波内視鏡２Ａ、２Ｂと、いずれの超音波内
視１２１（１＝Ａ又はＢ）とも接続可能で、且つ信号処
理して、標準的な映像信号を出力する（超音波）観測装
置３と、この観測装置３と接続され、超音波断層像を表
示するＣＲＴモニタ４と、この観測装置３と接続される
ＶＴＲ５、ビデオプリンタ６、画像ファイル装置７等の
記録装置と、これらＶＴＲ５、ビデオプリンタ６、画像
ファイル装置７等の制御を行う制御信号を出力するため
のキーボード８、フットスイッチ９、赤外線リモコン装
置１０等の動作制御装置と、前記超音波内視鏡２Ｉに照
明光を供給する光源装置１１とから構成される。尚、ビ
デオプリンタ６の代りに、又は同時にインスタントカメ
ラ１２を観測装置３に接続して使用することもできるよ
うになっている。又、赤外線リモコン装置１０は、赤外
線リモコン１３ａと赤外線リモコン受光部１３ｂとから
構成される。

上記超音波内祝ｌｌ２Ｉは、細長の挿入部１４と、この
挿入部１４の後端に連設された大幅の操作部１５と、こ
の操作部１５から延出された信号ケーブル部１６及びラ
イトガイドケーブル１７とを右する。

上記挿入部１４内には、照明光を伝送するライトガイド
１８が挿通され、該ライトガイド１８は操作部１５から
延出されたライトガイドケーブル１７内をさらに挿通さ
れ、その末端のコネクタを光源装置１１に接続可能であ
る。このコネクタを装着することにより、光源ランプ１
９がらの照明光がコンデンサレンズ２１で集光されて供
給される。この供給された照明光をライトガイド１８は
伝送し、挿入部１４の先端側の端面がら出射する。

照明された被写体は、先端部２２に設けた対物レンズ２
３によって、その焦点面に配設したイメージガイド２４
の先端面に結像する。このイメージガイド２４によって
、操作部１５側の端部に伝送し、接眼部２５内の接眼レ
ンズ２６を介して拡大観察することができる。

一方の超音波内視鏡２Ａの挿入部１４の先端部２２には
、超音波を送信及び受信するための例えば２つの超音波
振動子２７ａ及び２７ｂが設けてあり、異なる周波数で
の超音波の送信及び受信を行うことができるようにしで
ある。

他方の超音波内視鏡２Ｂは、１つの超音波振動子２７（
第３図参照）のみを有するものになっている。この超音
波内視鏡２Ｂは第３図に示すようにケーブル１６を介し
て直接、観測装置３に接続する構造になっている。

一方の超音波内視鏡２Ａは、第２図に示すように、ケー
ブル部１６の端部のコネクタ部２８ａが装着される中継
ユニット２９を介して観察ｉ！ｉ置３に接続する構造に
なっている。

尚、第１図に示すように中継ユニット２９と観測装置３
とは、さらにケーブル３１によって接続されるが、第２
図ではこのケーブル３１も含めて中継ユニット２９とし
て示している。

この中継ユニット２９は、送信回路部３２及び送信回路
選択及び駆動周波数コード発生部（送信選択・コード発
生部と略記）３３とを内蔵している。

一方の超音波内視鏡２Ａはコネクタ部２８ａにこの超音
波内視鏡２Ａの識別用コードを発生するＩＤコード発生
部３５と、接続を知らせるための接続信号発生部３６と
を有している。しかして、中継ユニット２９は、ＩＤコ
ード発生部３５からのｒＤコード信号に応じたコード信
号を送信選択・コード発生部３３に送り、このコード信
号を判別した信号を送信回路部３２に送り、この送信回
路部３２からは接続された超音波内視鏡２Ａに用いられ
ている超音波振動子２７ａ、２７ｂに応じた周波数の超
音波励振用送信信号３ａ　、　Ｓｂを超音波振動子２７
ａ、２７ｂに出力できるようにしである。

これら超音波振動子２７ａ、２７ｂは、リミッタ３７ａ
、３７ｂを介して受信信号切換スイッチ３８の接点ａ、
ｂにそれぞれ接続される。このスイッチ３８の共通接点
はアンプ３９を経て端子Ｔ５に接続され、受信信号Ｒを
中継ユニット２９を介して観測装置３に超音波受信信号
を伝送できるようにしである。

この受信信号Ｒは、受信信号処理部４１で信号処理され
、さらにディジタルスキャンコンバータ（ＤＳＣ）４２
によって標準的な映像信号に変換された後、モニタ４に
入力され、その表示面に超音波断層像を表示する。又、
この映像信号は、ＶＴＲ５、ビデオプリンタ６、画像フ
ァイル装置７の各映像入力端に印加され、制御回路４３
を介して動作状態に設定された記録装置が映像信号を記
録したり、モニタ４に表示される映像をプリントアウト
できるようにしである。

即ち、制御回路４３は、ＶＴＲ５、ビデオプリンタ６、
画像ファイル装置７の各制御端子（並びにインスタント
カメラ１２の制御端子）にその動作／非動作を制御する
信号を出力きるようにしである。又、この制御回路４３
は、キーボード８とキーボードインタフェース４４を介
して接続されると共に、フットスイッチ９、リモコン受
光部１３ｂとも接続され、任意の動作制御装置から動作
指示信号又は動作指示コード信号が入力されると、その
動作指示信号又はそのコード信号に対応した動作制御信
号を任意の記録装置に出力してその記録装置の動作／非
動作を制御できるようにしである。

又、このＩＩＩ御回路４３には、超音波内視鏡２Ａの例
えば操作部１５に設けたレリーズスイッチ４５によるレ
リーズ信号が端子Ｔ２、中継ユニット２９を介して入力
されると、レリーズ信号入力を経て備えた記録装置のい
ずれに対してもレリーズ動作を行わせる制御信号を出力
する。

上記操作部１５には、さらにフリーズスイッチ４６、周
波数切換スイッチ４７が設けられ、フリーズスイッチ４
６がＯＮされると、制御回路４３はＤＳＣ４２に画像を
フリーズする制御信号を送り、モニタ４には静止画が表
示される。又、周波数切換スイッチ４７が操作されると
、送信選択・コード発生部３３はその操作に応じた信号
を制御回路４３に出力するので、この制御回路４３は選
択された周波数に応じて信号処理を行わせる制御信号を
受信信号処理部４１に出力する。受信信号処理部４１は
、この制御信号によって、入力される受信信号の周波数
に適した周波数特性で信号処理を行い、Ｓ／Ｎの高い信
号をＤＳＣ４２に出力する。

制御回路４３は、送信回路系と受信回路系との同期とと
るために、送信選択・コード発生部３３からの信号によ
り、スイッチ４８を介して送信回路部３２に送信タイミ
ング信号を出力する。

一方、例えば中継ユニット２９を有しないで、且つ一つ
の超音波振動子２７のみを有する超音波内視１２Ｂにも
対処できるように、観測装置３は送信回路部４９を有す
る。

第３図に示すようにこの超音波内視鏡２Ｂが接続された
場合には、送信回路部４９からスイッチ４８を介して超
音波振動子２７に送信信号を送ることができるようにな
っている。この超音波振動子２７で受信した信号は、リ
ミッタ３７及びアンプ３９を経て、観測装置３内の受信
信号処理部４１に入力される。

１種類のみの超音波内視鏡２７の場合には、必要でない
が、超音波振動子２７として異なる周波数のものでも使
用できるように、観測装置３はセレクトスイッチ５１を
有し、このセレクトスイッチ５１によって、送信回路部
４９から出力される送信信号の周波数を選択できると共
に、受信信号処理部４１もセレクトスイッチ５１の選択
に応じた信号処理特性に設定できるようになっている。

尚、この第１実施例のシステム１では、超音波内祝１２
Ａの超音波振動子２７ａ、２７ｂとは異なる周波数の超
音波振動子を有する超音波内視鏡等、送信回路部３２で
は対処できない周波数の送信信号を送ることのできる別
の中継ユニット２９′を接続して使用できるようになっ
ている。

尚、スイッチ４８は、例えば接続信号発生部３６からの
接続信号が入力（検知）されない場合、第３図に示すよ
うに送信回路部４９側が選択されるようになっており、
接続信号が入力されると、第２図に示すように制御回路
４３側が選択させるようにしである。

この第１実施例では観測装置３に種類の異なる複数の動
作制御装置、つまりキーボード８、フットスイッチ９、
赤外線リモコン装置１０を接続できるようにしであると
共に、種類の異なる複数の記録装置、つまりＶＴＲ５、
ビデオプリンタ６（インスタントカメラ１２）、画像フ
ァイル装置７を接続できるようにして、任意の動作制御
装置によって各記録装置の動作／非動作を制御できるよ
うにしであることが大きな特徴となっている。

又、超音波内視鏡２Ａのレリーズスイッチ４５によって
も記録装置のレリーズ動作を０Ｎ１０ＦＦできるように
しである。

例えばフットスイッチ９は、レリーズスイッチ部５２、
ＶＴＲ５をポーズ状態にするＶＴＲポーズスイッチ部５
３及びフリーズスイッチ部５４がらなり、レリーズスイ
ッチ部５２、フリーズスイッチ部５４はそれぞれ超音波
内視鏡２Ａに設けたレリーズスイッチ４５、フリーズス
イッチ４６と同一機能である。

又、キーボード８を操作する場合には、記録装置全体の
動作のみならず、所望とする記録装置に対するコード信
号等を付加する操作を行うことにより、任意の記録装置
に記録の０Ｎ１０ＦＦ、時停止等の動作指示信号を制御
回路４３に出力できるようにしである。

又、赤外線リモコン１３ａを用いた場合には、例えば各
種記録装置個別又は同時に記録のＯＮ。

ＯＦＦ等を行うことができるようにしである。つまり、
キーボード８における代表的な操作コマンドが設けであ
る。

この赤外線リモコン１３ａは、キーボード８等に比べて
小型であって操作し易く、且つ消毒、洗浄等を行うこと
ができるように防水構造のものを用いることができる。

又、防水構造でない場合にも、この赤外線リモコン１３
ａを滅菌袋等に入れて術者が操作することができるよう
にしである。この場合には、使用後滅菌袋を変える等す
れば、容易に次の使用にも対処でき、キーボード８を術
者が使用した場合における消毒等の作業よりも簡単な作
業で済むメリットを有する。

尚、リモコン受光部１３ｂは例えばモニタ４の伺近に設
けてあり、術者はモニタ４を観察しながら、所望とする
制御を行えるようにしている。

この第１実施例によれば、キーボード８、フットスイッ
チ９、赤外線リモコン装置１０のいずれの動作制御装置
も使用でき、且つ操作された動作制御装置によって複数
の記録装置の動作を制御可能にしであるので、術者は好
み等に応じて使い易い動作制御装置を選択して使用でき
る。

上記第１実施例では、中継ユニット２９又は２９′を介
して接続される２つの超音波振動子２７ａ、２７ｂを有
する超音波内視１２Ａと、中継ユニット２９．２９’　
を使用しないで、単一の周波数の超音波振動子２７を有
する超音波内視鏡２Ｂとを使用できるシステム１であっ
たが、第２実施例では中継ユニット２９（又は２９′　
）に相当する部分（送信部と記す）６１が一体化された
第４図に示す超音波内祝１ｔ２Ｃでも使用できるシステ
ムである。

この超音波内視鏡２Ｃは、光学式内視鏡部分は他の超音
波内視鏡２Ａ又は２Ｂと同一であり、同一部材には同符
号が付けである。

又、この超音波内視鏡２Ｃは超音波内視ｍ２Ａと同様に
２つの超音波振動子２７ａ’　、２７ｂ’を有する。

従って、第５図に示すように送信回路部６３から超音波
振動子２７ａ’　、２７ｂ’　に、これらの周波数に一
致した周波数の送信信号を出力できるようにしである。

又、これら超音波振動子２７ａ’　、２７ｂ’　は、リ
ミッタ３７ａ’　、３７ｂ’　を介してスイッチ３８に
接続され、該スイッチ３８はアンプ３９を介して観測装
置３の受信信号入力端に接続され、受信信号を受信信号
処理部４１に伝送できるようにしてあり、このスイッチ
３８は、例えば送信部６１に設けた周波数切換スイッチ
４７によって切換えられるようになっている。

尚、送信回路部６３には、例えば制御回路４３からスイ
ッチ４８を介して送信タイミング信号が入力されるよう
になっている。尚、このスイッチ４８は、例えば端子Ｔ
が接地されていることにより、この端子下と接続された
観測装置３の端子が“Ｌ”どなる接続信号により、第５
図に示すように制御回路４３側が選択されるようになっ
ている。

この超音波内視鏡２Ｃの場合には、受信信号処理部４１
の周波数特性は例えばセレクトスイッチ５１にて選択設
定することができる。

尚、第５図に示す超音波内視鏡２Ｃでは、この超音波内
視鏡２Ｃに用いられている超音波振動子２７ａ’　、２
７ｂ’　の周波数が例えば超音波内視＃！！２Ａと同一
であり、２種類の異なる周波数のみの場合には周波数切
換スイッチ４７の操作で受信信号処理部４１の特性も切
換えるようにしても良い。

又、例えば中継ユニット２９．２９’　等が使用された
場合には、送信選択・コード発生部３３の出力信号によ
り、制御回路４３は、接続された超音波内視鏡２Ａ等の
種類（例えば超音波振動子２７ａ、２７ｂの種類とか選
択された超音波撮動子に関する情報）をモニタ４の隅等
にスーパーインポーズして表示するようにしても良いし
、さらに受信信号処理部４１の受信信号に対する選択（
又は設定された）周波数特性等の情報をモニタ４に表示
するようにしても良い。このようにすると、術者は望ま
しい使用状態になっているかを容易に知ることができる
。又、モニタ４への表示のＯＮ。

ＯＦＦを選択できるようにしても良い。

尚、赤外線リモコン装置１０の代りに超音波を利用した
超音波リモコン装置でも良い。

尚、超音波内視鏡としては、電子走査型のものに限らす
モータにて超音波振動子を回転駆動する等するメカニカ
ル走査型のものに対しても本発明を適用できることは明
らかである。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、観測装置に少なくと
も種類の異なる複数の記録装置と、これら記録装置の動
作を制御可能とする複数の動作制ｔｌＩＪ装置とを接続
できるようにしであるので、術者の好み等に応じて任意
の動作制御装置を用いて記録装置の動作を制御できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の超音波内視鏡システムの全体の構成図
、第２図は第１実施例の超音波処理系の構成図、第３図
は超音波内視鏡の超音波処理系の構成図、第４図及び第
５図は本発明の第２実施例に係り、第４図は第２実施例
を構成する超音波内視鏡の構成図、第５図は第４図の超
音波内視鏡の超音波処理系の構成図である。 １・・・超音波内視鏡システム ２Ａ、２Ｂ・・・超音波内視鏡 ３・・・観測装置　　　　　　４・・・ＣＲＴモニタ５
・・・ＶＴＲ６・・・ビデオプリンタ７・・・画像ファ
イル装置　　８・・・キーボード９・・・フットスイッ
チ １０・・・赤外線リモコン装置 １１・・・光源装置　　　　　１４・・・挿入部１５・
・・操作部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 超音波内視鏡と、該超音波内視鏡に対する信号処理を行
   う超音波観測装置とを備えた超音波内視鏡システムにお
   いて、 前記超音波観測装置に少なくとも種類の異なる複数の記
   録装置と、少なくとも種類の異なる複数の動作制御装置
   とを接続可能で、且つ前記動作制御装置のいずれによっ
   ても前記超音波観測装置に接続された前記記録装置の動
   作を制御可能にしたことを特徴とする超音波内視鏡シス
   テム。